JP3696658B2 - 折り畳み式ブランコ - Google Patents

折り畳み式ブランコ Download PDF

Info

Publication number
JP3696658B2
JP3696658B2 JP16814395A JP16814395A JP3696658B2 JP 3696658 B2 JP3696658 B2 JP 3696658B2 JP 16814395 A JP16814395 A JP 16814395A JP 16814395 A JP16814395 A JP 16814395A JP 3696658 B2 JP3696658 B2 JP 3696658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
swing
rivet
swinging direction
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16814395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08336669A (ja
Inventor
伊藤庸中
Original Assignee
株式会社 豊島製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 豊島製作所 filed Critical 株式会社 豊島製作所
Priority to JP16814395A priority Critical patent/JP3696658B2/ja
Publication of JPH08336669A publication Critical patent/JPH08336669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3696658B2 publication Critical patent/JP3696658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Special Chairs (AREA)

Description

【0001】
この発明は,梱包,運搬時におけるスペ−ス効率が良好で,運搬経費が良好な子供用の折り畳み式ブランコに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,折り畳み式の子供用のブランコ40は,図13に示すように,外枠41とこの外枠41に揺動自在に支持されているブランコ本体42とにより構成されており,外枠41及びブランコ本体42とは一体となって揺動方向に折畳み自在に形成されている。
【0003】
外枠41は,パイプを屈曲して略U形に形成された一対の脚部41a,41aにより構成されており,このU形の底部分に対応する脚部41aの頂部41bには,互いにブランコ本体42の揺動方向に回動可能に取り付けられており,U形の開放端に対応する脚部41aの下端部は,末広がりに形成されており,さらに,その下端部両側には,揺動方向と直交する方向に横脚41cが固定されている。
【0004】
ブランコ本体42は,内枠43と椅子44と踏み板45とにより構成されている。内枠43の外形はパイプで略4角柱状に形成されている。そして,この内枠43の頂部43aは,外枠41の上端部に揺動自在に支持されているとともに,揺動方向に位置する頂部43aには,互いに対向する一対の蝶番46が取り付けられており,さらに,揺動方向に位置する内枠43の垂直方向側枠43bには,一対の椅子44が互いに対向して取り付けられており,内枠43の底部には,踏み板45となっており,この踏み板45の揺動方向一端は固定され,他端は垂直方向に摺動自在に取り付けられている。
【0005】
従って,ブランコ40を折り畳むには,外枠41は一対の脚部41aの頂部41bを回動軸として折り畳まれ,内枠43は蝶番46を支点として外枠41とともに折り畳まれ,踏み板45はその他端が内枠43の下端から側枠43bに沿って上方向に摺動してブランコ40全体として折り畳まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】
ブランコ40は,このように折り畳まれるが,外枠41を構成する脚部41aの下端部は,ブランコ40を設置した時に,そのブランコの安定性を良くするために揺動方向に直交する方向に末広がりに形成されている。従って,外枠41の頂部41bから下端部へとその開脚角度はかなり大きく形成されているため,ブランコ40を折り畳んだ場合,その形状は台形となる。そのため,梱包用の容器の形状は変形形状となり,容器の価格は高くなり,運搬する場合にも積載しにくくそれだけ運搬費用も高くなるという問題がある。
