JPH10263259A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH10263259A
JPH10263259A JP9075425A JP7542597A JPH10263259A JP H10263259 A JPH10263259 A JP H10263259A JP 9075425 A JP9075425 A JP 9075425A JP 7542597 A JP7542597 A JP 7542597A JP H10263259 A JPH10263259 A JP H10263259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
rotation
washing machine
motor
control means
Prior art date
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Pending
Application number
JP9075425A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kanetake
政司 兼武
Sadayuki Tamae
貞之 玉江
Taketo Takahashi
武人 高橋
Akira Shoji
彰 荘司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9075425A priority Critical patent/JPH10263259A/ja
Publication of JPH10263259A publication Critical patent/JPH10263259A/ja
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 略水平方向に設けた回転軸を中心に回転自在
に配設したドラム内で洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水を行
う洗濯機において、ドラムの回転停止を検知したとき次
の動作に移行するようにし、無用の待機時間をなくして
運転時間を短縮し、安全性を確保した上で操作性を向上
する。 【解決手段】 洗濯機本体内に支持した水受け槽内にド
ラムを回転自在に配設し、ドラムを第1のモータ18と
第2のモータ19により駆動し、ドラムの回転数を回転
数検知手段37により検知する。制御手段32は、第1
のモータ18、第2のモータ19、報知手段38などの
動作を制御するとともに、回転数検知手段37によりド
ラムの回転停止を検知したとき、報知手段38により終
了報知をするようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略水平方向に設け
た回転軸を中心に回転自在に配設したドラム内で洗濯物
の洗濯、すすぎ、脱水を行う洗濯機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は図5に示すよう
に構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、ドラム1は、外周部に多
数の通水孔2を全面に設け、水受け槽3内に回転自在に
配設している。ドラム1の回転中心に水平軸4の一端を
固定し、水平軸4の他端にドラムプーリー5を固定して
いる。モータ6は、ベルト7によりドラムプーリー5と
連結し、ドラム1を回転駆動する。ドラム1の開口部に
蓋8を開閉自在に設けている。
【0004】水受け槽3は、洗濯機本体9よりばね体1
0で吊り下げ、防振ダンパー11により脱水時の振動が
洗濯機本体9に伝達されないように防振支持するととも
に、脱水時の振動を低減する重り12を設けている。ヒ
ータ13は、水受け槽3内の洗濯水を加熱するものであ
る。制御装置14は、モータ6、ヒータ13などの動作
を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次
制御する。給水弁15は水受け槽3内の給水するもので
あり、排水ポンプ(排水手段)16は水受け槽3にホー
ス17で連結し、水受け槽3内の洗濯水を排水するもの
である。
【0005】上記構成において動作を説明すると、蓋8
を開いてドラム1内に洗濯物を投入し、運転を開始する
と、ドラム1をモータ6によって低速で回転すると、ド
ラム1内の洗濯物は持ち上げられて落下され、この動作
を続けながら給水弁15より給水する。所定の水量が給
水されると、給水を停止して洗濯を続行し、ドラム1内
の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こうし
て洗濯行程が進行する。
【0006】洗濯行程の後、排水ポンプ16を駆動して
