JPH10262736A - ステージ構造体 - Google Patents

ステージ構造体

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Publication number
JPH10262736A
JPH10262736A JP7688497A JP7688497A JPH10262736A JP H10262736 A JPH10262736 A JP H10262736A JP 7688497 A JP7688497 A JP 7688497A JP 7688497 A JP7688497 A JP 7688497A JP H10262736 A JPH10262736 A JP H10262736A
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JP
Japan
Prior art keywords
caster
stage structure
caster support
tread
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP7688497A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Furuya
哲男 古谷
Shigeru Yagi
茂 八木
Takao Sugano
隆夫 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
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Publication of JPH10262736A publication Critical patent/JPH10262736A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なリンク機構を設けることなくキャスタ
ーを接地させることのできるステージ構造体を提供する
こと。 【解決手段】 踏み板11の下面11A側にキャスター
支持体16が吊持されている。このキャスター支持体1
6は、踏み板11を起立姿勢としたときの当該踏み板下
端面に接近した位置に設けられた支持軸17に揺動可能
に吊持されている。キャスター支持体16は、前記踏み
板11を略水平姿勢に設置したときにキャスター25を
床面Fから浮上させる一方、踏み板11を起立させたと
きにキャスター25が前記下端面以下に回り込んで床面
Fに接地可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステージ構造体に係
り、更に詳しくは、踏み板の向きを水平姿勢から起立姿
勢に変位させるだけでキャスターが自重等で床面に接地
可能となるステージ構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、センター位置にて起立状態に
折り畳むことのできるステージ構造体が知られている。
このステージ構造体としては、例えば、図4に示される
ように、相互に略同一平面上に位置可能な一対の踏み板
50と、これら踏み板50の下面側に配置された脚部5
1と、各踏み板50の内側下面側に配置されたリンク機
構53及びキャスター支持体54とを備えて構成されて
いる。このステージ構造体は、前記リンク機構53を介
して左右の踏み板50の外側を上方に回転させること
で、踏み板50の上面相互間が向き合う位置まで起立可
能となっており、この起立状態でキャスター支持体54
に固定された各キャスター55が接地可能となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなステージ構造体にあっては、二枚の踏み板を設けて
これらを折り畳む構造のため、折り畳みの際の部品相互
干渉を解消するリンク機構53が不可欠且つ複雑な構造
となり、製造工数が煩雑化して製造コストを増加させる
という不都合がある。また、前記リンク機構53には、
踏み板50の起立時にキャスター55を床面に接地させ
る機構も採用されているため、この点もリンク構造を複
雑化させる要因となっている。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、踏み板自体を折り
畳むことなく水平姿勢から起立姿勢に変位させることが
でき、且つ、複雑なリンク機構を採用することなく踏み
板が起立姿勢となるときにキャスターを床面に接地させ
ることのできるステージ構造体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、踏み板と、当該踏み板の下面複数箇所に
