JP2001035777A - 照明光学装置および該照明光学装置を備えた露光装置 - Google Patents

照明光学装置および該照明光学装置を備えた露光装置

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JP2001035777A
JP2001035777A JP11208374A JP20837499A JP2001035777A JP 2001035777 A JP2001035777 A JP 2001035777A JP 11208374 A JP11208374 A JP 11208374A JP 20837499 A JP20837499 A JP 20837499A JP 2001035777 A JP2001035777 A JP 2001035777A
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light
light beam
illumination
prism
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Masato Shibuya
眞人 渋谷
Osamu Tanitsu
修 谷津
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Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口絞りにおける光量損失を良好に抑えつつ
輪帯照明や4極照明のような変形照明を行うことのでき
る照明光学装置。 【解決手段】 焦点距離を変化させることによって光源
手段(1、2)からの光束の形状を相似的に変化させて
射出するための焦点距離可変光学系(3)と、焦点距離
可変光学系からの光束を実質的に輪帯状の光束または基
準光軸(AX)に対して偏心した複数の光束に変換して
オプティカルインテグレータ(8)へ導くための光束形
状変更部材(4)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明光学装置および
該照明光学装置を備えた露光装置に関し、特に半導体デ
バイス等をリソグラフィー工程で製造するための露光装
置に好適な照明光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の露光装置において、光源から射
出された光束はフライアイレンズに入射し、その後側焦
点面に多数の光源像からなる二次光源を形成する。二次
光源からの光束は、フライアイレンズの後側焦点面の近
傍に配置された開口絞りを介して制限された後、コンデ
ンサーレンズに入射する。開口絞りは、所望の照明条件
(露光条件)に応じて、二次光源の形状または大きさを
所望の形状または大きさに制限する。
【0003】コンデンサーレンズにより集光された光束
は、所定のパターンが形成されたマスクを重畳的に照明
する。マスクのパターンを透過した光は、投影光学系を
介してウエハ上に結像する。こうして、ウエハ上には、
マスクパターンが投影露光(転写)される。なお、マス
クに形成されたパターンは高集積化されており、この微
細パターンをウエハ上に正確に転写するにはウエハ上に
おいて均一な照度分布を得ることが不可欠である。
【0004】近年においては、フライアイレンズの射出
側に配置された開口絞りの開口部の大きさを変化させる
ことにより、フライアイレンズにより形成される二次光
源の大きさを変化させて、照明のコヒーレンシィσ(σ
値=開口絞り径/投影光学系の瞳径、あるいはσ値=照
明光学系の射出側開口数/投影光学系の入射側開口数)
を変化させる技術が注目されている。また、フライアイ
レンズの射出側に配置された開口絞りの開口部の形状を
輪帯状や四つ穴状(すなわち4極状)に設定することに
より、フライアイレンズにより形成される二次光源の形
状を輪帯状や4極状に制限して、投影光学系の焦点深度
や解像力を向上させる技術が注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来技
術では、二次光源の形状を輪帯状や4極状に制限して変
形照明(輪帯変形照明や4極変形照明)を行うために、
フライアイレンズにより矩形状に形成された比較的大き
な二次光源からの光束を輪帯状や4極状の開口部を有す
る開口絞りによって制限している。換言すると、従来技
術における輪帯変形照明や4極変形照明では、二次光源
からの光束の相当部分が開口絞りで遮蔽され、照明(露
光)に寄与することがない。その結果、開口絞りにおけ
る光量損失により、マスクおよびウエハ上での照度が低
下し、露光装置としてのスループットも低下するという
不都合があった。
【0006】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、開口絞りにおける光量損失を良好に抑えつつ
輪帯照明や4極照明のような変形照明を行うことのでき
る照明光学装置および該照明光学装置を備えた露光装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1発明では、光束を供給するための光源
手段と、該光源手段からの光束に基づいて多数の光源か
らなる二次光源を形成するためのオプティカルインテグ
レータと、該オプティカルインテグレータにより形成さ
れる二次光源からの光束を集光して被照射面を重畳的に
照明するためのコンデンサー光学系とを備えた照明光学
装置において、焦点距離を変化させることによって前記
光源手段からの光束の形状を相似的に変化させて射出す
るための焦点距離可変光学系と、該焦点距離可変光学系
からの光束を実質的に輪帯状の光束または基準光軸に対
して偏心した複数の光束に変換して前記オプティカルイ
ンテグレータへ導くための光束形状変更部材とを備えて
いることを特徴とする照明光学装置を提供する。
【0008】第1発明の好ましい態様によれば、前記光
束形状変更部材は、第1プリズム部材を有し、前記第1
プリズム部材の光源手段側の面は光源手段側に凹面を向
けた円錐状または角錐状に形成され、前記第1プリズム
部材の被照射面側の面は被照射面側に凸面を向けた円錐
状または角錐状に形成されていることが好ましい。この
場合、前記光束形状変更部材は、照明光路に対して挿脱
自在に構成されることが好ましい。またこの場合、前記
光束形状変更部材へ入射する光線の前記基準光軸に対す
る傾きが前記光束形状変更部材から射出した際に維持さ
れるように、前記第1プリズム部材の光源手段側の面と
