JPH10267082A - エンジンマウント装置 - Google Patents

エンジンマウント装置

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Publication number
JPH10267082A
JPH10267082A JP7365997A JP7365997A JPH10267082A JP H10267082 A JPH10267082 A JP H10267082A JP 7365997 A JP7365997 A JP 7365997A JP 7365997 A JP7365997 A JP 7365997A JP H10267082 A JPH10267082 A JP H10267082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
mount
bracket
cross member
sides
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7365997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Uchiyama
佳高 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP7365997A priority Critical patent/JPH10267082A/ja
Publication of JPH10267082A publication Critical patent/JPH10267082A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】トラックなどのエンジンマウントにおいて、既
存のマウント構造を利用し、これに簡単な付加部品を設
けることにより、マウント位置が両サイドにあるエンジ
ンのマウントを容易かつ安価に実現する。 【解決手段】エンジン10とそのマウント用のクロスメ
ンバ11との間に介在するブラケット12と、クロスメ
ンバ11の鉛直な中心線に対して両側へ略45度に開く
斜め下方からブラケット12の外側を支持する第1のマ
ウント部13と、ブラケット12の内側でエンジン10
を水平方向の両サイドから支持する第2のマウント部1
4と、を備える。ブラケット12としてエンジン10の
下側から両側を囲う形状に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はトラックなど大型
車両のエンジンマウント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トラックなど大型車両において、エンジ
ンはフレームのマウントメンバ(クロスメンバ)にマウ
ントされる(特開平8ー2263号公報,特開平6ー1
47263号公報)。その一例を図3において説明する
と、クロスメンバ1の鉛直な中心線に対して両側へ略4
5度に開く斜め下方からエンジン後部のフライホイール
2を支持するマウント部3が設けられる。マウント部3
はプレートに弾性部材(ゴムなど)を接着したものであ
り、フライホイール2側とクロスメンバ1側とにそれぞ
れボルト結合される。4はフレームのサイドレールであ
り、クロスメンバ1の両端が結合する
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エンジンに
よっては、その後部のマウント位置が水平方向の両サイ
ドに設定されるものがある。このようなエンジンに対し
ては、既述のようなエンジンマウント(略45度の斜め
下方からエンジンを支持する)は使えないから、クロス
メンバを含めて新たにエンジンマウントを設計しなけれ
ばならない。そのため、特殊な仕様のエンジンマウント
にコストが掛かりすぎるという問題があった。
【0004】この発明はこのような問題点に着目してな
されたものであり、既存のエンジンマウントを変えてし
まうのでなく、これに簡単な付加部品を設けることによ
り、マウント位置が両サイドにあるエンジンのマウント
を容易かつ安価に実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、エンジ
ンとそのマウント用のクロスメンバとの間に介在するブ
ラケットと、ブラケットの外側をクロスメンバに支持す
る第1のマウント部と、ブラケットの内側でエンジンを
支持する第2のマウント部と、を備える。
【0006】第2の発明では、エンジンとそのマウント
用のクロスメンバとの間に介在するブラケットと、クロ
スメンバの鉛直な中心線に対して両側へ略45度に開く
斜め下方からブラケットの外側を支持する第1のマウン
ト部と、ブラケットの内側でエンジンを水平方向の両サ
イドから支持する第2のマウント部と、を備える。
【0007】第3の発明では、第1の発明または第2の
発明におけるブラケットとして、これをエンジンの下側
から両側を囲う形状に構成する。
【0008】
【作用】第1の発明では、エンジンはブラケットを介し
て第2のマウント部と第1のマウント部により、クロス
メンバに支持される。クロスメンバおよび第1のマウン
ト部は、既存のものがそのままの形で利用され、これに
ブラケットと第2のマウント部を追加することにより、
エンジンをそのマウント仕様で支持することが可能にな
る。
【0009】第2の発明では、エンジンはブラケットを
介して第2のマウント部と第1のマウント部により、水
平方向の両サイドおよび両側へ略45度に開く斜め下方
およびからクロスメンバに支持される。クロスメンバお
よび第1のマウント部は、既存のものがそのままの形で
利用され、これにブラケットと第2のマウント部を追加
することにより、マウント位置が水平方向の両サイドに
あるエンジンをブラケットを介してクロスメンバにマウ
ントすることができる。
【0010】第3の発明では、ブラケットが1つで済
む。そのため、ブラケットの両側にそれぞれ第2のマウ
ント部をアッセンブリしたものを、既存のエンジンマウ
ント構造に組み付ければよく、組立工数の増加も少なく
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1,図2はトラック用のエンジ