【0007】
一方,ブランコ40を矩形の容器に梱包すると,容器自体がかなりかさ張った大きさとなるとともに,容器内部でブランコ40の安定性が悪くなり,それだけ梱包費用,運搬費用がかさむという問題がある。
【0008】
【問題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、内枠とこの内枠に支持された椅子と踏み板とからなり、揺動方向に折り畳み自在なブランコ本体と、4本の脚部とこの脚部の頂部にそれぞれ挿入された4本のジョイントパイプとを有し、前記ブランコ本体を揺動自在に支持するとともに、このブランコ本体と一体となってブランコの揺動方向に折り畳み自在な外枠とからなる折り畳み式ブランコにおいて、
脚部はパイプの上端部を屈曲して略L型に形成するとともに、その頂部に第1のリベットの直径に対して遊びを有し、揺動方向に貫通する第1のリベット用穴を透設し、ジョイントパイプは、一端部には略平板状のジョイント部を有し、他端部には脚部を形成したパイプに回動自在に挿入可能な直径を有するパイプ部を有するとともに、揺動方向に貫通する第2のリベット用穴を透設し、この第2のリベットの周囲は、揺動方向に位置する対をなす脚部の平行度を保持するためのスペーサで包囲し、各ジョイントパイプの前記パイプ部を、各脚部の頂部からそれぞれ挿入し、第1のリベット用穴に対して遊びを有する第1のリベットにより、ブランコ本体の揺動方向に位置する2本の脚部を互いに揺動方向に回動自在となるように離間した状態で連結して2組の対をなす脚部を構成し、第2のリベット用穴に対して遊びを有する第2のリベットにより、2組の対をなす脚部の頂部からそれぞれ挿入されている4本のジョイントパイプを一まとめにして揺動方向に直交する方向に位置する脚部が互いに揺動方向に直交する方向に回動自在となるように連結するとともに、第2のリベットの周囲を包囲するスペーサにより、揺動方向に位置する脚部を互いに離間した状態に位置決めし、ブランコの組み立て・折り畳みの際に、第2のリベットを回動軸として2組の対をなす脚部が、揺動方向に直交する方向に互いに回動自在になるとともに、第1のリベットの両端をそれぞれ回動支点として揺動方向に位置する対をなす脚部が、揺動方向に互いに回動自在となるように外枠を形成したものである。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、揺動方向に直交する方向に位置する各脚部下端部に、それぞれ所定長さ伸縮自在な横脚を取り付けたものである。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、揺動方向に直交する方向に位置する各2本の脚部下端部に、所定範囲内で伸縮自在な横脚を取り付けた脚延長部を挿脱自在に設けたものである。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明において、揺動方向に直交する方向に位置する各2本の脚部下端部に、横脚を取り付けた脚延長部を挿脱自在に設けたものである。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項1に係る発明において、揺動方向に直交する方向に位置する各2本の脚部下端部に、横脚を一体的に形成した脚延長部を挿脱自在に設けたものである。
【0013】
【作用】
ブランコ1を折り畳む場合,2組の対をなす脚部2aを両側から押圧すると,第2のリベット用穴7は第2のリベット5の直径に対して遊びがあるため,第2のリベット5が回動軸となってジョイント部3aが回動しつつ上方に盛り上がった状態となる。一方,横脚9は外パイプ9aの内部に内パイプ9bが嵌入されてその開脚角度αは零となる。次いで,揺動方向に位置する2組の対をなす脚部2aを揺動方向に押圧すると,第1のリベット4の両端部がそれぞれ2本の脚部の回動支点となって対をなす脚部2aは揺動方向に両方から閉じられて,互いに離間した状態で重ね合わされ,ブランコ1は全体として矩形状になる。
【0014】
ブランコ1を組み立て,設置する場合には,対をなす脚部2aを揺動方向に開脚すると,第1のリベット4が回動支点となって揺動方向に位置する脚部2aは開脚される。次いで,2組の対をなす脚部2aを揺動方向に直交する方向に開脚すると,第2のリベット5を回動軸としてジョイント部3aが回動しつつ下方にさがり,頂部2bが床面と平行な状態となる。一方,横脚9は伸長して脚部2aの開脚角度αとなり,安定した状態に設置される。
