JP2001277293A - 加飾サンドイッチ成形品とその製造方法 - Google Patents

加飾サンドイッチ成形品とその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な遮光効果と抜き文字透光パターン部の
破れを防止することを目的とする。 【解決手段】 外皮6が透光樹脂からなるとともに芯材
9が遮光樹脂からなるサンドイッチ射出成形品11の表
面に、ベースフィルム2上に遮光性インキ層3により抜
き文字透光パターン部8が形成された加飾フィルムが一
体化形成されており、抜き文字透光パターン部8の裏面
には芯材9が配置されていない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、透光部と遮光部
とを有する加飾サンドイッチ成形品であって、裏側に配
置した光源からの光を当てて、透光部のみを光らせて文
字などのパターン16を表側の観察者に認識させる用途
に用いられる加飾サンドイッチ成形品とその製造方法に
関する(図8参照)。具体的には、コンソールパネル、
アームレスト、コイントレー、ドアートリム、メーター
パネル、ダッシュボード、スイッチベース、操作ボタ
ン、インパネオーナメント、各種ベゼルなどの自動車の
内装・外装部品、AV機器のフロントパネルや操作ボタ
ン、あるいは洗濯機、炊飯器、浄水器、オーディオパネ
ルなどの家電製品のパネルや操作ボタンなどとして用い
られる加飾サンドイッチ成形品とその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の透光部と遮光部とを有する成形品
としては、(1)透光性ベースフィルム上に遮光性イン
キ層により抜き文字透光パターン部が形成された加飾フ
ィルムを金型内に設置した後、金型を閉じ、透光樹脂を
射出して加飾フィルムの全面に透光樹脂成形品を一体化
させたものがある(図1(a)参照)。(2)透光性ベ
ースフィルム上に遮光性インキ層により抜き文字透光パ
ターン部が形成された加飾フィルムを金型内に設置した
後、金型を閉じ、加飾フィルムの抜き文字透光パターン
部を避ける位置に遮光樹脂を射出して加飾フィルムの全
面に遮光樹脂成形品を一体化させたものがある。加飾フ
ィルムのうち抜き文字透光パターン部付近の遮光樹脂に
覆われない部分は、加飾フィルムがブリッジ状となる
(図1(b)参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)では、遮光機能
を発揮するのは加飾フィルムの遮光性インキ層のみであ
る。この遮光性インキ層はせいぜい10μm程度しかな
いため、十分な遮光効果が得られなかった。 (2)では、加飾フィルムがブリッジ状となるため、こ
の部分に突起物が接触すると、破れが発生するおそれが
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の課題
を解決するために、次のような構成とした。
【0005】この発明の加飾サンドイッチ成形品は、外
皮が透光樹脂からなるとともに芯材が遮光樹脂からなる
サンドイッチ射出成形品の表面に、ベースフィルム上に
遮光性インキ層により抜き文字透光パターン部が形成さ
れた加飾フィルムが一体化形成されており、抜き文字透
光パターン部の裏面には遮光樹脂が配置されていない構
成とした。
【0006】上記この発明の加飾サンドイッチ成形品に
おいて、透光樹脂が導光性を有するようにしてもよい。
【0007】この発明の加飾サンドイッチ成形品の製造
方法は、ベースフィルム上に遮光性インキ層により抜き
文字透光パターン部が形成された加飾フィルムを金型内
にセットした後、金型を閉じ、外皮を構成する樹脂とし
て透光樹脂を使用するとともに芯材を構成する樹脂とし
て遮光樹脂を使用して抜き文字透光パターン部の裏面に
は遮光樹脂が配置されないようにサンドイッチ射出成形
を行い、成形品と加飾フィルムとが一体化した加飾サン
ドイッチ成形品を得るようにしてもよい。
【0008】上記この発明の加飾サンドイッチ成形品の
製造方法において、金型を閉じたとき、加飾フィルムの
抜き文字透光パターン部に相当する箇所には狭い空間が
キャビティに形成されるようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の加飾サンドイッチ成形品とその製造方法を説明す
る。
【0010】まず、この発明の加飾サンドイッチ成形品
の製造方法を説明する。この発明の製造方法は、ベース
フィルム上に遮光性インキ層により抜き文字透光パター
ン部が形成された加飾フィルムを金型内にセットした
後、金型を閉じ、外皮を構成する樹脂として透光樹脂を
使用するとともに芯材を構成する樹脂として遮光樹脂を
使用して抜き文字透光パターン部の裏面には遮光樹脂が
配置されないようにサンドイッチ射出成形を行い、成形
品と加飾フィルムとが一体化した加飾サンドイッチ成形
品を得るものである。
【0011】加飾フィルム1は、ベースフィルム2上に
遮光性インキ層3により抜き文字透光パターン部8が形
成されたものである(図2、図3参照)。加飾フィルム
1の種類としては、加飾フィルム1に外皮が接着した後
