JPH10270312A - 照明装置、露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

照明装置、露光装置及びデバイス製造方法

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JPH10270312A
JPH10270312A JP9069671A JP6967197A JPH10270312A JP H10270312 A JPH10270312 A JP H10270312A JP 9069671 A JP9069671 A JP 9069671A JP 6967197 A JP6967197 A JP 6967197A JP H10270312 A JPH10270312 A JP H10270312A
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optical
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    • G03F7/70058Mask illumination systems
    • G03F7/70091Illumination settings, i.e. intensity distribution in the pupil plane or angular distribution in the field plane; On-axis or off-axis settings, e.g. annular, dipole or quadrupole settings; Partial coherence control, i.e. sigma or numerical aperture [NA]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明状態を変えることができる、内面反射型
及び振幅分割型の各インテグレータを用いる照明装置を
提供する。 【解決手段】 内面反射型インテグレータ4と振幅分割
型インテグレータ7の間に、インテグレータ4が形成す
る面光源をインテグレータ7の光入射面上に結像するズ
ーム光学系を配し、ズーム光学系の結像倍率を可変とす
る。ズーム光学系の結像倍率を変えることによりインテ
グレータ7の光入射面上の面光源像の大きさを変え、マ
スク9に対する照明光の開き角αを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明装置、露光装置
及びデバイス製造方法に関し、特に光源として真空紫外
域の光を発するエキシマレーザを用いて電子回路等の微
細パターンが形成されているマスク面やレチクル面やウ
エハ面を均一に照明する照明装置、露光装置及びデバイ
ス製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップの製造工程では、複数のマ
スクに設けられた微細パターンをウエハ面上に順次重ね
て転写する。
【0003】この場合露光装置の照明装置により、ウエ
ハ面と光学的に共役に位置に配置されたマスク(レチク
ル)を照明することによりマスク面のパターンを投影レ
ンズを介してウエハ面に投影し転写する。
【0004】ウエハ面上に転写されるパターンの像質
は、照明装置の性能例えばマスク面やウエハ面での照度
分布の均一性等に大きく影響される。この照度分布の均
一性を内面反射型のインテグレータと振幅分割型のイン
テグレータとを用いて向上させた照明装置は、例えば、
特開昭64−913号公報(太田、鈴木)や特開平1−
295216号公報(渋谷)や特開平1−271718
号公報(工藤、松本)や特開平2−48627号公報
(工藤)等が提案している。
【0005】図13に内面反射型及び振幅分割型の各イ
ンテグレータを用いる照明装置の部分的概略図を示す。
【0006】図13において、レーザー光源101を発
したレーザー光は、レンズ系107により内面反射型イ
ンテグレータである光パイプ110の光入射面のわずか
手前に一旦収束した後発散して光パイプ110の内面反
射面に所定の発散角度を成して光パイプ110に入射す
る。
【0007】光パイプに入射した発散レーザー光は光パ
イプ110の内部をその内面で反射しながら伝播するの
で、光パイプ110は光軸と垂直な平面例えば平面11
3にレーザ光源101に関する虚像を複数個形成するこ
とになる。
【0008】光パイプ110の光出射面110’では、
複数の虚像即ち見掛け上の複数の光源から恰も出射した
かのように見える複数のレーザー光束が重ね合わされ、
従って、光パイプ110の光出射面110’には強度分
布が均一な面光源が形成される。
【0009】コンデンサレンズ105と開口絞り111
とフィールドレンズ112とにより光パイプ110の光
出射面110’と振幅分割型インテグレータであるフラ
イアイレンズの光入射面106とが光学的に共役関係に
あり、光出射面110’の強度分布が均一な面光源がフ
ライアイレンズの光入射面106上に結像されるので、
フライアイレンズに断面の強度分布が均一な光が入射す
る。フライアイレンズは、その光出射面に複数の光源
(2次光源)を形成し、不図示のコンデンサーレンズ系
が複数の光源からの光束を不図示のレチクル上に重ね合
わせてレチクルのパターン全体を均一な強度で照明す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図13に示す照明装置
では、フライアイレンズの直後に形状及び径が固定され
た開口絞りが設けてある。従って、照明装置の開口数
(2次光源の寸法)が一定であり、レチクルの最小パタ
ーンの寸法に応じて照明状態を変えることができない。
【0011】又、図13に示す照明装置では、レーザー
光源101がある種のエキシマレーザーのようにレーザ
ー光LBの光路が光軸AXに直交する方向に変位する光
源の場合、光路の微小変化に伴いフライアイレンズの光
入射面106各点に入射する光線束LFの強度分布が変
化し、その結果レチクル上での照度分布が変化するとい
う問題がある。
【0012】そこで、本発明の第1の目的は、照明状態
を変えることができる、内面反射型及び振幅分割型の各
インテグレータを用いる照明装置を提供することにあ
る。
【0013】この第1の目的を達成する装置として振幅
分割型インテグレータの直前に結像倍率が可変な結像光
学系を配することが考えられるが、結像倍率を変えると
光線束LFの開き角NAが変化し、特に倍率を小さくす
る場合に光線束の開き角NAがフライアイレンズの各レ
ンズ要素が許容できる範囲を越えて大きくなり、各レン
ズ要素に入射した光線束の一部が、各レンズ要素内でけ
られて、フライアイレンズから必要な範囲(方向)に出
