JP3420159B2 - 音声データ格納装置およびその集積回路、記録媒体 - Google Patents

音声データ格納装置およびその集積回路、記録媒体

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JP3420159B2 JP2000044966A JP2000044966A JP3420159B2 JP 3420159 B2 JP3420159 B2 JP 3420159B2 JP 2000044966 A JP2000044966 A JP 2000044966A JP 2000044966 A JP2000044966 A JP 2000044966A JP 3420159 B2 JP3420159 B2 JP 3420159B2
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声データを一
時格納する音声データ格納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MPEG2−AAC規格では、例えば、
6チャンネル分の符号化された音声データを送信するこ
とが可能である。また、各チャンネルの音声データは、
1フレーム毎に分けられる。ここで、フレームとは、伝
送データの1まとまりのことであり、この1フレーム内
には、例えば、1024個のPCM(Pulse Co
de Modulation:パルス符号変調)データ
が存在する。
【0003】このような音声データをフレーム毎に復号
し、復号されたPCMデータを一時記憶した後に出力す
る音声データ復号装置に用いられる音声データ格納装置
について説明する。図8は、従来の音声データ格納装置
の構成を示す概略ブロック図である。この図において、
乗算器101は、復号する音声データのチャンネルの総
数であるチャンネル数Mchと、1フレーム内に存在す
る複数のPCMデータに対しサンプリングされた時刻に
対応づけて設定された時刻データであるサンプルインデ
ックスnsampleの積を出力する。
【0004】加算器102は、乗算器101からの出力
と復号を行うチャンネル数を表わすチャンネルインデッ
クスnchの数の和を出力する。セレクタ103は、外
部から設定されるパラメータγによって、出力するアド
レスを設定する。例えば、パラメータγが0に設定され
た場合、加算器102からの出力をアドレスDとしてバ
ッファメモリ104へ出力し、また、パラメータγが1
に設定された場合、加算器102からの出力をアドレス
Gとしてバッファメモリ105へ出力する。
【0005】バッファメモリ104は、PCMデータを
格納する場合、一時記憶するPCMデータとなる入力デ
ータEをセレクタ103から指示されるアドレスDに格
納する。また、バッファメモリ104は、PCMデータ
を出力する場合、セレクタ103から指示されるアドレ
スDに格納されているPCMデータを出力データFとし
て出力する。バッファメモリ105は、PCMデータを
格納する場合、一時記憶するPCMデータとなる入力デ
ータHをセレクタ103から指示されるアドレスGに格
納する。また、バッファメモリ105は、PCMデータ
を出力する場合、セレクタ103から指示されるアドレ
スGに格納されているPCMデータを出力データIとし
て出力する。
【0006】しかし、上述した音声データ格納装置は、
バッファメモリに格納するPCMデータの並びが1通り
だけであるため、バッファメモリが1つだけだと、次フ
レームのデータが、まだ出力されていない現在のフレー
ムデータを上書きしてしまう。従って、図9に示すよう
に、従来の音声データ格納装置は、バッファメモリ10
5に格納されているPCMデータをデジタルデータから
アナログデータに変換するD/A変換部111へ出力し
ている間は、復号装置110から出力される復号された
PCMデータをバッファメモリ104へ格納していた
(図9(a))。また、バッファメモリ104に格納さ
れているPCMデータをD/A変換部111へ出力して
いる間は、復号装置110から出力される復号されたP
CMデータをバッファメモリ105へ格納していた(図
9(b))。
【0007】このため、従来の音声データ格納装置は、
バッファメモリが2つ必要であった。例えば、MPEG
2−AACの5.1chでは、6144サンプルを格納
するバッファメモリが2つ(合計12288サンプル
分)必要であった。このため、バッファメモリの領域が
増大してしまうという問題点があった
【0008】この問題点を解決するために、バッファメ
モリを1つ用いた方法が提案されている(特開平10−
271082号公報)。この特開平10−271082
号公報に記載の方法は、PCMデータを格納するバッフ
ァメモリが複数の領域に分割されている。そして、PC
Mデータをこの分割された記憶領域が書き込み可能であ
るか否かを記憶するためのレジスタと、各領域内に格納
されているPCMデータを出力する時刻情報を記憶する
記憶部を有している。そして、制御部はこの記憶部に記
憶されている時刻情報に基づいてPCMデータをバッフ
ァメモリから出力する制御を行っていた。また、制御部
は、バッファメモリからPCMデータが出力される度
に、PCMデータが出力された後の記憶領域に書きこみ
可能であることをレジスタへ記憶する。そして、外部か
らPCMデータが入力された場合に、レジスタに記憶さ
れている情報に基づき、書きこみ可能であるバッファメ
モリの記憶領域へ格納していた。従って、この方法で
は、バッファメモリを小さくするためには、バッファメ
モリの記憶領域を細分化し、管理する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平10−271082号公報に記載の方法におい
ては、バッファメモリの記憶領域を細分化すると、レジ
スタおよび記憶部の記憶領域が増大してしまうという問
題点があった。また、バッファメモリの領域を細分化す
ると、管理する対象となる記憶領域の数が増加し、制御
が複雑になり、ハードウェアおよびソフトウェアの規模
が大きくなってしまうという問題点があった。本発明は
このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、
バッファメモリの小型化を図ることができる音声メモリ
格納装置を提供することにある。また、本発明の他の目
的は、ハードウェアおよびソフトウェアの規模を小さく
することができる音声メモリ格納装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、符号化され
たデータを復号手段(例えば、実施の形態におけるデコ
ード処理部12)によって復号し、該復号した復号デー
タを出力する復号装置において、前記復号データとなる
音声データを一時記憶する記憶手段(例えば、実施の形
態におけるPCMデータバッファ18)と、前記復号手
段によって復号されるチャンネルを検出するチャンネル
検出手段(例えば、実施の形態における入力PCMチャ
ンネルカウンタ16)と、前記記憶手段に書き込まれる
音声データのサンプル数を検出する入力サンプル数検出
手段(例えば、実施の形態における入力PCMカウンタ
15)と、前記記憶手段から読み出される音声データの
サンプル数を検出する出力サンプル数検出手段(例え
ば、実施の形態における出力PCMカウンタ14)と、
チャンネル検出手段の検出結果と、前記入力サンプル数
検出手段の検出結果と、前記出力サンプル数検出手段の
検出結果と、前記音声データの全チャンネル数(例え
ば、実施の形態におけるチャンネル数Mch)と、1つ
のチャンネルに含まれる全サンプル数(例えば、実施の
形態におけるサンプル数Msample)に基づいて、
音声データの書き込みおよび読み出しを行うアドレスを
生成するアドレス生成手段(例えば、実施の形態におけ
るアドレス生成部17)と、前記アドレス生成手段が生
成したアドレスに基づいて、前記記憶手段に対し前記音
声データの読み出しおよび書き込みの制御を行う制御手
段(例えば、実施の形態における制御部13)とを具備
することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の音
声データ格納装置において、前記制御手段が、前記符号
化されたデータに含まれる前記全チャンネル数と前記全
サンプル数を検出し(例えば、実施の形態において、識