【0015】
【発明の実施例】
この発明の第1の実施例を,図1〜図7に基づいて詳細に説明する。
図1はブランコ1を折り畳む状態を示す斜視図,図2はブランコ1を使用可能に設置した状態を示す斜視図,図3は外枠2を形成するジョイントパイプ3のジョイント部3aを示す要部平面図,図4は図3の要部正面図,図5はジョイント部3aを有するジョイントパイプ3の要部平面図,図6は図5の要部正面図,図7は第1および第2のリベット4,5の正面図,図8は外枠2の頂部2bの要部正面図で,ブランコ1が設置されている時の状態を示す説明図である。図9は図8に示す外枠2の頂部2bが回動した状態を示すもので,ブランコ1が折り畳まれた時の状態を示す説明図である。なお,従来と同一のものは同一名称,同一符号を付し,その説明を省略する。
【0016】
図1〜図2において,外枠2は,ブランコ本体42を揺動自在に支持するもので,4本の脚部2aとこの4本の脚部2aの頂部からそれぞれ挿入される4本のジョイントパイプ3とにより構成されている。ブランコ1の揺動方向に位置する2本の脚部2a(対をなす脚部)がその頂部において,第1のリベット4と第1のリベット用穴6とにより,互いに揺動方向(矢印A方向)に回動自在に連結されているとともに,脚部2aの頂部からそれぞれ挿入されている4本のジョイントパイプ3は,一まとめにして揺動方向に直交する方向(矢印B方向)に位置する2組の対をなす脚部2aを第2のリベット5と第2のリベット用穴7とにより,互いに揺動方向に直交する方向に回動自在に連結されて,外枠2が構成されている。
【0017】
4本の脚部部分2aは,直線状のパイプが用いられ,このパイプの上端部を屈曲して略L型に形成されているとともに,その頂部には,第1のリベット4の直径に対して遊びを有し,揺動方向に貫通する第1のリベット用穴6が透設されている。
【0018】
ジョイントパイプ3は,図5,図6に示すように,一端部には略平板状のジョイント部3aが形成されているとともに,このジョイント部3aには,第2のリベット5の直径に対して遊びを有するリベット用穴7が透設されており,他端部には脚部2aを形成するパイプ内に回動自在に挿入可能な直径を有するパイプ部3bが形成されている。
【0019】
第1および第2リベット4,5は,図7に示すように,それぞれ第1および第2リベット用穴6,7に挿入されるもので,例えば,第1および第2リベット4,5の直径を6mmとすると,第1および第2リベット用穴6,7の直径は,6.5mm程度である。
【0020】
図8に示すように,4本のそれぞれジョイントパイプ3のパイプ部3bは,それぞれ対応する4本の脚部2aの頂部からパイプ内部に挿入されている。これら4本の脚部2aは,外枠2の形状に位置決めされる。
【0021】
そして,4本の脚部2aのうち矢印Aで示す揺動方向に位置する2本の脚部2aを1組として第1のリベット用穴6を互いに位置決めしつつ,第1のリベット4が揺動方向に回動可能に互いに離間した状態で第1のリベット用穴6に貫通され固定されて対をなす脚部2aが2組形成される。従って,第1のリベット4の両端部は,対をなす2本の脚部2aのそれぞれの回動支点となっているとともに,脚部2aの頂部から挿入されたジョイントパイプ3のパイプ部3bの端部に当接してこれのストッパ−としての役割も兼ねている。
【0022】
さらに,この2組の対をなす脚部2aは,互いに対向位置するとともに,図3,図4に示すように,そのジョイントパイプ3の各ジョイント部3aが一まとめにされて4個の第2のリベット用穴7が貫通した状態に位置決めされて,この第2のリベット用穴7に第2のリベット5が挿入固定されて外枠2が構成される。従って,対をなす2組の脚部2aは,第2のリベット5を回動軸として互いに矢印Bで示すように,揺動方向とは直交する方向に回動自在となっている。
【0023】
8は第2のリベット5の周囲を包囲しているスペーサで、互いに対をなす脚部2aの平行度を保持させるためのものである。
【0024】
9は横脚で,外パイプ9aと内パイプ9bとからなる2本の直径の異なる大小のパイプにより所定の範囲内で伸縮自在に形成されているとともに,この横脚9の両端は矢印B方向に位置する2本の脚部2aの両下端部にそれぞれ固定されている。10,11は横脚9を所定の長さ範囲内で固定するためのねじとナットで,ブランコ1が折り畳まれる際には緩められ,設置される際には,矢印Bで示す方向に位置する脚部2aの下端部における開脚角度αが調整された後,固定される。
【0025】