射せず、レチクルを照明する光束の量が減少するという
問題が生じる場合がある。
【0014】そこで発明の第2の目的は、このような場
合(内面反射型インテグレータのある無しに関係なく)
でも、マスク(レチクル)を照明する光束の量が殆ど減
少しない振幅分割型インテグレータを用いる照明装置を
提供することにある。
【0015】更にまた、本発明の第3の目的は、レーザ
ー光源からのレーザー光の光路が変位しても被照明面上
での照度分布が変化しない、内面反射型及び振幅分割型
の各インテグレータを用いる照明装置を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る本発明の照明装置は、入射光の少なくとも一部を内面
で反射して光出射面又はその近傍に強度分布が均一な面
光源を形成する内面反射型の第1インテグレータと、入
射光の波面を分割して光出射面又はその近傍に複数の光
源を形成する波面分割型の第2インテグレータと、前記
面光源を前記第2インテグレータの光入射面又はその近
傍に結像する結像光学系と、前記複数の光源からの光を
被照明面上で互いに重ね合わせる集光光学系とを有し、
前記結像光学系が結像倍率を変えることができることを
特徴とする。
【0017】上記第2の目的を達成する本発明の他の照
明装置は、入射光の波面を分割して光出射面又はその近
傍に複数の光源を形成する波面分割型インテグレータ
と、光源からの光を前記インテグレータの光入射面に照
射する照射光学系と、前記複数の光源からの光を被照明
面上で互いに重ね合わせる集光光学系とを有し、前記照
射光学系は、前記光源からの光の前記光入射面上での大
きさ及び/又は強度分布を変えるために焦点距離が可変
であり、前記焦点距離の変化による前記光入射面へ入射
する光線束の開き角の変化を補正又はほぼ補正するよう
に構成してあることを特徴とする。
【0018】上記第3の目的を達成する本発明の更に別
の照明装置は、入射光の波面を分割して光出射面又はそ
の近傍に複数の光源を形成する波面分割型の第1インテ
グレータと、入射光の少なくとも一部を内面で反射して
光出射面又はその近傍に強度分布が均一な面光源を形成
する内面反射型の第2インテグレータと、入射光の波面
を分割して光出射面又はその近傍に複数の光源を形成す
る波面分割型の第3インテグレータと、前記第1インテ
グレータが形成した前記複数の光源を前記第2インテグ
レータの光入射面又はその近傍に結像する第1結像光学
系と、第2インテグレータが形成する前記面光源を前記
第3インテグレータの光入射面又はその近傍に結像する
第2結像光学系と、前記第3インテグレータが形成した
前記複数の光源からの光を被照明面上で互いに重ね合わ
せる集光光学系とを有することを特徴とする。
【0019】本発明によれば、上記の各照明装置を適用
した露光装置やデバイス製造方法も提供される。露光装
置としては、特に、0.5ミクロンよりも小さい解像力
を有する、ステップ&リピート型の縮小投影露光装置や
ステップ&スキャン型の投影露光装置がある。又、この
種の露光装置により製造される上記デバイスには、LS
IやVLSI等の半導体チップや、CCD、磁気セン
サ、液晶素子等がある。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例を示
す概略図で、LSIやVLSI等の半導体チップや、C
CD、磁気センサ、液晶素子等のデバイスを製造する、
ステップ&リピート型やステップ&スキャン型の投影露
光装置に用いる照明装置の概略図である。
【0021】図1において、1はArFエキシマレーザ
ー(波長約193nm)やKrFエキシマレーザー(波長約2
48nm)等のレーザー光源、2は入射光が変位してもそれ
から出射する光束の出射角が変化しない(保存する)出
射角度保存光学素子、3は集光光学系、4は光束混合手
段、5はズーム光学系、7は多光束発生手段、8は集光
光学系、9はデバイスパターンが形成されたマスク(レ
チクル)等の被照明物体を示す。又、AXは照明装置の
光軸を示す。
【0022】集光光学系8及びズーム光学系5は、基本
的に複数のレンズ素子より成り、場合によっては光路を
折り曲げるためのミラーを少なくとも一枚有する。又、
レンズ素子が一枚の場合もある。特にズーム光学系の複
数のレンズ素子の内の複数のレンズ素子は不図示の駆動
機構により光軸AXに沿って移動するよう構成してあ
り、複数のレンズ素子を光軸方向に所定の関係で動かす
ことにより、結像面の位置を固定しつつ結像倍率を変え
るようにしてある。
【0023】光束混合手段4は、例えば、単一の光パイ
プ又は複数個の光パイプを束ねた光パイプ束である。光
パイプは、レーザー光源1からのレーザー光に対して透
過率の良い硝材(石英や蛍石)を用いた多角柱又は頂点
側を切断した多角錐より成るガラス棒や、3枚以上の平
面鏡を各々の反射面を対面させて筒状に構成したカレイ
ドスコ−プ(万華鏡)のような中空の光学素子から成
る。この中空の光学素子も外形は多角柱又は頂点側を切
断した多角錐となる。光パイプの側面にある反射面(ガ
ラス棒の場合は空気との界面、中空光学素子の場合は内
側の反射面)は平坦で高い反射率を有する。光束混合手
段4は、その側面の反射面により入射光の少なくとも一
部を反射しつつ伝播させて入射光の複数の光線を混ぜ合
わせることにより、その光出射面4'に又はその近傍に
強度分布が均一な面光源(光)を形成する。以下、本願
明細書では、光束混合手段4及びこれと同じ機能を有す
るものを「内面反射型インテグレータ」と記載する。
【0024】多光束発生手段7は、複数の微小レンズよ
り成るハエの目レンズや光ファイバー束等からなり、そ
の光入射面7'に入射した入射光の波面を複数の部分に
分割してその光射出面7''又はその近傍に複数の点光源
から成る面光源(光)を形成している。複数の点光源か
らの光は後段の光学系を介して互いに重なり合い所定の
平面に強度分布が均一な面光源(光)を形成する。以
下、本願明細書では、多光束発生手段7及びこれと同じ
機能を有するものを「波面分割型インテグレータ」と記
載する。
【0025】レーザ光源1から射出したレーザ光は不図
示のミラーやリレーレンズから成る光束引き回し光学系
を経て出射角度保存光学素子2に入射する。出射角度保
存光学素子2は図2(A)に示すようにアパーチャ21
とレンズ系22から構成されており、入射光束が光軸A
Xに直交又はほぼ直交する方向にある範囲内で変位して
光束27から光束28の状態に変化しても、出射角度保
存光学素子2から射出される光束の出射角度(開き角)
εが一定である性質を有する。
【0026】又、出射角度保存光学素子2は、図2
(B)に示すような複数の、微小レンズ23より成るハ
エの目レンズにより構成しても良い。この場合は出射角
度φは微小レンズの形状に依存する。図2(B)の光学
