JPH09153918A - ディジタル伝送装置 - Google Patents

ディジタル伝送装置

Info

Publication number
JPH09153918A
JPH09153918A JP7312803A JP31280395A JPH09153918A JP H09153918 A JPH09153918 A JP H09153918A JP 7312803 A JP7312803 A JP 7312803A JP 31280395 A JP31280395 A JP 31280395A JP H09153918 A JPH09153918 A JP H09153918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parallel
error
differential
systems
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7312803A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Sugiyama
隆利 杉山
Masahiro Umehira
正弘 梅比良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP7312803A priority Critical patent/JPH09153918A/ja
Priority to DE69636030T priority patent/DE69636030T2/de
Priority to EP96402577A priority patent/EP0777354B1/en
Priority to US08/753,726 priority patent/US5862175A/en
Publication of JPH09153918A publication Critical patent/JPH09153918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • H04L1/0047Decoding adapted to other signal detection operation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0041Arrangements at the transmitter end
    • H04L1/0042Encoding specially adapted to other signal generation operation, e.g. in order to reduce transmit distortions, jitter, or to improve signal shape
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • H04L1/0058Block-coded modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0071Use of interleaving

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル信号の伝送方式に関し、2シンボ
ル連続誤りをランダム化する回路構成を採る場合の伝送
遅延量の低減、及び、回路規模の縮減を図ることを課題
とする。 【解決手段】 送信側に、送信すべきディジタル信号を
並列n系統に直並列変換する手段と、該直並列変換手段
により得られる並列n系統のディジタル信号に対してそ
れぞれ誤り訂正符号化を行なうn個の誤り訂正符号化手
段と、該誤り訂正符号化手段により誤り訂正符号化され
た並列n系統の信号に差動符号化を施す差動符号化手段
と、該差動符号化手段で得られる並列n系統の差動符号
化信号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号を出力す
る2n 値多値変調手段とを設けると共に、受信側に、前
記2n 値多値変調信号を遅延検波して復調する遅延検波
手段と、該遅延検波手段により得られる並列n系統の復
調信号に対して誤り訂正を行なう並列n系統の誤り訂正
手段と、該誤り訂正手段により誤りが訂正された並列n
系統のディジタル信号を並直列変換する手段とを設けて
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号の
伝送方式に関し、回路の小型・低消費電力化に有効な遅
延検波方式を適用することが可能な差動符号化変調方式
に、誤り訂正方式を併用する通信装置に係る。
【0002】
【従来の技術】差動符号化変調方式に誤り訂正方式を適
用する場合、送信側で誤り訂正符号化後に差動符号化−
位相変調し、受信側で遅延検波あるいは同期検波−差動
復号後に誤り訂正復号を行なう。一般には差動符号化信
号の検波後の2シンボル連続誤りをランダム化して誤り
訂正方式の訂正能力(特にランダム誤り訂正)を十分に
発揮させるためインターリーブを適用する。
【0003】図8は従来の差動符号化変調用誤り訂正方
式を説明する図である。同図において、送信側では、端
子52に送信すべきディジタル信号を、入力する。この
ディジタル信号のシンボル速度は1/Tbである。端子
52の信号は誤り訂正符号器53により誤り訂正符号化
される。
【0004】誤り訂正符号器53aの出力はインターリ
ーバ54に入力され、該インターリーバ54で出力ビッ
トの順序が変換される。インターリーバ54の出力は差
動符号器55に入力され差動符号化される。差動符号器
55の出力は2相位相変調器56に入力され変調され
る。変調器56の出力は、伝送路57を介して伝送され
る。
【0005】受信側では、伝送路57から受信される信
号を遅延検波器58で復調する。遅延検波器58の出力
はデインターリーバ59に入力され、インターリーバ5
4と逆の変換が行なわれる。これによって、遅延検波の
2シンボル誤りがランダム化される。デインターリーバ
59の出力は誤り訂正復号器60で復号される。誤り訂
正復号器60の出力は端子61から出力される。端子6
1から出力される信号の速度は端子52に入力された信
号の速度1/Tbに等しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル信号の伝送
に際しては、差動符号化信号検波後の誤りパターンが、
2シンボル連続誤りとなることが支配的なため、誤り訂
正方式の訂正能力(特にランダム誤り訂正)が十分発揮
されない。
【0007】そのため、図8のような回路構成によっ
て、2シンボル連続誤りをランダム化するためインター
リーブ方式を適用することが行なわれるが、この方式で
は、送信側にインターリーバ、受信側にデインターリー
バが必要になるため、回路規模及び伝送遅延量が増大す
るという問題があった。
【0008】また、上述したような従来の差動符号化変
調方式に誤り訂正を適用する方式において、複数の並列
の系統でディジタル信号を伝送する場合に、各系統に個
別に誤り訂正を行なう誤りビット位置検出回路を設ける
ように構成すると、全体の回路規模が増大する。特に、
誤り訂正ビット数が大きくなると、誤り訂正を行なうビ
ット位置情報が増大し、これを検出する誤りビット位置
検出回路の回路規模が増大するという問題があった。
【0009】本発明はこのような従来の課題を解決する
ために成されたものであって、従来の技術に比し、前者
にあっては、回路規模の縮小と伝送遅延量の低減を、ま
た、後者にあっては、回路規模の縮小を図ることのでき