別コードを検出した検出結果からこれらの情報を検出す
る動作)、前記アドレス生成手段へ出力することを特徴
とする。
【0012】請求項3記載の発明は、入力される複数の
チャンネルのデータを符号化手段(例えば、実施の形態
におけるエンコード処理部22)によって符号化し、該
符号化したデータを出力する符号化装置において、前記
入力されるデータを一時記憶する記憶手段(例えば、実
施の形態におけるPCMデータバッファ28)と、前記
符号化手段によって符号化されるチャンネルを検出する
チャンネル検出手段(例えば、実施の形態における入力
PCMチャンネルカウンタ26)と、前記記憶手段に書
き込まれる音声データのサンプル数を検出する入力サン
プル数検出手段(例えば、実施の形態における入力PC
Mカウンタ25)と、前記記憶手段から読み出される音
声データのサンプル数を検出する出力サンプル数検出手
段(例えば、実施の形態における出力PCMカウンタ2
4)と、前記チャンネル検出手段の検出結果と、前記入
力サンプル数検出手段の検出結果と、前記出力サンプル
数検出手段の検出結果と、前記音声データの全チャンネ
ル数と、1つのチャンネルに含まれる全サンプル数に基
づいて、音声データの書き込みおよび読み出しを行うア
ドレスを生成するアドレス生成手段(例えば、実施の形
態におけるアドレス生成部27)と、前記アドレス生成
手段が生成したアドレスに基づいて、前記記憶手段に対
し前記音声データの読み出しおよび書き込みの制御を行
う制御手段(例えば、実施の形態における制御部23)
とを具備することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項3記載の音声データ格納装置において、前記制御手
段が、前記符号化されたデータに含まれる全チャンネル
数と前記全サンプル数を予め記憶している(例えば、実
施の形態における制御部13または、制御部23)こと
を特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4記載の音声データ格納装置において、前記アドレ
ス生成部が、前記制御手段から音声データの読み出しが
指示された場合に、読み出しが指示されたデータが格納
されたアドレスを生成し、前記制御手段から音声データ
の書き込みが指示された場合に、前記制御手段によって
音声データが読み出された後のアドレスを生成すること
を特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1ないし請
求項5記載の音声データ格納装置において、前記アドレ
ス生成手段が、第1のアドレスの順序を指定する第1の
アドレス生成手段(例えば、実施の形態におけるモード
0)と、第2のアドレスの順序を指定する第2のアドレ
ス生成手段(例えば、実施の形態におけるモード1)と
を有し、前記制御手段は、前記第1のアドレス生成手段
と前記第2のアドレス生成手段を交互に切り替えて(例
えば、実施の形態における制御信号β)音声データの書
き込みおよび読み出しの制御を行うことを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、符号化されたデー
タを復号手段によって復号し、該復号した復号データを
出力する復号回路を有する集積回路装置において、前記
復号データとなる音声データを一時記憶する記憶手段
と、前記復号手段によって復号されるチャンネルを検出
するチャンネル検出手段と、前記記憶手段に書き込まれ
る音声データのサンプル数を検出する入力サンプル数検
出手段と、前記記憶手段から読み出される音声データの
サンプル数を検出する出力サンプル数検出手段と、チャ
ンネル検出手段の検出結果と、前記入力サンプル数検出
手段の検出結果と、前記出力サンプル数検出手段の検出
結果と、前記音声データの全チャンネル数と、1つのチ
ャンネルに含まれる全サンプル数に基づいて、音声デー
タの書き込みおよび読み出しを行うアドレスを生成する
アドレス生成手段と、前記アドレス生成手段が生成した
アドレスに基づいて、前記記憶手段に対し前記音声デー
タの読み出しおよび書き込みの制御を行う制御手段とを
具備することを特徴とする。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項7記載の集
積回路装置において、前記制御手段が、前記符号化され
たデータに含まれる前記全チャンネル数と前記全サンプ
ル数を検出し、前記アドレス生成手段へ出力することを
特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明は、入力される複数の
チャンネルのデータを符号化手段によって符号化し、該
符号化したデータを出力する符号化回路を有する集積回
路装置において、前記入力されるデータを一時記憶する
記憶手段と、前記符号化手段によって符号化されるチャ
ンネルを検出するチャンネル検出手段と、前記記憶手段
に書き込まれる音声データのサンプル数を検出する入力
サンプル数検出手段と、前記記憶手段から読み出される
音声データのサンプル数を検出する出力サンプル数検出
手段と、前記チャンネル検出手段の検出結果と、前記入
力サンプル数検出手段の検出結果と、前記出力サンプル
数検出手段の検出結果と、前記音声データの全チャンネ
ル数と、1つのチャンネルに含まれる全サンプル数に基
づいて、音声データの書き込みおよび読み出しを行うア
ドレスを生成するアドレス生成手段と、前記アドレス生
成手段が生成したアドレスに基づいて、前記記憶手段に
対し前記音声データの読み出しおよび書き込みの制御を
行う制御手段とを具備することを特徴とする。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項7または
請求項9記載の集積回路装置において、前記制御手段
が、前記符号化されたデータに含まれる全チャンネル数
と前記全サンプル数を予め記憶していることを特徴とす
る。
【0020】請求項11記載の発明は、請求項7ないし
請求項10記載の集積回路装置において、前記アドレス
生成部は、前記制御手段から音声データの読み出しが指
示された場合に、読み出しが指示されたデータが格納さ
れたアドレスを生成し、前記制御手段から音声データの
書き込みが指示された場合に、前記制御手段によって音
声データが読み出された後のアドレスを生成することを
特徴とする。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項7ないし
請求項11記載の集積回路装置において、前記アドレス
生成手段が、第1のアドレスの順序を指定する第1のア
ドレス生成手段と、第2のアドレスの順序を指定する第
2のアドレス生成手段とを有し、前記制御手段は、前記
第1のアドレス生成手段と前記第2のアドレス生成手段
を交互に切り替えて音声データの書き込みおよび読み出
しの制御を行うことを特徴とする。
【0022】請求項13記載の発明は、符号化されたデ
ータを復号ステップによって復号し、該復号した復号デ
ータを出力する復号プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体において、前記復号データとな
る音声データを一時記憶する記憶ステップと、前記復号
手段によって復号されるチャンネルを検出するチャンネ
ル検出ステップと、前記記憶ステップに書き込まれる音
声データのサンプル数を検出する入力サンプル数検出ス
テップと、前記記憶ステップから読み出される音声デー
タのサンプル数を検出する出力サンプル数検出ステップ
と、チャンネル検出ステップの検出結果と、前記入力サ
ンプル数検出ステップの検出結果と、前記出力サンプル
数検出ステップの検出結果と、前記音声データの全チャ
ンネル数と、1つのチャンネルに含まれる全サンプル数
に基づいて、音声データの書き込みおよび読み出しを行
うアドレスを生成するアドレス生成ステップと、前記ア
ドレス生成ステップが生成したアドレスに基づいて、前
記記憶ステップに対し前記音声データの読み出しおよび
書き込みの制御を行う制御ステップとをコンピュータに
実行させる音声データ格納プログラムであることを特徴
とする。
【0023】請求項14記載の発明は、入力される複数
のチャンネルのデータを符号化ステップによって符号化
し、該符号化したデータを出力する符号化プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
