JP2009236559A - ナビゲーション装置。 - Google Patents

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Abstract

【課題】 経路案内用の地図に目を配っているだけで、経路案内を受けつつ一定時間移動したことを知ることができ、しかも、経路案内用の地図に目を配ってさえいれば、一定時間移動したときに立ち寄ることが可能な立寄場所を、立寄場所を探す作業をすることなく、把握することができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】 このカーナビゲーション装置では、案内経路と、指定時間が設定されると、案内経路に沿って指定時間毎に移動したときの通過点の位置が特定される。そして、指定時間に対応した検索半径内の立寄場所が検索され、その検索された立寄場所が、経路案内用に表示している地図上に表示可能な位置に来ると、検索された立寄場所であることを示すアイコンが表示される。そのため、経路案内用の地図に目を配っているだけで、一定時間移動したこと及びそのときに立ち寄ることができる立寄場所を認識することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、ナビゲーション装置に関する。
近年、目的地に誘導するための案内経路を地図上に表示することによって経路案内を行うナビゲーション装置が広く普及している。
このナビゲーション装置の機能の一つとして、タッチパネル上に表示された施設アイコンを選択すると、その施設への立ち寄り要求を受け付け、その施設を案内経路の経由地として設定することができるものがある(特許文献1)。
このナビゲーション装置が示す案内経路に従って移動すれば、設定した経由地に確実に立ち寄ることができる。
特開2003−214880号公報
ところで、運転者は、長距離運転をする場合、ナビゲーション装置による経路案内を受けながら移動することが多く、また、疲労防止等のために、一定時間移動する毎に休息を取ろうとすることが多い。
しかし、上述した従来のナビゲーション装置による経路案内を受けながら一定時間移動する毎に休息を取ろうとした場合、一定時間移動したときに通過する通過点付近に、設定した経由地があるとは限らなかった。
そのため、運転者は、休息を取ろうとしたときには、せっかく経由地を設定しても休息のために経由地を利用できず、ナビゲーション装置に表示された地図や、地図帳などを用いて、休息のために立ち寄ることができる立寄場所を探す必要があった。
しかし、地図には通常、立寄場所以外のものも多数表示されているので、運転中に、休息を取りたいからといって、地図の中から立寄場所を探し出そうとしても困難な場合が多いという問題があった。
その結果、ナビゲーション装置による経路案内を受けながら一定時間移動する毎に休息を取ろうとしても、休息を取ろうとした場所付近にある立寄場所を見つけることができないので、一定時間毎に休息を取れないことが多かった。
また、ナビゲーション装置による経路案内を受けながら一定時間移動する毎に休息を取ろうとした場合、運転者は、案内経路の把握と、移動時間の把握のため、ナビゲーション装置と時計の2箇所に目を配りながら運転せねばならないという問題があった。
しかし、運転者は、安全運転のため2箇所に目を向けることは少なく、また、道を間違わないことを優先するため経路案内だけを受けることが多かった。
その結果、ナビゲーション装置による経路案内を受けながら一定時間移動する毎に休息を取ろうとしても、移動に一定時間を要したか否かを把握できないので、一定時間毎に休息を取れないことが多かった。
そこで本発明では、上記問題を解決し、経路案内を受けながら移動したときでも、一定時間移動する毎に確実に立寄場所に立ち寄ることができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた発明である請求項1に記載したナビゲーション装置は、目的地に誘導するための案内経路を地図上に表示することによって経路案内を行うものである。
本発明ではまず、通過点特定手段を用い、案内経路に沿って移動した場合に、予め指定された指定時間毎に通過することが予想される通過点を特定し、さらに、立寄場所特定手段を用い、予め指定されたジャンルの立寄場所のうち、各通過点の周囲に位置する立寄場所を特定している。
そして、本発明では、経路案内を行う際、経路案内用に表示される地図中に、立寄場所特定手段で特定された立寄場所が含まれたら、強調表示手段を用いて、立寄場所を地図上で強調表示している。
このようにすると、本発明のナビゲーション装置では、経路案内によって一定時間移動する毎に立寄場所が強調表示された経路案内用の地図が表示される。
そのため、本発明により経路案内を受けている者は、経路案内用の地図が表示されている場所の1箇所にだけ目を配っていれば、強調表示の有無により、経路案内を受けながら一定時間移動したことを容易に把握することができる。
また、本発明により経路案内を受けている者は、移動に要した時間が一定時間に達したとき、経路案内用の地図中で立寄場所が強調して表示されるので、そのときに表示される経路案内用の地図中から、立寄場所を容易に把握することができる。
従って、本発明のナビゲーション装置を用いると、経路案内を受けながら移動したときでも、一定時間移動する毎に確実に立寄場所に立ち寄ることができる。
尚、立寄場所のジャンルとしては、例えば、コンビニエンスストアや、スーパーマーケット、大型量販店、パチンコ店、サービスエリア、パーキングエリアなど、どのような種類のものでもよい。他には、広い駐車場がある店舗、トイレがある場所といったようなものでもよい。
また、強調表示は、その表示方法を立寄場所のジャンルごとに、色や大きさ、形、表示方法を変えるなどして行ってもよい。