12は外枠2と内枠43の頂部43bとを回動自在に固定するための第3のリベット,13は第3のリベット12が回動自在に貫通する第3のリベット用穴で,外枠2と内枠43とが連通するように透設されている。
【0026】
このように構成されているので,ブランコ1を折り畳む場合,まず,ねじ10を緩め,矢印Bで示す方向から対をなす脚部2aを互いに押圧すると,図9に示すように,第2のリベット用穴7は第2のリベット5の直径に対して遊びがあるため,この第2のリベット5が回動軸となってジョイント部3aが回動しつつ上方に盛り上がった状態となる。一方,横脚9は,外パイプ9aの内部に内パイプ9bが嵌入され,横脚9の長さが外枠2の頂部2bと同一の長さとなって,その開脚角度αは零となる。一方,この時,内枠43は,未だ折り畳まれていない。
【0027】
次いで,揺動方向に位置する対をなす脚部2aを両方から揺動方向に互いに押圧すると,2組の2本の脚部2aは,第1のリベット4の両端部をそれぞれ回動支点として互いに揺動方向に回動し,互いに離間した状態で重ね合わされ,同時に,内枠43は第3のリベット12および蝶番46とを支点として矢印Dで示すように,外枠2とともに折り畳まれる。この時,踏み板45は,その他端が内枠43の下端から側枠43bに沿って上方向に摺動してブランコ1全体として折り畳まれ,ブランコ1は全体として矩形形状となる。従って,梱包,運搬に適した形状となる。
【0028】
ブランコ1を設置する場合には,対をなす脚部2aの下端部を互いに矢印A方向に開脚した後,矢印B方向に各脚部2aを開脚すると,対をなす各脚部2aは第2のリベット5を回動軸としてジョイント部3aが回動しつつ下方にさがり,頂部2bが床面と平行な状態となる。この状態では,脚部2aの開脚角度はαとなるから横脚9のねじ10を固定する。
【0029】
【発明の実施例2】
図10はこの発明の他の実施例を示すもので,4本の脚部20aの下端部には,この脚部20aを形成するパイプ内に挿入可能にそのパイプの直径より小さく形成された挿入端部21が形成されており,この挿入端部21にはねじ穴25が透設されている。一方,22は脚延長部で,脚部20aと同一径のパイプと実施例1で述べたと同様な伸縮自在な横脚9とで略コ字状に形成されており,上端部には,ねじ穴25に連通するねじ穴24が透設されている。
【0030】
この脚延長部22には,脚部20aの下端部に形成されている挿入端部21が挿脱自在となっている。23は脚延長部22と脚部20aとを固定するためのねじで,このねじ23は互いに連通するように設けられているねじ穴24,25にねじ込まれて脚部20aと脚延長部22とを固定している。
【0031】
このように構成されているので,ブランコ1を折り畳んで梱包,運搬する際には,ジョイント部3aは実施例1で述べたと同様に動作する。一方,脚延長部22は脚部20aから取り外されてブランコ1とともに梱包され運搬される。
【0032】
ブランコ1を設置する場合には,実施例1で述べたと同様に組み立て,最後に揺動方向に直交する方向(矢印B方向)に位置する各2本の脚部20aの下端に形成されている挿入端部21に脚延長部22が挿入され,ねじ23によりねじ止め固定される。従って,ブランコ1を梱包する容器を小型化することが出来るとともに,梱包,運搬経費を安くすることが出来る。
【0033】
【発明の実施例3】
図11はこの発明のさらに他の実施例を示すもので,実施例2と同様に,4本の脚部20aの下端部には,この脚部20aを形成するパイプの直径より小さく形成した挿入端部21が形成されている。一方,26は脚延長部で,脚部20aと同一径のパイプで形成されている脚部20aの下端部と,この脚部20aの下端部が所定の開脚角度αとなるように所定の長さを有する横脚27とで略コ字状に形成されている。
【0034】
この脚延長部26には,実施例2と同様に,脚部20aの下端部に形成されている挿入端部21が挿脱自在となっており,脚延長部26と脚部20aとを固定するためのねじ23が,互いに連通するねじ穴24,25にねじ込まれ両者が固定されている。
【0035】
このように構成されているので,上記実施例2と同様に,ブランコ1を梱包,運搬する際に,ジョイント部3aは,実施例1で述べたと同様に動作するとともに,脚延長部26は,脚部20aから外して梱包,運搬することが出来るから,梱包,運搬経費を安くすることが出来る。さらに,ブランコ1を設置する場合には,上記実施例2と同様に,単に脚部20aの下端部に脚延長部26を挿入し,ねじ23がねじ穴24,25にねじ込まれ両者が固定される。
【0036】
【発明の実施例4】
