JPH10271082A - 音声データ復号装置 - Google Patents

音声データ復号装置

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JPH10271082A
JPH10271082A JP9067854A JP6785497A JPH10271082A JP H10271082 A JPH10271082 A JP H10271082A JP 9067854 A JP9067854 A JP 9067854A JP 6785497 A JP6785497 A JP 6785497A JP H10271082 A JPH10271082 A JP H10271082A
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JP
Japan
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audio data
data
decoding
unit
bank
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JP9067854A
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Ryosuke Okuda
亮輔 奥田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/008Multichannel audio signal coding or decoding using interchannel correlation to reduce redundancy, e.g. joint-stereo, intensity-coding or matrixing
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/02Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders
    • G10L19/0212Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders using orthogonal transformation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCM出力バッファに必要な記憶容量がより
小さい音声データ復号装置を提供する。 【解決手段】 デコード処理部15と、複数の細分バン
ク81〜8n(n=16)を含むPCM出力バッファ8
と、1チャンネル分のデータがデコード処理部15で復
号されるたびに、書込可能な細分バンクの位置を示すア
ドレスをデコード処理部15へ供給するバンク管理部1
7と、上記アドレスを受取ってそのアドレスに対応する
細分バンクからデータを読出し出力するとともに、バン
ク管理部17へ新たに書込可能となった細分バンクの位
置を示すアドレスを供給するPCM出力部19とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル圧縮され
た音声データを復号する音声データ復号装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】デジタル衛星放送やDVD(Digital Vi
deo Disk)、米国のATV(AdvancedTelevision )で
は、パルス符号変調(Pulse Code Modulation 、以下
「PCM」ともいう。)によるデジタル音声データ(以
下、「PCMデータ」ともいう。)を、米国ドルビー社
によるAC−3規格やMPEG(Motion Picture Exper
tsGroup)オーディオ規格による技術を用いてデジタル
的に圧縮し伝送または記録している。よって、ユーザが
聴取するためにはこの圧縮された音声データを元のPC
Mデータに復号(デコード)する装置が必要である。
【0003】一般に、音声データの圧縮は、時間的に相
前後するPCMデータ同士の相似性を利用するものであ
るため、ある程度の数の、つまり、ある時間幅の中の複
数のPCMデータを一括して圧縮符号化(エンコード)
する。なお、AC−3規格では1チャンネル当り256
個を、MPEGオーディオ規格では64個を一括してエ
ンコードする。このことは、デコード処理の結果、25
6個ないし64個のPCMデータが一括して得られるこ
とを意味している。ここで、以下においては、一括して
得られる全PCMデータを“ブロック”と呼ぶことにす
る。
【0004】一方、デコード装置が外部にPCMデータ
を出力する際には、サンプリング周期(1/32000
秒、1/44100秒、1/48000秒など)おきに
各チャンネル当り1つのPCMデータを出力することが
一般的である。これは、デコード装置が大抵の場合直接
D/A変換器に接続されるので、各PCMデータが再生
される時刻にD/A変換器にPCMデータを供給する必
要があるからである。
