JPH10264296A - 耐熱意匠鋼板及びその製造方法 - Google Patents

耐熱意匠鋼板及びその製造方法

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JPH10264296A
JPH10264296A JP7505997A JP7505997A JPH10264296A JP H10264296 A JPH10264296 A JP H10264296A JP 7505997 A JP7505997 A JP 7505997A JP 7505997 A JP7505997 A JP 7505997A JP H10264296 A JPH10264296 A JP H10264296A
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JP
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resin
heat
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steel sheet
heat resistant
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Withdrawn
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JP7505997A
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English (en)
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Taketo Hara
丈人 原
Kenichi Okubo
謙一 大久保
Koji Mori
浩治 森
Kenji Koshiishi
謙二 輿石
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意匠性,塗膜密着性,耐熱性に優れ、食品調
理器具,加熱調理器具等として好適な耐熱意匠鋼板を得
る。 【解決手段】 この耐熱意匠鋼板は、ポリエーテルスル
ホン樹脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイ
ミド樹脂の少なくとも1種からなる耐熱性樹脂を主成分
とする耐熱着色塗料からなる塗膜が鋼板表面に形成さ
れ、同様な塗料組成の耐熱着色塗料からなる連続又は不
連続な耐熱印刷層が耐熱非粘着性着色塗膜の上にフレキ
ソ印刷で設けられている。更に、同様な耐熱性樹脂とポ
リテトラフルオロエチレン樹脂,テトラフルオロエチレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体の少
なくとも1種からなるフッ素樹脂との混合物を主成分と
する透明塗膜を表層に形成すると、耐熱非粘着性が付与
された耐熱意匠鋼板が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性,非粘着性が要
求される食品調理用器具,加熱調理用器具等として使用
される耐熱意匠鋼板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食品調理用器具,加熱調理用器具等の耐
熱・非粘着性が要求される用途では、フッ素樹脂又はフ
ッ素樹脂と耐熱性樹脂との混合樹脂を鋼板表面に塗布
し、高温焼成で耐熱非粘着皮膜を形成した塗装鋼板が使
用されている。しかし、フッ素樹脂塗装の普及に応じて
フッ素樹脂塗装製品の識別性が薄れ、他の塗装を施した
製品が望まれるようになってきている。なかでも、従来
のフッ素樹脂塗装製品では識別性,意匠性に欠ける単色
のものが多いことから、柄を含めてデザイン性に優れた
塗装製品が望まれ始めている。フッ素樹脂塗装に代わる
ものとして、透明フッ素樹脂フィルムに印刷を施し、印
刷面を鋼板側に配置してフッ素樹脂フィルムを積層し、
透明フッ素樹脂フィルムを介して印刷意匠が得られるラ
ミネート鋼板がガステーブル天板等に使用され始めてい
る。また、特開平7−112517号公報は、加熱容器
上にプライマー層を介して印刷表示層を設け、印刷表示
層の上に光輝性成分を含むポリテトラフルオロエチレン
層をスプレーコーティングした後、パーフルオロアルコ
キシエチレン共重合体を粉体塗装することにより、印刷
