JPH10264516A - 記録シート - Google Patents

記録シート

Info

Publication number
JPH10264516A
JPH10264516A JP7116097A JP7116097A JPH10264516A JP H10264516 A JPH10264516 A JP H10264516A JP 7116097 A JP7116097 A JP 7116097A JP 7116097 A JP7116097 A JP 7116097A JP H10264516 A JPH10264516 A JP H10264516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
coloring
layer
sensitive recording
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7116097A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Harada
純二 原田
Takaaki Komatsu
孝章 小松
Sukeji Wakaura
資治 若浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority to JP7116097A priority Critical patent/JPH10264516A/ja
Publication of JPH10264516A publication Critical patent/JPH10264516A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Color Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】感熱および感圧発色性を有する記録シートを提
供する。 【解決手段】支持体、熱可塑性樹脂層、発色剤ま
たは顕色剤の少なくとも1方がマイクロカプセル化さ
れ、それぞれ単独で積層あるいは混合して単層の自己発
色性感圧記録層、透明あるいは半透明紙、以上積層し
てなる感圧発色性記録シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偽造防止性を備え
た記録紙に関するものであり、基本的な偽造防止性は感
圧発色性によって与えられる物である。例えば本発明で
いう偽造防止性を備えた感圧発色性の記録シートとは、
通常の印刷、印字などが可能で、取扱い時には発色しな
いが、インパクトプリンターあるいは強めの加圧などで
記録シートの内部で感圧発色できる記録シートに関する
ものである。このような記録シートは、伝票、帳票、記
録紙、玩具、通信、証券、金券、チケット、切符、書
類、シール、くじ、ラベルなどに用いることが可能で、
簡単に真偽の判別ができ、かつ発色が記録シートの内部
であるため記録の書き換えが困難であるという偽造防止
性を有する記録シートである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ、各種計測機器のプ
リンターやレコーダー、ラベル用プリンター、POS用
プリンター、および乗車券や入場券などの自動販売機な
どの広範囲の分野において、感熱、感圧、熱転写、イン
クジェット、磁気記録などの電子情報によって記録を行
う記録シートが使用されるようになってきた。このよう
な記録は、プリンターやファクシミリを用いた情報伝達
などにも用いられ、情報を瞬時に電話回線などにより送
ることが可能で、かつ正確であることからビジネスオフ
ィスや販売店、家庭で便利に使用されている。しかしな
がらこのような電子情報における記録はパソコン、プリ
ンター、および印字フォントなどの発達により簡単に同
じ印字を行うことができるため乗車券などの金券として
扱う場合には偽造しやすいという問題があった。
【0003】偽造防止の目的からは、このような記録用
紙に偽造防止用の地紋印刷がなされていたり、マイクロ
文字による偽造防止用の印刷がなされているが、近年の
カラーコピーの発達により、印刷に関しては素人でも簡
単に複製が作れるという状況になっている。このような
状況は単に金券のみならず、値札替わりあるいは商品詳
細を記入したラベルや、一般には銀ペーストインクなど
で剥離可能な隠ぺい層を設けたスピードくじなどにおい
ても複製を作り易いという状況は同じである。
【0004】本発明の基本となる自己発色性感圧記録の
システムは、いわゆるノーカーボン複写紙から発展した
ものであり、製品形態としては自己発色性感圧記録シー
トまたはセルフコンティンドペーパーとも呼ばれてい
る。その構成は、無色染料(以下、感圧記録用発色剤と
称する)を内包するマイクロカプセルを支持体に設ける
工程と、さらにその塗層上に酸性白土、フェノール樹
脂、有機酸性物質などの電子受容性物質(以下、感圧記
録用顕色剤と称する)を設ける工程との都合2工程から
なる2層塗工による製造方法(塗工順序を逆にしたもの
も含む)や、上記2成分の少なくとも1成分をマイクロ
カプセル化し、均一に混合して一層塗工による製造方法
(特公昭47−16096号公報)が知られている。
【0005】当然ながら、自己発色性感圧記録シート
は、支持体表面に感圧記録用発色剤と感圧記録用顕色剤
の両方が近接して存在し、少しの摩擦や圧力により発色
してしまうため、耐擦性の付与が必要である。簡単な耐
擦性の付与方法として、マイクロカプセルよりも粒径の
大きい小麦でんぷん粒子などを自己発色性感圧記録層内
に分散させ、多少の圧力では不用意に発色しないように
したものもある。しかしながら、このようなクッション
材(スチルト材)の併用では、その耐擦性効果は限られ
るものであった。すなわち、非常に耐擦性を向上させた
自己発色性感圧記録シートにおいても、その印字は感圧
紙用に設計されたプリンターでなければ、紙送りロール
などで自己発色性感圧記録層が発色してしまうという問
題があった。このような耐擦性の悪さのために、たとえ
ば熱転写プリンターなどを通せば紙送りロールの跡が発
色するし、銀ペーストインクなどの剥離可能な隠ぺい層
を設ければ隠ぺい層の剥離時に自己発色性感圧記録層も
発色して使い物にならないというジレンマがあった。
【0006】熱転写記録や電子写真のようなノンインパ
クトプリントにおいては、通常は1種類の色でのみ印字
されるため偽造防止方法が限定されてしまい、地紋印刷
などと組み合わせて偽造防止を行うしかなかった。1種
類の記録方式のみでは前述したように簡単に偽造できて
しまうので、少なくとも2つ以上の記録方式が併用でき
る多機能性の記録シートの開発が望まれていた。
【0007】さらに自己発色性感圧記録シートにおいて
も、他の印字方法と同様に近年のパソコン、プリンタ
ー、および印字フォントなどの発達により簡単に同じ印
字を行うことができるため金券として扱う場合には偽造
しやすいという問題があった。偽造防止用の地紋印刷が
カラーコピーにより複製できる点も他の印字方式の場合
と同様である。
【0008】社会生活の中で偽造方法の進展(特にカラ
ーコピーに負う所が大きい)により、そのターゲットと
されるのは切符やチケットなどの金券のみならず、ラベ
ル、値札、書類などもその例に漏れない。すなわち入場
券や切符、切手、印紙などの金券以外にも世間に流通し
ている本やCD、ゲームソフトなどのラベルや説明書、
商品の値札そのもの、あらゆる種類のくじや投票券(馬
券など)、会社の専用便せんなどもカラーコピーで複製
