JP3043545U - 折畳式ベッド - Google Patents

折畳式ベッド

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JP3043545U
JP3043545U JP1997004081U JP408197U JP3043545U JP 3043545 U JP3043545 U JP 3043545U JP 1997004081 U JP1997004081 U JP 1997004081U JP 408197 U JP408197 U JP 408197U JP 3043545 U JP3043545 U JP 3043545U
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JP
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bed
frame body
fixed
torsion
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JP1997004081U
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English (en)
Inventor
勲 高梨
Original Assignee
高梨産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外観がコンパクトであり、引張付勢するばね応
力を容易に調節することが可能となる。 【解決手段】 前半枠体2の側部桁材21および後半枠
体3の側部桁材31のそれぞれの端部は中央支持脚4の
上部枢着金具41に枢着されて、折り畳み自在にされ、
前記上部枢着金具41に固定された案内ロッド53、5
4には、ねじりコイルばね51、52が嵌め込まれてい
て、その一方端(図示せず)は案内ロッド53、54に
固定され、他方の腕部55、56の先端57、58は側
部桁材21、31の取付孔に固定してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、折り畳んで片づけることができる折畳式ベッドの改良に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
このような折畳式ベッドとしては、前半枠体と後半枠体とを枢着して組合せて 水平に展開した状態から倒立略V字状に折り畳むことができる折畳式ベッドが知 られている。例えば、登録実用新案公報第3003385号(平成6年19月1 8日発行)には、図2に示すような構造の折畳式ベッドが開示されている。
【0003】 これによれば、ベッド1を構成する前半枠体11と後半枠体12のそれぞれの 側端部は、中央支持脚13の上部枢着金具に枢着され、所定の長さで横方向に展 開される。この場合、前半枠体11の前方端部分には前方脚14が取付けられ、 後方枠体12の後方端部分には後方脚15が取付けられ、この前方脚14、後方 脚15および中央支持脚13の3箇所でベッド1全体を支えて床面に展開、据え 付けられる。
【0004】 次いで、ベッドを使用しないときには、その中央支持脚13を上方に持ち上げ れば、図2の一点鎖線で表示するように、中央支持脚13の枢着金具を頂部にし て前半枠体11と後半枠体12とが側面からみて倒立略V字状に折り畳むことが できる。この場合、ベッド上面におかれていた寝具18は折り畳まれたベッド1 を覆う状態のままで片づけることができる。
【0005】 また、この折り畳み可能なベッド1の前半枠体11と後半枠体12との下側に 、前方コイルスプリング16および後方コイルスプリング17が中央支持脚13 の下端部から前半枠体11と後半枠体12の前方端および後方端との間に引張し た状態で張架してある。そこで、このベッド1を折り畳むときには、この前方コ イルスプリング16および後方コイルスプリング17が折り畳み方向に引張ばね 力を作用させるので、比較的労力を必要とせず簡単に折り畳み操作が行える利点 がある。
【0006】 こようなコイルスプリングを備えた折畳式ベッドでは、図2に示されるように 長さの長いスプリングを使用しているのでコンパクトに構成しにくい。また、ス プリングの張力を調整しようとするときに、その作業が極めて面倒であるという 不具合があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、外観がコンパ クトであり、引張付勢するばね応力を容易に調節することが可能となる折畳式ベ ッドを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決した本考案の折畳式ベッドは、ベッドの長手方向中央部左右 の枢着金具を頂部にして、前半枠体と後半枠体を倒立略V字状に折り畳み自在な 折畳式ベッドであって、その枢着金具に前記前半枠体と後半枠体とを折り畳み方 向に引張付勢可能なねじりばねを配設したことを特徴とするものである。
【0009】 また、本考案は次の各形態の具体化することができる。 (1)前記ねじりばねを左右の枢着金具に各2個を配設した形態。 (2)前記ねじりばねがねじりコイルばねである形態。 (3)前記ねじりばねが、渦巻きばねである形態。 (4)前記ねじりばねはベッドを折り畳んだ状態で引張力がほぼゼロとなるよう 調節されている形態。 (5)前記枢着金具にベッドを展開したときに浮き上がりを防止するためのスト ッパが設けてある形態。 (6)前記ストッパはスライドロッドと突出片とを具備し、このスライドロッド は前記枢着金具を貫通して内部方向に引張状態に支持され、前記突出片はこのス ライドロッドの手元部から内部方向に突出した状態に固定され、ベッドが展開し たときには、前記前半枠体と後半枠体との側部桁材の両先端上面部に前記突出片 が上方から当接して展開姿勢を保持するものである形態。 (7)前記ねじりばねが前記枢着金具に固定ボルトによって固定された案内ロッ ドに嵌合されたねじりコイルばねであって、そのコイルばねの一端は前記案内ロ ッドに固定され、他端は前記前半枠体または後半枠体の側部桁材に設けられた取 付孔に取り付けられるとともに、前記案内ロッドは前記固定ボルトを緩めて固定 角度を変えることにより前記引張力を調節可能にしたものである形態。
【0010】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の折畳式ベッドに係る実施形態を、その要部を示す図1を参照し て説明する。 本考案の折畳式ベッドは、その長手方向中央部左右の枢着金具を頂部にして、 前半枠体2と後半枠体3を倒立略V字状にして折り畳んだり、また水平に展開す ることができる折畳式ベッドであって、図1において、前半枠体2の側部桁材2 1および後半枠体3の側部桁材31のそれぞれの端部は中央支持脚4の上部枢着 金具41に枢着されている構造によって、折り畳み自在にされている。
【0011】 ここで、前半枠体2側には、前記上部枢着金具41に固定ボルト(図示せず) によって固定された案内ロッド53にねじりコイルばね51が嵌め合わされてい て、その一方端(図示せず)は案内ロッド53に固定され、他方の腕部55の先 端57は側部桁材21の取付孔に固定してある。同様に、後半枠体3側には、前 記上部枢着金具41に別の固定ボルト(図示せず)によって固定された他の案内 ロッド54に他のねじりコイルばね52が嵌め合わされていて、その一方端(図 示せず)はその案内ロッド54に固定され、他方の腕部56の先端58は後半枠 体3側の側部桁材31の取付孔に固定してある。
【0012】 このように、ねじりコイルばね51、52は、固定ボルトによって上部枢着金 具41に固定されている案内ロッド53、54に嵌め合わされており、一端は案 内ロッド53、54にそれぞれ固定され、かつ腕部55、56は側部桁材21、 31にそれぞれ固定されているので、この固定ボルトを緩めて案内ロッド53、 54を適宜な角度だけ回動させて位置決めしてから、固定ボルトを締めて固定す ることによって、ねじりコイルばね51、52の引張ばね力を極めて容易に調節 することができるのである。
【0013】 また、使用するねじりばねとしては、図1のようにベッドの左右両側部にそれ ぞれ2個のねじりコイルばね51、52を用いて、合計4個使用するのが最も好 適ではあるが、前半枠体2側または後半枠体3側のいずれか一方に合計2個のね じりばねを使用する形態でも一応の効果を奏する。
【0014】 なお、上記実施形態では、ねじりコイルばね51、52を例示して説明したが 、本考案はこれに限定されるものではなく他のねじりばね、例えば渦巻きばねで あっても、外観をコンパクトに仕上げることができ、ねじりコイルばね同様に、 好適に応用できるのである。
【0015】 また、前記ねじりばねはベッドを折り畳んだ状態で引張力がほぼゼロとなるよ う調節されており、更に前記枢着金具41にはベッドを展開したときに浮き上が りを防止するためのストッパ6が設けてある。このストッパ6は、スライドロッ ド61と突出片62とを具備し、このスライドロッド61は前記枢着金具41を 貫通してコイルばね63により内部方向に引張状態に支持され、前記突出片62 はこのスライドロッド61の手元部から内部方向に突出した状態に固定されて、 ベッドが展開したときには、前記前半枠体2と後半枠体3との側部桁材の両先端 上面部に前記突出片62が上方から当接して浮き上がりを防止し、展開姿勢を保 持するよう構成されている。
【0016】
【考案の効果】
本考案の折畳式ベッドは、以上に説明したように構成されているので、使用す る人の体力に合わせて、折り畳み操作に最適のばね力に簡単に調節することが可 能となり、また外観も体裁よくコンパクトに仕上げることができるという優れた 効果がある。よって本考案は従来の問題点を解消した折畳式ベッドとして、その 実用的価値は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を説明するための要部斜視
図。
【図2】従来の折畳式ベッドの説明図。
【符号の説明】
1 ベッド 2 前半枠体 3 後半枠体 4 中央支持脚 6 ストッパ 21 側部桁材 31 側部桁材 41 上部枢着金具 51、52 ねじりコイルばね 53、54 案内ロッド 55、56 腕部 57、58 端部 61 スライドロッド 62 突出片

