JPH1026536A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH1026536A
JPH1026536A JP8201288A JP20128896A JPH1026536A JP H1026536 A JPH1026536 A JP H1026536A JP 8201288 A JP8201288 A JP 8201288A JP 20128896 A JP20128896 A JP 20128896A JP H1026536 A JPH1026536 A JP H1026536A
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義一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間の運転を行う際に適度な間隔で運転者
に休憩を促すことができるナビゲーション装置を提供す
ること。 【解決手段】 ナビゲーションコントローラ10は、一
定間隔で運転者に休憩を促すために、自動休憩設定部2
6、走行時間・距離計算部27、休憩メッセージ描画部
28を有している。自動休憩設定部26は、自動休憩の
有無や休憩間隔等を設定するものである。走行時間・距
離計算部27は、車両の走行開始からあるいは休憩を取
った後の走行時間あるいは走行距離を計算するためのも
のである。休憩メッセージ描画部28は、走行時間・距
離計算部27によって一定時間あるいは一定距離の走行
を検出したときに、運転者に休憩を促す所定のメッセー
ジ画像を描画する。一定時間あるいは一定距離連続走行
した運転者は、メッセージ画面を見たときに休憩をと
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両走行中に運転
者に休憩を促すようにしたナビゲーション装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から移動体、特に車両の現在位置を
地図上に表示するとともに、運転者が目的地に容易に到
達できるように音声等で案内を行うナビゲーション装置
が普及している。このようなナビゲーション装置におい
ては、車両の位置を検出してその近傍の地図データをC
D−ROMから読み出すとともにディスプレイ上に表示
している。また、ディスプレイ中央には自車位置を示す
車両位置マークが表示されており、この車両位置マーク
を中心に車両の進行にしたがって近傍の地図データがス
クロールされる。したがって、常時自車周辺の地図情報
がわかるようになっている。
【0003】また、従来のナビゲーション装置は、ガソ
リンスタンドやレストランあるいはコンビニエンススト
アといった道路周辺の施設がCD−ROMに予め設定さ
れているものもあり、必要に応じてこれらの施設を検索
して途中経由地点として設定することもできるようにな
っている。また、上述したCD−ROMには、走行経路
上の道路の幅員等によって走行可能な車速の平均値が格
納されており、目的地までの所要時間の目安を表示して
くれるものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のナビゲーション装置は、経路設定を行う際に現在地
と予め設定された目的地とを結ぶようにある条件下で自
動探索を行って自動的に経路設定を行い、必要に応じて
目的地までの所要時間を表示することができるが、目的
地までの距離が長い場合に途中で休憩をとることまでは
考慮されていなかった。したがって、運転者自身が休憩
時間や休憩場所を考慮した運転を行うことが必要となる
が、実際には定期的に休憩をとる運転者は少ないため、
居眠り運転や疲労に起因する事故のおそれがあった。
【0005】また、休憩場所としてはレストランやコン
ビニエンスストアなどが利用される場合が多く、これら
の場所はCD−ROMの地図データに基づいて検索する
ことができるが、一定間隔で休憩をとろうとしてもこの
一定間隔に相当する地点に存在するレストラン等を簡単
に検索する方法がないため、予め自動経路探索の時点で
休憩点を設定することが難しかった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は長時間の運転を行う際に適度
な間隔で運転者に休憩を促すことができるナビゲーショ
ン装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のナビゲーション装置は、自動経路探索
において、予め設定された所定間隔で休憩をとるために
所定の休憩点を設定し、経路誘導を行う際に休憩点に接
近したときに休憩を促す所定のメッセージを出力する。
また、上述した経路誘導を行う際に、実際の走行経路が
休憩点を含む誘導経路を外れたときに、新たな休憩点を
含むように経路探索を再実施する。
【0008】具体的には、休憩間隔を設定する休憩設定
手段と、休憩設定手段で設定された休憩間隔毎に休憩点
を設定しながら出発地と目的地とを結ぶように経路探索
を行う経路計算手段と、経路計算手段によって探索され
た経路にしたがって経路誘導を行う際に休憩点に接近し
たときに所定のメッセージを出力するメッセージ出力手
段とを備えている。また、上述した経路誘導を行う際
に、休憩点を含む誘導経路から実際の走行経路が外れて
いることを検出したときに、新たな休憩点を含むように
誘導経路の再設定を行う経路再設定手段をさらに備えて