にベースフィルム2を剥離しない、いわゆるインサート
フィルムと呼ばれるものと、加飾フィルム1に外皮が接
着した後にベースフィルム2を剥離する、いわゆる転写
フィルムと呼ばれるものがある。
【0012】ベースフィルム2の材質は、ポリエチレン
テレフタレート系樹脂やポリプロピレン、アクリル系樹
脂などがある。その厚みは、インサートフィルムの場
合、0.2mmのものなどがある。転写フィルムの場
合、0.05mmのものがある。加飾フィルム1がイン
サートフィルムの場合は、遮光性インキ層3の文字など
が隠れてしまわないようにするために透光性のベースフ
ィルムがよい。透光性のベースフィルム2としては、透
明、半透明、黄色がかった透明、拡散材入りのものなど
であってもよい。
【0013】遮光性インキ層3は、遮光インキが形成さ
れた部分により成形品の裏側に配置した光源4から出る
光線5を遮断して、遮光インキが形成されていない抜き
文字透光パターン部8が認識されるようにするための層
である(図8参照)。文字などとしては、数字、記号、
模様などがある。遮光性インキ層3の材質としては、ア
クリル系樹脂、ポリエステル系樹脂などの樹脂バインダ
ー中にカーボンブラックなどの隠蔽性の着色材を含有さ
せたものがある。遮光性インキ層3の形成方法として
は、グラビア印刷、スクリーン印刷などの通常の印刷法
やロールコート法などのコート法がある。なお、遮光性
インキ層3は、基本的には光源4からの光線5を遮断で
きれば何色でもよい。遮光性インキ層3は、好ましくは
反射率が低いほうがよい。また、遮光性インキ層3は、
無地であってもよいし、模様を有していてもよい。ま
た、遮光性インキ層3として金属層が形成されていても
よい。金属層は、真空蒸着法やスパッタリング法、イオ
ンプレーティング法などにより形成したり、金属箔を貼
り付けたり、あるいはメタリック顔料インキで印刷した
りするとよい。
【0014】遮光性インキ層3とは別の層として着色層
を形成してもよい。着色層は成形品の表面に装飾性や機
能性を付与する層である。着色層は、通常の印刷図柄や
導電材で形成された導電パターンなどがある。着色層は
樹脂バインダーと顔料または染料とにより形成すること
ができる。着色層は樹脂バインダーと隠蔽性のある金属
顔料や無機顔料などを用いたものでもよい。着色層は金
属光沢を出すために金属蒸着層からなるものでもよい。
遮光性インキ層3自体が、後述する透光樹脂との接着性
を有さない場合は、接着層を形成してもよい。接着層
は、加飾フィルム1と透光樹脂とを接着させるための層
である。接着層は、透光樹脂の種類に応じた感熱性ある
いは感圧性の樹脂を適宜使用する。たとえば、透光樹脂
がアクリル系樹脂やウレタン系樹脂の場合は、接着層と
して塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂やアクリル系樹脂
を用いるとよい。着色層、接着層は各種印刷法で形成す
るとよい。接着層は、インキ層ではなく、後述する射出
された透光樹脂に接触することによって接着機能を発揮
するフィルムを用いてもよい。
【0015】以上説明したサンドイッチ成形法及び加飾
フィルム1を用いたこの発明の製造方法を説明する。ま
ず、ベースフィルム上に遮光性インキ層により抜き文字
透光パターン部が形成された加飾フィルムを金型内にセ
ットする。金型としては、可動型12と固定型13とか
らなるものがある(図4〜図7参照)。加飾フィルム1
は、金型内にセットされる前に金型のキャビティ15の
内面と略同一形状に立体成形したものでもよいし、成形
されていない平面状のままのものでもよい。前者の場合
は、加飾フィルム1のベースフィルム2側と可動型12
のキャビティ15の内面とが直接接触するように、可動
型12のキャビティ15にそのまま嵌め込むとよい。後
者の場合は、平面状のまま金型内に配置した後、加飾フ
ィルム1を加熱・吸引して可動型12のキャビティ15
の内面に沿うように所望の立体形状に成形すると同時に
可動型12のキャビティ15の内面に加飾フィルム1の
ベースフィルム2側を密着させるとよい。
【0016】次に、金型を閉じ、外皮を構成する樹脂と
して透光樹脂を使用するとともに芯材を構成する樹脂と
して遮光樹脂を使用して抜き文字透光パターン部の裏面
には遮光樹脂が配置されないようにサンドイッチ射出成
形を行う。金型を閉じることによりキャビティ15が形
成される。キャビティと15は、樹脂が射出される直前
に金型内に形成される空間のことである。第1に、外皮
6となる透光樹脂7をキャビティに射出する(図4、図
5参照)。このとき、加飾フィルム1の少なくとも抜き
文字透光パターン部8を覆って接するように透光樹脂7
を射出する。加飾フィルム1の抜き文字透光パターン部
8に外皮6を裏打ちして加飾フィルム1が破れにくくす
るためである。透光樹脂7としては、アクリル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ABS系樹脂、ポリカーボネート
系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂な
どを使用することができる。導光性の樹脂としては、ア
