JP2669267B2 - バッファメモリ装置 - Google Patents

バッファメモリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PCM音声信号を録音
再生する装置に好適なバッファメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク装置の標準化が進み、特
に8ビット単位のパラレルデータの入出力I/F(イン
タフェース)を有し、用途がコンピュータの周辺機器と
して適したディスク装置が安価に提供されている。ま
た、PCM音声信号の録音再生機器では、コンパクトデ
ィスク等の普及もあって、16ビットの深さの量子化方
式が1つの標準として広く用いられている。なお、この
16ビットの量子化データは、一般的なディスク装置に
おける8ビット単位のインタフェースとの親和性が優れ
ている。
【0003】しかしながら、ディジタルディスク装置と
して代表的なウインチェスタ型磁気ディスク等を用いた
場合、ディスク装置の入出力(I/O)速度とPCM音
声のI/O速度が異なるので、従来の装置ではこの速度
差を吸収するために、2つの入出力ポートを有するメモ
リが時間軸変更メモリとして用いられている。図4は、
従来のメモリ装置を示し、ディスクI/F1とオーディ
オI/F4の間においてメモリ2、3が並列に用いら
れ、メモリ2、3の入出力が切り替えられる。
【0004】ここで、近年では、コンパクトディスク等
を用いてPCM音声を制作、編集する場合には、忠実度
を向上するために、16ビットを超える量子化ビット数
のデータを処理する機器が望まれている。この場合、8
の倍数以外の量子化ビット数のデータをそのままのビッ
ト配列でディスクに記録しようとすると、記録領域に無
駄な余剰ビット領域が発生するので、媒体の利用効率を
損うことになる。そこで、本出願人は、先に出願した特
願平3−145345号において例えば8の倍数のビッ
ト数が単位でないディジタルデータを記録媒体に効率的
に記録するために、ビットの配列を変換する機能を有す
る記録再生装置を提案した。
【0005】図5、図6は、速度差吸収機能とビット配
列変換機能を有するメモリ装置を示す。図5に示す例で
は、ビット配列変換器5がディスクI/F1とメモリ
2、3の間に追加され、ディスクI/F1とメモリ2、
3の間でビットの配列を変換しながらデータを転送す
る。ここで、ディスクI/F1とメモリ2、3の間のデ
ータ転送は、MPU(マイクロプロセッサ)バスを経由
してDMA(ダイレクトメモリアクセス)コントローラ
が制御する方法が一般的であり、また、この方法を用い
た関連デバイスが安価に供給されている。なお、このD
MA転送において用いられるMPUバスは、MPU自身
がデータを転送する際にも用いられる。
【0006】また、図6に示す例では、ビット配列変換
器5がメモリ2、3とオーディオI/F4の間に追加さ
れ、オーディオI/F4とメモリ2、3の間でビットの
配列を変換しながらデータを転送する。このデータ転送
では、MPUバスは用いられない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す例では、ビット配列変換器5のようなデータ処理器
がディスクI/F1とメモリ2、3の間に介在し、ま
た、この種のデータ処理器の入出力速度は一般に、MP
Uバス本来のDMA転送速度より遅いので、MPUバス
を長時間占有することになる。したがって、結果的にM
PUのプログラム制御を低速化させ、システム全体のス
ループット(処理能力)を低下させるという問題点があ
る。
【0008】他方、図6に示す例では、オーディオI/
F4とメモリ2、3の間でビットの配列を変換し、ま
た、オーディオI/F4のデータ転送速度は通常一定で
あり、さらに、MPUバスが共用されないので、上記問
題点は発生しない。しかしながら、PCM音声等を編集
する際には、編集素材を切り替える編集点をサーチする
場合に、一般に低速で再生してモニタしながら編集点を
精密にサーチする動作が行われる。この場合、図4に示
す装置では、メモリ2又は3の読み出しアドレスを発生
するために、アドレスをインクリメントまたはデクリメ
ントする他にホールドを適宜組み合わせて前値データホ
ールドを挿入し、結果的に可変速再生を実現する。な
お、インクリメントまたはデクリメントとホールドの組
合せは、固定小数演算を用いた比較的簡単な算術手段に
より実現することができる。
【0009】しかしながら、オーディオI/F4とメモ
リ2、3の間でビットの配列を変換する原理では、可変
速再生時に読み出すデータワードとメモリ2、3の物理
アドレスは1対1に対応しない。したがって、図6に示
す例では、比較的簡単な算術手段により低速再生用の物