るディジタル伝送装置を実現することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記「特許請求の範囲」に記載した手段により
解決される。
【0011】すなわち、請求項1の発明は、送信側に、
送信すべきディジタル信号を並列n系統(nは2以上の
自然数)に直並列変換する手段と、該直並列変換手段に
より得られる並列n系統のディジタル信号に対してそれ
ぞれ誤り訂正符号化を行なうn個の誤り訂正符号化手段
と、該誤り訂正符号化手段により誤り訂正符号化された
並列n系統の信号に差動符号化を施す差動符号化手段
と、
【0012】該差動符号化手段で得られる並列n系統の
差動符号化信号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号
を出力する2n 値多値変調手段とを設けると共に、受信
側に、前記2n 値多値変調信号を遅延検波して復調する
遅延検波手段と、
【0013】該遅延検波手段により得られる並列n系統
の復調信号に対して誤り訂正を行なう並列n系統の誤り
訂正手段と、該誤り訂正手段により誤りが訂正された並
列n系統のディジタル信号を並直列変換する手段とを設
けたディジタル伝送装置である。
【0014】請求項2の発明は、送信側に、送信すべき
ディジタル信号を並列n系統(nは2以上の自然数)に
直並列変換する手段と、該直並列変換手段により得られ
る並列n系統のディジタル信号に対してそれぞれ誤り訂
正符号化を行なうn個の誤り訂正符号化手段と、
【0015】該誤り訂正符号化手段により誤り訂正符号
化された並列n系統の信号に差動符号化を施す差動符号
化手段と、該差動符号化手段で得られる並列n系統の差
動符号化信号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号を
出力する2n 値多値変調手段とを設けると共に、
【0016】受信側に、前記2n 値多値変調信号を同期
検波して復調する同期検波手段と、該同期検波手段によ
り得られる並列n系統の復調信号に対して差動復号を行
なう差動復号手段と、
【0017】該差動復号手段により得られるn系統の信
号に対して誤り訂正を行なう並列n系統の誤り訂正手段
と、該誤り訂正手段により誤りが訂正された並列n系統
のディジタル信号を並直列変換する手段とを設けたディ
ジタル伝送装置である。
【0018】請求項3の発明は、送信側に、並列n系統
(nは2以上の自然数)の送信すべきディジタル信号に
対し、それぞれ同一の誤り訂正のためのブロック符号化
を行なうn個のブロック符号化手段と、該n個のブロッ
ク符号化手段で得られる並列n系統のブロック符号化さ
れた信号に差動符号化を施す差動符号化手段と、
【0019】該差動符号化手段で得られる並列n系統の
差動符号化信号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号
を出力する2n 値多値変調手段とを設けると共に、受信
側に、前記2n 値多値変調信号を遅延検波して復調する
遅延検波手段と、該遅延検波手段により得られるn系統
復調信号を系統毎に異なる時間遅延させるn系統の遅延
手段と、
【0020】該遅延手段で遅延されたn系統遅延復調信
号を記憶するn系統の記憶手段と、該n系統の記憶手段
に記憶された並列n系統の信号から誤りビット位置を検
出するもととなるシンドロームを計算する並列n個のシ
ンドローム計算手段と、該遅延手段の遅延量の少ない方
から順番に該並列n個のシンドローム計算結果を選択す
る選択手段と、
【0021】該選択手段の選択順序を制御する選択順序
制御手段と、前記選択手段により得られる1個のシンド
ローム計算結果をもとに誤りビット位置を計算する誤り
ビット位置計算手段と、該誤りビット位置計算結果を前
記選択順序制御手段により選択して該並列n個の記憶手
段に分配する手段と、
【0022】該誤りビット位置計算結果にもとづいて該
n系統の記憶手段に記憶された並列n系統の遅延復調信
号の誤りビットを訂正する誤り訂正手段とを設け、受信
側の誤りビット位置検出手段を時分割により用いるよう
に構成したディジタル伝送装置である。
【0023】請求項4の発明は、送信側に、並列n系統
(nは2以上の自然数)の送信すべきディジタル信号に
対し、それぞれ同一の誤り訂正のためのブロック符号化
を行なうn個のブロック符号化手段と、該n個のブロッ
ク符号化手段で得られる並列n系統のブロック符号化さ
れた信号に差動符号化を施す差動符号化手段と、
【0024】該差動符号化手段で得られる並列n系統の
差動符号化信号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号
を出力する2n 値多値変調手段とを設けると共に、受信
側に、前記2n 値多値変調信号を同期検波して復調する
同期検波手段と、該同期検波手段により得られるn系統
復調信号を差動復号するn系統差動復号手段と、
【0025】該n系統差動復号手段により得られるn系
統差動復号を系統毎に異なる時間遅延させるn系統の遅
延手段と、該遅延手段で遅延された復調信号を記憶する
n系統の記憶手段と、
【0026】該n系統の記憶手段に記憶された並列n系
統の信号から誤りビット位置を検出するもととなるシン
ドロームを計算する並列n個のシンドローム計算手段
と、該遅延手段の遅延量の少ない方から順番に該並列n
個のシンドローム計算結果を選択する選択手段と、
【0027】該選択手段の選択順序を制御する選択順序
制御手段と、前記選択手段により得られる1個のシンド
ローム計算結果をもとに誤りビット位置を計算する誤り
ビット位置計算手段と、該誤りビット位置計算結果を前
記選択順序制御手段により選択して該並列n個の記憶手
段に分配する手段と、
【0028】該誤りビット位置計算結果にもとづいて該
n系統の記憶手段に記憶された並列n系統の復調信号の
誤りビットを訂正する誤り訂正手段とを設け、受信側の
誤りビット位置検出手段を時分割により用いるように構
成したディジタル伝送装置である。
【0029】請求項5の発明は、送信側に、並列n系統
(nは2以上の自然数)の送信すべきディジタル信号に
対し、それぞれ同一の誤り訂正のためのブロック符号化
を行なうn個のブロック符号化手段と、該n個のブロッ
ク符号化手段で得られる並列n系統のブロック符号化さ
れた信号に差動符号化を施す差動符号化手段と、
【0030】該差動符号化手段で得られる並列n系統の
差動符号化信号を系統毎に異なる時間遅延させるn系統
の遅延手段と、該遅延手段で遅延されたn系統遅延差動
符号化信号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号を出
力する2n 値多値変調手段とを設けると共に、
【0031】受信側に、前記2n 値多値変調信号を遅延
検波して復調する遅延検波手段と、該遅延検波手段によ
り得られるn系統の復調信号を記憶するn系統の記憶手
段と、該n系統の記憶手段に記憶された並列n系統の信
号から誤りビット位置を検出するもととなるシンドロー
ムを計算する並列n個のシンドローム計算手段と、
【0032】前記送信側遅延手段の遅延量の少ない方か
ら順番に該並列n個のシンドローム計算結果を選択する
選択手段と、該選択手段の選択順序を制御する選択順序
制御手段と、前記選択手段により得られる1個のシンド
ローム計算結果をもとに誤りビット位置を計算する誤り
ビット位置計算手段と、
【0033】該誤りビット位置計算結果を前記選択順序
制御手段により選択して該並列n個の記憶手段に分配す
る手段と、該誤りビット位置計算結果にもとづいて該n
系統の記憶手段に記憶された並列n系統の遅延復調信号
の誤りビットを訂正する誤り訂正手段とを設け、受信側
の誤りビット位置検出手段を時分割により用いるように
