JPH10263951A - 自動ナット締め機 - Google Patents

自動ナット締め機

Info

Publication number
JPH10263951A
JPH10263951A JP8754697A JP8754697A JPH10263951A JP H10263951 A JPH10263951 A JP H10263951A JP 8754697 A JP8754697 A JP 8754697A JP 8754697 A JP8754697 A JP 8754697A JP H10263951 A JPH10263951 A JP H10263951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
guide path
holding hole
chuck
pressing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8754697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murakado
博 村角
Sadahito Sakamoto
禎人 坂本
Makoto Umehara
誠 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP8754697A priority Critical patent/JPH10263951A/ja
Publication of JPH10263951A publication Critical patent/JPH10263951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の自動ナット締め機においては、ボックス
ビットの移動路上に正しくナットを供給保持することが
できない等の問題が発生している。 【解決手段】ナットが嵌合可能なボックス穴を備えたボ
ックスビット25を、モータの駆動を受けて回転可能か
つシリンダの駆動を受けて往復移動可能に構成する。こ
のボックスビット25の移動路上にはナットを保持可能
な保持穴34を有するチャック爪33が配置され、この
チャック爪の保持穴34はチャック爪の側面に開口し
て、連接する案内路36に連通している。さらに、前記
案内路36に沿って往復移動可能なよう、押し出しシリ
ンダ39の駆動を受けて移動可能な押圧部材40を設
け、この押圧部材40により案内路36に達したナット
を滞留なくチャック爪まで供給可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボックスビットの
移動路上にナットを保持可能なチャック爪にナットを確
実に供給可能な自動ナット締め機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からナットの締結に際しては、図4
に示す自動ナット締め機50が利用されている。この自
動ナット締め機50は、モータなどの回転駆動源(図示
せず)の駆動を受けて回転可能かつシリンダなどの往復
駆動源(図示せず)の作動を受けて往復移動可能なボッ
クスビット51を備えており、このボックスビット51
の移動路上には、常時閉じるように付勢された一対のチ
ャック爪52を備えるチャックユニット53が配置され
ている。このチャックユニット53には、ナット供給装
置(図示せず)から延びる供給ホースを連結可能な連結
具54が取り付けられており、前記チャック爪52に
は、この連結具54に連通するよう水平に延びる案内路
55が形成されるとともに、この案内路55に連続して
前記ボックスビット51の移動路上にナットを保持可能
な保持穴56が形成されている。なお、ナットはナット
供給装置から供給ホースを通じてエア圧送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のナ
ット締め機では、チャック爪に形成した案内路が水平に
形成されているため、エア圧送されてきたナットがボッ
クスビットの移動路上に正しく到達するまでに停止して
しまう。また、ナットが順調にボックスビットの移動路
上に到達した場合でも、チャック爪の側壁への衝突など
で供給路側へ跳ね返ってしまうことが多く、いずれの場
合にもナットの締結作業を行うことができなくなってし
まう等の問題が発生している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
て創成されたものであり、ボックスビットの移動路上に
正しくナットを供給保持する自動ナット締め機を提供す
ることを目的とする。この目的を達成するため、本発明
は、ナットの形状に一致してこれを嵌合可能なボックス
穴を備えたボックスビットを有し、このボックスビット
をモータなどの回転駆動源の駆動を受けて回転可能かつ
シリンダなどの第1往復駆動源の駆動を受けて往復移動
可能に構成するとともに、このボックスビットの移動路
