JPH1026675A - 電子時計 - Google Patents
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- JPH1026675A JPH1026675A JP9090315A JP9031597A JPH1026675A JP H1026675 A JPH1026675 A JP H1026675A JP 9090315 A JP9090315 A JP 9090315A JP 9031597 A JP9031597 A JP 9031597A JP H1026675 A JPH1026675 A JP H1026675A
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Abstract
速充電する場合に、2次電池の残量を正確に検出し使用
者に知らせることができる電子時計を提供すること。 【解決手段】 2次電池42に充電された電気エネルギ
ーを用いて時計回路70を駆動する電子時計である。こ
の時計は、2次電池42の電圧を検出する電圧検出部6
0と、検出した電圧に基づき前記2次電池42の充電量
を検出する充電量検出部62とを備える。前記充電量検
出部62は、予め前記2次電池42の充電量に対応した
複数の基準電圧と基準時間とが設定され、前記基準電圧
に対応した前記基準時間以上連続して前記2次電池42
の電圧が前記基準電圧を上回ったときに、前記基準電圧
に対応した充電量の検出信号を出力するように構成され
ていると共に、前記各基準時間は対応する基準電圧が高
電圧になるに従い長くなる関係にある。
Description
電子時計に関する。
ギー源となる電気は、電池から供給されている。しか
し、電池はエネルギーを使い果たすと交換が必要とな
る。
ーを生み出す発電機構を搭載した電子時計の開発が行わ
れている。このタイプの電子時計としては、発電機構と
して太陽電池を用い2次電池を充電するものや、使用者
の腕の自然な動き等により発電する自動巻発電機構を搭
載して、その出力により2次電池を充電するもの等があ
る。これらの電子時計は、煩わしい電池交換の必要がな
いだけでなく、使用済み電池等の廃棄物を生み出すこと
がないため、省資源、環境保護の観点からも注目されて
いる。
池の残量を検出し表示する機構が設けられている。そし
て、2次電池の残りの充電量が、例えば、約3時間、1
日、2日、3日等になった場合には、これを検出して使
用者に残量表示を行ない、2次電池の充電を促すように
なっている。
下といったように極めて少なくなると、使用者は、2次
電池を急速に充電する急速充電動作を行なう必要があ
る。例えば、充電機構として太陽電池を用いた電池時計
は、太陽電池を光源に向けて発電し、2次電池の充電を
行なう。また、自動巻発電機構を搭載した電子時計は、
時計を振って発電し、2次電池の充電を行なう。このよ
うな急速充電動作を、残量表示が所定の値に達するまで
行なう。このとき、この充電を確実に行なうためには、
2次電池の残量検出を正確に行なうことが必要となる。
残量は、その端子電圧を用いて検出される。2次電池と
して、例えばコンデンサ等を用いた場合には、端子電圧
が充電量を正確に反映するため、この端子電圧を見るだ
けで安定した残量検出が行える。
電極に導電性ポリマーを用いた2次電池が用いられるよ
うになった。このポリマー電池では、従来の化学電池と
異なり、電解液イオンのドーピングを利用して充電およ
び放電を行うため、端子電圧が充電量に応じた電圧に安
定するまで、電圧値がふらついて変動するという特性を
持っている。したがって、急速充電時に、単にその電圧
から残量検出を行なおうとしても、正確な残量を検出で
きないという問題があった。
時に端子電圧が急速に立ち上がり、,その後真の充電量
に対応した安定電圧に落ち着くという特性を持つ。この
ため、検出電圧を単に基準電圧と比較して残量検出を行
うと、実際の残量より大きい値を誤って表示してしま
い、充分な充電がなされない時点で、使用者が急速充電
動作を止めてしまうことが多いという問題があった。こ
の場合、電子時計は充電量不足となるため、使用者が知
らないうちに時計が停止してしまうというトラブルが発
生する。
なされたものであり、その目的は、電極に導電性ポリマ
