JPS6213664Y2 - - Google Patents

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JPS6213664Y2
JPS6213664Y2 JP1979079854U JP7985479U JPS6213664Y2 JP S6213664 Y2 JPS6213664 Y2 JP S6213664Y2 JP 1979079854 U JP1979079854 U JP 1979079854U JP 7985479 U JP7985479 U JP 7985479U JP S6213664 Y2 JPS6213664 Y2 JP S6213664Y2
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sides
supporting legs
hood
connecting rods
swing
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は折りたたみ式ぶらんこに関し、特
に、日除け等のために設けられる幌を備える折り
たたみ式ぶらんこに関する。
この種折りたたみ式ぶらんこにおいて、日除け
等のために幌をかぶせた形式のものがある。従
来、この幌を折りたたみ式ぶらんこに取付けるた
めに、別に用意されたものをあとで組立てる形式
のものがある。しかしながら、このいわゆる組立
式のものは、幌を取付ける作業が面倒である。一
方、この面倒さを改良したものとして、ぶらんこ
の折りたたみ動作に連動して開閉できる形式の幌
をもつものも提案されている(たとえば、実開昭
53−60980号公報)。しかしながら、従来のこの連
動式のものは、ぶらんこを折りたたんだときに
は、幌に大きなしわがよるものが多い。この場
合、幌は比較的厚地でかつ剛質のシート体から構
成されているので、しわが伸びにくく、たとえば
出荷段階において折りたたまれていると、これを
開いたとしても、大きなしわが残り、商品価値を
低下させていることがしばしばあつた。
それゆえに、この考案の主たる目的は、しわを
よせることなくぶらんこ本体と連動して折りたた
むことができる幌を備える折りたたみ式ぶらんこ
を提供することである。
この考案は、上端が回動自在に連結され開かれ
た状態で相互に逆V字状に配置される第1および
第2の支脚と、それぞれ両側辺と当該両側辺の各
一方端部を連結する幅方向辺とからなるコ字状に
形成され、それぞれの前記各側辺の各他方端部が
相互に回動自在に連結される第1および第2の連
結棒とを備え、前記第1および第2の支脚の各上
端付近にそれぞれ前記第1および第2の連結棒の
各側辺の各中間部が回り対偶で連結されていて、
前記支脚が開かれたときに前記連結棒が直線状と
なつて前記支脚の開きの最大を規定し、かつ前記
支脚が閉じられたときに前記連結棒が下方に屈曲
して前記支脚の閉動作を許容するように構成され
た折りたたみ式ぶらんこであつて、上述した技術
的課題は、次のように解決される。
すなわち、前記第1および第2の連結棒の各幅
方向辺に対して、当該辺の軸線のまわりに回動可
能にそれぞれ取付けられる第1および第2の幌取
付軸受と、前記第1および第2の幌取付軸受にそ
れぞれ取付けられる第1および第2の幌取付杆
と、前記第1および第2の幌取付杆の各先端部間
を、前記第1および第2の支脚の上端をおおつた
状態で、連結するように取付けられる幌とを備え
る。
さらに、前記幅方向辺と前記幌取付軸受とに
は、互いに当接して、前記各幌取付軸受の、前記
各幅方向辺に対する上方への回動の終端を規定す
る、相互に対をなす第1の当たりおよび第2の当
たりが設けられる。
したがつて、前記支脚が開かれかつ前記連結棒
が直線状となつたときに、前記第1および第2の
当たりが相互に当接して、前記第1および第2の
幌取付杆がそれぞれ下方に回動され、前記幌を緊
張状態に保つ。
以下、図面を参照しながら、この考案を実施例
につき詳細に説明する。
第1図はこの考案の一実施例の全体正面図であ
り、第2図は同じく要部斜視図である。
まず、第1図および第2図を参照して、ここに
示す折りたたみ式ぶらんこの概略的な構成につい
て説明する。図面に示すように、開かれた状態で
は、第1および第2の支脚1,2は逆V字状に配
置され、その各上端は軸受具3によつて相互に回
動自在に連結される。この第1および第2の支脚
1,2の開きの最大を規定するために、第1およ
び第2の連結棒4,5が設けられる。各連結棒
4,5は、両側辺6,7と、この両側辺6,7の
各一方端部を連結する幅方向辺8,9とから成る
コ字状に形成される。そして、それぞれの各側辺
6,7の各他方端部は連結具10を介して相互に
回動自在に連結される。この連結具10は、断面
U字状を成すもので、それによつて側辺6と側辺
7とが直線状に整列した状態(第1図、第2図)
から矢印11方向(第2図)への回動のみを許容
する。この矢印11方向への回動は、この折りた
たみ式ぶらんこを折りたたむときに生じるもので
ある。すなわち、各連結棒4,5は、各両側辺
6,7の各中間部において軸12,13を介して
各支脚1,2の上端付近に回り対偶で連結されて
いるので、両支脚1,2が相互に近づいて折りた
たみ状態を実現するときには、各両側辺6,7は
矢印11方向に回動することになる。
各連結棒4,5の各幅方向辺8,9には、それ