被照射面側の面とを平行に構成することが好ましい。
【0009】また、第1発明の好ましい態様によれば、
前記光束形状変更部材を介して形成された輪帯状の光束
または偏心した複数の光束の内径および外径を変化させ
て前記オプティカルインテグレータへ導くための輪帯比
変更部材を備えていることが好ましい。この場合、前記
輪帯比変更部材は、光源手段側に配置された第2プリズ
ム部材と、被照射面側に配置された第3プリズム部材と
を有し、前記第2プリズム部材の被照射面側の面は被照
射面側に凸面を向けた円錐状に形成され、前記第3プリ
ズム部材の光源手段側の面は光源手段側に凹面を向けた
円錐状に形成され、前記第2プリズム部材および前記第
3プリズム部材のうちの少なくとも一方は、前記基準光
軸に沿って移動可能に構成されていることが好ましい。
【0010】さらにこの場合、前記第2プリズム部材の
光源手段側の面は前記基準光軸に垂直な平面状に形成さ
れ、且つ前記第3プリズム部材の被照射面側の面は前記
基準光軸に垂直な平面状に形成されていることが好まし
い。また、前記第2プリズム部材は前記基準光軸に沿っ
て固定され、且つ前記第3プリズム部材は前記基準光軸
に沿って移動可能に構成されていることが好ましい。さ
らに、第1発明の好ましい態様によれば、前記光源手段
は、矩形状の光束を供給するための光源と、該光源から
の光束を円形状の光束に変換するための光束変換素子と
を有することが好ましい。
【0011】また、本発明の第2発明では、第1発明の
照明光学装置と、前記被照射面上に配置されたマスクの
パターンを感光性基板に投影露光するための投影光学系
とを備えていることを特徴とする露光装置を提供する。
なお、第2発明の好ましい態様によれば、前記照明光学
装置に接続されて、前記マスクのパターンに関する情報
に基づき前記焦点距離可変光学系、光束形状変更部材、
および輪帯比変更部材のうちの少なくとも1つを制御す
るための制御手段をさらに備えることが好ましい。さら
に、第3発明では、第1発明の照明光学装置を用いて前
記被照射面上に配置されたマスクを照明し、該マスクの
パターンを感光性基板上に転写することを特徴とする露
光方法を提供する。なお、第3発明の好ましい態様によ
れば、前記マスクのパターンに関する情報に基づいて、
前記焦点距離可変光学系、光束形状変更部材、および輪
帯比変更部材のうちの少なくとも1つを制御することが
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明では、光源手段とオプティ
カルインテグレータとの間の光路中に、光源手段からの
光束の形状を相似的に変化させて射出するための焦点距
離可変光学系と、焦点距離可変光学系からの光束を実質
的に輪帯状の光束または基準光軸に対して偏心した複数
の光束に変換するための光束形状変更部材とが配置され
ている。具体的には、光束形状変更部材は、照明光路に
対して挿脱自在に構成された円錐コーンプリズムまたは
角錐コーンプリズムである。なお、円錐コーンプリズム
または角錐コーンプリズムの光源手段側の面は光源手段
側に凹面を向けた円錐状または角錐状に形成され、その
被照射面側の面は被照射面側に凸面を向けた円錐状また
は角錐状に形成されている。この場合、円錐コーンプリ
ズムまたは角錐コーンプリズムへ入射する光線の基準光
軸に対する傾きが円錐コーンプリズムまたは角錐コーン
プリズムから射出した際に維持されるように、円錐コー
ンプリズムまたは角錐コーンプリズムの光源手段側の面
と被照射面側の面とを平行に構成することが好ましい。
【0013】一方、光源手段は、たとえば矩形状の光束
を供給するための光源と、光源からの光束を円形状の光
束に変換するための光束変換素子とを有する。したがっ
て、光源手段からの円形光束は、焦点距離可変光学系を
介した後、円錐コーンプリズムまたは角錐コーンプリズ
ムにより実質的に輪帯状の光束または基準光軸に対して
偏心した複数の光束に変換される。ここで、角錐コーン
プリズムの屈折面が四角錐状であれば基準光軸から偏心
した4つの光束からなる4極状の光束に、八角錐状であ
れば基準光軸から偏心した8つの光束からなる8極状の
光束に、一般に多角錐状であればその側面数に応じた数
の光束からなる多重極状の光束に変換される。以下、角
錐コーンプリズムにより4極状の光束が形成されるもの
として説明する。
【0014】円錐コーンプリズムまたは角錐コーンプリ
ズムにより形成された輪帯状または4極状の光束は、オ
プティカルインテグレータの入射面に輪帯状または4極
状の光束の照野を形成し、その結果、オプティカルイン
テグレータの後側焦点面の近傍には輪帯状の二次光源ま
たは4極状の二次光源を形成する。オプティカルインテ
グレータにより形成された輪帯状または4極状の二次光
源からの光束は、二次光源の大きさおよび形状に応じた
開口部(光透過部)を有する開口絞りによって制限され
た後に被照射面を照明する。
【0015】このように、本発明では、光源手段からの
光束に基づいて、ほとんど光量損失することなく、輪帯
状または4極状の二次光源を形成することができる。そ
の結果、二次光源からの光束を制限する開口絞りにおけ
る光量損失を良好に抑えつつ、輪帯変形照明や4極変形
照明を行うことができる。なお、円錐コーンプリズムま
たは角錐コーンプリズムを照明光路から退避させること
により、あるいは円錐コーンプリズムまたは角錐コーン
プリズムに代えて平行平面板を照明光路中に位置決めす
ることにより、光量損失を良好に抑えつつ通常の円形照
明を行うことができることはいうまでもない。
【0016】また、本発明では、焦点距離可変光学系の
焦点距離を変化させることにより、円錐コーンプリズム
または角錐コーンプリズムに入射する円形光束の径を変
化させて、輪帯状または4極状の二次光源の内径を変化
させることなくその輪帯比を適宜変更することができ
る。さらに、円錐コーンプリズムまたは角錐コーンプリ
ズムとオプティカルインテグレータとの間の光路中に輪
帯比変更部材として一対のアキシコン(たとえば円錐凸
プリズムと円錐凹プリズム)を配置し、一対のアキシコ
ンの間隔を変化させることにより、輪帯状または4極状
の二次光源の幅を変化させることなくその輪帯比を適宜
変更することができる。したがって、焦点距離可変光学
系と一対のアキシコンとの協働作用により、輪帯状また
は4極状の二次光源の外径を変化させることなくその輪
帯比を所定の大きさに設定することや、輪帯状または4
極状の二次光源の外径を所望の大きさに設定しつつその
輪帯比を所定の大きさに設定することなどが可能とな
る。