【0005】よって、デコード装置は、あるブロックの
PCMデータを出力する間に、次のブロックのPCMデ
ータをデコードしなければならない。
【0006】図9は、従来の音声データ復号装置の構成
を示す図である。図9に示されるように、この音声デー
タ復号装置は、1ビット単位で直列に伝送される圧縮音
声データを受けてシリアル/パラレル変換を行なう圧縮
データ入力部1と、圧縮データ入力部1に接続され16
ビットや32ビットのワードを入出力するランダムアク
セスメモリ(以下、「RAM」ともいう。)を含む圧縮
データ入力バッファ3と、圧縮データ入力バッファ3に
接続され圧縮データ入力バッファ3から1ブロック分の
圧縮音声データを読んでデコード処理を行なうデコード
処理部5と、デコード処理部5に接続されデコード処理
された2ブロック分のPCMデータを保持できるだけの
記憶容量を持ちPCMデータのビット数のワードを入出
力するRAMを含むPCM出力バッファ7と、PCM出
力バッファ7に接続されPCM出力バッファ7からPC
Mデータを1つずつ読み、パラレル/シリアル変換を行
なうPCM出力部9と、圧縮データ入力部1が少なくと
も1ブロック分の圧縮音声データを受信したことを受け
てデコード処理部5にデコード開始を命令し、デコード
処理部5で1ブロック分の圧縮音声データのデコードが
終了すると、PCM出力部9にPCMデータの出力開始
を命令する制御部11とを備える。
【0007】ここで、1ブロック分のPCMデータを保
持する記憶領域を“バンク”と呼ぶこととすると、PC
M出力バッファ7は2つのバンク71,72を含み、一
方のバンクにデコード処理部5がデータを書込むときP
CM出力部9はデータを他方のバンクから読出す。そし
て、1つのバンクに記憶されるすべてのPCMデータを
PCM出力部9が出力し終えると、デコード処理部5、
PCM出力部9はそれぞれ、データを書込みまたは読出
す対象とするバンク71,72を交換する。
【0008】上記のような構成をとる従来の音声データ
復号装置では、PCM出力バッファ7は、2ブロック分
のPCMデータを保持するだけの記憶容量を持つことが
必要である。
【0009】たとえば、デコードされたPCMデータの
精度が20ビットであり、6チャンネル(レフト、セン
ター、ライト、レフトサラウンド、ライトサラウンド、
低周波数効果の6チャンネルであるが、このうち低周波
数効果(Low Frequency Effect)チャンネルはいわゆる
“スーパーウーファ”と呼ばれ周波数帯域が極めて狭い
(重低音のみ)ため、一般に0.1チャンネルと数えら
れている。)からなるAC−3規格のデータをデコード
する際、1ブロック(各チャンネル当り256個×6チ
ャンネル)のPCMデータを記憶するのに、(20ビッ
ト×256個×6チャンネル=)30720ビット、す
なわち3840バイト必要であるから、PCM出力バッ
ファ7の記憶容量はその倍である7680バイト必要と
いうことになる。
【0010】ここにおいて、バッファメモリの記憶領域
を分割して、各記憶領域毎に書込・読出を制御すること
により、全体として必要な記憶容量を削減する技術が
「特開平2−285719号公報」に開示されている。
この技術は、1つのバッファメモリを3領域に分割し
て、そのうちの2領域に1セクタ分の音声データを記憶
するものであって、1つの領域からデータの読出を終了
した時点から、次に読出の対象となる領域以外の2つの
領域に1セクタ分の音声データを書込むこととするもの
である。
【0011】より具体的には、外部からの入力データの
供給開始から供給終了までに要する時間をWとしたと
き、バッファメモリへの書込処理(時間Wを要する)の
終了時刻が、1つ前のブロックの再生期間Rの終了時刻
に一致するように書込処理を行なう。つまり、1つ前の
ブロックの再生開始時刻から時間(R−W)だけ経過し
た時刻に次のブロックの書込処理を開始する。そして、
既に読出が終了した領域を、これからデータを書込む領
域の一部として再利用することで全体としてバッファメ
モリに必要とされる記憶容量を削減するものである。
【0012】しかしながら、この技術をチャンネル数が
6のAC−3規格におけるデコード処理に適用すると次
のようになる。
【0013】AC−3規格における1ブロックのデータ
のデコード処理は、各チャンネル毎に順番に行なわなけ
ればならず、各チャンネルのデータのデコードに要する
時間は、ほぼ同じである。つまり、1チャンネルのデー
タのデコード処理に要する時間は、1ブロックの再生に
要する時間をRとすると、R/6以内でなければならな
いという制約がある。この条件下において、デコーダの
回路規模や消費電力をできるだけ抑えるには、1チャン
ネル分のデータのデコード処理をちょうどR/6の時間
で行なえばよいことになる。そして、このようなデコー
ダでは、デコード開始から時間がR/6だけ経過するた
びに、1チャンネル分のデータが出力バッファに供給さ
れる。つまり、1ブロックについての外部からの入力デ
ータの供給開始から供給終了までの時間Wは、少なくと
も5R/6であることになる。よって、書込領域として