ーを用いた2次電池を急速充電する場合に、その残量を
確実に検出し、使用者に知らせることができる電子時計
を提供することにある。
め、請求項1に記載の発明は、充電用電気エネルギーを
出力する発電手段と、前記充電用電気エネルギーにより
充電される2次電源と、前記2次電源の充電エネルギー
を用いて作動する時計回路と、前記2次電源の電圧を検
出する電圧検出手段と、前記検出電圧に基づき前記2次
電源の残量検出を行う残量検出手段と、を含み、前記検
出残量を知らせ、2次電源の充電を使用者に促す電子時
計において、前記2次電源は、電極に導電性ポリマーを
用いた2次電池を含み、前記残量検出手段は、予め2次
電池の残量に対応した基準電圧が設定され、前記検出電
圧が基準電圧を所定基準時間連続して上回ったとき、前
記基準電圧に対応した残量の検出信号を出力するよう形
成され、前記2次電池の急速充電時の残量検出を正確に
行うことを特徴としている。
て、前記残量検出手段は、予め2次電池の残量に対応し
た複数の基準電圧が設定され、前記検出電圧が所定基準
電圧を所定基準時間連続して上回ったとき、前記基準電
圧に対応する残量の検出信号を出力することを特徴とし
ている。
て、前記残量検出手段は、前記基準時間を、各基準電圧
毎に設定したことを特徴としている。
ルギーを出力する発電手段と、前記充電用電気エネルギ
ーにより充電される2次電源と、前記2次電源の充電エ
ネルギーを用いて作動する時計回路と、前記2次電源の
電圧を検出する電圧検出手段と、前記検出電圧に基づき
前記2次電源の残量検出を行う残量検出手段と、を含
み、前記検出残量を知らせ、2次電源の充電を使用者に
促す電子時計において、前記発電手段から2次電源への
充電を停止させる充電遮断スイッチ手段を含み、前記2
次電源は、電極に導電性ポリマーを用いた2次電池を含
み、前記残量検出手段は、前記スイッチ手段により2次
電源の充電を一時的に停止し、このときの検出電圧の減
衰特性に基づき、2次電池の残量を検出し残量の検出信
号を出力するよう形成され、前記2次電池の急速充電時
の残量表示を正確に行うことを特徴としている。
ルギーを出力する発電手段と、前記充電用電気エネルギ
ーにより充電される2次電源と、前記2次電源の充電エ
ネルギーを用いて作動する時計回路と、前記2次電源の
残量検出を行う残量検出手段と、を含み、前記検出残量
を知らせ、2次電源の充電を使用者に促す電子時計にお
いて、前記発電手段から2次電源への充電電流を検出す
る電流検出手段を含み、前記2次電源は、電極に導電性
ポリマーを用いた2次電池を含み、前記残量検出手段
は、前記検出電圧及び充電電流に基づき前記2次電池へ
の充電エネルギーを演算し、この充電エネルギー及び前
記検出電圧に基づき2次電池の残量を検出し残量の検出
信号を出力するよう形成され、前記2次電池の急速充電
時の残量表示を正確に行うことを特徴としている。
リマーを用いた2次電池を、充電手段を用いて急速充電
する際、前記2次電池の残量を検出する方法において、
前記2次電池の電圧を検出する工程と、予め2次電池の
残量に対応した複数の基準電圧を設定し、前記検出電圧
が基準電圧を所定基準時間連続して上回ったとき、前記
基準電圧に対応した残量を2次電池の残量として検出す
る工程と、を含み、前記2次電池の急速充電時の残量検
出を正確に行うことを特徴としている。
は、発電手段から出力される充電電気エネルギーにより
充電される。そして、時計回路は、前記2次電源の充電
エネルギーを用いて作動する。
づき、2次電源の残量を検出して使用者に知らせる。
なると、その残量が所定レベルに復帰するまで2次電源
に対する急速充電動作を行なう。
ポリマーを用いた2次電池を含んだ構成である場合、急
速充電時の2次電池の電圧は、充電量に対応した電圧に
安定するまで時間がかかり、変動する。
対応した基準電圧をあらかじめ設定しておき、検出電圧
が基準電圧を所定基準時間連続して上回ったときにはじ
めて、当該2次電池が少なくとも基準電圧に対応した充
電量まで充電されたと判断し、残量の検出信号を出力す
る構成となっている。これにより、2次電池の急速充電
時における残量を正確に使用者に知らせることができ
る。
えば3時間、1日、2日等といった2次電池の残量に対