いる。また、休憩点として設定可能な休憩施設候補を選
択する休憩施設選択手段をさらに備えており、経路計算
手段は、経路探索を行って所定の誘導経路を設定する際
に、探索された誘導経路に沿った位置にある選択された
休憩施設候補を検索して休憩点として設定する。
【0009】このように、予め経路探索を行って誘導経
路を設定する際に、所定間隔(例えば一定時間毎)で休
憩点を設定し、以後の経路誘導においてはこの休憩点に
接近したときに休憩を促すメッセージが出力されるた
め、車両の運転者が気づかずに長時間運転することがな
く、適度な間隔で体を休めることができる。また、予め
休憩点を設定しているため、希望する施設で必ず休憩を
とることができ、休憩と同時に給油や買物あるいは食事
をとるといった計画が立てやすくなり、時間の有効利用
を図ることができる利点もある。また、実際の走行経路
が誘導経路を外れた場合であっても、休憩点を含む誘導
経路を再設定することにより、確実に休憩をとることが
できる。
【0010】また、本発明のナビゲーション装置は、経
路誘導を行う際に、予め設定された所定間隔で休憩を促
す所定のメッセージを出力する。具体的には、休憩間隔
を設定する休憩設定手段と、出発地と目的地とを結ぶよ
うに経路探索を行う経路計算手段と、経路計算手段によ
って探索された経路にしたがって経路誘導を行う際に休
憩設定手段によって設定された休憩間隔毎に所定のメッ
セージを出力するメッセージ出力手段とを備えている。
【0011】このように、経路探索の際に休憩点を設定
しない場合であっても、予め設定された所定間隔毎に休
憩を促すメッセージを出力するようにすれば、車両の運
転者が気づかずに長時間運転することがなく、適度な間
隔で体を休めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のナビゲーション装置は、
車両を長時間(あるいは長距離)運転したときに一定間
隔で運転者に休憩を促すようにしたことに特徴がある。
休憩を促す一定間隔のタイミングとしては、一定時間運
転した場合や一定距離運転した場合が考えられ、また、
休憩を促す方法としてはコンビニエンスストア等の休憩
場所に誘導する方法や音声で一定間隔経過した旨を通知
する方法等が考えられる。以下、本発明を適用した一の
実施形態のナビゲーション装置について、図面を参照し
ながら具体的に説明する。
【0013】図1は、一実施形態のナビゲーション装置
の構成を示す図である。同図に示すナビゲーション装置
は、地図データを記憶するCD−ROM1と、このCD
−ROM1に記憶された地図データを読み出すディスク
読取装置2と、利用者が操作する各種操作キーを有する
操作盤3と、所定の航法によって車両位置と方位を検出
する車両位置検出装置4と、自車周辺の地図データや各
種の経路誘導情報を表示する液晶表示装置5と、操作盤
3からの各種のキー入力に応じて経路誘導の目的地や経
由地の登録や休憩間隔、休憩施設の指定、あるいは車両
位置検出装置4の出力に基づく経路誘導等を行うナビゲ
ーションコントローラ10とを含んで構成されている。
【0014】上述したディスク読取装置2は、1枚ある
いは複数枚のCD−ROM1が装填可能であり、ナビゲ
ーションコントローラ10の制御によっていずれかのC
D−ROM1からの地図データの読み出しが行われる。
この地図データは、縮尺別の道路レイヤ、背景レイヤ、
文字記号レイヤなどから構成されており、この中で道路
レイヤには後述する経路誘導等に必要なノードテーブル
等各種のテーブルやリストが含まれており、文字記号レ
イヤには休憩施設となるレストランやガソリンスタンド
等の各種マークが含まれている。操作盤3は、経路誘導
モードの設定に用いる経路誘導モードキー、目的地入力
キー、経由交差点入力等に用いる左、右、上、下の各カ
ーソルキー、地図検索や拡大/縮小のキー、表示画面上
のカーソル位置にある項目の確定を行う設定キー等を備
えている。この操作盤3は、ナビゲーション装置の筐体
前面に備わった各種キーを備える他に、赤外線等で操作
指示を与えることができるリモコンユニットも含むもの
とし、筐体前面の各種キーを操作するかリモコンユニッ
トに備わった各種キーを操作するかは利用者が適宜選択
することができる。
【0015】車両位置検出装置4は、速度センサや方位
センサによる自立航法またはGPS等を用いた衛星航法
により車両位置と車両方位を検出するが、これら自立航
法と衛星航法を組み合わせたハイブリッド航法を用いる
ことにより高い精度で車両位置と方位を検出するように
してもよい。また、GPSによる衛星航法のみを用いた
場合には車両方位を直接検出できないため、連続する2
つの車両位置に基づいてナビゲーションコントローラ1
0による計算によって車両方位を求める。
【0016】液晶表示装置5は、ナビゲーションコント
ローラ10から出力される映像信号に基づいて、自車周
辺の地図情報を自車位置マーク、出発地マーク、目的地
マーク、経由交差点マーク等とともに表示したり、この
地図上に誘導経路を表示したりする。また、この液晶表
示装置5は、経路誘導の際に運転者が休憩をとる間隔を
入力したり、休憩施設を選択したりするための所定の設
定画面を表示する。この設定画面の具体例については後
述する。
【0017】上述したナビゲーションコントローラ10
は、CD−ROM1から読み出した地図データに基づい
て液晶表示装置5に表示する各種の画像を作成するとと
