JP2890892B2 - 露光装置及びそれを用いた素子製造方法 - Google Patents

露光装置及びそれを用いた素子製造方法

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JP2890892B2 JP3128446A JP12844691A JP2890892B2 JP 2890892 B2 JP2890892 B2 JP 2890892B2 JP 3128446 A JP3128446 A JP 3128446A JP 12844691 A JP12844691 A JP 12844691A JP 2890892 B2 JP2890892 B2 JP 2890892B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光装置及びそれを用い
た素子製造方法に関し、具体的には半導体素子の製造装
置である所謂ステッパーにおいてレチクル面上のパター
ンを適切に照明し、高い解像力が容易に得られるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体素子の製造技術の進展は目
覚ましく、又それに伴う微細加工技術の進展も著しい。
特に光加工技術は1MDRAMの半導体素子の製造を境
にサブミクロンの解像力を有する微細加工を技術まで達
している。解像力を向上させる手段としてこれまで多く
の場合、露光波長を固定して、光学系のNA(開口数)
を大きくしていく方法を用いていた。しかし最近では露
光波長をg線からi線に変えて、超高圧水銀灯を用いた
露光法により解像力を向上させる試みも種々と行なわれ
ている。
【0003】露光波長としてg線やi線を用いる方法の
発展と共にレジストプロセスも同様に発展してきた。こ
の光学系とプロセスの両者が相まって、光リソグラフィ
が急激に進歩してきた。
【0004】一般にステッパーの焦点深度はNAの2乗
に反比例することが知られている。この為サブミクロン
の解像力を得ようとすると、それと共に焦点深度が浅く
なってくるという問題点が生じてくる。
【0005】これに対してエキシマレーザーに代表され
る更に短い波長の光を用いることにより解像力の向上を
図る方法が種々と提案されている。短波長の光を用いる
効果は一般に波長に反比例する効果を持っていることが
知られており、波長を短くした分だけ焦点深度は深くな
る。
【0006】短波長化の光を用いる他に解像力を向上さ
せる方法として位相シフトマスクを用いる方法(位相シ
フト法)が種々と提案されている。この方法は従来のマ
スクの一部分に、他の部分とは通過光に対して180度
の位相差を与える薄膜を形成し、解像力を向上させよう
とするものであり、IBM社(米国)のLevenso
nらにより提案されている。解像力RPは波長をλ、パ
ラメータをk1 、開口数をNAとすると一般に式 RP=k1 λ/NA で示される。通常0.7〜0.8が実用域とされるパラ
メータk1 は、位相シフト法によれば0.35ぐらい迄
大幅に改善できることが知られている。
【0007】位相シフト法には種々のものが知られてお
り、それらは例えば日経マイクロデバイス1990年7
月号108ページ以降の福田等の論文に詳しく記載され
ている。
【0008】しかしながら実際に空間周波数変調型の位
相シフトマスクを用いて解像力を向上させるためには未
だ多くの問題点が残っている。例えば現状で問題点とな
っているものとして以下のものがある。 (イ).位相シフト膜を形成する技術が未確立。 (ロ).位相シフト膜用の最適なCADの開発が未確
立。 (ハ).位相シフト膜を付けれないパターンの存在。 (ニ).(ハ)に関連してネガ型レジストを使用せざる
をえないこと。 (ホ).検査、修正技術が未確立。
【0009】このため実際に位相シフトマスクを利用し
て半導体素子を製造するには様々な障害があり、現在の
ところ大変困難である。
【0010】これに対して本出願人は位相シフトマスク
を用いずにより解像力を高めた露光装置を特願平3−2
8631号(平成3年2月22日出願)で提案してい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一方、特開昭61−9
1662号公報では、通常の均一絞りに換えて均一絞り
とは開口形状が異なる特殊絞りをオプティカルインテグ
レータの後に挿入することにより、有効光源である2次
光源の(強度分布の)形状を周辺部強度が中央部強度よ
り大なるものに変換し、解像性能を高めた状態にする露
光装置を開示している。しかしながら、均一絞りを特殊
絞りと交換すると、レチクルを照明する照明光の状態が
変わるためにレチクル上で照度むらが生じ、その結果ウ
エハ上では露光むらが生じる。本発明の目的は、有効光
源の形状を変更しても露光むらが生じないか小さくでき
る露光装置及びそれを用いた素子製造方法の提供を目的
とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の露光装置は、 (1-1) 第1物体のパターンを介して第2物体を露光する
露光装置において、露光に用いる有効光源の形状を変更
する変更手段と、前記有効光源の形状の変更に応じて照
度むらを調整する調整手段とを有することを特徴として
いる。特に、 (1-1-1) 前記有効光源は前記第1物体を照明する照明光
学系内のオプティカルインテグレータの光出射側に形成
されること。 (1-1-2) 前記変更手段は、互いに開口形状が異なる複数
の絞りの内の一つを前記オプティカルインテグレータの
前又は後又は共役な場所の光路中に選択的に設ける絞り
選択手段を有すること。 (1-1-3) 前記絞り選択手段は、前記複数の絞りを相異な
る位置に配した円盤と該円盤を回転させる駆動装置とを
有すること。 (1-1-4) 前記複数の絞りの内の一つは前記光路中に設け
たときに光軸上に開口が存する第1絞りであり、前記複
数の絞りの内の他の一つは前記光路中に設けたときに光
軸外に開口が存する第2絞りであること。 (1-1-5) 前記第2絞りは4つの開口を有すること。 (1-1-6) 前記4つの開口は、夫々、装置に関連した主た
る方向に対応する互いに直交する2方向を夫々x軸、y
軸の方向とし且つ光軸の位置を中心としたxy座標系を
前記第2絞り上に仮定した時の第1乃至第4象限に設け
てあること。 (1-1-7) 前記照明光学系は動かすことができる水銀灯を
有し、前記絞りの交換に応じて前記水銀灯を光軸方向に
動かすこと。 (1-1-8) 前記照明光学系はズーム光学系を有し、前記絞
りの交換に応じてズーミングを行なうこと。 (1-1-9) 前記照明光学系は光入射側が1つに束ねられ且
つ光出射側が4つに分けられた4つのファイバーの束を
有し、前記絞りの交換に応じて前記4つのファイバーの
間隔を変更すること。 (1-1-10) 前記照明光学系は光路に対して着脱可能な4
角錐プリズムを有し、前 記絞りの交換に応じて前記4角
錐プリズムを光路中に挿入すること。 (1-1-11) 前記調整手段は、前記オプティカルインテグ
レータからの光束を前記第1物体に向ける光学系中の可
動レンズ又は交換レンズであること。 (1-1-12) 前記照明光学系は超高圧水銀灯と超高圧水銀
灯からの光から所望の波長の光を選択する波長選択手段
とを有すること。 (1-1-13) 前記照明光学系はエキシマレーザーを有する
こと。 (1-1-14) 第1物体のパターンの像を第2物体に投影す
る投影光学系を有し、前記有効光源の像が前記投影光学
系の瞳に投影されること等を特徴としている。 (1-2) 第1物体のパターンを第2物体に投影する投影光
学系を有する露光装置において、前記投影光学系の瞳と
共役な位置に光源からの光により有効光源を形成する有
効光源形成手段と前記有効光源からの光束を前記第1物
体に照射する照射手段とを有し、前記有効光源形成手段
は前記有効光源の形状を変更する変更手段を有し、前記
有効光源の形状の変更に応じて照度むらを調整する調整
手段を有することを特徴としている。特に、 (1-2-1) 前記有効光源形成手段はオプティカルインテグ
レータを有すること。 (1-2-2) 前記変更手段は、互いに開口形状が異なる複数
の絞りの内の一つを前記オプティカルインテグレータの
前又は後又は共役な場所の光路中に選択的に設ける絞り
選択手段を有すること。 (1-2-3) 前記絞り選択手段は、前記複数の絞りを相異な
る位置に配した円盤と該円盤を回転させる駆動装置とを
有すること。 (1-2-4) 前記複数の絞りの内の一つは前記光路中に設け
たときに光軸上に開口が存する第1絞りであり、前記複
数の絞りの内の他の一つは前記光路中に設けたときに光
軸外に開口が存する第2絞りであること。 (1-2-5) 前記第2絞りは4つの開口を有すること。 (1-2-6) 前記4つの開口は、夫々、装置に関連した主た
る方向に対応する互いに直交する2方向をx軸,y軸の
方向とし且つ光軸の位置を中心としたxy座標系を前記
第2絞り上に仮定した時の第1乃至第4象限に設けてあ
ること。 (1-2-7) 前記照明光学系は動かすことができる水銀灯を
有し、前記絞りの交換に 応じて前記水銀灯を光軸方向に
動かすこと。 (1-2-8) 前記照明光学系はズーム光学系を有し、前記絞
りの交換に応じてズーミングを行なうこと。 (1-2-9) 前記照明光学系は光入射側が1つに束ねられ且
つ光出射側が4つに分けられた4つのファイバーの束を
有し、前記絞りの交換に応じて前記4つのファイバーの
間隔を変更すること。 (1-2-10) 前記照明光学系は光路に対して着脱可能な4
角錐プリズムを有し、前記絞りの交換に応じて前記4角
錐プリズムを光路中に挿入すること。(1-2-11) 前記調整手段は、前記照射手段中の可動レン
ズ又は交換レンズを備えること。(1-2-12) 前記光源は超高圧水銀灯であり、前記有効光
源形成手段は前記超高圧水銀灯からの光が所望の波長の