理アドレスを決定することができないので、結果的に内
部のアドレス発生が複雑化するという問題点がある。
【0010】また、2つの編集素材を組み合わせた編集
済みのデータを得る場合、オーディオデータの編集点を
単に切り替えるだけでは、不連続点でクリック音が発生
したりして聴感上不自然な音になるので、これを防止す
るために通常、時間的に前側の音声をフェードアウトし
ながら後側の音声をフェードインする、いわゆるクロス
フェード処理を行うが、図6に示す装置において2チャ
ネル分の編集済みのデータを得ようとすると、4チャネ
ル分のビット配列変換器5が必要になり、回路規模を増
大させるという問題点がある。
【0011】本発明は上記従来の問題点に鑑み、記録媒
体と処理単位が異なるディジタルデータを記録媒体に効
率的に記録することができるとともに、システム全体の
スループットを向上し、また、回路規模を簡略化するこ
とができるバッファメモリ装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、バッファメモリを記録媒体側とリアルタイ
ムデータの入出力側にそれぞれ設け、両バッファメモリ
間にビット配列変換器を設けるようにしている。すなわ
ち、本発明によれば、所定のビット数を処理単位とする
記録媒体との間で第1の入出力データを記憶するための
第1の複数のバッファメモリと、前記記録媒体と処理単
位が異なる第2の入出力データを記憶するための第2の
複数のバッファメモリと、前記第1、第2のバッファメ
モリの間において前記第1、第2の入出力データの処理
単位のビット数が適合するようにビットの配列を変換す
るビット配列変換手段を有するバッファメモリ装置が提
供される。
【0013】
【作用】本発明では、ビット配列変換手段が第1のバッ
ファメモリと記録媒体の間に介在しないので、MPUバ
スを長時間占有することを防止することができ、したが
って、システムのスループットを向上することができ
る。また、再生時には、ビット配列が変換されて第2の
バッファメモリに記憶されたデータが読み出されるの
で、可変速再生時に読み出すデータワードと第2のバッ
ファメモリの物理アドレスが1対1に対応し、したがっ
て、回路規模を簡略化することができる。さらに、ビッ
ト配列変換手段により、記録媒体と処理単位が異なるデ
ィジタルデータを記録媒体に効率的に記録することがで
きる。
【0014】また、第2の複数のバッファメモリに対し
て第3の複数のバッファメモリを並列に設け、第2、第
3のバッファメモリにそれぞれ記憶されたデータを同時
にリアルタイムで読み出すことにより、ビット配列変換
手段の回路規模を増大することなく、クロスフェード処
理を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係るバッファメモリ装置の一実
施例の概略を示すブロック図であり、図4〜図6におい
て説明した構成部材と同一のものには同一の参照符号を
付す。
【0016】図1において、ディスクI/F1とオーデ
ィオI/F4の間には、メモリ2aまたは3aと、ビッ
ト配列変換器5とメモリ2bまたは3bがこの順番で接
続されている。ディスクI/F1とメモリ2aまたは3
aの間と、メモリ2aまたは3aとビット配列変換器5
の間と、ビット配列変換器5とメモリ2bまたは3bの
間と、メモリ2bまたは3bとオーディオI/F4の間
は、それぞれデータスイッチ6a〜6dにより切り替え
られる。
【0017】オーディオI/F4には外部のオーディオ
I/Oが接続され、このオーディオI/Oは、アナログ
またはディジタルにかかわらずデータをリアルタイムで
入出力する。例えば48KHz/20ビットサンプリン
グの2チャネルのディジタルオーディオデータを転送す
る場合、240KB/sのデータ量であり、このデータ
が切れ目なく一定速度で転送される。ディスクへの録音
動作時にこのオーディオI/Oから入力したオーディオ
データは、オーディオI/F4において例えばアナログ
−ディジタル変換やシリアル−パラレル変換が施され、
メモリ2b、3bへの書き込みに適した形式に変換され
る。そして、このデータはデータスイッチ6dを介して
例えばメモリ2bに書き込まれ、この書き込みが完了す
ると次にデータスイッチ6dを介してメモリ3bに書き
込まれる。
【0018】このメモリ3bに書き込まれる間、メモリ
2b内のデータがフル状態であるので、データスイッチ
6cがメモリ2bを選択し、また、データスイッチ6b
が例えばメモリ2aを選択する。そして、メモリ2bか
ら読み出されたデータのビット配列がデータスイッチ6
cを介してビット配列変換器5に出力されてディスクの
単位ビット数に適合するように変換され、データスイッ
チ6bを介してメモリ2aに書き込まれる。メモリ2a