素子2も、入射光束が光軸AXに直交する方向にある範
囲内で変位して光束27から光束28の状態に変化して
も、出射角度保存光学素子2から出射する光束の出射角
度(開き角)εが一定である。尚、ハエの眼レンズ以外
の波面分割型インテグレータが、出射角度保存光学素子
2として適用可能である。
【0027】出射角度保存光学素子2から出射角度εで
射出された光束(ハエの眼レンズの場合は多光束)は、
集光光学系3により内面反射型インテグレータの手前に
一旦集光され、その後内面反射型インテグレータ4内に
発散状態で入射する。内面反射型インテグレータ4に入
射した発散光束は、その内面反射面で多重反射しながら
内部を通過して光軸AXに垂直な平面にレーザー光源1
の複数の虚像(見掛けの光源像)を形成する。従って内
面反射型インテグレータ4の光射出面4’では、これら
複数の虚像からあたかも射出したかのように見える複数
の光束が互いに重ね合わされるので、光射出面4’にお
ける照度分布は均一になる。この現象については後で図
4を用いて説明する。
【0028】内面反射型インテグレータ4に入射する時
のレーザー光の発散角(出射角度保存光学素子2と集光
光学系3に依存する)と、内面反射型インテグレータ4
の長さと幅(径)とを考慮しつつ内面反射型インテグレ
ータ4の形状を決定すると、各虚像から出て被照明物体
9に入射する個々のレーザー光の光路長差がレーザー光
固有のコヒーレンス長以上に設定でき、レーザー光の時
間的コヒーレンスを低下させさせることにより被照明物
体9上でのスペックルの発生を抑えることができる。
【0029】さて図1に戻り、内面反射型インテグレー
タ4の光出射面4'に形成された均一な照度分布(光強
度分布)を持つ面光源(光)は、ズーム光学系5により
所望の倍率で、波面分割型インテグレータ7の光入射面
7'上へ拡大結像され、光入射面7'上に均一光源像6が
形成されることになる。
【0030】光入射面7’上に均一光源像6が形成され
ると、光入射面7'の光強度分布がそのまま波面分割型
インテグレータ7光射出面7”に転写され、光射出面
7”又はその近傍には、個々の強度が互いにほぼ等しい
多数個の点光源より成る、光強度分布が均一な面光源が
形成される。
【0031】光射出面7”又はその近傍の多数個の点光
源から射出する各光束は、集光光学系8により、被照明
物体9上で互いに重なり合うように物体を照明するの
で、被照明物体9全体の照度分布は均一となる。
【0032】上記の「所望の倍率」とは被照射物体9へ
入射する照射光束の開き角(出射角度)αが露光に最適
な値になるように均一光源像6の大きさが設定される倍
率であり、被照明物体が微細パターンを有するマスク
(レチクル)等の場合には、マスクパターンの種類(最
小パターン線幅の大小)に応じてこの「所望の倍率」が
変えられる。
【0033】「所望の倍率」をmとする時、内面反射型
インテグレータ4から出射する光束の開き角(出射角
度)βに依存するズーム光学系5の光入射側開口数をN
A’、波面分割型インテグレータ7に入射する光束の開
き角(入射角度)θに依存するズーム光学系5の光出射
側開口数をNA”とすると、NA’=m・NA” が成
立する。ここで、角度θの大きさは波面分割型インテグ
レータ7の光入射側開口数NAを越えない範囲で、且つ
この開口数NAにできるだけ近い値であることが、照明
光の利用効率の観点から望ましい。
【0034】従って本実施例の照明装置では、角度θの
値は、倍率mの値の変化によらず、常時、波面分割型イ
ンテグレータ7の入射側開口数に適合した最適角度に設
定されるようにしている。
【0035】即ち、マスクの種類などの露光の条件が変
わり、ズーム光学系5の最適な倍率mの値を無視できな
い程度に変える時には、内面反射型インテグレータ4か
らの出射する光束の開き角βの値も変えることにより、
照明光の利用効率が低下しないようにする。
【0036】尚、ある条件の露光に最適な倍率mが決ま
ると、(1)式に基いて、内面反射型インテグレータ4
から出射する光束の開き角β(射出角度β)の最適角度
が適宜決める。
【0037】本実施例の照明装置は、角度βの値が内面
反射型インテグレータ4へ入射する光束の入射角度φに
等しく且つ入射角度φが出射角度保存光学素子2からの
光束の開き角(出射角度)εに依存していることを利用
し、出射角度保存光学素子2を露光条件に応じて他の出
射角度εが異なる出射角度保存光学素子に切り換えるこ
とにより、角度θの値を一定又はほぼ一定に維持してい
る。
【0038】この出射角度保存光学素子2の切り換えに
ついて図3(A)及び(B)を用いて説明する。
【0039】図3において、2aは出射角度ε(=ε
a)が小さい出射角度保存光学素子であり、2bは出射
角度ε(=εb)が大きい出射角度保存光学素子であ
り、その他の符番については図1で説明した符番と同じ
部材を指す。
【0040】一般に半導体チップ製造用投影露光装置の
照明装置においては、被照明物体9であるマスク(レチ
クル)のパターン形成面に入射する光束の開き角(入射
角度)αを最適角度に設定し且つ入射光束の利用効率
(光量)も高く維持することが要求されるので、本実施
例の照明装置では、ズーム光学系と複数個の出射度保存
光学素子2を用意し、マスクの種類の変更等必要に応じ
て、ズーミングと光学素子の切り替えを行なうことによ
り達成している。
【0041】図3(A)はマスク9に入射する光束の入
射角度αが比較的小さい場合(この状態を「小σ(シグ
マ)」の状態と言う。)を示し、マスク9の回路パター
ンの最小線幅が比較的大き場合(サブミクロンの範囲で
はあるが)に対応する。尚、σ(シグマ)は照明光学系
の光出射側開口数Niと投影光学系の光入射側開口数N
pの比(Ni/Np)を意味する。
【0042】この小σの状態を設定するためには、波面
分割型インテグレータ7の光入射面7'上に内面反射型
インテグレータ4の光出射面4’(そこ又はその近傍に
ある面光源)を小さい倍率で結像する必要がある。これ
はズーム光学系5の倍率を小さくすることにより達成さ
れるが、前述したように入射角度θは波面分割型インテ
グレータ4の構成に依存した最適角度に維持される必要
がある。そこで、この小σ値の状態に変える時には、入
射角度αの値に対応する倍率になるようにズーム光学系
の倍率を変えると共に、入射角度θの値が最適値に維持
されるように、出射角度がεb(>εa )である出射
角度保存光学素子2bを出射角度がεaである出射角度
保存光学素子2aに切換える。
【0043】図3(B)はマスク9に入射する光束の入
射角度αが比較的大きい場合(この状態を「大σ(シグ
マ)」の状態と言う。)を示し、マスク9の回路パター
ンの最小線幅が比較的小さい場合(サブミクロンの範囲
ではあるが)に対応する。この大σの状態を設定するた