もにこの作成した画像を映像信号に変換するために、バ
ッファメモリ11、地図画像描画部13、誘導経路描画
部19、交差点走行案内画像描画部20、第1および第
2V−RAM21、22、合成部23、映像変換部24
を有しており、操作盤3から入力された目的地データや
車両位置検出装置4によって検出された車両位置データ
等に基づいて所定の経路誘導や経路表示を行うために、
カーソル位置計算部12、経路計算部14、経路情報メ
モリ15、交差点距離計算部16、存在リンク検出部1
7、通過判定部18、目的地入力部25を有している。
【0018】バッファメモリ11は、ディスク読取装置
2によってCD−ROM1から読み出した地図データを
一時的に格納するためのものである。カーソル位置計算
部12は、操作盤3のカーソル操作に応じたカーソル位
置データを計算して出力する。
【0019】地図画像描画部13は、走行開始前におい
て、操作盤3の地図検索キーや拡大/縮小キー等で選択
された所望の地図データを、ディスク読取装置2によっ
てCD−ROM1からバッファメモリ11に読み出し
て、第1V−RAM21に1画面分の地図画像を北方向
を上向きにして(あるいは車両の進行方向を上向きにし
て)描画する。このようにして描画された地図画像の表
示が行われる際に操作盤3のいずれかのカーソルキーが
押下されると、地図画像描画部13は、必要に応じて新
たな地図データをCD−ROM1からバッファメモリ1
1に読み出して、常にカーソル位置が画面中央となるよ
うに第1V−RAM21の地図画像を更新し、しかも画
面中央に所定のカーソルマークを描画する。また、地図
画像描画部13は、走行中において、車両位置検出装置
4から出力される車両位置データや車両方位データが変
化するのに従って適宜新たな地図データをCD−ROM
1から読み出して、現在の車両位置が画面中央となり、
かつ北方向あるいは車両の進行方向が上向きとなるよう
に第1V−RAM21の地図画像を書き換えながら描画
するとともに、出発地マーク、目的地マーク、経由地マ
ーク等を表示画面上の該当箇所に描画する。
【0020】経路計算部14は、走行開始前に操作盤3
の経路誘導モード設定キーが押下されて経路誘導モード
になると、その後操作盤3のカーソル操作によって表示
画面上のカーソルが所望の目的地に合わせられて目的地
入力キーが押下されたときにその時点でのカーソル位置
とその時点で車両位置検出装置4で検出されている車両
位置データとのそれぞれを目的地データ、出発地データ
として経路情報メモリ15に格納する。また、経路計算
部14は、上述した経路誘導モードにおいて、操作盤3
のカーソル操作によって表示画面中央のカーソルが所望
の経由交差点に合わせられた後に経由交差点入力キーが
押下されると、バッファメモリ11に格納されたノード
テーブルと交差点構成ノードリストを参照して、その時
点でカーソル位置計算部12の出力に最も近い交差点に
対応した経由交差点ノードと、この経由交差点ノードが
一方端となるリンクの他方端側の集合である経由交差点
構成ノードとを経路交差点データとして経路情報メモリ
15に格納する。
【0021】図2は、バッファメモリ11に格納された
地図データの一部を示す図である。同図において、道路
リストRDLTは、道路別に道路の種類、道路を構成す
る全ノード数、道路を構成するノードのノードテーブル
NDTB上での位置と、次のノードまでの幅員、ノード
の距離(全長)、このノードに対応する道路を走行する
場合の平均車速等のデータを含んでいる。交差点構成ノ
ードリストCRDTは、地図上の各交差点毎に、この着
目交差点に連結するリンクの他端ノード(交差点構成ノ
ードという)のノードテーブルNDTB上での位置の集
合である。ノードテーブルNDTBは、地図上の全ノー
ドのリストであり、ノード毎の位置情報(経度、緯
度)、着目ノードが交差点であるか否かの交差点識別フ
ラグ、交差点であれば交差点構成ノードリストCRDT
上での位置を示し、交差点でなければ道路リストRDL
T上で着目ノードが属する道路の位置を示すポインタ等
を含んでいる。上述した経路計算部14は、図2示した
ノードテーブルNDTBおよび交差点構成ノードリスト
CRDTを参照することにより経由交差点データを計算
する。
【0022】このようにして全ての経由交差点を利用者
によって指定することもできるが、目的地と出発地ある
いはこれらに加えて数カ所の経由交差点や経由地を指定
しただけで、その途中経路を自動的に設定することもで
きる。この場合には、経路計算部14は、例えば出発地
と目的地あるいはこれらに加えて数カ所の経由地等を結
ぶ経路の距離が最短となるように、あるいは所要時間が
最短となるように途中経路を計算し、計算によって求め
た経由交差点データを経路情報メモリ15に格納する。
【0023】経路情報メモリ15は、利用者が設定した
順に、あるいは自動経路探索によって求めた所定の順
に、経由交差点のそれぞれについて経由交差点ノードと
経由交差点構成ノードを格納する。例えば、図3に示す
走行経路を考え、交差点CP1〜CP3 を第1経由交差
点〜第3経由交差点として設定した場合には、経路情報
メモリ15には図4に示すように各経路交差点データが
格納される。なお、車両が通過した経由交差点について
は、通過識別フラグPFが立てられるようになってい
る。また、上述したように、経路情報メモリ15には、
出発地データと目的地データが格納される。
【0024】交差点距離計算部16は、経由交差点の中