光を選択する波長選択手段を有すること。(1-2-13) 前記光源はエキシマレーザーであること等を
特徴としている。本発明の素子製造方法は、 (2-1) 第1物体の回路パターンを介して第2物体を露光
し、前記回路パターンを前記第2物体に転写する素子製
造方法において、露光に用いる有効光源の形状を変更す
る段階と、前記有効光源の形状の変更に応じて照度むら
を調整する段階とを有することを特徴としている。 (2-2) 投影光学系の瞳と共役な位置に形成した有効光源
からの光で第1物体を照明し、第1物体の回路パターン
を前記投影光学系により第2物体に投影して転写する素
子製造方法において、前記有効光源の形状を変更する段
階と、前記有効光源の形状の変更に応じて照度むらを調
整する段階とを有することを特徴としている。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。図中11は超高圧水銀灯等の光源でその発光点は楕
円ミラー12の第1焦点近傍に配置している。この超高
圧水銀灯11より発した光が楕円ミラー12によって集
光される。13は光路を曲げるためのミラー、14はシ
ャッターで通過光量を制限している。15はリレーレン
ズ系で超高圧水銀灯11からの光を波長選択手段として
の波長選択フィルター16を介してオプティカルインテ
グレータ17に効率よく集めている。オプティカルイン
テグレータ17は後述するように複数の微小レンズを2
次元的に配列した構成より成っている。
【0021】本実施例においてはオプティカルインテグ
レータ(インテグレータ)17への結像状態はクリティ
カル照明でもケーラー照明でもよく、また例えば楕円ミ
ラー12の射出口をオプティカルインテグレータ17に
結像するものであっても良い。波長選択フィルター16
は超高圧水銀灯11からの光束の波長成分の中から必要
な波長成分の光のみを選択して通過させている。
【0022】18は選択手段(絞り選択手段)としての
絞り形状調整部材であり、複数の絞りをターレット式に
配置して構成しており、オプティカルインテグレータ1
7の後に配置している。絞り形状調整部材18はオプテ
ィカルインテグレータ17の形状に応じてオプティカル
インテグレータ17を構成する複数の微小レンズから所
定の微小レンズの選択を行なっている。即ち、本実施例
では絞り形状調整部材18を絞り駆動系50(駆動装
置)を駆動させることにより露光を行なう後述する半導
体集積回路のパターン形状に合わせた照明方法を選択し
ている。このときの複数の微小レンズの選択に関しては
後述する。本実施形態において、各要素18,50は露
光に用いる有効光源の形状を変更する変更手段の一要素
を構成している。
【0023】19は光路を曲げるためのミラー、20は
レンズ系であり、絞り形状調整部材18を通過した光束
を集光している。レンズ系20は照明の均一性をコント
ロールするために重要な役割を果している。21はハー
フミラーであり、レンズ系20からの光束を透過光と反
射光に分割している。このうちハーフミラー21で反射
した光はレンズ38、ピンホール39を介してフォトデ
ィテクター40に導光している。ピンホール39は露光
が行なわれるべきパターンを持ったレチクル30と光学
的に等価な位置にあり、ここを通過した光がフォトディ
テクター40によって検出して、露光量のコントロール
を行なっている。
【0024】22は所謂マスキングを行なうメカニカル
ブレードであり、レチクル30の露光されるべきパター
ン部の大きさによって駆動系(不図示)によって位置の
調整を行なっている。23はミラー、24はレンズ系、
25はミラー、26はレンズ系で、これらの各部材を介
した超高圧水銀灯11からの光でレチクルステージ37
上に載置されたレチクル(第1物体)30を照明してい
る。本実施形態において各要素20,22,24,26
は有効光源からの光束をレチクルに照射する照射手段の
一要素を構成している。
【0025】31は投影光学系であり、レチクル30上
のパターンをウェハー(第2物体)32に投影結像させ
ている。ウェハー32はウェハーチャック33に吸着し
ており、更にウエハーチャック33はレーザー干渉計3
6によって制御されるステージ34上に載置している。
尚、35はミラーであり、ウェハーステージ34上に載
置しており、あるレーザー干渉計(不図示)からの光を
反射させている。
【0026】本実施例においてオプティカルインテグレ
ータ17の射出面17bは各要素19,20,23,2
4,25,26を介して投影光学系31の瞳面31aと
略共役関係と成っている。即ち投影光学系31の瞳面3
1aに射出面17bに相当する有効光源像が形成してい
る。ここで各要素20,24,26は射出面17bに形
成される有効光源を投影光学系31の瞳面31aに形成
する有効光源形成手段の一要素を構成している。
【0027】次に図2を用いて投影光学系31の瞳面3
1aとオプティカルインテグレータ17の射出面17b
との関係について説明する。オプティカルインテグレー