めには、波面分割型インテグレータ7の光入射面7'上
に内面反射型インテグレータ4の光出射面4’(そこ又
はその近傍にある面光源)を大きい倍率で結像する必要
がある。これはズーム光学系5の倍率を大きく大きする
ことにより達成されるが、前述したように入射角度θは
波面分割型インテグレータ4の構成に依存した最適角度
に維持される必要がある。そこで、この大σ値の状態に
変える時には、入射角度αの値に対応する倍率になるよ
うにズーム光学系の倍率を変えると共に、入射角度θの
値が最適値に維持されるように、出射角度がεa(<ε
b )である出射角度保存光学素子2aを出射角度がεb
である出射角度保存光学素子2bに切換える。
【0044】ここでは、ズーム光学系の結像倍率と出射
角度保存光学素子とを2段階で切換える説明を行なった
が、ズーム光学系の結像倍率と出射角度保存光学素子と
を3段階以上で切換えるように構成することもできる。
上記実施例のズーム光学系は所定の範囲で連続的に倍率
を変えられるから3段階以上の倍率変更は容易で、従っ
てそのまま使用でき、又、出射角度保存光学素子は、互
いに焦点距離が異なる3種類以上の出射角度保存光学素
子を準備しておけばいい。尚、出射角度保存光学素子を
切換えてもそれらによるレーザー光の集光位置(本実施
例の場合無限遠にある発光部の実像又は虚像の絶対位
置)は一定に維持される構成とする。
【0045】又、ズーム光学系として互いに結像倍率が
異なる複数種の結像光学系を用意しておき、2つのイン
テグレータ4、7の間に選択的に一つの結像光学系を設
けるようにしてもいい。一方、出射角度保存光学素子
に、光軸方向に動く複数のレンズを有するズーム光学系
を用いてもいい。
【0046】次に内面反射型インテグレータ4の光射出
面4’の照度分布が均一になる理由について図4を用い
て説明する。
【0047】図4では、内面反射型インテグレータ4は
六角柱状のガラス棒であるとする。尚、図4は光軸AX
を含む側断面図である。
【0048】不図示の集光光学系3からのレーザー光は
焦点P0に一旦集光(結像)し、その後、発散角φを有
する発散光束となる。この時、レーザー光がエキシマレ
ーザ光である場合は、一般に大強度であるため、焦点P
0近傍では莫大なエネルギー密度となり、内面反射型イ
ンテグレータ4の光入射面のコーティング(反射防止
膜)や硝材そのものを破壊してしまう恐れがある。従っ
て、このような場合は図示の通り焦点P0から少し距離
をおいて内面反射型インテグレータ4を配置する。
【0049】内面反射型インテグレータ4に入射した発
散光束は内面反射面で繰り返し反射(所謂全反射)しな
がら内部を通過した後、入射した際の発散角度41を保
ったまま内面反射型インテグレータ4から出射する。こ
の時、内面反射型インテグレータ4の内面反射面の各部
分において反射された光束は反射後も発散しているの
で、各部分において反射された光束は、破線により示さ
れているように、後方に虚像P1,P2,P3,P4,
P5,P6,P7,P8,P9,P10を形成する。図
示してはいないが、実際には六角柱のガラス棒の場合に
は、残りの二組の内面反射面対の作用により上記と同様
な虚像群が更に形成されている。
【0050】従って内面反射型インテグレータ4の光射
出面4’では、これら多数の虚像からあたかも射出した
かのように見える多数の光束が互いに重なり合い、照度
分布が均一になる。
【0051】図5は図4の内面反射型インテグレータ4
により生じた虚像(見掛けの光源像)群の配列を、例え
ば図3(A)の配置において波面分割型インテグレータ
7を構成する一つの微小レンズの光射出面から見た図を
示している。図5において、51は波面分割型インテグ
レータ7の微小レンズを、P1からP10は図4の虚像
を示している。図5から分かる通り、内面反射型インテ
グレータ4が六角柱の光パイプの場合には虚像群は蜂の
巣状に配列するが、内面反射型インテグレータ4が四角
柱の光パイプである場合は虚像群は矩形の格子状に配列
する。尚、この虚像は、集光光学系3と内面反射型イン
テグレータ4の間に形成されたレーザー光の集光点(点
光源)の像である。
【0052】本実施例の照明装置は、図3(A)に示し
た通り出射角度保存光学素子2a、2bがm×n個の微
小レンズより成るハエの目レンズ( m≧2、n≧2)
であるから、虚像群の一つ一つの虚像はm×n程度に分
割された複数像で構成される。従ってこの分割複数像が
蜂の巣状に並んだ虚像が見え、これらが波面分割型イン
テグレータ7の微小レンズ一つに対応することになる。
【0053】従って、本実施例の照明装置は、波面分割
型インテグレータ7の光出射面7''又はその近傍に形成
された複数の点光源(有効光源)からの各光束を集光光
学系8により被照明物体9上に重畳して照明する際の点
光源(有効光源)の数を非常に多くしており、被照明物
体9全体がより均一な照度分布となるように物体9を照
明することを可能にしている。
【0054】また、図2(B)で説明したように、レー
ザ光源1からの光束が外乱により微小変位したとして
も、出射角度保存光学素子2a、2bからの光束の出射
度εは一定に維持されるので、図5における分割複数像
の各々が微小変動するだけであって、蜂の巣状を成す虚
像群には変動がなく、出射角度保存光学素子2a、2b
波面分割型インテグレータ7の各微小レンズ51の中の
虚像全体をマクロに見たときの変動は殆どなく、従って
被照明物体9上の照度分布への影響も無視できる程度に
小さくなる。
【0055】従って本実施例の照明装置は、レーザ光源
1からのレーザー光が変位しても非常に性能が安定して
いる系である。
【0056】図6に上記実施例の照明装置をLSIやV
LSI等の半導体チップや、CCD、磁気センサ、液晶
素子等のデバイスを製造するステップ&リピート型又は
ステップ&スキャン型投影露光装置に適用した実施例を
示す。
【0057】図6において、91はArFエキシマレー
ザやKrFエキシマレーザレーザ等のレーザー光源1か
らの平行光束を所望のビーム形状に整形するための光束
整形光学系、92はコヒーレントなレーザ光束をインコ
ヒーレント化するためのインコヒーレント化光学系、9
3はマスク9の回路パターンの等倍像又は縮小像を投影
する投影光学系、94は基板(シリコンやガラス)に感
光材を塗布したウエハを示す。又、ここでは図1に示し
た部材と同じ部材には図1と同じ符番を付し、説明は省
略する。
【0058】レーザー光源1からのレーザー光は、投影
光学系93が色収差補正されていない場合にはスペクト
ル線の半値幅が1pm−3pm程度に狭帯域化されてお
り、投影光学系93が色収差補正されている場合には、
スペクトル線の半値幅が10pm以上のある値に狭帯域
化されている。又、投影光学系93が色収差補正されて
いる場合に狭帯域化されていないレーザー光を用いる場