図12はこの発明のさらに他の実施例を示すもので,4本の脚部30aの下端部は,いずれもその一部分が揺動方向に直交する方向(B方向)に屈曲されているとともに,この屈曲部分の下端部には,この脚部30aを形成しているパイプの直径より小さく形成した挿入端部31が形成されている。
【0037】
32は脚延長部で,脚部30aと同一径のパイプで形成されている脚部30aの下端部と,この脚部30aの下端部が所定の開脚角度αとなるように所定の長さを有する横脚33部分とが一体的に略コ字状に形成されており,この脚延長部32には,実施例2,3と同様に,脚部30aの下端部に形成されている挿入端部31が挿脱自在となっており,脚延長部32と脚部30aとを固定するためのねじ23が,互いに連通するねじ穴24,25にねじ込まれて両者が固定されている。
【0038】
このように構成されているので,上記実施例2,3と同様に,ブランコ1を梱包,運搬する際には,ジョイント部3aは実施例1で述べたと同様に動作し,脚延長部32は脚部30aから取り外して梱包し,運搬することが出来るので,梱包,運搬経費を安くすることが出来る。さらに,ブランコ1を設置する場合には,単に脚部30aを開脚した後に,この脚部30aの下端部に脚延長部32を挿入し,ねじ23を互いに連通するねじ穴24,25にねじ込んで両者が固定される。
【0039】
【発明の効果】
請求項1に係る発明は、内枠とこの内枠に支持された椅子と踏み板とからなり、揺動方向に折り畳み自在なブランコ本体と、4本の脚部とこの脚部の頂部にそれぞれ挿入された4本のジョイントパイプとを有し、前記ブランコ本体を揺動自在に支持するとともに、このブランコ本体と一体となってブランコの揺動方向に折り畳み自在な外枠とからなる折り畳み式ブランコにおいて、
脚部はパイプの上端部を屈曲して略L型に形成するとともに、その頂部に第1のリベットの直径に対して遊びを有し、揺動方向に貫通する第1のリベット用穴を透設し、ジョイントパイプは、一端部には略平板状のジョイント部を有し、他端部には脚部を形成したパイプに回動自在に挿入可能な直径を有するパイプ部を有するとともに、揺動方向に貫通する第2のリベット用穴を透設し、この第2のリベットの周囲は、揺動方向に位置する対をなす脚部の平行度を保持するためのスペーサで包囲し、各ジョイントパイプの前記パイプ部を、各脚部の頂部からそれぞれ挿入し、第1のリベット用穴に対して遊びを有する第1のリベットにより、ブランコ本体の揺動方向に位置する2本の脚部を互いに揺動方向に回動自在となるように離間した状態で連結して2組の対をなす脚部を構成し、第2のリベット用穴に対して遊びを有する第2のリベットにより、2組の対をなす脚部の頂部からそれぞれ挿入されている4本のジョイントパイプを一まとめにして揺動方向に直交する方向に位置する脚部が互いに揺動方向に直交する方向に回動自在となるように連結するとともに、第2のリベットの周囲を包囲するスペーサにより、揺動方向に位置する脚部を互いに離間した状態に位置決めし、ブランコの組み立て・折り畳みの際に、第2のリベットを回動軸として2組の対をなす脚部が、揺動方向に直交する方向に互いに回動自在になるとともに、第1のリベットの両端をそれぞれ回動支点として揺動方向に位置する対をなす脚部が、揺動方向に互いに回動自在となるように外枠を形成したので、ブランコの梱包、運搬にかかる経費を大幅に節約することが出来る。さらに、第2のリベットをスペーサで包囲したので、対をなす脚部の平行度が保持され、脚部同士は離間した状態に位置決めすることが出来、脚部が衝撃で湾曲したり、損傷されることはない。
【0040】
請求項2〜請求項4に係る発明は、いずれも請求項1に係る発明において、揺動方向に直交する方向に位置する各脚部下端部に、それぞれ所定長さ伸縮自在な横脚を取り付けた形状のものや、あるいは揺動方向に直交する方向に位置する各2本の脚部下端部に、所定範囲内で伸縮自在な横脚を取り付けた脚延長部を挿脱自在に設けた形状のものや、あるいは、揺動方向に直交する方向に位置する各2本の脚部下端部に、横脚を取り付けた脚延長部を挿脱自在に設けた形状のものは、ブランコを収納する容器を小型化することが出来、梱包、運搬にかかる経費を大幅に節約することが出来る。
【0041】
請求項5に係る発明は、請求項1に係る発明において、揺動方向に直交する方向に位置する各2本の脚部下端部に、横脚を一体的に形成した脚延長部を挿脱自在に設けたので、ブランコの組み立て、設置が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すもので,ブランコ1を折り畳む状態を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施例を示すもので,ブランコ1を使用可能に設置した状態を示す斜視図である。