再利用することができる領域は、時間R−W(≦R−5
R/6=R/6)で読出が終了した領域、すなわち最大
でも前のブロックのデータとして格納した領域の1/6
にすぎないこととなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、音声データ復号装置を1チップ上に形成する場合に
は、PCM出力バッファ用のRAMを実現するのに必要
なシリコン面積が製造コストに大きな影響を与える。し
たがって、本発明は、PCM出力バッファに必要な記憶
容量がより小さい音声データ復号装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る音声デー
タ復号装置は、圧縮された音声データを入力する圧縮デ
ータ入力手段と、圧縮データ入力手段に入力された音声
データを復号して復号音声データを生成する復号手段
と、複数の記憶領域を含み、記憶領域に復号音声データ
を記憶する記憶手段と、いずれかの記憶領域に記憶され
た復号音声データを記憶手段から読出すとともに、復号
音声データが読出されることによって書込可能となった
記憶領域毎に復号音声データを新たに記憶させる記憶領
域制御手段とを備えるものである。
【0016】請求項2に係る音声データ復号装置は、デ
ジタル的に圧縮された複数のチャンネル分の音声データ
を入力する圧縮データ入力手段と、圧縮データ入力手段
に入力された音声データをいずれか1つのチャンネル分
の音声データ毎に復号して復号音声データを生成する復
号手段と、複数の記憶領域を含み、記憶領域に復号音声
データを記憶する記憶手段と、いずれかの記憶領域に記
憶された復号音声データを記憶手段から読出すととも
に、復号手段でいずれか1つのチャンネル分の復号音声
データが生成されるたびに、記憶手段の中で書込可能な
記憶領域に、いずれか1つのチャンネル分の復号音声デ
ータを記憶させる記憶領域制御手段とを備えるものであ
る。
【0017】請求項3に係る音声データ復号装置は、デ
ジタル的に圧縮された複数のチャンネル分の音声データ
を入力する圧縮データ入力手段と、圧縮データ入力手段
に入力された音声データをいずれか1つのチャンネル分
の音声データ毎に復号して復号音声データを生成する復
号手段と、複数の記憶領域を含み、書込可能な記憶領域
に復号音声データを記憶する記憶手段と、復号手段でい
ずれか1つのチャンネル分の音声データが復号されるた
びに、復号手段へ書込可能な記憶領域の位置を示すアド
レスを供給する記憶領域管理手段と、復号手段から復号
音声データが書込まれた記憶領域の位置を示すアドレス
を受取って、アドレスに対応する記憶領域から復号音声
データを読出し出力するとともに、記憶領域管理手段へ
新たに書込可能となった記憶領域の位置を示すアドレス
を供給する出力手段とを備えるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一
または相当部分を示す。
【0019】AC−3規格では1チャンネル当り256
個のPCMデータを、MPEGオーディオ規格では64
個のPCMデータを一括してデコードするが、それはチ
ャンネル毎に一括という意味であって、すべてのチャン
ネルを一括してという意味ではない。たとえばAC−3
規格による6チャンネルを有するPCMデータのデコー
ド処理について考えてみると、1ブロックのデコードに
要する時間をTとすると、1チャンネル毎にデコードを
行なうので、デコード開始から時間T/6だけ経過する
たびに、1つのチャンネルについての256個のPCM
データが得られる。つまり、PCM出力バッファの記憶
領域として、デコード開始時に1ブロック分の領域が必
要なわけではなく、時間T/6だけ経過するたびにデコ
ードされる256個のPCMデータを記憶する記憶領域
が用意されればよいことになる。
【0020】すなわち、記憶領域を管理する単位が大き
くなればなるほど一般に無駄が大きくなる。上記の従来
の技術における音声データ復号装置では、1ブロック分
または0.5セクタ分のデータを記憶するだけの領域を
単位として全記憶領域の管理をしていた。ここでたとえ
ば、1ブロックまたは1セクタの半分のデータを出力し
終えた段階では、当該全記憶領域のうち0.5ブロック
または0.5セクタ分は既に再利用できる(新しいデー
タが書込める)状態になる。しかし、上記各領域毎に管
理を行なっているため、1つの領域に記憶されたすべて
のデータを出力し終えないと、その領域を再利用するこ
とができないでいた。
【0021】本発明では、PCM出力バッファの全記憶
領域をさらに細かな領域に分割して、その細かな領域毎
に使用中か不使用かの管理を行なうことにする。たとえ
ば、128個のPCMデータを格納するだけの記憶領
域、つまり従来の音声データ復号装置におけるバンクの
(128/(256×6)=)1/12の大きさの領域
を新たに“細分バンク”と呼ぶことにすると、1ブロッ
ク分のPCMデータを格納するために必要な細分バンク
数は、1チャンネル当り2個の細分バンクを使用するこ
ととなるため、12となる。
【0022】ここで、1ブロックの半分のPCMデータ