次に、各通過点の周囲に位置する立寄場所を特定する方法としては、どのような方法でもよいが、例えば、請求項2に記載したナビゲーション装置のように、各通過点から予め定められたサーチ距離内に位置する立寄場所を特定してもよい。
また、指定時間の長さによって、通過点の周囲として許容される範囲の大きさも異なるので、請求項3に記載したように、各通過点から、指定時間に対応して予め定められたサーチ距離内に位置する立寄場所を特定するようにしてもよい。
次に、指定時間については、請求項4に記載したように、指定時間の入力を受け付ける指定時間入力手段を備え、通過点特定手段は、案内経路に沿って移動した場合に、指定時間入力手段で入力されることによって予め指定された指定時間毎に通過することが予想される通過点を特定することが好ましい。
このようにすると、経路案内を受ける者が、指定時間を自由に変えることができるので、経路案内を受ける者が希望する休息を取りたい時間間隔に応じて、立寄場所の強調表示を行わせることができる。
そのため、このナビゲーション装置を用いれば、経路案内を受ける者は、希望する時間間隔毎に休息を確実に取ることができる。
次に、通過点特定手段が前述した通過点を特定する方法としては、例えば、請求項5に記載したように、案内経路を移動する速度として予想される予想移動速度を記憶する移動速度記憶手段をナビゲーション装置に備え、この移動速度記憶手段に記憶された予想移動速度で案内経路に沿って移動した場合に、指定時間毎に通過する通過点を特定することが好ましい。ここでいうところの予想移動速度とは、例えば、案内経路として設定される経路の制限速度などである。
このようにすれば、予想移動速度と案内経路を移動した距離とから、案内経路に沿って予め定められた時間移動したときの通過点を簡単な計算で算出することができる。
一方、この予想移動速度は、ユーザーによって異なることも考えられる。
その場合、一定時間移動したときに通過する通過点の位置も、ユーザーによって異なることが考えられ、ユーザーに関係なく一律の予想移動速度で通過点を特定すると、ユーザーによっては、立寄場所の強調表示が非常に早く行われると感じたり、あるいは、非常に遅く行われると感じることが考えられる。
そこで、請求項6に記載したナビゲーション装置では、速度検出手段で、このナビゲーション装置を備える移動体が移動する移動速度を検出している。そして、移動速度算出手段では、通過点特定手段で通過点を特定する前までに速度検出手段が検出した移動速度から予想移動速度を算出している。そして、移動速度記憶手段は、移動速度算出手段で算出された予想移動速度を記憶する。
このように、ユーザーが普段移動する移動速度を検出し、その移動速度に基づいてユーザーに対応した予想移動速度を算出して、この予想移動速度を記憶しておけば、ユーザーの移動速度に対応した通過点を設定できる。
従って、このナビゲーション装置を用いれば、ユーザーにとって適切なタイミングで立寄場所を地図上に強調表示することができる。
尚、ユーザー毎に異なる予想移動速度を記憶しておき、ユーザーが識別されたら、その識別されたユーザーの予想移動速度に基づいて通過点を設定できるようにしてもよい。
ところで、案内経路として設定される経路は、経路の種類毎に予想移動速度は異なることが考えられる。具体的には、高速道路・一般道の別、一般道でも、制限速度の別により、予想移動速度は異なることが考えられる。
そのため、経路の種類を考慮せずに、一律の予想移動速度で通過点を特定しても、実際に指定時間毎に通過する通過点との間でズレが生じることも考えられる。
そこで、請求項7に記載したナビゲーション装置のように、速度検出手段には、経路の種類毎に移動速度を検出させ、移動速度算出手段には、経路の種類毎に予想移動速度を算出するようにしてもよい。そして、移動速度記憶手段には、移動速度算出手段で算出された予想移動速度を経路の種類毎に記憶させ、通過点特定手段では、案内経路を構成する経路の種類に対応した予想移動速度で案内経路に沿って移動した場合に、指定時間毎に通過する通過点を特定するようにすることが好ましい。
このようにすれば、案内経路を構成する経路の種類に応じた予想移動速度で移動した場合の通過点を特定することができるので、実際に指定時間毎に通過する通過点から大きくずれない通過点を特定することができる。
尚、請求項7では、ユーザーの移動速度に応じて算出した予想移動速度に基づいて通過点を特定する例について説明したが、このように算出された予想移動速度ではなく、請求項8に記載したように、経路の種類毎に予め定められた予想移動速度に基づいて、通過点を定めても良い。この場合予想移動速度としては、請求項9に記載したように、経路の制限速度を用いるとよい。
次に、強調表示としては、どのような表示方法でもよいが、請求項10に記載したように、地図上で立寄場所が表示される位置にアイコンを表示することによって、立寄場所を強調表示してもよい。
次に、強調表示する対象である立寄場所については、請求項11に記載したように、ジャンルを指定する操作を受け付けるジャンル指定手段を備え、立寄場所特定手段において、ジャンル指定手段で指定されたジャンルの立寄場所のうち、各通過点の周囲に位置する立寄場所を特定するようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザーが好みで指定した立寄場所を、強調表示することができる。
次に、ユーザーの好みによって、立寄場所を強調表示しなくてもよい場合がある。
そのような場合に対応するため、請求項12に記載したように、通過点表示手段を用いて、通過点特定手段で特定された通過点を選択可能に一覧表示し、通過点選択操作受付手段で、通過点表示手段で表示された通過点を選択する操作を受け付けるように構成する。
そして、立寄場所特定手段は、予め指定された前記ジャンルのうち、操作受付手段で選択する操作が受け付けられた各通過点の周囲に位置する立寄場所を特定するよう構成することが好ましい
このようにすれば、通過点選択操作受付手段で選択された通過点のみ立寄場所を指定できるので、ユーザーの好みによって、立寄場所を強調表示したり、しなかったりという設定を行うことができる。