タ17の形状は投影光学系31の瞳面31aに形成され
る有効光源の形状に対応している。図2はこの様子を示
したもので、投影光学系31の瞳面31aに形成される
射出面17bの有効光源像17cの形状が重ね描きされ
ている。正規化するため投影光学系31の瞳31aの径
を1.0としており、この瞳31a中にオプティカルイ
ンテグレータ17を構成する複数の微小レンズが結像し
て有効光源像17cを形成している。本実施例の場合オ
プティカルインテグレータを構成する個々の微小レンズ
は正方形の形状をしている。
【0028】ここで半導体集積回路のパターンを設計す
るときに用いられる主たる方向となる直交軸をxおよび
y軸に取る。この方向はレチクル30上に形成されてい
るパターンの主たる方向と一致した方向であり、正方形
の形状をしているレチクル30の外形の方向とほぼ一致
している。
【0029】高解像力の照明系が威力を発揮するのは先
に述べたk1 ファクターが0.5付近の値を取るときで
ある。
【0030】そこで本実施例では絞り形状調整部材18
の絞りによりオプティカルインテグレータ17を構成す
る複数の微小レンズのうちからレチクル30面上のパタ
ーン形状に応じて所定の微小レンズを通過する光束のみ
をレチクル30の照明用として用いるようにしている。
【0031】具体的には投影光学系31の瞳面31a上
で中心領域以外の複数の領域を光束が通過するように微
小レンズを選択している。
【0032】図3(A)、(B)はオプティカルインテ
グレータ17を構成する複数の微小レンズのうち絞り形
状調整部材18の絞りにより所定の微小レンズを通過す
る光束のみを選択したときを示す瞳面31a上における
概略図である。同図において黒く塗りつぶした領域は光
が遮光され白い領域は光が通過してくる領域を示してい
る。
【0033】図3(A)はパターンで解像度が必要とさ
れる方向がxおよびy方向であるときに対する瞳面31
a上の有効光源像を示している。瞳面31aを表わす円
を x2 +y2 =1 としたとき、次の4つの円を考える。
【0034】(xー1)2 +y2 =1 x2 +(yー1)2 =1 (x+1)2 +y2 =1 x2 +(y+1)2 =1 これらの4つの円によって瞳面31aを表わす円は領域
101〜108までの8つの領域に分解される。
【0035】本実施例でxおよびy方向に対して高解像
で深度の深い照明系は、これらのうちから偶数の領域、
即ち領域102,104,106,108に存在する微
小レンズ群に優先的に光を通すように選択することによ
って達成している。原点であるx=0,y=0付近の微
小レンズは主として粗いパターンの深度向上に効果が大
きいため、中心付近の部分を選ぶか否かは焼き付けよう
とするパターンによって定まる選択事項である。
【0036】図3(A)の例では中心付近の微小レンズ
は除外した例が示してある。尚、オプテイカルインテグ
レータ17の外側の部分は照明系内でインテグレータ保
持部材(不図示)によって遮光されている。又図3
(A),(B)では遮光するべき微小レンズと投影レン
ズの瞳31aとの関係を分かり易くするため瞳31aと
オプティカルインテグレータの有効光源像17cが重ね
描きしている。
【0037】これに対し図3(B)は±45°方向のパ
ターンに対して高解像が必要とされる場合の絞りの形状
を示す。図3(A)の場合と同じく瞳31aとオプティ
カルインテグレータ17の有効光源像17cとの関係を
図示している。±45°パターンの場合には前と同じと
して なる4つの円を、瞳31aに対して重ね描きして図3
(A)の場合と同じく瞳31aを領域111〜118の
8つの領域に区分する。この場合±45°方向のパター
ンの高解像化に寄与するのは今度は奇数で表わされた領
域、即ち領域111,113,115,117である。
この領域に存在しているオプティカルインテグレータ1
7の微小レンズを優先的に選択することにより±45°
方向のパターンはk1 ファクターが0.5付近で焦点深
度が著しく増大する。
【0038】図4は絞り形状調整部材18の各絞り18
a〜18dの切り換えを行なう概略図である。図4に示
すようにターレット式の交換方式を採用している。第1
の絞り18aは、k1 で1以上のそれほど細かくないパ
ターンを焼きつける場合に用いられる。第1の絞り18
aはこれまで公知の従来型の照明光学系の構成と同じで
あり、必要に応じてオプティカルインテグレータ17を
構成する微小レンズ群の外側の部分を遮光する様にも設
定される固定の絞りである。絞り18b〜18dは本実
施例に従う第2の絞りとしての種々の絞りである。
【0039】一般的な傾向として高解像用の照明系の場
合、オプテイカルインテグレータ17は従来の照明系で
必要とされる大きさより、瞳面上でより外側の領域まで
使う方が高空間周波数に対し有利である。例えば従来の
照明系では半径0.5以内の微小レンズ群を使うことが
好ましいのに対し、高解像用の照明系の場合には中心部
の微小レンズは使用しないものの、例えば最大半径0.