て、前記入力されるデータを一時記憶する記憶ステップ
と、前記符号化手段によって符号化されるチャンネルを
検出するチャンネル検出ステップと、前記記憶ステップ
に書き込まれる音声データのサンプル数を検出する入力
サンプル数検出ステップと、前記記憶ステップから読み
出される音声データのサンプル数を検出する出力サンプ
ル数検出ステップと、前記チャンネル検出ステップの検
出結果と、前記入力サンプル数検出ステップの検出結果
と、前記出力サンプル数検出ステップ手段の検出結果
と、前記音声データの全チャンネル数と、1つのチャン
ネルに含まれる全サンプル数に基づいて、音声データの
書き込みおよび読み出しを行うアドレスを生成するアド
レス生成ステップ手段と、前記アドレス生成ステップ部
が生成したアドレスに基づいて、前記記憶ステップ手段
に対し前記音声データの読み出しおよび書き込みの制御
を行う制御ステップとをコンピュータに実行させる音声
データ格納プログラムであることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
音声データ格納装置を図面を参照して説明する。この実
施例では、MPEG2−AAC規格であり、チャンネル
数が6、1フレームに1024個のPCMデータが存在
するものとして説明する。図1は、この発明の一実施形
態による音声データ格納装置の構成を示す概略ブロック
図である。この図において、圧縮データ入力部10は、
外部から入力される符号化された音声データに含まれる
PCMデータを圧縮データ入力バッファ11へ出力す
る。また、圧縮データ入力部10は、入力される符号化
された音声データに含まれる識別コードを検出し、この
検出結果を制御部13へ出力するとともに、各チャネル
の先頭となるフレームの先頭を検知する。
【0025】圧縮データ入力バッファ11は、圧縮デー
タ入力部10から出力される符号化されたPCMデータ
を一時記憶し、デコード処理部12へ出力する。デコー
ド処理部12は、圧縮データ入力バッファ11から出力
される符号化されたPCMデータを1フレーム毎にデコ
ード(復号)し、デコードしたPCMデータをPCMデ
ータバッファ18へ出力する。制御部13は、圧縮デー
タ入力部10から出力される識別コードの検出結果に基
づいて、符号化された音声データに存在する音声データ
のチャンネルの総数であるチャンネル数Mchと、1フ
レーム内に存在するPCMデータの数であるサンプル数
Msampleを検出する。また、制御部13は、読み
出しおよび書き込みアドレスを生成するモード0とモー
ド1の切り替えの指示をする制御信号βをアドレス生成
部17へ出力する。また、制御部13は、装置各部の制
御を行う(詳細は後述する)。
【0026】出力PCMカウンタ14は、PCMデータ
バッファ18からPCM出力部19へ出力されるPCM
データの数を制御部13を介してカウントし、このカウ
ント値を制御部13へ出力する。入力PCMカウンタ1
5は、デコード処理部12からPCMデータバッファ1
8へ出力されるPCMデータの数を制御部13を介して
カウントし、このカウント値を制御部13へ出力する。
入力PCMチャンネルカウンタ16は、デコード処理部
12においてデコード処理されるチャンネルの数を制御
部13を介してカウントし、このカウント値を制御部1
3へ出力する。
【0027】アドレス生成部17は、デコード処理部1
2から出力されるPCMデータをPCMデータバッファ
18に格納するためのアドレスの生成と、PCMデータ
をPCMデータバッファ18からPCM出力部19へ出
力されるPCMデータが格納されているアドレスの生成
を行う。これらのアドレスは、後述するモード0とモー
ド1によって生成される。この2つのモードは、制御部
13から指示される制御信号βによって切り替えが行わ
れる。
【0028】次に、このモード0とモード1について説
明する。アドレス生成部17は、制御部13から出力さ
れるチャンネル数Mchと、サンプル数Msample
と、書き込みまたは読み出しを行うPCMデータに含ま
れるサンプリングされた時刻に対応づけて設定された時
刻データであるサンプルインデックスnsample
と、書き込みまたは読み出しされるチャンネル数である
チャンネルインデックスnchに基づいて、アドレスを
生成する。このときサンプルインデックスnsampl
eは0≦nsample<Msampleであり、チャ
ンネルインデックスnchは、0≦nch<Mchであ
る。このサンプルインデックスnsampleは、読み
出しアドレスを生成する場合、出力PCMカウンタ14
カウント値が用いられ、書き込みアドレスを生成する場
合、入力PCMカウンタ15のカウント値が用いられ
る。
【0029】そして、アドレス生成部17は、モード0
の場合、上記のパラメータを用い以下に示す(1)式に
基づいて、モード0におけるアドレスmode0_ad
dress(nch、nsample)を生成する。 mode0_address(nch、nsample)=int(ns ample/α)+(nsample%α)*Mch+α*nch……(1) ここで、パラメータαは、チャンネル数Mchとサンプ
ル数Msampleに基づき、Msample/Mch
なる式によって決定され、小数点未満は切り上げるもの
とする。また、int(x)は、xの小数部切り捨てを
表わし、x%yは、xをyで割ったときの剰余を表わ
す。以下、アドレスmode0_address(nc
h、nsample)をアドレスmode0_addr
essと称す。
【0030】また、アドレス生成部17は、モード1の
場合、以下に示す(2)式に基づいて、アドレスmod
e1_address(nch、nsample)を生
成する。 mode1_address(nch、nsample)=nsampl e*Mch+nch……(2) 以下、アドレスmode1_address(nch、
nsample)をアドレスmode1_addres
sと称す。
【0031】また、(1)式および(2)式によって生
成されるモード0、モード1のアドレスの相対的な関係
を、以下の示す(3)式、(4)式に示す。{mode
0_address(nch、全てのサンプル)}=
{mode 1_address(全てのチャンネル、α*nch〜α*(nch+1)−1 のサンプル)}……(3) {mode1_address(nch、全てのサンプル)}={mode 0_address(全てのチャンネル、α*nch〜α*(nch+1)−1 のサンプル)}……(3)
【0032】PCMデータバッファ18は、デコード処
理部12から出力されるPCMデータをアドレス生成部
17から設定されるアドレスに格納する。また、PCM
データバッファ18は、アドレス生成部17から設定さ
れるアドレスに格納されているPCMデータをPCM出
力部19へ出力する。PCM出力部19は、各チャンネ
ル毎における同じチャンネルインデックスnsampl
eのPCMデータを一括して外部へ出力する。
【0033】次に、図2を用いて、アドレス生成部17
についてさらに詳細に説明する。この図において、アド
レス生成部17は、乗算器1と、除算器2と、乗算器3
と、乗算器4と、加算器5と、加算器6と、セレクタ7
によって構成される。乗算器1は、パラメータαとチャ
ンネルインデックスnchの積を出力する。除算器2
は、サンプルインデックスnsampleをパラメータ
αで割った商Sと剰余Jを算出し、商Sを加算器5へ出
力し、剰余Jを乗算器3へ出力する。
【0034】乗算器3は、剰余Jとチャンネル数Mch
の積を加算器5へ出力する。乗算器4は、サンプルイン
デックスnsampleとチャンネル数Mchの積を加
算器6へ出力する。加算器5は、乗算器1の出力と乗算
器3の出力と商Sの和を出力する。加算器6は、チャン
ネルインデックスnchと乗算器4の出力の和を出力す
る。セレクタ7は、制御部13から設定されるパラメー
タβが0(モード0)のときは加算器5の出力を選択
し、パラメータβが1(モード1)のときは、加算器6
の出力を選択し、アドレスAとしてPCMデータバッフ
ァ18へ出力する。
【0035】PCMデータバッファ18は、データを格
納する場合、デコード処理部12から出力されるPCM
データをセレクタ7から指示されるアドレスAに格納
し、データを出力する場合、セレクタ7から指示される
アドレスAに格納されているPCMデータを出力データ
CとしてPCM出力部19へ出力する。