を作ろうと思えば容易にできるのが現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第一の課題は、通常の印刷や印字ができる記録シー
トでありながら記録シートの内部が特定の圧力により発
色するために偽造防止性をもった記録用紙を供給するこ
とにある。そのために本発明は、感圧記録層(自己発色
性感圧記録層)が十分な耐擦性を有し、印刷や印字方式
への適用性(プリンター適性、耐熱性、耐ロール性な
ど)を十分に有する記録シートを提供するものである。
偽造防止性の記録シートとして用いるためには、十分な
保存性、耐水性、耐久性、記録性を兼ね備えなければな
らず、そのような記録用シートを提供するものである。
【0010】本発明の偽造防止は無色染料の発色による
手段を用いているため、該発色の保存性、特に耐候性は
非常に重要な要因となる。すなわち、対策を施さない自
己発色性感圧記録シートは光に長時間曝露した場合や長
期の保存時に、発色画像が退色したり感圧記録面が変色
したりして記録内容が読み難くなったり、発色しなくな
ったりする欠点を有することある。
【0011】また、熱可塑性樹脂の種類やラミネート方
法によっては、長期の保存や光に長時間暴露した場合
に、熱可塑性樹脂層と透明紙あるいは半透明紙、あるい
は熱可塑性樹脂層と自己発色性感圧記録層が剥離してし
まうことがあるという問題があった。
【0012】よって、本発明が解決しようとする課題
は、自己発色性感圧記録シートにおいて、十分な耐擦性
を有するばかりでなく、光曝露や長期保存時の感圧記録
面の発色画像の退色、並びに地肌部の変色(以下、変退
色と略す)を抑制し、剥離によるトラブルがなく、通常
の一般紙並の印刷性、紙の風合いを有する自己発色性感
圧記録シートを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
問題点を解決するため鋭意研究の結果、以下のとおり発
明するに至った。
【0014】支持体、熱可塑性樹脂層、感圧記録
用発色剤または感圧記録用顕色剤の少なくとも1方がマ
イクロカプセル化され、それぞれ単独で積層あるいは混
合して単層の自己発色性感圧記録層(以下、単に自己発
色性感圧記録層)、透明あるいは半透明紙を順次積層
してなる自己発色性感圧記録シート。
【0015】支持体、熱可塑性樹脂層、自己発色
性感圧記録層、透明あるいは半透明紙、オーバーコ
ート層を順次積層してなる耐水性の良好な自己発色性感
圧記録シート。
【0016】透明あるいは半透明紙中、自己発色性感圧
記録層中、熱可塑性層中、あるいはオーバーコート層中
の少なくとも1つに紫外線吸収剤を含有することを特徴
とする保存適性が良好な自己発色性感圧記録シート。
【0017】支持体、熱可塑性樹脂層、自己発色
性感圧記録層、透明あるいは半透明紙、を順次積層
し、さらに支持体の反対側の面に磁気記録層を設けて
なることを特徴とする磁気記録/感圧発色性記録シー
ト。
【0018】支持体、熱可塑性樹脂層、自己発色
性感圧記録層、透明あるいは半透明紙、オーバーコ
ート層を順次積層し、さらに支持体の反対側の面に磁
気記録層を設けてなる耐水性の良好なことを特徴とする
磁気記録/感圧発色性記録シート。
【0019】透明あるいは半透明紙が少なくとも透明度
30%以上であることを特徴とする請求項1〜5に記載
の記録シート。
【0020】前記請求項1〜6のいずれか1項記載の記
録シートからなり、感圧発色性により偽造防止あるいは
偽造検知を行えることを特徴とする偽造防止用紙。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の詳細を構成別に説
明する。
【0022】本発明に用いられる支持体としては、上質
紙、アート紙、グラシン紙、キャスト紙、コーテッド紙
などの通常の天然パルプ紙を用いることができ、木材パ
ルプ、合成パルプ、填料、サイズ剤、紫外線吸収剤、酸
化防止剤、顔料、紙力増強剤、染料など、通常抄紙で用
いられる原材料を必要に応じて使用することが可能であ
る。また、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリメチルペンテンなどのプラスッチ
クシート、およびこれらの合成繊維からなる合成紙や不
織布、またはこれらの合成樹脂を紙に片面、または両面
にラミネートしたラミネート紙を使用しても良い。これ
らの合成樹脂からなる素材は白色でも、着色されていて
も良い。
【0023】本発明においては、自己発色性感圧記録層
の発色の確認に適当な透明度が30%以上の紙を透明紙
あるいは半透明紙と呼ぶ。自己発色性感圧発色を記録と
して用いるならばこの透明度の下限は小さすぎ、読み難
いレベルであるが、偽造防止用途で発色のみ確認する場
合には、何等不自由なく用いることができる。なお、本
発明で言う透明度とは、100から不透明度値を差引い
た値として表した。不透明度値とは、JIS P813
8にて測定した不透明度(%)である。厚みは、JIS
P8118で規定される紙および板紙の厚さと密度の
試験方法により測定した値である。中でも、本発明の透
明紙あるいは半透明紙は、坪量が10〜85g/m2である
ことが好ましい。本発明の透明紙あるいは半透明紙に
は、木材パルプ、合成パルプ、填料、サイズ剤、紫外線
防止剤、酸化防止剤、紙力増強剤、染料など、通常抄紙
で用いられる原材料を必要に応じて使用することが可能
である。
【0024】透明紙あるいは半透明紙の坪量が10g/m2
より小さいと、寸法安定性が悪くて貼り合わせ時にしわ
が入りやすく、また筆記の際に破れる事があり好ましく
ない。また、坪量が85g/m2より大きいと、貼合わせ後
の厚みが厚くなり、重要な自己発色性感圧記録層の発色
性および読み取り性が阻害されるため好ましくない。
【0025】本発明において、30%以上の透明度を有
する透明紙あるいは半透明紙が印刷や印字などの他の記
録を介して自己発色性感圧記録層の発色を確認するため
に適当であり、透明度が30%より低いと発色の確認が
困難になり不適当である。
【0026】本発明に用いられる透明紙あるいは半透明
紙(以下まとめて透明紙と称する)は、透明度が30%
以上のものであれば、グラシン紙、樹脂含浸紙、タイプ
ライター用紙、コンデンサーペーパー、トレーシングペ
ーパー、コピー用紙、含浸トレーシングペーパー、和
紙、薄手の上質紙など、特に制限するものではないが、
中でも薄手の上質紙、コピー用紙、トレーシングペーパ
ー、含浸トレーシングペーパー、あるいは和紙が適して
いる。透明度が本発明の範囲内であれば不織布を使用す
ることもできる。なお、本発明で称するトレーシングペ
ーパーとは、含浸タイプのトレーシングペーパーとは区
別する目的で使用している呼称でナチュラルトレペある
いは天然トレペとも称される透明紙のことである。
【0027】本発明の記録シートを得るには、代表的に
は支持体の片面に熱可塑性樹脂層を設ける工程、少なく
とも一方がマイクロカプセル化されている感圧記録用発
色剤または感圧記録用顕色剤をそれぞれ単独で積層ある
いは混合して単層の自己発色性感圧記録層を設ける工
程、該自己発色性感圧記録層と熱可塑性樹脂層を一体化
する工程、透明紙上にオーバーコート層を設ける工程、
支持体の裏面に磁気記録層を設ける工程、以上の工程を
組み合わせることにより製造することができるが、特に
これらの工程の詳細や組み合わせ順序を限定するもので
はない。
【0028】本発明の記録シートに用いる熱可塑性樹脂
としては、一般に、熱可塑性樹脂コーティングあるいは
熱可塑性樹脂ラミネートに用いられる熱可塑性樹脂なら
制限なく使用可能であり、例えば、ポリエチレン(低密