【0017】以上のように、本発明の照明光学装置で
は、二次光源を制限する開口絞りにおける光量損失を良
好に抑えつつ、輪帯変形照明や4極変形照明のような変
形照明および通常円形照明を行うことができる。加え
て、焦点距離可変光学系の焦点距離を変化させるという
簡単な操作により、開口絞りでの光量損失を良好に抑え
つつ変形照明のパラメータ(制限された二次光源の大き
さおよび形状)を変化させることができる。したがっ
て、本発明の照明光学装置を組み込んだ露光装置では、
変形照明の種類およびパラメータを適宜変化させて、露
光投影すべき微細パターンに適した投影光学系の解像度
および焦点深度を得ることができる。その結果、高い露
光照度および良好な露光条件のもとで、スループットの
高い良好な投影露光を行うことができる。また、本発明
の照明光学装置を用いて被照射面上に配置されたマスク
のパターンを感光性基板上に露光する露光方法では、良
好な露光条件のもとで投影露光を行うことができるの
で、良好な半導体デバイスを製造することができる。
【0018】本発明の実施例を、添付図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例にかかる照明光学装置
を備えた露光装置の構成を概略的に示す図である。図1
において、感光性基板であるウエハ16の法線方向に沿
ってZ軸を、ウエハ面内において図1の紙面に平行な方
向にY軸を、ウエハ面内において図1の紙面に垂直な方
向にX軸をそれぞれ設定している。
【0019】図1の露光装置は、露光光(照明光)を供
給するための光源1として、たとえば248nmまたは
193nmの波長の光を供給するエキシマレーザー光源
を備えている。光源1からZ方向に沿って射出されたほ
ぼ平行な光束は、X方向に沿って細長く延びた矩形状の
断面を有する。光源1から供給された光束は、回折光学
素子(DOE)2に入射する。回折光学素子2は、ガラ
ス基板に露光光(照明光)の波長程度のピッチを有する
段差を形成することによって構成され、入射ビームを所
望の角度に回折する作用を有する。具体的には、回折光
学素子2は、図2に示すように、光軸AXに沿って垂直
入射した矩形状の光束を、光軸AXを中心とした円形状
の光束に変換する。このように、回折光学素子2は、光
源1からの矩形状の光束を円形状の光束に変換するため
の光束変換素子を構成している。
【0020】回折光学素子2を介して円形の断面に変換
された光束は、ズームレンズ3に入射する。ズームレン
ズ3を介した光束は、円形断面を保ったまま、第1アキ
シコンとしての円錐コーンプリズム4に入射する。な
お、円錐コーンプリズム4に入射する円形光束の径は、
ズームレンズ3の焦点距離に依存して変化する。すなわ
ち、ズームレンズ3は、焦点距離を変化させることによ
って入射光束の形状を相似的に変化させて射出するため
の焦点距離可変光学系を構成している。なお、ズームレ
ンズ3の焦点距離の変化は、メイン制御部21からの指
令に基づいて動作する第1駆動部22により行われる。
【0021】円錐コーンプリズム4は、その光源側の面
(図中左側の面)が光源側に向かって円錐凹面状に形成
され、そのマスク側の面(図中右側の面)がマスク側に
向かって円錐凸面状に形成されている。さらに詳細に
は、円錐コーンプリズム4の光源側の屈折面およびマス
ク側の屈折面は、光軸AXに関して対称な円錐の円錐面
(底面を除く側面)に相当し、2つの屈折面が互いにほ
ぼ平行になるように構成されている。
【0022】したがって、円錐コーンプリズム4に入射
した円形光束は、光軸AXを中心として等角度であらゆ
る方向に沿って偏向された後、輪帯状(すなわち円環
状)の光束に変換される。このように、円錐コーンプリ
ズム4は、円形状の光束を輪帯状の光束に変換するため
の光束形状変更部材を構成している。なお、円錐コーン
プリズム4は、照明光路に対して挿脱自在に構成され、
且つ平行平面板4aや角錐コーンプリズム4bと切り換
え可能に構成されている。円錐コーンプリズム4と平行
平面板4aや角錐コーンプリズム4bとの切り換えおよ
び照明光路からの退避は、メイン制御部21からの指令
に基づいて動作する第2駆動部23により行われる。
【0023】なお、角錐コーンプリズム4bは円錐コー
ンプリズム4と類似の形状を有するが、円錐コーンプリ
ズム4では一対の屈折面が円錐状に形成されているのに
対し、角錐コーンプリズム4bでは一対の屈折面が四角
錐状に形成されている。すなわち、角錐コーンプリズム
4bの光源側の屈折面およびマスク側の屈折面は、光軸
AXに関して対称な正四角錐の角錐面(底面を除く側
面)に相当し、2つの屈折面が互いにほぼ平行になるよ
うに構成されている。
【0024】円錐コーンプリズム4を介して輪帯状に変
換された光束は、第2アキシコンとしての円錐凸プリズ
ム5および第3アキシコンとしての円錐凹プリズム6に
入射する。円錐凸プリズム5は、その光源側の面が光軸
AXに垂直な平面状に形成され、そのマスク側の面がマ
スク側に向かって円錐凸面状に形成されている。一方、
円錐凹プリズム6は、その光源側の面が光源側に向かっ
て円錐凹面状に形成され、そのマスク側の面が光軸AX
に垂直な平面状に形成されている。そして、円錐凸プリ
ズム5のマスク側の屈折面および円錐凹プリズム6の光
源側の屈折面は、光軸AXに関して対称な円錐の円錐面
に相当し、互いに近接させた状態において2つの対向す
る屈折面が実質的に当接するように構成されている。
【0025】また、円錐凸プリズム5は光軸AXに沿っ
て固定であり、円錐凹プリズム6は光軸AXに沿って移
動するように構成されている。換言すると、円錐凸プリ
ズム5と円錐凹プリズム6との気体間隔を変化させるこ
とができるように構成されている。この場合、円錐凹プ
リズム6の光軸AXに沿った移動は、メイン制御部21
からの指令に基づいて動作する第3駆動部24により行
われる。なお、円錐凸プリズム5と円錐凹プリズム6と
の気体間隔を変化させたときの作用については、ズーム
レンズ3および円錐コーンプリズム4の作用と関連付け
て後述する。一般に、一対のアキシコン5および6に入
射した輪帯状の光束は、輪帯状の断面を保ったまま射出
されるが、その内径および外径は円錐凸プリズム5と円
錐凹プリズム6との気体間隔に依存して変化する。
【0026】円錐凸プリズム5および円錐凹プリズム6
を介した輪帯状の光束は、リレーレンズ7を介した後、
オプティカルインテグレータとしてのフライアイレンズ
8に入射する。こうして、フライアイレンズ8の入射面
には、光軸AXを中心とした輪帯状の照野が形成され