ンマウントへの実施形態を表すものである。エンジン後
部のフライホイールハウジング10にその水平方向の両
サイドにマウント位置が設定される。このエンジンを既
存のクロスメンバ11にマウントするため、ブラケット
12および第2のマウント部14が付加される。
【0012】既存のクロスメンバ11はフライホイール
10との干渉を避けるようU字形に形成され、両端がフ
レームのサイドレール(図示せず)に結合される。ブラ
ケット12はこの場合、クロスメンバ11に相似するU
字形に形成され、第1のマウント部13を介してクロス
メンバ11にその鉛直な中心線の両側へ略45度に開く
斜め下方から支持される。
【0013】エンジンのフライホイール10は、ブラケ
ット12の両側で水平方向に対向する第2のマウント部
14を介して支持される。第1のマウント部13および
第2のマウント部14は、従来と同じ構造のものが使用
される。例えば、プレートの基板に弾性部材(ゴムな
ど)を接着した構造に作られる。第2のマウント部13
は、エンジンの重量を直角方向から支持するので、その
方向への剛性が高くせん断に強い弾性部材が使用され
る。
【0014】このような構成により、エンジンはブラケ
ット12を介して第1のマウント部13と第2のマウン
ト部14により、斜め下方および水平方向から支持され
るため、エンジンの回転に伴う振動の発生は低減され
る。マウント位置が水平方向の両サイドにあるエンジン
に対し、クロスメンバ12および第1のマウント部13
は、既存のものがそのままの形で利用される(図3参
照)。つまり、クロスメンバ11などの構造は変えず、
これにブラケット12と第2のマウント部14を追加す
ることにより、エンジンをこれらを介してクロスメンバ
11に適確にマウントできることになる。
【0015】ブラケット12はエンジンの下側から両側
を囲むU字形のため、部品としては1つで済む。そのた
め、ブラケット12の両側にそれぞれ第2のマウント部
14をアッセンブリしたものを、既存構造のマウントに
組み付ければよく、エンジンのマウント工数の増加も少
ない。
【0016】なお、エンジンマウントの支持剛性を高め
るため、クロスメンバ11とブラケット12との間に第
2のマウント部14の反対側に位置する第3のマウント
部を介装するようにしてもよい。エンジン前部のマウン
トについては、従来と同じ構造を採用するため、その説
明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を表す、後方から見たエン
ジンマウント状態図である。
【図2】同じく一部斜視図である。
【図3】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
10 エンジンフライホイール 11 クロスメンバ 12 ブラケット 13 第1のマウント部 14 第2のマウント部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンとそのマウント用のクロスメンバ
    との間に介在するブラケットと、ブラケットの外側をク
    ロスメンバに支持する第1のマウント部と、ブラケット
    の内側でエンジンを支持する第2のマウント部と、を備
    えたことを特徴とするエンジンマウント装置。
  2. 【請求項2】エンジンとそのマウント用のクロスメンバ
    との間に介在するブラケットと、クロスメンバの鉛直な
    中心線に対して両側へ略45度に開く斜め下方からブラ
    ケットの外側を支持する第1のマウント部と、ブラケッ
    トの内側でエンジンを水平方向の両サイドから支持する
    第2のマウント部と、を備えたことを特徴とするエンジ
    ンマウント装置。
  3. 【請求項3】ブラケットとしてエンジンの下側から両側
    を囲う形状に構成したことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のエンジンマウント装置。
JP7365997A 1997-03-26 1997-03-26 エンジンマウント装置 Pending JPH10267082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7365997A JPH10267082A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 エンジンマウント装置

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JP7365997A JPH10267082A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 エンジンマウント装置

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Publication Number Publication Date
JPH10267082A true JPH10267082A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13524635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7365997A Pending JPH10267082A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 エンジンマウント装置

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JP (1) JPH10267082A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101829892A (zh) * 2010-04-20 2010-09-15 浙江大学 一种发动机自动化安装车

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101829892A (zh) * 2010-04-20 2010-09-15 浙江大学 一种发动机自动化安装车

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