ところで、通過点を選択する場合、人のイメージで各通過点がどの当たりかを認識しつつ選択したいという要望がある。
このような場合、請求項13に記載したように、通過点表示手段では、案内経路を象った線図と、この線図上の通過点に相当する部分に、通過点を示すアイコンとを表示することによって、通過点を選択可能に一覧表示するようにしてもよい。
そして、操作受付手段は、通過点表示手段で表示された通過点を選択する操作として、通過点に対応するアイコンを選択する操作を受け付けることが好ましい。
このようにすると、案内経路を象った線図の上に通過点を示すアイコンが表示されるので、各アイコンが示す通過点がどの当たりかをイメージしつつ通過点を選択することが可能となる。
[第1実施形態]
以下、本発明が適用された第1実施形態について図面を用いて説明する。
ここで、図1は、本実施形態のカーナビゲーション装置のブロック図である。
1.全体構成
カーナビゲーション装置1は、図1に示すように、位置検出器11、ハードディスク12(以下「HDD12」と呼ぶ)、操作スイッチ群13、メモリ接続装置14、表示装置15、送受信機16、音声コントローラ17、音声認識装置19、リモコンセンサ21、及び、これら各装置11〜21が接続された制御装置10を備えている。
また、このカーナビゲーション装置1は、スピーカ18、マイク20、リモコン22を備えている。
制御装置10は、CPU、ROM、RAM101等を備えるコンピュータ装置であり、各装置11〜21と通信して、後述するメイン処理の他、例えば、音量調整処理等様々な処理を実行する。
位置検出器11は、地磁気センサ110、ジャイロスコープ111、距離センサ112、及び、GPS受信機113からなる。このうち、GPS受信機113は、GPS(Global Positioning System)衛星から発信される位置測定用の電波を受信し、その電波を受信した位置を、本実施形態のカーナビゲーション装置1を搭載している車両の現在位置として算出する装置である。
尚、GPS受信機113を含め、残りの各装置110〜112も各々が性質の異なる誤差を持っている。そのため、GPS受信機113で算出された現在位置に関する情報(以下、現在位置情報と呼ぶ)も、これら各装置110〜112から得られる情報によって補完される。そして、本実施形態では、この補完された現在位置情報が、位置検出器11から制御装置10に出力される。
HDD12は、磁気ディスクを備える記憶媒体であり、各種情報の記憶・読出・消去ができるように構成されている。このHDD12に記憶されている情報については後述する。
操作スイッチ群13は、例えば表示装置15の周囲に設けられたメカニカルな複数のスイッチ(不図示)からなり、スイッチ操作を受け付けると、いずれの操作を受け付けたことを示す操作情報が制御装置10に出力される。
また、リモコン22は複数の操作スイッチ(不図示)が設けられ、スイッチ操作を受け付けると、いずれの操作を受け付けたかを示す操作情報がリモコンセンサ21に無線で送信され、リモコンセンサ21がその操作情報を受信すると、受信した操作情報が制御装置10に出力される。
本実施形態のカーナビゲーション装置1は、操作スイッチ群13及びリモコン22のいずれでも操作可能に構成されており、制御装置10は、いずれかの装置13,22かから、操作情報を入力すると、その操作情報に従って各種処理を実行する。
メモリ接続装置14は、フラッシュメモリなどのメモリ(不図示)を着脱可能に構成された装置である。このメモリ接続装置14にメモリを接続すると、制御装置10が、そのメモリに記憶されている情報を読み込み、また、メモリに対して情報を書き込むことができる。
このメモリ接続装置14にメモリを接続して、その情報をメモリに記憶させ、そのメモリをメモリ接続装置14から外せば、制御装置10で実行される各種処理によって生成された各種情報を外部に持ち出すことができる。
また、各種情報が記憶されたメモリをメモリ接続装置14に接続すれば、その情報を読み込んで、各種処理に用いたり(例えば音楽に関する情報であれば、その音楽をスピーカーから出力するなど)、HDD12に、その情報を記憶させる(例えば、地図情報の更新情報などを記憶させる)ことができる。
表示装置15は、液晶パネル型の画像表示装置であり、本実施形態では、フルカラー表示が可能なものを用いている。この表示装置15には、制御装置10で実行される各種処理に基づいて、地図等の画像が表示される。
送受信機16は、外部(例えばVICS(登録商標)システムなどのインフラ)から提供される交通情報、気象情報、施設情報、広告情報等を受信し、また外部へ車両情報、ユーザー情報等を発信する装置である。外部から受け取った情報は制御装置10で処理する。また必要であれば、その制御装置10で処理した情報を送受信機16から出力することもできる。
音声コントローラ17及びスピーカー18は、メモリ接続装置14に接続されたメモリに記憶された音楽情報や、経路案内用の音声情報など、音に関する情報に基づいてその音を出力するとき、その音の音量等をコントロールして、そのコントロールした音量の音を出力する装置である。
マイク20及び音声認識装置19は、操作者が発声した音声を電気信号に変換し、その電気信号に基づいて、マイク20を介し発声された操作者の入力音声と、内部に記憶する認識辞書(不図示)中の語彙データ(比較対象パターン)とを照合する装置である。この照合結果は制御装置10に出力される。
本実施形態では、各種機能の操作指示を行う音声をマイク20を用いて入力すると、操作スイッチ群13と同様、制御装置10へ各種機能の操作指示を行うことができる。
尚、音声認識装置19は、音声コントローラ17にも接続されており、本実施形態では、マイク20を用いて音声を入力すると、音声認識装置19での照合結果を、音声コントローラ17及びスピーカー18を通じてトークバックするよう構成されている。