75以内の円の中にある微小レンズ群まで使用する方が
好ましいことがある。
【0040】このためオプテイカルインテグレータ17
の大きさ、及び、照明系のその他の部分の有効径は、予
め従来型と高解像型の両者を考慮して設定しておくこと
が好ましい。また、オプテイカルインテグレータ17の
入射口17aにおける光の強度分布も、絞りが挿入され
ても十分機能が果たせるような大きさを持っていること
が好ましい。絞り18aで外側の微小レンズ群を遮光す
る場合があるのは以上のような理由からで、例えばオプ
ティカルインテグレータ17としては半径0.75のと
ころまで用意しておいても、絞り18aではそのうちか
ら半径0.5以内の部分を選ぶといったことが行なわれ
る。
【0041】以上示したように露光を行なうべき半導体
集積回路のパターンの特殊性を考慮したうえで絞りの形
状を決定すれば、パターンに応じた最適の露光装置を構
成することができる。これらの絞りの選択は例えば露光
装置全体の制御コンピュータから与えて、自動的に行な
っている。図4に示したのはこのような絞りを搭載した
絞り形状調整部材18の一例で、この場合には4種類の
絞り18a〜18dのパターンを選択することが可能で
ある。勿論この数はもっとふやすことも容易である。
【0042】絞りを選択したとき、絞りの選択に従って
照度むらが変化する場合がある。そこで本実施例ではこ
のような場合の照度むらをレンズ系20を調整して微調
を行なっている。照度むらの微調については、レンズ系
20を構成する個々の要素レンズの光軸方向の間隔で調
整可能であることが既に本出願人の先の出願によって示
されている。51は駆動機構であり、レンズ系20の要
素レンズ(可動レンズ)を駆動させている。レンズ系2
0の調整は絞りの選択に応じて行なっている。また場合
によっては絞りの形状の変更に応じてレンズ系20自体
をそっくり他の交換レンズと交換するようにすることも
可能である。そのような場合にはレンズ系20に相当す
るレンズ系を複数個用意し、絞りの形状の選択に従って
ターレット式に交換されるようにレンズ系を入れ替えて
いる。尚、本実施形態において各要素20,51は有効
光源の形状の変更に応じて照度むらを調整する調整手段
の一要素を構成している。
【0043】以上のように本実施例では、絞りの形状を
変更することによって半導体集積回路のパターンの特徴
に応じた照明系を選択している。また本実施例の場合、
高解像用の照明系にした場合、大きく有効光源全体を見
ると光源自体が4つの領域に別れることが特徴となって
いる。この場合の重要要素はこの4つの領域の強度のバ
ランスである。しかしながら図1のような系だと超高圧
水銀灯11のケーブルの影がこのバランスに悪影響を与
える場合がある。従って、図3に示した絞りを用いる高
解像用の照明系ではケーブルの影になる線状の部分をオ
プティカルインテグレータ17で遮光する微小レンズの
位置と対応するようにセットさせることが望ましい。
【0044】即ち、図3(A)の絞りの場合で言えば図
5(A)に示す様にケーブル11aを引っ張る方向はx
またはy方向にセットすることが好ましく、図3(B)
の絞りを使用した場合のケーブル11aを引っ張る方向
は図5(B)に示す様にx及びy方向に対して±45°
にセットすることが好ましい。本実施例では超高圧水銀
灯のケーブルを引っ張る方向も、絞りの変更に対応して
変えることが好ましい。
【0045】図6は本発明の実施例2の要部概略図であ
る。図6の系で通常のパターン、即ちk1 ファクターが
1以上であるようなそれほど細かくないパターンを投影
露光する場合については図6の系は図1の系と同一であ
る。これに対しk1 ファクターが0.5付近の細かいパ
ターンを投影露光する場合には前述の様にパターンの方
向性に応じて図3(A)あるいは図3(B)といった絞
りを挿入している。この場合図1の系ではただ単に光を
遮断するだけなので、超高圧水銀灯からの光を利用する
効率が低くなってしまう。そこで図6の系では光の有効
利用を図っている。
【0046】図6の系ではそのために絞りの形状に応じ
て楕円ミラー12とミラー13との間にオプティカルイ
ンテグレータ17に入射する光の強度分布を変える強度
分布変更手段の一要素を構成する4角錐プリズム61を
挿入することを特徴としている。楕円ミラー12の第1
焦点位置に配置した超高圧水銀灯11の電極から発生す
る光束は、楕円ミラー12で反射した後、4角錐プリズ
ム61を通過し、4角錐プリズムを構成する4つの面の
それぞれに応じて4つの光源像を楕円ミラー12の第2
焦点の位置に形成する。この4つの光源像が、挿入され
ている絞りの4つに別れている透過部のそれぞれに対応
する様、レンズ系62がレンズ系15に代わって挿入し
光束を導いている。
【0047】本実施例では挿入する4角錐プリズム61
には方向性が存在する。図3(A)のような形状の絞り
に対しては図7(A)に示す様に4角錐プリズム61の
各面の間に存在する稜がx及びy方向に一致する様にセ
ットされる。4角錐プリズムを挿入したことに伴う光学
系の結像関係を補正するため、図6の系ではシャッター
14の後方にあるレンズ系15を4角錐プリズムの挿入
と同時にレンズ系62に交換する。
【0048】一方、図3(B)のように絞りの透過部が
x軸及びy軸方向に存在している時には、4角錐プリズ
ムの稜はx及びy軸に対して±45°方向になる様にセ
ットされる。この場合にも結像関係の補正にレンズ系6