で未通過で出発地に最も近い経由交差点を案内対象交差
点とし、この案内対象交差点と車両位置検出装置4で検
出された車両位置との距離を計算する。存在リンク検出
部17は、バッファメモリ11に格納された地図データ
と、車両位置検出装置4で検出された車両位置データと
車両方位データとに基づいて、走行中の道路上で、車両
の進行方向前方に存在する最も車両寄りのノード(前方
ノード)と、車両の進行方向後方に存在する最も車両寄
りのノード(後方ノード)との組を存在リンクとして検
出する。通過判定部18は、経路情報メモリ15に格納
された情報と、存在リンク検出部17で検出された存在
リンクデータとに基づいて、現在車両が向かっている経
由交差点ノードと後方ノードが一致したか否かを判定し
ており、一致したときに経路情報メモリ15の該当する
経由交差点の通過識別フラグPFを立てる。
【0025】誘導経路描画部19は、経路情報メモリ1
5に格納されたデータに基づいて、出発地、第1経由交
差点、第2経由交差点と辿っていって最終的に目的地ま
でを順に折れ線で結び、その中で車両の通過し終わった
ものを除いて、第1V−RAM21に描画された地図画
像の中に含まれる部分を所定色の破線を用いて地図画像
に重ねて描画する。
【0026】交差点走行案内画像描画部20は、上述し
た案内対象交差点について、経路情報メモリ15に登録
された交差点ノードと交差点構成ノードを用いて、第2
V−RAM22に例えば進行方向を上向きにして交差点
形状図形を描画し、さらに、この交差点形状図形の中心
から1つ手前の経由交差点方向と1つ後の経由交差点方
向に所定長さの線を引くとともに、1つ後の経由交差点
方向に矢印を重ねて交差点走行案内画像を描画する。ま
た、交差点走行案内画像描画部20は、交差点距離計算
部16で求めた距離データに基づいて、交差点走行案内
画像の一部に、その時点での車両位置と案内対象交差点
との間の距離を示す文字を表示する。例えば、「あと○
○km」、「あと○○m」として描画したり、これらの
文字の代わりにあるいは文字とともに距離を示すバーグ
ラフを描画する。
【0027】第1V−RAM21は、液晶表示装置5の
1表示画面分に相当する領域を有しており、地図画像描
画部13によって描画された地図画像を格納する。第2
V−RAM22は、液晶表示装置5の1/9表示画面分
に相当する領域を有しており、交差点走行案内画像描画
部20によって描画された交差点走行案内画像を格納す
る。合成部23は、経路誘導モードで走行中に、第1V
−RAM21に格納された地図画像の一部に第2V−R
AM22に格納された交差点走行案内画像を重ねて画像
の合成を行い、合成画像データを出力する。映像変換部
24は、合成部23から出力された画像データを表示ラ
イン単位でアナログの映像信号に変換し、液晶表示装置
5に出力する。
【0028】目的地入力部25は、操作盤3のカーソル
キーを用いることなく直接的に目的地を入力するための
ものであり、例えば操作盤3を操作することにより電話
番号やビルの名称、会社名、テナント名等が入力される
と、バッファメモリ11を検索することにより、これら
の入力データで特定されるビルや事業者等の住所を目的
地データとして設定する。このようにして設定された目
的地データは、経路計算部14によって経路情報メモリ
15に格納されるとともに自動経路探索等に使用され
る。なお、このように電話番号等で目的地を検索する場
合には、予め電話番号等とビルの住所等との対応データ
が格納されているCD−ROM1を使用する必要があ
る。
【0029】また、図1に示すナビゲーションコントロ
ーラ10は、上述した構成に加えて、一定間隔で運転者
に休憩を促すために、自動休憩設定部26、走行時間・
距離計算部27、休憩メッセージ描画部28を有してい
る。自動休憩設定部26は、操作盤3の所定のキー操作
に応じて、自動休憩の有無や休憩間隔等を設定するもの
である。これらの各種設定時には、自動休憩設定部26
によって所定の設定画面に対応した画像が描画されて第
2V−RAM22に格納され、表示画面によって設定内
容を参照しながら各種設定が行えるようになっている。
【0030】走行時間・距離計算部27は、走行開始後
に所定間隔で休憩をとるタイミングを計算するためのも
のであり、予め自動経路探索時に休憩点が設定されてい
るか否かによって異なる動作を行う。例えば、自動経路
探索時に一定間隔で休憩点が設定されている場合には、
走行開始後に車両が各休憩点に接近したか否かを経路情
報メモリ15に格納された情報に基づいて判断する。ま
た、自動経路探索時に休憩点が設定されていない場合に
は、走行を開始してからあるいは前回休憩をとってから
一定時間または一定距離を計算する。走行時間を計算す
る場合には、図示しないタイマに一定時間をセットし、
このセットした一定時間が経過したか否かを走行時間・
距離計算部27によって監視する。また、走行距離を計
算する場合には、車両位置検出装置4によって検出され
る車両位置データに基づいて車両の走行距離を累積して
いって、この累積された走行距離が一定距離に達したか
否かを走行時間・距離計算部27によって監視する。こ
のようにして走行時間・距離計算部27によって休憩を
とるタイミングが監視されている。
【0031】休憩メッセージ描画部28は、走行時間・
距離計算部27による監視結果に基づいて、予め設定さ
れた休憩点に接近したときに、あるいは一定時間または