構成したディジタル伝送装置である。
【0034】請求項6の発明は、送信側に、並列n系統
(nは2以上の自然数)の送信すべきディジタル信号に
対し、それぞれ同一の誤り訂正のためのブロック符号化
を行なうn個のブロック符号化手段と、該n個のブロッ
ク符号化手段で得られる並列n系統のブロック符号化さ
れた信号に差動符号化を施す差動符号化手段と、
【0035】該差動符号化手段で得られる並列n系統の
差動符号化信号を系統毎に異なる時間遅延させるn系統
の遅延手段と、該遅延手段で遅延されたn系統遅延差動
符号化信号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号を出
力する2n 値多値変調手段とを設けると共に、
【0036】受信側に、前記2n 値多値変調信号を同期
検波して復調する同期検波手段と、該同期検波手段によ
り得られるn系統復調信号を差動復号するn系統差動復
号手段と、該n系統差動復号手段により得られるn系統
差動復号を記憶するn系統の記憶手段と、
【0037】該n系統の記憶手段に記憶された並列n系
統の信号から誤りビット位置を検出するもととなるシン
ドロームを計算する並列n個のシンドローム計算手段
と、前記送信側遅延手段の遅延量の少ない方から順番に
該並列n個のシンドローム計算結果を選択する選択手段
と、
【0038】該選択手段の選択順序を制御する選択順序
制御手段と、前記選択手段により得られる1個のシンド
ローム計算結果をもとに誤りビット位置を計算する誤り
ビット位置計算手段と、該誤りビット位置計算結果を前
記選択順序制御手段により選択して該並列n個の記憶手
段に分配する手段と、
【0039】該誤りビット位置計算結果にもとづいて該
n系統の記憶手段に記憶された並列n系統の復調信号の
誤りビットを訂正する誤り訂正手段とを設け、受信側の
誤りビット位置検出手段を時分割により用いるように構
成したディジタル伝送装置である。
【0040】上記請求項1及び請求項2の発明における
遅延検波用誤り訂正方式は、送信信号を直並列変換によ
りn系統の信号に変換した後、誤り訂正符号化→差動符
号化→2n 相位相変調→遅延検波→誤り訂正復号→並直
列変換あるいは誤り訂正符号化→差動符号化→2n 相位
相変調→同期検波→差動復号→誤り訂正復号→並直列変
換することで、インターリーブ無しに差動符号化信号検
波後の2シンボル連続誤りをn系統の復調信号に振り分
けるようにしている。
【0041】これにより、各系統内では単一誤りとなる
ことから、各系統でそれぞれ誤り訂正復号を行なうと誤
り訂正能力が十分発揮される。従って、本発明は差動符
号化信号検波後の2シンボル連続誤りをランダム化する
インターリーブ方式と同様の効果を得ることができる。
そして、送受両側にそのための回路が必要なインターリ
ーブ方式に比べて伝送遅延量を削減することができる。
【0042】また、請求項3〜請求項6の発明におい
て、使用するブロック符号はブロック毎にシンドローム
を計算するので、次にシンドロームの計算結果が出力さ
れるまでにブロック長時間の余裕がある。本発明では、
系統別に遅延時間差を与えてシンドロームの計算結果を
遅延量の少ない方から順番に選択する。
【0043】そして、それに対応する系統のメモリの中
の復調信号の誤り位置を誤りビット位置検出回路で検出
し、当該ビットを誤り訂正器により訂正するようにして
いるので、誤りビット位置検出回路1個でn系統の信号
の誤り訂正を行なうことが可能となるから、ビット位置
検出回路の回路規模を従来より縮減することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の第1
の例を示す図であって、請求項1の発明に対応し、遅延
検波を適用した差動符号化変調用誤り訂正方式の構成を
ブロック図として表わしたものである。
【0045】同図において、送信側では、端子1に送信
すべきディジタル信号を入力する。このディジタル信号
のシンボル速度は1/Tbである。端子1の信号は、1
→n直並列変換器2により直並列変換され速度1/(n
Tb)の並列n系統の信号に変換される。
【0046】直並列変換器2の信号は系統毎に誤り訂正
符号器3−1〜3−nにより誤り訂正符号化される。図
中♯nは、それが、第n系統に対する誤り訂正符号器で
あることを表わしている。この表示については、以降に
説明する他の回路ブロック、あるいは、他の図において
も同様である。
【0047】誤り訂正符号器3−1〜3−nの出力はそ
れぞれ差動符号器4に入力され差動符号化される。差動
符号器4の出力は2n 相位相変調器5に入力され変調さ
れる。変調器5の出力は伝送路6を介して伝送される。
伝送路6は、有線通信路でも無線通信路でも良い。
【0048】また、送信側にE/O変換器、受信側にO
/E変換器を用いれば光伝送路を用いることもできる。
これらのことは以降に説明する他の実施の形態の例にお
いても同様である。
【0049】受信側では、伝送路6から受信される信号
を遅延検波器7で復調する。遅延検波器7の並列n系統
の出力はそれぞれ誤り訂正復号器8−1〜8−nで復号
される。誤り訂正復号器8−1〜8−nで復号された並
列n系統の信号はn→1並直列変換器9に入力され並直
列変換される。並直列変換器9の出力は端子10から出
力される。端子10から出力される信号の速度は端子1
に入力された信号の速度1/Tbに等しい。
【0050】図2は本発明の実施の形態の第2の例を示
す図であって、請求項2の発明に対応し、同期検波を適
用した差動符号化変調用誤り訂正方式の構成をブロック
図として示している。
【0051】同図において、送信側では、端子1に送信
すべきディジタル信号を入力する。このディジタル信号
のシンボル速度は1/Tbである。端子1の信号は1→
n直並列変換器2により直並列変換され速度1/(nT
b)の並列n系統の信号に変換される。
【0052】直並列変換器2の信号は系統毎に誤り訂正
符号器3−1〜3−nにより誤り訂正符号化される。誤
り訂正符号器3−1〜3−nの出力は、それぞれ差動符
号器4に入力され差動符号化される。差動符号器4の出
力は2n 相位相変調器5に入力され変調される。該変調
器5の出力は伝送路6を介して伝送される。
【0053】受信側では、伝送路6から受信される信号
を同期検波器11で復調する。同期検波器11の並列n
系統の出力はそれぞれ差動復号器12に入力され差動復
号される。差動復号器12の並列n系統の出力はそれぞ
れ誤り訂正復号器8−1〜8−nで誤り訂正復号され
る。
【0054】誤り訂正復号器8−1〜8−nで復号され
た並列n系統の信号はn→1並直列変換器9に入力され
並直列変換される。並直列変換器9の出力は端子10か
ら出力される。端子10から出力される信号の速度は端
子1に入力された信号の速度1/Tbに等しい。
【0055】図3は本発明の実施の形態の第3の例を示
す図である。同図において、送信側では、端子13−1
〜13−nに送信すべきディジタル信号を入力する。こ
のディジタル信号のシンボル速度は1/Tbである。端
子13−1〜13−nの信号は系統毎にブロック符号器
14−1〜14−nにより誤り訂正ブロック符号化され
る。
【0056】ブロック符号器14−1〜14−nは全て
同一の規格の符号器である。ブロック符号器14−1〜
14−nの出力は、それぞれ差動符号器4に入力され差
動符号化される。差動符号器4の出力は2n 相位相変調
器5に入力され変調される。2n 相位相変調器5の出力
は伝送路6を介して伝送される。
【0057】受信側では、伝送路6から受信される信号
を、遅延検波器7で復調する。遅延検波器7の並列n系
統の出力は、それぞれメモリ15−1〜15−nに記憶