2がレンズ系15の代わりに用いられる。
【0049】又、4角錐プリズム61は用意される絞り
の個数に応じて複数個用意しても良い。
【0050】図8は本発明の実施例3の要部概略図であ
る。本実施例が実施例1と異なるのはオプティカルイン
テグレータ17に結像するレンズ系65の構成である。
本実施例の場合、レンズ系65は楕円ミラー12の射出
面の像をオプテイカルインテグレータ17に結像する。
ここで図4に示すような絞りを用いる場合を考える。こ
の際問題となるのは前述したように従来の照明法を行な
う絞り18aを用いる場合と、高解像用の照明系を行な
う絞り18b〜18dを用いる場合でオプテイカルイン
テグレータ17上で必要とされる光束の最大有効径が異
なる場合である。
【0051】そこで本実施例ではレンズ系65をこのよ
うな光束径の変化に対応できるようズーム光学系より構
成している。超高圧水銀灯11からの光束径が楕円ミラ
ー12の射出口12aにより明確に規定されているた
め、本実施例のようなズーム光学系65を採用すること
は、採用する照明法に合わせて光束径をコントロール出
来ることになり、光の利用効率が向上する。
【0052】このようなオプティカルインテグレータ1
7上での光の強度分布の大きさのコントロールは図1の
系でレンズ系15が楕円ミラー12の射出口をオプテイ
カルインテグレータ17の入射口17aに結像するので
はなく、超高圧水銀灯11の光源像を結像させるような
場合にも重要である。
【0053】そこで本発明の実施例4として、この場合
にはオプティカルインテグレータ17上での光の強度分
布をコントロールするため超高圧水銀灯自体を光軸方向
に動かしてオプティカルインテグレータ17の入射口1
7aに対してデフォーカスさせて構成しても良い。
【0054】図9は本発明の実施例5の要部概略図であ
る。ここではオプティカルインテグレータ17上での光
の強度分布を均一にし、各微小レンズの重みが一様とな
るようにオプティカルインテグレータ17が2段に設け
られていることが特徴となっている。図中71が従来の
レンズ系15に相当するレンズ系、16は波長選択フィ
ルターで、72が初段のオプティカルインテグレータで
ある。初段のオプテイカルインテグレータ72を構成す
る微小レンズ群の各々はインテグレータの作用にのっと
ってリレーレンズ73を介して第2段のオプティカルイ
ンテグレータ74でお互いに重なり合う。この結果第2
段のオプティカルインテグレータ74の入射口74aで
は一様な照度分布が得られることになる。これまでの実
施例の中でオプティカルインテグレータ上で一様な照度
分布が得られず、例えばガウス型のように中心が高い分
布をしているときには、高解像照明系用の絞りの形状を
最終的に実験等で決める必要がある。
【0055】これに対して、本実施例では各微小レンズ
の重みが一様なので、像性能のコントロールが容易であ
るというメリットがある。また本実施例の場合にはオプ
ティカルインテグレータが2段に入るため図5に示した
ようなケーブルに対する配慮は不要となる。
【0056】図10は本発明の実施例6の要部概略図で
ある。本実施例ではオプティカルインテグレータ17の
前方にファイバー81を用いている。ファイバー81
オプティカルインテグレータ17に入射する光の強度分
布を変える強度分布変更手段の一要素を構成している。
ファイバー81は光が入射する単一の入射面と互いに分
離した4つの移動可能な光放出部とを備えている。この
場合オプティカルインテグレータ17の照射域は4つに
先の別れたファイバー81相互の間隔調整機構82、及
びその駆動機構83によってコントロールされる。従来
の照明系に対応する分布を作る場合には4つのファイバ
ー81a〜81dの間隔が狭められ、図3(A)に対応
する分布を作るときにはファイバー81a〜81dの間
隔が所定量離されるといった処理が絞り18に対応して
行なわれる。図3(B)に対応する場合にはファイバー
81a〜81dに対し回転を加えることも必要である。
【0057】以上述べてきた例は従来良く用いられてい
る超高圧水銀灯を1つ用いたものであった。しかしなが
ら本発明は複数個の光源を用いたり、あるいは光源とし
てエキシマレーザを用いたような場合にも勿論適用する
ことができる。エキシマレーザを用いた照明系の場合に
は時間的にオプティカルインテグレータ上でレーザの位
置が走査される方式があるが、この時走査する範囲を焼
き付けるべきパターンに応じて変化させれば図3にある
ような有効光源分布を容易に実現することができる。
【0058】又、以上の各本実施例では述べなかったが
高解像用の照明系では絞りで大きく4つの部分に分けら
れた各部分同士のバランスも重要である。4つに分けら
れた有効光源同士の分布のモニター、あるいは補正法に
ついては先の出願で既に述べられているのでここでは言
及を省略する。
【0059】又、絞りを挿入する位置について本発明の
各実施例では最後のオプティカルインテグレータの後側
で行なったが、これはオプティカルインテグレータの前
側で行なっても良い。また他に照明系内でオプティカル
インテグレータと共役な面があればそこで絞りの動作を
行なうようにしても良い。
【0060】
【発明の効果】本発明の露光装置によれば、有効光源の
形状の変更に応じて照度むらを調整する調整手段を有す
るので、照度むらを所望の状態まで小さくでき、従って
露光のときには露光むらが生じないか小さくできる。こ