クリル系樹脂やポリカーボネート系樹脂がある。透光樹
脂7からなる外皮6の厚みとしては、0.5mm〜5m
mがある。例えば、加飾フィルム1及び芯材9に重なる
部分の外皮6の厚みを1mmとし、芯材9には重ならず
加飾フィルム1にのみ重なる部分は2.5mmとしたも
のがある。芯材9には重ならず加飾フィルム1にのみ重
なる部分を厚めにするのは、加飾フィルム1の抜き文字
透光パターン部8を確実に補強するためであり、加飾フ
ィルム1及び芯材9に重なる部分は芯材9が重なるた
め、外皮9は薄くてもよいためである。
【0017】第2に、透光樹脂7の射出後あるいは射出
中に、芯材9となる遮光樹脂10を射出して、前記透光
樹脂7の内部に割り込ませて透光樹脂7を膨らませ、外
皮6で芯材9を挟み込んだものと加飾フィルム1とが一
体化したものを得る(図6、図7参照)。遮光樹脂10
は、加飾フィルム1の抜き文字透光パターン部8の裏面
には遮光樹脂10が配置されないように射出する。外皮
6と加飾フィルム1との一体化とは、加飾フィルム1と
溶融した透光樹脂7とが接触したまま、透光樹脂7が冷
却されて固化して外皮6となり、その外皮6に加飾フィ
ルム1が接着することをいう。
【0018】遮光樹脂10の射出は、先に射出された透
光樹脂7の内部に割り込ませるために、先に射出された
透光樹脂7の内部が完全に固化する前に行なう必要があ
る。また、遮光樹脂10の射出は、先に射出された透光
樹脂7を膨らませることになるため、透光樹脂7が金型
内を完全に充填する前に行なう必要がある(図6参
照)。
【0019】抜き文字透光パターン部8の裏面には遮光
樹脂が配置されないようにサンドイッチ射出成形をする
ためには次のようにすることが考えられる。 (1)射出された遮光樹脂10は広い空間には到達する
が狭い空間14には到達しにくい傾向があることを利用
する。つまり、金型を閉じたとき、加飾フィルムの抜き
文字透光パターン部8に相当する箇所には狭い空間14
が形成されるようにするとよい。狭い空間14は、先に
射出された透光樹脂7が広い空間に比べて金型によって
冷却されやすく透光樹脂7の固化の進行が早く、遮光樹
脂10の割り込みが阻止されやすくなるからと考えられ
る(図3〜図7参照)。狭い空間14の厚みとしては、
0.5mm〜3mmがある。狭い空間14の厚みを2.0
mmとした場合は、それ以外の空間の厚みを3.5mm
とするとよい(図3参照)。 (2)加飾フィルム1の少なくとも抜き文字透光パター
ン部8を覆って接する外皮6の厚みを分厚くした加飾サ
ンドイッチ成形品11(図2参照)を得るためには、狭
い空間14をスライドコア17によって形成しておき
(図9参照)、遮光樹脂10が固化した後にスライドコ
アをひっこめ当該スライドコア17がもとあった空間に
透光樹脂7を再び射出するとよい(図10参照)。
【0020】(3)金型による透光樹脂7の冷却による
固化を抑えて遮光樹脂が透光樹脂7の内部に割り込み易
くして所定の位置まで到達し易くするために、金型の所
定箇所にヒーターを組み込んで、遮光樹脂10が到達す
るまで透光樹脂7を加熱温度高く保つことが考えられ
る。また、金型による透光樹脂7の冷却を促進して不要
な位置への遮光樹脂10の到達を阻止するために、金型
の所定箇所に冷却装置を組み込んで、所定箇所の透光樹
脂を固化させて遮光樹脂10が到達しにくくすることも
考えられる。
【0021】遮光樹脂10としては、ポリスチレン系樹
脂、ABS系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリプロ
ピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂などの樹脂中にカー
ボンブラックやメタリック顔料などを含有させたものが
ある。遮光樹脂10からなる芯材9の厚みとしては、遮
光性を十分に確保するために0.5mm以上が好まし
い。
【0022】最後に、型開きをして加飾サンドイッチ成
形品11を取り出す。金型に設けられたイジェクタピン
(図示せず)による突き出しにより、成形品に加飾フィ
ルム1が接着した加飾サンドイッチ成形品11を取り出
すとよい。加飾フィルム1としていわゆる転写フィルム
を用いた場合は、加飾フィルム1と成形品とを一体化し
た後に基体シートを剥離するとよい。得られた加飾サン
ドイッチ成形品11の外皮6及び芯材9の厚みを説明す
ると、図3においては、加飾フィルム1の抜き文字透光
パターン部8の裏面の外皮6は2.0mmであり、それ
以外は、加飾フィルム1と接する外皮6は1.0mmで
あり、その下の芯材9は1.5mmであり、さらにその
下の外皮6の厚みは1.0mmである。
【0023】
【発明の効果】この発明の加飾サンドイッチ成形品とそ
の製造方法は以上のような構成を採るので、(1)遮光
機能は、加飾フィルムの遮光性インキ層だけでなく、芯
材によっても発揮される。よって、光源からの光線を遮
光部において確実に遮光してピンホールによる漏光が確
実に防止でき、抜き文字透光パターン部のみが確実に輝
くようにすることができる。 (2)加飾フィルムのうち抜き文字透光パターン部は、
外皮が裏打ちされるため、加飾フィルムがブリッジ状と