る。フライアイレンズ8は、正の屈折力を有する多数の
レンズエレメントを光軸AXに沿って縦横配列すること
によって構成されている。そして、フライアイレンズ8
を構成する各レンズエレメントは、マスク上において形
成すべき照野の形状(ひいてはウエハ上において形成す
べき露光領域の形状)と相似な矩形状の断面を有する。
【0027】フライアイレンズ8に入射した光束は多数
のレンズエレメントにより二次元的に分割され、光束が
入射した各レンズエレメントの後側焦点面には光源像が
それぞれ形成される。こうして、フライアイレンズ8の
後側焦点面には、フライアイレンズ8への入射光束によ
って形成される照野と同じ輪帯状の光源(以下、「二次
光源」という)が形成される。フライアイレンズ8の後
側焦点面に形成された輪帯状の二次光源からの光束は、
その近傍に配置された開口絞り9に入射する。この開口
絞り9は、光軸AXに平行な所定の軸線回りに回転可能
なターレット基板(回転板)10上に支持されている。
【0028】図3は、複数の開口絞りが円周状に配置さ
れたターレットの構成を概略的に示す図である。図3に
示すように、ターレット基板10には、図中斜線で示す
光透過域を有する8つの開口絞りが円周方向に沿って設
けられている。ターレット基板10は、その中心点Oを
通り光軸AXに平行な軸線回りに回転可能に構成されて
いる。したがって、ターレット基板10を回転させるこ
とにより、8つの開口絞りから選択された1つの開口絞
りを照明光路中に位置決めすることができる。なお、タ
ーレット基板10の回転は、メイン制御部21からの指
令に基づいて動作する第4駆動部25により行われる。
【0029】ターレット基板10には、輪帯比の異なる
3つの輪帯開口絞り401、403および405が形成
されている。ここで、輪帯開口絞り401は、r11/r
21の輪帯比を有する輪帯状の透過領域を有する。輪帯開
口絞り403は、r12/r22の輪帯比を有する輪帯状の
透過領域を有する。輪帯開口絞り405は、r13/r21
の輪帯比を有する輪帯状の透過領域を有する。
【0030】また、ターレット基板10には、輪帯比の
異なる3つの4極開口絞り402、404および406
が形成されている。ここで、4極開口絞り402は、r
11/r21の輪帯比を有する輪帯状領域内において4つの
偏心した円形透過領域を有する。4極開口絞り404
は、r12/r22の輪帯比を有する輪帯状領域内において
4つの偏心した円形透過領域を有する。4極開口絞り4
06は、r13/r21の輪帯比を有する輪帯状領域内にお
いて4つの偏心した円形透過領域を有する。さらに、タ
ーレット基板10には、大きさ(口径)の異なる2つの
円形開口絞り407および408が形成されている。こ
こで、円形開口絞り407は2r22の大きさの円形透過
領域を有し、円形開口絞り408は2r21の大きさの円
形透過領域を有する。
【0031】したがって、3つの輪帯開口絞り401、
403および405のうちの1つの輪帯開口絞りを選択
して照明光路内に位置決めすることにより、3つの異な
る輪帯比を有する輪帯光束を正確に制限(規定)して、
輪帯比の異なる3種類の輪帯変形照明を行うことができ
る。また、3つの4極開口絞り402、404および4
06のうちの1つの4極開口絞りを選択して照明光路内
に位置決めすることにより、3つの異なる輪帯比を有す
る4つの偏心光束を正確に制限して、輪帯比の異なる3
種類の4極変形照明を行うことができる。さらに、2つ
の円形開口絞り407および408のうちの1つの円形
開口絞りを選択して照明光路内に位置決めすることによ
り、σ値の異なる2種類の通常円形照明を行うことがで
きる。
【0032】図1では、フライアイレンズ8の後側焦点
面に輪帯状の二次光源が形成されるので、開口絞り9と
して3つの輪帯開口絞り401、403および405か
ら選択された1つの輪帯開口絞りが用いられている。た
だし、図3に示すターレットの構成は例示的であって、
配置される開口絞りの種類および数はこれに限定される
ことはない。また、ターレット方式の開口絞りに限定さ
れることなく、光透過領域の大きさおよび形状を適宜変
更することの可能な開口絞りを照明光路内に固定的に取
り付けてもよい。さらに、2つの円形開口絞り407お
よび408に代えて、円形開口径を連続的に変化させる
ことのできる虹彩絞りを設けることもできる。
【0033】開口絞り9は、後述する投影光学系15の
入射瞳面と光学的にほぼ共役な位置に配置され、照明に
寄与する二次光源の範囲を規定する。輪帯状の開口部
(光透過部)を有する開口絞り9を介した二次光源から
の光は、コンデンサーレンズ11の集光作用を受けた
後、マスクブラインド12に入射する。マスクブライン
ド12は、後述するマスク14の照明領域を規定するた
めにマスク14と光学的にほぼ共役な位置に配置された
視野絞りである。マスクブラインド12を介した光束
は、結像光学系13を介して、所定の転写パターンが形
成されたマスク14を重畳的に照明する。
【0034】マスク14のパターンを透過した光束は、
投影光学系15を介して、感光性基板であるウエハ16
上にマスクパターンの像を形成する。ここで、上述した
ように開口絞り9と投影光学系15の入射瞳面とがほぼ
共役に配置されているので、投影光学系15の入射瞳面
上に二次光源の像が形成され、マスク14およびウェハ
16がいわゆるケーラー照明される。投影光学系15の
入射瞳面には、二次光源の像からの光束を制限するため
の口径が可変の開口絞り15aが配置されている。この
開口絞り15aの口径の変化は、メイン制御部21から
の指令に基づいて動作する第5駆動部26により行われ
る。こうして、投影光学系15の光軸AXと直交する平
面(XY平面)内においてウエハ16を二次元的に駆動
制御しながら一括露光またはスキャン露光を行うことに
より、ウエハ16の各露光領域にはマスク14のパター
ンが逐次露光される。
【0035】図4は、円錐コーンプリズム4または角錐
コーンプリズム4bの照明光路に対する挿脱により、変
形照明と通常照明との切り替えを行うことができること
を説明する図である。図4(a)に示すように、円錐凸
プリズム5と円錐凹プリズム6とが間隔を隔てることな
く当接した状態、あるいは実質的に間隔を隔てることな
く極近接した状態では、一対の円錐プリズム5および6
は一体となって平行平面板として機能する。したがっ
て、円錐コーンプリズム4を介して形成された輪帯状の
光束は、一対の円錐プリズム5および6をそのまま透過
し、フライアイレンズ8の入射面に輪帯状の照野を形成
