JPH10268812A - 印刷シート及びそれを用いたパネル - Google Patents

印刷シート及びそれを用いたパネル

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JPH10268812A
JPH10268812A JP6860397A JP6860397A JPH10268812A JP H10268812 A JPH10268812 A JP H10268812A JP 6860397 A JP6860397 A JP 6860397A JP 6860397 A JP6860397 A JP 6860397A JP H10268812 A JPH10268812 A JP H10268812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
print
ink layer
panel
transparent sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP6860397A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Takakuchi
信之 鷹啄
Noriyo Tsunashima
則世 綱島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH10268812A publication Critical patent/JPH10268812A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓の位置精度を高めることができる印刷シー
ト及びそれを用いたパネルを提供すること。 【解決手段】 インサート成形に用いられる印刷シート
100であって、開口している窓112を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字や図形等が
印刷された印刷シート及びそれをインサート成形したパ
ネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばビデオテープレコーダ(VTR)
やテレビジョン等の電気機器の操作盤のパネルには、操
作状態を表示する状態表示部や操作機能を表す機能表示
部が設けられている。このようなパネルは、一般的には
状態表示部や機能表示部が印刷されている印刷シートを
樹脂でインサート成形したものが使用されている。
【0003】図6は、従来の印刷シートの一例を示す斜
視図であり、同図(A)は表面斜視図、同図(B)は裏
面斜視図である。この印刷シート10は、例えばポリエ
チレンテレフタレート(PET)やポリカーボネート
(PC)等で成る透明のシート11の表面側に図示網掛
けで表されている艶消し印刷が施され、裏面側に図示斜
線で表されている状態表示部である表示窓12や機能表
示部である文字13や図形14が印刷されている。
【0004】このような印刷シート10の印刷は、図7
のA−A線断面側面図に示すように、先ず透明のシート
11の表面の表示窓12を除く部分に艶消しインク層1
5を塗布する。次に、透明のシート11の裏面の所定の
箇所に文字13や図形14のインク層16を塗布し、さ
らに、透明のシート11の裏面の表示窓12を除く部分
(文字13や図形14が印刷されている部分を含む)に
ベタインク層17を塗布する。
【0005】このようにして作成された印刷シート10
を樹脂でインサート成形してパネルを作成する場合は、
先ず、図8(A)に示すように、射出成形機の固定金型
18内に印刷シート10を配置し、移動金型19を図示
矢印方向へ移動させて型締めする。そして、図8(B)
に示すように、例えばポリメチルメタクリレート(PM
MA)、スチレンアクリロニトリル(SAN)、アクリ
ロニトリルブタジエンスチレン(ABS)等の透明の溶
融樹脂をキャビティ内に射出して固化させ、印刷シート
10と一体化した本体20を形成してパネル21とす
る。このようにして作成されたパネル21は、図9の斜
視図及び図10のA−A線断面側面図に示すように、印
刷シート10の裏面に本体20が密着した構成となって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷シート10
を作成する際には、上述したように透明のシート11の
表面の表示窓12を除く部分に艶消しインク層15を塗
布すると共に、透明のシート11の裏面の表示窓12を
除く部分にベタインク層17を塗布する必要がある。従
って、艶消しインク層15とベタインク層17の塗布印
刷の位置精度を高めないと、表示窓12の位置がずれて
しまうという問題があった。
【0007】この発明は、上述した事情から成されたも
のであり、窓の位置精度を高めることができる印刷シー
ト及びそれを用いたパネルを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、この発明に
あっては、インサート成形に用いられる印刷シートであ
って、開口している窓を備えることにより達成される。
【0009】上記構成によれば、印刷シートに設ける窓
が当初から開口しているので、印刷ずれによる窓の位置
ずれを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に
述べる実施の形態は、この発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、こ
の発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限
定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるも
のではない。
【0011】図1は、この発明の印刷シートの実施形態
を示す斜視図であり、同図(A)は表面斜視図、同図
(B)は裏面斜視図である。この印刷シート100は、
例えばポリエチレンテレフタレート(PET)やポリカ
ーボネート(PC)等で成る透明のシート111の表面
側に図示網掛けで表されている艶消し印刷が施され、裏
面側に図示斜線で表されている機能表示部である文字1
13や図形114が印刷されている。そして、印刷シー
ト100の表裏面を貫通する開口部が、状態表示部であ