2.HDD12に記憶されている各種情報について
次に、HDD12に記憶されている各種情報について説明する。
ここで、図2は、カーナビゲーション装置が備えるHDD12に記憶されている各種情報のブロック図である。
HDD12には、図2に示すように、地図情報120、制限速度情報121、ジャンル情報122、時間半径情報123等の各種情報が予め記憶されている。
地図情報120は、地図の画像情報と、この地図を所定の大きさの網の目状に分割した各マトリックスを識別するマップコード(登録商標)と、このマップコードで識別される各マトリックスの位置を示す位置情報とが関連付けられた情報である。
制限速度情報121は、各制限速度に関する情報(以下、「制限速度情報」という)に対して、各制限速度が設定されている各経路の位置情報が関連付けられた情報である。
具体的には、制限速度40kmの制限速度情報に対応して、a地点からb地点までの区間の国道Aの位置情報、c地点からd地点までの区間の県道Bの位置情報、また、制限速度80kmの制限速度情報に対応して、e地点からf地点までの区間の高速道路Cの位置情報、g地点からh地点までの区間の高速道路Dの位置情報などというように関連付けられて記憶されている。
ジャンル情報122は、立寄場所として設定可能な場所や施設のジャンルと、各ジャンルに属する各立寄場所の位置情報とを対応付けて記憶したものである。
具体的には、立寄場所のジャンルとして、コンビニエンスストアや、高速道路等のパーキングエリア、パチンコ店、道の駅、大型商業施設などが、本実施形態では設定されており、立寄場所の位置情報としては、全国にある各コンビニエンスストア店や、高速道路の各パーキングエリア、各パチンコ店の一群の位置情報が、各ジャンルに対応して記憶されている。
時間半径情報123は、後述するメイン処理で、後述する通過点を検索する基準となる指定時間と、各指定時間に基づいて通過点を検索したとき、各通過点の周囲にある立寄場所を検索する検索範囲の通過点からの検索半径(本発明のサーチ距離に相当)とを対応付けて記憶した情報である。本実施形態では、15分、30分、1時間、2時間、3時間、4時間の各指定時間に対し、1km、1.5km、3km、5km、7km、10kmのそれぞれの検索半径が対応付けて記憶されている。
3.メイン処理
次に、制御装置10で実行されるメイン処理について説明する。
以下の説明では、操作スイッチ群13を操作して行われる場合について説明しているが、リモコン22を操作しても同様に実行でき、マイク20から音声を入力して指示する操作でも同様に実行できることはもちろんである。
ここで図3は、メイン処理のフローチャート、図4は、表示装置15に表示される一覧表の画像を示す説明図である。また、図5は、アイコン表示地点算出処理のフローチャート、図6は、案内経路が制限速度が異なる経路によって組み合わされていることを説明するための説明図である。また、図7は、表示装置15に表示される画像の説明図、図8は、経路案内処理のフローチャート、図9は立寄場所を示すアイコンが表示された経路案内用の地図の模式図である。
以下、主に図3を参照しながらメイン処理について説明し、必要に応じて他の図面を用いて説明する。
メイン処理は、操作スイッチ群13を操作し、案内経路の設定を指示する操作を行うと開始される
このメイン処理が開始されると、表示装置15には、目的地の入力を促す画像(図示なし)が表示される(S10)。
そして、操作スイッチ群13が操作されて目的地が入力されると(S11)、位置検出器11で検出された現在位置から目的地までの案内経路を探索する処理が実行され、探索された案内経路に関する情報はRAM101に記憶される(S12)。尚、この案内経路を探索する処理は周知であるので、この処理についての説明は、ここでは省略する。
次に、図4(a)に示すように「途中経過時間毎のアイコン表示」の項目がある一覧表30が表示される(S13)。そして、操作スイッチ群13が操作されて、この「途中経過時間毎のアイコン表示」の項目を選択する操作がなされると(S14)、図4(b)に示すように、「表示ON/OFF」、「アイコン表示間隔時間設定」の2つの項目がある一覧表31が表示される(S15)。
この一覧表31のうち、「表示ON/OFF」の項目を選択する操作が操作スイッチ群13に対して行われると、この操作が行われる毎に、この項目の右端に「ON」と「OFF」が交互に表示され、この項目がONかOFFかを示す情報がRAM101に記憶される(S16)。
また、一覧表31のうち、「アイコン表示間隔時間設定」の項目を選択する操作が操作スイッチ群13に対して行われると(S17)、図4(c)に示すように、HDD3に記憶された時間半径情報123に基づいて、指定時間を示す「15分」「30分」「1時間」「2時間」「3時間」「4時間」の6つの項目がある一覧表32が表示される(S18)。
そして、この一覧表32のうち、いずれかの項目を選択する操作が操作スイッチ群13に対して行われると、その選択された指定時間に関する情報がRAM101に記憶される(S19)。
また、HDD12に記憶されている時間半径情報123から、S19で選択された指定時間に対応する検索半径に関する情報がRAM101に記憶される(S20)。
次に、指定時間及び検索半径に関する情報がRAM101に記憶されると、図5に示すアイコン表示地点算出処理(S40)が実行される。
このアイコン表示算出処理(S40)が開始されると、S16で表示がONとされる設定がされているか否かが、RAM101にONを示す情報が記憶されているか否かにより判定される(S41)。
この判定(S41)で、OFFを示す情報が記憶されていると判定された場合は(S41:OFF)、アイコン表示地点算出処理(S40)を終了して、メイン処理のS21の処理を実行する。
一方、この判定(S41)で、ONを示す情報が記憶されていると判定された場合は(S41:ON)、S42の処理が実行される。