ぞれ、1対の第1および第2の揺動軸受14,1
5が、各幅方向辺8,9の軸線の回りに回動可能
に取付けられる。各揺動軸受14,15には、こ
のぶらんこの揺動部分16が吊下される。揺動部
分16は、それぞれ端部が回り対偶で相互に連結
された第1および第2の吊下棒17,18、第1
および第2の底板19,20によつてその主たる
骨組を構成する。各吊下棒17,18にはそれぞ
れ第1および第2の座席21,22、第1および
第2の背もたれ23,24、ならびに第1および
第2の手摺25,26が取付けられる。なお、こ
れら揺動部分16に含まれる各要素は、このぶら
んこの折りたたみ状態では、第1および第2の吊
下棒17,18が相互に近づき、第1および第2
の底板19,20が上方に屈曲し、第1および第
2の座席21,22ならびに第1および第2の手
摺25,26が上方に回動し、第1および第2の
背もたれ23,24がそれぞれ第1および第2の
吊下棒17,18に近づくことになる。
各連結棒4,5の各幅方向辺8,9には、それ
ぞれ、揺動軸受14,15が設けられた位置の外
側に、それぞれ、第1および第2の幌取付軸受2
7,28が設けられる。この各幌取付軸受27,
28には、コ字状の第1および第2の幌取付杆2
9,30が取付けられる。なお、幅方向辺8,9
から幌取付軸受27,28を介して幌取付杆2
9,30に至る構成については、第3図および第
4図を参照して後述する。幌31は想像線で示さ
れているが、これは第1および第2の幌取付杆2
9,30の各先端部間を、第1および第2の支脚
1,2の上端をおおつた状態で、連結するよう
に、取付けられている。
上述の幌31は、第1図および第2図に示すぶ
らんこの開かれた状態では、幌取付杆29,30
によつて緊張状態に保たれるように構成される。
それは、第3図に示す原理によるものである。第
3図はぶらんこの開いた状態における幌取付杆の
取付状態を示す断面図である。なお、第3図およ
び後述する第4図は、第1の幌取付軸受27のみ
を図示しているが、ここに示される構成は、第2
の幌取付軸受28にも適用されている。幌取付軸
受27は、たとえば絞り加工により形成されるも
のであつて、幅方向辺8に回動自在に取付けられ
ている。幌取付軸受27には、周方向に延びる切
欠32が形成されていて、この切欠32内に幅方
向辺8から突出して設けられたピン33が受入れ
られる。このように構成されたとき、ピン33お
よび切欠32の周方向の端部は、幌取付軸受27
の、幅方向辺8に対する上方への回動の終端を規
定するため、それぞれ相互に対をなす第1および
第2の当たりを形成する。したがつて、ぶらんこ
を開くときには、幅方向辺8は反時計方向に回動
されるものであり、その回動の終端では、ピン3
3が切欠32の端部に当接して幌取付軸受27を
反時計方向に回動させ、応じて幌取付杆29も反
時計方向に回動する。この幌取付杆29の反時計
方向への回動は、幌31をより緊張状態にする回
動の方向である。一方、第2の幌取付杆30にお
いても、同様に、幌31を緊張させる方向に回動
するので、ぶらんこが開かれた状態では、幌31
は緊張状態に保たれる。
ぶらんこを閉じる場合であつても、幌31には
ほとんどしわがよらない。これについて以下に説
明する。第4図はぶらんこの閉じた状態における
幌取付杆の取付状態を示す断面図である。なお、
第1図には、線図によつてぶらんこの閉じられた
状態の要部が概略的に併記されている。第1図に
おいてかつこ書で示された参照番号は、ぶらんこ
の閉じられた状態における各要素を示すものであ
る。まず、ぶらんこの折りたたみ動作が開始され
るとき、連結棒4,5は矢印11(第2図)方向
に回動する。これに応じて、ピン33は切欠32
内を変位し、したがつてピン33と切欠32の端
部との当接状態はなくなる。そして、第1図にお
いて、第1の連結棒4が時計方向に回動し、これ
に応じて第1の幌取付杆29が反時計方向に回動
しながら幌31を垂れ下がつた状態にする。この
折りたたみの最終的な状態が第4図に示されてい
る。一方、同様に、第2の連結棒5が反時計方向
に回動し、応じて第2の幌取付杆30が時計方向
に回動し、幌31を垂れ下がつた状態にする。第
1図に示す幌31の垂れ下がつた状態において、
幌31と他の要素との寸法関係から、幌31の下
端部においてわずかにたるんだ部分が図示されて
いる。しかしながら、このたるみは、決してしわ
となる程度のものではない。
逆にぶらんこの閉じた状態から開いた場合にす
ると、上述の各動作が逆に進行する。そして、開
いた状態では、第3図に示すようなピン33と切
欠32の端部との当接状態が実現され、幌31が
緊張状態に保たれることになる。
第5図は幌取付杆の取付状態の他の例を示す断
面図である。ここに示す例は、第3図および第4
図に示すピン33に代えて、1つの爪34を有す
るラチエツト車35がピン36によつて幅方向辺
8に取付けられるものである。そして、爪34
は、幌取付軸受27に設けられた切欠32内に位
置している。このように構成することによつて、
爪34はピン33の代わりを行なうことができ
る。なお、幅方向辺8と幌取付軸受27とに設け
られる対をなす当たりとしては、その他種々の構
成が可能であろう。
以上のように、この考案によれば、ぶらんこを
折りたたむときに、第1および第2の連結棒は、
それらの連結部分を下方に変位させるように折曲