上にナット供給装置から送られるナットを保持可能な保
持穴を有するチャック爪を配置した自動ナット締め機に
関する。この自動ナット締め機のチャック爪の保持穴
は、チャック爪側面に開口するように設けられており、
この保持穴にはナット供給装置から送られたナットを案
内する案内路が連接されている。また、シリンダなどの
第2往復駆動源の駆動を受けて進退可能な押圧部材を設
け、この押圧部材を案内路に沿って往復移動可能に配置
して構成されている。なお、前記案内路は水平な状態で
保持穴に連通するよう構成してもよく、また、前記保持
穴は案内路の連通部分の底面部よりも一段低く構成した
ナット受け面を有するように構成してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図3において、1は自
動ナット締め機であり、コンベアシステム(図示せず)
の作業ステーションなどに固定可能なベース3を有して
いる。このベース3にはブラケットを介してシリンダ5
が取り付けられており、このシリンダ5のロッドにはベ
ース3に配したガイド軸7に沿って昇降可能な第1テー
ブル9が連結されている。前記ガイド軸7は、前記ベー
ス3に固定した上ガイド3bおよび下ガイド3cに沿っ
て摺動可能に配置され、その上端は前記第1テーブル9
とばね7aにより連結され、また下端には前記第1テー
ブル9の下方に位置する第2テーブル11が連結されて
いる。
【0006】前記第1テーブル9には、ドライバユニッ
ト20が設置されている。このドライバユニット20
は、モータ21の駆動を受けて回転する回転軸23と、
この回転軸23の先端に連結されナットの外形に嵌合可
能なボックス穴25aを有するボックスビット25と、
このボックスビット25に進退可能に収納されかつ常時
ボックス穴25aから突出するよう付勢して設けられる
ガイドピン27とを備えて構成されている。
【0007】また、前記第2テーブル11には、外部の
ナット供給装置(図示せず)から送られるナットを前記
ボックスビット25の移動路上に保持可能なチャックユ
ニット30が配置されている。このチャックユニット3
0は、第2テーブル11に固定的に取り付けられるチャ
ック本体31と、このチャック本体31に開閉自在に設
けた一対のチャック爪33と、チャック本体31の側面
にチャック爪33に相応して設けたナット押し出し機構
35とを備えて構成されている。
【0008】前記チャック爪33は、ばね(図示せず)
などの付勢により常時閉じるように付勢されて設けられ
るものであり、その対向面には、前記ボックスビット2
5の移動路上にあってナットが嵌合可能な保持穴34が
形成されている。この保持穴34は、チャック爪33の
ナット押し出し機構35側に向く面に開口していて、常
時は後記する案内路に連通するように構成されている。
なお、この保持穴34の底面、すなわち供給されたナッ
トを支持するナット受け面34aは、後記する案内路の
連通部分における底面よりも一段低くなっている。
【0009】前記ナット押し出し機構35は、チャック
本体31の側面に固定されかつその内部に前記チャック
爪33の保持穴34に連通する案内路36を形成した案
内ブロック37と、この案内ブロック37上面に連結さ
れるスリーブ状のホース連結具38と、案内ブロック3
7側面に配置される押し出しシリンダ39と、この押し
出しシリンダ39のロッド先端に取り付けられる押圧部
材40とを備えて構成されている。前記案内路36は、
ホース連結具38に連通する垂直な状態から、湾曲して
チャック爪33の保持穴34に連通する水平な状態に移
行する形状を成し、水平部分36aには前記押圧部材4
0を案内する導入路41が連通している。押圧部材40
は、常時この導入路41内に後退した位置にあって、案
内路36の水平部分36aへナットが到達するのを受け
てこれをチャック爪33まで押すべく動作する。
【0010】上記自動ナット締め機1によれば、ナット
供給装置(図示せず)からホース(図示せず)を通じて
エア圧送されたナットは、ホース連結具38を通って案
内路36に送り込まれ、案内路36に沿って向きを変え
つつチャック爪33に向かう。この時、ナットは案内路
36の水平部分36aに到達した時点でねじ部の中心線
が垂直を向く姿勢になっている。この状態で、押し出し
シリンダ39が作動してシリンダロッド39aを伸長す
ると、押圧部材40は導入路41から案内路36に突出
し、水平部分36aに沿ってチャック爪33に連接する
位置まで移動し、その後シリンダ39の復動に伴って導
入路41まで後退する。この押圧部材40の動作によっ
て、案内路36の水平部分36aに達して姿勢を正した
ものの、その部分で停止してしまったようなナットも確
実にチャック爪33の保持穴34まで供給できる。しか
も、保持穴34に到達したナットは一段低くなっている
ナット受け面34aに落ち込んで保持され、チャック爪
33の側壁に当たって案内路36へ跳ね返るようなこと
もない。
【0011】前述のようにしてチャック爪33にナット