【0036】次に、図1の構成における装置の動作につ
いて、図3のフローチャートを用いて説明する。まず、
各部に電源が投入された後、制御部13は、出力PCM
カウンタ14、入力PCMカウンタ15、入力PCMチ
ャンネルカウンタ16のカウント値をそれぞれ「0」に
設定し、PCMデータバッファ18に記憶されているP
CMデータを消去する。そして、圧縮データ入力部10
は、符号化された音声データが入力されると、この符号
化された音声データに含まれる識別コードを検出し、こ
の検出結果を制御部13へ出力するとともに、各チャネ
ルに対応するフレームの先頭を検知し、検知した結果を
制御部13へ出力する。また、圧縮データ入力部10
は、この音声データに含まれる符号化されたPCMデー
タを圧縮データ入力バッファ11へ出力する。
【0037】次に、制御部13は、圧縮データ入力部1
0から出力される識別コードの検出結果に基づいて、チ
ャンネル数Mchである「6」と、サンプル数Msam
pleである「1024」を検出する。また、制御部1
3は、フレームの先頭の検出結果が入力されると、デコ
ードするチャンネル数nchを0chに設定し(ステッ
プS1)、デコード処理部12へ0chのPCMデータ
のデコード処理指示を行うとともに、アドレス生成部1
7へチャンネル数Mchである「6」と、サンプル数M
sampleである「1024」を出力する。デコード
処理部12は、制御部13から0chのデコード処理が
指示され、圧縮データ入力バッファ11から符号化され
たPCMデータが入力されると、この符号化されたPC
Mデータのデコード処理を行い、PCMデータを生成す
る(ステップS2)。
【0038】次に、制御部13は、PCMデータバッフ
ァ18に格納されているPCMデータの出力を行う処理
があるが、ここでは、まだPCMデータが格納されてい
ないので、すべてのチャンネルにおけるPCMデータが
PCMデータバッファ18に格納されるまで、このステ
ップS3における処理は省略される。
【0039】次に、制御部13は、アドレス生成部17
に対し、制御信号βを「0」に設定し、モード0におけ
るアドレスの生成を指示する。アドレス生成部17は、
チャンネル数Mchである「6」と、サンプル数Msa
mpleである「1024」、入力PCMカウンタ15
のカウント値である「0」と、入力PCMチャンネルカ
ウンタ16のカウント値である「0」を(1)式に基づ
いてアドレスmode0_addressを生成する。
そして、アドレス生成部17は、生成したアドレスmo
de0_addressをPCMデータバッファ18へ
設定する。PCMデータバッファ18は、デコード処理
部12から1つのPCMデータが入力されると、このP
CMデータをアドレス生成部17から設定されたアドレ
スmode0_addressへ格納する(ステップS
4)。そして、PCMデータがPCMデータバッファ1
8へ格納されると、入力PCMカウンタ15は、カウン
トアップする。
【0040】次に、制御部13は、入力PCMカウンタ
15のカウンタ値とサンプル数Msampleに基づ
き、0chにおけるPCMデータをすべてのデータの格
納が完了したか否かを検出する(ステップS5)。
【0041】すべてのデータを格納していない場合、制
御部13は、ステップS3の処理を省略した後、アドレ
ス生成部17に対し、モード0におけるアドレスの生成
を指示する。アドレス生成部17は、カウントアップさ
れた入力PCMカウンタ15のカウント値である「1」
と、上述したパラメータ値と(1)式に基づいてアドレ
スmode0_addressを生成し、PCMデータ
バッファ18へ設定する。PCMデータバッファ18
は、デコード処理部12から1つのPCMデータが入力
されると、このPCMデータをアドレス生成部17から
設定されたアドレスmode0_addressへ格納
する(ステップS4)。そして、PCMデータがPCM
データバッファ18へ格納されると、入力PCMカウン
タ15は、カウントアップする。
【0042】そして、0chにおける全てのPCMデー
タがPCMデータバッファ18へ格納されるまで、上述
のステップS3からステップS5の処理動作が繰り返さ
れる。
【0043】次に、0chのすべてのPCMデータが格
納された後、1chの符号化されたPCMデータが入力
されると、圧縮データ入力部10は、フレームの先頭を
検出し、検出結果を制御部13へ出力する。制御部13
は、圧縮データ入力部10からフレームの先頭を検出し
た検出結果が出力されると、デコードするチャンネル数
nchを1chに設定し、デコード処理部12へ1ch
のPCMデータのデコード処理指示をする。このとき、
入力PCMチャンネルカウンタ16は、カウント値を
「1」にカウントアップする(ステップS6)。そし
て、制御部13は、この入力PCMチャンネルカウンタ
16のカウント値と、チャンネル数Mchに基づいて、
全てのチャンネルについてデコード処理が終わったか否
かを検出する(ステップS7)。
【0044】この場合、全てのチャンネルについてデコ
ード処理が終わっていないので、制御部13は、デコー
ド処理部12へ1chのデコード処理を指示する。デコ
ード処理部12は、圧縮データ入力バッファ11から符
号化されたPCMデータが入力され、制御部13から1
chのデコード処理が指示されると、この符号化された
PCMデータのデコード処理を行い、PCMデータを生
成する(ステップS2)。
【0045】次に、制御部13は、ステップS3におけ
る処理を省略した後、アドレス生成部17に対し、モー
ド0におけるアドレスの生成を指示する。アドレス生成
部17は、入力PCMカウンタ15のカウント値である
「0」と、入力PCMチャンネルカウンタ16のカウン
ト値である「1」を(1)式に基づいてアドレスを生成
し、この生成したアドレスmode0_address
をPCMデータバッファ18へ設定する。PCMデータ
バッファ18は、デコード処理部12から1つのPCM
データが入力されると、このPCMデータをアドレス生
成部17から設定されたアドレスへ格納する(ステップ
S4)。そして、PCMデータがPCMデータバッファ
18へ格納されると、入力PCMカウンタ15は、カウ
ントアップする。そして、1chにおける全てのPCM
データがPCMデータバッファ18へ格納されるまで、
上述のステップS3からステップS5の処理動作が繰り
返される。
【0046】次に、1chのすべてのPCMデータが格
納された後、2chの符号化されたPCMデータが入力
されると、圧縮データ入力部10は、フレームの先頭を
検出し、検出結果を制御部13へ出力する。制御部13
は、圧縮データ入力部10からフレームの先頭を検出し
た検出結果が出力されると、デコードするチャンネル数
nchを2chに設定し、デコード処理部12へ1ch
のPCMデータのデコード処理指示をする。このとき、
入力PCMチャンネルカウンタ16は、カウント値を
「2」にカウントアップする(ステップS6)。そし
て、制御部13は、この入力PCMチャンネルカウンタ
16のカウント値と、チャンネル数Mchに基づいて、
全てのチャンネルについてデコード処理が終わったか否
かを検出する(ステップS7)。
【0047】全てのチャンネルについてデコード処理が
終わっていない場合、制御部13は、デコード処理部1
2へ2chのデコード処理を指示する。そして、全ての
チャンネルにおいてデコード処理が完了するまで、上述
のステップS2からステップS7の処理動作が繰り返さ
れる。
【0048】すべてのチャンネル(0chから5ch)
についてデコード処理が完了し、PCMデータの格納が
完了すると、制御部13は、デコード処理を行うチャン
ネルを0chに設定した後(ステップS1)、上述した
ステップS2の処理を行う制御を行う。
【0049】そして、制御部13は、アドレス生成部1
7に対し、モード0において各チャンネル(0〜5c
h)のPCMデータを出力する指示をする。アドレス生
成部17は、制御部13からの指示に基づき、チャンネ
ル数を0chから5chについて、チャンネル数Mch
である「6」と、サンプル数Msampleである「1
024」、出力PCMカウンタ14のカウント値である
「0」と、チャンネル数「0」と(1)式に基づいてア
ドレスmode0_addressを生成する。そし
て、アドレス生成部17は、生成したアドレスmode
0_addressを順次PCMデータバッファ18へ