S42〜S46の処理では、S19で選択された指定時間ごとに、現在位置から案内経路に沿って、この案内経路を構成する経路の制限速度で移動したときに通過する通過点を特定する処理が実行される。
例えば、図6に示すように、案内経路の現在位置からakmの地点までの区間の制限速度が50km、akmの地点からbkmの地点の区間の制限速度が60km、bkmの地点からckmの地点の区間の制限速度が40km、ckmの地点から目的地までの区間の制限速度が50kmであった場合、各区間は、前述した各制限速度で移動するものとして、通過点を指定する処理が実行される。
このS42〜S46の処理ではまず、通過点の順番を示すnに、1番目の通過点を示す「n=1」が設定され(S42)、n−1番目の通過点(n−1=0のときは現在位置)から案内経路の各区間の制限速度にしたがって移動した場合に、目的地を通りすぎるか否かが判定される(S43)。
この判定(S43)で、目的地を通り過ぎないと判定された場合は(S43:NO)、n−1番目の通過点から、指定時間移動した地点の位置を算出し(S44)、その位置の位置情報をn番目の通過点の位置情報として、RAM101に記憶する処理が実行される(S45)。
そして、nを1つインクリメントする処理が実行され(S46)、再びS43の処理が実行される。
一方、S43の判定で、目的地を通り過ぎると判定された場合は(S43:NO)、アイコン表示地点算出処理(S40)を終了して、メイン処理のS21の処理を実行する。
このアイコン表示地点算出処理(S40)を実行すると、目的地から指定時間毎に、案内経路を構成する各経路の制限速度で移動した場合に通過する各通過点の位置情報が(図6では、各通過点1〜6の位置情報)、RAM101に記憶される。
S21では、図7(a)に示すように、案内経路を象った線図αと、この線図上の通過点に相当する部分に、通過点を示すアイコンβとを、表示装置15に表示することによって、通過点を選択可能に一覧表示した一覧画像33が表示される。また、この一覧画像33には、経路案内の開始を指示するためのアイコンγ等も表示される。
このうち案内経路を象った線図αは、HDD12に記憶された地図情報と、RAM101に記憶された案内経路情報とに基づいて、案内経路全体を地図上に描いたときに案内経路が形作る図を、表示装置15に表示可能な大きさに縮小した図である。
そして、この一覧画像33に表示されたアイコンβ…、γのうち、いずれかのアイコンβを選択する操作が操作スイッチ群13に対して行われ(S22)、そしていずれのアイコンβ…、γが操作されたかを判定される(S23)。
この判定(S23)で、アイコンγが操作されたと判定されたら、図8に示す経路案内処理(S50)が実行され、アイコンβが操作されたと判定されたら、図7(b)に示すように、その選択されたアイコンに対応する通過点がいつごろ通過することが予想される地点であるかを示す表題(「1時間後通過予想地点」との表示)と、通過点が一般道であるか高速道路であるかの情報と、通過点のおおよその位置する地点に関する情報(「一般道:○○市××区一丁目付近」との表示)が示されたオンスクリーン画像34が表示される(S24)。
表題として表示される時間情報については、通過点が何番目のものであるかの情報と、指定時間に関する情報がRAM101に記憶されているので、それらの情報から算出される。
通過点が一般道であるか高速道路であるかの情報と、通過点のおおよその位置に関する情報とは、RAM101に記憶された通過点の位置情報と、HDD12に記憶された地図情報から、検索される。
一方、図7(b)に示すように、オンスクリーン画像34上には、「周辺施設表示−アイコン表示」、「周辺施設表示 - リスト表示」、「キャンセル」の3つの項目がある一覧表340が表示される。
そして、この一覧表340のうち、いずれかの項目を選択する操作が行われたら(S25)、S22で指定された各アイコンβが示す指定点について、S25で選択された操作が行われた通過点の周囲の立寄場所どのような表示を行うかが設定される(S26)。
具体的には、通過点βについて「周辺施設表示−アイコン表示」が選択されたなら、その通過点が近づいてきたとき、地図上に立寄場所をアイコン表示した地図(図9参照)を表示するように設定される。
また、通過点βについて、「周辺施設表示−リスト表示」が選択されたなら、その通過点が近づいてきたとき、立寄場所の名称と、その立寄場所の通過点からの方向及び位置が記された一覧(図7(d))を表示するよう設定される。
さらに、通過点βについて、「キャンセル」が選択されたなら、その通過点が近づいてきたときは、立寄場所について表示を行わないように設定される。
続いて、全ての通過点について、S25の選択操作が行われたかが判定され(S27)、全ての通過点について行われたら(S27:YES)、S28の処理が実行され、行われていなかったら(S27:NO)、再びS21の処理が実行される。
S28では、立寄場所のジャンルを示す複数の項目が表示されたジャンル選択画像35(図7(c))が表示される。
ジャンル選択画像35は、「コンビニエンスストア」「パチンコ店」「サービスエリア・パーキングエリア」「スーパーマーケット」の4つの項目がある一覧表である。
そして、この一覧表35に示された項目のうち、いずれかの項目を選択する操作が操作スイッチ群13に対して行われると(S29)、各通過点について、各通過点から検索半径rメートル内に位置する、S29で選択されたジャンルの立寄場所(選択されたジャンルの店等がある場所)を検索する処理が、RAM101に記憶された通過点の位置情報及び検索半径情報、HDD12に記憶されたジャンル情報に基づいて実行され、その検索された立寄場所の位置情報がRAM101に記憶されて(S30)、再びS21が実行される。
そして、S22で案内開始γのアイコンが選択されると、次に、経路案内処理(S50)が実行される。
4.経路案内処理
次に、経路案内処理(S50)について説明する。