一定距離の走行を検出したときに、運転者に休憩を促す
所定のメッセージ画像を描画し、第2V−RAM22に
格納する。したがって、例えば一定時間連続走行した運
転者は、この第2V−RAM22の格納画像に基づいて
表示された液晶表示装置5のメッセージ画面を見たとき
に休憩をとるようになっている。
【0032】図5は、自動休憩設定部26によって描画
された設定画面の具体例を示す図である。操作盤3のキ
ー操作によってオプション機能が選択されると、図5
(A)に示す自動休憩の設定画面が自動休憩設定部26
によって描画され表示される。この設定画面によって、
自動休憩点の設定をするかどうか、休憩をとる間隔はど
の程度に設定するか、休憩点としてどのような施設を選
ぶかが設定可能であり、操作盤3のカーソルキーを操作
することにより、各項目ごとに任意に設定できるように
なっている。
【0033】例えば、自動休憩点「あり」にカーソルマ
ークを合わせて操作盤3の設定キーを押下し、「+」あ
るいは「−」にカーソルマークを合わせながら設定キー
を必要回数押下することにより走行時間を2時間に設定
する。また、休憩施設「設定」にカーソルマークを合わ
せて設定キーを押下することにより、図5(B)に示す
休憩施設の選択画面が表示される。この選択画面は、経
路の自動探索を行って走行経路を自動設定する際にどの
ような施設を休憩点として設定するかを選択するための
ものであり、例えば「レストラン」、「ガソリンスタン
ド」、「コンビニエンスストア」あるいは施設を特定し
ない場合のために「どこでもよい」の各候補が用意され
ている。選択画面内の「↑」あるいは「↓」にカーソル
マークを合わせて必要な回数だけ設定キーを押下するこ
とにより、上述した休憩点候補のいずれかが選択され
る。選択終了後、「戻り」にカーソルマークを合わせて
設定キーを押下することにより、図5(A)に示した設
定画面に戻る。このようにして設定された内容に変更し
たい箇所がなければ自動休憩点の設定が終了する。
【0034】図6は、上述した構成を有するナビゲーシ
ョン装置の動作手順を示す流れ図である。休憩をとる時
間間隔が予め設定されており、自動経路探索の際に一定
時間毎に到達可能な休憩点が設定されるまでの動作手順
が示されている。また、図7は経路設定時および車両走
行時の各種の表示画面の一例を示す図である。
【0035】ナビゲーション装置に電源が投入される
と、自動経路探索に先立って目的地および必要に応じて
経由地の指定が行われる(ステップ601、602)。
指定された目的地、経由地およびその時点での自車位置
の各データは経路情報メモリ15に格納される。
【0036】上述したように、目的地を設定する方法は
何通りか自由に選択することができる。例えば、操作盤
3のカーソル操作によって表示画面上のカーソルマーク
が所望の目的地に合わせられたときに目的地設定キーを
押下することにより目的地の指定が行われる。あるい
は、操作盤3を操作して電話番号やビルの名称、会社
名、テナント名等を入力することにより、この入力デー
タで特定されるビルや事業者等の住所が目的地として指
定される。また、目的地に到達するまでの間に1あるい
は複数の場所に立ち寄りたい場合には、1あるいは複数
の経由地を指定し、自動経路探索においてこれらの経由
地を必ず含むような走行経路の設定を行うこともでき
る。例えば上述した目的地の指定と同様に、操作盤3の
カーソル操作によって表示画面上のカーソルマークが所
望の経由地に合わせられたときに経由地設定キーを押下
することにより経由地の指定が行われる。あるいは、操
作盤3を操作して電話番号やビルの名称、会社名、テナ
ント名等を入力することにより、この入力データで特定
されるビルや事業者等の住所が経由地として指定され
る。
【0037】目的地および必要な場合には経由地のそれ
ぞれが指定されると、経路計算部14によって自動経路
探索が開始される(ステップ603)。まず、経路計算
部14は、休憩地設定の有無に関係なく現在地(出発
地)と目的地とを結ぶように、経由地が設定されている
場合には1あるいは複数の経由地を含むように、所定の
経路探索を行って走行経路を設定する(ステップ60
4)。自動経路探索が一旦終了すると、次に経路計算部
14は、自動休憩点の設定がなされているか否かを判定
する(ステップ605)。自動休憩点の有無の設定は、
自動休憩設定部26によって表示された設定画面(図
5)内の自動休憩点「あり」あるいは「なし」を指定す
ることにより行われるため、この指定状況に基づいて上
述した判定が行われる。自動休憩点が設定されていない
場合には自動経路探索を終了する(ステップ606)。
【0038】自動休憩点が設定されている場合には、経
路計算部14は、経路探索した走行経路上に休憩の候補
施設が存在するか否か調べ(ステップ607)、存在す
る場合には走行経路途中に該当する休憩点を設定する
(ステップ608)。走行経路が決まれば、バッファメ
モリ11に格納されている地図データに含まれる道路リ
ストRDLTに基づいて各道路の距離と平均車速がわか
るため、一定時間で走行経路上のどの地点まで走行でき
るかを計算することができる。経路計算部14は、この
ようにして一定時間経過後の走行地点を計算し、走行経
路上のその前後の一定区間内(例えば一定距離以内ある
いは一定時間で走行可能な区間内)に、コンビニエンス
ストア等の休憩候補施設があるか否かを上述した地図デ
ータに基づいて検索する。地図画面に表示する地名や施