し、その後側焦点面に輪帯状の二次光源を形成する。
【0036】なお、円錐コーンプリズム4に代えて角錐
コーンプリズム4bを照明光路中に位置決めした場合、
角錐コーンプリズム4bを介して4極状の光束が形成さ
れ、フライアイレンズ8の入射面には4極状の照野が形
成され、その後側焦点面には4極状の二次光源が形成さ
れる。ここで、4極状の光束は光軸AXに対して対称的
に偏心した4つの光束からなり、4極状の二次光源は光
軸AXに対して対称的に偏心した4つの光源からなる。
このように、円錐コーンプリズム4を照明光路中に位置
決めすることにより輪帯変形照明を実現することがで
き、角錐コーンプリズム4bを照明光路中に位置決めす
ることにより4極変形照明を実現することができる。
【0037】一方、図4(b)に示すように、図4
(a)の状態から円錐コーンプリズム4または角錐コー
ンプリズム4bを退避させると、ズームレンズ3を介し
た円形光束は輪帯状の光束または4極状の光束に変換さ
れることなく、一対の円錐プリズム5および6に入射す
る。その結果、一対の円錐プリズム5および6をそのま
ま透過した光束は、フライアイレンズ8の入射面に円形
の照野を形成し、その後側焦点面の近傍に円形の二次光
源を形成する。さらに、図4(c)に示すように、図4
(b)の状態からズームレンズ3の焦点距離を変化させ
ると、一対の円錐プリズム5および6に入射する円形光
束の径が、ひいてはフライアイレンズ8の入射面に形成
される円形照野の径が、ひいては円形二次光源の径が変
化する。
【0038】以上のように、円錐コーンプリズム4また
は角錐コーンプリズム4bの照明光路に対する挿脱によ
り、変形照明(すなわち輪帯照明または4極照明)と通
常照明との切り替えを行うことができる。この場合、円
錐コーンプリズム4または角錐コーンプリズム4bの挿
脱前と挿脱後とで光路長が変化しないように、所定の軸
上厚さを有する平行平面板4aを円錐コーンプリズム4
または角錐コーンプリズム4bの代わりに照明光路に挿
入してもよい。また、円錐コーンプリズム4または角錐
コーンプリズム4bを照明光路から退避させた状態、あ
るいは平行平面板4aを照明光路中に位置決めした状態
で、ズームレンズ3の焦点距離を変化させることによ
り、通常照明における円形光束の径を変化させることが
できる。
【0039】図5は、輪帯照明または4極照明における
ズームレンズ3の作用を説明する図である。図5(a)
に示すように、円錐凸プリズム5と円錐凹プリズム6と
が当接した状態、あるいは極近接した状態では、円錐コ
ーンプリズム4を介して形成された輪帯状の光束は、一
対の円錐プリズム5および6をそのまま透過する。この
場合、一対の円錐プリズム5および6を介した輪帯状の
光束の内径d1は、円錐コーンプリズム4の頂角、その
軸上厚さ、その屈折率に依存する。また、輪帯状の光束
の外径d2は、円錐コーンプリズム4の頂角、その軸上
厚さ、その屈折率だけでなく、円錐コーンプリズム4に
入射する円形光束の径d0にも依存する。
【0040】一方、図5(b)に示すように、図5
(a)の状態からズームレンズ3の焦点距離を変化させ
ると、円錐コーンプリズム4に入射する円形光束の径が
変化する。その結果、一対の円錐プリズム5および6を
介した輪帯状の光束の内径d1は変化しないが、その外
径d2は円形光束の径d0の変化に依存して変化する。
なお、円錐コーンプリズム4に代えて角錐コーンプリズ
ム4bを照明光路中に位置決めした場合も同様に、ズー
ムレンズ3の焦点距離を変化させると、角錐コーンプリ
ズム4bに入射する円形光束の径d0が変化するので、
一対の円錐プリズム5および6を介した4極状の光束の
内径d1は変化しないが、その外径d2は円形光束の径
d0の変化に依存して変化する。
【0041】ここで、4極状の光束の内径および外径と
は、4極状の光束が占める輪帯状領域の内径および外径
である。したがって、4極状の光束の輪帯比は、輪帯状
の光束の輪帯比と同様に、内径/外径として定義され
る。以上のように、円錐凸プリズム5と円錐凹プリズム
6とが当接した状態あるいは極近接した状態においてズ
ームレンズ3の焦点距離を変化させることにより、輪帯
照明または4極照明において光束の内径を変化させるこ
となく、その輪帯比および外径をともに変化させること
ができる。
【0042】図6は、輪帯照明または4極照明における
一対の円錐プリズム5および6の作用およびズームレン
ズ3の作用を説明する図である。図6(a)に示すよう
に、円錐凸プリズム5と円錐凹プリズム6とが当接ある
いは極近接した状態では、円錐コーンプリズム4または
角錐コーンプリズム4bを介して形成された輪帯状の光
束または4極状の光束は、一対の円錐プリズム5および
6をそのまま透過する。その結果、フライアイレンズ8
の入射面には輪帯状または4極状の照野が形成され、そ
の後側焦点面の近傍には輪帯状または4極状の二次光源
が形成される。
【0043】一方、図6(b)に示すように、図6
(a)の状態から円錐凹プリズム6をマスク側へ移動さ
せると、一対の円錐プリズム5および6を介した輪帯状
の光束または4極状の光束の幅d3(d3=(d2−d
1)/2)は変化しないが、その内径d1は円錐凸プリ
ズム5と円錐凹プリズム6との気体間隔に依存して小さ
くなる。その結果、輪帯状の光束または4極状の光束の
外径d2も、その内径d1と同様に、円錐凸プリズム5
と円錐凹プリズム6との気体間隔に依存して小さくな
る。
【0044】また、図6(c)に示すように、図6
(a)からズームレンズ3の焦点距離を変化させると、
円錐コーンプリズム4または角錐コーンプリズム4bに
入射する円形光束の径d0が変化する。その結果、一対
の円錐プリズム5および6を介した輪帯状の光束または
4極状の光束の内径d1は変化しないが、その外径d2
は円形光束の径の変化に依存して変化し、それに伴って
輪帯状の光束または4極状の光束の幅d3も変化する。
【0045】さらに、図6(d)に示すように、図6
(c)から円錐凹プリズム6をマスク側へ移動させる
と、一対の円錐プリズムおよび6を介した輪帯状の光束
または4極状の光束の幅d3は変化しないが、その内径
d1は円錐凸プリズム5と円錐凹プリズム6との気体間
隔に依存して小さくなる。その結果、輪帯状の光束また
は4極状の光束の外径d2も、その内径d1と同様に、
円錐凸プリズム5と円錐凹プリズム6との気体間隔に依
存して小さくなる。
【0046】以上のように、円錐凸プリズム5と円錐凹
プリズム6との気体間隔を変化させることにより、輪帯