経路案内処理では、図8に示すように、まず、位置検出器11により最後に検出された現在位置情報と、HDD12に記憶された地図情報と、RAM101に記憶された案内経路情報とに基づいて、その現在位置に対応した地図上に現在位置と案内経路とが示された初期案内画像を表示する処理が実行される(S51)。
このS51で利用される現在位置情報は、本実施形態では、この経路案内処理(S50)が実行されていないときでも、位置検出器11から現在位置情報を随時入力して最新の現在位置情報をRAM101に記憶しているので、ここでは、そのRAM101に最後に記憶された最新の現在位置情報を用いて、案内画像を表示する処理を実行している。
このS51の処理が実行されると、次に、位置検出器11から現在位置情報が入力されたか否かが判定される(S52)。
そして、現在位置情報が入力された場合は(S52:YES)、その入力された現在位置情報と、HDD12に記憶された地図情報と、RAM101に記憶された案内経路情報と、表示装置が固有の情報として有している地図を表示可能な範囲に関する範囲情報とに基づいて、新たに入力された現在位置情報が示す現在位置に対応した地図上に現在位置と案内経路とが示された案内画像を、現在表示されている案内画像に更新する処理が実行される(S53)。
一方、現在位置情報が入力されない場合(S52:NO)は、待機する処理が実行される。
次に、S52で入力された現在位置情報と、RAM101に記憶された案内経路情報とから、目的置に近づいたか否かが判定され(S54)、近づいたと判定されたら(S54:YES)、経路案内処理(S50)を終了する。
一方、近づいたと判定されなかった場合(S54:NO)、次に、S53の処理で表示された地図上に、S30で検索された立寄施設が表示可能か否かが判定される(S55)。このS55では、S30で検索されRAM101に記憶された立寄施設の位置情報と、S52で用いられた現在位置情報と、範囲情報とに基づいて、現在位置を基準とする範囲情報が示す範囲内に立寄場所が含まれるか否かで判定する。
この判定(S55)により、立寄場所が含まれないと判定された場合は(S55:NO)、再びS52の処理が実行され、立寄位置が含まれると判定された場合は(S55:YES)、図9に示すように、S53で表示された地図上の立寄場所が位置する部分にアイコンεを表示する処理が実行される(S56)。
尚、このとき(S56)、S25で「周辺施設表示−リスト表示」が選択されている場合は、アイコンεが表示できるような距離まで近づいたら、図7(d)に示すリストを表示するようにしてもよい。そして、アイコンεが表示できなくなるような距離まで離れたら、リストを消して、経路案内用の地図を表示するようにしてもよい。
また、S25で「キャンセル」が選択されている場合は、アイコンεを表示することなく、経路案内用の地図だけを表示するようにしてもよい。
そして、このS56が終了すると、再びS52の処理が実行される。
経路案内処理(S50)では、このように、S51〜S54の処理を繰り返し、案内経路に沿って現在位置が移動するのにあわせて表示される地図を変えることで、経路案内を行う。
5.実施形態に係るカーナビゲーション装置1の特徴
本実施形態のカーナビゲーション装置1によれば、経路案内を受けながら予め定められた時間移動すると、経路案内用の地図上に立寄場所がアイコンを表示することによって強調表示されるので(図9参照)、経路案内用の地図に目を配っているだけで、経路案内を受けつつ予め定められた時間移動したことを知ることができる。
また、経路案内を受けながら予め定められた時間移動すると、そのとき表示される経路案内用の地図上に立寄場所が強調表示されるので、経路案内用の地図に目を配っているだけで、予め定められた時間移動したときに立ち寄ることが可能な立寄場所を、立寄場所を探す作業をすることなく、把握することができる。
6.実施形態と発明特定事項との対応関係
本実施形態のS40の処理は、本発明の通過点特定手段に相当する。
本実施形態のS30の処理は、本発明の立寄場所特定手段に相当する。
本実施形態のS56の処理は、本発明の強調表示手段に相当する。
本実施形態において、制限速度を記憶するHDD13は、本発明の移動速度記憶手段に相当する。
本実施形態のS28〜S29の処理及び操作スイッチ群13は、本発明のジャンル指定手段に相当する。
本実施形態のS21の処理と操作スイッチ群13は、本発明の通過点表示手段に相当する。
本実施形態のS22の処理は、本発明の通過点選択操作受付手段に相当する。
本実施形態のS19の処理及び操作スイッチ群13は、本発明の指定時間選択操作受付手段に相当する。
[第2実施形態]
次に、本発明が適用された第2実施形態について図面を用いて説明する。
ここで、図10は、本実施形態のカーナビゲーション装置のブロック図である。
尚、以下の説明では、第1実施形態と同じ構成については、同じ符号を付すとともに、説明を省略し、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
1.全体構成
本実施形態のカーナビゲーション装置1は、図10に示すように、第1実施形態の構成に加え、車速検出器23を備えている。
この車速検出器23は、車両の車輪に取り付けられ、車輪の回転速度などから車両の速度を検出し、その検出された車両の速度に関する速度情報を、速度メータなどに出力する装置である。
本実施形態のカーナビゲーション装置1では、制御装置10が、この車速検出器23から速度情報を入力しており、車両が走行しているときはいつでも速度を知ることができるように構成されている。
2.速度情報収集処理
次に、本実施形態のカーナビゲーション装置1の制御装置10が実行する速度情報収集処理について説明する。
ここで図11は、速度情報収集処理のフローチャートである。
この速度情報収集処理は、カーナビゲーション装置1が動作している間実行され、まず、車速検出器23から速度情報が入力されたか否かが判定される(S70)。