ならず、この部分に突起物が接触しても加飾フィルムの
破れが発生しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の透光部と遮光部とを有する成形品を示
す断面図である。
【図2】 この発明の加飾サンドイッチ成形品の一例を
示す断面図である。
【図3】 この発明の加飾サンドイッチ成形品の一例を
示す断面図である。
【図4】 この発明の加飾サンドイッチ成形品の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図5】 この発明の加飾サンドイッチ成形品の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図6】 この発明の加飾サンドイッチ成形品の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図7】 この発明の加飾サンドイッチ成形品の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図8】 この発明の加飾サンドイッチ成形品の一例を
示す断面図である。
【図9】 この発明の加飾サンドイッチ成形品の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図10】 この発明の加飾サンドイッチ成形品の製造
方法の一工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 加飾フィルム 2 ベースフィルム 3 遮光性インキ層 4 光源 5 光線 6 外皮 7 透光樹脂 8 抜き文字透光パターン部 9 芯材 10 遮光樹脂 11 加飾サンドイッチ成形品 12 可動型 13 固定型 14 狭い空間 15 キャビティ 16 文字などのパターン 17 スライドコア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 101:00 B29K 101:00 105:20 105:20 105:28 105:28 105:32 105:32 B29L 9:00 B29L 9:00 (72)発明者 神戸 俊和 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日 本写真印刷株式会社内 (72)発明者 山本 輝真 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日 本写真印刷株式会社内 Fターム(参考) 3D023 AA01 AD02 AD22 BA01 BD27 BE04 BE31 4F100 AA37H AB10H AK01A AK01B AK01C AK01E AK04 AK07 AK12 AK25 AK42 AK45 AK74 AR00D BA05 BA07 BA10A BA10E CA13 DC11B EH362 GB07 GB32 GB41 GB48 HB37D JK14 JL00 JN01A JN01C JN02B JN30 JN30A JN30C 4F206 AA11 AA13 AA28 AB12 AD08 AD09 AF10 AF15 AF16 AG03 AH17 AH33 AH51 JA07 JB12 JB19 JB22 JB28 JF05 JL02 JN25 5C096 AA04 AA29 BA01 CA02 CA13 CA14 CA22 CB01 CB07 CC05 CD02 CD50 CJ01 EB04 EB08 FA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外皮が透光樹脂からなるとともに芯材が
    遮光樹脂からなるサンドイッチ射出成形品の表面に、ベ
    ースフィルム上に遮光性インキ層により抜き文字透光パ
    ターン部が形成された加飾フィルムが一体化形成されて
    おり、抜き文字透光パターン部の裏面には遮光樹脂が配
    置されていないことを特徴とする加飾サンドイッチ成形
    品。
  2. 【請求項2】 透光樹脂が導光性を有する請求項1に記
    載の加飾サンドイッチ成形品。
  3. 【請求項3】 ベースフィルム上に遮光性インキ層によ
    り抜き文字透光パターン部が形成された加飾フィルムを
    金型内にセットした後、金型を閉じ、外皮を構成する樹
    脂として透光樹脂を使用するとともに芯材を構成する樹
    脂として遮光樹脂を使用して抜き文字透光パターン部の
    裏面には遮光樹脂が配置されないようにサンドイッチ射
    出成形を行い、成形品と加飾フィルムとが一体化した加
    飾サンドイッチ成形品を得ることを特徴とする加飾サン
    ドイッチ成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】 金型を閉じたとき、加飾フィルムの抜き
    文字透光パターン部に相当する箇所には狭い空間がキャ
    ビティに形成されるようにする請求項3に記載の加飾サ
    ンドイッチ成形品の製造方法。
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