配置された脚部と、前記踏み板の下面側に設けられたキ
ャスター支持体とを備え、前記キャスター支持体は、踏
み板の下面側に配置された吊持手段を介して揺動可能に
吊持され、前記踏み板を略水平姿勢に設置したときにキ
ャスターを床面から浮上若しくは支持力を有しない状態
に接地させるとともに、前記踏み板を起立させたときに
キャスターが支持力を有する状態で接地して前記踏み板
及び脚部を支持する、という構成を採っている。このよ
うな構成によれば、踏み板自体を折り畳むための複雑な
リンク機構を採用する必要性を排除でき、また、キャス
ター支持体が吊持されているだけの構造であるため、特
定の位置にキャスター支持体を吊持することで踏み板及
び脚部の支持を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、前記キャスター
支持体は、キャスターが固定されたキャスター支持フレ
ームと、このキャスター支持フレームを片持ち姿勢で保
持して当該キャスター支持フレームを吊持手段に揺動可
能に連結する連結フレームとを備え、前記踏み板を起立
させたときに、前記キャスター支持フレームが起立状態
にある踏み板の下端面以下に回り込むように変位してキ
ャスターを床面に接地させる、という構成を採ることが
好ましい。キャスター支持フレームを片持ち姿勢とする
ことによって、踏み板起立時の下端面以下への回り込み
が干渉なく行えることとなり、踏み板が起立した状態
で、当該踏み板をキャスター支持フレームの上方位置に
安定して保持可能となる。
【0007】また、前記キャスター支持体と踏み板の下
面との間には、踏み板の起立姿勢を保持する折り畳み可
能なストッパを連結することが好ましい。このようなス
トッパを設ければ、起立姿勢となった踏み板の不用意な
る倒伏防止が実現でき、ステージ構造体を移動する時の
起立姿勢を一層安定化させることができる。
【0008】更に、前記吊持手段は前記踏み板を起立さ
せたときの下端面と略平行に延びる支持軸により構成さ
れ、この支持軸は前記踏み板の下端面側にシフトした位
置に配置されている、という構成が好ましくは採用され
ている。このような構成によれば、キャスター支持体を
小さな構造体によって構成することができる。
【0009】
【実施例】以下、実施例に係るステージ構造体を図面を
参照しながら説明する。
【0010】図1にはステージ構造体を起立させたとき
の概略斜視図が示され、図2にはステージ構造体を水平
姿勢としたときの概略側面図が示されている。これらの
図において、ステージ構造体10は、平面形状が略方形
となる一枚の踏み板11と、この踏み板11の裏面をな
す下面11Aにおいて、当該踏み板11の外周縁に沿っ
て配置されたフレーム枠12と、このフレーム枠12の
各コーナー部分にヒンジ連結された四本の脚部14と、
前記踏み板11の下面11A側に配置されたキャスター
支持体16とを備えて構成されている。
【0011】前記フレーム枠12は、図1中、上下一対
のフレーム片12A,12Bと、これらフレーム片12
A,12Bの両端間に連設された左右一対のフレーム片
12C,12Dとを備えて構成されている。ここで、フ
レーム片12C,12D間において、フレーム片12B
寄りの位置には吊持手段としての支持軸17が掛け渡さ
れており、この支持軸17を介して前記キャスター支持
体16が揺動可能に支持されている。
【0012】前記各脚部14は、それらの軸方向略中間
位置と前記フレーム枠12との間に配置された屈曲可能
なパラレルアーム20によって踏み板11に対する起立
位置が保持可能に設けられている。これらのパラレルア
ーム20のうち、図1中上方に位置する二つのパラレル
アーム20は、一端が脚部14の略中間位置にヒンジ連
結されている一方、他端がフレーム枠12C,12Dの
内面側にヒンジ連結されており、各パラレルアーム20
を略中間位置で屈曲させることで脚部14が折り畳み可
能に設けられている。また、下方に位置する二つのパラ
レルアーム20は、一端が脚部14の略中間位置にヒン
ジ連結されている一方、他端が前記支持軸17にヒンジ
連結され、これらの各脚部14もパラレルアーム20を
屈曲することで折り畳み可能となっている。
【0013】前記キャスター支持体16は、四個のキャ
スター25が固定されたキャスター支持フレーム26
と、このキャスター支持フレーム26と前記支持軸17
との間に配置された連結フレーム27とを備えて構成さ
れている。キャスター支持フレーム26は平面的に見て
略コ字状をなす外観形状に設けられており、このキャス
ター支持フレーム26の両端から前記連結フレーム27
が連設されている。ここで、連結フレーム27の他端に
はリング筒28が連結されており、このリング筒28は