を出力し終えたとき、6個の細分バンクが空き状態(書
込可能な状態)になり、それらが再利用可能になる。
【0023】あるブロック(これを第N番目のブロック
と呼ぶ)のPCMデータの出力を開始するときを時刻
0、1ブロックのPCMデータの出力に要する時間をT
(256/32000秒、256/44100秒、25
6/48000秒のいずれか)として、時間の経過とと
もに使用中の細分バンクの数がどのように変化するかを
まとめると、以下の表1となる。
【0024】
【表1】
【0025】表1に示されるように、時刻0から時刻T
/2の直前までは第N番目のブロックのPCMデータを
格納するのに12個の細分バンクが必要である。そし
て、時刻T/2になると、全6チャンネルについてブロ
ック前半の128個のPCMデータを出力し終えるの
で、6つの細分バンクが空になり、使用中の細分バンク
は各チャンネル毎について後半のPCMデータを格納す
る6つの細分バンクのみになる。そして時刻Tになると
1ブロックの6チャンネルの全PCMデータを出力し終
えるので、使用する細分バンク数は0になる。
【0026】また、第N+1番目のブロックとは現在デ
コード中のブロックであって、時間T/6だけ経過する
たびに1チャンネル分の256個のPCMデータがデコ
ードされるため、そのPCMデータを記憶するために2
個の細分バンクが新たに必要になってゆく。
【0027】したがって、表1に示されるように、使用
中の細分バンク数の合計は最大で16となる。これよ
り、精度が20ビットのPCMデータを格納する場合に
は、1バンク当りの記憶容量は(20ビット×128個
=)2560ビット、つまり320バイトであるので、
PCM出力バッファの全記憶容量は(320バイト×1
6バンク=)5120バイトとなる。
【0028】なお、図9に示される従来の音声データ復
号装置では、PCM出力バッファ7に必要とされる全記
憶容量が7680バイトであることから、本発明に係る
音声データ復号装置によれば、33%の記憶容量を削減
できることになる。
【0029】また、上記「特開平2−285719号公
報」に示される先行技術をAC−3規格によるデコード
処理に適用した場合には、入力データの供給が開始され
てから終了するまでの時間Wは、1ブロック分のデータ
の読出にかかる時間Rの5/6であるので、必要な全記
憶容量は(20ビット×256個×6チャンネル×(1
+5/6)=)56320ビット、すなわち、7040
バイトとなり、この技術に比しても27%の記憶容量を
削減できることになる。
【0030】図1は、本発明の実施の形態に係る音声デ
ータ復号装置の構成を示すブロック図である。
【0031】図1に示されるように、この音声データ復
号装置は、デジタル的に圧縮された6チャンネル分のシ
リアル音声データを入力してパラレル音声データに変換
する圧縮データ入力部1と、圧縮データ入力部1に接続
され圧縮データ入力部1で生成されたパラレル音声デー
タを記憶する圧縮データ入力バッファ3と、圧縮データ
入力バッファ3に接続され圧縮データ入力バッファ3に
記憶されたパラレル音声データを各チャンネル分毎に復
号するデコード処理部15と、各々が128個のPCM
データを記憶できる16個の細分バンク81〜8n(n
=16)を含み、デコード処理部15で復号されたパラ
レル音声データを書込み可能な細分バンクに記憶するP
CM出力バッファ8と、PCM出力バッファ8に含まれ
る16個の各細分バンク81〜8n(n=16)が現在
書込可能であるか否かを管理するバンク管理部17と、
PCM出力バッファ8に記憶されたパラレル音声データ
を読出してシリアル音声データに変換し出力するととも
に、バンク管理部17へ新たに書込可能となった細分バ
ンクの位置を示すアドレスを供給するPCM出力部19
と、デコード処理部15などを制御する制御部13とを
備える。
【0032】次に、本実施の形態に係る音声データ復号
装置の動作を説明する。なお、この音声データ復号装置
が起動された直後にはすべての細分バンク81〜8n
(n=16)が書込可能であるとする。
【0033】図2は、デコード処理部15の動作を示す
フローチャートである。図2に示されるように、デコー
ド処理部15は、ステップS3からステップS6の動作
により1チャンネル分の音声データを復号するととも
に、1ブロックの音声データを復号するたびにステップ
S8からステップS1の動作に戻る。
【0034】デコード処理部15は、ステップS1で制
御部13からデコード開始を命令するデコード開始信号
が供給されるのを待つ。なお、制御部13は、圧縮デー
タ入力部1から少なくとも1ブロック分の音声データが
入力したことを示す信号を受けてデコード処理部15へ
デコード開始信号を供給する。
【0035】ステップS2では、復号するチャンネル番
号chを0と記憶する。ステップS3では、第chチャ
ンネルの音声データのデコード処理を行ない、復号され
たPCMデータを得る。
【0036】次に、ステップS4では、書込可能な空き
細分バンクの番号(アドレス)を知らせるよう要求すべ