排水し、必要に応じて排水ポンプ16を駆動しながらド
ラム1を高速で回転して中間脱水をし、すすぎ行程に入
る。すすぎ行程においても洗濯行程と同様の動作を行
う。脱水行程では、ドラム1は高速で回転駆動され、洗
濯物は遠心脱水される。このとき、ドラム1内の洗濯物
の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、ドラム1
および水受け槽3は振動するが、防振ダンパー11によ
り振動を減衰して洗濯機本体9に伝達されることはな
い。脱水行程が終了すると、蓋8に設けたロック装置の
保持を解除し、蓋8を開くことができるようにし、洗濯
物を取り出す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、最終脱水が終了した後や中間脱水行程中での一時
停止操作、そして、中間脱水行程後に給水を行うなどの
次行程に移るときに、モーター6への通電を切ってもド
ラム1が惰性で回転しており、この期間は安全性確保や
性能確保のためドラム1が停止するまで待機しなければ
ならない。
【0008】このとき、ドラム1の中の洗濯物量によっ
て惰性で回転している期間が異なるので、待機時間とし
ては洗濯物量の最大値を基準に一定時間を設定するよう
にしていた。しかし、この設定ではドラム1の回転が停
止していても、常に最大時間の待機をしているようにな
り、次行程に移るまでの時間を要するので運転時間が長
くなったり、ドラム1の回転が停止するまで蓋8が開け
られないなどによる操作性が悪いという問題を有してい
た。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ドラムの回転停止を検知したとき次の動作に移行す
るようにし、無用の待機時間をなくして運転時間を短縮
し、安全性を確保した上で操作性を向上することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯機本体内に支持した水受け槽内にドラ
ムを回転自在に配設し、ドラムをモータにより駆動し、
ドラムの回転数を回転数検知手段により検知する。制御
手段は、モータ、報知手段などの動作を制御するととも
に、回転数検知手段によりドラムの回転停止を検知した
とき、報知手段により終了報知をするようにしたもので
ある。
【0011】これにより、ドラムの回転停止を検知した
とき、次の動作に移行するので、無用の待機時間をなく
して運転時間を短縮することができ、運転終了時におい
て安全性を確保した上で操作性を向上することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯機本体内に支持した水受け槽と、前記水受け槽
に内包し回転自在に配設したドラムと、前記ドラムを駆
動するモータと、前記ドラムの回転数を検知する回転数
検知手段と、報知音により報知動作を行う報知手段と、
前記モータ、報知手段などの動作を制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は、前記回転数検知手段により前
記ドラムの回転停止を検知したとき、終了報知をするよ
うにしたものであり、回転数検知手段によりドラムの回
転停止を検知してから終了ブザーの報知をするので、無
用の待機時間をなくして運転時間を短縮することがで
き、運転終了時において安全性を確保した上で操作性を
向上することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、ドラムの開口部を開閉する蓋体
と、前記蓋体を閉状態にロックするロック装置と、前記
ロック装置をロック状態に保持する保持装置とを備え、
制御手段は、回転数検知手段により前記ドラムの回転停
止を検知したとき、前記ロック装置を解除させるように
したものであり、回転数検知手段によりドラムの回転停
止を検知してからロック装置が解除されるので、無用の
待機時間をなくして運転時間を短縮することができ、運
転終了時において安全性を確保した上で蓋体を開けて洗
濯物を取り出すことができ、操作性を向上することがで
きる。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、スタート・一時停止スイッチを有
する入力設定手段を備え、制御手段は、前記スタート・
一時停止スイッチにより運転を一時停止し、回転数検知
手段によりドラムの回転停止を検知したとき、前記ロッ
ク装置のロック状態を解除できるようにしたものであ
り、回転数検知手段によりドラムの回転停止を検知して
から自動的にロック装置が解除されるので、一時停止時
において安全性を確保することができ、かつ、無用の待
機時間をなくして蓋体を開けて洗濯物を出し入れしたり
することができ、操作性を向上することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、少なくともモータなどの負荷を遮
