JP3814214B2 - 折畳みベッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中間支脚部に一端を取り付けられかつ載置枠に設けた滑車に案内されるひも状体と、弾性材とからなる引張部材を具えることにより、円滑に折畳み可能とした折畳みベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図14に示すように、逆V字状に、例えば布団、その他の寝具sを敷いたまま折畳みし移動可能とする折畳みベッドが知られている。この折畳みベッドは、図13に例示するように、一方、他方の寝具(マット)の半体a1,a2をそれぞれ載置しかつ各一端側に支脚部b1,b2を設けた載置枠を有する第1,2のベッド枠体d1,d2の他端側を、中間支脚部eを具備する継ぎ部材fにより連結したベッド基体gを具える。
【0003】
なお図示例では、前記第1のベッド枠体d1の支脚部b1は載置枠に固着され、第2のベッド枠体d2の支脚部b2は第2の載置枠に傾動可能に枢着される。また各支脚部b1,b2は車輪kを具えた移動脚であり、しかも支脚部b2は移動方向前後に車輪k1,k2を有することにより、各支脚部b1,b2を近づける方向に折り畳むことによって、図14のように折畳みベッドは寝具sとともに逆V字状に折り畳まれる。
【0004】
他方、折畳みベッドは重量体であるために、ベッド及び寝具の重量により常にベッドを水平に展開する力が作用しているために、折畳みのために人力による持上げに際に大きな力を必要とし、かつ展開状態から逆V字状の垂直状態までかかる持ち上げ作業を連続して行わなければならず、老人などの弱力者には折畳み、乃至展開作業に困難を伴う。
【0005】
その補助のために、従来、図13に略示するように、水平展開状態において中間で荷重を支持する支脚となる前記中間支脚部eの下端と、第1,2の載置枠の前記一端側との間に、引きバネなどの引張部材wをそれぞれ介装してベッド枠体d1,d2に引起こしモーメントを生じさせていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来構造の前記引張部材wでは、例えば図11(a)に示すように、前記引きバネによるベッド枠体d1,d2を引き起こすモーメント(以下引起こしモーメントM1という)は、引張部材wのバネ力Tを仮に一定としたとき、前記載置枠の水平な展開状態からの起きあがりの角度をα、引張部材wの水平状態からの傾斜角をβ(下向きを正)とし、かつ載置枠の長さをA、中間支脚部eが垂直状態を保持されるとするとき、概略的に、M1=TAsin (α+β)(αを折畳み角度という)として求めうる。なお引張部材が取り付く中間支脚部eは前記のように垂直に保持されるとし、かつ載置枠の折畳み角度αは水平状態を0度、垂直状態を90度としている。
【0007】
この式から引き起こしモーメントM1を前記折畳み角度αを0〜90゜の角度で求めると、図12の破線M1となり、折畳み角度αが0゜(水平状態)から略35度程度までの間は、前記引起こしモーメントM1はある程度の値が保持されるが、35度付近をこえ、折畳みの垂直状態に近くなるに伴い、引張部材wが載置枠と実質的に平行となることによって、引起こしモーメントM1は徐々に減少して(α+β)が実質的に0゜(α=90゜、β=−90゜)となる折畳み状態では引起こしモーメントM1は0に近づく。
【0008】
勿論、前記のようにベッドには重力が作用し、このベッド折畳みのための負のモーメントは水平な展開状態からの引き上げ初期が最大となり、しかもバネ力Tは一定ではなく、折畳みとともにバネ長さが減少してバネ力が低減する結果、かかる従来のバネ構造では手による負担をある程度改善しうるとはいえ、特に折畳み角度αが大になるに従い、載置枠の手による引き寄せが必要となった。
【0009】