く、空きバンク要求信号をバンク管理部17に出力して
該番号を受取る。なお、バンク管理部17は、空きバン
ク要求信号を受けて、書込可能な不使用の細分バンクを
2つ探し、その細分バンクの番号(アドレス)をデコー
ド処理部15へ供給する。また、空きバンク要求信号を
受けた際不使用の細分バンクが存在しなけれぱ、空とな
る細分バンクが生じるまで待機する。
【0037】ステップS5では、PCM出力バッファ8
の中のバンク管理部17から示された書込可能な空き細
分バンクにPCMデータを書込む。
【0038】ステップS6では、記憶しているチャンネ
ル番号を1だけ増加させる。次に、ステップS7では、
記憶しているチャンネル番号chが圧縮データ入力部1
に入力する音声データが有するチャンネル数6より小さ
いか否かを判断する。その結果、記憶しているチャンネ
ル数chが6より小さい場合は、ステップS3に戻る。
したがって、ステップS3からステップS6の動作が圧
縮データ入力部1に入力される音声データの有するチャ
ンネル数回繰返され、デコード処理部15からバンク管
理部17へ1ブロック当りチャンネル数回空きバンク要
求信号が出力される。
【0039】一方、記憶しているチャンネル数chが6
以上である場合は、ステップS8へ進み、各チャンネル
毎にPCMデータが格納(記憶)されている細分バンク
の番号をPCM出力部19に通知する。そして、ステッ
プS1へ戻り次のブロックの復号を開始する。
【0040】図3は、図1に示されるバンク管理部17
の構成を示すブロック図である。図3に示されるよう
に、バンク管理部17は、デコード処理部15に接続さ
れる空きバンク検索部171と、PCM出力部19に接
続されるバンク解放部172と、空きバンク検索部17
1およびバンク解放部172に接続される空きバンク管
理レジスタ170とを含む。
【0041】ここで、空きバンク管理レジスタ170
は、各細分バンクについて“使用中”か“不使用”かの
情報(1ビット)を記憶するレジスタである。本実施の
形態では細分バンクの数は16なので、16ビットのレ
ジスタであればよい。たとえば、1ビットの値が0であ
れば“不使用”、1であれば“使用中”であるものとす
る。
【0042】また、空きバンク検索部171は、デコー
ド処理部15から空きバンク要求信号を受けると、空き
バンク管理レジスタ170で値が0の箇所を2つ探し
て、その位置(バンクの番号に対応する)をデコード処
理部15へ知らせる。なお、その際空きバンク検索部1
71は空きバンク管理レジスタ170の当該2箇所の細
分バンクに対応するビットの値を1にする。
【0043】また、バンク解放部172は、PCM出力
部19から不使用となったバンクの番号を示すバンク解
放要求信号を受け、空きバンク管理レジスタ170の当
該番号の位置のビット値を1から0にする。
【0044】図4は、図1に示されるPCM出力部19
の構成を示すブロック図である。図4に示されるよう
に、PCM出力部19は、PCM出力バッファ8とデコ
ード処理部15およびバンク管理部17に接続されるバ
ッファ読出部190と、バッファ読出部190に接続さ
れるパラレル/シリアル変換部191と、バッファ読出
部190と、パラレル/シリアル変換部191に接続さ
れるタイマ192とを含む。
【0045】ここで、タイマ192はサンプリング周期
毎にバッファ読出部190とパラレル/シリアル変換部
191へそれぞれ周期信号を供給する。
【0046】バッファ読出部190は、PCMデータが
記憶された細分バンクの番号をチャンネル毎にデコード
処理部15から受取って記憶し、タイマ192から周期
信号が供給されるたびに記憶された番号に対応する細分
バンクからPCMデータを読出してパラレル/シリアル
変換部191に転送する。そして、バッファ読出部19
0は、ある1つの細分バンクに記憶されていた128個
のすべてのPCMデータが読出されると、その細分バン
クの番号をバンク解放要求信号としてバンク管理部17
に含まれるバンク解放部172へ供給する。なお、この
ような読出動作は全チャンネルについて行なう。
【0047】また、パラレル/シリアル変換部191
は、タイマ192から周期信号を受けると、バッファ読
出部190から全チャンネル分のパラレルなPCMデー
タを受取って、1ビット単位で直列に音声データを出力
する。
【0048】なお、図1に示される制御部13やデコー
ド処理部15やバンク管理部17は、各々専用ハードウ
ェアで実現する必要は必ずしもなく、同様な機能をソフ
トウェアに記述してやって、中央処理装置(以下、「C
PU」という。)にその機能を実行させることも可能で
ある。
【0049】図5は、CPU31を備えた音声データ復
号装置の構成を示す図である。図5に示されるように、
この音声データ復号装置は、データバス23と、データ
バス23に接続され圧縮データ入力バッファ210、P
CM出力バッファ211、空きバンク管理レジスタ21
2、バンク番号記憶部213、PCMカウンタ214な
どを含むRAM21と、データバス23に接続されるシ
リアル/パラレル変換部25と、タイマ27と、データ
バス23とシリアル/パラレル変換部25およびタイマ