合もある。
【0059】投影光学系93としては複数のレンズ素子
のみで構成した光学系や複数のレンズ素子と少なくとも
一枚の凹面鏡とで構成した光学系や複数のレンズ素子と
少なくとも一枚のキノフォーム等の回折光学素子とで構
成した光学系が使用できる。色収差の補正は、互いに分
散値(アッベ数)の異なる硝材より成る複数のレンズ素
子を用いたり、上記回折光学素子をレンズ素子と逆方向
の分散が生じるように構成したりする。
【0060】レーザ光源1から射出したレーザ光は不図
示のミラーやリレーレンズから成る光束引き回し光学系
を経て光束整形光学系91に入射する。この光束整形光
学系91は、複数のシリンドリカルレンズやビームエク
スパンダ等より構成されており、レーザー光の(光軸A
Xと垂直な)断面形状の寸法の縦横比率を所望の値に変
換する。
【0061】光束整形光学系91により断面形状が整形
された光束は、ウエハ94上で光が干渉してスペックル
を生じることを防ぐ目的でインコヒーレント化光学系9
2に入射し、光学系92によりスペックルが生じにくい
インコヒーレントな光束に変換される。
【0062】インコヒーレント化光学系92としては、
例えば特開平3−215930号公報の図1に開示され
ているような、入射光束を光分割面で少なくとも2つの
光束(例えばp偏光とs偏光)に分岐した後で一方の光
束を光学部材を介して他方の光束に対してレーザー光の
コヒーレンス長以上の光路長差を与えてから該分割面に
再導光して他方の光束と重ね合わせて射出されるように
した折り返し系を少なくとも一つ備える光学系を用いる
ことができる。
【0063】インコヒーレント化光学系92からのイン
コヒーレント化された光束は、出射角度保存光学素子2
に入射する。以下図1乃至図5を用いて述べた手順によ
り、波面分割型インテグレータ7の各微小領域(微小レ
ンズ)から出射した光束が集光光学系8によりマスク9
を重畳して照明し、マスク9の投影すべき回路パターン
全面で均一な照度分布が得られるようにマスク9を均一
照明する。そしてマスク9上に形成された回路パターン
が投影光学系93によりウエハ94上に投影結像され、
ウエハ94の感光材料への回路パターン(像)の露光が
行なわれる。尚、ウエハ94は不図示のXYZ可動ステ
ージに真空吸着法等により固定されており、XYZ可動
ステージは紙面の上下左右前後に平行移動する機能を持
ち、その移動は不図示のレーザ干渉計等の測長器で制御
される。このような技術は周知技術であるので、詳しい
説明は省略する。
【0064】図6においては、波面分割型インテグレー
タ7の光出射側光路中に照明用の開口絞りが配置されて
いないが、互いに異なるσ値に対応する複数の開口絞り
を円盤(ターレット)等に設けておき、ズーム光学系の
ズーミングと出射角度保存光学素子の切換えに連動させ
て円盤を回転させることにより、σ値に合わせて所望の
開口絞りを波面分割型インテグレータ7の光出射側光路
中に挿入するように構成してもいい。
【0065】複数の開口絞りの開口形状としては、通常
の円形開口や円環(リング)状開口や特開平4−329
623号公報(鈴木)に記載された光軸外の4つの開口
等が使える。
【0066】図7及び図8を用いて本発明の照明装置の他
の実施例を説明する。
【0067】図7及び図8は、LSIやVLSI等の半導
体チップや、CCD、磁気センサ、液晶素子等のデバイ
スを製造するステップ&スキャン(走査)型の投影露光
装置に好適な照明装置の概略図である。
【0068】図7(A)と(B)は本実施例の照明装置
が前述の小σの状態にある場合を示しており、(A)は
照明装置をスキャン方向(以下、「z方向」と記す。)
から見た図で、(B)は照明装置をスキャン方向と直交
する方向(以下、「y方向」と記す。)から見た図であ
る。又、図8(A)と(B)は本実施例の照明装置が前
述の大σの状態にある場合を示しており、(A)は照明
装置をz方向から見た図で、(B)は照明装置をy方向
から見た図である。尚、以下、図8(A),(B)にお
いて光軸AXと光軸ACからy方向に延びる軸とを含む
断面をxy断面、光軸AXと光軸AXからz方向に延び
る軸とを含む断面をxz断面と記す。
【0069】図7及び図8において、20a、20bはxy断
面とxz断面とで出射光束の開き角(出射角度)が異な
る出射角度保存光学素子、40は内面反射型インテグレ
ータ、40'は内面反射型インテグレータの光出射面、7
0は波面分割型インテグレータ、70'、70''は波面分割
型インテグレータの光入射面、光出射面、200yはマ
スク上の照明域(光)のy方向の長さ、200zはマス
ク上の照明域(光)のz方向の長さを示す。又、図中の
図1乃至図6で示した部材と同じ部材には図3と同一の
符番を付している。
【0070】図7及び図8で示す本実施例の照明装置の
基本的な構成と機能は、その変形例も含めて図1乃至図
6で示した前記実施例の照明装置と同じであり、本実施
例の照明装置の前記実施例の照明装置との相違点は出射
角度保存光学素子と内面反射型インテグレータと波面分
割型インテグレータの構成と機能にある。従って、ここ
では前記実施例との相違点のみ説明することにする。
【0071】ステップ&スキャン型の投影露光装置で
は、y方向に延びた(z方向よりもy方向の方が長い)
矩形スリット状の照明域をマスク9上に効果的に形成す
る必要がある。
【0072】そこで本実施例では、出射角度保存光学素
子として、各々が個々の微小レンズの光軸と直交する断
面(yz断面)の形状がy方向に延びる矩形であるフラ
イアイレンズより成る素子20aと20bを用い、内面
反射型インテグレータとして、光軸と直交する断面(以
下、「yz断面」と記す。)の形状がy方向に延びる一
対の直線とz方向に延びる一対の直線とで表わされる四
角柱の光パイプより成るインテグレータ40を用い、波
面分割型インテグレータとして、個々の微小レンズのy
z断面の形状がy方向に延びる矩形であるフライアイレ
ンズより成るインテグレータ70を用いている。
【0073】出射角度保存光学素子20aと20bを構
成する各微小レンズは、各々xy断面における開口数が
xz断面における開口数よりも大きく、従って、各断面
で見た光束の開き角(出射角度)の関係は、xy断面に
おける出射角度εay、εbyの方がxz断面における
出射角度εaz、εbzよりも大きい。従って、図示さ
れた光束の開き角(出射角度又は入射角度)φy、φ
z、βy、βz、θy、θz、γy、γz、αy、αz
の関係も、φy>φz、βy>βz、θy>θz、γy
>γz、αy=αzである。ここで、γy>γzである
ので、マスク9上ではy方向に延びた矩形スリット状の
照明域が形成される。
【0074】又、前記実施例と同様に、σの大小に依存
してεay<εby、εaz<εbzの関係があり、角