度、中密度、高密度、線状低密度ポリエチレン)、ポリ
プロピレン、ポリトリメチルペンテン、ポリブテンなど
の汎用溶融押し出し樹脂を単独で、あるいは混合して用
いることができる。
【0029】熱可塑性樹脂層により支持体と自己発色性
感圧記録層とを一体化するには、一般の溶融押し出しダ
イ、Tダイ、あるいは多層同時押し出しダイを用いるこ
とができる。溶融押し出しの前処理として、支持体や自
己発色性感圧記録層にコロナ処理、フレーム処理など公
知の接着性改良のための処理を行うことは何等差し支え
ない。また、本発明の記録シートの裏面には、カール防
止、帯電防止、顔料コート層あるいは耐水性層などのバ
ックコート層を設けることが出来、バックコート層には
帯電防止剤、親水性バインダー、ラテックス、硬膜剤、
顔料、界面活性剤、粘着剤などを適宜組み合わせて含有
することができる。
【0030】熱可塑性樹脂の塗布量(ラミネート量)
は、自己発色性感圧記録層の発色性、および支持体との
接着性に関与するため一定の範囲にあることが好まし
い。支持体との接着強度を充分に保つ目的から、8〜2
5g/m2の塗布量が好ましく、十分な自己発色性感圧記録
層の発色を確保するためには、多くとも30g/m2以下の
塗布量に抑える必要がある。透明紙の坪量あるいは熱可
塑性樹脂層の塗布量がある範囲を越えると、読み取りに
十分な発色性を損なう。また熱可塑性樹脂層がある範囲
より少ないと接着性が不十分であり、透明紙の厚みがあ
る範囲より薄いと強度的に弱く、筆記時などに破れる場
合がある。透明紙の透明度がある範囲より低いと、自己
発色性感圧記録層の発色が透過しにくく、従って発色を
読み取りにくい。
【0031】本発明に利用し得る自己発色性感圧記録層
については、特に制限されることなく、従来から公知の
ものを使用できる。例えば、マイクロカプセル化の方法
やマイクロカプセルの壁材、感圧記録用発色剤や発色剤
を溶解する油、あるいは感圧記録用顕色剤、接着樹脂、
マイクロカプセル保護剤などである。
【0032】マイクロカプセル化法としては、コアセル
ベーション法(米国特許2800458号明細書な
ど)、界面重合法(特公昭47−1763号公報な
ど)、インサイチュー重合法(特開昭51−9079号
公報など)などが使用できる。
【0033】マイクロカプセルの壁材としては、ポリウ
レタン、ポリ尿素、エポキシ樹脂、尿素/ホルマリン樹
脂、メラミン/ホルマリン樹脂などが使用できる。
【0034】本発明に用いる感圧記録用発色剤、感熱記
録用発色剤、感圧記録用顕色剤に関しては、一般に感圧
記録材料や感熱記録材料に用いられているものであれば
特に制限されない。たとえば、感圧記録用あるいは感熱
記録用の発色剤としては、トリアリルメタン系化合物、
ジアリ−ルメタン系化合物、キサンテン系化合物、チア
ジン系化合物、スピロピラン系化合物、ジフェニルメタ
ン系染料、スピロ系染料、ラクタム系染料、フルオラン
系染料などが使用できる。
【0035】具体的には、 3,3−ビス(p−ジメチ
ルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド(ク
リスタルバイオレットラクトン)、3,3−ビス(p−
ジメチルアミノフェニル)フタリド、3−(p−ジメチ
ルアミノフェニル)−3−(1,2−ジメチルインドー
ル−3−イル)フタリド、 3−(p−ジメチルアミノ
フェニル)−3−(2−メチルインド−ル−3−イル)
フタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインド−ル
−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−
ビス(9−エチルカルバゾ−ル−3−イル)−6−ジメ
チルアミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニルイン
ド−ル−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3
−p−ジメチルアミノフェニル−3−(1−メチルピロ
−ル−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−
p−ジメチルアミノフェニル−3−(1−メチルピロー
ル−2−イル)−6−ジメチルアミノフタリド3−(p
−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−メチルインド
ール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノ
フェニル)−3−(2−フェニルインドール−3−イ
ル)フタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインド
ール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,
3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−
6−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エチ
ルカルバゾール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタ
リド、3,3−ビス(2−フェニルインドール−3−イ
ル)−5−ジメチルアミノフタリド、などのトリアリル
メタン系染料。
【0036】4,4’−ビス−ジメチルアミノフェニル
ベンズヒドリルベンジルエーテル、4,4’−ビス−ジ
メチルアミノベンズヒドリルベンジルエ−テル、N−ハ
ロフェニルロイコオーラミン、N−2,4,5−トリク
ロロフェニルロイコオーラミンなどのジフェニルメタン
系染料。
【0037】ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニ
トロベンゾイルロイコメチレンブル−などのチアジン系
染料。
【0038】3−メチル−スピロ−ジナフトピラン、3
−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3,3’−ジクロ
ロスピロジナフトピラン、3−フェニル−スピロ−ジナ
フトピラン、3−ベンジル−スピロ−ジナフトピラン、
3−プロピルスピロベンゾピラン、3−メチルナフト−
(3−メトキシベンゾ)スピロピラン、3−メチル−ナ
フト(6’−メトキシベンゾ)スピロピラン、3−プロ
ピル−スピロ−ジベンゾピランなどのスピロ系染料。
【0039】ロ−ダミン−B−アニリノラクタム、ロ−
ダミン(p−ニトロアニリノ)ラクタム、ロ−ダミン
(o−クロロアニリノ)ラクタムなどのラクタム系染
料。
【0040】ローダミンBアニリノラクタム、ローダミ
ンB−p−クロロアニリノラクタム、3−ジエチルアミ
ノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジメチルア
ミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−オクチルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−フェニルフルオラン、3−ジメチルアミノ
−7−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
N−ジエチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メ
トキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロ
ロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−
メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(3,4
−ジクロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフル
オラン、3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチルフルオ
ラン、3−(N−エチル−N−トリル)アミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−
N−トリル)アミノ−6−メチル−7−フェネチルフル
オラン、3−ジエチルアミノ−7−(4−ニトロアニリ
ノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−プロピ
ル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチルフルオ
ラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチ
ル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル
−p−トルイジノ)−6−メチル−7−(p−トルイジ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−カル
ボメトキシ−フェニルアミノ)フルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−N−アセチル−N−メチルアミノフルオ
ラン、3−(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−N−クロロエチル−N−メチルアミノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−メチル−N−ベンジルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メチル
アミノフルオラン、3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−(N−エチル−N−iso−アミルアミノ)−6−メ
チル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−シク
ロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−フ
ェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N−テト
ラヒドロフリル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−フェニル
アミノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−
フェニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
メチル−7−キシリジノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3
−ジブチルアミノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)
フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−p−ブ
チルフェニルアミノフルオランなどのフルオラン系染料
などが挙げられる。
【0041】感圧記録層において感圧記録用発色剤を溶
解する油としては、ジアリールアルカン系、アルキルナ
フタレン系、アルキル化ビフェニル、水添ターフェニル
の如き芳香族合成油、ケロシン、ナフサ、パラフィン
油、塩素化パラフィンの如き脂肪族合成油、綿実油、ヤ
シ油、大豆油、亜麻仁油の如き植物油などが使用でき
る。
【0042】マイクロカプセルの保護剤としては、セル
ロース粉末、デンプン粒子、タルク、焼成カオリン、炭
酸カルシウムなどが使用できる。
【0043】感圧記録用の顕色剤としては、粘土類(例
えば、活性白土、酸性白土、アタパルジャイト、ベント
ナイト、コロイダルシルカ、硅酸アルミニウムなど)、
有機酸(例えば、サリチル酸の如き芳香族カルボキシ化
合物またはこれらの金属塩など)、有機酸と金属化合物
の混合物、酸性重合体(例えばフェノ−ル/ホルムアル
デヒド樹脂、サリチル酸系樹脂またはこれらの亜鉛、マ
グネシウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マン
ガン、スズ、ニッケルなどの多価金属塩など)などが使
用できる。
【0044】その他に、助剤としてステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸カルシウムなどの高級脂肪酸金属塩、パラ
フィン、酸化パラフィン、ポリエチレン、酸化ポリエチ
レン、ステアリン酸アミド、カスターワックスなどのワ
ックス類、また、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウ
ム、スルホン酸変性ポリビニルアルコールなどの分散
剤、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系などの紫
外線吸収剤、更らに界面活性剤、蛍光染料、帯電防止
剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、消泡剤、離型剤、滑
剤、耐ブロッキング向上剤、粘着付与剤などが支持体、
自己発色性感圧記録層、熱可塑性樹脂層、感熱記録層
中、透明紙中に必要に応じて添加される。
【0045】また、本発明の構成として、高い発色濃度
を得る上で、支持体と自己発色性感圧記録層との間に、
炭酸カルシウム、タルク、シリカ、クレー、硫酸バリウ
ム、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、硫酸鉛、
鉛白、亜鉛華、硫化亜鉛、サチン白、酸化チタン、酸化
アンチモン、雲母、ベントナイト、ケイ酸カルシウム、
石膏、水酸化アルミニウムなどの無機顔料、またはポリ
スチレン、ポリビニルトルエン、スチレン/ジビニルベ
ンゼン共重合体、ポリメタクリル酸メチル、尿素/ホル
ムアルデヒド重合体、ポリエチレンなどの微粉有機顔料
を含むアンカー層を設けたり、自己発色性感圧記録層内
に分散することは何等差し支えない。
【0046】すなわち透明紙の上に、耐水性を向上さ
せ、印字によるカスを防止するためのオーバーコート層
を設けることは耐水性、印字適性の向上の観点から有意
義である。
【0047】本発明において、オーバーコート層に使用
されるバインダー樹脂としては、デンプン類、ヒドロキ
シエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースなどのセルロース誘
導体、カゼイン、ゼラチンなどのプロテイン、酸化デン
プン、エステル化合物デンプンなどのサッカロースの如
き水性天然高分子化合物、ポリビニルアルコール、変性
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリル酸、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸アミド/
アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド/アク
リル酸エステル/メタクリル酸3元共重合体、スチレン
/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、ラテックス、
ポリアクリルアミド、スチレン/無水マレイン酸共重合
体などの如き水溶性合成高分子化合物やラテックス類、
エチレン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩などの
水溶性接着樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリ
アクリル酸エステル、スチレン/ブタジエン共重合体、
アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル酸メ
チル/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジ
エン/アクリル酸共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重
合体などのラテックスなどが挙げられる。
【0048】これらのバインダー樹脂を塗工したオーバ
ーコート層には、例えば印刷インクや熱転写インク、イ
ンクジェットインク、等のインクの着肉性を向上させる
目的で有機または無機の顔料を含有することが好まし
い。顔料としては、ケイソウ土、タルク、カオリン、焼
成カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化
チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミニウム、
尿素−ホルマリン樹脂などが挙げられる。有機または無
機顔料がオーバーコート層重量の1%〜50重量%含有
されていることがインク着肉性の上から好ましく、これ
より少ないと含量を混合した効果に乏しく、多いと粉落
ちの原因となる。
【0049】本発明の自己発色性感圧記録シートは透明
紙中、自己発色性感圧記録層中、熱可塑性層中、あるい
はオーバーコート層中の少なくとも1つに自己発色性感
圧記録層の変退色を抑制するために紫外線吸収剤を含有
することができる。
【0050】本発明で用いる紫外線吸収剤とは、300
〜400mμの紫外線を吸収し、吸収したエネルギーを
熱エネルギーとして再輻射する素材であり、一般に紫外
線吸収剤として用いられるものであればいかなるもので
もよく、具体的には例えば以下のものが挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
【0051】サリチル酸系紫外線吸収剤として、フェニ
ルサリシレート、p−tert−ブチルフェニルサリシ
レート、p−オクチルフェニルサリシレート、等。
【0052】ベンゾフェノン系紫外線吸収剤として、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデ
シルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ
−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン、ビス
(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェ
ニル)メタン、等。
【0053】ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤とし
て、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−
tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
4’−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
[2’−ヒドロキシ−3’−(3”,4”,5”,6”
−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’−メチルフ
ェニル]ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビス
[4−(1,1,3,3,−テトラメチルブチル)−6
−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノー
ル]、等。
【0054】シアノアクリレート系紫外線吸収剤とし
て、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3’−ジフ
ェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3’−
ジフェニルアクリレート、等。
【0055】これらは、1種だけ用いることもできる
し、2種以上併用することもできる。
【0056】紫外線吸収剤は、透明紙の抄紙時に同時に
漉き込むか、熱可塑性樹脂の溶融時熱可塑性樹脂に混合
するか、自己発色性感圧記録層の塗液の調整時、あるい
はオーバーコート層の塗液の調整時にそれぞれの塗液に
含有させ、塗工、乾燥を行えばよい。
【0057】紫外線吸収剤の比率は、その存在する層あ
るいは支持体や透明紙の重量百分率で0.05%〜5%
の範囲が好ましい。これより少ない場合は変退色抑制の
効果が小さくなり、これより多い場合は、例えば熱可塑
性樹脂層の密着性が悪化したりするという弊害が生じ
る。
【0058】本発明に用いられる磁気記録層は、磁性粉
をポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹
脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂、スチレン・
ブタジエン共重合体樹脂、ポリアクリル酸エステル樹
脂、エポキシ樹脂などの結合剤中に均一分散し、目的に
応じて可塑剤、ゴム、分散剤、帯電防止剤、顔料などが
添加され、得られた塗料を基材に塗布または印刷するこ
とにより形成される。磁性粉としては、γ−Fe23
Fe34、γ−Fe23およびFe24の混晶、Co含
有Fe24、Baフェライト、Srフェライトなどを挙
げることができる。磁気記録情報が通常の永久磁石によ
り消去されるトラブルを防止するためには、保磁力が1
500〜5000エルステッドのBaフェライト、Sr
フェライトなどが望ましい。
【0059】磁気記録層上に保護層を設けることも可能
である。保護用の樹脂としては、例えば、穀物デンプ
ン、α化デンプン、酸化デンプン、エーテル化デンプン
など、ゼラチン、カゼイン、コラーゲン、ビスコースな
どのプロティン類、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースなどのセルロース類、寒天、アルギン酸ナトリ
ウム、アラビアゴムなどの多糖類、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピドリドン、ポリアクリル酸、ポリアク
リルアミド、マレイン酸共重合物の水溶性結合剤、スチ
レンブタジエン系、アクリルニトリルブタジエン系メチ
ルメタクリレートブタジエン系、アクリル酸エステル、
酢酸ビニル系ラテックスエマルジョン結合剤およびこれ
らのカルボキシ変性物が挙げられる。
【0060】保護層中には、顔料を分散して隠ぺい層と
することも可能である。隠ぺい層の顔料は公知のもので