への書き込みが完了するとデータスイッチ6aがメモリ
2aを選択し、メモリ2aから読み出されたデータがデ
ータスイッチ6a、ディスクI/F1、ディスクI/O
を介してディスクに録音される。
【0019】なお、ビット配列変換器5においては、例
えば本出願人が先に出願した特願平3−145345号
に示すように、記録時にはディスクの記憶領域の空き領
域を詰めるために、元のディジタルデータがこのデータ
の処理単位のビット数とディスクの処理単位のビット数
に応じたビット数だけシフトされ、複数のシフトデータ
が論理和演算されて記録用データが生成される。また、
再生時にはディスクの記憶領域の空き領域が生成される
ように、ディスクから読み出されたデータがこのデータ
のビット数と元のディジタルデータのビット数に応じた
ビット数だけシフトされ、複数のシフトデータが論理和
演算されて元のディジタルデータに復元される。
【0020】ここで、ディスクI/F1は前述したよう
に、図示省略されているが、DMAコントローラの制御
によりMPUバス等を介して転送されたデータを例えば
SCSI(スモールコンピュータシステムインタフェー
ス)規格等の標準プロトコルに準拠した形式に変換し、
ディスク装置に出力する。したがって、本実施例によれ
ば、処理速度が比較的遅いビット配列変換器5がディス
クI/F1とメモリ2aまたは3aの間に介在しないの
で、MPUバスを長時間占有することがなくなり、シス
テム全体のスループットを向上することができる。
【0021】他方、ディスクから通常速度で再生する場
合には、上記録音時とは逆の流れでデータが転送され、
例えば2チャネルで録音されたデータを通常速度で再生
する場合にも、ディスクI/OとオーディオI/Oの転
送速度の差がメモリ2a、3a、2b、3bにより吸収
され、また、MPUバスを長時間占有しない。
【0022】つぎに、可変速で再生する場合について説
明する。上記の如くディスクから読み出されたデータが
メモリ2b、3bに格納されている場合、このデータは
既にビット配列変換器5により処理されている。そし
て、メモリ2b、3bに格納されたデータを、前述した
ようにアドレスをインクリメントまたはデクリメントす
る他にホールドを適宜組み合わせて前値データホールド
を挿入することにより読み出すと、結果的に可変速再生
が行われるが、読み出すデータワードとメモリ2b、3
bの物理アドレスは1対1に対応している。したがっ
て、固定小数演算を用いた比較的簡単な算術手段により
可変速再生を実現することができるので、回路規模を簡
略化することができる。
【0023】図2は、第2の実施例を示すブロック図で
ある。この第2の実施例では、メモリ2c、3cがメモ
リ2b、3bに対して並列に追加され、また、クロスフ
ェード処理用のミキシング回路7がメモリ2b、3bお
よび2c、3cとオーディオI/Fの間に追加されてい
る。そして、ビット配列変換器6とメモリ2b、3bま
たは2c、3cの間は、データスイッチ6cにより選択
的に接続され、メモリ2bまたは3b、メモリ2cまた
は3cとミキシング回路7の間は、それぞれデータスイ
ッチ6d、6eにより選択的に接続される。
【0024】そして、いわゆるクロスフェード処理を行
う場合には、データスイッチ6cは、例えば時間的に前
側のデータをメモリ2b、3bに交互に書き込みを行っ
た後、時間的に後側のデータをメモリ2cまたは3cに
交互に書き込みを行うように制御される。また、データ
スイッチ6d、6eはそれぞれ、メモリ2bの選択時に
メモリ2cを選択し、メモリ3bの選択時にメモリ3c
を選択するように制御される。ミキシング回路7は、例
えばメモリ2b、3bからデータスイッチ6dを介して
得られる時間的に前側の音声をフェードアウトしなが
ら、メモリ2cまたは3cからデータスイッチ6eを介
して得られる時間的に後側の音声をフェードインする。
したがって、ミキシング回路7は、例えばメモリ3b、
3cのデータが同時に入力する場合にこのデータのクロ
スフェード処理を行うことができる。
【0025】したがって、この第2の実施例によれば、
2チャネル分の編集済みのデータを得ようとする場合、
ビット配列変換器5は、2チャネル分で構成することが
できるので、回路規模を簡略化することができる。
【0026】図3は、上記第2の実施例の具体的な回路
構成を示すものである。図3のシステムは、MPUブロ
ック10と、バッファメモリブロック20と外部I/O
ブロック30の3つのブロックで構成されている。MP
Uブロック10とバッファメモリブロック20はMPU
バス11を介して接続され、バッファメモリブロック2
0と外部I/Oブロック30はオーディオバス31を介
して接続されている。外部I/Oブロック30は、例え