が保持された後、シリンダ5が作動すると、まず第1テ
ーブル9および第2テーブル11が一体に下降してドラ
イバユニット20およびチャックユニット30を一体に
下降させる。そして、チャックユニット30がストッパ
(図示せず)などに当接して停止すると、ドライバユニ
ット20の下降によって先ずガイドピン27がナットの
ねじ穴を挿通してチャック爪33から突出し、ナットの
締付け位置としてあらかじめワークに螺設されているス
タッドの上端面に当接する。続いてボックスビット25
の下降に伴ってチャック爪33が押し開かれると、ナッ
トはガイドピンに沿ってスタッド上端まで落下し、モー
タ21の駆動により回転しながら下降してくるボックス
ビット25のボックス穴25aに係合してスタッドに締
め付けられる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動ナット
締め機は、チャック爪の保持穴をチャック爪側面に開口
して設け、この保持穴に連通してナット供給装置から送
られたナットを案内する案内路を連接するとともに、シ
リンダの駆動を受けて前記案内路に沿って進退可能な押
圧部材を配置して構成されているため、供給されてきた
ナットが案内路の途中で停止しても、これを押圧部材に
より押してチャック爪の保持穴まで供給することがで
き、ナットの締付け作業を正しく行うことができる等の
利点がある。しかも、案内路は水平な状態を成すように
構成されているため、この水平部分においてナットの姿
勢を正すとともに、ナットをチャック爪まで押し込むこ
とができ、確実かつ効率的なナット締め作業が可能であ
る。また、チャック爪の保持穴は案内路の連通部分の底
面部よりも一段低く構成したナット受け面を有している
ため、保持穴位置まで到達したナットをナット受け面に
落とし込んで保持することができ、供給時にナットがチ
ャック爪の側壁に衝突して案内路に跳ね返ってしまう等
の不具合を解消して、正しい位置にナットを供給保持で
きる自動ナット締め機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ナット締め機の要部拡大一部
切欠断面図である。
【図2】本発明に係る自動ナット締め機の正面図であ
る。
【図3】本発明に係る自動ナット締め機の要部拡大側面
図である。
【図4】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 自動ナット締め機 5 シリンダ 20 ドライバユニット 21 モータ 25 ボックスビット 25a ボックス穴 30 チャックユニット 33 チャック爪 34 保持穴 34a ナット受け面 35 ナット押し出し機構 36 案内路 39 押し出しシリンダ 40 押圧部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナットの形状に一致してこれを嵌合可能な
    ボックス穴を備えたボックスビットを設け、このボック
    スビットを回転駆動源の駆動を受けて回転可能かつ第1
    往復駆動源の駆動を受けて往復移動可能に構成するとと
    もに、このボックスビットの移動路上にはナット供給装
    置から送られるナットを保持可能な保持穴を有するチャ
    ック爪を配置した自動ナット締め機であって、 前記チャック爪の保持穴をチャック爪側面に開口して設
    け、この保持穴に連通してナット供給装置から送られた
    ナットを案内する案内路を連接するとともに、第2往復
    駆動源の駆動を受けて前記案内路に沿って進退可能な押
    圧部材を配置して成ることを特徴とする自動ナット締め
    機。
  2. 【請求項2】案内路は水平な状態で保持穴に連通するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動ナット締め機。
  3. 【請求項3】保持穴は案内路の連通部分の底面部よりも
    一段低く構成したナット受け面を有することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の自動ナット締め機。
JP8754697A 1997-03-21 1997-03-21 自動ナット締め機 Pending JPH10263951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8754697A JPH10263951A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 自動ナット締め機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8754697A JPH10263951A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 自動ナット締め機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10263951A