あり、例えば、アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、バ
リウム、カルシウム、チタンなどの炭酸塩、酸化物、水
酸化物、硫酸塩および天然シリカ、クレー、ゼオライ
ト、カオリン、焼成カオリンなどの粘土類を含む無機系
白色顔料、合成シリカ、スチレン樹脂、メラミン樹脂、
アクリル樹脂、尿素樹脂などの共重合体を含む有機系白
色顔料から1種または2種以上使用される。
【0061】保護層あるいは隠ぺい層用塗布液は所望に
より分散剤、防腐剤、消泡剤、ダスティング防止剤とと
もに混合され、エアナイフコート、カーテンコート、ロ
ールコート、ブレードコートなどの方法で塗布される。
磁気記録層と保護層の間に接着性改良のためにアンカー
層を設けても差し支えない。
【0062】また、本発明の磁性体組成物には、潤滑
剤、研磨剤、防錆剤、分散剤、増粘剤などを加えてもよ
い。特に、潤滑剤は、飽和および不飽和の高級脂肪酸、
脂肪酸エステル、高級脂肪酸アミド、高級アルコール、
シリコンオイル、鉱油、フッ素化合物などがあり、これ
らは磁性体組成物の調整時に添加してもよく、あるいは
磁性層表面に塗布ないしは噴霧してもよい。
【0063】支持体上に塗布された磁性層は、必要によ
り層中の磁性体を配向させる処理を施すことができる。
その配向処理は、支持体の走行する方向に対して、直角
にあるいは走行方向に角度をつけた状態で約500〜3
000エルステッド程度の交流または直流の磁場条件下
で行うことができる。
【0064】本発明において自己発色性感圧記録層、オ
ーバーコート層、磁気記録層などを塗布する方法として
は、グラビアコーター、グラビアオフセットコーター、
バーコーター、ロールコーター、エアナイフコーター、
Uコンマコーター、AKKUコーター、スムージングコ
ーター、マイクログラビアコーター、リバースロールコ
ーター、4本あるいは5本(多段)ロールコーター、カ
ーテンコーター、ブレードコーター、ディップコータ
ー、落下カーテンコーター、スライドコーター、リップ
コーター、ダイコーター、スクイズコーター、ショート
ドウェルコータ、サイズプレス、スプレーなどの各種装
置をオンマシンあるいはオフマシンで用いることができ
る。また、各層の各々の塗工または含浸後には、マシン
カレンダー、グロスカレンダー、TGカレンダー、スー
パーカレンダー、ソフトカレンダーなどのカレンダーや
ブラッシングを用いて仕上げても良い。また、場合によ
ってはオフセット、シルクスクリーンなどの印刷方法も
用いられる。
【0065】本発明の記録シートへの印刷や記録の方法
は、鉛筆やインクによる筆記・印刷、インパクトプリン
ター、電子写真、熱転写、インクリボン、感熱、感圧、
インクジェット、フレキソ印刷、オフセット印刷、グラ
ビア印刷、活版印刷、凹版印刷、レーザープリント、ラ
ベル貼り合わせ、押印などその方法による制限はない。
ただし透明紙と一体化した後の自己発色性感圧記録層の
発色は、圧力による発色を伴う記録(確認)方法に限ら
れる。自己発色性感圧記録層に記録する際には、インパ
クトプリンターを用いることも可能であるし、同じ情報
を多量に記録する必要がある場合には、活版印刷により
記録することも可能である。また、ボールペン、鉄筆な
どでの記録も可能である。透明紙上、オーバーコート層
上、自己発色性感圧記録層上、熱可塑性樹脂層上、支持
体の裏面、磁気記録層上、などに一般の印刷を行うこと
は何等差し支えない。また、地紋印刷による不透明化を
行うことも何等差し支えない。
【0066】また、本発明の記録シートは、他の感圧記
録シート、裏カーボン複写シート、粘着シート、印刷シ
ート、透明フィルムなどと組合わせて一連の複写シート
として使用できる。本発明の圧着シートの一部、あるい
は全部にダイカットなどの加工、支持体の一部の分離、
ミシン目、プリンター用送り孔などの加工を施すことは
何等差し支えない。
【0067】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明する。尚、以下に示す部および%のいずれも重量基
準である。また、塗布量を示す値は断わりのない限り乾
燥後の塗布量である。
【0068】<調整例1:自己発色性感圧塗液>感圧記
録用に用いる発色剤内包マイクロカプセルは、次のとお
り作製した。まず、クリスタルバイオレットラクトン1
3部をハイゾールSAS N−296(日本石油化学
製)90部に加熱溶解して内相油とした。メラミン10
部と37%ホルマリン25部を水100部とともに加温
し、メラミン−ホルマリン初期重縮合物を得た。次い
で、内相油を6%のスチレン/無水マレイン酸共重合体
水溶液150部に乳化し、この乳化液に、上記のメラミ
ン−ホルマリン重縮合物を添加して、液温を73℃に3
時間保持して、メラミン−ホルマリン樹脂膜を持つ発色
剤内包のマイクロカプセル分散液を得た。得られたマイ
クロカプセルの平均粒子径は、約6.5μmであった。
【0069】自己発色性感圧記録層用の塗料は、以下の
処方により作製した。 感圧記録用発色剤内包のマイクロカプセル 145部 感圧記録用顕色剤(住友デュレズ製;PR26298) 85部 デンプン粒子 290部 カオリンクレー 100部 酸化デンプン 100部 炭酸カルシウム 120部
【0070】<調整例2:オーバーコート層塗液>次の
配合からなる混合物をボールミル中で分散して磁気記録
層塗液を調整した。 カオリンクレー 100部 エチレン・酢ビ系ラテックス(日本合成ゴム社製) 40部 水 200部
【0071】<調整例2:磁気記録層塗液>次の配合か
らなる混合物をボールミル中で分散して磁気記録層塗液
を調整した。 Ba−フェライト(保磁力2700エルステッド) 100部 スチレン・ブタジエン系ラテックス(日本合成ゴム社製) 30部 水 200部
【0072】実施例1 自己発色性感圧記録層を有する透明紙あるいは半透明紙
として(A)坪量15g/m2のトレーシングペーパー(透
明度84%)、(B)坪量35g/m2のジアゾ用コピー用
紙(透明度50%)、(C)坪量45g/m2の上質紙(透
明度30%)、(D)坪量50g/m2の上質紙(透明度2
6%)をそれぞれ用い、調整例1記載の配合の自己発色
性感圧記録層を、塗布量が7g/m2になるように塗設し
て、自己発色性感圧記録シートを得た。自己発色性感圧
記録面にコロナ処理を施した後、溶融押し出しダイより
低密度ポリエチレン(日本ユニカー製、NUC800
1)を押し出し、自己発色性感圧記録シートと支持体
(上質紙:110kg)を貼合せて一体化して透明紙層
を表面とした自己発色性感圧記録シートを得た。ポリエ
チレン樹脂の塗布量は15g/m2であった。
【0073】それぞれの透明紙層を有する自己発色性感
圧記録シートをそれぞれ感圧紙(A)、感圧紙(B)、
感圧紙(C)、感圧紙(D)と表わす。
【0074】実施例2 実施例1で得られた自己発色性感圧記録シートの透明紙
の表面に調整例2で得られたオーバーコート層をエアナ
イフコーターで塗布量が2g/m2となるように塗布、乾
燥してオーバーコート層を有する自己発色性感圧記録シ
ートを得た。
【0075】実施例3 磁気記録層を有する支持体として、市販の上質紙(三菱
製紙製、ダイヤフォーム 70K)に、調整例2記載の
配合の磁気記録層塗液を乾燥重量が30g/m2の割合で塗
布、磁場配向後に乾燥、スーパーカレンダー仕上げし、
磁気記録層を設けて磁気記録層付きの支持体を得た。実
施例1において支持体を磁気記録層付き支持体に変更し
た以外は実施例1と同様にして磁気記録/感圧発色性記
録シートを得た。