される。メモリ15−1〜15−nに記憶された復調信
号から各系統の誤りビット位置を知るためのシンドロー
ムを各系統のシンドローム計算器16−1〜16−nで
計算する。
【0058】各系統のシンドローム計算器16−1〜1
6−nからの出力は、誤りビット位置検出器17−1〜
17−nに入力される。誤りビット検出器17−1〜1
7−nの出力によりメモリ15−1〜15−n中の誤り
ビットを誤り訂正器18−1〜18−nが訂正する。
【0059】誤り訂正器18−1〜18−nの出力は、
メモリ15−1〜15−n中の信号の誤りを訂正する。
誤り訂正器18−1〜18−nの出力は、端子19−1
〜19−nから出力される。端子19−1〜19−nか
ら出力される信号の速度は、端子13−1〜13−nに
入力された信号の速度1/Tbに等しい。
【0060】図4は本発明の実施の形態の第4の例を示
す図である。同図において、送信側では、端子13−1
〜13−nに送信すべきn系統のディジタル信号を入力
する。このディジタル信号のシンボル速度は、1/Tb
である。端子13−1〜13−nの信号はそれぞれブロ
ック符号器14−1〜14−nにより誤り訂正ブロック
符号化される。
【0061】ブロック符号器14−1〜14−nは、全
て同一の規格の符号器である。ブロック符号器14−1
〜14−nの出力は差動符号器4に入力され差動符号化
される。差動符号器4の出力は2n 相位相変調器5に入
力され変調される。2n 相位相変調器5の出力は伝送路
6を介して伝送される。
【0062】受信側では、伝送路6から受信される信号
を遅延検波器7で復調する。遅延検波器7の並列n系統
の出力は、それぞれ、遅延器20−1〜20−nに入力
される。遅延器20−1〜20−nから出力されるn系
統の信号は、それぞれ、メモリ15−1〜15−nに記
憶される。
【0063】メモリ15−1〜15−nに記憶された復
調信号から各系統の誤りビット位置を知るためのシンド
ロームを、シンドローム計算器16−1〜16−nで計
算する。シンドローム計算器16−1〜16−nから出
力されるn個の誤りビット位置情報はn→1セレクタ2
1に入力される。
【0064】n→1セレクタ21はセレクタ制御回路2
3の制御により遅延量の少ない順番にシンドローム計算
結果を選択する。n→1セレクタ21の出力は、誤りビ
ット位置検出器24に入力され当該系統の誤りビット位
置が検出される。誤りビット位置検出器24の出力は1
→nセレクタ22に入力され、セレクタ制御回路23の
制御により、メモリ15−1〜15−nの中から該当す
る系統を選択する。
【0065】1→nセレクタ22の出力は誤り訂正器1
8−1〜18−nに入力される。誤り訂正器18−1〜
18−nは1→nセレクタ22から出力される誤りビッ
ト位置検出結果により、メモリ15−1〜15−n中の
該当する系統の当該ビットの誤りを訂正する。
【0066】誤り訂正器18−1〜18−nで訂正され
たn系統の信号は端子19−1〜19−nから出力され
る。端子19−1〜19−nから出力されるn系統の信
号の速度は端子13−1〜13−nに入力された信号の
速度1/Tbに等しい。
【0067】図5は本発明の実施の形態の第5の例を示
す図である。同図において、送信側では、端子13−1
〜13−nに送信すべきディジタル信号を入力する。こ
のディジタル信号のシンボル速度は1/Tbである。端
子13−1〜13−nの信号はそれぞれブロック符号器
14−1〜14−nにより誤り訂正ブロック符号化され
る。
【0068】ブロック符号器14−1〜14−nの各符
号器は全て同一の規格のブロック符号器である。ブロッ
ク符号器14−1〜14−nの出力は差動符号器4に入
力され差動符号化される。差動符号器4の出力は2n
位相変調器5に入力され変調される。2n 相位相変調器
5の出力は伝送路6を介して伝送される。
【0069】受信側では、伝送路6から受信される信号
を同期検波器11で復調する。同期検波器11の並列n
系統の出力はそれぞれ差動復号器12に入力される。差
動復号器12のn系統の出力はそれぞれ遅延器20−1
〜20−nに入力される。遅延器20−1〜20−nか
ら出力されるn系統の信号はそれぞれメモリ15−1〜
15−nに記憶される。
【0070】メモリ15−1〜15−nに記憶された復
調信号から各系統の誤りビット位置を知るためのシンド
ロームを、シンドローム計算器16−1〜16−nで計
算する。シンドローム計算器16−1〜16−nから出
力されるn個の誤りビット位置情報はn→1セレクタ2
1に入力される。
【0071】n→1セレクタ21はセレクタ制御回路2
3の制御により遅延量の少ない順番にシンドローム計算
結果を選択する。n→1セレクタ21の出力は誤りビッ
ト位置検出器24に入力され当該系統の誤りビット位置
を検出する。誤りビット位置検出器24の出力は1→n
セレクタ22に入力され、セレクタ制御回路23の制御
によりメモリ15−1〜15−nの中から該当する系統
を選択する。
【0072】1→nセレクタ22の出力は誤り訂正器1
8−1〜18−nに入力される。誤り訂正器18−1〜
18−nは1→nセレクタ22から出力される誤りビッ
ト位置検出結果によりメモリ15−1〜15−n中の該
当する系統の当該ビットの誤りを訂正する。
【0073】誤り訂正器18−1〜18−nで訂正され
たn系統の信号は端子19−1〜19−nから出力され
る。端子19−1〜19−nから出力されるn系統の信
号速度は端子13−1〜13−nに入力された信号の速
度1/Tbに等しい。
【0074】図6は本発明の実施の形態の第6の例を示
す図である。同図において、送信側では、端子13−1
〜13−nに送信すべきn系統のディジタル信号を入力
する。このディジタル信号のシンボル速度は、1/Tb
である。端子13−1〜13−nの信号はそれぞれブロ
ック符号器14−1〜14−nにより誤り訂正ブロック
符号化される。
【0075】ブロック符号器14−1〜14−nの各符
号器は全て同一の規格のブロック符号器である。ブロッ
ク符号器14−1〜14−nの出力はそれぞれ遅延器2
0−1〜20−nに入力される。遅延器20−1〜20
−nの出力は差動符号器4に入力され差動符号化され
る。差動符号器4の出力は2n 相位相変調器5に入力さ
れ変調される。2n 相位相変調器5の出力は伝送路6を
介して伝送される。
【0076】受信側では、伝送路6から受信される信号
を遅延検波器7で復調する。遅延検波器7の並列n系統
の出力はそれぞれメモリ15−1〜15−nに記憶され
る。メモリ15−1〜15−nに記憶された復調信号か
ら各系統の誤りビット位置を知るためのシンドロームを
シンドローム計算器16−1〜16−nで計算する。
【0077】シンドローム計算器16−1〜16−nか
ら出力されるn個の誤りビット位置情報はn→1セレク
タ21に入力される。n→1セレクタ21はセレクタ制
御回路23の制御により遅延量の少ない順番にシンドロ
ーム計算結果を選択する。n→1セレクタ21の出力は
誤りビット位置検出器24に入力され当該系統の誤りビ
ット位置を検出する。
【0078】誤りビット位置検出器24の出力は1→n
セレクタ22に入力され、セレクタ制御回路23の制御
によりメモリ15−1〜15−nの中から該当する系統
を選択する。1→nセレクタ22の出力は誤り訂正器1
8−1〜18−nに入力される。
【0079】誤り訂正器18−1〜18−nは1→nセ
レクタ22から出力される誤りビット位置検出結果によ
りメモリ15−1〜15−n中の該当する系統の当該ビ
ットの誤りを訂正する。
【0080】誤り訂正器18−1〜18−nで誤り訂正
されたn系統の信号は端子19−1〜19−nから出力
される。端子19−1〜19−nから出力されるn系統