応して複数の基準電圧を設定し、2次電池の検出電圧が
所定基準電圧を所定基準時間連続して上回ったとき、該
当する残量の検出信号を出力している。これにより、急
速充電時に、2次電池の充電量を多段階にわたって正確
に表示することができる。
前記基準時間を、各基準電圧毎に設定することにより、
2次電池の残量検出をより正確に行なうことができる。
い電圧になるほど充電効率が悪化する。このため、前記
基準時間は、高電圧側の基準時間を長く設定することが
好ましい。
から2次電源への充電を停止させる充電遮断スイッチ手
段を含み、急速充電時に2次電源の充電を一時的に停止
する。そして、このときの検出電圧の減衰特性に基づ
き、2次電池の残量を検出するようになっている。
2次電池では、急速充電を停止すると、真の充電量に対
応した電圧までその電圧レベルが減衰という特性を持
つ。したがって、このときの減衰特性を検出することに
より、2次電池の真の残量を正確に予測することができ
る。
から2次電源への充電電流および充電時間に基づき、2
次電池への充電エネルギーを演算している。そして、こ
の充電エネルギーに基づき、2次電池の真の残量を検出
し、残量の検出信号を出力するように構成されている。
充電エネルギーを検出することによっても、2次電池の
真の充電量を検出し、残量表示を行なうことができる。
と同様にして、急速充電時における2次電池の残量を正
確に検出することが可能な残量検出方法を得ることがで
きる。
子腕時計に適用した場合を例に取り詳細に説明する。
および運針機構60が示されている。
に回動自在に取り付けられた半円形の回転錘12と、こ
の回転錘12の回転を増速する輪列機構14と、この輪
列機構14により発電ロータ18が回転駆動される発電
機16とを含む。
かすと、回転錘12が回転し、そのときの運動エネルギ
ーが図中矢印方向の回転運動となる。この回転錘12の
回転は輪列機構14により約100倍に増速されて発電
ロータ18に伝達される。そして、N極およびS極の永
久磁石から構成された発電ロータ18の高速回転によっ
て、発電ステータ20を介して発電コイル22に鎖交す
る磁束が変化する。
コイル22から交流電圧が出力され、この交流電圧が、
図1に示す整流ダイオード30で整流され、2次電池4
2を充電する。前記2次電池42は、昇圧回路44、補
助コンデンサ46と共に2次電源40を構成する。
と、発電コイル22により2次電池42が充電されてい
く。実施例では2次電池42の電圧が低くて時計の駆動
可動電圧に満たないときは、昇圧回路44により、2次
電池42の電圧を時計駆動可能な高電圧に変換し、補助
コンデンサ46に蓄電する。そして、補助コンデンサ4
6を駆動電源として時計回路70は作動する。
ツを用いた発振回路の出力を、分周回路を用いて分周
し、その分周出力を駆動回路がカウントし、1秒毎に極
性の異なる駆動パルスをステップモータ80の駆動コイ
ル82へ向け出力する。
0は、駆動パルスが通電される毎にロータ86を回転駆
動し、輪列機構90を介し秒針104、分針106、時
針108を駆動し、時刻をアナログ表示する。
過充電を防止するため、過充電防止手段として機能する
リミッタ回路50が、前記コイル20と並列に設けら
れ、充電回路に対するバイパス回路を形成している。前
記リミッタ回路50は、バイパス回路をオン,オフする
スイッチ素子52を含み、2次電池42の充電電圧が過
充電検出用基準値を上回わると、スイッチ素子52をオ
ンするように形成されている。これにより、前記2次電
池42に対する充電電流は、このバイパス回路を流れる
こととなり、2次電池の過充電が防止される。
動作の概念図が示されている。時計回路70を駆動させ
るには、現在のところ最低1ボルトの電圧が必要とな
る。電気を蓄える2次電池42は、一般の電池と異な
り、充電量に応じて電圧が変化する特性を持っている。
充電量が低下して電圧が1ボルトを下回ると、エネルギ
ーそのものはあるものの、電圧が足りないため時計が止
まってしまう。なるべく早く時計を始動させ、長く動か
し続けるためには、2次電池42に充電したエネルギー
を無駄なく使う必要がある。そこで、2次電池42の低
い状態の電圧を、時計を駆動させるのに必要なレベルの
電圧まで昇圧回路44を用いて昇圧し、コンデンサ46