設名等は地図データに含まれる文字記号レイヤに格納し
てあるが、この文字記号レイヤにはレストランやガソリ
ンスタンドあるいはコンビニエンスストアの各マークも
各施設名の先頭に格納してある。したがって、経路計算
部14は、走行経路に沿ったごく狭い範囲について、休
憩候補施設に対応するマークの検索を文字記号レイヤを
調べることにより行う。休憩候補施設のマークが検索さ
れた場合には、この休憩候補施設が休憩点として設定さ
れる。
【0039】また、走行経路上の一定範囲内で休憩候補
施設を検索できなかった場合には、次に経路計算部14
は、少し検索の範囲を広げて走行経路の周辺に休憩の候
補施設が存在するか否かを調べる(ステップ609)。
最初の検索とは異なり、今度は走行経路に沿った比較的
広い範囲(例えば道路から数百mの範囲)について、休
憩候補施設に対応するマークの検索が文字記号レイヤを
調べることにより行われる。該当する休憩候補施設のマ
ークが検索された場合には、経路計算部14は、この休
憩候補施設を休憩点として設定するとともに、最初の自
動経路探索で設定した走行経路を部分的に変更する(ス
テップ610)。変更後の走行経路データは経路情報メ
モリ15に格納される。
【0040】検索の範囲を広げても休憩施設を発見でき
なかった場合には、その旨を示す所定のメッセージがナ
ビゲーション装置の利用者に通知される(ステップ61
1)。例えば、経路計算部14から休憩メッセージ描画
部28に検索結果が送られ、休憩メッセージ描画部28
によって「休憩候補施設がないため、他の候補施設を選
択して下さい」等のメッセージ画像が描画され第2V−
RAM22に格納されて、所定のメッセージ画面が液晶
表示装置5に表示される。その後、このメッセージ画面
を見た利用者によって新たな休憩の候補施設が選択さ
れ、候補施設の変更処理が行われると(ステップ61
2)、再びステップ607(走行経路上での休憩候補施
設の検索)に戻って処理が繰り返される。
【0041】このようにして、休憩の間隔および休憩す
る施設を予め設定しておくことにより、走行経路に沿っ
た一定範囲内で休憩点が検索され、この検索した休憩点
が走行経路の経由地の一つとして設定される。例えば、
図7(A)に示すように目的地として「京都」が設定さ
れ、現在地が「東京」である場合に、自動休憩点の設定
が指示されて経路探索が実施されると、図7(B)に示
すようにこれら現在地「東京」と目的地「京都」の間に
例えば2ヵ所の休憩ポイントが自動的に設定される。
【0042】図8は、予め設定された走行経路に沿って
自動経路誘導を行う場合のナビゲーション装置の動作手
順を示す流れ図である。操作盤3が操作されて経路誘導
モードが指示されると、所定の経路誘導が開始される
(ステップ801、802)。具体的には、誘導経路描
画部19による描画によって、表示された地図画像上に
誘導経路を表示するとともに、地図画像描画部13によ
って、車両の走行位置に車両位置マークを表示すること
により運転者に現在位置を知らせる。また、走行方向前
方に交差点がある場合には、交差点走行案内画像描画部
20によって交差点までの距離や交差点の拡大画像が表
示されるとともに、この交差点でどの方向に曲がればよ
いかが指示される。
【0043】このような経路誘導動作と並行して、走行
時間・距離計算部27は、自動休憩点が設定されている
か否かを判定し(ステップ803)、自動休憩点が設定
されている場合には走行している現在位置が設定された
休憩点に接近したか否かを判定する(ステップ80
4)。休憩点が設定されているが車両がこの休憩点に接
近していない場合にはステップ802に戻って所定の経
路誘導動作が継続される。また、休憩点が設定されてお
り、車両がこの休憩点に接近した場合には、休憩メッセ
ージ描画部28は、もうすぐ次の休憩点に到着する旨の
メッセージ画像を描画して第2V−RAM22に格納す
る。このようにして第2V−RAM22に格納されたメ
ッセージ画像に基づいて液晶表示装置5から例えば図7
(C)に示すメッセージ画面が表示される(ステップ8
05)。
【0044】また、自動休憩点が設定されていない場合
(図5に示した設定画面で自動休憩点「なし」が選択さ
れた場合であって、この場合には図7(E)に示すよう
に誘導経路途中に休憩ポイントが設定されない)には、
走行時間・距離計算部27は、予め設定された休憩点に
接近したか否かを判定する代わりに、走行を開始してか
らあるいは前回休憩をとってから所定時間が経過したか
否かを判定する(ステップ806)。この所定時間は、
図5(A)に示した設定画面内の走行時間そのものであ
り、例えば2時間に設定される。所定時間が経過した場
合には、休憩メッセージ描画部28は、休憩を促すため
のメッセージ画像を描画して第2V−RAM22に格納
する。このようにして第2V−RAM22に格納された
メッセージ画像に基づいて液晶表示装置5から例えば図
7(F)に示すメッセージ画面が表示される(ステップ
807)。
【0045】このように、予め休憩点が設定されている
場合にはこの休憩点に接近したときに、あるいは休憩点
が設定されていない場合には一定時間が経過したとき
に、運転者に休憩を促すための所定のメッセージ画面が
表示されるため、気づかずに長時間運転することがな
く、適度な間隔で体を休めることができる。また、予め
休憩点を設定した場合には、希望する施設で必ず休憩を
とることができ、休憩と同時に給油や買物あるいは食事