設定する。PCMデータバッファ18は、アドレス生成
部17によってアドレスmode0_addressが
設定される度にアドレス内に格納されているPCMデー
タをPCM出力部19へ出力する(ステップS3)。こ
れにより、サンプルインデックスnsampleが0に
設定されている0chから5chのPCMデータがPC
M出力部19へ出力される。PCM出力部19は、PC
Mデータバッファ18から出力される各データを一括し
て外部へ出力する。そして、出力PCMカウンタ14
は、カウント値を「1」にカウントアップする。
【0050】次に、制御部13は、アドレス生成部17
に対し、モード1におけるアドレスの生成を指示する
が、ステップS3において、6つのPCMデータを出力
したので、6つのアドレスを生成する指示をする。アド
レス生成部17は、入力PCMカウンタ15のカウント
値である「0」と、上述したパラメータ値と(2)式に
基づいてアドレスmode1_addressを生成
し、PCMデータバッファ18へ設定する。PCMデー
タバッファ18は、デコード処理部12から1つのPC
Mデータが入力されると、このPCMデータをアドレス
生成部17から設定されたアドレスmode1_add
ressへ格納する(ステップS4)。そして、PCM
データがPCMデータバッファ18へ格納されると、入
力PCMカウンタ15は、カウントアップする。そし
て、アドレス生成部17は、残りの5つのPCMデータ
がPCMデータバッファ18に格納されるまで、順次ア
ドレスの生成を行う。この場合、0chの全てのデータ
が格納されたら、6つのアドレスが生成されなくてもス
テップS5に移行する。そして、制御部13は、0ch
におけるPCMデータを全て格納したか否かを検出し
(ステップS5)、全てのPCMデータが格納されてい
ない場合、全てのPCMデータが格納されるまでステッ
プS3からステップS5の処理動作を行う。
【0051】次に、0chにおいて全てのPCMデータ
が格納されたのち、1chの符号化されたPCMデータ
が入力されると、圧縮データ入力部10は、フレームの
先頭を検出し、検出結果を制御部13へ出力する。制御
部13は、デコードするチャンネル数0chを1chに
設定し、デコード処理部12へ1chのPCMデータの
デコード処理指示をする。このとき、入力PCMチャン
ネルカウンタ16は、カウント値を「1」にカウントア
ップする(ステップS6)。そして、制御部13は、こ
の入力PCMチャンネルカウンタ16のカウント値と、
チャンネル数Mchに基づいて、全てのチャンネルにつ
いてデコード処理が終わったか否かを検出する(ステッ
プS7)。この場合、全てのチャンネルについてデコー
ド処理が終わっていないので、制御部13は、デコード
処理部12へ1chのデコード処理を行う指示する。
【0052】全てのチャンネルについてデコード処理が
終わっていない場合、制御部13は、デコード処理部1
2へ1chのデコード処理を指示する。そして、全ての
チャンネルにおいてデコード処理が完了するまで、上述
のステップS2からステップS7の処理動作が繰り返さ
れる。
【0053】すべてのチャンネル(0chから5ch)
についてデコード処理が完了し、PCMデータの格納が
完了すると、制御部13は、デコード処理を行うチャン
ネルを0chに設定した後(ステップS1)、上述した
ステップS2の処理を行う制御を行う。
【0054】そして、制御部13は、アドレス生成部1
7に対し、モード1において各チャンネル(0〜5c
h)のPCMデータを出力する指示をする。アドレス生
成部17は、(2)式に基づいてアドレスmode1_
addressを生成し、生成したアドレスmode1
_addressを順次PCMデータバッファ18へ設
定する。PCMデータバッファ18は、アドレス生成部
17によってアドレスmode1_addressが設
定される度にアドレス内に格納されているPCMデータ
をPCM出力部19へ出力する(ステップS3)。
【0055】次に、制御部13は、アドレス生成部17
に対し、モード0において6つのアドレスを生成する指
示をする。アドレス生成部17は、(1)式に基づいて
アドレスmode0_addressを生成し、PCM
データバッファ18へ設定する。PCMデータバッファ
18は、デコード処理部12から出力されるPCMデー
タをアドレス生成部17から設定されたアドレスmod
e0_addressへ格納する(ステップS4)。そ
して、入力PCMカウンタ15は、PCMデータがPC
Mデータバッファ18へ格納されるごとにカウントアッ
プする。そして、アドレス生成部17は、残りの5つの
PCMデータがPCMデータバッファ18に格納される
まで、順次アドレスの生成を行う。
【0056】次に、制御部13によってモード0および
モード1においてPCMデータバッファ18のデータが
格納された状態について図面を用いて説明する。まず、
図4を用いて、モード0においてデータが格納された状
態を説明する。この図に示すように、0chのPCMデ
ータは、アドレス0000(h)からアドレス03FA
(h)および03FC(h)から0400(h)までの
領域に格納される。そして、1chのPCMデータは、
0402(h)から0803(h)の領域内に、2ch
のPCMデータは、0804(h)から0C05(h)
の領域内に、そして、以下同様に、5chまでそれぞれ
PCMデータが行方向に格納される。
【0057】この状態において、制御部13からの指示
によって、モード0においてPCMデータの出力が行わ
れ、このPCMデータが出力された後の記憶領域にモー
ド1において0chのPCMデータの書き込みが行われ
ると、PCMデータバッファ18の格納状態は、図5
(a)のように示される。
【0058】例えば、各チャンネルにおけるサンプルイ
ンデックス0から341までのPCMデータがモード0
において出力され、0chの1フレーム分のPCMデー
タが入力された場合のデータの格納状態は、図5(a)
のように表わされる。この図に示すように、モード0に
よって格納されたデータがモード0によって出力され、
書き込み可能になった領域内に1chのデータがモード
1によって格納される。
【0059】そして、モード0においてPCMデータの
出力が行われ、このPCMデータが出力された後の記憶
領域にモード1において0chから5chまでのすべて
のPCMデータがPCMデータバッファ18に格納され
た状態を図6に示す。この図において0chのデータ
は、アドレス0000(h)、アドレス0106
(h)、アドレス000C(h)、…、アドレス17F
A(h)のように列方向に格納される。また、1chに
おいてデータは、0001(h)、0007(h)、
…、アドレス17FB(b)のように縦方向に格納され
る。以下、2chから5chにおいても同様にデータが
列方向に格納される。
【0060】そして、各チャンネルにおける0から34
1までの時刻データがモード1において出力され、0c
hの1フレーム分のPCMデータが格納された場合のメ
モリの格納状態を、図5(b)に示す。この図に示すよ
うに、モード1によって格納されたデータがモード1に
おいて出力され、書き込み可能になった領域内に0ch
のデータがモード0によって格納される。
【0061】以上のように、モード0とモード1を交互
に切り替えて、PCMデータの読み出しおよび書き込み
を行うため、デコード処理部12から出力されるPCM
データは、PCMデータバッファ18内に存在するまだ
読み出しされていないPCMデータを上書きすることが
ない。従って、PCMデータを1つのバッファメモリへ
格納することができ、さらに記憶領域を削減することが
可能である。
【0062】次に、この発明の第2の実施形態について
図面を用いて説明する。図7は音声データ格納装置を適
用した音声データを符号化する音声データ符号化装置の
構成を表わす図面である。この図において、PCM入力
部20は、外部から入力される復号された6チャンネル
分の音声データに含まれるPCMデータをPCMデータ
バッファ28へ出力する。
【0063】アドレス生成部27は、PCM入力部20
から出力されるPCMデータをPCMデータバッファ2
8に格納するためのアドレスの生成と、PCMデータを
PCMデータバッファ28からエンコード処理部22へ
出力するためのアドレスを生成する。これらのアドレス
は、第1の実施形態と同様に、制御部23によって指示