照明または4極照明における光束の幅を変化させること
なく、その内径および外径をともに変化させることがで
きる。また、円錐凸プリズム5と円錐凹プリズム6との
気体間隔を変化させるとともにズームレンズ3の焦点距
離を変化させることにより、輪帯照明または4極照明に
おける光束の幅、内径および外径をそれぞれ変化させる
ことができる。換言すると、円錐凸プリズム5と円錐凹
プリズム6との気体間隔およびズームレンズ3の焦点距
離をそれぞれ適宜変化させることにより、輪帯照明また
は4極照明において外径を変化させることなく輪帯比を
所望の大きさに変化させたり、外径を所望の大きさに変
化させつつ輪帯比を所望の大きさに変化させたりするこ
とができる。
【0047】図7は、円錐コーンプリズム4を照明光路
から退避させることなく一対の円錐プリズム5および6
とズームレンズ3との協働作用により通常照明を行う方
法を説明する図である。図7(a)に示すように、円錐
凸プリズム5と円錐凹プリズム6とが当接あるいは極近
接した状態では、円錐コーンプリズム4を介して形成さ
れた輪帯状の光束は、一対の円錐プリズム5および6を
そのまま透過し、フライアイレンズ8の入射面に輪帯状
の照野を形成する。
【0048】一方、図7(b)に示すように、図7
(a)の状態から円錐凹プリズム6をマスク側へ徐々に
移動させると、一対の円錐プリズム5および6を介した
輪帯状の光束の内径d1が次第に小さくなり、やがて内
径d1が0の状態になる。すなわち一対の円錐プリズム
5および6を介した光束の断面形状が円形となり、通常
照明を達成することができる。
【0049】さらに、図7(c)に示すように、図7
(b)の状態から円錐凹プリズム6を移動させることな
くズームレンズ3の焦点距離を変化させると、円錐コー
ンプリズム4に入射する円形光束の径d0が変化し、そ
の結果、一対の円錐プリズム5および6を介して形成さ
れる円形光束の径が変化する。以上のように、円錐凸プ
リズム5と円錐凹プリズム6との気体間隔を所定の大き
さに設定した状態でズームレンズ3の焦点距離を適宜変
化させることにより、通常照明において円形光束の径を
所望の大きさに変化させることができる。
【0050】以下、本実施例における光束形状変更部材
および開口絞りの切り換え動作などについて具体的に説
明する。まず、ステップ・アンド・リピート方式または
ステップ・アンド・スキャン方式にしたがって順次露光
すべき各種のマスクに関する情報などが、入力部20
(コンソール、バーコードリーダ、キーボードなど)を
介してメイン制御部21に入力される。メイン制御部2
1は、各種のマスクに関する最適な線幅(解像度)、焦
点深度等の情報を内部のメモリー部に記憶しており、入
力部20からの入力に応答して第1駆動部22〜第5駆
動部26に適当な制御信号を供給する。
【0051】すなわち、最適な解像度および焦点深度の
もとで輪帯変形照明または4極変形照明を行う場合、第
2駆動部23はメイン制御部21からの指令に基づいて
円錐コーンプリズム4または角錐コーンプリズム4aを
照明光路中に位置決めする。そして、フライアイレンズ
8の後側焦点面の近傍において所望の外径および輪帯比
を有する輪帯状または4極状の二次光源を得るために、
第1駆動部22はメイン制御部21からの指令に基づい
てズームレンズ3の焦点距離を所定の大きさに設定し、
第3駆動部24はメイン制御部21からの指令に基づい
て円錐凸プリズム5と円錐凹プリズム6との気体間隔を
所定の大きさに設定する。
【0052】また、光量損失を良好に抑えた状態で輪帯
状または4極状の二次光源を制限するために、第4駆動
部25はメイン制御部21からの指令に基づいてターレ
ット基板10を回転させ、所望の輪帯開口絞りまたは4
極開口絞りを照明光路中に位置決めする。さらに、第5
駆動部26はメイン制御部21からの指令に基づいて、
開口絞り15aの可変口径を所望の大きさに設定する。
こうして、光源1からの光束に基づいてほとんど光量損
失することなく輪帯状または4極状の二次光源を形成す
ることができ、その結果二次光源からの光束を制限する
開口絞りにおいてほとんど光量損失することなく輪帯変
形照明または4極変形照明を行うことができる。
【0053】さらに、必要に応じて、第1駆動部22に
よりズームレンズ3の焦点距離を変化させたり、第3駆
動部24により円錐凸プリズム5と円錐凹プリズム6と
の気体間隔を変化させることにより、フライアイレンズ
8の後側焦点面の近傍に形成される輪帯状または4極状
の二次光源の外径および輪帯比を適宜変更することがで
きる。この場合、輪帯状または4極状の二次光源の外径
および輪帯比の変化に応じてターレット基板10が回転
し、所望の外径および輪帯比を有する輪帯開口絞りまた
は4極開口絞りが選択されて照明光路中に位置決めされ
る。また、第5駆動部26は、メイン制御部21からの
指令に基づいて開口絞り15aの可変口径を変化させ
る。こうして、輪帯状または4極状の二次光源の形成お
よびその制限においてほとんど光量損失することなく、
輪帯状または4極状の二次光源の外径および輪帯比を適
宜変化させて多様な輪帯変形照明または4極変形照明を
行うことができる。
【0054】一方、最適な解像度および焦点深度のもと
で通常の円形照明をする場合、第2駆動部23はメイン
制御部21からの指令に基づいて円錐コーンプリズム4
または角錐コーンプリズム4bを照明光路から退避さ
せ、必要に応じて平行平面板4aを照明光路内に位置決
めする。そして、フライアイレンズ8の後側焦点面の近
傍において所望の外径を有する円形状の二次光源を得る
ために、第1駆動部22がメイン制御部21からの指令
に基づいてズームレンズ3の焦点距離を所定の大きさに
設定する。あるいは、円錐コーンプリズム4を照明光路
内に位置決めしたまま、第3駆動部24がメイン制御部
21からの指令に基づいて円錐凸プリズム5と円錐凹プ
リズム6との気体間隔を所定の大きさに設定するととも
に、第1駆動部22がメイン制御部21からの指令に基
づいてズームレンズ3の焦点距離を所定の大きさに設定
する。
【0055】また、光量損失を良好に抑えた状態で円形
状の二次光源を制限するために、第4駆動部25はメイ
ン制御部21からの指令に基づいてターレット基板10
を回転させ、所望の円形開口絞りを照明光路中に位置決
めする。さらに、第5駆動部26はメイン制御部21か
らの指令に基づいて、開口絞り15aの可変口径を所望
の大きさに設定する。こうして、光源1からの光束に基
づいてほとんど光量損失することなく形成された二次光
源からの光束を制限する開口絞りにおいて光量損失を良