柱状の光パイプの性質に依存してφy=βy、φz=β
zの関係がある。
【0075】出射角度保存光学素子20aと20bは、
xy断面における焦点距離がxz断面における焦点距離
よりも小さい微小レンズを複数個2次元的にyz断面に
そって並べたフライアイレンズや図2(A)の絞り21
としてy方向に延びたスリット開口を有するものを用い
た素子も適用可能である。尚、各フライアイレンズを構
成する微小レンズは、通常のレンズや回折光学素子(フ
レネルレンズ)によって構成される。
【0076】図9は図7及び図8の内面反射型インテグ
レータ40により生じた虚像(見掛けの光源像)群の配
列を、波面分割型インテグレータ70を構成する一つの
微小レンズの光射出面から見た図を示している。図9に
おいて、220は波面分割型インテグレータ70の微小
レンズを、Y1からY12及びZ1からZ8は虚像を示
している。
【0077】図9から分かる通り、内面反射型インテグ
レータ40が四角柱の光パイプであるので、虚像群はy
方向とz方向と沿って格子状に配列する。又、内面反射
型インテグレータ40に入射する発散光束の入射角度が
xy断面とxz断面とで互いに異なるので、内面反射面
での反射回数がxy断面とxz断面とで互いに異なり、
そのためy方向とz方向とで虚像の数が異なっている。
尚、この虚像は、集光光学系3と内面反射型インテグレ
ータ40の間に形成されたレーザー光の集光点(点光
源)の像である。
【0078】本実施例の照明装置は、図7及び図8に示
した通り出射角度保存光学素子20a、20bがm×n
個の微小レンズより成るハエの目レンズ(m≧2、n≧
2)であるから、虚像群の一つ一つの虚像はm×n程度
に分割された複数像で構成される。従ってこの分割複数
像が格子状に並んだ虚像が見え、これらが波面分割型イ
ンテグレータ70の微小レンズ一つに対応することにな
る。
【0079】従って、本実施例の照明装置も、波面分割
型インテグレータ70の光出射面70''又はその近傍に
形成された複数の点光源(有効光源)からの各光束を集
光光学系8によりマスク9上に重畳して照明する際の点
光源(有効光源)の数を非常に多くしており、マスク9
全体がより均一な照度分布となるようにマスク9を照明
することを可能にしている。
【0080】以上のような構成を有する本実施例の照明
装置も、前記実施例同様に、マスク9の種類等に応じて
小σの状態と大σの状態を作る際に、ズーム光学系5の
結像倍率を小さな値と大きな値の間で切換え且つ出射角
度保存光学素子20aと出射角度保存光学素子20bを
切換えることにより、角度θy、θzの各々の値を一定
又はほぼ一定に維持しつつ角度αy、αz(=αy)の
各々の値を変えることができ、光の利用効率を低下させ
ることなくσを変更することが可能である。又、レーザ
ー光源からのレーザー光が変位してもマスク9上で照度
むらが生じることもない。
【0081】図10に図7乃至図9で示した照明装置を
LSIやVLSI等の半導体チップや、CCD、磁気セ
ンサ、液晶素子等のデバイスを製造するステップ&スキ
ャン型等の走査型露光装置に適用した実施例を示す。
【0082】図10において、91はArFエキシマレ
ーザやKrFエキシマレーザ等のレーザ光源1からの光
束を所望のビーム形状に整形するための光束整形光学
系、92はコヒーレントなレーザ光束をインコヒーレン
ト化するためのインコヒーレント化光学系、93はマス
ク9の回路パターンの等倍像又は縮小像を投影する投影
光学系、94は基板(シリコンやガラス)に感光材を塗
布したウエハを示す。又、ここでは図7乃至図9に示し
た部材と同じ部材には図7乃至図9と同じ符番を付し、
説明は省略する。
【0083】レーザ光源1から射出したレーザ光は不図
示のミラーやリレーレンズから成る光束引き回し光学系
を経て光束整形光学系91に入射する。この光束整形光
学系91は、複数のシリンドリカルレンズやビームエク
スパンダ等より構成されており、レーザー光の(光軸A
Xと垂直な)断面形状の寸法の縦横比率を所望の値に変
換する。
【0084】光束整形光学系91により断面形状が整形
された光束は、ウエハ94上で光が干渉してスペックル
を生じることを防ぐ目的でインコヒーレント化光学系9
2に入射し、光学系92によりスペックルが生じにくい
インコヒーレントな光束に変換される。
【0085】インコヒーレント化光学系92としては、
特開平3−215930号公報の図1に開示されている
ような、前述の光学系を用いることができる。
【0086】インコヒーレント化光学系92からのイン
コヒーレント化された光束は、出射角度保存光学素子2
0a又は20bに入射する。以下最初の実施例で図1乃
至図5を用いて述べた手順と同様の手順により、波面分
割型インテグレータ70の各微小領域(微小レンズ)か
ら出射した光束が集光光学系8によりマスク9を重畳し
て照明し、マスク9の投影すべき回路パターン全面で均
一な照度分布が得られるようにマスク9を均一照明す
る。この時、マスク9上には、y方向に伸びる矩形スリ
ット状の照明域(光)が形成される。そしてマスク9上
に形成された回路パターンの内の前記照明域が形成され
た部分が投影光学系93によりウエハ94上に投影結像
され、ウエハ94の感光材料への回路パターン(像)の
露光が行なわれる。
【0087】ウエハ94は不図示のxyxの各方向に移
動可能なXYZ可動ステージに真空吸着法等により固定
されており、マスク9も不図示のxyxの各方向に移動
可能なXYZ可動ステージに真空吸着法等により固定さ
れており、各XYZ可動ステージの移動は不図示のレー
ザ干渉計等の測長器で制御される。そして、マスク9の
回路パターン部の端部に矩形スリット状の照明域を形成
した状態で各XYZ可動ステージを移動させて、マスク
9をz方向にウエハ94を−z方向に走査することによ
り、マスク9の回路パターン全体をウエハ94上に投影
して回路パターン全体をウエハ94上に転写する。尚、
投影光学系93の投影倍率がM、マスク9の走査速度が
Vの時、ウエハ94の走査速度は−M×Vである。
【0088】図11は、以上説明した各種露光装置によ
りLSIやVLSI(半導体チップ)等のデバイスを製
造する際の製造フローを示す説明図であり、上記各実施
例の露光装置はステップ4の「ウエハプロセス」で利用
される。
【0089】図12は図11のウエハプロセスを示す説
明図であり、上記各実施例の露光装置はステップ16の
「露光」工程で使用される。
【0090】
【発明の効果】以上、本発明によれば、照明状態を変え
ることができる、内面反射型及び振幅分割型の各インテ
グレータを用いる照明装置を提供することができる。
【0091】また、本発明によれば、照明状態を変えて
もマスク(レチクル)等の被照明物体を照明する光束の
量が殆ど減少しない振幅分割型インテグレータを用いる