【0076】実施例4 磁気記録層を有する支持体として、市販の上質紙(三菱
製紙製、ダイヤフォーム 70K)に、調整例2記載の
配合の磁気記録層塗液を乾燥重量が30g/m2の割合で塗
布、磁場配向後に乾燥、スーパーカレンダー仕上げし、
磁気記録層を設けて磁気記録層付きの支持体を得た。実
施例2において支持体を磁気記録層付き支持体に変更し
た以外は実施例2と同様にしてオーバーコート層を有す
る磁気記録/感圧発色性記録シートを得た。
【0077】実施例5 実施例1において、熱可塑性樹脂として紫外線吸収剤フ
ェニルサリシレートを10重量%含有する低密度ポリエ
チレンを用いた以外は実施例1と同様にして熱可塑性樹
脂層中に紫外線吸収剤を含有する自己発色性感圧記録シ
ートを得た。使用した透明紙はBである。
【0078】実施例6 実施例2において、オーバーコート層塗液中に紫外線吸
収剤2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンフェニルサリ
シレートを10重量%含有するように混合した以外は実
施例1と同様にしてオーバーコート層中に紫外線吸収剤
を含有する自己発色性感圧記録シートを得た。使用した
透明紙はBである。
【0079】実施例7 実施例1において、自己発色性感圧記録層塗液中に紫外
線吸収剤2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベ
ンゾフェノンを10重量%含有するように混合した以外
は実施例1と同様にして自己発色性感圧記録層中に紫外
線吸収剤を含有する自己発色性感圧記録シートを得た。
使用した透明紙はBである。
【0080】実施例8 実施例1において、透明紙として用いた(B)坪量35
g/m2のジアゾ用コピー用紙の抄紙中に、内添方式により
紫外線吸収剤2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スル
ホベンゾフェノンを10重量%含有するように混合した
以外は実施例1と同様にして透明紙中に紫外線吸収剤を
含有する自己発色性感圧記録シートを得た。(透明紙の
透明度50%)
【0081】比較例1 自己発色性感圧記録層を有する支持体として、市販の上
質紙(三菱製紙製、ダイヤフォーム 70K)に、調整
例1記載の配合の自己発色性感圧記録層を、塗布量が7
g/m2になるように塗設した自己発色性感圧記録シートを
そのまま用いた。
【0082】比較例2 比較例1の自己発色性感圧記録シートにコロナ処理を施
した後、溶融押し出しダイより低密度ポリエチレン(日
本ユニカー製、NUC8002)を塗布量は15g/m2
なるように押し出し、熱可塑性樹脂によるコーティング
層を設けた。このサンプルは印刷適性がなく紙の風合い
がないものであった。
【0083】比較例3 磁気記録層を有する支持体として、市販の上質紙(三菱
製紙製、ダイヤフォーム 70K)に、調整例2記載の
配合の磁気記録層塗液を乾燥重量が30g/m2の割合で塗
布、磁場配向後に乾燥、スーパーカレンダー仕上げし、
磁気記録層を設けて磁気記録層付きの支持体を得た。
【0084】実施例および比較例で得られた記録シート
は以下の方法で評価を行った。
【0085】<感圧発色性>実施例および比較例で得ら
れた記録シートにインクリボンを装着しないドットイン
パクトプリンターを用いてベタ印字を行った。印字後に
マクベス濃度計を用いて光学濃度を測定した。実用に供
した場合、細かい文字でも十分に読みとれる光学濃度は
0.50以上であり、光学濃度が0.40を下回るよう
だと正確な読み取りが困難なレベルであるが偽造防止用
の発色確認には十分である。光学濃度が0.05を下回
ると偽造防止としても発色の有無自体が分かりにくくな
るレベルである。
【0086】[耐擦性]実施例および比較例で得られた
耐擦性自己発色性感圧記録シートを床に置き、1mの高
さから重量1kg分の砂を落下させた後、自己発色性感
圧記録層の発色濃度をマクベス濃度計を用いて光学濃度
を測定し、落下前の値との差を求めた。実用に供した場
合、+0.02までの濃度増加(発色汚れ)は許容でき
るがそれを上回ると実用上の取扱いによる発色汚れが大
きく、使用範囲が非常に限られ伝票や通信文、切符や商
品券等には使用できない。
【0087】[画像退色性]一定加重を加えた2本の金
属ロール間を通すことによって、予め十分発色させた試
料を、耐擦性自己発色性感圧記録シートの透明紙側を光
に曝して15日間放置の条件で保存し、保存前の発色濃
度を100%とた場合の経時後の発色残存率(値が大き
いほど良好)を測定した。発色濃度は色差計(日本電色
工業社製)のY値を指標とし、発色残存率は下記数式1
より求めた。
【0088】
【数1】(数式1) 発色残存率(%)=−log(Yf/Y0)/−log
(Yi/Y0)×100 Yf:発色部の保存前のY値 Yi:発色部の保存後のY値 Y0:保存前の地肌部のY値
【0089】[耐水性]実施例および比較例で得られた
サンプルをインクリボンのないドットインパクトプリン
ターで発色させた後、表面を濡らした綿棒で擦り耐水性
を試験した。比較例3についてはインクリボンを装着し
て印字して試験に使用した。100往復擦っても発色に
影響のないものを耐水性が優、50往復までなら発色に
影響がないが100往復までには表面が削れるなどの影
響がでるものを耐水性が並、10往復までで表面が削れ
たり、発色が落ちるものを耐水性が劣で判定した。
【0090】<角形比>磁気記録特性の試験として、実
施例および比較例により得られたサンプルを5mm四方
に切断し、振動型磁力計を用いて最大磁化(Mm)およ
び残留磁化(Mr)を測定し、次の数式2によりサンプ
ルの角形比(Rs)を求めた。角形比は1に近いほど理
想的な感圧磁気記録シートである。
【0091】
【数2】(数式2) Rs=Mr/Mm
【0092】<繰返し特性1>磁気記録特性の試験とし
て、実施例および比較例により得られたサンプルを、市
販のリーダー/ライターの装置に100回通過させ、振
動型磁力計を用いて最大磁化(Mm)の1回目の値と1
00回目の値の比(百分率)により繰返し特性の評価と
した。
【0093】<紙送り適性>磁気記録層を有するサンプ
ルにおいてインパクトプリンターにより印字を行った。
印字後、市販のリーダー/ライターの装置に100回通
過させ、紙送りロールが接触する部分の汚れを確かめ
た。紙送りロール部分の印字が読みとれる場合を紙送り
適性が優、紙送りロール部分は印字が読みとれないが、
それ以外の部分では印字が読みとれる場合を紙送り適性
が並、印字が全く読み取れない場合を紙送り適性が劣で
判定した。
【0094】<偽造防止性>実施例、比較例のサンプル
に関しては小型エンボッサーにより印字を行った。印字
後に市販のリーダー/ライターにより磁気情報の書き込
みを行い、磁気情報と感圧発色部分の情報を併せて保有
でき高度な偽造防止が可能なものを偽造防止性が優で、
磁気情報のみ保有できるもの、あるいは感圧発色情報の
み保有できるものを偽造防止性が並で、感圧発色情報も
磁気情報も記録できないものを偽造防止性が劣で判定し
た。
【0095】上記の方法により試験を行い、その評価結
果を表1、2に示した。
【0096】
【表1】
【0097】
【表2】
【0098】評価:実施例より得られた自己発色性感圧
記録シートは、いずれも発色汚れが少なく、光曝露後の
画像の退色が少なく、耐水性が良好であった。耐擦性が
十分にあり、紙送り適性も十分にありチケットなどでも
実用に耐えるものであった。
【0099】一方、比較例1の自己発色性感圧記録シー
トでは、発色汚れは大きく、光曝露による画像の退色が