される制御信号βに基づき、モード0とモード1によっ
て生成される。このモード0とモード1に用いられる式
も第1の実施形態と同様に、上述した(1)式と(2)
式のよって表わされる。また、アドレス生成部27の構
成は、第1の実施例と同様に、図2のように示される。
【0064】PCMデータバッファ28は、PCM出力
部20から出力されるPCMデータをアドレス生成部2
7から指示されるアドレスに格納する。また、PCMデ
ータバッファ28は、アドレス生成部27から指示され
るアドレスに記憶されているPCMデータをエンコード
処理部22へ出力する。さらに、PCMデータバッファ
28へPCMデータが記憶された状態は、第1の実施例
と同様に図4、図6のように示される。
【0065】エンコード処理部22は、PCMデータバ
ッファ28から出力される復号されたPCMデータを各
チャンネル毎にエンコード(符号化)し、エンコードし
たPCMデータを圧縮データ出力バッファ21へ出力す
る。圧縮データ入力バッファ21は、エンコード処理部
22から出力される符号化されたPCMデータを一時記
憶し、圧縮データ出力部29へ出力する。圧縮データ出
力部29は、各チャンネルにおける1フレーム分のPC
Mデータを一括して外部へ出力する。
【0066】制御部23は、読み出しおよび書き込みア
ドレスを生成するモード0とモード1の切り替えを指示
する制御信号βをアドレス生成部17へ出力する。ま
た、制御部23は、入力される全チャンネル数Mch
(=6)と、全サンプルデータ数Msample(=1
024)を予め記憶してある。また、制御部23は、装
置各部の制御を行う(詳細は後述する)。
【0067】出力PCMカウンタ24は、PCMデータ
バッファ28からエンコード処理部22へ出力されるP
CMデータの数を制御部23を介してカウントし、この
カウント値を制御部23へ出力する。入力PCMカウン
タ25は、PCM入力部20から出力され、データバッ
ファ28へ格納されるPCMデータの数を制御部23を
介してカウントし、このカウント値を制御部23へ出力
する。入力PCMチャンネルカウンタ26は、PCM入
力部20からPCMデータが出力されるチャンネルの数
を制御部13を介してカウントし、このカウント値を制
御部23へ出力する。
【0068】次に、図7の構成における装置の動作につ
いて説明する。まず、各部に電源が投入されると、制御
部23は、出力PCMカウンタ24、入力PCMカウン
タ25、入力PCMチャンネルカウンタ26のカウント
値をそれぞれ「0」に設定する。そして、0chから5
chにおける同じサンプルインデックスのPCMデータ
がPCM入力部20へ入力されると、PCM入力部20
は、入力されたPCMデータを各チャンネル毎にPCM
データバッファ28へ出力する。このとき、入力PCM
カウンタ25は、PCM入力部20からPCMデータバ
ッファ28へ出力されるPCMデータの同じサンプルイ
ンデックスが入力された数をカウントする。また、入力
PCMチャンネルカウンタ26は、PCM入力部20か
らPCMデータバッファ28へチャンネル毎に順次出力
されるPCMデータのチャンネル数をカウントする。
【0069】制御部23は、PCM入力部20からPC
Mデータが出力される毎にアドレス生成部27へモード
0におけるアドレスの生成を指示するとともに、全チャ
ンネル数6と、全サンプル数1024を出力する。アド
レス生成部27は、制御部23からの指示に基づき、入
力PCMカウンタ25のカウント値と、入力PCMチャ
ンネルカウンタ26のカウント数と、入力される全チャ
ンネル数6と、全サンプルデータ数1024と、(1)
式に基づいて、PCM入力部20からPCMデータが出
力される毎にアドレスmode0_addressを生
成し、PCMデータバッファ28へ設定する。
【0070】そして、PCMデータバッファ28は、P
CM入力部20から出力されるPCMデータを、アドレ
ス生成部27から設定されるアドレスmode0_ad
dressへ順次格納する。そして、入力PCMカウン
タ25のカウント値に基づき、各チャンネル毎に102
4個の全てのPCMデータがPCMデータバッファ28
へ格納されると、PCMデータバッファ28の格納状態
は、図4のように示される。
【0071】次に、全チャンネルの全てのPCMデータ
がPCMデータバッファ28へ格納されると、制御部2
3は、アドレス生成部27へモード0において0chの
PCMデータを読み出すアドレスの生成指示をする。ア
ドレス生成部27は、出力PCMカウンタ24mpカウ
ント値と(1)式に基づき、0chにおけるサンプルイ
ンデックスが0から1023までのPCMデータが格納
されているアドレスmode0_addressを生成
し、PCMデータバッファ28へ設定する。PCMデー
タバッファ28はアドレス生成部27から設定されるア
ドレスに格納されているPCMデータをエンコード処理
部22へ順次出力する、エンコード処理部22は、PC
Mデータバッファ28から0chにおける全てのPCM
データが出力されると、0chにおける全てのPCMデ
ータをエンコードし、0chにおけるエンコードされた
PCMデータを圧縮データ出力バッファ21へ出力す
る。圧縮データ出力バッファ21は、エンコード処理部
22から出力された0chおけるエンコードされたPC
Mデータを圧縮データ出力部29を介して外部へ出力す
る。そして、PCMデータバッファ28に格納されてい
る1chから5chにおけるPCMデータについても同
様に、アドレス生成部27から読み出しアドレスが設定
される度にエンコード処理部22へ出力される。
【0072】一方、0chのPCMデータが出力された
後にPCM入力部20へ0chから5chにおける同じ
サンプルインデックスのPCMデータがPCM入力部2
0へ順次入力されると、制御部23は、アドレス生成部
27に対し、モード1においてPCMデータを書き込む
アドレスを順次生成させる。アドレス生成部27は、
(2)式に基づいて、アドレスmode1_addre
ssを生成し、順次PCMデータバッファ28へ設定す
る。PCMデータバッファ28は、PCM入力部20か
ら出力されるPCMデータをアドレス生成部27から設
定されるアドレスmode1_addressへ順次格
納する。そして、モード1において全チャンネルのPC
MデータがPCMデータバッファ28へ格納されると、
図6のように示される。
【0073】そして、PCMデータバッファ28に格納
されたPCMデータは、アドレス生成部27からモード
1によって設定されるアドレス毎にエンコード処理部2
2へ出力される。以下同様に、制御部23は、PCMデ
ータバッファ28に対し、モード0とモード1を交互に
切り替えるとともに、PCMデータの書き込みおよび読
み出しを行う。
【0074】以上説明したように、データバッファから
PCMデータが読み出された後のアドレスに、新たに入
力されるPCMデータを書き込むようにしたので、音声
PCMデータを格納するデータバッファのメモリサイズ
を従来に比べて小さくすることができる。例えば、従来
では、6144(=1024×6)個のサンプルを格納
するバッファメモリが2つ必要であるため、合計122
88(=6144×2)個のサンプルを格納しなければ
ならなかったが、本発明を用いれば、6156(=10
26*6)サンプルを格納するバッファメモリが1つで
すむ。
【0075】上述した実施例においては、MPEG2−
AACの規格において全チャンネル数が6チャンネルで
あり、1フレームのPCMデータ数が1024である場
合について説明したが、この発明は6チャンネルで10
24個のPCMデータを有する規格以外のものにも適用
が可能である。例えば、米国ドルビー社によるAC−3
規格(各チャンネル当たり256個×6チャンネル)等
にも適用が可能である。
【0076】また、第1の実施例において、制御部13
が、圧縮データ入力部10から出力される識別コードの
検出結果に基づいて全チャンネル数Mchと、全サンプ
ルデータ数Msampleを検出したが、この全チャン
ネル数Mchと、全サンプルデータ数Msampleを
制御部13等に予め記憶しておいおき、必要に応じてこ
れらのデータを読み出すようにしてもよい。
【0077】また、図1における制御部13、アドレス
生成部17の機能を実現するためのプログラムをコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒
体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読
み込ませ、実行することにより施工管理を行ってもよ
い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、
OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0078】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、R
OM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステ
ムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをい
う。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」と
は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通
信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバや
クライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性
メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持
しているものも含むものとする。
【0079】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。
【0080】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前
述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されて
いるプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわ
ゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0081】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記憶手段に記憶する音声データのチャンネル数をチャン
ネル検出手段によって検出するとともに、記憶手段に記
憶する音声データのサンプル数を入力サンプル数検出手
段によって検出し、これらの検出結果と、前記音声デー
タの全チャンネル数と、1つのチャンネルに含まれる全
サンプル数に基づいて、音声データの書き込むアドレス
をアドレス生成手段によって生成し、音声データを記憶
手段に記憶するようにした。また、記憶手段から読み出
す音声データのサンプル数を出力サンプル数検出手段に
よって検出し、この検出結果と、記憶手段から読み出す
音声データのチャンネル数と、音声データの全チャンネ
ル数と、1つのチャンネルに含まれる全サンプル数に基
づいて、音声データを読み出すアドレスをアドレス生成
手段によって生成し、音声データを記憶手段から読み出
すようにしたようにしたので、記憶手段の記憶領域を削
減でき、バッファメモリの小型化を図ることができる。
【0083】請求項6記載の発明によれば、請求項1な
いし請求項5記載の発明にさらに、第1のアドレス生成
手段によって第1のアドレスの順序に基づいて音声デー
タを記憶手段に記憶した後、第1のアドレスの順序に基
づいて音声データを読み出し、音声データが読み出され
ることによって音声データの書き込みが可能になったア
ドレスに対し、第2のアドレス生成手段によって第2の
アドレスの順序に基づいて音声データを書き込むように
した。そして、第2のアドレスの順序に基づいて音声デ
ータを読み出した後、第1のアドレスの順序に基づいて
音声データを書き込むようにした。このように、書き込
みおよび読み出しのアドレスの順序を交互に切り替えて
音声データの書き込みと読み出しを行うようにしたの
で、ハードウェアの規模を小さくすることができ、小型
化を図ることができる効果が得られる。また、この発明
によれば、ソフトウェアの規模を小さくすることができ
るので、データの格納処理にかかる時間、処理量を減ら
すことが可能である。これにより、動作周波数を低く抑
えることができ、電力を削減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による音声データ格納
装置の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1におけるアドレス生成部17の構成を示
すブロック図である。
【図3】 図1の構成における装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】 PCMデータバッファ18へモード0におい
てPCMデータが格納された状態を示す概略図である。
【図5】 モード0においてPCMデータの出力が行わ
れ、モード1において0chのPCMデータの書き込み
が行われたPCMデータバッファ18の格納状態を示す
概略図である。
【図6】 モード1においてPCMデータがPCMデー
タバッファ18に格納された状態を示す概略図である。
【図7】 この発明の第2の実施形態における音声デー
タ格納装置を適用した音声データ符号化装置の構成を表
わす概略ブロック図である。
【図8】 従来の音声データ格納装置の構成を示す概略
ブロック図である。
【図9】 従来の音声データ格納装置の動作を説明する
ための概略ブロック図である。
【符号の説明】
11 圧縮データ入力バッファ 12 デコード処理部 13 制御部 14 出力PCMカウンタ 15 入力PCMカウンタ 16 入力PCMチャンネルカウンタ 17 アドレス生成部 18 PCMデータバッファ 19 PCM出力部

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化されたデータを復号手段によって
    復号し、該復号した復号データを出力する復号装置にお
    いて、 前記復号データとなる音声データを一時記憶する記憶手
    段と、 前記復号手段によって復号されるチャンネルを検出する
    チャンネル検出手段と、 前記記憶手段に書き込まれる音声データのサンプル数を
    検出する入力サンプル数検出手段と、 前記記憶手段から読み出される音声データのサンプル数
    を検出する出力サンプル数検出手段と、 チャンネル検出手段の検出結果と、前記入力サンプル数
    検出手段の検出結果と、前記出力サンプル数検出手段の
    検出結果と、前記音声データの全チャンネル数と、1つ
    のチャンネルに含まれる全サンプル数に基づいて、音声
    データの書き込みおよび読み出しを行うアドレスを生成
    するアドレス生成手段と、 前記アドレス生成手段が生成したアドレスに基づいて、
    前記記憶手段に対し前記音声データの読み出しおよび書
    き込みの制御を行う制御手段と、 を具備することを特徴とする音声データ格納装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記符号化されたデー
    タに含まれる前記全チャンネル数と前記全サンプル数を
    検出し、前記アドレス生成手段へ出力することを特徴と
    する請求項1記載の音声データ格納装置。
  3. 【請求項3】 入力される複数のチャンネルのデータを
    符号化手段によって符号化し、該符号化したデータを出
    力する符号化装置において、 前記入力されるデータを一時記憶する記憶手段と、 前記符号化手段によって符号化されるチャンネルを検出
    するチャンネル検出手段と、 前記記憶手段に書き込まれる音声データのサンプル数を
    検出する入力サンプル数検出手段と、 前記記憶手段から読み出される音声データのサンプル数
    を検出する出力サンプル数検出手段と、 前記チャンネル検出手段の検出結果と、前記入力サンプ
    ル数検出手段の検出結果と、前記出力サンプル数検出手
    段の検出結果と、前記音声データの全チャンネル数と、
    1つのチャンネルに含まれる全サンプル数に基づいて、
    音声データの書き込みおよび読み出しを行うアドレスを
    生成するアドレス生成手段と、 前記アドレス生成手段が生成したアドレスに基づいて、