の信号の速度は端子13−1〜13−nに入力された信
号の速度1/Tbに等しい。
【0081】図7は本発明の実施の形態の第7の例を示
す図である。同図において、送信側では、端子13−1
〜13−nに送信すべき、n系統のディジタル信号を入
力する。このディジタル信号のシンボル速度は、1/T
bである。
【0082】端子13−1〜13−nの信号はそれぞれ
ブロック符号器14−1〜14−nにより誤り訂正ブロ
ック符号化される。ブロック符号器14−1〜14−n
の各符号器は全て同一の規格のブロック符号器である。
ブロック符号器14−1〜14−nの出力はそれぞれ遅
延器20−1〜20−nに入力される。
【0083】遅延器20−1〜20−nの出力は、差動
符号器4に入力され差動符号化される。差動符号器4の
出力は2n 相位相変調器5に入力され変調される。2n
相位相変調器5の出力は伝送路6を介して伝送される。
【0084】受信側では、伝送路6から受信される信号
を同期検波器11で復調する。同期検波器11の並列n
系統の出力はそれぞれ差動復号器12に入力される。差
動復号器12のn系統の出力は、それぞれ、メモリ15
−1〜15−nに記憶される。メモリ15−1〜15−
nに記憶された復調信号から各系統の誤りビット位置を
知るためのシンドロームをシンドローム計算器16−1
〜16−nで計算する。
【0085】シンドローム計算器16−1〜16−nか
ら出力されるn個の誤りビット位置情報はn→1セレク
タ21に入力される。n→1セレクタ21はセレクタ制
御回路23の制御により遅延量の少ない順番にシンドロ
ーム計算結果を選択する。n→1セレクタ21の出力は
誤りビット位置検出器24に入力され当該系統の誤りビ
ット位置を検出する。
【0086】誤りビット位置検出器24の出力は1→n
セレクタ22に入力され、セレクタ制御回路23の制御
によりメモリ15−1〜15−nの中から該当する系統
を選択する。1→nセレクタ22の出力は誤り訂正器1
8−1〜18−nに入力される。
【0087】誤り訂正器18−1〜18−nは1→nセ
レクタ22から出力される誤りビット位置検出結果によ
りメモリ15−1〜15−n中の該当する系統の当該ビ
ットの誤りを訂正する。誤り訂正器18−1〜18−n
で訂正されたn系統の信号は端子19−1〜19−nか
ら出力される。端子19−1〜19−nから出力される
n系統の信号速度は端子13−1〜13−nに入力され
た信号の速度1/Tbに等しい。
【0088】上記の説明では、各列とも変調方式として
n 相位相変調を用いる場合について述べているが、本
発明は、2n AM等の多値変調に適用することも可能で
あり、その場合でも同様の効果が得られる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の発明によれば、回路の小型・低消費電力化に有効
な遅延検波方式が適用可能な差動符号化変調方式に、誤
り訂正方式を併用する場合、インターリーブを用いず
に、差動符号化信号検波後の2シンボル連続誤りを、n
系統の復調信号に振り分けているので、各系統内では単
一誤りとなるようにすることができるから、誤り訂正能
力を最大限に発揮することが可能となり、送受両側に回
路が必要なインターリーブ方式と比較して回路規模を小
さくすることができると共に伝送遅延量を低減すること
ができる。
【0090】また、請求項3〜請求項6の発明によれ
ば、回路の小型・低消費電力化に有効な遅延検波方式を
用いることができる差動符号化変調方式に、ランダム誤
り訂正能力の高いブロック符号を適用する場合、1つの
誤りビット位置検出回路で、n系統の信号を誤り訂正で
きるので、各系統それぞれが誤りビット位置検出回路を
持つことが不要になり、回路規模の削減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の第2の例を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の第3の例を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の第4の例を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態の第5の例を示す図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態の第6の例を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態の第7の例を示す図であ
る。
【図8】従来の差動符号化変調用誤り訂正方式を説明す
る図である。
【符号の説明】
1,13−1〜13−n 入力端子 2 1→n直並列変換器 3−1〜3−n 誤り訂正符号器 4 差動符号器 5 2n 相位相変調器 6 伝送路 7 遅延検波器 8−1〜8−n 誤り訂正復号器 9 n→1並直列変換器 10,19−1〜19−n 出力端子 11 同期検波器 12 差動復号器 14−1〜14−n ブロック符号器 15−1〜15−n メモリ 16−1〜16−n シンドローム計算器 17−1〜17−n 誤りビット位置検出器 18−1〜18−n 誤り訂正器 20−1〜20−n 遅延器 21 n→1セレクタ 22 1→nセレクタ 23 セレクタ制御回路 24 誤りビット位置検出器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側に、 送信すべきディジタル信号を並列n系統(nは2以上の
    自然数)に直並列変換する手段と、 該直並列変換手段により得られる並列n系統のディジタ
    ル信号に対してそれぞれ誤り訂正符号化を行なうn個の
    誤り訂正符号化手段と、 該誤り訂正符号化手段により誤り訂正符号化された並列
    n系統の信号に差動符号化を施す差動符号化手段と、 該差動符号化手段で得られる並列n系統の差動符号化信
    号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号を出力する2
    n 値多値変調手段とを有し、 受信側に、 前記2n 値多値変調信号を遅延検波して復調する遅延検
    波手段と、 該遅延検波手段により得られる並列n系統の復調信号に
    対して誤り訂正を行なう並列n系統の誤り訂正手段と、 該誤り訂正手段により誤りが訂正された並列n系統のデ
    ィジタル信号を並直列変換する手段とを有することを特
    徴とするディジタル伝送装置。
  2. 【請求項2】 送信側に、 送信すべきディジタル信号を並列n系統(nは2以上の
    自然数)に直並列変換する手段と、 該直並列変換手段により得られる並列n系統のディジタ
    ル信号に対してそれぞれ誤り訂正符号化を行なうn個の
    誤り訂正符号化手段と、 該誤り訂正符号化手段により誤り訂正符号化された並列
    n系統の信号に差動符号化を施す差動符号化手段と、 該差動符号化手段で得られる並列n系統の差動符号化信
    号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号を出力する2
    n 値多値変調手段とを有し、 受信側に、 前記2n 値多値変調信号を同期検波して復調する同期検
    波手段と、 該同期検波手段により得られる並列n系統の復調信号に
    対して差動復号を行なう差動復号手段と、 該差動復号手段により得られる並列n系統の信号に対し
    て誤り訂正を行なう並列n系統の誤り訂正手段と、 該誤り訂正手段により誤りが訂正された並列n系統のデ
    ィジタル信号を並直列変換する手段とを有することを特
    徴とするディジタル伝送装置。