照明装置を提供することができる。
【0092】更にまた、本発明によれば、レーザー光源
からのレーザー光の光路が変位してもマスク(レチク
ル)等の被照明物体上での照度分布が変化しない、内面
反射型及び振幅分割型の各インテグレータを用いる照明
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の第1実施例を示す概略図で
ある。
【図2】出射角度保存光学素子の2つの例を示す概略図
である。
【図3】出射角度保存光学素子の切り換えについての説
明図である。
【図4】内面反射型インテグレータの機能についての説
明図である。
【図5】図1乃至図4の内面反射型インテグレータ4に
より形成される虚像群を示す説明図である。
【図6】本発明の露光装置の第1実施例を示す概略図
で、図1の照明装置を搭載した露光装置を示している。
【図7】本発明の照明装置の第2実施例を示す概略図
で、小σの状態における装置構成を示している。
【図8】本発明の照明装置の第2実施例を示す概略図
で、大σの状態における装置構成を示している。
【図9】図7及び図8の内面反射型インテグレータ40
により形成される虚像群を示す説明図である。
【図10】本発明の露光装置の第2実施例を示す概略図
で、図7及び図8が示す照明装置を搭載した露光装置を
示している。
【図11】本発明のデバイス製造方法の製造フローの一
例を示す説明図で、本発明の露光装置の第1実施例又は
第2実施例がウエハプロセスに利用されるものである。
【図12】図11のウエハプロセスを示す説明図であ
り、本発明の露光装置の第1実施例又は第2実施例が露
光工程に使用されるものである。
【図13】従来の照明装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 射出角度保存光学素子 3 集光光学系 4 内面反射型インテグレータ 5 ズーム光学系 7 波面分割型インテグレータ 8 集光光学系 9 マスク 93 投影光学系 94 ウエハ

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光の少なくとも一部を内面で反射し
    て光出射面又はその近傍に強度分布が均一な面光源を形
    成する内面反射型の第1インテグレータと、入射光の波
    面を分割して光出射面又はその近傍に複数の光源を形成
    する波面分割型の第2インテグレータと、前記面光源を
    前記第2インテグレータの光入射面又はその近傍に結像
    する結像光学系と、前記複数の光源からの光を被照明面
    上で互いに重ね合わせる集光光学系とを有し、前記結像
    光学系が結像倍率を変えることができることを特徴とす
    る照明装置。
  2. 【請求項2】 前記第1インテグレータは角柱状又は角
    錐状のガラス棒、若しくは3枚以上の平面鏡を各々の反
    射面が対面するように組み合わせたカレイドスコープ
    (万華鏡)を備えることを特徴とする請求項1の照明装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2インテグレータはフライアイレ
    ンズ(ミラー)又はレンチキュラーレンズ(ミラー)又
    は光ファイバー束を備えることを特徴とする請求項1又
    は2の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記結像光学系は互いに結像倍率が異な
    る複数の光学系を有し、該複数の光学系の一つが前記第
    1、第2インテグレータの間に選択的に供給されること
    を特徴とする請求項1−3のいずれかに記載の照明装
    置。
  5. 【請求項5】 前記結像光学系は像面位置を一定又はほ
    ぼ一定に維持しつつ焦点距離が変化するように変位する
    複数の移動レンズを備えることを特徴とする請求項1−
    3のいずれかに記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 光源からの光を前記第1インテグレータ
    に入射させる光学系が、前記光源からの光が光軸と直交
    する方向又はほぼ直交する方向に偏心しても前記第1イ
    ンテグレータへ入射する際の発散角(収斂角)を一定に
    維持するための光学部材を備えることを特徴とする請求
    項1−5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記光学部材が、入射光の波面を分割し
    て光出射面又はその近傍に複数の光源を形成する波面分
    割型のインテグレータ(第3インテグレータ)を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 前記第3インテグレータがフライアイレ
    ンズであることを特徴とする請求項7に記載の照明装
    置。
  9. 【請求項9】 前記光学部材が、レンズと該レンズの口
    径よりも小さな開口を備える絞りとを有することを特徴
    とする請求項6に記載の照明装置。
  10. 【請求項10】 前記光学部材を複数個有し、該複数個
    の光学部材は互いに異なる発散角(収斂角)の光を出射
    するように構成され、前記結像倍率の変更に応じて光路
    中にある前記光学部材を他の前記光学部材と交換するこ
    とにより、前記結像倍率の変更にも係わらず前記第2イ
    ンテグレータに入射する光の開口数を一定又はほぼ一定
    に維持することを特徴とする請求項6に記載の照明装
    置。
  11. 【請求項11】 前記光学部材は焦点距離が可変である
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  12. 【請求項12】 前記光学部材は直交する二断面に関し
    ての発散角(収斂角)が互いに異なる光束を出射するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  13. 【請求項13】 入射光の波面を分割して光出射面又は
    その近傍に複数の光源を形成する波面分割型インテグレ
    ータと、光源からの光を前記インテグレータの光入射面
    に照射する照射光学系と、前記複数の光源からの光を被
    照明面上で互いに重ね合わせる集光光学系とを有し、前
    記照射光学系は、前記光源からの光の前記光入射面上で
    の大きさ及び/又は強度分布を変えるために焦点距離が
    可変であり、前記焦点距離の変化による前記光入射面へ
    入射する光線束の開き角の変化を補正又はほぼ補正する
    ように構成してあることを特徴とする照明装置。