この判定(S70)で、速度情報が入力されていないと判定されると(S70:NO)待機され、速度情報が入力されたと判定されると(S70:YES)、位置検出器11から入力される現在位置情報と、HDD12に記憶された制限速度情報から、車両が動きだしたときに車両が位置している経路がいずれの制限速度の区間の経路かが判定され、その判定された制限速度に関する情報をRAM101に記憶する処理が実行される(S71)。
この処理(S71)が終了すると、その後、車速検出器23から入力される速度情報を、RAM101に記憶された制限速度に関連付けて、順次記憶する処理が実行される(S72)。
また、このS72の処理が実行されている間、車速検出器23から速度情報の入力がなされなくなったか否かを監視する処理が実行され(S73)、入力されなくなったと判定されたら(S73:NO)、RAM101に記憶されている制限速度情報と、S72で順次RAM101に記憶されていた速度情報がHDD12に転送され(S74)て、速度情報収集処理は終了する。
一方、速度情報が入力されていると判定されたら(S73:YES)、RAM101に記憶された制限速度とは異なる位置に移動したか否かが判定される(S75)。
この判定(S75)は、S71と同様、位置検出器11から入力される現在位置情報と、HDD12に記憶された制限速度情報とから、車両が走行しているときに車両が位置している経路がいずれの制限速度の区間の経路かを判定することによって行われる。
この判定(S75)で、制限速度が異なる位置に移動したと判定されたら(S75:YES)、RAM101に記憶された制限速度に関する情報を更新し(S76)、その一方で、更新前にRAM101に記憶されていた制限速度情報と、S72の処理を実行することによりRAM101に記憶されていた速度情報がHDD12に転送され(S77)、引き続きS72の処理が実行される。
一方、この判定(S75)で、制限速度が異なる位置に移動していないと判定されたら(S75:NO)、再びS72の処理が実行される。
3.予想移動速度算定処理
ここで、図12は、予想移動速度算定処理のフローチャートである。
この予想移動速度算定処理は、上述した速度情報収集処理でHDD12に制限速度情報とともに記憶された速度情報に基づいて行われるもので、まず、HDD12に新たに記憶された速度情報に基づいて、その速度情報として記憶されている速度の平均値を算出する処理が実行される(S80)。
次に、HDD12に、S80の処理に用いた速度情報に関連付けられた制限速度に関する予想移動速度がすでに算出されていたら、そのすでに算出されている過去の予想移動速度と、S80で算出した速度の平均値との平均値を算出する処理を実行する(S82)。
そして、S82で、過去の予想移動速度と、S80で算出された速度の平均値とから求められた平均値を、制限速度に対応する予想移動速度として、HDD12に記憶する処理が実行され(S83)、本処理を終了している。
この予想移動速度算定処理を実行すると、各制限速度に対応して、予想移動速度が記憶される。
そして、本実施形態では、第1実施形態と異なり、アイコン表示算出処理(S40)のS44〜S45で実行される通過点を特定する処理において、制限速度に代えて、各制限速度に対応する各予想移動速度を用いて、通過点の位置を特定する処理が実施される。
3.実施形態に係るカーナビゲーション装置1の特徴
この実施形態では、カーナビゲーション装置1を用いるユーザーごとに異なる移動速度に応じた最適な通過点を設定できるので、ユーザーの個性に合わせて、経路案内中に立寄場所のアイコンが現れる場所を調整することができる。
4.第2実施形態と発明特定事項との対応関係
本実施形態の車速検出器23は、本発明の速度検出手段に相当する。
本実施形態のS80〜S83の処理は、本発明の移動速度算出手段に相当する。
(その他の実施形態)
上述した実施形態では、予め定められた検索半径r内の立寄場所を検索していたが、この半径rの大きさを操作スイッチ群13を操作することにより、自由に大きさを変えることができるように構成してもよい。
本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
第1実施形態のカーナビゲーション装置のブロック図である。 HDD12内に記憶された情報の説明図である。 メイン処理のフローチャートである。 表示装置15に表示される画像の説明図である。 アイコン表示算出処理のフローチャートである。 案内経路が制限速度が異なる経路によって組み合わされていることを説明するための説明図である。 表示装置15に表示される画像の説明図である。 経路案内処理のフローチャートである。 立寄場所を示すアイコンが表示された経路案内用の地図の模式図である。 第2実施形態のカーナビゲーション装置のブロック図である。 速度情報収集処理のフローチャートである。 予想移動速度算定処理のフローチャートである。
符号の説明
1…カーナビゲーション装置、10…制御装置、11…位置検出器、12…ハードディスク、13…操作スイッチ群、14…メモリ接続装置、15…表示装置、16…送受信機、17…音声コントローラ、18…スピーカ、19…音声認識装置、20…マイク、21…リモコンセンサ、22…リモコン、23…車速検出器、30…一覧表、31…一覧表、32…一覧表、33…一覧画像、34…オンスクリーン画像、35…ジャンル選択画像、110…地磁気センサ、111…ジャイロスコープ、112…距離センサ、113…GPS受信機、120…地図情報、121…制限速度情報、122…ジャンル情報、123…時間半径情報、340…一覧表

Claims (13)

  1. 目的地に誘導するための案内経路を地図上に表示することによって経路案内を行うナビゲーション装置において、
    前記案内経路に沿って移動した場合に、予め指定された指定時間毎に通過することが予想される通過点を特定する通過点特定手段と、