大きく、耐水性が弱い。また、比較例2の熱可塑性樹脂
によるコーティング層を設けた自己発色性感圧記録シー
トでは、印刷適性がなく紙の風合いがない。
【0100】実施例3、4における磁気記録/感圧発色
性記録シートにおいては、自己発色性を有する感圧記録
シートでありながら磁気記録のリーダー/ライターによ
り繰り返し使用しても感圧記録層が不必要な発色をする
ことなく用いることができる。このため、感圧発色した
記録と磁気記録の両方を用いて記録シートの真贋を見分
けることが可能となる(偽造防止性)。具体的には、チ
ケット用に印刷を施した本発明の記録シートに、熱転写
プリンターやインクジェットプリンター、リボンプリン
ターなどにより金額、日付、席番号などを記入する。チ
ケットが使用される時点で、チケットの一部を加圧する
ことにより感圧発色層を発色させ、そのチケットが本物
であることを確認できる。比較例3のようにこのような
偽造防止は、単なる磁気記録用紙のみでは達成できない
のは自明である。このため本発明の記録シートは真贋判
定性、すなわち偽造防止性を有するものである。
【0101】
【発明の効果】本発明の耐擦性自己発色性感圧記録シー
トにおいては、加圧印字を行うことにより、自己発色性
感圧記録層を発色させることが可能であり、その発色は
透明紙を通して読みとることが可能であり、また、発色
汚れがおきにくい。紫外線吸収剤が含有されているた
め、自己発色性感圧記録層の変退色を抑制できる。その
ため、長期の使用が可能であり、偽造防止用途に使用で
きる他、連続伝票用、貼り付け伝票、チケット、ラベ
ル、記録用、無塵記録紙等多くの用途に用いることがで
き、工業的意義の大きいものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体、熱可塑性樹脂層、感圧記
    録用発色剤または感圧記録用顕色剤の少なくとも1方が
    マイクロカプセル化され、それぞれ単独で積層あるいは
    混合して単層の自己発色性感圧記録層(以下、単に自己
    発色性感圧記録層)、透明あるいは半透明紙を順次積
    層してなる自己発色性感圧記録シート。
  2. 【請求項2】 支持体、熱可塑性樹脂層、自己発
    色性感圧記録層、透明あるいは半透明紙、オーバー
    コート層を順次積層してなる耐水性の良好な自己発色性
    感圧記録シート。
  3. 【請求項3】 透明あるいは半透明紙中、自己発色性感
    圧記録層中、熱可塑性層中、あるいはオーバーコート層
    中の少なくとも1つに紫外線吸収剤を含有することを特
    徴とする保存適性が良好な自己発色性感圧記録シート。
  4. 【請求項4】 支持体、熱可塑性樹脂層、自己発
    色性感圧記録層、透明あるいは半透明紙、を順次積層
    し、さらに支持体の反対側の面に磁気記録層、を設け
    てなることを特徴とする磁気記録/感圧発色性記録シー
    ト。
  5. 【請求項5】 支持体、熱可塑性樹脂層、自己発
    色性感圧記録層、透明あるいは半透明紙、オーバー
    コート層を順次積層し、さらに支持体の反対側の面に
    磁気記録層、を設けてなる耐水性の良好なことを特徴と
    する磁気記録/感圧発色性記録シート。
  6. 【請求項6】 透明あるいは半透明紙が少なくとも透明
    度30%以上であることを特徴とする請求項1〜5に記
    載の記録シート。
  7. 【請求項7】 前記請求項1〜6のいずれか1項記載の
    記録シートからなり、感圧発色性により偽造防止あるい
    は偽造検知を行えることを特徴とする偽造防止用紙。
JP7116097A 1997-03-25 1997-03-25 記録シート Pending JPH10264516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7116097A JPH10264516A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 記録シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7116097A JPH10264516A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 記録シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10264516A true JPH10264516A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13452616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7116097A Pending JPH10264516A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 記録シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10264516A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054997A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Atom Kosan Kk 筆記用シート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054997A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Atom Kosan Kk 筆記用シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3614931B2 (ja) 記録シートおよび偽造検知方法
JP3549072B2 (ja) 記録シート
KR20040065301A (ko) 감열기록재료
JP2584472B2 (ja) 感熱記録体
JPH10264516A (ja) 記録シート
JP2001199162A (ja) 保護層転写シート
JP3489699B2 (ja) 記録シート
JPH09142015A (ja) 接着性記録シート
JP3586800B2 (ja) 発色・消色型自己発色性感圧記録シート
JP2000033788A5 (ja)
US5610118A (en) Abrasion resistant thermosensitive recording element
JP3204788B2 (ja) 感圧記録シートおよびその製造方法
JPH09131965A (ja) 消色型自己発色性感圧記録シート
JP3204803B2 (ja) 感圧記録シート
JPH09123595A (ja) 消色型自己発色性感圧記録シート
JPH10264514A (ja) 記録シート
JPH11282354A (ja) 偽造防止性記録シート
JPH09267551A (ja) 消色性感圧記録シート
JPH0958120A (ja) 記録シートおよび偽造検知方法
JPH0899460A (ja) 接着性記録シート、両面接着性記録シート並びに圧着記録シート
JPH0852938A (ja) 耐擦性自己発色性感圧記録シート
JP3170073B2 (ja) 感圧記録シート
JP3526295B2 (ja) 感熱記録材料の製造方法
JPH08192572A (ja) 自己発色性感圧記録シートおよびその製造方法
JPH08192570A (ja) 耐擦性自己発色性感圧記録シート