をとるといった計画が立てやすくなり、時間の有効利用
を図ることができる利点もある。
【0046】なお、上述したメッセージ表示に従って運
転者が休憩をとると、次の休憩点あるいは休憩時間まで
経路誘導が継続されることになるが、例えば休憩点ある
いは休憩時間(例えば2時間経過)に到達したときに、
あるいは休憩をするためにエンジンを一旦停止したとき
に、あるいは図7(D)に示すようにメッセージ画面の
一部に表示された「休憩」マークがカーソルで指し示さ
れて操作盤3の設定キーが押下されたときに運転者が休
憩をとったものと判断する。
【0047】また、経路誘導によって走行した道路が予
想以上に順調に流れていて予定より早く休憩点に到達し
た場合には、運転者の意思によって休憩を取り消すよう
にしてもよい。例えば図7(D)に示すようにメッセー
ジ画面の一部に表示された「通過」マークをカーソルで
指し示したときに操作盤3の設定キーを押下することに
より、休憩を取り消すようにする。予め休憩点が設定さ
れている場合には、今回の休憩は行わずに、次の休憩点
まで経路誘導が継続される。
【0048】ところで、最近のナビゲーション装置に
は、車両が誘導経路を外れて走行したときに、その都度
自動的に経路探索を行って新たな誘導経路を設定する機
能(いわゆるオートリルート機能)を有するものがあ
る。このオートリルート機能によって誘導経路が変更さ
れた場合であって、変更前の誘導経路に沿って休憩点が
設定されている場合には、誘導経路の変更と同時に休憩
点の再設定も必要になる。
【0049】図9は、オートリルート機能によって誘導
経路が変更された場合のナビゲーション装置の動作手順
を示す流れ図である。基本的には図8に示した経路誘導
に関する動作手順をそのまま適用することができ、ステ
ップ802の経路誘導動作とステップ803の休憩点設
定ありか否かの判定動作の間にオートリルート機能を使
用する場合の処理が挿入されている。図9には、図8と
異なるステップを抜き出して示してあり、他の共通する
ステップについては省略するものとする。また、図10
は誘導経路と休憩点の位置関係の具体例を示す図であ
り、誘導経路変更の前後が示されている。
【0050】所定の経路誘導が開始されると(ステップ
801)、経路計算部14は、経路情報メモリ15に格
納した誘導経路に存在リンク検出部17で検出した存在
リンクが含まれているか否かを調べることにより、実際
の走行経路が予め設定された誘導経路を外れたか否かを
判定する(ステップ901)。誘導経路を外れていない
場合には、図8に示したステップ803(休憩点設定あ
りか否かの判定)以降の処理が継続される。
【0051】また、誘導経路を外れた場合には、経路計
算部14は、現在走行している経路を含むように再度経
路探索を行って新たな誘導経路を設定する(ステップ9
02)とともに、変更前の誘導経路に沿った位置に休憩
点が設定されているか否かを判定する(ステップ90
3)。変更前の誘導経路に休憩点が含まれていない場合
には、ステップ901(誘導経路を外れたか否かの判
定)以降の処理が繰り返される。また、変更前の誘導経
路に休憩点が含まれている場合には、新たに設定された
誘導経路に沿って新たな休憩点を設定し(ステップ90
4)、その後ステップ901以降の処理が繰り返され
る。
【0052】例えば、図10(A)に示すように、破線
で示されている最初の誘導経路を外れると、図10
(B)に示すように新たな誘導経路が自動的に計算され
設定される。したがって、例えば図10(A)の休憩点
Aが設定されていたとすると、変更後の誘導経路を走行
した場合にこの休憩点Aで休憩をとることができないた
め、変更後の誘導経路に沿った例えば図10(B)の休
憩点Bが新たに設定される。なお、新たな休憩点Bを設
定する方法としては、例えば変更前の休憩点Aとほぼ同
じ時刻に車両が到達するように新たな休憩点Bを設定す
る場合や、車両の走行を開始してから所定時間(例えば
2時間)経過時に到達するように到達予想位置を再計算
して新たな休憩点Bを設定する場合等が考えられる。ま
た、新たに設定した誘導経路上に候補となる休憩施設が
ない場合には、誘導経路に沿った広い範囲で候補となる
休憩施設を検索し、新たな誘導経路を部分的に変更す
る。
【0053】このように、オートリルート機能によって
新たな誘導経路が設定された場合であっても代わりの休
憩点が設定され、この休憩点に接近したときに運転者に
休憩を促すための所定のメッセージ画面が表示されるた
め、誤った経路に進入した場合等であっても確実に休憩
をとることができる。
【0054】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0055】上述したナビゲーション装置は、所定のメ
ッセージ画面を表示することにより運転者に休憩を促す
ようにしたが、音声によって通知するようにしてもよ
い。また、一定時間経過したときに休憩をとるように予
め自動経路探索時に休憩点を設定したが、自動経路探索
時には休憩点を設定せずに、例えば休憩をとりたい時間
が接近したとき(例えば2時間毎に休憩をとりたい場合
には1時間30分経過したとき)に誘導経路上あるいは
その周辺に位置する休憩候補施設を検索して休憩点を設
定するようにしてもよい。このように、休憩の直前に休
憩点を設定するようにすれば、混雑等によって休憩時間
が大きくずれることがなくなる利点がある。また、一定
時間毎に休憩をとる場合の他、一定距離毎に休憩をとる