へ充電している。
う、充電により2次電池42の電圧が増加するに従い、
これを3倍〜1倍の7段階に亘って昇圧し、補助コンデ
ンサ46を、その電圧が1V以上となるようへ充電す
る。同様に、2次電池42の電圧が放電等により減衰す
る場合には、昇圧の場合とは逆に、この電圧を1倍〜3
倍の範囲内で7段階にわたって昇圧し、補助コンデンサ
46へ充電している。
くらい動き続けるかを使用者に知らせる必要がある。こ
のため、実施例の電子時計は、2次電池42の現在の充
電量、すなわち、時計があとどのくらい動き続けるかの
残量を表すインジケータ機能が設けられている。
は、2次電池42の電圧を検出する電圧検出部60と、
この検出電圧に基づき2次電池42の残量を検出する残
量検出部62とが設けられ、残量検出信号が時計回路7
0に向け出力されるよう構成されている。
ズ右上のボタン92を押すことにより、運針中の秒針を
早送りし、その早送り量で2次電池42の残量表示を行
なうように形成されいている。すなわち、2次電池42
の残量が3日以上ある場合には、30秒、2日以上ある
場合には20秒、1日以上ある場合には10秒、3時間
以上ある場合には5秒というように秒針を早送りし、そ
の残量表示を行なう。また、残量が3時間以内の場合に
は、秒針が2秒運針になる機構も備えている。そして、
2次電池42の残量が残り少なくなった場合には、使用
者は図5に示すようなインジケータ表示を見ながら、2
次電池42の充電量が所定の基準量、例えば1日分の充
電量となるよう2次電池42に対する急速充電動作を行
なう。このような急速充電動作は、図2に示すような発
電手段を採用した本実施例の電子時計にあっては、時計
本体を振り、回転錘12を回転させることにより行な
う。
常電圧検出部60で検出された2次電池42の充電電圧
に基づいて行われる。このような検出手法は、2次電池
42がコンデンサ等で構成されている場合には問題がな
いが、電極に導電性ポリマーを用いた2次電池である場
合には、正確な残量検出を行なうことができない。
ポリマー電池である場合に、その残量検出を正確に行な
うことを特徴とするものである。
して用いられるポリマ電池42の急速充電特性が示され
ている。このポリマー電池としては、各種のものが知ら
れており、例えばポリアセン電池、Li/PAS電池、
PAS−Liコンポジット/PAS電池、PAS/PA
S電池等がある。
うと、実際の充電量より端子電圧が大きく現れる。ま
た、2次電池の充電エネルギーを消費すると、その端子
電圧は真の充電量に対応した電圧まで急激に低下する傾
向を持つ。したがって、急速充電時には、その端子電圧
が上下にふらつくという現象が発生する。
の4つの残量表示に対応して、Va,Vb,Vc,Vd
の4つの基準電圧を設定している。
基準電圧を上回った時点で、設定充電量まで充電された
と判断してインジケータ表示を行なうため、正確な残量
表示ができなかった。
検出電圧が基準電圧を所定基準時間連続して上回ったと
き、2次電池42がその基準電圧に対応した充電量まで
充電されたと判断し、残量検出信号を出力するように構
成されている。
た場合に、急速充電動作を行うと、2次電池42の検出
電圧Vi が図4に示すよう、第1の基準電圧Va を最初
に上回るのはt1 のタイミングである。しかし、この状
態では、その直後に電圧Viが基準電圧Va を下回るた
め、3時間分の充電が行われていないと判断する。そし
て、検出電圧Vi が基準電圧Va を一定基準時間ta の
間連続して上回っていることが検出された時点t3 では
じめて、残量検出信号を出力する。このようにして、イ
ンジケータには、確実に所定の充電量が充電されたこと
が確認された段階で、当該残量が表示されることにな
る。この結果、使用者はインジケータの表示を信頼しな
がら、急速充電を行なうことが可能となる。
対し全て同一に設定してもよいが、本実施例では、各基
準電圧Va,Vb,Vc,Vd毎にそれぞれ固有の値t
a ,tb ,tc ,td に設定している。これにより、2
次電池の充電レベルに応じてより確実な残量検出を行な
うことが可能となる。
い電圧になるほど充電効率が悪化する。このため、前記
基準時間は、高電圧側の基準時間を長く設定することが
好ましい。
時間が次のように設定される。