断するスイッチと、前記スイッチを遮断動作させるスイ
ッチ駆動手段とを備え、制御手段は、回転数検知手段に
よりドラムの回転停止を検知したとき、前記スイッチ駆
動手段を動作さるようにしたものであり、回転数検知手
段によりドラムの回転停止を検知してから自動的に負荷
を遮断されるので、無用の待機時間をなくして運転時間
を短縮し、負荷への通電がなくなることにより安全性を
向上することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、ドラム内に給水する給水手段を備
え、制御手段は、前記給水手段とモータに通電するシャ
ワー脱水行程の後、回転数検知手段により前記ドラムの
回転停止を検知したとき、次行程に移行するようにした
ものであり、回転数検知手段によりドラムの回転停止を
検知してから自動的に次行程に移行するので、無用の待
機時間をなくして運転時間を短縮することができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、脱水行程に移行する
過程でドラム内の洗濯物の片寄りを判定し、アンバラン
スと判定した後、回転数検知手段により前記ドラムの回
転停止を検知したとき、次行程に移行するようにしたも
のであり、回転数検知手段によりドラムの回転停止を検
知してから自動的に次行程に移行するので、無用の待機
時間をなくして運転時間を短縮することができる。
【0018】請求項7に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、ドラムの回転応答に
よりドラム内の洗濯物の量を検知し、洗濯物の量を検知
した後、前記ドラムの回転停止を検知したとき、次行程
に移行するようにしたものであり、回転数検知手段によ
りドラムの回転停止を検知してから自動的に次行程に移
行するので、無用の待機時間をなくして運転時間を短縮
することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0020】(実施例1)図2および図3に示すよう
に、第1のモータ(モータ)18は、ドラム1を回転数
N1(たとえば、53rpm)で回転させて、洗濯また
はすすぎをするものであり、第2のモータ(モータ)1
9は、ドラム1を回転数N2(たとえば、200rp
m)で回転させて予備脱水し、回転数N3(たとえば、
1000rpm)で回転させて脱水する。これら第1の
モータ18および第2のモータ19は、インダクション
モータで構成し、それぞれベルト20、21を介して従
動プーリー22に連結している。
【0021】従動プーリー22は、2種の減速比を有し
ており、第1のモータ18をベルト20を介して減速比
が大きい従動プーリー22aと連結し、第2のモータ1
9をベルト21を介して減速比が小さい従動プーリー2
2bと連結し、ドラム1の回転中心に一端を固定した水
平軸4の他端に固定している。
【0022】水位検知手段23は、水受け槽3に連結
し、水受け槽3内の水位に応じた圧力で動作するダイヤ
フラムに磁性体(いずれも図示せず)を固着しておき、
この磁性体をコイル(図示せず)の中心に移動自在に装
着し、このコイルを用いて発振回路を形成し、水受け槽
3内の水位に応じた圧力によるダイヤフラムの動きによ
り磁性体とコイルとの位置関係を変化させて、コイルの
インダクタンスを変化させ、発振回路の発振周波数の変
化を検知することで、水受け槽3内の水位を検知するよ
うに構成している。
【0023】蓋8は、洗濯機本体9の開口部を開閉自在
に設け、図4に示すように、フック24を蓋開閉レバー
25を介して矢印A方向に移動自在に装着し、このフッ
ク24を洗濯機本体9に設けたロック装置26に係止し
て蓋8を閉状態にロックできるようにしている。
【0024】すなわち、ロック装置26は、ばね27に
より上下方向に移動自在としており、蓋8を閉じると、
フック24がばね27のばね力に抗してロック装置26
を下方に押しながら開口部に矢印B方向に入り、フック
24の爪部24aがロック装置26より奥に入ると、ロ
ック装置26がばね27により上方に移動し、フック2
4の爪部24aがロック装置26に係止されて蓋8を閉
状態にロックする。蓋8を開くときは、蓋開閉レバー2
5を矢印C方向に操作するによりフック24を上方に回
動させてロック装置26とのロックを外し、蓋8を開く
ことができる。
【0025】保持装置28は、運転時にロック装置26
をロック状態に保持するもので、ソレノイド29と、ソ
レノイド29に通電することにより動作する作動体30
と、作動体30を2位置に係止する係止装置(図示せ
ず)とを備えており、ソレノイド29に通電すると作動
体30を引き込むとともに、ソレノイド29の通電を遮
断しても作動体30をその状態に係止する。再度、ソレ