【図3】この発明の実施例を示すもので,外枠2を形成するジョイントパイプ3のジョイント部3の要部平面図である。
【図4】この発明の実施例を示すもので,図3の要部正面図である。
【図5】この発明の実施例を示すもので,ジョイント部3を有するジョイントパイプ3の要部平面図である。
【図6】この発明の実施例を示すもので,図5の要部正面図である。
【図7】第1および第2のリベット4,5の正面図である。
【図8】外枠2の頂部2bの要部正面図で,ブランコ1が設置されている時の状態を示す説明図である。
【図9】図8に示す外枠2の頂部2bが回動した状態を示すもので,ブランコ1が折り畳まれた時の状態を示す説明図である。
【図10】この発明の他の実施例を示すもので,外枠2の要部斜視図である。
【図11】この発明のさらに他の実施例を示すもので,脚部の要部斜視図である。
【図12】この発明のさらに他の実施例を示すもので,脚部の要部斜視図である。
【図13】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・ブランコ
2・・・・・外枠
2a,20a,30a・・脚部
3・・・・・ジョイントパイプ
3a・・・・ジョイントパイプ3のジョイント部
4・・・・・第1のリベット
5・・・・・第2のリベット
6・・・・・第1のリベット用穴
7・・・・・第2のリベット用穴
9,27,33・・・・・横脚
21,31・・・・・・・挿入端部
22,26,32・・・・脚延長部
42・・・・ブランコ本体
43・・・・内枠
44・・・・椅子
45・・・・踏み板

Claims (5)

  1. 内枠とこの内枠に支持された椅子と踏み板とからなり、揺動方向に折り畳み自在なブランコ本体と、
    4本の脚部とこの脚部の頂部にそれぞれ挿入された4本のジョイントパイプとを有し、前記ブランコ本体を揺動自在に支持するとともに、このブランコ本体と一体となってブランコの揺動方向に折り畳み自在な外枠と
    からなる折り畳み式ブランコにおいて、
    前記脚部はパイプの上端部を屈曲して略L型に形成するとともに、その頂部に第1のリベットの直径に対して遊びを有し、揺動方向に貫通する第1のリベット用穴を透設し、
    前記ジョイントパイプは、一端部には略平板状のジョイント部を有し、他端部には前記脚部を形成した前記パイプに回動自在に挿入可能な直径を有するパイプ部を有するとともに、揺動方向に貫通する第2のリベット用穴を透設し、
    この第2のリベットの周囲は、揺動方向に位置する対をなす脚部の平行度を保持するためのスペーサで包囲し、
    前記各ジョイントパイプの前記パイプ部を、前記各脚部の頂部からそれぞれ挿入し、
    前記第1のリベット用穴に対して遊びを有する前記第1のリベットにより、前記ブランコ本体の揺動方向に位置する2本の脚部を互いに揺動方向に回動自在となるように離間した状態で連結して2組の対をなす脚部を構成し、
    前記第2のリベット用穴に対して遊びを有する第2のリベットにより、2組の前記対をなす脚部の頂部からそれぞれ挿入されている前記4本のジョイントパイプを一まとめにして揺動方向に直交する方向に位置する脚部が互いに揺動方向に直交する方向に回動自在となるように連結するとともに、前記第2のリベットの周囲を包囲する前記スペーサにより、揺動方向に位置する脚部を互いに離間した状態に位置決めし、
    ブランコの組み立て・折り畳みの際に、前記第2のリベットを回動軸として2組の対をなす脚部が、揺動方向に直交する方向に互いに回動自在になるとともに、前記第1のリベットの両端をそれぞれ回動支点として揺動方向に位置する対をなす脚部が、揺動方向に互いに回動自在となるように前記外枠を形成したこと
    を特徴とする折り畳み式ブランコ。
  2. 揺動方向に直交する方向に位置する各脚部下端部に、それぞれ所定長さ伸縮自在な横脚を取り付けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ブランコ。
  3. 揺動方向に直交する方向に位置する各2本の脚部下端部に、所定範囲内で伸縮自在な横脚を取り付けた脚延長部を挿脱自在に設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ブランコ。
  4. 揺動方向に直交する方向に位置する各2本の脚部下端部に、横脚を取り付けた脚延長部を挿脱自在に設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ブランコ。