模式的に描いてある。したがって、実際のt3 〜t4 、
t6 〜t7 、t8 〜t9 の間隔は、図に示すより十分に
長くなる。
れている。なお、前記第1実施例と対応する部材には同
一符号を付してその説明は省略する。
から2次電池42へ向けた充電回路に充電遮断スイッチ
64を設けている。そして、残量検出部62は、2次電
池42の残量検出を行なう場合、所定の短時間だけスイ
ッチ64をオフし、2次電池42の充電を強制的に停止
させる。
次電池42の検出電圧Vi は、図7に示すように変化す
る。すなわち、急速充電時に、ta のタイミングでスイ
ッチ64をオフし充電を停止させると、2次電池42の
端子電圧Vi は、真の充電量に対応した安定電圧に向け
て減衰を開始する。
てから一定時間経過後の電圧低下が大きい程、実際の充
電量は少ないと判断できる。
2の減衰特性と、検出電圧Vi とから、充電量に対応し
た2次電池の安定電圧を推定演算し、これを各基準電圧
Va〜Vd と比較する。そして、推定演算された電圧
が、いずれかの基準電圧を上回った場合には、当該基準
電圧に対応した残量検出信号を時計回路70へ向け出力
する。
電池42の急速充電時における残量検出を正確に行なう
ことができる。
れている。
ら2次電池42へ向けた充電回路に充電電流を検出する
電流計66が設けられ、その検出値が残量検出部62へ
向け出力されている。
と、充電時間とに基づき、2次電池42への充電エネル
ギーを演算する。そして、充電エネルギーに基づき検出
電圧を補正演算し、補正された検出電圧を前記第2実施
例と同様に各基準電圧Va 〜Vd と比較する。そして、
補正検出電圧が、いずれかの基準電圧を上回った際、該
当する残量の検出信号を時計回路70へ向け出力する。
演算された充電エネルギーから2次電池42の検出電圧
の上昇分を補正し、充電量に対応した電圧を推定演算し
ている。このようにすることによっても、ポリマー電池
42の急速充電時における残量表示を正確に行なうこと
ができる。
関係をテーブル化して残量演算部62に記憶しておくこ
とにより、前記電圧検出部62を用いることなく、充電
電流と充電時間とから求まる充電エネルギーから充電電
圧を推定できる。
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施
が可能である。
て図2に示すような発電機16および回転錘12を用い
たものを例に取り説明したが、本発明はこれに限らず、
各種の発電手段、例えば太陽電池等を用いた電子時計に
対しても適用可能であることはいうまでもない。
ジケータとして、アナログ表示用の秒針を用いる場合を
例に取り説明したが、本発明はこれ以外に、例えば、液
晶表示タイプの電子時計では、液晶ディスプレイ上に残
量表示するようにしてもよい。
け、残量を音声出力させてもよい。また、前記実施例で
は、本発明を腕時計に適用した場合を例に取り説明した
が、本発明はこれに限らずこれ以外の各種時計、例えば
携帯用時計等にも適用可能であることはいうまでもな
い。
極に導電性ポリマーを用いた2次電池を急速充電する場
合に、2次電池の残量を正確に検出し使用者に知らせる
ことができる電子時計およびその残量検出方法を提供す
ることができる。
る。
説明図である。
図である。
充電時における充電特性の説明図である。
る。
の概略説明図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 2次電源に充電された電気エネルギーを
用いて時計回路を駆動する電子時計において、 前記2次電源の電圧を検出する電圧検出手段と、 検出した電圧に基づき前記2次電源の充電量を検出する
充電量検出手段と、 を備え、前記充電量検出手段は、 予め前記2次電源の充電量に対応した複数の基準電圧と
基準時間とが設定され、前記基準電圧に対応した前記基
準時間以上連続して前記2次電源の電圧が前記基準電圧
を上回ったときに、前記基準電圧に対応した充電量の検
出信号を出力するように構成されていると共に、前記各
基準時間は対応する基準電圧が高電圧になるに従い長く
なる関係にあることを特徴とする電子時計。
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