    前記記憶手段に対し前記音声データの読み出しおよび書
    き込みの制御を行う制御手段と、 を具備することを特徴とする音声データ格納装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記符号化されたデー
    タに含まれる全チャンネル数と前記全サンプル数を予め
    記憶していることを特徴とする請求項1または請求項3
    記載の音声データ格納装置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス生成部は、前記制御手段か
    ら音声データの読み出しが指示された場合に、読み出し
    が指示されたデータが格納されたアドレスを生成し、前
    記制御手段から音声データの書き込みが指示された場合
    に、前記制御手段によって音声データが読み出された後
    のアドレスを生成することを特徴とする請求項1ないし
    請求項4記載の音声データ格納装置。
  6. 【請求項6】 前記アドレス生成手段は、第1のアドレ
    スの順序を指定する第1のアドレス生成手段と、第2の
    アドレスの順序を指定する第2のアドレス生成手段とを
    有し、 前記制御手段は、前記第1のアドレス生成手段と前記第
    2のアドレス生成手段を交互に切り替えて音声データの
    書き込みおよび読み出しの制御を行うことを特徴とする
    請求項1ないし請求項5記載の音声データ格納装置。
  7. 【請求項7】 符号化されたデータを復号手段によって
    復号し、該復号した復号データを出力する復号回路を有
    する集積回路装置において、 前記復号データとなる音声データを一時記憶する記憶手
    段と、 前記復号手段によって復号されるチャンネルを検出する
    チャンネル検出手段と、 前記記憶手段に書き込まれる音声データのサンプル数を
    検出する入力サンプル数検出手段と、 前記記憶手段から読み出される音声データのサンプル数
    を検出する出力サンプル数検出手段と、 チャンネル検出手段の検出結果と、前記入力サンプル数
    検出手段の検出結果と、前記出力サンプル数検出手段の
    検出結果と、前記音声データの全チャンネル数と、1つ
    のチャンネルに含まれる全サンプル数に基づいて、音声
    データの書き込みおよび読み出しを行うアドレスを生成
    するアドレス生成手段と、 前記アドレス生成手段が生成したアドレスに基づいて、
    前記記憶手段に対し前記音声データの読み出しおよび書
    き込みの制御を行う制御手段と、 を具備することを特徴とする集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記符号化されたデー
    タに含まれる前記全チャンネル数と前記全サンプル数を
    検出し、前記アドレス生成手段へ出力することを特徴と
    する請求項8記載の集積回路装置。
  9. 【請求項9】 入力される複数のチャンネルのデータを
    符号化手段によって符号化し、該符号化したデータを出
    力する符号化回路を有する集積回路装置において、 前記入力されるデータを一時記憶する記憶手段と、 前記符号化手段によって符号化されるチャンネルを検出
    するチャンネル検出手段と、 前記記憶手段に書き込まれる音声データのサンプル数を
    検出する入力サンプル数検出手段と、 前記記憶手段から読み出される音声データのサンプル数
    を検出する出力サンプル数検出手段と、 前記チャンネル検出手段の検出結果と、前記入力サンプ
    ル数検出手段の検出結果と、前記出力サンプル数検出手
    段の検出結果と、前記音声データの全チャンネル数と、
    1つのチャンネルに含まれる全サンプル数に基づいて、
    音声データの書き込みおよび読み出しを行うアドレスを
    生成するアドレス生成手段と、 前記アドレス生成手段が生成したアドレスに基づいて、
    前記記憶手段に対し前記音声データの読み出しおよび書
    き込みの制御を行う制御手段と、 を具備することを特徴とする集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記符号化されたデ
    ータに含まれる全チャンネル数と前記全サンプル数を予
    め記憶していることを特徴とする請求項7または請求項
    9記載の集積回路装置。
  11. 【請求項11】 前記アドレス生成部は、前記制御手段
    から音声データの読み出しが指示された場合に、読み出
    しが指示されたデータが格納されたアドレスを生成し、
    前記制御手段から音声データの書き込みが指示された場
    合に、前記制御手段によって音声データが読み出された
    後のアドレスを生成することを特徴とする請求項7ない
    し請求項10記載の集積回路装置。
  12. 【請求項12】 前記アドレス生成手段は、第1のアド
    レスの順序を指定する第1のアドレス生成手段と、第2
    のアドレスの順序を指定する第2のアドレス生成手段と
    を有し、 前記制御手段は、前記第1のアドレス生成手段と前記第
    2のアドレス生成手段を交互に切り替えて音声データの
    書き込みおよび読み出しの制御を行うことを特徴とする
    請求項7ないし請求項11記載の集積回路装置。
  13. 【請求項13】 符号化されたデータを復号ステップに
    よって復号し、該復号した復号データを出力する復号プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体において、 前記復号データとなる音声データを一時記憶する記憶ス
    テップと、 前記復号手段によって復号されるチャンネルを検出する
    チャンネル検出ステップと、 前記記憶ステップに書き込まれる音声データのサンプル
    数を検出する入力サンプル数検出ステップと、 前記記憶ステップから読み出される音声データのサンプ
    ル数を検出する出力サンプル数検出ステップと、 チャンネル検出ステップの検出結果と、前記入力サンプ
    ル数検出ステップの検出結果と、前記出力サンプル数検
    出ステップの検出結果と、前記音声データの全チャンネ
    ル数と、1つのチャンネルに含まれる全サンプル数に基
    づいて、音声データの書き込みおよび読み出しを行うア
    ドレスを生成するアドレス生成ステップと、 前記アドレス生成ステップが生成したアドレスに基づい
    て、前記記憶ステップに対し前記音声データの読み出し
    および書き込みの制御を行う制御ステップと、をコンピ
    ュータに実行させる音声データ格納プログラムであるこ
    とを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 入力される複数のチャンネルのデータ
    を符号化ステップによって符号化し、該符号化したデー
    タを出力する符号化プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体において、 前記入力されるデータを一時記憶する記憶ステップと、 前記符号化手段によって符号化されるチャンネルを検出
    するチャンネル検出ステップと、 前記記憶ステップに書き込まれる音声データのサンプル
    数を検出する入力サンプル数検出ステップと、 前記記憶ステップから読み出される音声データのサンプ
    ル数を検出する出力サンプル数検出ステップと、 前記チャンネル検出ステップの検出結果と、前記入力サ
    ンプル数検出ステップの検出結果と、前記出力サンプル
    数検出ステップ手段の検出結果と、前記音声データの全
    チャンネル数と、1つのチャンネルに含まれる全サンプ
    ル数に基づいて、音声データの書き込みおよび読み出し
    を行うアドレスを生成するアドレス生成ステップ手段
    と、 前記アドレス生成ステップ部が生成したアドレスに基づ
    いて、前記記憶ステップ手段に対し前記音声データの読
    み出しおよび書き込みの制御を行う制御ステップと、 をコンピュータに実行させる音声データ格納プログラム
    であることを特徴とする記録媒体。
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