ばAES/EBU規格等の標準ディジタルオーディオI
/Oにより、外部オーディオI/Oとの間でオーディオ
信号等を入出力し、また、クロスフェード処理等の信号
処理を行う。なお、バッファメモリブロック20と外部
I/Oブロック30の間では、この例ではディジタルオ
ーディオ信号が内部オーディオバス31を介して時分割
多重方式でやり取りされ、この内部オーディオバス31
は、外部のディジタルI/Oとロックし、一定速度でシ
ステム内部のデータ転送を行う。
【0027】MPUブロック10は、図示省略されてい
るが、MPUと、DMAコントローラと、図1や図2に
示すようなディスクI/F1とバスI/F等で構成さ
れ、ディスクI/F1を経由して外部ディスク装置との
間で入出力したオーディオ等のデータは、更にMPUバ
ス11を介してバッファメモリブロック20との間でや
り取りされる。
【0028】バッファメモリブロック20は、ホストメ
モリ21、22と、DSP(ディジタルシグナルプロセ
ッサ)23と、リングバッファ24、25と、オーディ
オバスI/F26を有する。ホストメモリ21、22
は、公知である共有メモリ構造の2ブロックで構成され
てそれぞれ一方のアクセスポートは、MPUバス11を
介して接続されるMPUまたはDMAコントローラのメ
モリ空間の隣り合ったアドレスにマップされ、ディスク
装置との入出力データのバッファリングを行う。
【0029】図3ではデータスイッチ6a〜6dがハー
ドウエアとして示されているが、実際には、DSP23
がMPUブロック10とのコマンド通信によってホスト
メモリ21、22のフル/エンプティ情報をやり取り
し、MPUブロック10がホストメモリ21、22の一
方をアクセスする権利を有するときに、DSP23がホ
ストメモリ21、22の他方をアクセスする権利を有す
るようにMPUブロック10とDSP23の各ソフトウ
エアが協同して動作する。
【0030】この場合、MPUブロック10から見る
と、ホストメモリ21、22が隣り合ったアドレスに割
り当てられているので、MPUブロック10がアクセス
権を有する方のホストメモリ21または22に割り当て
られたアドレスをアクセスすることにより、バッファメ
モリブロック20のアドレスデコーダ(図示省略)が該
当するメモリブロックに対してセレクト信号を発生する
ことができる。また、DSP23から見た場合にも同様
に、ホストメモリ21、22がDSP23のメモリ空間
にマップされ、現在使用権を有するホストメモリ21ま
たは22に対して物理的にアクセスすることができる。
【0031】DSP23は例えばモトローラ社の1個の
DSP56001で構成することができ、また、ホスト
メモリ21、22と、リングバッファ24、25と、オ
ーディオバスI/F26がそれぞれ異なるアドレス空間
に割り当てられている。そして、ホストメモリ21、2
2からリングバッファ24、25に対して、ビットの配
列を変換しながらデータを転送する場合には、次のよう
なプログラムが一例として用いられる。 DestPtr = &Base of RingBuf1 0; …(1) if(HostMemNum == 1) { SourcePtr = &Base of HostMem1; …(2) while (DataTxFinish == false) { *DestPtr++ = Unpk(*SourcePtr++) } …(3) } else { /* caseHostMemNum == 2 */ SourcePtr = &Base of HostMem2; while (DataTxFinish == false) { *DestPtr++ = Unpk(*SourcePtr++) } }
【0032】上記(1)では、転送先リングバッファ2
4、25のアドレスポインタ(DestPtr)の初期値がリ
ングバッファ24の第0セグメントの先頭アドレスに設
定され、上記(2)では、転送元ホストメモリ番号が
「1」の場合には転送元ホストメモリのアドレスポイン
タ(SourcePtr)の初期値がホストメモリ21の先頭ア
ドレスに設定される。そして、上記(3)では、ビット配
列変換関数(Unpk)により、転送元ホストメモリ21の
アドレスポインタ(SourcePtr)が示すアドレスをDS
P23がリードしようとすると、ホストメモリ21のア
ドレスがDSPバス23a上に発生し、アドレスデコー
ダがホストメモリ21に対してセレクト信号を発生す
る。また、DSP23がリードしたデータに対してビッ
ト配列を変換し、変換後のデータを転送先リングバッフ
ァ24のアドレスポインタ(DestPtr)が示すアドレス
にライトしようとすると、同様にアドレスデコーダがリ
ングバッファ24に対してセレクト信号を発生する。
【0033】したがって、この具体的な回路では、ビッ