ノイド29に通電すると作動体30の係止を外して、作
動体30を元の位置に復帰させるように構成している。
【0026】作動体30の先端に作動片30aを設け、
蓋8を閉じた状態で、作動体30を引き込んだとき、ロ
ック装置26に設けた保持部26aを係止し、ロック装
置26がばね27のばね力で上方に移動できないように
している。
【0027】制御装置31は、第1のモータ18、第2
のモータ19などを制御するもので、図1に示すように
構成している。制御手段32は、マイクロコンピュータ
で構成し、双方向性サイリスタなどで構成したパワース
イッチング手段33を介して、ヒータ13、給水弁1
5、排水ポンプ16、第1のモータ18、第2のモータ
19などを制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を
逐次制御する。ヒータ13は、水受け槽3内の洗濯水を
加熱するものである。
【0028】入力設定手段34は、使用者が必要な設定
コース、動作のスタートなどを入力するもので、制御手
段32に入力している。表示手段35は、入力設定手段
34による設定内容、動作状態などを表示する。水温検
知手段36は、水受け槽3内の水温を検知し制御手段3
2に入力している。回転数検知手段37は、第1のモー
タ18の回転数を検知することでドラム1の回転数を検
知し、制御手段32に入力している。
【0029】報知手段38は入力設定手段34の受付音
や運転終了時の終了報知音を発生する。記憶手段39
は、一連の制御に必要なデータなどを記憶している。4
0は商用電源であり、電源スイッチ41によって制御手
段32やヒータ13、給水弁15、排水ポンプ16、第
1のモータ18、第2のモータ19などへの通電をオン
・オフし、電源スイッチ遮断用ソレノイド(スイッチ駆
動手段)42に通電すると電源スイッチ41をオフする
ようにしている。また、電源スイッチ41をオンすると
きは手動にて操作する。
【0030】制御手段32は、洗濯またはすすぎの後に
排水した後、ドラム1を回転数N1で駆動して布ほぐし
をした後、ドラム1を回転数N1から回転数N4(たとえ
ば、100rpm)に徐々に回転数を上昇させる布バラ
ンス行程と、布バランス行程の後、回転数N2(200
rpm)で3回駆動する予備脱水行程と、予備脱水行程
後に回転数N4で駆動し洗濯物のアンバランスを検知し
判定するアンバランス判定行程とを経て回転数N3(1
000rpm)で駆動する脱水行程に入るようにしてい
る。
【0031】また、制御手段32は、回転数検知手段3
7によりドラム1の回転停止を検知したとき、報知手段
38により終了報知をし、ロック装置26のロック状態
を解除させて蓋8を開けられるようにし、さらに、電源
スイッチ遮断用ソレノイド42を動作させて、電源スイ
ッチ41をオフするようにしている。
【0032】上記構成において動作を説明すると、蓋8
を開いてドラム1内に洗濯物を投入し、電源スイッチ4
1をオンした後、入力設定手段34のスタートスイッチ
(図示せず)を操作して運転を開始すると、給水弁15
が動作して給水し、水位検知手段23により所定の水位
を検知すると給水を停止し、第1のモータ18を駆動す
る。洗濯行程では、洗濯物に水が含まれるため補給水し
ながら、ドラム1は第1のモータ18によって回転数N
1で回転駆動され、ドラム1内の洗濯物は持ち上げられ
て水面上に落下される。
【0033】このとき、ヒータ13に通電して水受け槽
3内の洗濯水を加熱し、水温検知手段36により水受け
槽3内の水温を検知し、洗濯水の温度をほぼ一定の温度
に制御する。洗濯行程が終了すると、排水ポンプ16が
動作して水受け槽3内の洗濯水を排水する。その後、す
すぎ行程を経由して脱水行程では、ドラム1は回転数N
3で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。
【0034】つぎに、脱水行程後の終了動作について説
明する。脱水行程が終了すると、制御手段32は第2の
モータ19への通電をオフにするようパワースイッチン
グ手段33へ信号を出力する。これによりドラム1は惰
性回転を経て停止する。この間、回転数検知手段37は
ドラム1の回転数を検知し、制御手段32は回転が停止
したと判定したとき、報知手段38より運転終了時の終
了報知音を発生する。
【0035】その後、ソレノイド29に通電して蓋8の
ロック状態を解除してドラム1内の洗濯物が取り出せる
ようにする。さらに、ソレノイド29に通電した後、電
源スイッチ遮断用ソレノイド42に通電して電源スイッ
チ41をオフにする。これにより、運転終了時にドラム
1が停止すると、すぐに終了動作を行うので使用者は安
全な状態になった後で、かつ早期に運転終了を知ること
ができ洗濯物を取り出すことができる。そして、自動で
商用電源40を遮断するので安全性も向上する。
【0036】なお、本実施例では、制御手段32はドラ