前記支持軸17の外周側に嵌合されている。支持軸17
とリング筒28とは相互に緩やかな嵌合状態となってお
り、これによってキャスター支持体16全体が揺動可能
となっている。なお、ここでは図示省略しているが、リ
ング筒28は、支持軸17に対する所定の嵌合位置で、
軸線方向に移動できないような適宜なストッパを設ける
ことが好ましい。
【0014】前記キャスター支持体16において、連結
フレーム27は、キャスター支持フレーム26が略水平
面内に位置したときに、当該キャスター支持フレーム2
6と直交する方向に延びる起立部27Aと、この起立部
27Aから傾斜方向に延びて前記キャスター支持フレー
ム26に対して次第に上昇する姿勢となる傾斜部27B
と、この傾斜部27Bに連設されて前記起立部27Aと
略平行に延びる基端部27Cとを備え、この基端部27
Cに前記リング筒28が連結されるようになっている。
【0015】前記傾斜部27Bと踏み板11の下面11
Aとの間には、ストッパ30が連結されている。このス
トッパ30は、実質的に前記パラレルアーム20と同様
の構造体により構成されており、一端が傾斜部27Bに
ヒンジ連結されている一方、他端が踏み板11の下面1
1Aに固定されたブラケット32にヒンジ連結され、こ
のストッパ30も略中間位置にて折り畳み可能に設けら
れている。
【0016】以上の構成において、ステージ構造体10
が水平姿勢に設置される状態では、図2に示されるよう
に、キャスター支持体16に連結されたストッパ30が
折り畳まれた状態とされ、当該キャスター支持体16が
片持ち姿勢で支持軸17に吊持された状態となる。この
際、キャスター25は、床面Fから若干浮上した位置と
なる。
【0017】ここで、ステージ構造体10を起立させる
場合には、図2中矢印Aで示す方向に踏み板11を押し
上げて回転させる。すると、ストッパ30は初期の折り
畳み位置から次第に開くように変位し、同時に、キャス
ター支持体16は自重や補助的な付勢力によって踏み板
11とは反対側に回転して踏み板11の図2中右端面以
下に回り込むようになる。そして、踏み板11が略直立
するように起立したときに、ストッパ30が真っ直ぐに
伸びた状態となり、このとき、ステージ構造体10の起
立姿勢が安定化される。また、必要に応じて、各脚部1
4は、これらの略中間位置に連結されている各パラレル
アーム20を屈曲するように折り畳むことで踏み板11
の下面11A側に折り畳むことができる(図3参照)。
【0018】従って、このような実施例によれば、水平
姿勢にある踏み板11を起立姿勢に回転させるだけでキ
ャスター25を自動的に接地させることができ、ステー
ジ構造体10を全体として極めて容易に移動させること
ができる。
【0019】なお、本発明における吊持手段としては、
前記支持軸17に限らず、踏み板11の下面11Aに適
当なブラケットを設けて代替することができる。但し、
前記実施例構成によれば、一本の支持軸17を用いてキ
ャスター支持体16が吊持できるという利点があり、且
つ、天板10の下面構造を複雑とすることもない。
【0020】また、前記実施例では、前記キャスター支
持体16が一個の構造体によって構成された場合を図示
説明したが、本発明はこれに限らず、踏み板11の平面
サイズに応じて、複数個のキャスター支持体16を設け
ることができる。この場合でも、単一の支持軸17を共
用することができ、構造を複雑にすることもない。
【0021】更に、前記ストッパ30は、各連結フレー
ム27にそれぞれ設けてもよい。これによれば、特に重
量のある踏み板若しくは平面サイズの大きな踏み板を採
用した場合に実益がある。また、前記実施例では、踏み
板11が水平姿勢にあるときにキャスター25が床面F
から浮上する場合を図示、説明したが、このキャスター
25は支持力を有しない状態で床面Fに接地する構成と
してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
踏み板の下面側に配置された吊持手段を介してキャスタ
ー支持体が揺動可能に吊持され、且つ、踏み板を略水平
姿勢から起立姿勢に回転したときにキャスター支持体の
自重でキャスターが床面に接地可能に設けられているた
め、従来のように、踏み板自体を折り畳むための複雑な
リンク機構を採用する必要性を排除でき、また、キャス
ター支持体が吊持されているだけの構造であるため、特
定の位置にキャスター支持体を吊持することで、必要に
応じて、踏み板及び脚部の支持を行うことができる。
【0023】また、前記キャスター支持体は、キャスタ
ー支持フレームを片持ち姿勢で保持して当該キャスター
支持フレームを吊持手段に揺動可能に設け、且つ、踏み