ト配列変換をDSP23により行い、また、単一のDS
P23によりビット配列変換を行うのでハードウエアの
増大を防止することができる。また、可変速で再生する
場合には、先に示したアルゴリズムに基づいてDSP2
3において読み出し側リングバッファ24、25のアド
レスを形成することにより実現することができる。この
場合、可変速再生データの出力自体は、DSP23のメ
モリ空間にマップされたリングバッファ24、25から
オーディオバスI/Fに対してメモリ間転送を行うのみ
であるので、アドレスが複雑化することを防止すること
ができる。
【0034】なお、リングバッファ24、25は、内部
オーディオバス31と外部オーディオI/Oに対して2
0ビットの量子化データを入出力する場合、8ビット構
成のRAMを3個用いて構成することができ、また、デ
ータ転送の切り替えは、DSPバス23aを用いて同様
な方法で実現することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビット配列変換手段が第1のバッファメモリと記録媒体
の間に介在しないので、MPUバスを長時間占有するこ
とを防止することができ、したがって、システムのスル
ープットを向上することができる。また、再生時には、
ビット配列が変換されて第2のバッファメモリに記憶さ
れたデータが読み出されるので、可変速再生時に読み出
すデータワードと第2のバッファメモリの物理アドレス
が1対1に対応し、したがって、回路規模を簡略化する
ことができる。さらに、ビット配列変換手段により、記
録媒体と処理単位が異なるディジタルデータを記録媒体
に効率的に記録することができる。
【0036】また、第2の複数のバッファメモリに対し
て第3の複数のバッファメモリを並列に設け、第2、第
3のバッファメモリにそれぞれ記憶されたデータを同時
にリアルタイムで読み出すことにより、ビット配列変換
手段の回路規模を増大することなく、クロスフェード処
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッファメモリ装置の第1の実施
例の概略を示すブロック図である。
【図2】第2の実施例の概略を示すブロック図である。
【図3】第2の実施例の具体的な回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来のバッファメモリ装置の概略を示すブロッ
ク図である。
【図5】他の従来のバッファメモリ装置の概略を示すブ
ロック図である。
【図6】他の従来のバッファメモリ装置の概略を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 ディスクI/F(インタフェース) 2a,3a メモリ(第1のバッファメモリ) 2b,3b メモリ(第2のバッファメモリ) 2c,3c メモリ(第3のバッファメモリ) 4 オーディオI/F 5 ビット配列変換器 6a〜6e データスイッチ 7 ミキシング回路 20 バッファメモリブロック 21,22 ホストメモリ(第1のバッファメモリ) 23,DSP(ディジタルシグナルプロセッサ,ビット
配列変換手段) 24,25 リングバッファ(第2、第3のバッファメ
モリ)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のビット数を処理単位とする記録媒
    体との間で第1の入出力データを記憶するための第1の
    複数のバッファメモリと、 前記記録媒体と処理単位が異なる第2の入出力データを
    記憶するための第2の複数のバッファメモリと、 前記第1、第2のバッファメモリの間において前記第
    1、第2の入出力データの処理単位のビット数が適合す
    るようにビットの配列を変換するビット配列変換手段を
    有するバッファメモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の複数のバッファメモリの読み
    出しアドレスを制御することにより、記録媒体から可変
    速で再生することを特徴とする請求項1記載のバッファ
    メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の複数のバッファメモリに対し
    て並列に設けられて前記ビット配列変換手段により変換
    されたデータを記憶するための第3の複数のバッファメ
    モリを有し、前記第2、第3のバッファメモリにそれぞ
    れ記憶されたデータを同時に読み出し可能であることを
    特徴とする請求項1記載のバッファメモリ装置。
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