  5. 揺動方向に直交する方向に位置する各2本の脚部下端部に、横脚を一体的に形成した脚延長部を挿脱自在に設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ブランコ。
JP16814395A 1995-06-09 1995-06-09 折り畳み式ブランコ Expired - Fee Related JP3696658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16814395A JP3696658B2 (ja) 1995-06-09 1995-06-09 折り畳み式ブランコ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16814395A JP3696658B2 (ja) 1995-06-09 1995-06-09 折り畳み式ブランコ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08336669A JPH08336669A (ja) 1996-12-24
JP3696658B2 true JP3696658B2 (ja) 2005-09-21

Family

ID=15862633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16814395A Expired - Fee Related JP3696658B2 (ja) 1995-06-09 1995-06-09 折り畳み式ブランコ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3696658B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD802076S1 (en) * 2016-01-21 2017-11-07 Hongyan Zhu Swing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD802076S1 (en) * 2016-01-21 2017-11-07 Hongyan Zhu Swing device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08336669A (ja) 1996-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02270673A (ja) 折り畳み式台車
JP3696658B2 (ja) 折り畳み式ブランコ
WO2024078232A1 (zh) 捆式折叠椅架以及具有其的折叠椅
US4103626A (en) Table with foldable legs
JP3841568B2 (ja) 脚折畳みテーブル
RU53864U1 (ru) Складной стул
KR200451980Y1 (ko) 절첩 의자
JPS5911634Y2 (ja) 折りたたみテ−ブルにおける支脚の支持装置
JPH10262738A (ja) 携帯用折り畳みテーブル
US6767027B2 (en) Folding structure for basket support of a stroller
JPS5923554Y2 (ja) 折りたたみテ−ブルにおける支脚の支持装置
KR200286981Y1 (ko) 절첩식 의자
JPS6213664Y2 (ja)
JP3006712U (ja) ベビーサークルのフレーム構造
JP3049135U (ja) 折り畳み式自転車フレーム
JPS5826869Y2 (ja) 四輪車のフレ−ム構造
JP3006393U (ja) クーハン
JP3013082U (ja) 折り畳み椅子
JPH09110102A (ja) 折り畳み式ごみ箱
JP2001299956A (ja) 跳躍台
JP3022373U (ja) 折り畳み椅子
JPS6311986Y2 (ja)
JPH0520203Y2 (ja)
JPS5941710Y2 (ja) テ−ブルにおける支脚の折りたたみ装置
JP2001238733A (ja) 折畳みテーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080708

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees