JP3092331B2 - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP3092331B2
JP3092331B2 JP04173976A JP17397692A JP3092331B2 JP 3092331 B2 JP3092331 B2 JP 3092331B2 JP 04173976 A JP04173976 A JP 04173976A JP 17397692 A JP17397692 A JP 17397692A JP 3092331 B2 JP3092331 B2 JP 3092331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル記録再生装置
における音声信号や画像信号などのディジタル信号処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CDやLDなど、音声や映像をデ
ィジタル記録したディスクの再生専用装置が広く普及
し、この分野の主流となっている。一方、長い歴史を有
する磁気テープに音声をディジタル的に記録および再生
する装置の開発も進められており、新しい音声機器とし
て発展するためには、簡単な構成で高度な性能を発揮で
きる装置の開発が必要である。とくに、音声信号をディ
ジタル信号で扱う信号処理装置の構成が重要課題であ
る。
【0003】従来から音声のディジタル記録再生が行な
われ、その目的、用途に対応して種々の手段が用いられ
る。たとえば、記録媒体に対応して光、光磁気、磁気記
録再生手段などがあり、また、信号を圧縮するか否かに
対応しても種々の手段が展開される。
【0004】本発明が関連するディジタル記録再生手段
は、音声や画像などの信号を圧縮して磁気テープなどの
記録媒体に記録再生する手段であり、また信号の周波数
領域処理に属する手段であって、高能率信号符号化と呼
ばれる符号化手段を用いている。この手段を音声信号に
適用した場合、音声の可聴限度とマスキング効果を用い
て非常に少ないビット数に圧縮している。
【0005】以下、従来の高能率符号化手段を用いた音
声信号の記録再生装置の概略について図面を参照しなが
ら説明する。なお、以下に記載する内容は高能率符号化
の1つの概念を示すものであり、特定システムの全てで
はないことを断わっておく。図9は前記高能率符号化に
より音声信号を符号化して記録再生する装置の構成をブ
ロック図で示す。図において、1はアナログの音声信号
入力端子、2は前記音声信号をディジタル信号に変換す
るAD変換器、3は変換したディジタル信号をFIR
(Finite Impulse Response)フィルタ4に所定の順
序で入出力するためのインータインタフェース、4は録
音時は前記ディジタル信号を所定の順序で入力し、音声
周波数領域を複数個、たとえば32個の等間隔周波数帯
域(以下、サブバンドと称す)に分割した各帯域におけ
る音声信号のディジタルデータ(以下、サブバンド信号
データと称す)を出力するものであり、また、再生時に
はその逆処理を行なうためのFIRフィルタ、5は録音
時は前記各サブバンド信号データに最小可聴限度特性と
聴覚マスキング効果とを適用してビット数を削減圧縮
し、それらを配列して符号化し、再生時にはその逆処理
を行なう符号化器と復号器、6は符号化した信号を記録
再生する記録部である。
【0006】FIRフィルタ4における信号処理につい
ては本願の主旨ではないので詳細な説明を省略するが、
FIRフィルタ4は、たとえばAD変換器2でディジタ
ル化された音声信号のデータをインタフェース2を介し
て連続する512サンプルを入力し、32サンプルづつ
シフトしながら処理することにより、図10に示すよう
に直流から24KHz に至る可聴周波数帯域を750Hzの
周波数間隔で分割した32個のサブバンドごとの音声信
号のディジタルデータ、すなわちサブバンド信号データ
を出力するフィルタである。このサブバンド信号データ
は各サブバンドともに、たとえば12個の符号化前デー
タで構成され、サブバンドiの音声信号はDi,0、Di,
1、・・、Di,10、Di,11(i=0、1、・・・、31)な
る符号化前データで与えられる。これら各符号化前デー
タDi,j (i=0,1・・,31、j=0,1,・・11)ははいづ
れも、たとえば24ビット構成の大きいビット数のデー
タであり、データ量が多くて磁気テープに高密度記録す
るのに適していない。 高能率符号化では符号化器5に
より、上記符号化前データを最小可聴限度特性とマスキ
ング効果とを用いて圧縮することで、符号化前データD
i,0、Di,1、・・・、Di,10、Di,11を24ビットより
小さくて一定でないビット数の符号化前データ(以下、
可変長サンプルデータと称す)di,0、di,1、・・・、
di,10、di,11に圧縮し、各サブバンドから1個づつ取
った同タイミングの32個のデータ、たとえば各サブバ
ンドの0番目の可変長サンプルデータd0,0、d1,0、d
2,0、・・・、d31,0 をまとめて配列することで0番目
の記録信号を生成し、同様に1番目〜11番目のサブバ
ンドについても記録信号を生成し、これらの信号を配列
して1つの記録信号単位とし、信号フレームと称す。な
お、信号フレームの詳細については後述する。
【0007】以下、符号化前データの圧縮について簡単
に説明する。前述のようにFIRフィルタ4の出力から
得た各サブバンド信号データは、24ビット構成の12
個の符号化前データ、たとえばサブバンドiでは符号化
前データDi,0、Di,1、・・、Di,10、Di,11で与えら
れている。これらの符号化前データDij(i=0、1、・
・、32。 j=0、1、・・、11)はそれぞれ24ビット
のデータであって、何ら圧縮されていない。高能率符号
化ではこれらの符号化前データを、最小可聴限度特性と
マスキング効果とに着目して圧縮している。すなわち、
人間が耳に感じる音声レベルに最小限度値があり、この
レベル以下の信号は聞こえないこと、また、高いレベル
の音の近傍周波数の音はマスクされて聞こえなくなる
か、または聞こえにくくなる現象がある。このような特
性は音声の周波数に依存している。
【0008】図11はこのような聴感上の特性の概略を
グラフで示す。図において、曲線で示した特性は最小可
聴限度をデシベルで示し、また縦棒で示した特性はその
音域におけるサンプルデータに割り当てるビット数を示
す。この特性を利用した圧縮処理の詳細についても本願
の主旨でないので詳細は省略するが、極言すれば最小可
聴限度以下の音は無視してサンプルデータを捨て、ま
た、可聴限度レベルの低い音域の符号化前データは多く
のビット数で表現し、可聴限度レベルの高い音域の符号
化前データは少ないビット数で表現する。さらに、高い
レベルの音が存在する場合には、その近傍周波数の音に
対して最小可聴限度レベルを大きく設定する。このよう
な圧縮処理により、サブバンドの符号化前データは24
ビット以下で、ビット数の一定でない可変長サンプルデ
ータデータdi,0、di,1、・・・、di,10、di,11に変
換される。
【0009】また、高能率符号化システムでは前記可変
長サンプルデータの値を、そのサブバンドにおける最大
サンプル値に対する比で表現することとし、また、各サ
ブバンドのサンプル最大値を全サブバンド共通の尺度で
6ビット量子化表現し、1ビット当り2dB差としてい
る。したがって、各サンプル値は、そのサブバンドの量
子化最大値を指数部とし、それに対する比を仮数部とす
る浮動小数点法で表現されるようにしているのが特徴の
1つである。
【0010】以下、上記可変長サンプルデータを記録す
るための記録信号について説明する。たとえば1つの記
録方法として、サブバンド0の可変長サンプルデータd
0,0、d0,1、・・・、d0,12を順次記録し、つぎにサブ
バンド1の可変長サンプルデータを順次記録し、つぎに
サブバンド2の可変長サンプルデータを順次記録すると
言うように、サブバンド単位で記録信号を生成すること
ができる。この方法ではサブバンド単位の記録信号を3
2個記録すれば全サブバンドの信号が記録されることに
なる。しかし、高能率符号化システムでは下記の方法で
記録信号を生成している。すなわち、各サブバンドの可
変長サンプルデータから同一タイミングのデータを1個
づつ、たとえば0番目のデータd0,0、d1,0、・・、d3
1,0を取り、それぞれの圧縮条件データとともに配列し
たデータ列を記録信号とする。信号フレームは各サブバ
ンドのこのような可変長サンプルデータを集めて備えた
ものである。
【0011】図12は上記信号フレームの構成を模式図
で示す。図において、信号フレームは特定数のビット
数、たとえば32ビットを有するスロットを構成単位と
し、同期信号および符号化情報を含む先頭の1個のスロ
ットと、サンプルデータDijを可変長サンプルデータd
ijに圧縮したときの圧縮条件を与える2つの情報、すな
わちビット割当情報とスケールファクタ情報とを配列し
た複数個のスロットと、各サブバンドの同タイミングの
可変長サンプルデータd0,j、d1,j、・・・、d31,jを
配列した複数個のスロットでなる符号化データ列とで構
成される。ビット割当情報(以下、アロケーションデー
タと称す)は前記各可変長サンプルデータの仮数部のビ
ット数が何ビットに圧縮されたものであるかを与え、
(すなわち、符号化データ列の中に、何ビットで格納さ
れているかを示し)、また、スケールファクタ情報は前
記指数部すなわちサブバンドにおけるサンプルデータの
量子化最大値を与える。この圧縮条件は各サブバンドご
とに異なっているので、各サブバンドごとの圧縮条件を
複数のスロットの中に所定の順序で配列して与えてお
り、その順序はアロケーションデータとスケールファク
タと同じにしてある。また、可変長サンプルデータd0,
j、d1,j、・・・、d31,jの配列順序は前記アロケーシ
ョンデータおよびスケールファクタの配列順序と同じで
ある。なお、アロケーションデータが、たとえば0(4
ビットであれば0000)であるサンプルデータは配列
せずに省略することによりビット数を削減してある。
【0012】このように、1信号フレームはサブバンド
の12個の可変長サンプルデータのうちの1つを各サブ
バンドから32個集めた可変長サンプルデータ、d0,
j、d1,j、・・・、di,j、・・・、 d31,j (j=
0、1、・・、11)を備えるものである。したがっ
て、信号フレームの情報から各サブバンドの12個の可
変長サンプルデータを求め、たとえばdi,0、di,1、d
i,2、・・・di,11を求めて、サブバンドiの信号を再
現することができ、各サブバンドの信号を周波数合成す
ることにより原信号すなわち音声信号を再現することが
できる。
【0013】なお、以上の説明では音声信号をモノラル
として説明したが、実際にはステレオ音声信号を扱うの
で、左右各チャンネルにそれぞれ32個のサブバンドが
あり、それぞれに対応するアロケーションデータと、ス
ケールファクタと、圧縮したサンプルデータの複数個で
構成された符号化データ列とを1つの信号フレームに収
納する。
【0014】以下、上記の高能率符号化において、可変
長サンプルデータを信号フレームの符号化データ列領域
に配列処理する従来の信号処理装置について図面を参照
しながら説明する。なお、説明を簡単にするため音声信
号はモノラルとし、また、1スロットを16ビットとし
て説明する。図13は従来の信号処理装置の処理過程を
模式図で示す。また、図14はマイクロコンピュータや
ディジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPと称す)
などの制御手段による従来の信号処理装置の動作をフロ
ーチャートで示す。図13において、サンプルデータ圧
縮手段がFIRフィルタから出力されたサンプルデータ
を、最小可聴限度特性とマスキング効果とによって変換
したサンプルデータを出力するとともに、仮数を何ビッ
トに短縮するかのアロケーションデータ(ビット割当情
報)と、スケールファクタとを出力する。このサンプル
データは前記音声特性を適用したデータに変換されては
いるが、仮数部が前記アロケーションデータの指定する
ビット数に切捨てられていない符号化前のサンプルデー
タ(以下、符号化前データと称す)である。
【0015】したがって、可変長サンプルデータを信号
フレームの符号化データ領域に配列するには、アロケー
ションデータの配列順序に対応するサブバンドの符号化
前データを選択し、そのデータのMSBからアロケーシ
ョンデータの指定するビット数だけ取って残りは切捨
て、アロケーションデータの配列順序に従って信号フレ
ーム中に配列する処理が必要である。図13におけるサ
ンプルデータ圧縮手段の出力する各サブバンド当り12
個の符号化前データは、ディジタル処理の過程として一
旦メモリに記憶されている。いま配列処理しようとする
各サブバンドの符号化前データがメモリ0〜メモリ31
に格納されているとする。これらの符号化前データはア
ロケーションデータの指定するビット数より大きいビッ
ト数のデータとして格納されている。また、フレーム用
メモリは配列結果、すなわち信号フレームを収納するメ
モリであり、その先頭のスロットには同期信号および符
号化情報が格納される。
【0016】サンプルデータ圧縮手段が出力するアロケ
ーションデータとスケールファクタとをそれぞれフレー
ム用メモリの所定位置に書き込む。フレーム用メモリに
配列する可変長サンプルデータの順序は前記のようにア
ロケーションデータの配列順序と同じである。いま、そ
の順序をサブバンド0、サブバンド1、・・、サブバン
ド30、サブバンド31としておく。また、アロケーシ
ョンデータは図13に示すように、サブバンド0の符号
化前データに対して6ビット、サブバンド1に対して8
ビット、サブバンド2に対して10ビット、サブバンド
3に対して3ビット、・・・とビット数を指定している
ものとする。
【0017】まず最初にサブバンド0の符号化前データ
をメモリ0のMSBから6ビット順次取り出し、レジス
タ1のLSBに右シフトしながら格納する。つぎにサブ
バンド1の符号化前データをメモリ1のMSBから8ビ
ット順次取り出し、レジスタ1のLSBに右シフトしな
がら格納する。つぎにサブバンド2の符号化前データを
メモリ2のMSBから10ビット順次取り出し、レジス
タ1のLSBに右シフトしながら格納する。ただし、前
記のように実施例では1スロット16ビットとしている
ので、サブバンド2の符号化前データはレジスタ1に2
ビット格納した時点で転送を中止する。つぎにフレーム
用メモリの符号化データ列領域の最初の位置に格納す
る。つぎにレジスタ1を一旦クリアし、つぎにメモリ2
の残りの8ビットを順次レジスタ1に格納し、つぎにサ
ブバンド3の符号化前データをメモリ3のMSBから3
ビット順次取り出し、レジスタ1のLSBに右シフトし
ながら格納する。
【0018】以上の操作を繰り返し行なうことにより、
各サブバンドの符号化前データはアロケーションデータ
の指定するビット数だけMSBから選択されて残りは切
捨てられ、フレーム用メモリの所定の位置に格納配列さ
れる。なお、前述のようにアロケーションデータが、た
とえば4ビット構成で0000である場合にはそのデー
タを配列しない。
【0019】図14は以上の動作を示す概略フローチャ
ートであるが、上記の説明から動作は明らかであるので
説明を省略する。
【0020】以下、上記符号化された信号の復調手段に
ついて図面を参照しながら説明する。図15は従来のD
SPを用いた復号手段における復号の過程を模式図で示
す。なお、記録媒体から再生した複数トラックの信号
は、それぞれ誤り訂正などの過程を経て、アロケーショ
ンデータ、スケールファクタ、符号化データに分離さ
れ、信号フレームに構成され、それぞれレジスタの所定
の位置に一旦格納されるが、この過程の詳細については
本発明の目的ではないので省略する。
【0021】図15において、フレーム用メモリは記録
媒体を再生して得た信号を格納しているメモリとする。
また、レジスタ1は前記フレーム用メモリの符号化デー
タ列の1スロット分の信号を入力し、アロケーションデ
ータが指定するビット数だけシフトして、対応するサブ
バンドのメモリにデータを転送するレジスタ、メモリ0
〜31はそれぞれサブバンドのデータを格納するメモリ
である。
【0022】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。この復号処理は前記符号化配列処理の丁
度逆処理である。説明の簡略化のため、1スロットを1
6ビットとし、データ配列の条件は図13に示したデー
タ配列と同一とする。まず、制御手段はレジスタ1にフ
レームの先頭の1スロット分のデータ(以下、符号化デ
ータと称す)をフレーム用メモリから入力する。たとえ
ば、図15に示すようにMSBからLSBへの配列6ビ
ット、8ビット、2ビットを入力する。つぎに、レジス
タ1の内容をアロケーションデータの指定するビット数
「6」だけ右シフトし、オーバーフローするビットデー
タを順次メモリ0のMSBから格納する。この処理によ
りメモリ0はサブバンド0のデータ6ビットを記憶す
る。制御手段はつぎのアロケーションデータ、すなわち
「8」を入力し、上記処理と同様にしてメモリ1にサブ
バンド1の8ビットのデータが格納される。つぎに制御
手段はつぎのアロケーションデータ「10」を入力し、
レジスタ1を右シフトして、メモリ2に2ビットのデー
タを格納するが、2ビットシフトした段階でレジスタ1
が空となる。この時点でレジスタ1につぎの1スロット
分の符号化データを入力し、そのデータに対してアロケ
ーションデータの指定する残りの8ビットについてシフ
トし、メモリ2にサブバンド2の残り8ビットのデータ
が格納される。このようにアロケーションデータ「1
0」に対して最初のスロットの2ビットデータとつぎの
スロットの8ビットデータとで復号信号が得られ、2個
以上のスロットにまたがるデータから得られる場合もあ
るのが特徴の一つである。
【0023】このような動作を繰り返すことにより、各
メモリ0〜31には各サブバンドのデータが格納され、
復号処理を終了する。図16は以上の動作を示す概略フ
ローチャートであるが、上記の説明から動作は明らかで
あるので説明を省略する。なお、以上の説明では音声信
号のデータを例に説明したが、他の信号、たとえば画像
信号のデータについても可視限界などを適用することに
より圧縮することができる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の信号
処理装置では、DSPなどにおける処理のステップ数が
多くなり、記録信号を生成するための信号処理が所定の
時間内に終了しないという問題があった。また、DSP
が圧縮処理など他の処理を実行するための期間を十分確
保することができなかった。
【0025】本発明は上記の課題を解決するもので、動
作速度が速く、かつマイクロコンピュータから独立した
ハードウエア構成の符号化処理および復号処理を行なう
信号処理装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、本発明の第1の課題解決手段は、シフト
クロックを生成するシフトクロック生成回路と、符号化
前データロードパルスで設定されたnビットの符号化前
データを前記シフトクロックによりMSB方向にシフト
するnビットの第1のシフトレジスタと、第1のシフト
レジスタのシフト動作でオーバーフローしたビットデー
タを順次LSBに入力して前記シフトクロックによりM
SB方向にシフトするmビットの第2のシフトレジスタ
と、前記シフトクロックを入力し、アロケーションデー
タで設定されるクロック数で第1の停止信号を出力し、
前記mに等しいクロック数で第2の停止信号を出力する
停止信号回路とを備え、前記アロケーションデータを前
記停止信号回路に設定したのち、そのアロケーションデ
ータに対応する符号化前データを第1のシフトレジスタ
に設定するとともに前記シフトクロック生成回路を起動
し、シフトクロックが第1の停止信号で停止するごとに
つぎのアロケーションデータと符号化前データとの組を
順次設定してシフトクロックを動作させ、シフトクロッ
クが第2の停止信号で停止するまでアロケーションデー
タと符号化前データとの組を順次設定することにより、
符号化前データをアロケーションデータが指定したビッ
ト数に短縮したデータの複数個の配列でなるmビットの
データ列を第2のシフトレジスタに得るとともに、第2
の停止信号を符号化処理終了を示すレディ信号として出
力するようにした信号処理装置であり、また、本発明の
第2の課題解決手段は、シフトクロックを生成するシフ
トクロック生成回路と、符号化データロードパルスで設
定されたnビットの符号化データを前記シフトクロック
によりMSB方向にシフトするnビットの第1のシフト
レジスタと、第1のシフトレジスタのシフト動作でオー
バーフローしたビットデータを順次LSBに入力して前
記シフトクロックによりMSB方向にシフトするmビッ
トの第2のシフトレジスタと、前記シフトクロックを入
力し、アロケーションデータで設定されるクロック数で
停止信号を出力する停止信号回路と、第2のシフトレジ
スタをクリアするクリア回路とを備え、前記符号化デー
タを第1のシフトレジスタに設定したのち、アロケーシ
ョンデータを停止信号回路に設定するとともに前記シフ
トクロック生成回路を起動し、シフトクロックが停止信
号により停止した時点で、アロケーションデータが指定
したビット数のデータを前記符号化データから切り出し
て第2のシフトレジスタに得るとともに停止信号を復号
処理終了を示すレディ信号として出力し、前記レディ信
号に従って第2のシフトレジスタのデータを復号データ
として読み出したのち前記クリア回路により第2のシフ
トレジスタをクリアし、つぎのアロケーションデータを
設定してつぎの復号データを得る動作を繰り返すように
した信号処理装置であり、 また、本発明の第3の課題
解決手段は、シフトクロックを生成するシフトクロック
生成回路と、データロードパルスで設定されたnビット
のデータを前記シフトクロックによりMSB方向にシフ
トするnビットの第1のシフトレジスタと、第1のシフ
トレジスタのシフト動作でオーバーフローしたビットデ
ータを順次LSBに入力して前記シフトクロックにより
MSB方向にシフトするmビットの第2のシフトレジス
タと、アロケーションデータロードパルスとデータロー
ドパルスを入力し、符号化・復号切り換え信号により、
符号化処理時にはデータロードパルス、復号処理時には
アロケーションデータロードパルスを前記シフトクロッ
ク生成回路に開始信号として出力するロードセレクト回
路と、前記シフトクロックを入力し、アロケーションデ
ータで設定されるクロック数で第1の停止信号を出力
し、符号化処理時には前記mに等しいクロック数で第2
の停止信号を出力する停止信号回路と、第1の停止信号
を復号処理時のレディ信号、第2の停止信号を符号化処
理時のレディ信号として前記符号化・復号切り換え信号
により切り換えて出力するレディセレクト回路と、第2
のシフトレジスタをクリアするクリア回路と備え、符号
化処理時にはアロケーションデータと符号化前データと
の組をそれぞれ停止信号回路と第1のシフトレジスタに
設定し、第1の停止信号でシフトクロックが停止するご
とにつぎのアロケーションデータと符号化前データの組
を設定して、第2の停止信号でシフトクロックが停止し
た時点で、前記nビットの符号化前データから対応する
アロケーションデータで指定されるビット数に短縮され
たデータの複数個が第2のシフトレジスタを満たして配
列し、復号処理時には第1のレジスタに符号化データを
設定したのち、アロケーションデータを停止信号回路に
設定してシフトクロック生成回路を起動し、停止信号に
よりシフトが停止した時点で、アロケーションデータが
指定したビット数のデータが前記符号化データから切り
出されて第2のシフトレジスタに配列し、そのデータが
読み出されたのち前記クリア回路により第2のシフトレ
ジスタをクリアし、つぎのアロケーションデータを設定
し、前記レディ信号が符号化処理または復号処理の終了
を示すようにした信号処理装置であり、 また、本発明
の第4の課題解決手段は、シフトクロックを生成するシ
フトクロック生成回路と、符号化データラッチパルスに
より符号化データを一時記憶するnビットラッチと、符
号化データロードパルスで前記nビットラッチからnビ
ットの符号化データを入力し、前記シフトクロックによ
りMSB方向にシフトするnビットの第1のシフトレジ
スタと、第1のシフトレジスタのシフト動作でオーバー
フローしたビットデータを順次LSBに入力して前記シ
フトクロックによりMSB方向にシフトするmビットの
第2のシフトレジスタと、前記シフトクロックを入力
し、アロケーションデータで設定されるクロック数で停
止信号を出力する停止信号回路と、前記シフトクロック
を入力し、nカウントで前記符号化データロードパルス
を発生するロード信号回路と、第2のシフトレジスタを
クリアするクリア回路とを備え、前記アロケーションデ
ータロードパルスにより前記アロケーションデータを前
記停止信号回路に設定するとともにシフトクロック生成
回路を起動し、シフトクロックが停止した時点で、アロ
ケーションデータが指定したビット数のデータを前記符
号化データから切り出して第2のシフトレジスタに配列
して得るとともに前記停止信号を処理完了を示すレディ
信号として出力し、データが読み出された第2のシフト
レジスタを前記クリア回路によりクリアし、前記ロード
信号回路が前記シフトクロックをnカウントした時点で
第1のシフトレジスタにデータがない場合には直ちに符
号化データロードパルスを発生してnビットラッチから
つぎの符号化データを第1のシフトレジスタに設定する
ようにした信号処理装置である。
【0027】
【作用】本発明は第1の課題解決手段において、nビッ
トの第1のシフトレジスタに設定された符号化前データ
がシフトクロックによりMSB方向にシフトし、オーバ
ーフローしたビットデータがmビットの第2のシフトレ
ジスタのLSBに入力されてシフトクロックによりMS
B方向にシフトする。停止信号回路によりシフトクロッ
クの数がアロケーションデータで設定されるので、符号
化前データのうちのMSB側アロケーションデータ指定
数のビットデータが第2のシフトレジスタに移ってシフ
トクロックが停止する。シフトクロックの停止ごとに符
号化前データとアロケーションデータを設定すること
で、アロケーションデータで指定されるビット数の符号
化前データのMSB側データが順次第2のシフトレジス
タに配列する。停止信号回路の第2の停止信号により、
第2のシフトレジスタにm個のビットデータが配列した
時点でシフトクロックが停止し、mビットからなる符号
化データの配列が完了し、レディ信号が出力する。
【0028】また、第2の課題解決手段において、nビ
ットの第1のシフトレジスタに設定された符号化データ
がシフトクロックによりMSB方向にシフトし、オーバ
ーフローしたビットデータがmビットの第2のシフトレ
ジスタのLSBに入力されてシフトクロックによりMS
B方向にシフトする。停止信号回路によりシフトクロッ
クの数がアロケーションデータで設定されるので、符号
化データのうちのMSB側アロケーションデータ指定の
ビット数のデータが第2のシフトレジスタに移ってシフ
トクロックが停止する。シフトクロックの停止ごとにア
ロケーションデータを設定することで、アロケーション
データで指定されるビット数の符号化データのMSB側
データが第2のシフトレジスタに得られる。これがアロ
ケーションデータに対応するサブバンドの可変長データ
である。また、停止信号ごとにレディ信号を得る。この
レディ信号出力が処理終了を示し、それにもとづいて内
容が読み出された第2のシフトレジスタは、クリア回路
によりクリアされる。
【0029】また、第3の課題解決手段において、nビ
ットの第1のシフトレジスタに設定された符号化データ
がシフトクロックによりMSB方向にシフトし、オーバ
ーフローしたビットデータがmビットの第2のシフトレ
ジスタのLSBに順次入力され、シフトクロックにより
MSB方向にシフトする。セレクト回路がアロケーショ
ンデータロードパルスと符号化データロードパルスとを
符号化処理と復号処理とに対応して切り換えてシフトク
ロック生成回路に供給することで、シフトクロック発生
開始のタイミングを符号化処理と復号処理とに対処させ
る。符号化処理と復号処理における第1のシフトレジス
タと第2のシフトレジスタの動作は第1の課題解決手段
と第2の課題解決手段における動作と同じである。な
お、停止信号回路における第2の停止信号は、復号処理
においては符号化復号切り換え信号により切断され、発
生しない。
【0030】また、第4の課題解決手段において、nビ
ットラッチが一旦符号化データをラッチする。そのと
き、第1のシフトレジスタにデータがないときにはデー
タロードパルスによりただちにラッチから第1のシフト
レジスタに符号化データがロードされ、また第1のシフ
トレジスタにデータが存在するときは、そのままラッチ
している。アロケーションデータロードパルスでアロケ
ーションデータを設定するごとにシフトクロックが起動
し、第1のシフトレジスタのMSB側データが第2のシ
フトレジスタにアロケーションデータの指定したビット
数だけ移行する。ロード信号回路はシフトクロックの総
数をカウントし、nカウントとなったときに第1のシフ
トレジスタのデータが全てシフトし終えたことを示す。
そのnビット検出がロードパルス発生回路にロードパル
スを発生させ、nビットラッチにラッチしているつぎの
符号化データを第1のシフトレジスタに設定し、つぎの
復号処理に移行する。
【0031】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の課題解決
手段の第1の実施例の信号処理装置について図面を参照
しながら説明する。
【0032】本発明の第1の課題解決手段は、各サブバ
ンドの符号化前データを短縮し、配列して記録信号を得
る符号化手段に関する。図1は本実施例の信号処理装置
の構成をブロック図で示す。図において、1はビット割
当情報であるアロケーションデータをアロケーションデ
ータロードパルスのタイミングで設定し、符号化前デー
タロードパルス入力の時点から動作するシフトクロック
をカウントダウンするカウンタ、2はカウンタ1がゼロ
カウントとなった時点で所定期間のストップ信号を出力
するストップ信号生成回路、3は論理和回路、4はkビ
ットカウンタ6とmビットシフトレジスタ7とnビット
シフトレジスタ8とにシフトクロックを与えるシフトク
ロック生成回路であって、前記符号化前データロードパ
ルスの入力で動作を開始し、前記ストップ信号の入力で
動作を停止する。5はkビットカウンタ6のカウントが
mとなったことを検出するmビット検出回路、6はシフ
トクロック生成回路4の出力するシフトクロックをカウ
ントするkビットカウンタ、7はnビットシフトレジス
タ8のオーバーフロー出力をLSB側に入力し、前記シ
フトクロックでMSB方向にシフトするmビットシフト
レジスタ、8は符号化前データを符号化前データロード
パルスのタイミングで入力し、前記シフトクロックによ
りMSB方向にシフトするnビットシフトレジスタであ
る。なお、nビットシフトレジスタ8に設定される符号
化前データは、前述のように音声信号の特性を適用した
サンプルデータであり、元の24ビットのサンプルデー
タそのものではないが、アロケーションデータの指定す
るビット数にLSB側を切り捨てて配列すべき信号であ
る。したがって、nビットシフトレジスタのビット数n
は符号化前データが十分に格納できる大きさを有するも
のとする。
【0033】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。図2は本実施例の信号処理装置の動作を
タイミングチャートで示す。まず、0カウント状態のカ
ウンタ1にビット割当情報である第1番目のアロケーシ
ョンデータをアロケーションデータロードパルスのタイ
ミングで設定する。図2においては第1番目のアロケー
ションデータ5ビットが設定された状態を示す。その設
定に続く符号化前データロードパルスのタイミングで、
第1番目の符号化前データをnビットシフトレジスタ8
に設定するとともに、シフトクロック生成回路4にシフ
トクロック出力動作を開始させる。この場合、符号化前
データロードパルスはシフトクロック生成回路の開始信
号すなわちスタート信号でもある。
【0034】前記シフトクロックによりnビットシフト
レジスタ8はMSB方向に順次シフトし、そのオーバー
フロー出力が順次mビットシフトレジスタ7のLSB側
に入力され、シフトクロックにより順次MSB方向にシ
フトする。この過程において、カウンタ1はシフトクロ
ックをカウントダウンして第1番目のアロケーションデ
ータに等しいカウント数を数え終わったとき、すなわち
0カウントとなったとき、ストップ信号生成回路2に停
止信号、すなわちストップ信号をシフトクロック生成回
路に出力させる。このストップ信号によりシフトクロッ
ク生成回路4のシフトクロックが停止し、この時点でm
ビットシフトレジスタ7には符号化前データのうちのM
SB以降の、第1番目の割当ビット数だけのビットが格
納されている。
【0035】つぎに、前記ストップ信号の終了時点でつ
ぎのアロケーションデータロードバルスを発生し、その
タイミングでつぎの第2番目のアロケーションデータ、
図2では6ビットをカウンタ1に設定し、また、符号化
前データロードパルスのタイミングでつぎの第2番目の
符号化前データをnビットシフトレジスタ8に設定し、
前記同様のシフト動作によりmビットシフトレジスタの
LSB側に第2番目の符号化前データのMSB以降の第
2番目割当ビットが格納される。
【0036】以上の動作を継続して行なう過程で、kビ
ットカウンタ6はシフトクロック動作開始後の総クロッ
ク数をカウントしており、そのカウント数がmカウント
になるのをmビット検出回路5が検出して停止信号を論
理和回路3を介してシフトレジスタ生成回路4に出力す
る。mビット検出回路5がmカウントを検出して時点は
mビットシフトレジスタ7のm個のビットが全てデータ
で満たされた時点である。このビット数mを1スロット
のビット数に設定しておくと、複数個の可変長サンプル
データを配列した1スロット分のデータ列がmビットシ
フトレジスタ7に得られたことになる。なお、図2では
図の簡略化のためにm=8として示している。このよう
に、mビットカウンタ5の停止信号は1スロット分の符
号化が終了したレディ信号でもある。このレディ信号の
タイミングでmビットシフトレジスタ7のデータを信号
フレームを格納するレジスタ(図示せず)の所定の位置
に転送する。
【0037】なお、マイクロコンピュータやディジタル
シグナルプロセッサなどの制御手段は、レディ信号を検
知して読み出し信号を発生し、mビットシフトレジスタ
7からゲートバッファ10を介してデータ列を読み出し
たのち、クリア回路9によりmビットシフトレジスタ7
の全ビットをクリアする。
【0038】以上のように本発明の第1の課題解決手段
の第1の実施例の信号処理装置によれば、符号化前デー
タをMSB方向にシフトする第1のシフトレジスタと、
そのシフト動作でオーバーフローするビットデータをL
SBに順次入力してMSB方向にシフトする第2のシフ
トレジスタとを設け、シフトさせるクロック数をその符
号化前データに対応するアロケーションデータにより設
定することにより、第2のシフトレジスタに符号化前デ
ータのMSB側のアロケーションデータが指定するビッ
ト数のデータ列、すなわち可変長データが得られ、符号
化前データとそのアロケーションデータとの組をクロッ
クの停止するごとに順次設定してシフトし、また、クロ
ック数が第2のレジスタのビット数となる時点でクロッ
クを停止させて、複数個の可変長サンプルデータの配列
が第2のシフトレジスタに得られるようにする信号処理
装置とすることにより、ハードウエアのみで構成した符
号化処理装置を実現し、制御手段に他の処理を同時進行
させることにより複雑な信号処理を高速化できる。
【0039】なお、アロケーションデータと符号化前デ
ータとの組のすべてを設定およびシフトし終えて、mビ
ットシフトレジスタ7の全ビットがデータで満たされな
い場合、残りのビットにはビットデータ「0」をLSB
側に入力するものとする。この場合は、アロケーション
データにビット数の最大値を与え、全ビットが「0」の
符号化前データを設定してシフトすれば、mビットシフ
トレジスタが満たされた状態でシフトが停止するので、
残余部分が何ビットであっても自動的にLSB側を
「0」で満たすことができる。さらに、すべてのビット
データが「0」であるmビットシフトレジスタを必要と
する場合は、クリア信号によりmビットシフトレジスタ
7をゼロで満たすことも可能である。
【0040】(実施例2)以下、本発明の第1の課題解
決手段の第2の実施例の信号処理装置について図面を参
照しながら説明する。図3は本実施例の信号処理装置の
構成をブロック図で示す。なお、第1の実施例と同じ構
成要素には同一番号を付して説明を省略する。本実施例
が第1の実施例と異なるところは、アロケーションデー
タが与えるビット数情報が特別な意味を持つ場合を停止
信号回路21が検出し、そのアロケーションデータの可
変長データの生成を禁止するようにしたことであり、た
とえば実施例1におけるアロケーションデータがたとえ
ば0000であって可変長データの生成を禁止する場合
など、その禁止情報を停止信号回路21が検出するよう
にしたものある。図3において、停止信号回路21は禁
止情報検出回路9と、その検出信号によりシフトクロッ
クを停止させる論理積回路10とを備える。ビット割当
が0ビットあることはデータが不要であることを意味す
るので、本実施例はそのデータを記録することを省略す
ることでビット数を削減する手段に対応する信号処理装
置である。
【0041】図3において、カウンタ1に設定されたア
ロケーションデータがビット割当情報であるとともに、
可変長サンプルデータ生成禁止情報である場合、J検出
回路11が禁止情報であることを検出して検出信号をイ
ンバータ13を介して論理積回路12に入力し、論理積
回路12は前記検出信号によりシフトクロックの出力を
切断する。したがって、そのアロケーションデータに対
応する符号化前データに対してシフトが行なわれず、m
ビットシフトレジスタにはその可変長サンプルデータが
入力しない。また、シフトクロックが停止しているので
つぎのアロケーションデータと符号化前データとの組が
設定されシフト動作に移る。その他の動作については実
施例1と同じである。
【0042】以上のように本発明の第1の課題解決手段
の第2の実施例の信号処理装置によれば、アロケーショ
ンデータが可変長サンプルデータ生成禁止情報であるこ
とを検出してシフトクロック停止信号を出力する手段を
備えた停止信号回路を有する信号処理装置とすることに
より、禁止情報を与えるアロケーションデータに対応す
る可変長データを含まない符号化データを生成すること
ができる。
【0043】(実施例3)以下、本発明の第2の課題解
決手段の第1の実施例の信号処理装置について図面を参
照しながら説明する。図4は本実施例の信号処理装置の
構成をブロック図で示し、図5は本実施例の信号処理装
置の動作をタイミングチャートで示す。本発明の第2の
課題解決手段は、再生信号の符号化データから各サブバ
ンドのデータを得る復号手段に関する。なお、第1およ
び第2の実施例と同じ構成要素には同一番号を付して説
明を省略する。
【0044】図4において、nビットシフトレジスタ8
に符号化データの1スロット分が符号化データロードパ
ルスにより設定される。つぎに、カウンタ1に信号フレ
ームのアロケーションデータ領域に配列されたアロケー
ションデータの先頭の1つがアロケーションデータロー
ドパルスにより設定されるとともに、シフトクロック生
成回路4のシフト動作が開始される。nビットシフトレ
ジスタ8の符号化データはシフトクロックによりMSB
方向にシフトし、オーバーフローしたビットデータがm
ビットシフトレジスタ7のLSBに順次入力するととも
に、シフトクロックによりMSB方向にシフトする。カ
ウンタ1がアロケーションデータの与えたビット数だけ
カウントし終えた時点でストップ信号生成回路が停止信
号をシフトクロック生成回路4に出力し、シフトクロッ
クが停止してシフト動作が停止する。この時点でmビッ
トシフトレジスタのLSB側に、符号化データのうちの
アロケーションデータの指定したビット数のデータが入
力された状態にある。符号化データにおける可変長デー
タの配列順序はアロケーションデータの配列順序と同じ
であり、またデータビット数もアロケーションデータの
指定したビット数にしたものであるから、mビットシフ
トレジスタ7に得られたデータはアロケーションデータ
に対応するサブバンドの可変長サンプルデータにほかな
らない。
【0045】したがって、停止信号はサブバンドの可変
長サンプルデータの得られたことを示すレディ信号とし
て出力され、それを検出したDSPなどによる制御回路
(図示せず)が読み出し信号を出力し、mビットシフト
レジスタ7のデータをゲートバッファ10を介して読み
出し、クリア回路9によりmビットシフトレジスタ7の
全ビットをゼロにクリアする。可変長サンプルデータを
読み出したのち、つぎの配列のアロケーションデータを
カウンタ1に設定し、同様につぎのサブバンドの可変長
サンプルデータを得る。この動作を繰り返し行なって、
1スロット分の符号化データの全ビットを可変長サンプ
ルデータに分割し終えると、つぎの1スロット分の符号
化データをnビットシフトレジスタに設定して同様の操
作を繰り返し、フレームの全符号化データを可変長サン
プルデータに復号することができる。
【0046】以上のように本発明の第2の課題解決手段
の第1の実施例の信号処理装置によれば、符号化データ
ロードパルスで設定されたnビットの符号化データをシ
フトクロックによりMSB方向にシフトするnビットの
第1のシフトレジスタと、第1のシフトレジスタのシフ
ト動作でオーバーフローしたビットデータを順次LSB
に入力して前記シフトクロックによりMSB方向にシフ
トするmビットの第2のシフトレジスタと、前記シフト
クロックを生成するシフトクロック生成回路と、前記シ
フトクロックを入力し、アロケーションデータで設定さ
れるクロック数で停止信号を出力する停止信号回路とを
備え、前記符号化データを第1のシフトレジスタに設定
したのち、アロケーションデータを停止信号回路に設定
するとともに前記シフトクロック生成回路を起動し、シ
フトクロックが停止信号で停止するごとにつぎのアロケ
ーションデータを順次設定してシフトクロックを動作さ
せることにより、第2のシフトレジスタにアロケーショ
ンデータが指定したビット数の復号データを得るととも
に、停止信号を復号処理終了のレディ信号として出力す
るようにした信号処理装置とすることにより、ハードウ
エアのみで構成した復号処理装置を実現し、制御手段に
他の処理を同時進行させることにより複雑な信号処理を
高速化できる。
【0047】(実施例4)以下、本発明の第2の課題解
決手段の第2の実施例の信号処理装置について図面を参
照しながら説明する。図6は本実施例の信号処理装置の
構成をブロック図で示す。なお、第3の実施例と同じ構
成要素には同一番号を付して説明を省略する。本実施例
は実施例2に対応する復号手段であって、アロケーショ
ンデータが禁止情報を与える場合に、第2のシフトレジ
スタからゼロデータが出力されるようにするものであ
る。すなわち、禁止情報に対応する可変長データは符号
化データに含まれていないので、その場合にはシフト動
作を停止させ、前回の読み出し後にクリア信号で設定さ
れたゼロデータを読み出すように動作する。この場合、
禁止情報検出回路11がアロケーションデータの禁止情
報を検出し、検出信号を論理積回路12に入力して、シ
フトクロック出力を停止させる。また、論理和回路13
は停止信号と禁止情報検出信号とを入力し、どちらに対
してもレディ信号を出力する。その他の動作は実施例3
と同じであり、説明を省略する。
【0048】以上のように本発明の第2の課題解決手段
の第2の実施例の信号処理装置によれば、アロケーショ
ンデータが可変長サンプルデータ生成禁止情報であるこ
とを検出してシフトクロック停止信号を出力する手段を
備えた停止信号回路を有する信号処理装置とすることに
より、禁止情報を与えるアロケーションデータに対応す
る復号データである可変長データを出力しない復号処理
ができる。
【0049】(実施例5)以下、本発明の第3の課題解
決手段の一実施例の信号処理回路について、図面を参照
しながら説明する。図7は本実施例の信号処理装置の構
成をブロック図で示す。本実施例が符号化前データを可
変長データに変換して配列する符号化処理と、符号化デ
ータからサブバンドの可変長データを求める復号処理と
を切り換えて実行できる信号処理装置に関する。
【0050】実施例1から実施例4に記載したように、
符号化の信号処理装置と復号の信号処理装置は共通な構
成要素を備えている。したがって、この共通な構成要素
を有効に利用して符号化処理と復号処理とを切り換えて
実行できる信号処理装置を実現することができる。
【0051】図1に示した符号化の信号処理回路と、図
4に示した復号の信号処理回路とを比較すると、カウン
タ1とストップ信号生成回路2とシフトクロック生成回
路4と第2のシフトレジスタ7とnビットシフトレジス
タ8とクリア回路9とが共通な構成要素である。一方、
図2に示した符号化処理の動作を示すタイミングチャー
トと、図5に示した復号処理の動作を示すタイミングチ
ャートを比較すれば明らかなように、符号化処理におい
ては、先にアロケーションデータをカウンタ1に設定
し、つぎに符号化前データをnビットシフトレジスタに
設定してシフト動作に移行するが、復号処理において
は、先に符号化データを第1のシフトレジスタに設定し
ておき、アロケーションデータの設定に合わせてシフト
動作を実行する。すなわち、シフト動作の開始タイミン
グを符号化前データロードパルスのタイミングとする
か、またはアロケーションデータロードパルスのタイミ
ングとするかの違いがある。
【0052】また、符号化処理ではアロケーションデー
タの指定するクロック数と第2のシフトレジスタが満た
される時点のクロック数とでシフトクロックを停止させ
るが、復号処理ではアロケーションデータによる停止だ
けでよい。さらに、符号化処理においてはアロケーショ
ンデータによる停止信号をレディ信号とし、復号処理に
おいてはmビット検出の信号をレディ信号とする。
【0053】したがって、1つの装置で符号化と復号と
を切り換えて処理する装置は、符号化装置または復号装
置にシフトクロックの開始タイミングの切り換え手段
と、停止信号の切り換え手段と、レディ信号の切り換え
手段とを設けたもので実現できる。図7において、ロー
ドセレクト回路18はアロケーションデータロードパル
スとデータロードパルスとを切り換えてシフトレジスタ
に入力するための切り換え手段である。すなわち、アロ
ケーションデータロードパルスと、データロードパルス
とを入力し、符号化・復号切り換え信号により、符号化
処理においては符号化前データロードパルスをシフトレ
ジスタ生成回路に接続し、復号処理においてはアロケー
ションデータロードパルスをシフトレジスタ生成回路に
接続する。また、論理積回路19はmビット検出回路5
による第2の停止信号が復号処理には不要であるので、
符号化・復号切り換え信号により復合処理の場合に切断
するための切り換え手段である。また、レディセレクト
回路20は符号化処理におけるmビット検出の第2の停
止信号と、復号処理におけるアロケーションデータによ
る停止信号とを切り換えてレディ信号とするための切り
換え手段である。
【0054】上記の構成において、図7に示した装置は
符号化・復号切り換え信号による切り換え操作により、
符号化処理においては図1に示した信号処理装置、復号
処理においては図4に示した信号処理装置と実質同一で
ある。符号化処理と復号処理の動作については他の実施
例で説明したので説明を省略する。
【0055】以上のように、本実施例の信号処理装置に
よれば、符号化・復号切り換え信号によりアロケーショ
ンデータロードパルスと符号化前データロードパルスと
を切り換えてシフトクロック生成回路の動作開始信号と
する切り換え手段と、mビットシフトレジスタがデータ
で満たされるときのシフトクロック停止信号を復号時に
出力させないための切り換え手段と、アロケーションデ
ータによる停止信号とmビット検出による停止信号とを
切り換えてレディ信号とする切り換え手段とを設けた停
止信号回路を有する信号処理装置とすることにより、多
数の共通構成要素を共用して符号化処理も復号処理もで
きる信号処理装置を実現でき、符号化処理の装置と復号
処理の装置をそれぞれ独立に設ける必要がなく、信号処
理装置の構成を非常に簡単にする効果がある。
【0056】(実施例6)以下、本発明の第4の課題解
決手段の一実施例の信号処理装置について、図面を参照
しながら説明する。図8は本実施例の信号処理装置の構
成をブロック図で示す。なお、第3の実施例と同じ構成
要素には同一番号を付して説明を省略する。本実施例は
復調手段においてアロケーションデータと符号化データ
とを効率的に設定する手段に関する。実施例4に示した
復号の信号処理手段ではnビットシフトレジスタ8の符
号化データを全てシフトし終えるまでは、つぎの符号化
データをnビットシフトレジスタ8に設定することがで
きない。しかし、制御手段、たとえばDSPなどの処理
動作の都合によっては、前記シフト動作完了に合わせて
つぎの符号化データを設定する操作が他の処理との関係
で不都合な場合もあり、したがって、シフト動作完了に
無関係に符号化データをnビットシフトレジスタ8に設
定できるのが好ましい。本実施例は上記の課題を解決す
る手段である。本実施例が実施例4と異なるところは、
nビット符号化データを符号化データラッチパルスのタ
イミングで一時格納するnビットラッチ14と、シフト
クロックをカウントするnビットカウンタ15と、前記
nビットカウンタがシフトクロックをn個カウントした
タイミングで、nビットラッチ14のデータをnビット
シフトレジスタ8に設定するためのロードパルスを発生
するロードパルス発生回路16と、前記ロードパルスを
発生したタイミングで前記nビットカウンタをクリアす
るためのクリア信号を発生するクリア信号発生回路17
とを備えたことである。
【0057】以下、上記構成の相互関係と動作について
説明する。符号化データを符号化データロードパルスに
より一旦nビットラッチ14に設定して一時記憶させ
る。このとき、nビットシフトレジスタ8にデータがな
いときには、ロードパルス発生回路16がただちにつぎ
のクロックでロードパルスを発生して、ラッチのデータ
を第1のシフトレジスタにロードする。ただし、nビッ
トシフトレジスタ8にデータが存在するときは、ロード
パルスを発生せず、符号化データデータはラッチ14に
保持されたままとなる。つぎにシフト動作を開始させる
ためにアロケーションデータロードパルスをカウンタ1
に設定してアロケーションデータを設定するとともに、
シフトクロック生成回路4に入力してシフトクロックを
発生させる。nビットシフトレジスタ8とmビットシフ
トレジスタ7により実施例4と同じ動作により、mビッ
トシフトレジスタにmビットの可変長サンプルデータが
格納され、読み出し信号によりデータバスに読み出され
る。この動作を繰り返し実行し、nビットカウンタ15
がシフトクロックのn個をカウントした時点はnビット
シフトレジスタ8のデータがすべてシフトし終えた時点
である。この時点でnビットカウンタ15がロードパル
ス発生回路16にロードパルスを発生させ、すでにnビ
ットラッチ14に格納された符号化データがnビットシ
フトレジスタ8に設定される。また、このタイミングで
nビットカウンタ15はクリア信号発生回路17により
クリアされる。
【0058】以上のように本発明の第4の課題解決手段
の一実施例の信号処理装置によれば、符号化データを一
旦ラッチするnビットラッチと、nビットシフトレジス
タのデータが空になったことを検知するためのカウンタ
と、前記検知結果またはnビットシフトレジスタが空の
場合にはただちにラッチした符号化データをnビットシ
フトレジスタに設定するためのロードパルスを発生する
ロードパルス発生回路とを備えた信号処理装置とするこ
とにより、符号化データをnビットラッチに任意のタイ
ミングで設定しておき、アロケーションデータによるシ
フト動作が進行して全ビットが空になったタイミングで
つぎの符号化データが自動的にnビットシフトレジスタ
に設定されることとなり、制御手段がシフト動作完了に
合わせてつぎの符号化データをnビットシフトレジスタ
に設定する必要がなく、信号処理を並列処理する場合に
効果がある。
【0059】なお、上記実施例は復号処理の場合である
が、nビットラッチに符号化前データをラッチし、nビ
ットカウンタ15がシフトクロックのm個をカウントす
るごとにロードパルスを発生し、そのロードパルスによ
りnビットラッチの符号化前データを第1のシフトレジ
スタに設定する構成とすれば、上記と同様の動作によ
り、第1のシフトレジスタに符号化前データを設定する
タイミングが簡単となる符号化処理の信号処理装置を得
ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の第1の課題解決手段の信号処理装置によれば、シフ
トクロックを生成するシフトクロック生成回路と、符号
化前データロードパルスで設定されたnビットの符号化
前データを前記シフトクロックによりMSB方向にシフ
トするnビットの第1のシフトレジスタと、第1のシフ
トレジスタのシフト動作でオーバーフローしたビットデ
ータを順次LSBに入力して前記シフトクロックにより
MSB方向にシフトするmビットの第2のシフトレジス
タと、前記シフトクロックを入力し、アロケーションデ
ータで設定されるクロック数で第1の停止信号を出力
し、前記mに等しいクロック数で第2の停止信号を出力
する停止信号回路とを備え、前記アロケーションデータ
を前記停止信号回路に設定したのち、そのアロケーショ
ンデータに対応する符号化前データを第1のシフトレジ
スタに設定するとともに前記シフトクロック生成回路を
起動し、シフトクロックが第1の停止信号で停止するご
とにつぎのアロケーションデータと符号化前データとの
組を順次設定してシフトクロックを動作させ、シフトク
ロックが第2の停止信号で停止するまでアロケーション
データと符号化前データとの組を順次設定することによ
り、符号化前データをアロケーションデータが指定した
ビット数に短縮したデータの複数個の配列でなるmビッ
トのデータ列を第2のシフトレジスタに得るとともに、
第2の停止信号を符号化処理終了を示すレディ信号とし
て出力するようにした信号処理装置とすることにより、
DSPなどによる制御装置のプログラム処理によらな
い、ハードウエア構成の符号化処理の信号処理回路を実
現でき、制御装置の処理負担を軽減し、信号処理を分担
することにより符号化処理を高速に実行できる効果があ
る。
【0061】また、本発明の第2の課題解決手段の信号
処理装置によれば、シフトクロックを生成するシフトク
ロック生成回路と、符号化データロードパルスで設定さ
れたnビットの符号化データを前記シフトクロックによ
りMSB方向にシフトするnビットの第1のシフトレジ
スタと、第1のシフトレジスタのシフト動作でオーバー
フローしたビットデータを順次LSBに入力して前記シ
フトクロックによりMSB方向にシフトするmビットの
第2のシフトレジスタと、前記シフトクロックを入力
し、アロケーションデータで設定されるクロック数で停
止信号を出力する停止信号回路と、第2のシフトレジス
タをクリアするクリア回路とを備え、前記符号化データ
を第1のシフトレジスタに設定したのち、アロケーショ
ンデータを停止信号回路に設定するとともに前記シフト
クロック生成回路を起動し、シフトクロックが停止信号
により停止した時点で、アロケーションデータが指定し
たビット数のデータを前記符号化データから切り出して
第2のシフトレジスタに得るとともに停止信号を復号処
理終了を示すレディ信号として出力し、前記レディ信号
に従って第2のシフトレジスタのデータを復号データと
して読み出したのち前記クリア回路により第2のシフト
レジスタをクリアし、つぎのアロケーションデータを設
定してつぎの復号データを得る動作を繰り返すようにし
た信号処理装置とすることにより、DSPなどによる制
御装置のプログラム処理によらない、ハードウエア構成
の符号化処理の信号処理回路を実現でき、制御装置の処
理負担を軽減し、信号処理を分担することにより復号処
理を高速に実行できる効果がある。
【0062】また、本発明の第3の課題解決手段の信号
処理装置によれば、シフトクロックを生成するシフトク
ロック生成回路と、データロードパルスで設定されたn
ビットのデータを前記シフトクロックによりMSB方向
にシフトするnビットの第1のシフトレジスタと、第1
のシフトレジスタのシフト動作でオーバーフローしたビ
ットデータを順次LSBに入力して前記シフトクロック
によりMSB方向にシフトするmビットの第2のシフト
レジスタと、アロケーションデータロードパルスとデー
タロードパルスを入力し、符号化・復号切り換え信号に
より、符号化処理時にはデータロードパルス、復号処理
時にはアロケーションデータロードパルスを前記シフト
クロック生成回路に開始信号として出力するロードセレ
クト回路と、前記シフトクロックを入力し、アロケーシ
ョンデータで設定されるクロック数で第1の停止信号を
出力し、符号化処理時には前記mに等しいクロック数で
第2の停止信号を出力する停止信号回路と、第1の停止
信号を復号処理時のレディ信号、第2の停止信号を符号
化処理時のレディ信号として前記符号化・復号切り換え
信号により切り換えて出力するレディセレクト回路と、
第2のシフトレジスタをクリアするクリア回路と備え、
符号化処理時にはアロケーションデータと符号化前デー
タのと組をそれぞれ停止信号回路と第1のシフトレジス
タに設定し、第1の停止信号でシフトクロックが停止す
るごとにつぎのアロケーションデータと符号化前データ
の組を設定して、第2の停止信号でシフトクロックが停
止した時点で、前記nビットの符号化前データから対応
するアロケーションデータで指定されるビット数に短縮
されたデータの複数個が第2のシフトレジスタを満たし
て配列し、復号処理時には第1のレジスタに符号化デー
タを設定したのち、アロケーションデータを停止信号回
路に設定してシフトクロック生成回路を起動し、停止信
号によりシフトが停止した時点で、アロケーションデー
タが指定したビット数のデータが前記符号化データから
切り出されて第2のシフトレジスタに配列し、そのデー
タが読み出されたのち前記クリア回路により第2のシフ
トレジスタをクリアし、つぎのアロケーションデータを
設定し、前記レディ信号が符号化処理または復号処理の
終了を示すようにした信号処理装置とすることにより、
DSPなどによる制御装置のプログラム処理によらな
い、ハードウエア構成の符号化と復号の信号処理回路を
実現でき、制御装置の処理負担を軽減し、信号処理を分
担することにより符号化と復号処理を高速に実行でき、
さらに符号化処理と復号処理とを共通な構成要素を活用
して行ことにより装置の構成を簡単にできる効果があ
る。
【0063】また、本発明の第4の課題解決手段の信号
処理装置によれば、シフトクロックを生成するシフトク
ロック生成回路と、符号化データラッチパルスにより符
号化データを一時記憶するnビットラッチと、符号化デ
ータロードパルスで前記nビットラッチからnビットの
符号化データを入力し、前記シフトクロックによりMS
B方向にシフトするnビットの第1のシフトレジスタ
と、第1のシフトレジスタのシフト動作でオーバーフロ
ーしたビットデータを順次LSBに入力して前記シフト
クロックによりMSB方向にシフトするmビットの第2
のシフトレジスタと、前記シフトクロックを入力し、ア
ロケーションデータで設定されるクロック数で停止信号
を出力する停止信号回路と、前記シフトクロックを入力
し、nカウントで前記符号化データロードパルスを発生
するロード信号回路と、第2のシフトレジスタをクリア
するクリア回路とを備え、前記アロケーションデータロ
ードパルスにより前記アロケーションデータを前記停止
信号回路に設定するとともにシフトクロック生成回路を
起動し、シフトクロックが停止した時点で、アロケーシ
ョンデータが指定したビット数のデータを前記符号化デ
ータから切り出して第2のシフトレジスタに配列して得
るとともに前記停止信号を処理完了を示すレディ信号と
して出力し、データが読み出された第2のシフトレジス
タを前記クリア回路によりクリアし、前記ロード信号回
路が前記シフトクロックをnカウントした時点で第1の
シフトレジスタにデータがない場合には直ちに符号化デ
ータロードパルスを発生してnビットラッチからつぎの
符号化データを第1のシフトレジスタに設定するように
した信号処理装置とすることにより、DSPなどによる
制御装置のプログラム処理によらない、ハードウエア構
成の符号化の信号処理回路を実現でき、制御装置の処理
負担を軽減し、信号処理を分担することにより符号化処
理を高速に実行でき、さらに符号化前信号をnビットシ
フトレジスタに設定するタイミングをnビットシフトレ
ジスタが丁度空になったタイミングに合わせる必要がな
いので制御の自由度が増加して、信号処理をより効率的
にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の課題解決手段の第1の実施例の
信号処理装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の課題解決手段の第1の実施例の
信号処理装置の動作を示すタイミングチャート
【図3】本発明の第1の課題解決手段の第2の実施例の
信号処理装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の課題解決手段の第1の実施例の
信号処理装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第2の課題解決手段の第1の実施例の
信号処理装置の動作を示すタイミングチャート
【図6】本発明の第2の課題解決手段の第2の実施例の
信号処理装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第3の課題解決手段の一実施例の信号
処理装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第4の課題解決手段の一実施例の信号
処理装置の構成を示すブロック図
【図9】従来の信号処理装置の構成を示すブロック図
【図10】音声信号をサブバンドの信号に分割する状態
を示す模式図
【図11】最小可聴限度特性とビット割当の一例を示す
特性図
【図12】信号フレームの構成を示す模式図
【図13】ディジタルシグナルプロセッサによる従来の
符号化信号処理の課程を示す模式図
【図14】ディジタルシグナルプロセッサによる従来の
符号化信号処理の動作を示すフローチャート
【図15】ディジタルシグナルプロセッサによる従来の
復号信号処理の課程を示す模式図
【図16】ディジタルシグナルプロセッサによる従来の
復号信号処理の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
4 シフトクロック生成回路 7 mビットシフトレジスタ(第2のシフトレジスタ) 8 nビットシフトレジスタ(第1のシフトレジスタ) 21 停止信号回路 22 アロケーションデータ入力端子 23 アロケーションデータロードパルス入力端子 24 符号化前データロードパルス入力端子 25 符号化前データ入力端子 26 レディ信号出力端子 27 符号化データ出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−223359(JP,A) 特開 平2−70128(JP,A) 特開 昭63−31372(JP,A) 特開 平3−106127(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/40

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトクロックを生成するシフトクロッ
    ク生成回路と、符号化前データロードパルスで設定され
    たnビットの符号化前データを前記シフトクロックによ
    りMSB方向にシフトするnビットの第1のシフトレジ
    スタと、第1のシフトレジスタのシフト動作でオーバー
    フローしたビットデータを順次LSBに入力して前記シ
    フトクロックによりMSB方向にシフトするmビットの
    第2のシフトレジスタと、前記シフトクロックを入力
    し、アロケーションデータで設定されるクロック数で第
    1の停止信号を出力し、前記mに等しいクロック数で第
    2の停止信号を出力する停止信号回路とを備え、前記ア
    ロケーションデータを前記停止信号回路に設定したの
    ち、そのアロケーションデータに対応する符号化前デー
    タを第1のシフトレジスタに設定するとともに前記シフ
    トクロック生成回路を起動し、シフトクロックが第1の
    停止信号で停止するごとにつぎのアロケーションデータ
    と符号化前データとの組を順次設定してシフトクロック
    を動作させ、シフトクロックが第2の停止信号で停止す
    るまでアロケーションデータと符号化前データとの組を
    順次設定することにより、符号化前データをアロケーシ
    ョンデータが指定したビット数に短縮したデータの複数
    個の配列でなるmビットのデータ列を第2のシフトレジ
    スタに得るとともに、第2の停止信号を符号化処理終了
    を示すレディ信号として出力するようにした信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 アロケーションデータをプリセット値と
    して入力する第1のカウンタと、シフトクロックにより
    第1のカウンタが前記プリセット値のカウントを実行し
    た時点で停止信号を出力するストップ信号生成回路と、
    前記シフトクロックをカウントする第2のカウンタと、
    第2のカウンタがシフトクロックをm個カウントした時
    点で停止信号を出力するmビット検出回路とを備え、前
    記ストップ信号生成回路が出力する停止信号を第1の停
    止信号、前記mビット検出回路が出力する停止信号を第
    2の停止信号およびレディ信号とする停止信号回路を有
    する請求項1記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 アロケーションデータをプリセット値と
    して入力する第1のカウンタと、シフトクロックにより
    第1のカウンタが前記プリセット値のカウントを実行し
    た時点で停止信号を出力するストップ信号生成回路と、
    前記アロケーションデータが禁止情報であるとき停止信
    号を出力する禁止情報検出回路と、前記シフトクロック
    をカウントする第2のカウンタと、第2のカウンタがシ
    フトクロックをm個カウントした時点で停止信号を出力
    するmビット検出回路とを備え、前記ストップ信号生成
    回路が出力する停止信号と前記禁止情報検出回路が出力
    する停止信号との論理和により第1の停止信号を出力
    し、前記mビット検出回路が出力する停止信号を第2の
    停止信号およびレディ信号とする停止信号回路を備えた
    請求項1記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 シフトクロックを生成するシフトクロッ
    ク生成回路と、符号化データロードパルスで設定された
    nビットの符号化データを前記シフトクロックによりM
    SB方向にシフトするnビットの第1のシフトレジスタ
    と、第1のシフトレジスタのシフト動作でオーバーフロ
    ーしたビットデータを順次LSBに入力して前記シフト
    クロックによりMSB方向にシフトするmビットの第2
    のシフトレジスタと、前記シフトクロックを入力し、ア
    ロケーションデータで設定されるクロック数で停止信号
    を出力する停止信号回路と、第2のシフトレジスタをク
    リアするクリア回路とを備え、前記符号化データを第1
    のシフトレジスタに設定したのち、アロケーションデー
    タを停止信号回路に設定するとともに前記シフトクロッ
    ク生成回路を起動し、シフトクロックが停止信号により
    停止した時点で、アロケーションデータが指定したビッ
    ト数のデータを前記符号化データから切り出して第2の
    シフトレジスタに得るとともに停止信号を復号処理終了
    を示すレディ信号として出力し、前記レディ信号に従っ
    て第2のシフトレジスタのデータを復号データとして読
    み出したのち前記クリア回路により第2のシフトレジス
    タをクリアし、つぎのアロケーションデータを設定して
    つぎの復号データを得る動作を繰り返すようにした信号
    処理装置。
  5. 【請求項5】 アロケーションデータをプリセット値と
    して入力するカウンタと、シフトクロックにより前記カ
    ウンタが前記プリセット値のカウントを実行した時点で
    停止信号を出力するストップ信号生成回路とを備え、前
    記停止信号を停止信号およびレディ信号として出力する
    停止信号回路を備えた請求項4記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 アロケーションデータをプリセット値と
    して入力するカウンタと、シフトクロックにより前記カ
    ウンタが前記プリセット値のカウントを実行した時点で
    停止信号を出力するストップ信号生成回路と、前記アロ
    ケーションデータが禁止情報であるとき停止信号を出力
    する禁止情報検出回路とを備え、前記ストップ信号生成
    回路が出力する停止信号と禁止情報検出回路が出力する
    停止信号との論理和により停止信号を出力し、前記禁止
    情報に対してはクリア回路によりクリアされた第2のシ
    フトレジスタのゼロデータが読み出されるようにした請
    求項4記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 シフトクロックを生成するシフトクロッ
    ク生成回路と、データロードパルスで設定されたnビッ
    トのデータを前記シフトクロックによりMSB方向にシ
    フトするnビットの第1のシフトレジスタと、第1のシ
    フトレジスタのシフト動作でオーバーフローしたビット
    データを順次LSBに入力して前記シフトクロックによ
    りMSB方向にシフトするmビットの第2のシフトレジ
    スタと、アロケーションデータロードパルスとデータロ
    ードパルスを入力し、符号化・復号切り換え信号によ
    り、符号化処理時にはデータロードパルス、復号処理時
    にはアロケーションデータロードパルスを前記シフトク
    ロック生成回路に開始信号として出力するロードセレク
    ト回路と、前記シフトクロックを入力し、アロケーショ
    ンデータで設定されるクロック数で第1の停止信号を出
    力し、符号化処理時には前記mに等しいクロック数で第
    2の停止信号を出力する停止信号回路と、第1の停止信
    号を復号処理時のレディ信号、第2の停止信号を符号化
    処理時のレディ信号として前記符号化・復号切り換え信
    号により切り換えて出力するレディセレクト回路と、第
    2のシフトレジスタをクリアするクリア回路と備え、符
    号化処理時にはアロケーションデータと符号化前データ
    の組とをそれぞれ停止信号回路と第1のシフトレジスタ
    に設定し、第1の停止信号でシフトクロックが停止する
    ごとにつぎのアロケーションデータと符号化前データと
    の組を設定して、第2の停止信号でシフトクロックが停
    止した時点で、前記nビットの符号化前データから対応
    するアロケーションデータで指定されるビット数に短縮
    されたデータの複数個が第2のシフトレジスタを満たし
    て配列し、復号処理時には第1のレジスタに符号化デー
    タを設定したのち、アロケーションデータを停止信号回
    路に設定してシフトクロック生成回路を起動し、停止信
    号によりシフトが停止した時点で、アロケーションデー
    タが指定したビット数のデータが前記符号化データから
    切り出されて第2のシフトレジスタに配列し、そのデー
    タが読み出されたのち前記クリア回路により第2のシフ
    トレジスタをクリアし、つぎのアロケーションデータを
    設定し、前記レディ信号が符号化処理または復号処理の
    終了を示すようにした信号処理装置。
  8. 【請求項8】 アロケーションデータをプリセット値と
    して入力する第1のカウンタと、シフトクロックにより
    第1のカウンタが前記プリセット値のカウントを実行し
    た時点で停止信号を出力するストップ信号生成回路と、
    前記シフトクロックをカウントする第2のカウンタと、
    第2のカウンタがシフトクロックをm個カウントした時
    点で停止信号を出力するmビット検出回路と、前記mビ
    ット検出回路の出力する停止信号を符号化・復号切り換
    え信号により符号化処理時のみ出力する切り換え手段を
    備え、前記ストップ信号生成回路が出力する停止信号を
    第1の停止信号、前記切り換え手段が出力する停止信号
    を第2の停止信号とする停止信号回路を備えた請求項7
    記載の信号処理装置。
  9. 【請求項9】 停止信号回路がアロケーションデータの
    示す禁止情報を検出する禁止情報検出回路を備え、アロ
    ケーションデータが指定するカウント数および禁止情報
    に対して第1の停止信号を出力する停止信号回路を備え
    た請求項7記載の信号処理装置。
  10. 【請求項10】 シフトクロックを生成するシフトクロ
    ック生成回路と、符号化データラッチパルスにより符号
    化データを一時記憶するnビットラッチと、符号化デー
    タロードパルスで前記nビットラッチからnビットの符
    号化データを入力し、前記シフトクロックによりMSB
    方向にシフトするnビットの第1のシフトレジスタと、
    第1のシフトレジスタのシフト動作でオーバーフローし
    たビットデータを順次LSBに入力して前記シフトクロ
    ックによりMSB方向にシフトするmビットの第2のシ
    フトレジスタと、前記シフトクロックを入力し、アロケ
    ーションデータで設定されるクロック数で停止信号を出
    力する停止信号回路と、前記シフトクロックを入力し、
    nカウントで前記符号化データロードパルスを発生する
    ロード信号回路と、第2のシフトレジスタをクリアする
    クリア回路とを備え、前記アロケーションデータロード
    パルスにより前記アロケーションデータを前記停止信号
    回路に設定するとともにシフトクロック生成回路を起動
    し、シフトクロックが停止した時点で、アロケーション
    データが指定したビット数のデータを前記符号化データ
    から切り出して第2のシフトレジスタに配列して得ると
    ともに前記停止信号を処理完了を示すレディ信号として
    出力し、データが読み出された第2のシフトレジスタを
    前記クリア回路によりクリアし、前記ロード信号回路が
    前記シフトクロックをnカウントした時点で第1のシフ
    トレジスタにデータがない場合には直ちに符号化データ
    ロードパルスを発生してnビットラッチからつぎの符号
    化データを第1のシフトレジスタに設定するようにした
    信号処理装置。
  11. 【請求項11】 シフトクロックを入力してnビットを
    カウントするnビットカウンタと、前記nビットカウン
    トしたときに第1のシフトレジスタにデータがない場合
    にはただちにデータロードパルスを発生するロードパル
    ス発生回路と、前記符号化データロードパルスで前記n
    ビットカウンタのクリア信号を発生するクリア信号発生
    回路とを有するロード信号回路を備えた請求項10記載
    の信号処理装置。
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