表示した加熱容器が得られることを紹介している。
【0003】印刷を施した透明フッ素樹脂フィルムを貼
り付けたラミネート鋼板では、印刷の基材となるフッ素
樹脂フィルムが樹脂単価として高価である上、印刷性を
得るために40μm前後の厚い樹脂フィルムが必要とさ
れることから、非常に高価になる。また、フッ素樹脂フ
ィルムを十分な接着性で鋼板に積層するため、加熱方
法,加熱時間等の条件設定に自由度が低いため処理が煩
雑になり、従来のプレコート鋼板である耐熱非粘着塗装
鋼板に比較して著しく高価な製品となる。他方、特開平
7−112517号公報では、成形後の加熱容器に目盛
り等の表示をタンポ印刷等の方法で施し、更にフッ素樹
脂塗料をスプレー及び粉体塗装している。しかし、使用
するフッ素樹脂塗料は、フッ素樹脂が溶剤に溶解しない
ことから、連続塗装設備に不向きなタンポ印刷を採用せ
ざるを得ず、プレコート鋼板で一般的なロールコート法
やカーテンフローコート法に適用できない。そこで、本
発明者等は、耐熱性樹脂塗膜を設けた鋼板表面に耐熱性
フッ素樹脂印刷インキをグラビアオフセット印刷し、次
いで耐熱性樹脂とフッ素樹脂との混合物からなる透明耐
熱非粘着塗膜を印刷インク層の上に形成する方法を開発
し、特開平8−212056号公報で紹介した。この方
法によるとき、通常のプレコート鋼板連続塗装設備を使
用した製造が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、グラビアオフ
セット印刷を用いた方法では、通常のプレコート鋼板製
造ラインからみると印刷機が特別な設備であり、しかも
印刷再現性を確保するために相応の熟練度が必要にな
る。また、インキの耐熱性樹脂としてポリエーテルスル
ホン樹脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイ
ミド樹脂等を使用すると、顔料の分散性に問題がある。
そのため、ポリテトラフルオロエチレン樹脂やテトラフ
ルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル
共重合体系の高価なインキが必要になる。その結果、単
色の耐熱非粘着鋼板に比較して製造コストが著しく上昇
する。本発明は、このような問題を解消すべく案出され
たものであり、耐熱性樹脂塗膜の表面に耐熱樹脂塗料を
フレキソ印刷することにより、耐熱性及び意匠性に優れ
た耐熱意匠鋼板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の耐熱意匠鋼板
は、その目的を達成するため、ポリエーテルスルホン樹
脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイミド樹
脂の少なくとも1種からなる耐熱性樹脂を主成分とする
耐熱着色塗料からなる塗膜が鋼板表面に形成され、ポリ
エーテルスルホン樹脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,
ポリアミドイミド樹脂の少なくとも1種からなる耐熱性
樹脂を主成分とする耐熱着色塗料からなる連続又は不連
続な耐熱印刷層が耐熱非粘着性着色塗膜の上にフレキソ
印刷で設けられている特徴とする。この耐熱意匠鋼板
は、ポリエーテルスルホン樹脂,ポリフェニルスルフィ
ド樹脂,ポリアミドイミド樹脂の少なくとも1種からな
る耐熱性樹脂を主成分とする耐熱着色塗料を鋼板表面に
塗布し焼き付け、次いでポリエーテルスルホン樹脂,ポ
リフェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイミド樹脂の少
なくとも1種からなる耐熱性樹脂を主成分とする耐熱着
色塗料を連続又は不連続な耐熱印刷層としてフレキソ印
刷することにより製造される。更に、ポリエーテルスル
ホン樹脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイ
ミド樹脂の少なくとも1種からなる耐熱性樹脂とポリテ
トラフルオロエチレン樹脂,テトラフルオロエチレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体の少なく
とも1種からなるフッ素樹脂との混合物を主成分とする
透明塗膜を表層に形成すると、耐熱非粘着性が付与され
た耐熱意匠鋼板が得られる。
【0006】
【実施の形態】本発明が対象とする耐熱意匠鋼板では、