好に抑えつつ通常円形照明を行うことができる。
【0056】さらに、必要に応じて、第1駆動部22に
よりズームレンズ3の焦点距離を変化させることによ
り、フライアイレンズ8の後側焦点面の近傍に形成され
る円形状の二次光源の外径を適宜変更することができ
る。この場合、円形状の二次光源の外径の変化に応じて
ターレット基板10が回転し、所望の外径の開口部を有
する円形開口絞りが選択されて照明光路中に位置決めさ
れる。また、第5駆動部26は、メイン制御部21から
の指令に基づいて開口絞り15aの可変口径を変化させ
る。こうして、円形状の二次光源の形成およびその制限
において光量損失を良好に抑えつつ、σ値を適宜変化さ
せて多様な通常円形照明を行うことができる。
【0057】以上のように、上述の実施例では、二次光
源を制限するための開口絞りにおける光量損失を良好に
抑えつつ、輪帯変形照明や4極変形照明のような変形照
明および通常円形照明を行うことができる。加えて、ズ
ームレンズの焦点距離を変化させたり一対の円錐プリズ
ム(一対のアキシコン)の気体間隔を変化させるという
簡単な操作により、開口絞りでの光量損失を良好に抑え
つつ通常円形照明および変形照明のパラメータを連続的
に変化させることができる。したがって、変形照明の種
類およびパラメータを適宜変化させて、露光投影すべき
微細パターンに適した投影光学系の解像度および焦点深
度を得ることができる。その結果、高い露光照度および
良好な露光条件のもとで、スループットの高い良好な投
影露光を行うことができる。
【0058】上述の実施例の露光装置による露光の工程
(フォトリソグラフィ工程)を経たウエハは、現像する
工程を経てから、現像したレジスト以外の部分を除去す
るエッチングの工程、エッチングの工程後の不要なレジ
ストを除去するレジスト除去の工程等を経てウエハプロ
セスが終了する。そして、ウエハプロセスが終了する
と、実際の組立工程にて、焼き付けられた回路毎にウエ
ハを切断してチップ化するダイシング、各チップに配線
等を付与するボンディング、各チップ毎にパッケージン
グするパッケージング等の各工程を経て、最終的にデバ
イスとしての半導体装置(LSI等)が製造される。
【0059】なお、以上の説明では、投影露光装置を用
いたウエハプロセスでのフォトリソグラフィ工程により
半導体素子を製造する例を示したが、露光装置を用いた
フォトリソグラフィ工程によって、半導体デバイスとし
て、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD
等)を製造することができる。こうして、本発明の照明
光学装置を用いて半導体デバイスを製造する露光方法の
場合、良好な露光条件のもとで投影露光を行うことがで
きるので、良好な半導体デバイスを製造することができ
る。
【0060】なお、上述の実施例においては、第1アキ
シコンとしての円錐コーンプリズムおよび角錐コーンプ
リズム並びに平行平面板を、たとえばターレット方式で
照明光路中に位置決めするように構成することができ
る。また、たとえば公知のスライダ機構を利用して、上
述のプリズム部材および平行平面板の挿脱および切り替
えを行うこともできる。また、上述の実施例では、第2
アキシコンとしての円錐凸プリズムを固定とし且つ第3
アキシコンとしての円錐凹プリズムを可動としている
が、円錐凸プリズムを可動とし円錐凹プリズムを固定と
したり、双方の円錐プリズムを可動とすることもでき
る。しかしながら、円錐凸プリズムの移動範囲を確保す
ることが設計上困難になる場合が多いので、実施例に示
すように円錐凸プリズムを固定とし且つ円錐凹プリズム
を可動することが好ましい。
【0061】さらに、上述の実施例では、角錐コーンプ
リズムとして正四角錐コーンプリズムを用いているが、
必要に応じて、たとえば正八角錐コーンプリズムや、一
般的な多角錐コーンプリズムを用いることもできる。ま
た、上述の実施例では、オプティカルインテグレータと
してフライアイレンズを用いているが、たとえばロッド
型のオプティカルインテグレータ(すなわちロッド型イ
ンテグレータ)を用いることもできる。なお、ロッド型
インテグレータは、石英ガラスや蛍石のような硝子材料
からなる内面反射型のガラスロッドであり、内部と外部
との境界面すなわち内面での全反射を利用して集光点を
通りロッド入射面に平行な面に沿って内面反射数に応じ
た数の光源像を形成する。ここで、形成される光源像の
ほとんどは虚像であるが、中心(集光点)の光源像のみ
が実像となる。すなわち、ロッド型インテグレータに入
射した光束は、内面反射により角度方向に分割され、集
光点を通りその入射面に平行な面に沿って多数の光源像
からなる二次光源が形成される。
【0062】さらに、上述の実施例では、光束変換素子
として回折光学素子を用いているが、これに限定される
ことなく、たとえばマイクロレンズアレイやマイクロレ
ンズプリズムのような屈折光学素子を用いることもでき
る。なお、光束変換素子は本発明に必須の構成要素では
なく、上述の実施例において光束変換素子の配置を省略
して第1アキシコンに矩形状の光束を入射させることも
できる。また、上述の実施例では、光束変換素子として
の回折光学素子により矩形状の光束を円形光束に変換し
ているが、たとえば矩形状の光束を4極状の光束に変換
するように構成することもできる。
【0063】さらに、上述の実施例では、フライアイレ
ンズの後側焦点面の近傍に、二次光源の光束を制限する
ための開口絞りを配置している。しかしながら、場合に
よっては、フライアイレンズを構成する各レンズエレメ
ントの断面積を十分小さく設定することにより、開口絞
りの配置を省略して二次光源の光束を全く制限しない構
成も可能である。また、上述の実施例では、第1アキシ
コンとオプティカルインテグレータとの間の光路中に一
対のアキシコンを配置しているが、この一対のアキシコ
ンは本発明に必須の構成要素ではない。さらに、一対の
アキシコンの構成も上述の実施例に限定されることな
く、様々な変形例が可能である。例えば、円錐コーンプ
リズム4を角錐コーンプリズム4bに交換したときに
は、円錐アキシコン5,6の対を角錐アキシコン5b,
6bの対に交換しても良い。
【0064】また、上述の実施例では、照明光学装置を
備えた投影露光装置を例にとって本発明を説明したが、
マスク以外の被照射面を均一照明するための一般的な照
明光学装置に本発明を適用することができることは明ら
かである。さらに、以上の実施例では、248nmの波
長光を供給するKrFエキシマレーザや193nmの波