ようにしてもよい。この場合には、経路計算部14によ
って予め自動経路探索を行う際に一定距離毎に休憩点を
設定しておく。
【0056】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、予め
経路探索を行って誘導経路を設定する際に、所定間隔
(例えば一定時間毎)で休憩点を設定し、以後の経路誘
導においてはこの休憩点に接近したときに休憩を促すメ
ッセージが出力されるため、車両の運転者が気づかずに
長時間運転することがなく、適度な間隔で体を休めるこ
とができる。また、予め休憩点を設定しているため、希
望する施設で必ず休憩をとることができ、休憩と同時に
給油や買物あるいは食事をとるといった計画が立てやす
くなり、時間の有効利用を図ることができる利点もあ
る。また、実際の走行経路が誘導経路を外れた場合であ
っても、休憩点を含む誘導経路を再設定することによ
り、確実に休憩をとることができる。
【0057】また、本発明によれば、経路探索の際に休
憩点を設定しない場合であっても、予め設定された所定
間隔毎に休憩を促すメッセージを出力することにより、
車両の運転者が気づかずに長時間運転することがなく、
適度な間隔で体を休めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す
図である。
【図2】バッファメモリに格納された地図データの一部
を示す図である。
【図3】走行経路の一例を示す図である。
【図4】経路交差点データの一例を示す図である。
【図5】自動休憩設定部によって描画された設定画面の
具体例を示す図である。
【図6】自動経路探索時に休憩点の設定を行うナビゲー
ション装置の動作手順を示す流れ図である。
【図7】経路設定時および車両走行時の各種の表示画面
の一例を示す図である。
【図8】予め設定された走行経路に沿って自動経路誘導
を行う場合のナビゲーション装置の動作手順を示す流れ
図である。
【図9】オートリルート機能によって誘導経路が変更さ
れた場合のナビゲーション装置の動作手順を示す流れ図
である。
【図10】誘導経路と休憩点の位置関係の具体例を示す
図である。
【符号の説明】
3 操作盤 4 車両位置検出装置 5 液晶表示装置 10 ナビゲーションコントローラ 11 バッファメモリ 12 カーソル位置計算部 13 地図画像描画部 14 経路計算部 15 経路情報メモリ 21、22 V−RAM 26 自動休憩設定部 27 走行時間・距離計算部 28 休憩メッセージ描画部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動経路探索において、予め設定された
    所定間隔で休憩をとるために所定の休憩点を設定し、経
    路誘導を行う際に前記休憩点に接近したときに休憩を促
    す所定のメッセージを出力することを特徴とするナビゲ
    ーション装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記経路誘導を行う際に、実際の走行経路が前記休憩点
    を含む誘導経路を外れたときに、新たな休憩点を含むよ
    うに経路探索を再実施することを特徴とするナビゲーシ
    ョン装置。
  3. 【請求項3】 経路誘導を行う際に、予め設定された所
    定間隔で休憩を促す所定のメッセージを出力することを
    特徴とするナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 休憩間隔を設定する休憩設定手段と、 前記休憩設定手段で設定された前記休憩間隔毎に休憩点
    を設定しながら、出発地と目的地とを結ぶように経路探
    索を行う経路計算手段と、 前記経路計算手段によって探索された経路にしたがって
    経路誘導を行う際に、前記休憩点に接近したときに所定
    のメッセージを出力するメッセージ出力手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 経路誘導を行う際に、前記休憩点を含む誘導経路から実
    際の走行経路が外れていることを検出したときに、新た
    な休憩点を含むように誘導経路の再設定を行う経路再設
    定手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、 休憩点として設定可能な休憩施設候補を選択する休憩施
    設選択手段をさらに備えており、前記経路計算手段は、
    経路探索を行って所定の誘導経路を設定する際に、探索
    された誘導経路に沿った位置にある選択された前記休憩
    施設候補を検索して前記休憩点として設定することを特
    徴とするナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 休憩間隔を設定する休憩設定手段と、 出発地と目的地とを結ぶように経路探索を行う経路計算
    手段と、 前記経路計算手段によって探索された経路にしたがって
    経路誘導を行う際に、前記休憩設定手段によって設定さ
    れた休憩間隔毎に所定のメッセージを出力するメッセー
    ジ出力手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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