板を起立させたときに、前記キャスター支持フレームが
起立状態にある踏み板の下端面以下に回り込むように変
位する構成としたから、踏み板起立時の下端面以下への
回り込みが可能となり、起立した踏み板をキャスター支
持フレームの上方位置で安定して保持することができ
る。
【0024】更に、前記キャスター支持体と踏み板の下
面との間にストッパを配置した構成によれば、起立状態
となった踏み板の不用意なる倒伏防止も実現でき、ステ
ージ構造体を移動する時の起立姿勢が一層安定化され
る。
【0025】また、前記吊持手段を構成する支持軸が、
前記踏み板を起立させたときの下端面側にシフトした位
置に配置されているため、キャスター支持体を小さな構
造体によって構成することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るステージ構造体が起立姿勢とされ
たを示す概略斜視図。
【図2】前記ステージ構造体を水平姿勢に設置した状態
を示す概略側面図。
【図3】前記ステージ構造体が起立姿勢とされた状態を
示す概略側面図。
【図4】従来のステージ構造体を示す概略斜視図。
【符号の説明】
10 ステージ構造体 11 踏み板 11A 下面 14 脚部 16 キャスター支持体 17 吊持手段としての支持軸 25 キャスター 26 キャスター支持フレーム 27 連結フレーム 30 ストッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏み板と、当該踏み板の下面複数箇所に
    配置された脚部と、前記踏み板の下面側に設けられたキ
    ャスター支持体とを備え、前記キャスター支持体は、踏
    み板の下面側に配置された吊持手段を介して揺動可能に
    吊持され、前記踏み板を略水平姿勢に設置したときにキ
    ャスターを床面から浮上若しくは支持力を有しない状態
    に接地させるとともに、前記踏み板を起立させたときに
    キャスターが支持力を有する状態で接地して前記踏み板
    及び脚部を支持することを特徴とするステージ構造体。
  2. 【請求項2】 前記キャスター支持体は、キャスターが
    固定されたキャスター支持フレームと、このキャスター
    支持フレームを片持ち姿勢で保持して当該キャスター支
    持フレームを吊持手段に揺動可能に連結する連結フレー
    ムとを備え、前記踏み板を起立させたときに、前記キャ
    スター支持フレームが起立状態にある踏み板の下端面以
    下に回り込むように変位してキャスターを床面に接地さ
    せることを特徴とする請求項1記載のステージ構造体。
  3. 【請求項3】 前記キャスター支持体と踏み板の下面と
    の間には、踏み板の起立姿勢を保持する折り畳み可能な
    ストッパが連結されていることを特徴とする請求項2記
    載のステージ構造体。
  4. 【請求項4】 前記吊持手段は前記踏み板を起立させた
    ときの下端面と略平行に延びる支持軸により構成され、
    この支持軸は前記踏み板の下端面側にシフトした位置に
    配置されていることを特徴とする請求項1,2又は3記
    載のステージ構造体。
JP7688497A 1997-03-28 1997-03-28 ステージ構造体 Pending JPH10262736A (ja)

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JP7688497A JPH10262736A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 ステージ構造体

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JP7688497A JPH10262736A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 ステージ構造体

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JPH10262736A true JPH10262736A (ja) 1998-10-06

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JP7688497A Pending JPH10262736A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 ステージ構造体

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Effective date: 20000321