る表示窓112として設けられている。
【0012】このような印刷シート100の印刷は、図
2のA−A線断面側面図に示すように、先ず透明のシー
ト111の表面全面に艶消しインク層115を塗布す
る。次に、透明のシート111の裏面の所定の箇所に文
字113や図形114のインク層116を塗布し、さら
に、透明のシート111の裏面全面(文字113や図形
114が印刷されている部分を含む)にベタインク層1
17を塗布する。
【0013】このようにして作成された印刷シート10
0を樹脂でインサート成形してパネルを作成する場合
は、先ず、図3(A)に示すように、射出成形機の固定
金型18内に印刷シート100を配置し、移動金型19
を図示矢印方向へ移動させて型締めする。そして、図3
(B)に示すように、例えばポリメチルメタクリレート
(PMMA)、スチレンアクリロニトリル(SAN)、
アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)等の透
明の溶融樹脂をキャビティ内に射出して固化させ、印刷
シート100と一体化した本体120を形成してパネル
121とする。
【0014】このようにして作成されたパネル121
は、図4の斜視図及び図5のA−A線断面側面図に示す
ように、印刷シート100の開口部側面から裏面にかけ
て本体120が密着した構成となっている。即ち、印刷
シート100の開口部内には、本体120を構成する樹
脂が入り込んでおり、この樹脂のみにより表示窓112
が形成されている。従って、印刷シート100を構成す
る透明のシート111の表面の処理方法に関係なく、表
示窓112の後方に装着されるLEDやLCD等の表示
装置の表示の視認性を向上させることができる。
【0015】尚、上述した実施形態では、印刷シート1
00を構成する透明のシート111の表面全面に艶消し
インク層115を塗布したが、これの代わりに透明のシ
ート111の表面全面をマット処理するようにすれば、
印刷シート100を構成する透明のシート111に艶消
し印刷を施す必要が無くなり、印刷シート100の製造
工程を簡略化することができる。また、パネル121を
構成する本体120に用いる樹脂として、透明樹脂の代
わりにスモーク樹脂を用いれば、印刷シート100を構
成する透明のシート111にスモーク印刷を施す必要が
無くなる。
【0016】
【発明の効果】以上に述べたように、この発明によれ
ば、窓の位置精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の印刷シートの実施形態を示す斜視
図。
【図2】図1の印刷シートのA−A線断面側面図。
【図3】図1の印刷シートによりこの発明のパネルの実
施形態を作成する方法を示す断面側面図。
【図4】この発明のパネルの実施形態を示す斜視図。
【図5】図4のパネルのA−A線断面側面図。
【図6】従来の印刷シートの一例を示す斜視図。
【図7】図6の印刷シートのA−A線断面側面図。
【図8】図6の印刷シートにより従来のパネルの一例を
作成する方法を示す断面側面図。
【図9】従来のパネルの一例を示す斜視図。
【図10】図9のパネルのA−A線断面側面図。
【符号の説明】
100・・・印刷シート、111・・・透明シート、1
12・・・表示窓、113・・・文字、114・・・図
形、115・・・艶消しインク層、116・・・文字・
図形のインク層、117・・・ベタインク層、120・
・・本体、121・・・パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサート成形に用いられる印刷シート
    であって、 開口している窓を有することを特徴とする印刷シート。
  2. 【請求項2】 開口している窓を有する印刷シートと、 前記印刷シートがインサート成形された本体とを備えた
    ことを特徴とするパネル。
JP6860397A 1997-03-21 1997-03-21 印刷シート及びそれを用いたパネル Pending JPH10268812A (ja)

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JP6860397A JPH10268812A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 印刷シート及びそれを用いたパネル

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JPH10268812A true JPH10268812A (ja) 1998-10-09

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JP6860397A Pending JPH10268812A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 印刷シート及びそれを用いたパネル

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JP (1) JPH10268812A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233996A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示パネル及び制御表示盤
WO2019077965A1 (ja) * 2017-10-16 2019-04-25 Nissha株式会社 成形品及び当該成形品を含む表示装置並びに成形品の製造方法

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CN111212717A (zh) * 2017-10-16 2020-05-29 日写株式会社 成型品及包含该成型品的显示装置以及成型品的制造方法
US10810911B2 (en) 2017-10-16 2020-10-20 Nissha Co., Ltd. Molded article, display device including the molded article, and method for manufacturing molded article

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