ム1の回転が停止したと判定したとき、報知手段38は
運転終了時の終了報知音を発生し、その後、ソレノイド
29に通電して蓋8のロック状態を解除するようにして
いるが、報知音発生と蓋8のロック状態解除は同時でも
よい。
【0037】(実施例2)図1における入力設定手段3
4は、動作のスタートと一時停止を指令するスタート・
一時停止スイッチ(図示せず)を有しており、制御手段
32は、スタート・一時停止スイッチにより運転を一時
停止し、回転数検知手段37によりドラム1の回転停止
を検知したとき、ロック装置26のロック状態を解除で
きるようにしている。他の構成は上記実施例1と同じで
ある。
【0038】上記構成において動作を説明すると、中間
脱水行程中や最終脱水行程中に、スタート・一時停止ス
イッチを操作して運転を一時停止すると、制御手段32
は第2のモータ19への通電をオフにするようパワース
イッチング手段33へ信号を出力する。これによりドラ
ム1は惰性回転を経て停止する。
【0039】この間、回転数検知手段37はドラム1の
回転数を検知し、制御手段32は回転が停止したと判定
したとき、ソレノイド29に通電して蓋8のロック状態
を解除してドラム1内の洗濯物が取り出せるようにす
る。これにより、一時停止時にドラム1が停止した安全
な状態になった後で、かつ早期に蓋8を開けて洗濯物を
取り出すことができる。
【0040】(実施例3)図1における制御手段32
は、すすぎ行程の最初に給水弁15を開いてドラム1内
に給水しながら第1のモータ18に通電して設定回転数
以降は第2のモータ19へ通電してドラム1を回転させ
るシャワー脱水行程を一定時間行い、このシャワー脱水
行程の後、回転数検知手段37によりドラム1の回転停
止を検知したとき、次行程に移行するようにしている。
他の構成は上記実施例1と同じである。
【0041】上記構成において動作を説明すると、シャ
ワー脱水行程の後、ドラム1は惰性回転を経て停止す
る。この間、回転数検知手段37はドラム1の回転数を
検知し、制御手段32は回転が停止したと判定したと
き、ドラム1を回転数N1で駆動する布ほぐし動作に移
行する。これにより、シャワー脱水行程の後、確実にド
ラム1が停止してから布ほぐし動作へ移行できるので、
布ほぐしの効果を確保しつつ運転時間を短縮することが
できる。
【0042】(実施例4)図1における制御手段32
は、中間脱水、最終脱水などの脱水行程に移行する過程
で、予備脱水行程後にドラム1を回転数N4(100r
pm)で駆動し洗濯物のアンバランスを検知し判定する
アンバランス判定行程を行い、アンバランスと判定する
と、第1のモータ18への通電をオフにし、回転数検知
手段37によりドラム1の回転停止を検知したとき、次
行程に移行するようにしている。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0043】上記構成において動作を説明すると、中間
脱水や最終脱水などの脱水行程に移行する過程で、予備
脱水行程後にドラム1を回転数N4で駆動し、洗濯物の
アンバランスを検知し判定するアンバランス判定行程に
入る。
【0044】アンバランス検知は、第1のモータ18を
オンし、ドラム1の回転数を回転数N4(100rp
m)に設定して、回転数検知手段37により第1のモー
タ18の回転数を検知し、この検知出力により第1のモ
ータ18を制御してドラム1の回転数を回転数N4に制
御する。第1の設定時間が経過すると、ドラム1の回転
数を回転数N4に制御したときのパワースイッチング手
段34の導通角を検知し、この検知した導通角に固定し
て第1のモータ18を駆動する。そして、このときの回
転数変動幅を回転数検知手段37により検知する。
【0045】この検知した回転数変動幅と所定値とを比
較し、回転数変動幅が所定値以下のときは、脱水行程に
入っても振動、騒音が大きくならないと判断して、第2
の設定時間が経過した後、次行程、すなわち脱水行程に
移行する。検知した回転数変動幅が所定値以上のとき
は、脱水行程に入ると振動、騒音が大きくなるアンバラ
ンス状態と判断する。アンバランス状態と判断した場
合、制御手段32は第1のモータ18への通電をオフに
するようパワースイッチング手段33へ信号を出力す
る。そしてドラム1は惰性回転を経て停止する。
【0046】この間、回転数検知手段37はドラム1の
回転数を検知し、制御手段32は回転が停止したと判定
したとき、ドラム1を回転数N1で駆動する布ほぐし動
作に移行し、アンバランス修正動作をする。これによ
り、アンバランス検知した後、確実にドラム1が停止し
てから布ほぐし動作へ移行できるので、洗濯物のアンバ
ランスを補正する布ほぐしの効果を確保し、運転時間を
短縮することができる。
【0047】(実施例5)図1における制御手段32
は、運転開始時にドラム1を回転数N5(たとえば、6