普通鋼板,Znめっき鋼板,Alめっき鋼板,Zn−A
lめっき鋼板,ステンレス鋼板等が原板に使用される。
原板には、必要に応じてリン酸塩処理,塗布型クロメー
ト処理等が施される。原板には、先ず耐熱樹脂からなる
着色塗料が塗布・焼付けされる。耐熱性樹脂には、ポリ
エーテルスルホン樹脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,
ポリアミドイミド樹脂から選ばれた少なくとも1種以上
の樹脂があり、溶剤に溶解して塗料に調製される。着色
塗料は、下地鋼を隠蔽すると共に印刷柄との組合せで印
刷意匠を発現するベース色になるため、耐熱性に優れた
着色顔料を配合することが好ましい。使用される着色顔
料には、酸化チタン,カーボンブラック,酸化クロム,
酸化鉄等がある。必要に応じて、防錆顔料,体質顔料等
を添加しても良い。着色塗料は、乾燥厚みで2〜20μ
mの塗膜が形成されるようにロールコート法又はカーテ
ンフローコート法で鋼板表面に塗布し、塗料に含まれる
耐熱性樹脂の中で最も融点が高い樹脂の融点を超える温
度で焼き付けられる。
【0007】耐熱着色塗膜が形成された鋼板に対し、フ
レキソ印刷によって意匠柄を印刷する。フレキソ印刷の
導入は、2コート2ベーク方式で印刷意匠性及び耐熱非
粘着性を併せ持つ製品構成について本発明者等による研
究結果から見い出されたものである。意匠柄をグラビア
オフセット印刷する方法では、顔料分散性の問題からポ
リテトラフルオロエチレン樹脂,テトラフルオロエチレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体等の
高価な耐熱インキが必要になるため、製品コストを上昇
させる原因になっている。低い顔料分散性は、ポリエー
テルスルホン樹脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,ポリ
アミドイミド樹脂等の耐熱性樹脂が何れも溶剤に溶解し
難いため、溶液化する際に樹脂溶解濃度が20重量%程
度の低い値になり、顔料を分散させる能力に劣ることが
原因である。しかも、グラビアオフセット印刷用にフォ
ードカップ#4(25℃)で40秒前後又は以下の粘度
にインキを調製する必要がある。
【0008】本発明者等は、グラビアオフセット印刷に
関するこれらの欠陥を克服するため、耐熱性樹脂を用い
たインキを調査検討した。しかし、顔料の分散安定性に
関する解決法が見い出されなかった。これは、印刷イン
キの特性として薄膜での隠蔽性の発現が必須であり、隠
蔽性の発現が顔料分散性と相反する特性であることに大
きな問題があるものといえる。そこで、本発明者等は、
鋼板表面に対する印刷意匠の発現を再検討し、鋼板印刷
には従来採用されていないフレキソ印刷により印刷意匠
を発現させる方法に至った。フレキソ印刷は、凸版方式
であり、発色が良く高速印刷が可能であることから、各
種プラスチックの印刷に利用されている。また、簡易に
刷版できることから、特に欧米でフィルム用に多用され
ている。
【0009】フレキソ印刷法は、グラビアオフセット印
刷法に比較して印刷意匠表現力が劣るものの、ガステー
ブル天板等に使用されている意匠については問題なく表
現できる。また、高価なインキの使用を必要とせず、使
用可能なインキの粘度の自由度が広く、フォードカップ
#4(25℃)で150秒前後の高い粘度のインキも使
用できる。そのため、通常のプレコート鋼板用に耐熱性
樹脂系塗料として用いられているポリエーテルスルホン
樹脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイミド
樹脂等を使用できる。しかも、プレコート鋼板製造用の
連続塗装ラインにおいて、ロールコータのアプリケーシ
ョンロールをフレキソロールに置き換えることを除き大
幅な設備改造を必要とせず、既存の設備を用いた1パス
での製造が可能になる。その結果、耐熱意匠鋼板が安価
に製造される。
【0010】フレキソ印刷に使用される塗料は、ベース
である着色塗膜層と同様にポリエーテルスルホン樹脂,
ポリフェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイミド樹脂か
ら選ばれた少なくとも1種以上の樹脂が使用され、印刷
柄を発現するために耐熱性に優れた酸化チタン,カーボ
ンブラック,酸化クロム,酸化鉄等の着色顔料が配合さ
れる。印刷層は、意匠性を考慮すると、好ましくは0.