27に接続される割込制御部29と、データバス23お
よび割込制御部29に接続されるCPU31と、データ
バス23に接続されるパラレル/シリアル変換部33と
を備える。
【0050】ここで、図1に示されるバンク管理部17
が有する空き細分バンクの番号を記憶すること以外のす
べての機能は、ソフトウェアによって、すなわち、CP
U31によって実現される。
【0051】また、図1に示される圧縮データ入力部1
の機能は、シリアル/パラレル変換部25によって実現
され、それを補完する機能はソフトウェアによって実現
される。
【0052】さらに、図1に示されるPCM出力部19
の機能で、内蔵されるタイマ192の機能とパラレル/
シリアル変換部191の機能以外も、すべてソフトウェ
アによって実現される。
【0053】図5に示されるシリアル/パラレル変換部
25は、1ビット単位で直列に入力される圧縮音声デー
タをある程度のビット数(たとえば16ビット)だけ受
信すると、割込制御部29に対して割込信号DS1を出
力する。
【0054】また、タイマ27は、サンプリング周期毎
に割込制御部29へ割込信号DS2を出力する。
【0055】そして、割込制御部29は、シリアル/パ
ラレル変換部25またはタイマ27から割込信号DS
1,DS2が供給されると、CPU31に割込信号DS
3を出力する。
【0056】CPU31は、割込制御部29から割込信
号DS3を受けると、データバス23を介して割込制御
部29へどこから割込信号DS1,DS2が発生された
かを問合せ、これに応じて割込制御部29は、データバ
ス23を介して、シリアル/パラレル変換部25または
タイマ27のどちらから割込信号DS1,DS2が発生
されたかを示す情報をCPU31に供給する。
【0057】CPU31は、割込信号DS3が供給され
ると、たとえばデコード処理などの現在実行中の処理を
一時中断して、“割込ハンドラ”と呼ばれるプログラム
の処理を開始する。
【0058】図6は、この割込ハンドラの処理内容を示
すフローチャートである。図6に示されるように、ま
ず、ステップS1で、上記のように割込信号DS1,D
S2がどこで発生されたかをデータバス23を介して割
込制御部29に問合せる。
【0059】ここで、シリアル/パラレル変換部25で
割込信号DS1が発生された場合にはステップS2へ進
み、シリアル/パラレル変換部25から音声データ(た
とえば16ビット)を読んでRAM21に含まれる圧縮
データ入力バッファ210に転送し、割込ハンドラの処
理を終了する。
【0060】一方、タイマ27で割込信号DS2が発生
された場合にはステップS3へ進み、PCMデータの出
力が可能な細分バンクがあるか否かを判断する。この判
断は、CPU31がRAM21に含まれるバンク番号記
憶部213に問合せることによって行なう。なお、バン
ク番号記憶部213には初期値として細分バンクの番号
は何も記憶されていないものとし、その場合には、割込
ハンドラの処理は即座に終了する。
【0061】また、出力可能な細分バンクがあり、バン
ク番号記憶部213にPCMデータを記憶した細分バン
クの番号が書かれている場合には、ステップS4へ進み
バンク番号記憶部213からデータ出力中の全チャンネ
ル分が記憶されている細分バンクの番号(アドレス)を
読出す。
【0062】次にステップS5で、読出された細分バン
クの番号により対象とされる細分バンク(PCM出力バ
ッファ211に含まれる。)からデータバス23を介し
てパラレル/シリアル変換部33へPCMカウンタ21
4で示される位置にあるPCMデータを転送する。な
お、パラレル/シリアル変換部33は転送されてきたP
CMデータを外部に出力し始める。
【0063】次に、ステップS6で、PCMカウンタ2
14のカウント値を1だけ増やす。このカウント値は、
現在出力中の細分バンクから出力されたPCMデータの
数を表わしており、初期値は0とされる。
【0064】本実施の形態では、1つの細分バンクには
128個のPCMデータが記憶されるので、ステップS
7ではPCMカウンタ214のカウント値が128以上
になったか否かを判断する。
【0065】ここで、カウント値が128未満のとき
は、割込ハンドラの処理を終了する。一方、カウント値
が128になったときは、ステップS8へ進む。PCM
カウンタ214のカウント値が128になったときは、
1つの細分バンクに記憶されるすべてのPCMデータを
読出した状態であるから、ステップS8では、現在デー
タを出力中の細分バンクの番号をバンク番号記憶部21
3において削除し、ステップS9で空きバンク管理レジ
スタ212の該当ビットを“不使用”に、すなわち1か
ら0とする。
【0066】そして、ステップS10でPCMカウンタ
214の値を0に戻して割込ハンドラの処理を終了す
る。
【0067】以上の割込ハンドラが終了すると、CPU
31は本来の処理に戻る。図7は、CPU31の本来の
処理を示すフローチャートである。
【0068】ステップS1で、圧縮データ入力バッファ
210に少なくとも1ブロック分の復号されていないデ