げられ、それによつて各幅方向辺を上方へ変位さ
せるが、この上方へ変位を補償するように、第1
および第2の幌取付杆がその先端部を下方に変位
させるので、幌はしわをよせることなく単に垂れ
下がつた状態とすることができる。したがつて、
幌にしわが残つたり、それに応じて商品価値が低
下したりすることはない。また、ぶらんこが開か
れた状態では、当たりによつて幌取付杆を強制的
に適宜の方向に回動させるので、幌に常に緊張力
を加えることができる。また、ぶらんこの折りた
たんだ状態において、第1および第2の幌取付杆
は、第1および第2の連結棒の各幅方向辺から下
方に向いた状態にされるので、たとえ前後方向に
長い幌を取付けようとして、各幌取付杆の長さを
長くした場合であつても、このように幌取付杆の
存在が、ぶらんこの折りたたみ状態をかさばらせ
ることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実肢例の全体正面図であ
り、第2図は同じく要部斜視図である。第3図は
ぶらんこの開いた状態における幌取付杆の取付状
態を示す断面図である。第4図はぶらんこの閉じ
た状態における幌取付杆の取付状態を示す断面図
である。第5図は幌取付杆の取付状態の他の例を
示す断面図である。 図において、1,2は第1および第2の支脚、
3は軸受具、4,5は第1および第2の連結棒、
6,7は側辺、8,9は幅方向辺、10は連結
具、12,13は軸、27,28は第1および第
2の幌取付軸受、29,30は第1および第2の
幌取付杆、31は幌、32は切欠、33はピン、
34は爪である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上端が回動自在に連結され開かれた状態で相
    互に逆V字状に配置される第1および第2の支
    脚(1および2)と、 それぞれ両側辺6,7と当該両側辺6,7の
    各一方端部を連結する幅方向辺8,9とからな
    るコ字状に形成され、それぞれの前記各側辺
    6,7の各他方端部が相互に回動自在に連結さ
    れる第1および第2の連結棒(4および5)と
    を備え、 前記第1および第2の支脚(1および2)の
    各上端付近にそれぞれ前記第1および第2の連
    結棒(4および5)の各側辺6,7の各中間部
    が回り対偶12,13で連結されていて、前記
    支脚(1および2)が開かれたときに前記連結
    棒(4および5)が直線状となつて前記支脚
    (1および2)の開きの最大を規定し、かつ前
    記支脚(1および2)が閉じられたときに前記
    連結棒(4および5)が下方に屈曲して前記支
    脚(1および2)の閉動作を許容するように構
    成された折りたたみ式ぶらんこにおいて、 前記第1および第2の連結棒(4および5)
    の各幅方向辺8,9に対して、当該辺の軸線の
    まわりに回動可能にそれぞれ取付けられる第1
    および第2の幌取付軸受(27および28)
    と、 前記第1および第2の幌取付軸受(27およ
    び28)にそれぞれ取付けられる第1および第
    2の幌取付杆(29および30)と、 前記第1および第2の幌取付杆(29および
    30)の各先端部間を、前記第1および第2の
    支脚(1および2)の上端をおおつた状態で、
    連結するように取付けられる幌31とを備え、
    さらに、 前記幅方向辺8,9と前記各幌取付軸受2
    7,28とには、互いに当接して、前記各幌取
    付軸受27,28の、前記各幅方向辺8,9に
    対する上方への回動の終端を規定する、相互に
    対をなす第1の当たり(33または34)およ
    び第2の当たりが設けられた、ことを特徴とす
    る折りたたみ式ぶらんこ。 (2) 前記第1の当たりは前記幅方向辺8,9に突
    出して設けられるピン33である実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の折りたたみ式ぶらん
    こ。 (3) 前記第2の当たりは前記幌取付軸受27,2
    8に設けられた切欠部32の周方向の一端部で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項記載の折りたたみ式ぶらんこ。
JP1979079854U 1979-06-11 1979-06-11 Expired JPS6213664Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55180589U JPS55180589U (ja) 1980-12-25
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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564063Y2 (ja) * 1976-10-25 1981-01-29

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JPS55180589U (ja) 1980-12-25

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