true JPH10263951A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13917993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8754697A Pending JPH10263951A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 自動ナット締め機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10263951A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103465090A (zh) * 2013-09-19 2013-12-25 浙江金火机床有限公司 机床上料系统
CN105345716A (zh) * 2015-12-03 2016-02-24 安徽普伦智能装备有限公司 一种螺帽存储供料装置
CN107009117A (zh) * 2017-05-17 2017-08-04 刘万斌 转盘式外密件输送组件
CN107335989A (zh) * 2017-08-18 2017-11-10 天台县岸梅西海工业设计有限公司 自动钢珠嵌装设备
CN107350770A (zh) * 2017-08-18 2017-11-17 天台县岸梅西海工业设计有限公司 全自动钢珠压装机
CN107398704A (zh) * 2017-08-18 2017-11-28 天台县岸梅西海工业设计有限公司 自动嵌装钢珠的装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103465090A (zh) * 2013-09-19 2013-12-25 浙江金火机床有限公司 机床上料系统
CN105345716A (zh) * 2015-12-03 2016-02-24 安徽普伦智能装备有限公司 一种螺帽存储供料装置
CN107009117A (zh) * 2017-05-17 2017-08-04 刘万斌 转盘式外密件输送组件
CN107335989A (zh) * 2017-08-18 2017-11-10 天台县岸梅西海工业设计有限公司 自动钢珠嵌装设备
CN107350770A (zh) * 2017-08-18 2017-11-17 天台县岸梅西海工业设计有限公司 全自动钢珠压装机
CN107398704A (zh) * 2017-08-18 2017-11-28 天台县岸梅西海工业设计有限公司 自动嵌装钢珠的装置
CN107335989B (zh) * 2017-08-18 2018-11-09 天台县岸梅西海工业设计有限公司 自动钢珠嵌装设备
CN107398704B (zh) * 2017-08-18 2019-06-14 徐州天立机械有限公司 自动嵌装钢珠的装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR980006635A (ko) 고무플러그 피팅장치, 고무플러그 공급방법 그리고 고무플러그 피팅방법
JP3606962B2 (ja) 打込み工具の固着具送り装置
US5295295A (en) Apparatus for feeding and tightening threaded parts
US5244082A (en) Apparatus for remodelling multi-purpose container holder
JP5047809B2 (ja) ナット自動供給装置
JPH10263951A (ja) 自動ナット締め機
CA2420929A1 (en) Method and device for welding projection bolt
JP2000190142A (ja) 自動ねじ締め機
JP3303398B2 (ja) 自動ネジ締め装置
JPH09234635A (ja) 自動ねじ締め機
JPH11156650A (ja) 自動ねじ締め機
JP3718349B2 (ja) 自動ねじ締め機
JPS6232740Y2 (ja)
KR200164282Y1 (ko) 스크류 자동 체결기
JP2799538B2 (ja) 部品供給装置
CN109605763B (zh) 一种具有加热功能的钳柄胶套安装装置
JP3070822U (ja) キャップ装着装置
JP3431815B2 (ja) 自動ねじ締め機
JPH03294122A (ja) ねじ締め機
JPH09220676A (ja) 部品供給ロッド装置とそれによる供給方法
JP3653961B2 (ja) 打込機
JPH0561057B2 (ja)
JPH10296555A (ja) 自動ねじ締め機および自動ねじ締め方法
JP2903512B2 (ja) 連結ネジ用ネジ締め機におけるネジのガイド装置
JP3116798B2 (ja) 連結ネジ用ネジ締め機のネジ送り装置