ータが溜まるまで待つ。そして、外部から圧縮データが
シリアル/パラレル変換部25に入力され、上記割込ハ
ンドラによって少なくとも1ブロック分の圧縮データが
圧縮データ入力バッファ210に溜まると、ステップS
2へ進み、記憶するチャンネル数chを0とする。
【0069】次に、ステップS3で、第chチャンネル
のデコード処理を行ない、ステップS4で、CPU31
は、空きバンク管理レジスタ212において不使用の細
分バンクを2つ検索し、その番号を得るとともに、それ
らを使用中にセット(該当ビットを0から1に)する。
【0070】そして、ステップS5で、検索された2つ
の空き細分バンクにデコード処理されたPCMデータを
書込む。
【0071】さらに、ステップS6で、記憶するチャン
ネル数chを1だけ増加させる。次に、ステップS7
で、記憶されたチャンネル数chがシリアル/パラレル
変換部25に入力される音声データの有するチャンネル
数(本実施の形態では6)より小さいか否かを判断し、
小さい場合はステップS3へ戻る。一方、記憶されたチ
ャンネル数chが6となった場合には、ステップS8へ
進み、デコード処理されたPCMデータが書込まれた細
分バンクの番号をチャンネル毎にRAM21に含まれる
バンク番号記憶部213に書込む。
【0072】このステップS8までの処理により、ある
1つのブロックについてはすべてのチャンネルについて
のPCMデータがPCM出力バッファ211に書込ま
れ、使用された細分バンクの番号がバンク番号記憶部2
13にチャンネル毎に整理して書かれることになる。
【0073】なお、ステップS8の処理が終了するとス
テップS1へ戻り、次の1ブロック分のデータの処理が
開始される。
【0074】以上が、図5に示される音声データ復号装
置の動作の説明であるが、上記割込ハンドラの処理とし
ては全体として等価な数々の変形例を考えることがで
き、図8にその一例が示される。
【0075】図8に示される割込ハンドラの処理は、図
6に示される割込ハンドラの処理と同様なものである
が、ステップS3で出力可能な細分バンクがあるか否か
を判断した後、最初にステップS4でPCMカウンタ2
14のカウント値を1だけ増し、ステップS5でPCM
カウンタ214の値が128を超えたか否かを判断した
上で、以降の処理を進める点で相違するものである。
【0076】以上の説明においては、1つの細分バンク
は128個のPCMデータを格納(記憶)するものであ
るが、格納するPCMデータの数が異なる場合であって
も上記と同様な動作を行なう音声データ復号装置が考え
られる。
【0077】たとえば、1つの細分バンクに格納するP
CMデータを64個としたとき、時間の経過とともに使
用中のバンクの数がどのように変化するのかを表にまと
めると、以下のようになる。
【0078】
【表2】
【0079】上記の表2に示されるように、この場合に
は細分バンクは28個あれば足りることになるから、必
要な全記憶容量は(20ビット×64個×28バンク
=)35840ビットつまり4480バイトになって、
図9に示される従来の音声データ復号装置で必要であっ
た全記憶容量7680バイトに比べると約42%削減さ
れたこととなる。ただし、このように細分バンクの記憶
容量を小さくすると、細分バンクの管理が複雑になる。
【0080】以上より、本実施の形態に係る音声データ
復号装置によれば、1ブロックのデータ当り、チャンネ
ル数回空き細分バンクを検索し、また、1チャンネル分
のデータを格納するのに必要な細分バンクの数をNBと
すると(チャンネル数×NB)回細分バンクを書込可能
とするため、読出されて書込可能となった記憶領域を従
来技術によるものより有効に再利用することができ、P
CM出力バッファ8,211で必要な全記憶容量の削減
効果をより大きいものとすることができる。
【0081】なお、AC−3規格の音声データ復号装置
では、サラウンドチャンネルとセンターチャンネルだけ
に再生遅延の機能が求められる場合がある。それは、そ
れらのチャンネルに対応するスピーカが他のチャンネル
に対応するスピーカよりも聴取者に物理的に近い位置に
設置される場合に、聴取者の耳において全スピーカから
の音が同時に聞こえるように再生時間を調節するためで
ある。具体的には、たとえば、この場合の遅延時間は最
大で15m秒程度のものであって、サンプリング周波数
が48kHzであればPCMデータで720個分の時間
にも相当する。このような機能は、PCM出力バッファ
8,211からPCMデータを読出すタイミングをサラ
ウンドチャンネルとセンターチャンネルについてだけ遅
らせることで実現される。この際には、PCM出力バッ
ファ8,211で必要とされる細分バンクの数は若干増
えるとしても、本質的には細分バンクを上記と同様に管
理することで実現できることは明らかである。
【0082】
【発明の効果】請求項1に係る音声データ復号装置によ
れば、複数の記憶領域を含む記憶手段を備え、復号音声
データが読出されることによって書込可能となった記憶
領域毎に新たな復号音声データを記憶させるため、記憶
手段において必要とされる全記憶容量の削減を図り、記