  3. 【請求項3】 送信側に、 並列n系統(nは2以上の自然数)の送信すべきディジ
    タル信号に対し、それぞれ同一の誤り訂正のためのブロ
    ック符号化を行なうn個のブロック符号化手段と、 該n個のブロック符号化手段で得られる並列n系統のブ
    ロック符号化された信号に差動符号化を施す差動符号化
    手段と、 該差動符号化手段で得られる並列n系統の差動符号化信
    号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号を出力する2
    n 値多値変調手段とを有し、 受信側に、 前記2n 値多値変調信号を遅延検波して復調する遅延検
    波手段と、 該遅延検波手段により得られるn系統復調信号を系統毎
    に異なる時間遅延させるn系統の遅延手段と、 該遅延手段で遅延されたn系統遅延復調信号を記憶する
    n系統の記憶手段と、 該n系統の記憶手段に記憶された並列n系統の信号から
    誤りビット位置を検出するもととなるシンドロームを計
    算する並列n個のシンドローム計算手段と、 該遅延手段の遅延量の少ない方から順番に該並列n個の
    シンドローム計算結果を選択する選択手段と、 該選択手段の選択順序を制御する選択順序制御手段と、 前記選択手段により得られる1個のシンドローム計算結
    果をもとに誤りビット位置を計算する誤りビット位置計
    算手段と、 該誤りビット位置計算結果を前記選択順序制御手段によ
    り選択して該並列n個の記憶手段に分配する手段と、 該誤りビット位置計算結果にもとづいて該n系統の記憶
    手段に記憶された並列n系統の遅延復調信号の誤りビッ
    トを訂正する誤り訂正手段とを有し、 受信側の誤りビット位置検出手段を時分割により用いる
    ことを特徴とするディジタル伝送装置。
  4. 【請求項4】 送信側に、 並列n系統(nは2以上の自然数)の送信すべきディジ
    タル信号に対し、それぞれ同一の誤り訂正のためのブロ
    ック符号化を行なうn個のブロック符号化手段と、 該n個のブロック符号化手段で得られる並列n系統のブ
    ロック符号化された信号に差動符号化を施す差動符号化
    手段と、 該差動符号化手段で得られる並列n系統の差動符号化信
    号で搬送波を変調して2n 値多値変調信号を出力する2
    n 値多値変調手段とを有し、 受信側に、 前記2n 値多値変調信号を同期検波して復調する同期検
    波手段と、 該同期検波手段により得られるn系統復調信号を差動復
    号するn系統差動復号手段と、 該n系統差動復号手段により得られるn系統差動復号を
    系統毎に異なる時間遅延させるn系統の遅延手段と、 該遅延手段で遅延された復調信号を記憶するn系統の記
    憶手段と、 該n系統の記憶手段に記憶された並列n系統の信号から
    誤りビット位置を検出するもととなるシンドロームを計
    算する並列n個のシンドローム計算手段と、 該遅延手段の遅延量の少ない方から順番に該並列n個の
    シンドローム計算結果を選択する選択手段と、 該選択手段の選択順序を制御する選択順序制御手段と、 前記選択手段により得られる1個のシンドローム計算結
    果をもとに誤りビット位置を計算する誤りビット位置計
    算手段と、 該誤りビット位置計算結果を前記選択順序制御手段によ
    り選択して該並列n個の記憶手段に分配する手段と、 該誤りビット位置計算結果にもとづいて該n系統の記憶
    手段に記憶された並列n系統の復調信号の誤りビットを
    訂正する誤り訂正手段とを有し、 受信側の誤りビット位置検出手段を時分割により用いる
    ことを特徴とするディジタル伝送装置。
  5. 【請求項5】 送信側に、 並列n系統(nは2以上の自然数)の送信すべきディジ
    タル信号に対し、それぞれ同一の誤り訂正のためのブロ
    ック符号化を行なうn個のブロック符号化手段と、 該n個のブロック符号化手段で得られる並列n系統のブ
    ロック符号化された信号に差動符号化を施す差動符号化
    手段と、 該差動符号化手段で得られる並列n系統の差動符号化信
    号を系統毎に異なる時間遅延させるn系統の遅延手段
    と、 該遅延手段で遅延されたn系統の遅延差動符号化信号で
    搬送波を変調して2n値多値変調信号を出力する2n
    多値変調手段とを有し、 受信側に、 前記2n 値多値変調信号を遅延検波して復調する遅延検
    波手段と、 該遅延検波手段により得られるn系統復調
    信号を記憶するn系統の記憶手段と、 該n系統の記憶手段に記憶された並列n系統の信号から
    誤りビット位置を検出するもととなるシンドロームを計
    算する並列n個のシンドローム計算手段と、 前記送信側遅延手段の遅延量の少ない方から順番に該並
    列n個のシンドローム計算結果を選択する選択手段と、 該選択手段の選択順序を制御する選択順序制御手段と、 前記選択手段により得られる1個のシンドローム計算結
    果をもとに誤りビット位置を計算する誤りビット位置計
    算手段と、 該誤りビット位置計算結果を前記選択順序制御手段によ
    り選択して該並列n個の記憶手段に分配する手段と、 該誤りビット位置計算結果にもとづいて該n系統の記憶
    手段に記憶された並列n系統の遅延復調信号の誤りビッ
    トを訂正する誤り訂正手段とを有し、 受信側の誤りビット位置検出手段を時分割により用いる
    ことを特徴とするディジタル伝送装置。
  6. 【請求項6】 送信側に、 並列n系統(nは2以上の自然数)の送信すべきディジ
    タル信号に対し、それぞれ同一の誤り訂正のためのブロ
    ック符号化を行なうn個のブロック符号化手段と、 該n個のブロック符号化手段で得られる並列n系統のブ
    ロック符号化された信号に差動符号化を施す差動符号化
    手段と、 該差動符号化手段で得られる並列n系統の差動符号化信
    号を系統毎に異なる時間遅延させるn系統の遅延手段
    と、 該遅延手段で遅延されたn系統遅延差動符号化信号で搬
    送波を変調して2n 値多値変調信号を出力する2n 値多
    値変調手段とを有し、 受信側に、 前記2n 値多値変調信号を同期検波して復調する同期検
    波手段と、 該同期検波手段により得られるn系統復調信号を差動復
    号するn系統差動復号手段と、 該n系統差動復号手段により得られるn系統差動復号を
    記憶するn系統の記憶手段と、 該n系統の記憶手段に記憶された並列n系統の信号から
    誤りビット位置を検出するもととなるシンドロームを計
    算する並列n個のシンドローム計算手段と、 前記送信側遅延手段の遅延量の少ない方から順番に該並
    列n個のシンドローム計算結果を選択する選択手段と、 該選択手段の選択順序を制御する選択順序制御手段と、 前記選択手段により得られる1個のシンドローム計算結
    果をもとに誤りビット位置を計算する誤りビット位置計
    算手段と、 該誤りビット位置計算結果を前記選択順序制御手段によ
    り選択して該並列n個の記憶手段に分配する手段と、 該誤りビット位置計算結果にもとづいて該n系統の記憶
    手段に記憶された並列n系統の復調信号の誤りビットを
    訂正する誤り訂正手段とを有し、 受信側の誤りビット位置検出手段を時分割により用いる
    ことを特徴とするディジタル伝送装置。
JP7312803A 1995-11-30 1995-11-30 ディジタル伝送装置 Pending JPH09153918A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7312803A JPH09153918A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 ディジタル伝送装置