5〜10μmの乾燥膜厚で連続又は不連続に塗料を塗布
し、塗料に含まれる耐熱性樹脂の中で最も融点が高い樹
脂の融点を超える温度で焼き付けることにより形成され
る。印刷層が形成された鋼板の表層に、耐熱性樹脂及び
フッ素樹脂の混合物からなる透明塗膜を必要に応じて形
成する。この塗膜は、フッ素樹脂を含むことから耐熱非
粘着性を呈するが、耐熱性着色塗膜及び印刷層による印
刷意匠を保持するため透明であることが要求される。
【0011】透明塗膜の成分である耐熱性樹脂には、ポ
リエーテルスルホン樹脂,ポリフェニルスルフィド樹
脂,ポリアミドイミド樹脂から選ばれた少なくとも1種
以上の樹脂が使用される。フッ素樹脂には、ポリテトラ
フルオロエチレン樹脂,テトラフルオロエチレン−パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体の少なくとも
1種からなるフッ素樹脂が使用される。耐熱性樹脂とフ
ッ素樹脂は、40:60〜70:30(好ましくは5
0:50〜60:40)で混合される。着色塗膜/印刷
柄を隠蔽しない限り、種々の添加材を必要に応じて塗料
に配合してもよい。また、塗料中に微量のメタリック顔
料,着色顔料等を配合し、着色柄/印刷柄との組合せで
意匠性を向上させることもできる。透明塗膜は、乾燥厚
みで2〜20μmの塗膜が形成されるように鋼板表面に
塗布される。この塗料は溶剤に可溶な耐熱性樹脂を含む
のでロールコート法で塗装できるが、溶剤に溶解しない
フッ素樹脂を含むことからチキソトロピックな塗料とな
る。そこで、トップフィードフルリバース法によるロー
ルコート法を採用することが好ましい。鋼板に塗布され
た塗料は、塗料に含まれる耐熱性樹脂及びフッ素樹脂の
中で最も融点が高い樹脂の融点を超える温度で焼き付け
られる。
【0012】
【実施例】板厚0.45mmのSUS430ステンレス
鋼板を脱脂した後、塗布型クロメート処理を施し、酸化
チタンを配合した耐熱非粘着性塗料を乾燥膜厚12μm
でロールコートし、300℃で焼き付け、次いでカーボ
ンブラックを配合した耐熱性印刷塗料を水玉模様にフレ
キソ印刷し、400℃で焼き付けた。使用した耐熱塗料
及び耐熱印刷塗料をそれぞれ表1に示す。また、試験番
号4〜6,11〜12では、耐熱性樹脂50重量部及び
フッ素樹脂50重量部の混合塗料を乾燥膜厚7μmでロ
ールコートし、焼き付けて耐熱非粘着塗膜を表層に形成
した。形成された塗膜の外観,密着性,耐熱性を調査
し、耐熱非粘着塗膜を設けたものについては耐熱非粘着
性も調査した。調査結果を表1に併せ示した。塗膜密着
性は、試験片を10×10の碁盤目状に区分したテープ
剥離試験で判定し、剥離した目数で評価した。耐熱性
は、塗膜を300℃に300時間保持した後、同様なテ
ープ剥離試験で判定した。
【0013】耐熱非粘着性は、醤油:卵:砂糖=1:
1:1の混合液及び牛乳を塗膜表面に0.5ml滴下し
た試験片を260℃の加熱炉に1時間入れ、十分に冷却
した後で混合液及び牛乳の焦げ付きを調査し、焦げ付き
の有無によって判定した。混合液及び牛乳が塗膜表面に
焦げ付くことなく除去できる場合を耐熱非粘着性良好
(○),焦げ付いて除去できない場合を耐熱非粘着性不
良(×)と評価した。表1の調査結果にみられるよう
に、本発明に従った試験番号1〜3は、外観,塗膜密着
性,耐熱性の何れにおいても優れた特性を呈していた。
また、耐熱非粘着塗膜を設けた試験番号4〜6では、優
れた耐熱非粘着性が得られた。これに対し、着色塗膜及
び印刷層に使用する塗料が本発明の規定から外れる試験
番号7〜9では、耐熱性が劣っていた。また、ポリテト
ラフルオロエチレン樹脂単独を透明塗料に使用した試験
番号10では透明塗膜を形成できず、更にポリエポキシ
樹脂を配合した透明塗料を用いた試験番号11では耐熱
非粘着性が劣り、非水溶性アクリルを印刷用塗料に用い
た試験番号12では印刷層が剥離した。
【0014】
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の耐熱意
匠鋼板は、ベースである耐熱着色塗膜とフレキソ印刷層
との組合せにより、耐熱性を確保し且つ印刷意匠性を発
現させている。また、耐熱性樹脂及びフッ素樹脂の混合
塗料を用いて透明塗膜を表層に設けるとき、耐熱非粘着
性が付与された塗装鋼板となる。この方法によるとき、
印刷層に十分な耐熱性が付与され、しかもプレコート鋼