憶手段の形成に必要なシリコン面積を小さくして製造コ
ストを下げることができる。
【0083】請求項2または3に係る音声データ復号装
置によれば、復号手段と複数の記憶領域を含む記憶手段
とを備え、復号手段で1チャンネル分の復号音声データ
が生成されるたびに書込可能な記憶領域に上記復号音声
データを記憶することとするため、記憶手段の効率的な
利用を図ることにより、記憶手段で必要な全記憶容量を
削減することができ、記憶手段の形成に必要なシリコン
面積を小さくして製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る音声データ復号装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示されるデコード処理部の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図3】 図1に示されるバンク管理部の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 図1に示されるPCM出力部の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るCPUを備えた音
声データ復号装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示される音声データ復号装置における
割込ハンドラの処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図7】 図5に示されるCPUの本来の処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】 図5に示される音声データ復号装置における
割込ハンドラの処理の他の例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】 従来の音声データ復号装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 圧縮データ入力部、3,210 圧縮データ入力バ
ッファ、8,211PCM出力バッファ、13 制御
部、15 デコード処理部、17 バンク管理部、19
PCM出力部、31 CPU。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮された音声データを入力する圧縮デ
    ータ入力手段と、 前記圧縮データ入力手段に入力された前記音声データを
    復号して復号音声データを生成する復号手段と、 複数の記憶領域を含み、前記記憶領域に前記復号音声デ
    ータを記憶する記憶手段と、 いずれかの前記記憶領域に記憶された前記復号音声デー
    タを前記記憶手段から読出すとともに、前記復号音声デ
    ータが読出されることによって書込可能となった前記記
    憶領域毎に前記復号音声データを新たに記憶させる記憶
    領域制御手段とを備える音声データ復号装置。
  2. 【請求項2】 デジタル的に圧縮された複数のチャンネ
    ル分の音声データを入力する圧縮データ入力手段と、 前記圧縮データ入力手段に入力された前記音声データを
    いずれか1つの前記チャンネル分の前記音声データ毎に
    復号して復号音声データを生成する復号手段と、 複数の記憶領域を含み、前記記憶領域に前記復号音声デ
    ータを記憶する記憶手段と、 いずれかの前記記憶領域に記憶された前記復号音声デー
    タを前記記憶手段から読出すとともに、前記復号手段で
    いずれか1つの前記チャンネル分の前記復号音声データ
    が生成されるたびに、前記記憶手段の中で書込可能な前
    記記憶領域に、前記いずれか1つの前記チャンネル分の
    前記復号音声データを記憶させる記憶領域制御手段とを
    備える音声データ復号装置。
  3. 【請求項3】 デジタル的に圧縮された複数のチャンネ
    ル分の音声データを入力する圧縮データ入力手段と、 前記圧縮データ入力手段に入力された前記音声データを
    いずれか1つの前記チャンネル分の前記音声データ毎に
    復号して復号音声データを生成する復号手段と、 複数の記憶領域を含み、書込可能な前記記憶領域に前記
    復号音声データを記憶する記憶手段と、 前記復号手段でいずれか1つの前記チャンネル分の前記
    音声データが復号されるたびに、前記復号手段へ前記書
    込可能な前記記憶領域の位置を示すアドレスを供給する
    記憶領域管理手段と、 前記復号手段から前記復号音声データが書込まれた前記
    記憶領域の位置を示す前記アドレスを受取って、前記ア
    ドレスに対応する前記記憶領域から前記復号音声データ
    を読出し出力するとともに、前記記憶領域管理手段へ新
    たに書込可能となった前記記憶領域の位置を示す前記ア
    ドレスを供給する出力手段とを備える音声データ復号装
    置。
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