  14. 【請求項14】 前記インテグレータはフライアイレン
    ズ(ミラー)又はレンチキュラーレンズ(ミラー)又は
    光ファイバー束を備えることを特徴とする請求項13の
    照明装置。
  15. 【請求項15】 前記照射光学系は、入射光の少なくと
    も一部を内面で反射して光出射面又はその近傍に強度分
    布が均一な面光源を形成する内面反射型のインテグレー
    タと、前記面光源を前記波面分割型インテグレータの光
    入射面又はその近傍に結像する結像光学系とを有し、前
    記結像光学系の焦点距離が可変であり、前記結像光学系
    は焦点距離を変えて結像倍率を変えることを特徴とする
    請求項13又は14の照明装置。
  16. 【請求項16】 前記内面反射型インテグレータは角柱
    状又は角錐状のガラス棒、若しくは3枚以上の平面鏡を
    各々の反射面が対面するように組み合わせたカレイドス
    コ−プであることを特徴とする請求項15の照明装置。
  17. 【請求項17】 前記結像光学系は互いに結像倍率が異
    なる複数の光学系を有し、該複数の光学系の一つが前記
    2つのインテグレータの間に選択的に供給されることを
    特徴とする請求項15又は16のいずれかに記載の照明
    装置。
  18. 【請求項18】 前記結像光学系は像面位置を一定又は
    ほぼ一定に維持しつつ焦点距離が変化するように変位す
    る複数の移動レンズを備えることを特徴とする請求項1
    5又は16のいずれかに記載の照明装置。
  19. 【請求項19】 前記照射光学系は、入射光の波面を分
    割して光出射面又はその近傍に複数の光源を形成する波
    面分割型のインテグレータを複数個有し、該複数個の波
    面分割型インテグレータは、互いに焦点距離が異なり、
    それらの一つが前記光源と前記内面反射型インテグレー
    タの間の光路中に供給され、前記焦点距離の変化に応じ
    て光路中の前記波面分割型インテグレータを他の前記波
    面分割型インテグレータと交換することにより前記光入
    射面へ入射する光の開き角の変化を補正又はほぼ補正す
    ることを特徴とする請求項15−18のいずれかに記載
    の照明装置。
  20. 【請求項20】 前記照射光学系の前記複数個の波面分
    割型インテグレータが夫々フライアイレンズであること
    を特徴とする請求項19載の照明装置。
  21. 【請求項21】 前記照射光学系が、レンズと該レンズ
    の口径よりも小さな開口を備える絞りとを有する光学部
    材を複数個有し、該複数個の光学部材は、互いに焦点距
    離が異なり、それらの一つが前記光源と前記内面反射型
    インテグレータの間の光路中に供給され、前記焦点距離
    の変化に応じて光路中の前記光学部材を他の前記光学部
    材と交換することにより前記光入射面へ入射する光の開
    き角の変化を補正又はほぼ補正することを特徴とする請
    求項15−18のいずれかに記載の照明装置。
  22. 【請求項22】 前記照射光学系が前記光源と前記内面
    反射型インテグレータの間にいずれか一つが配される複
    数個の光学部材を有し、該複数個の光学部材は互いに異
    なる発散角(収斂角)の光を出射するように構成され、
    前記焦点距離の変更に応じて光路中にある前記光学部材
    を他の前記光学部材と交換することにより前記光入射面
    へ入射する光の開き角の変化を補正又はほぼ補正するこ
    とを特徴とする請求項15−18に記載の照明装置。
  23. 【請求項23】 前記照射光学系が前記光源と前記内面
    反射型インテグレータの間に焦点距離が可変な光学手段
    を有し、該光学手段の焦点距離を変えることにより前記
    結像光学系の焦点距離の変化による前記光入射面へ入射
    する光の開口数の変化を補正又はほぼ補正することを特
    徴とする請求項15−18に記載の照明装置。
  24. 【請求項24】 前記光学部材又は光学手段又は波面分
    割型インテグレータは直交する二断面に関しての発散角
    (収斂角)が互いに異なる光束を出射することを特徴と
    する請求項15−23のいずれかに記載の照明装置。
  25. 【請求項25】 入射光の波面を分割して光出射面又は
    その近傍に複数の光源を形成する波面分割型の第1イン
    テグレータと、入射光の少なくとも一部を内面で反射し
    て光出射面又はその近傍に強度分布が均一な面光源を形
    成する内面反射型の第2インテグレータと、入射光の波
    面を分割して光出射面又はその近傍に複数の光源を形成
    する波面分割型の第3インテグレータと、前記第1イン
    テグレータが形成した前記複数の光源を前記第2インテ
    グレータの光入射面又はその近傍に結像する第1結像光
    学系と、第2インテグレータが形成する前記面光源を前
    記第3インテグレータの光入射面又はその近傍に結像す
    る第2結像光学系と、前記第3インテグレータが形成し
    た前記複数の光源からの光を被照明面上で互いに重ね合
    わせる集光光学系とを有することを特徴とする照明装
    置。
  26. 【請求項26】 前記第1インテグレータは直交する二
    断面に関しての発散角(収斂角)が互いに異なる光束を
    出射することを特徴とする請求項25の照明装置。
  27. 【請求項27】 前記光源はエキシマレーザーであるこ
    とを特徴とする請求項1−26に記載の照明装置。
  28. 【請求項28】 請求項1−27のいずれかの照明装置
    によりマスクのパターンを照明し、前記照明された前記
    マスクのパターンを投影光学系により基板上に投影する
    ことを特徴とする露光装置。
  29. 【請求項29】 前記エキシマレーザはKrFエキシマ
    レーザーであることを特徴とする請求項28の露光装
    置。
  30. 【請求項30】 前記エキシマレーザはArFエキシマ
    レーザーであることを特徴とする請求項28の露光装
    置。
  31. 【請求項31】 前記投影光学系は、石英及び/又は蛍
    石より成るレンズ系を含むことを特徴とする請求項28
    の露光装置。
  32. 【請求項32】 前記投影光学系は石英より成る回折光
    学素子を含むことを特徴とする請求項30の露光装置。
  33. 【請求項33】 請求項28−32のいずれかの露光装
    置によりデバイスパターンを基板上に転写する段階を含
    むデバイス製造方法。
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