    予め指定されたジャンルの立寄場所のうち、前記各通過点の周囲に位置する前記立寄場所を特定する立寄場所特定手段と、
    前記経路案内用に表示される前記地図中に、前記立寄場所特定手段で特定された前記立寄場所が含まれる場合、前記立寄場所を前記地図上で強調表示する強調表示手段と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載されたナビゲーション装置において、
    前記立寄場所特定手段は、
    予め指定されたジャンルの立寄場所のうち、前記各通過点から予め定められたサーチ距離内に位置する前記立寄場所を特定することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項2に記載されたナビゲーション装置において、
    前記立寄場所特定手段は、
    予め指定されたジャンルの立寄場所のうち、前記各通過点から、前記指定時間に対応して予め定められた前記サーチ距離内に位置する前記立寄場所を特定することを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載されたナビゲーション装置において、
    前記指定時間の入力を受け付ける指定時間入力手段を備え、
    前記通過点特定手段は、
    前記案内経路に沿って移動した場合に、前記指定時間入力手段で入力されることによって予め指定された前記指定時間毎に通過することが予想される通過点を特定することを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載されたナビゲーション装置において、
    前記案内経路を移動する速度として予想される予想移動速度を記憶する移動速度記憶手段を備え、
    前記通過点特定手段は、
    前記移動速度記憶手段に記憶された前記予想移動速度で前記案内経路に沿って移動した場合に、前記指定時間毎に通過する通過点を特定することを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項5に記載されたナビゲーション装置において、
    当該ナビゲーション装置を備える移動体が移動する移動速度を検出する速度検出手段と、
    前記通過点特定手段で前記通過点を特定する前までに検出した前記移動速度から前記予想移動速度を算出する移動速度算出手段と、
    を備え、
    前記移動速度記憶手段は、
    前記移動速度算出手段で算出された前記予想移動速度を記憶することを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項6に記載されたナビゲーション装置において、
    前記速度検出手段は、
    経路の種類毎に、前記移動速度を検出し、
    前記移動速度算出手段は、
    経路の種類毎に、前記予想移動速度を算出し、
    前記移動速度記憶手段は、
    前記移動速度算出手段で算出された前記予想移動速度を前記経路の種類毎に記憶し、
    前記通過点特定手段は、
    前記案内経路を構成する前記経路の種類に対応した前記予想移動速度で前記案内経路に沿って移動した場合に、前記指定時間毎に通過する通過点を特定することを特徴とするナビゲーション装置。
  8. 請求項5に記載されたナビゲーション装置において、
    前記移動速度記憶手段は、
    前記予想移動速度を前記経路の種類毎に記憶し、
    前記通過点特定手段は、
    前記案内経路を構成する前記経路の種類に対応した前記予想移動速度で前記案内経路に沿って移動した場合に、前記指定時間毎に通過する通過点を特定することを特徴とするナビゲーション装置。
  9. 請求項8に記載のナビゲーション装置において、
    前記予想移動速度は、前記経路の制限速度であることを特徴とするナビゲーション装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のナビゲーション装置において、
    前記強調表示手段は、
    前記強調表示として、前記地図上で前記立寄場所が表示される位置にアイコンを表示することを特徴とするナビゲーション装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載されたナビゲーション装置において、
    前記ジャンルを指定する操作を受け付けるジャンル指定手段を備え、
    前記立寄場所特定手段は、
    前記ジャンル指定手段で指定された前記ジャンルの前記立寄場所うち、前記各通過点の周囲に位置する前記立寄場所を特定することを特徴とするナビゲーション装置。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載のナビゲーション装置において、
    前記通過点特定手段で特定された前記通過点を選択可能に一覧表示する通過点表示手段と、
    前記通過点表示手段で表示された通過点を選択する操作を受け付ける通過点選択操作受付手段と、
    を備え、
    前記立寄場所特定手段は、
    予め指定された前記ジャンルのうち、前記操作受付手段で選択する操作が受け付けられた前記各通過点の周囲に位置する前記立寄場所を特定することを特長とするナビゲーション装置。
  13. 請求項12記載のナビゲーション装置において、
    前記通過点表示手段は、
    前記案内経路を象った線図と、この線図上の前記通過点に相当する部分に、前記通過点を示すアイコンとを表示することによって、前記通過点を選択可能に一覧表示し、
    前記操作受付手段は、
    前記通過点表示手段で表示された通過点を選択する操作として、前記通過点に対応するアイコンを選択する操作を受け付けることを特徴とするナビゲーション装置。
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