DE69636030T DE69636030T2 (de) 1995-11-30 1996-11-28 Digitale Übertragungsanordnung mit differentialer Kodierung und Vorwärtsfehlerverbesserung
EP96402577A EP0777354B1 (en) 1995-11-30 1996-11-28 Digital transmission apparatus using differential coding and forward error correction
US08/753,726 US5862175A (en) 1995-11-30 1996-11-29 Digital transmission apparatus using differential coding and forward error correction

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7312803A JPH09153918A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 ディジタル伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09153918A true JPH09153918A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18033602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7312803A Pending JPH09153918A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 ディジタル伝送装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5862175A (ja)
EP (1) EP0777354B1 (ja)
JP (1) JPH09153918A (ja)
DE (1) DE69636030T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002069593A1 (fr) * 2001-02-27 2002-09-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de communication radio numerique
JP2006115243A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 National Institute Of Information & Communication Technology 送信機、受信機、送信方法、受信方法、通信システムおよび送受信方法
JP2010517356A (ja) * 2007-01-19 2010-05-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 並列符号化と並列復号化とを伴う、シングル・キャリア・ブロック伝送の方法及びシステム
JP2014090302A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> デジタルコヒーレント光伝送方法、送信装置及び受信装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10271082A (ja) * 1997-03-21 1998-10-09 Mitsubishi Electric Corp 音声データ復号装置
SE511881C2 (sv) 1997-08-08 1999-12-13 Ericsson Telefon Ab L M Förfarande och arrangemang för överföring av paketinformation i ett digitalt telekommunikationssystem
FI111433B (fi) 1998-01-29 2003-07-15 Nokia Corp Menetelmä tiedonsiirron salaamiseksi ja solukkoradiojärjestelmä
US6181676B1 (en) * 1998-01-30 2001-01-30 Nortel Networks Limited System protection switching
EP0949780B1 (en) * 1998-04-08 2006-03-01 Nec Corporation A frame format and method and apparatus for processing a frame
KR100493263B1 (ko) * 1998-05-27 2005-06-02 가부시키가이샤 엔.티.티.도코모 인터리빙을 행하기 위한 방법 및 장치와, 디인터리빙을행하기 위한 방법 및 장치
US6307899B1 (en) * 1998-06-16 2001-10-23 Ameritech Corporation Method and system for optimizing coding gain
CA2299017A1 (en) * 1999-02-26 2000-08-26 Akemichi Yamada A method for high speed modulation and error control coding
US6487254B1 (en) * 1999-05-07 2002-11-26 Lucent Technologies Inc. Methods and devices for estimating QAM symbol sequences over flat fading channels using multiple offset sequences
GB0004178D0 (en) 2000-02-22 2000-04-12 Nokia Networks Oy Integrity check in a communication system
JP3563357B2 (ja) * 2000-06-23 2004-09-08 松下電器産業株式会社 適応変調通信システム
US7254190B2 (en) * 2000-09-01 2007-08-07 Broadcom Corporation Satellite receiver
US7046975B2 (en) * 2001-03-13 2006-05-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and system for blind detection of modulation type
FR2944171B1 (fr) 2009-04-03 2012-12-21 Get Enst Procede et dispositif de modulation mettant en oeuvre une modulation differentielle, procede et dispositif de demodulation, signal et produits programme d'ordinateur correspondants.