れによって高解像度のパターンを有した半導体デバイス
を得ることができる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1、4の露光系全体を示す要
部概略図
【図2】 投影光学系の瞳とオプティカルインテグレー
タの関係を示す説明図
【図3】 投影光学系の瞳面上を示す説明図
【図4】 本発明で使用される絞りの詳細図
【図5】 超高圧水銀灯からケーブルの引き出し方を示
す図
【図6】 本発明の実施例2の要部概略図
【図7】 本発明の実施例2で用いた4角錐プリズムの
挿入の仕方を示す説明図
【図8】 本発明の実施例3の要部概略図
【図9】 本発明の実施例5の要部概略図
【図10】 本発明の実施例6の要部概略図
【符号の説明】
11 超高圧水銀灯 12 楕円ミラー 13 ミラー 14 シャッター 15 レンズ 16 波長選択フィルター 17 オプティカルインテグレーター 18 メカ絞り 19 ミラー 20 レンズ 21 ハーフミラー 22 マスキングブレード 23,25 ミラー 24,26 レンズ 30 レチクル 31 投影光学系 32 ウェハー 33 ウェハーチャック 34 ウェハーステージ 35 レーザー干渉計のミラー 36 レーザー干渉計 37 レチクルステージ 38 レンズ 39 ピンホール 40 フォトディテクタ 50 絞りの駆動系 51 レンズ駆動系 61 4角錐プリズム 62 レンズ系 65 ズームレンズ系 71 レンズ系、 72 第1オプティカルインテグレータ 74 第2オプティカルインテグレータ 81 ファイバー 82 ファイバーの間隔調整機構 83 ファイバー間隔調整の駆動系
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−77445(JP,A) 特開 昭59−155843(JP,A) 特開 昭61−91662(JP,A) 特開 昭61−267722(JP,A) 特開 昭62−52929(JP,A) 特開 昭62−134650(JP,A) 特開 昭63−12135(JP,A) 特開 昭63−63028(JP,A) 特開 昭63−84113(JP,A) 特開 昭63−234522(JP,A) 特開 平9−128446(JP,A) 特開 平9−190974(JP,A) 特開 平9−190975(JP,A) 特許2633091(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1物体のパターンを介して第2物体を
    露光する露光装置において、露光に用いる有効光源の形
    状を変更する変更手段と、前記有効光源の形状の変更に
    応じて照度むらを調整する調整手段とを有することを特
    徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記有効光源は前記第1物体を照明する
    照明光学系内のオプティカルインテグレータの光出射側
    に形成されることを特徴とする請求項1の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記変更手段は、互いに開口形状が異な
    る複数の絞りの内の一つを前記オプティカルインテグレ
    ータの前又は後又は共役な場所の光路中に選択的に設け
    る絞り選択手段を有することを特徴とする請求項2の露
    光装置。
  4. 【請求項4】 前記絞り選択手段は、前記複数の絞りを
    相異なる位置に配した円盤と該円盤を回転させる駆動装
    置とを有することを特徴とする請求項3の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の絞りの内の一つは前記光路中
    に設けたときに光軸上に開口が存する第1絞りであり、
    前記複数の絞りの内の他の一つは前記光路中に設けたと
    きに光軸外に開口が存する第2絞りであることを特徴と
    する請求項3の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記第2絞りは4つの開口を有すること
    を特徴とする請求項5の露光装置。
  7. 【請求項7】 前記4つの開口は、夫々、装置に関連し
    た主たる方向に対応する互いに直交する2方向を夫々x
    軸、y軸の方向とし且つ光軸の位置を中心としたxy座
    標系を前記第2絞り上に仮定した時の第1乃至第4象限
    に設けてあることを特徴とする請求項6の露光装置。
  8. 【請求項8】 前記照明光学系は動かすことができる水
    銀灯を有し、前記絞りの交換に応じて前記水銀灯を光軸
    方向に動かすことを特徴とする請求項7の露光装置。
  9. 【請求項9】 前記照明光学系はズーム光学系を有し、
    前記絞りの交換に応じてズーミングを行なうことを特徴
    とする請求項7の露光装置。
  10. 【請求項10】 前記照明光学系は光入射側が1つに束
    ねられ且つ光出射側が4つに分けられた4つのファイバ
    ーの束を有し、前記絞りの交換に応じて前記4つのファ
    イバーの間隔を変更することを特徴とする請求項7の露
    光装置。
  11. 【請求項11】 前記照明光学系は光路に対して着脱可
    能な4角錐プリズムを有し、前記絞りの交換に応じて前
    記4角錐プリズムを光路中に挿入することを特徴とする
    請求項7の露光装置。
  12. 【請求項12】 前記調整手段は、前記オプティカルイ
    ンテグレータからの光束を前記第1物体に向ける光学系
    中の可動レンズ又は交換レンズであることを特徴とする
    請求項2の露光装置。
  13. 【請求項13】 前記照明光学系は超高圧水銀灯と超高
    圧水銀灯からの光から所望の波長の光を選択する波長選
    択手段とを有することを特徴とする請求項2の露光装
    置。
  14. 【請求項14】 前記照明光学系はエキシマレーザーを
    有することを特徴とする請求項2の露光装置。
  15. 【請求項15】 第1物体のパターンの像を第2物体に
    投影する投影光学系を有し、前記有効光源の像が前記投
    影光学系の瞳に投影されることを特徴とする請求項1か
    ら請求項14のいずれか1項の露光装置。
  16. 【請求項16】 第1物体の回路パターンを介して第2
    物体を露光し、前記回路パターンを前記第2物体に転写
    する素子製造方法において、露光に用いる有効光源の形
    状を変更する段階と、前記有効光源の形状の変更に応じ
    て照度むらを調整する段階とを有することを特徴とする
    素子製造方法。
  17. 【請求項17】 第1物体のパターンを第2物体に投影
    する投影光学系を有する露光装置において、前記投影光
    学系の瞳と共役な位置に光源からの光により有効光源を
    形成する有効光源形成手段と前記有効光源からの光束を
    前記第1物体に照射する照射手段とを有し、前記有効光
    源形成手段は前記有効光源の形状を変更する変更手段を
    有し、前記有効光源の形状の変更に応じて照度むらを調
    整する調整手段を有することを特徴とする露光装置。
  18. 【請求項18】 前記有効光源形成手段はオプティカル
    インテグレータを有することを特徴とする請求項17の
    露光装置。
  19. 【請求項19】 前記変更手段は、互いに開口形状が異
    なる複数の絞りの内の一つを前記オプティカルインテグ
    レータの前又は後又は共役な場所の光路中に選択的に設
    ける絞り選択手段を有することを特徴とする請求項18
    の露光装置。
  20. 【請求項20】 前記絞り選択手段は、前記複数の絞り
    を相異なる位置に配した円盤と該円盤を回転させる駆動
    装置とを有することを特徴とする請求項19の露光装
    置。
  21. 【請求項21】 前記複数の絞りの内の一つは前記光路
    中に設けたときに光軸上に開口が存する第1絞りであ
    り、前記複数の絞りの内の他の一つは前記光路中に設け
    たときに光軸外に開口が存する第2絞りであることを特
    徴とする請求項19の露光装置。
  22. 【請求項22】 前記第2絞りは4つの開口を有するこ
    とを特徴とする請求項21の露光装置。
  23. 【請求項23】 前記4つの開口は、夫々、装置に関連
    した主たる方向に対応する互いに直交する2方向をx
    軸,y軸の方向とし且つ光軸の位置を中心としたxy座
    標系を前記第2絞り上に仮定した時の第1乃至第4象限
    に設けてあることを特徴とする請求項22の露光装置。
  24. 【請求項24】 前記照明光学系は動かすことができる
    水銀灯を有し、前記絞りの交換に応じて前記水銀灯を光
    軸方向に動かすことを特徴とする請求項23の露光装
    置。
  25. 【請求項25】 前記照明光学系はズーム光学系を有
    し、前記絞りの交換に応じてズーミングを行なうことを
    特徴とする請求項23の露光装置。
  26. 【請求項26】 前記照明光学系は光入射側が1つに束
    ねられ且つ光出射側が4つに分けられた4つのファイバ
    ーの束を有し、前記絞りの交換に応じて前記4つのファ
    イバーの間隔を変更することを特徴とする請求項23
    露光装置。
  27. 【請求項27】 前記照明光学系は光路に対して着脱可
    能な4角錐プリズムを有し、前記絞りの交換に応じて前
    記4角錐プリズムを光路中に挿入することを特徴とする
    請求項23の露光装置。
  28. 【請求項28】 前記調整手段は、前記照射手段中の可
    動レンズ又は交換レンズを備えることを特徴とする請求
    項17の露光装置。
  29. 【請求項29】 前記光源は超高圧水銀灯であり、前記
    有効光源形成手段は前記超高圧水銀灯からの光が所望の
    波長の光を選択する波長選択手段を有することを特徴と
    する請求項17の露光装置。
  30. 【請求項30】 前記光源はエキシマレーザーであるこ
    とを特徴とする請求項17の露光装置。
  31. 【請求項31】 投影光学系の瞳と共役な位置に形成し
    た有効光源からの光で第1物体を照明し、第1物体の回
    路パターンを前記投影光学系により第2物体に投影して
    転写する素子製造方法において、前記有効光源の形状を
    変更する段階と、前記有効光源の形状の変更に応じて照
    度むらを調整する段階とを有することを特徴とする素子
    製造方法。
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