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドの長手方向中央部左右の枢着金具を
    頂部にして、前半枠体と後半枠体を倒立略V字状に折り
    畳み自在な折畳式ベッドであって、その枢着金具に前記
    前半枠体と後半枠体とを折り畳み方向に引張付勢可能な
    ねじりばねを配設したことを特徴とする折畳式ベッド。
  2. 【請求項2】前記ねじりばねを前記左右の枢着金具に各
    2個配設した請求項1に記載の折畳式ベッド。
  3. 【請求項3】前記ねじりばねがねじりコイルばねである
    請求項1または2に記載の折畳式ベッド。
  4. 【請求項4】前記ねじりばねが渦巻きばねである請求項
    1または2に記載の折畳式ベッド。
  5. 【請求項5】前記ねじりばねはベッドを折り畳んだ状態
    で引張力がほぼゼロとなるよう調節されている請求項1
    または2または3または4に記載の折畳式ベッド。
  6. 【請求項6】前記枢着金具にベッドを展開したときに浮
    き上がりを防止するためのストッパが設けてある請求項
    1または2または3または4または5に記載の折畳式ベ
    ッド。
  7. 【請求項7】前記ストッパはスライドロッドと突出片と
    を具備し、このスライドロッドは前記枢着金具を貫通し
    て内部方向に引張状態に支持され、前記突出片はこのス
    ライドロッドの手元部から内部方向に突出した状態に固
    定され、ベッドが展開したときには、前記前半枠体と後
    半枠体との側部桁材の両先端上面部に前記突出片が上方
    から当接して展開姿勢を保持するものである請求項6に
    記載の折畳式ベッド。
  8. 【請求項8】前記ねじりばねが前記枢着金具に固定ボル
    トによって固定された案内ロッドに嵌合されたねじりコ
    イルばねであって、そのコイルばねの一端は前記案内ロ
    ッドに固定され、他端は前記前半枠体または後半枠体の
    側部桁材に設けられた取付孔に取り付けられるととも
    に、前記案内ロッドは前記固定ボルトを緩めて固定角度
    を変えることにより前記引張力を調節可能にしたもので
    ある請求項1または2または3または5または6または
    7に記載の折畳式ベッド。
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