US8370706B2 (en) * 2009-10-02 2013-02-05 Infinera Corporation Interleaved correction code transmission
EP2403167B1 (en) * 2010-06-30 2012-10-10 Alcatel Lucent Method of transmitting data via an optical transmission channel
US10530702B2 (en) * 2016-12-09 2020-01-07 Hughes Network Systems Llc System and method to efficiently serialize parallel streams of information

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325443B2 (ja) * 1972-12-29 1978-07-27
US4581736A (en) * 1983-03-01 1986-04-08 Communications Satellite Corporation Multiple downlink data aggregator and system
DE3788532T2 (de) * 1986-03-31 1994-04-21 Nippon Electric Co Funkübertragungssystem mit vereinfachter Fehlerkorrekturschaltung und schneller Kanalumschaltung.
JP2548932B2 (ja) * 1987-03-09 1996-10-30 富士通株式会社 多値qam通信システム
US4998253A (en) * 1988-03-11 1991-03-05 Kokusai Denshin Denwa Co., Ltd. Syndrome sequential decoder
JPH07114419B2 (ja) * 1989-04-12 1995-12-06 株式会社東芝 Qam通信システム
JPH0481054A (ja) * 1990-06-01 1992-03-13 Nec Corp データ伝送方式
JP2554219B2 (ja) * 1991-11-26 1996-11-13 日本電信電話株式会社 ディジタル信号の重畳伝送方式
DE69534182T2 (de) * 1994-05-17 2006-01-12 Nippon Telegraph And Telephone Corp. Endgerät in SDH Netzwerken unter Verwendung fehlerkorrigierender Codes

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002069593A1 (fr) * 2001-02-27 2002-09-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de communication radio numerique
US6990627B2 (en) 2001-02-27 2006-01-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital radio communication system for communicating M-ary modulated error detection units
JP2006115243A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 National Institute Of Information & Communication Technology 送信機、受信機、送信方法、受信方法、通信システムおよび送受信方法
JP2010517356A (ja) * 2007-01-19 2010-05-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 並列符号化と並列復号化とを伴う、シングル・キャリア・ブロック伝送の方法及びシステム
JP2014090302A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> デジタルコヒーレント光伝送方法、送信装置及び受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69636030D1 (de) 2006-05-24
DE69636030T2 (de) 2006-11-23
EP0777354A2 (en) 1997-06-04
EP0777354A3 (en) 1999-07-21
US5862175A (en) 1999-01-19
EP0777354B1 (en) 2006-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09153918A (ja) ディジタル伝送装置
US5790570A (en) Concatenated trellis coded modulation and linear block codes
JP4669026B2 (ja) 直交周波数分割多重通信方式によるデジタル信号の送信
JP2845705B2 (ja) 多レベル符号化変調通信装置
US8151174B2 (en) Block modulus coding (BMC) systems and methods for block coding with non-binary modulus
JP3093562B2 (ja) 多重レベル/位相変調データの復元方法及びその装置
US4553237A (en) Error-correction system for two-dimensional multilevel signals
US6747948B1 (en) Interleaver scheme in an OFDM system with multiple-stream data sources
JP2818534B2 (ja) 符号化変調方式
CN101690240A (zh) 信号发送和接收方法以及信号发送和接收装置
JP2008295057A5 (ja)
JP2002043951A (ja) パラレルパンクチャド畳込みエンコーダ
JPH02270442A (ja) Qam通信システム
CN101690241A (zh) 信号发送和接收方法以及信号发送和接收设备
KR100835134B1 (ko) 순방향 오류정정 복호화 방법 및 복호화기.
CA2153956A1 (en) Transmission system and apparatus therefor
WO2003017500A1 (en) Coded modulation scheme for a wireless communication system and methods thereof
JP3576653B2 (ja) 符号化変調装置
JP2637172B2 (ja) 誤り訂正方式
JPH09153917A (ja) ディジタル伝送装置
KR20080105355A (ko) 신호 송수신 방법 및 신호 송수신 장치
JP2001345716A (ja) 符号化通信システムおよびその伝送誤り低減方法
JPH08204768A (ja) ディジタル信号送信装置並びに受信装置
JPH07336400A (ja) ディジタル信号伝送方式及びそれに用いる送信装置並びに受信装置
JP3980038B2 (ja) 多値変調方式の伝送装置