長光を供給するArFエキシマレーザ等を光源として用
いた例を示したが、これ以外の光源を備えた装置にも本
発明を適用できることは言うまでもない。例えば、15
7nmの波長光を供給するF2 レーザ等のレーザ光源、
あるいは所定の波長の光を供給するレーザ光源とそのレ
ーザ光源からの光を200nm以下の短波長の光に変換
する非線型光学素子との組合せ等からなる光源ユニット
等を本発明の光源手段として用いることも可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の照明光学
装置では、二次光源を制限するための開口絞りにおける
光量損失を良好に抑えつつ、輪帯変形照明や4極変形照
明のような変形照明および通常円形照明を行うことがで
きる。加えて、ズームレンズの焦点距離を変化させたり
一対のアキシコンの気体間隔を変化させるという簡単な
操作により、開口絞りでの光量損失を良好に抑えつつ変
形照明のパラメータを変化させることができる。
【0066】したがって、本発明の照明光学装置を組み
込んだ露光装置では、変形照明の種類およびパラメータ
を適宜変化させて、露光投影すべき微細パターンに適し
た投影光学系の解像度および焦点深度を得ることができ
る。その結果、高い露光照度および良好な露光条件のも
とで、スループットの高い良好な投影露光を行うことが
できる。また、本発明の照明光学装置を用いて被照射面
上に配置されたマスクのパターンを感光性基板上に露光
する露光方法では、良好な露光条件のもとで投影露光を
行うことができるので、良好な半導体デバイスを製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる照明光学装置を備えた
露光装置の構成を概略的に示す図である。
【図2】回折光学素子2が矩形状の光束を円形状の光束
に変換する様子を示す図である。
【図3】複数の開口絞りが円周状に配置されたターレッ
トの構成を概略的に示す図である。
【図4】円錐コーンプリズム4または角錐コーンプリズ
ム4bの照明光路に対する挿脱により、変形照明と通常
照明との切り替えを行うことができることを説明する図
である。
【図5】輪帯照明または4極照明におけるズームレンズ
3の作用を説明する図である。
【図6】輪帯照明または4極照明における一対の円錐プ
リズム5および6の作用およびズームレンズ3の作用を
説明する図である。
【図7】円錐コーンプリズム4を照明光路から退避させ
ることなく一対の円錐プリズム5および6とズームレン
ズ3との協働作用により通常照明を行う方法を説明する
図である。
【符号の説明】
1 光源 2 光束変換素子(回折光学素子) 3 ズームレンズ 4 円錐コーンプリズム 4a 平行平面板 4b 角錐コーンプリズム 5 円錐凸プリズム 6 円錐凹プリズム 7 リレーレンズ 8 フライアイレンズ 9 開口絞り 10 ターレット基板 11 コンデンサーレンズ 12 マスクブラインド 13 結像光学系 14 マスク 15 投影光学系 16 ウエハ 20 入力部 21 メイン制御部 22〜26 駆動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光束を供給するための光源手段と、該光
    源手段からの光束に基づいて多数の光源からなる二次光
    源を形成するためのオプティカルインテグレータと、該
    オプティカルインテグレータにより形成される二次光源
    からの光束を集光して被照射面を重畳的に照明するため
    のコンデンサー光学系とを備えた照明光学装置におい
    て、 焦点距離を変化させることによって前記光源手段からの
    光束の形状を相似的に変化させて射出するための焦点距
    離可変光学系と、該焦点距離可変光学系からの光束を実
    質的に輪帯状の光束または基準光軸に対して偏心した複
    数の光束に変換して前記オプティカルインテグレータへ
    導くための光束形状変更部材とを備えていることを特徴
    とする照明光学装置。
  2. 【請求項2】 前記光束形状変更部材は、照明光路に対
    して挿脱自在に構成された第1プリズム部材を有し、 前記第1プリズム部材の光源手段側の面は光源手段側に
    凹面を向けた円錐状または角錐状に形成され、前記第1
    プリズム部材の被照射面側の面は被照射面側に凸面を向
    けた円錐状または角錐状に形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の照明光学装置。
  3. 【請求項3】 前記光束形状変更部材を介して形成され
    た輪帯状の光束または偏心した複数の光束の内径および
    外径を変化させて前記オプティカルインテグレータへ導
    くための輪帯比変更部材を備えていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の照明光学装置。
  4. 【請求項4】 前記輪帯比変更部材は、光源手段側に配
    置された第2プリズム部材と、被照射面側に配置された
    第3プリズム部材とを有し、 前記第2プリズム部材の被照射面側の面は被照射面側に
    凸面を向けた円錐状に形成され、 前記第3プリズム部材の光源手段側の面は光源手段側に
    凹面を向けた円錐状に形成され、 前記第2プリズム部材および前記第3プリズム部材のう
    ちの少なくとも一方は、前記基準光軸に沿って移動可能
    に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の照
    明光学装置。
  5. 【請求項5】 前記光源手段は、矩形状の光束を供給す
    るための光源と、該光源からの光束を円形状の光束に変
    換するための光束変換素子とを有することを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    照明光学装置と、前記被照射面上に配置されたマスクの
    パターンを感光性基板に投影露光するための投影光学系
    とを備えていることを特徴とする露光装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    照明光学装置を用いて前記被照射面上に配置されたマス
    クを照明し、該マスクのパターンを感光性基板上に転写
    することを特徴とする露光方法。
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