板の製造に通常使用されている連続塗装設備を用いて安
価に製造される。このようにして、本発明によると、意
匠性,塗膜密着性,耐熱性に優れ、食品調理器具,加熱
調理器具等として好適な耐熱意匠鋼板が低コストで製造
される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 輿石 謙二 千葉県市川市高谷新町7番1号 日新製鋼 株式会社技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエーテルスルホン樹脂,ポリフェニ
    ルスルフィド樹脂,ポリアミドイミド樹脂の少なくとも
    1種からなる耐熱性樹脂を主成分とする耐熱着色塗料か
    らなる塗膜が鋼板表面に形成され、ポリエーテルスルホ
    ン樹脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイミ
    ド樹脂の少なくとも1種からなる耐熱性樹脂を主成分と
    する耐熱着色塗料からなる連続又は不連続な耐熱印刷層
    が耐熱非粘着性着色塗膜の上にフレキソ印刷で設けられ
    ている特徴とする耐熱意匠鋼板。
  2. 【請求項2】 ポリエーテルスルホン樹脂,ポリフェニ
    ルスルフィド樹脂,ポリアミドイミド樹脂の少なくとも
    1種からなる耐熱性樹脂とポリテトラフルオロエチレン
    樹脂,テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
    ビニルエーテル共重合体の少なくとも1種からなるフッ
    素樹脂との混合物を主成分とする透明塗膜が表層に形成
    されている請求項1記載の耐熱意匠鋼板。
  3. 【請求項3】 ポリエーテルスルホン樹脂,ポリフェニ
    ルスルフィド樹脂,ポリアミドイミド樹脂の少なくとも
    1種からなる耐熱性樹脂を主成分とする耐熱着色塗料を
    鋼板表面に塗布し焼き付け、次いでポリエーテルスルホ
    ン樹脂,ポリフェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイミ
    ド樹脂の少なくとも1種からなる耐熱性樹脂を主成分と
    する耐熱着色塗料を連続又は不連続な耐熱印刷層として
    フレキソ印刷することを特徴とする耐熱意匠鋼板の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 更にポリエーテルスルホン樹脂,ポリフ
    ェニルスルフィド樹脂,ポリアミドイミド樹脂の少なく
    とも1種からなる耐熱性樹脂とポリテトラフルオロエチ
    レン樹脂,テトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
    キルビニルエーテル共重合体の少なくとも1種からなる
    フッ素樹脂との混合物を主成分とする透明塗料を塗布
    し、表層に透明塗膜を形成する請求項3記載の耐熱意匠
    鋼板の製造方法。
JP7505997A 1997-03-27 1997-03-27 耐熱意匠鋼板及びその製造方法 Withdrawn JPH10264296A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000218731A (ja) * 1999-02-04 2000-08-08 Nisshin Steel Co Ltd 耐熱非粘着プレコート鋼板
FR3014014A1 (fr) * 2013-12-03 2015-06-05 Seb Sa Procede de decoration par flexographie d'un article comprenant un revetement thermostable

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WO2015082820A1 (fr) * 2013-12-03 2015-06-11 Seb S.A. Procédé de décoration par flexographie d'un article comprenant un revêtement thermostable

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