00rpm)で駆動した後、通電を切ってドラム1を惰
性回転させたときの回転数の変化によりドラム1内の洗
濯物の量を検知する布量検知動作を行い、洗濯物の量を
検知した後、ドラム1の回転停止を検知したとき、次行
程に移行するようにしている。他の構成は上記実施例1
と同じである。
【0048】上記構成において動作を説明すると、運転
を開始すると、第2のモータ19に通電してドラム1の
回転数を回転数N5(600rpm)に回転数を上昇さ
せた後、通電を切ってドラム1を惰性回転させる。この
とき、ドラム1の回転数が500rpmから6秒間で低
下した回転数によりドラム1内の洗濯物の量を検知す
る。その後、ドラム1は惰性回転を経て停止する。この
間、回転数検知手段37によりドラム1の回転数を検知
し、制御手段32は回転が停止したと判定したとき、給
水弁15をオンして布量に応じた目標水位まで給水を行
う。これにより、布量検知をした後、確実にドラム1が
停止してから給水動作に移行できるので無用の待機時間
をなくして運転時間を短縮することができる。
【0049】なお、上記各実施例では、回転数検知手段
37によりドラム1の回転停止を検知したとき、終了報
知をしたり、ロック装置を解除させたり、電源をオフし
たり、次行程に移行するようにしているが、ドラム1の
回転停止を検知するとは、ドラム1の回転数が低速(た
とえば、20rpm)まで低下したことを含むものであ
り、このことにより、無用の待機時間をなくして運転時
間を短縮し、安全性を確保した上で操作性を向上するこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯機本体内に支持した水受け槽と、前
記水受け槽に内包し回転自在に配設したドラムと、前記
ドラムを駆動するモータと、前記ドラムの回転数を検知
する回転数検知手段と、報知音により報知動作を行う報
知手段と、前記モータ、報知手段などの動作を制御する
制御手段とを備え、前記制御手段は、前記回転数検知手
段により前記ドラムの回転停止を検知したとき、終了報
知をするようにしたから、回転数検知手段によりドラム
の回転停止を検知してから終了ブザーの報知をするの
で、無用の待機時間をなくして運転時間を短縮すること
ができ、運転終了時において安全性を確保した上で操作
性を向上することができる。
【0051】また、請求項2に記載の発明によれば、ド
ラムの開口部を開閉する蓋体と、前記蓋体を閉状態にロ
ックするロック装置と、前記ロック装置をロック状態に
保持する保持装置とを備え、制御手段は、回転数検知手
段により前記ドラムの回転停止を検知したとき、前記ロ
ック装置を解除させるようにしたから、回転数検知手段
によりドラムの回転停止を検知してからロック装置が解
除されるので、無用の待機時間をなくして運転時間を短
縮することができ、運転終了時において安全性を確保し
た上で蓋体を開けて洗濯物を取り出すことができ、操作
性を向上することができる。
【0052】また、請求項3に記載の発明によれば、ス
タート・一時停止スイッチを有する入力設定手段を備
え、制御手段は、前記スタート・一時停止スイッチによ
り運転を一時停止し、回転数検知手段によりドラムの回
転停止を検知したとき、前記ロック装置のロック状態を
解除できるようにしたから、回転数検知手段によりドラ
ムの回転停止を検知してから自動的にロック装置が解除
されるので、一時停止時において安全性を確保すること
ができ、かつ、無用の待機時間をなくして蓋体を開けて
洗濯物を出し入れしたりすることができ、操作性を向上
することができる。
【0053】また、請求項4に記載の発明によれば、少
なくともモータなどの負荷を遮断するスイッチと、前記
スイッチを遮断動作させるスイッチ駆動手段とを備え、
制御手段は、回転数検知手段によりドラムの回転停止を
検知したとき、前記スイッチ駆動手段を動作さるように
したから、回転数検知手段によりドラムの回転停止を検
知してから自動的に負荷を遮断されるので、無用の待機
時間をなくして運転時間を短縮し、負荷への通電がなく
なることにより安全性を向上することができる。
【0054】また、請求項5に記載の発明によれば、ド
ラム内に給水する給水手段を備え、制御手段は、前記給
水手段とモータに通電するシャワー脱水行程の後、回転
数検知手段により前記ドラムの回転停止を検知したと
き、次行程に移行するようにしたから、回転数検知手段
によりドラムの回転停止を検知してから自動的に次行程
に移行するので、無用の待機時間をなくして運転時間を
短縮することができる。
【0055】また、請求項6に記載の発明によれば、制
御手段は、脱水行程に移行する過程でドラム内の洗濯物
の片寄りを判定し、アンバランスと判定した後、回転数
検知手段により前記ドラムの回転停止を検知したとき、
次行程に移行するようにしたから、回転数検知手段によ
りドラムの回転停止を検知してから自動的に次行程に移
行するので、無用の待機時間をなくして運転時間を短縮
することができる。
【0056】また、請求項7に記載の発明によれば、制
御手段は、ドラムの回転応答によりドラム内の洗濯物の
量を検知し、洗濯物の量を検知した後、前記ドラムの回
転停止を検知したとき、次行程に移行するようにしたか
ら、回転数検知手段によりドラムの回転停止を検知して
から自動的に次行程に移行するので、無用の待機時間を
なくして運転時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機のブロック回路
【図2】同洗濯機の断面図
【図3】同洗濯機の一部切欠した斜視図
【図4】同洗濯機の蓋ロック装置の一部切欠した斜視図
【図5】従来の洗濯機の断面図
【符号の説明】
1 ドラム 3 水受け槽 9 洗濯機本体 18 第1のモータ(モータ) 19 第2のモータ(モータ) 32 制御手段 37 回転数検知手段 38 報知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荘司 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機本体内に支持した水受け槽と、前
    記水受け槽に内包し回転自在に配設したドラムと、前記
    ドラムを駆動するモータと、前記ドラムの回転数を検知
    する回転数検知手段と、報知音により報知動作を行う報
    知手段と、前記モータ、報知手段などの動作を制御する
    制御手段とを備え、前記制御手段は、前記回転数検知手
    段により前記ドラムの回転停止を検知したとき、終了報
    知をするようにした洗濯機。
  2. 【請求項2】 ドラムの開口部を開閉する蓋体と、前記
    蓋体を閉状態にロックするロック装置と、前記ロック装
    置をロック状態に保持する保持装置とを備え、制御手段
    は、回転数検知手段により前記ドラムの回転停止を検知
    したとき、前記ロック装置を解除させるようにした請求
    項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 スタート・一時停止スイッチを有する入
    力設定手段を備え、制御手段は、前記スタート・一時停
    止スイッチにより運転を一時停止し、回転数検知手段に
    よりドラムの回転停止を検知したとき、前記ロック装置
    のロック状態を解除できるようにした請求項2記載の洗
    濯機。
  4. 【請求項4】 少なくともモータなどの負荷を遮断する
    スイッチと、前記スイッチを遮断動作させるスイッチ駆
    動手段とを備え、制御手段は、回転数検知手段によりド
    ラムの回転停止を検知したとき、前記スイッチ駆動手段
    を動作さるようにした請求項1記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 ドラム内に給水する給水手段を備え、制
    御手段は、前記給水手段とモータに通電するシャワー脱
    水行程の後、回転数検知手段により前記ドラムの回転停
    止を検知したとき、次行程に移行するようにした請求項
    1記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 制御手段は、脱水行程に移行する過程で
    ドラム内の洗濯物の片寄りを判定し、アンバランスと判
    定した後、回転数検知手段により前記ドラムの回転停止
    を検知したとき、次行程に移行するようにした請求項1
    記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 制御手段は、ドラムの回転応答によりド
    ラム内の洗濯物の量を検知し、洗濯物の量を検知した
    後、前記ドラムの回転停止を検知したとき、次行程に移
    行するようにした請求項1記載の洗濯機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020080943A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 株式会社コーワ 乾燥機
CN112195612A (zh) * 2020-09-22 2021-01-08 海信(山东)冰箱有限公司 洗衣机控制方法及洗衣机

Cited By (3)

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JP2020080943A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 株式会社コーワ 乾燥機
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