さらにバネによる引起こしモーメントM1が小となる折畳み状態での保持のためには、図14に示すごとく、第1の支脚部b1の車輪kを、折畳み状態において、垂直な第2のベッド枠体d2の載置枠をこえて後方に位置させるなどにより、第1、第2のベッド枠体d1,d2の自由開きを防止する工夫も必要となった。なおこのとき、展開のために車輪k2が第2のベッド枠体d2の載置枠下方を通過するための持ち上げ力が必要となる。
【0010】
さらに従来の折畳みベッドにおいては、引張部材のバネ力などを有効に利用するために、引張部材wを中間支脚部eの下部に取付けている。これにより、特にベッド側面から、引張部材wが視認されやすく美観的に劣る他、清掃に際しても引張部材wが障害物となりやすいなどの解決すべき課題があった。
【0011】
本発明は、載置枠に取付ける滑車を用いてバネ力の作用点を、ベッド枠体の枢着位置に近づけることを基本として、ベッドの折畳みを円滑にしかつ見栄えを向上しうる折畳みベッドの提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項1記載の発明は、寝具を載置する第1の載置枠の一端側に第1の支脚部を設けた第1のベッド枠体、寝具を載置する第2の載置枠の一端側に第2の支脚部を設ける第2のベッド枠体、及び第1の載置枠と第2の載置枠との向き合う他端を、該第1,第2の載置枠が展開される展開状態と、第1,2の支脚部が近づき逆V字状の垂直状態との間で折り畳み展開可能に継ぎかつ中間支脚部を有する継ぎ部材からなるベッド基体を具えるとともに、前記第1の載置枠、又は第2の載置枠に、第1の載置枠の巾方向中央、および第2の載置枠の巾方向中央を連続して貫き、第1の載置枠の一端側と第2の載置枠の一端側との間でのびる仮想線であるベッド中心線Xと同じ方向にのびる補強材を配し、かつこの補強材に、前記ベッド中心線Xの方向に対して直角方向を向く枢支軸によって枢支されるとともに前記中間支脚部から前記一端側に離れて滑車を設け、しかも前記中間支脚部に取付けられかつ前記滑車に案内されるひも状体と、弾性材とからなる引張部材を、前記第1又は第2の載置枠の前記一端側に取付けた引起こし手段を具えることを特徴とする折畳みベッドである。
【0013】
請求項2に係る発明は、前記引起こし手段が、第1、第2の載置枠にともに取り付けられることを特徴とし、かつ請求項3に係る発明は、前記ベッド基体が、前記展開状態で、前記第1の載置枠と第1の支脚部と、若しくは前記第2の載置枠と第2の支脚部との少なくとも一方、又は第1の載置枠と第2の載置枠との少なくとも一方と前記中間支脚部とを、孔状の位置合わせ部に係止金具を挿通することにより回動不可に固定し、第1、第2の載置枠を水平に展開された状態で保持させうる浮上がり防止手段を具えることを特徴とし、かつ請求項4に係る発明は、前記第1、第2の支脚部の少なくとも一方と、その一方側の第1,第2の載置枠と、前記中間支脚部とともに平行クランク機構を形成する連結ロッドを、前記前記第1、第2の支脚部の前記少なくとも一方と、前記中間支脚部との間で連結したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1〜3において、本発明の折畳みベッド1は、第1の載置枠3Aの一端に第1の支脚部4Aを設けた第1のベッド枠体5A、第2の載置枠3Bの一端に第2の支脚部4Bを設ける第2のベッド枠体5B、及び第1の載置枠3Aと第2の載置枠3Bとの向き合う他端を折り畳み可能に継ぎかつ中間支脚部7を有する継ぎ部材8からなるベッド基体9を具えるとともに、前記中間支脚部7に取付けられかつ滑車10に案内される引張部材14を有する引起こし手段11を具備している(なお第1,第2と区別するときにはA,Bを数字末尾に付し、区別する必要のないときは数字末尾のA,Bを省略する)。
【0015】
前記第1,2の載置枠3A,3Bは、パイプ材からなりかつベッド中心線Xと同じ方向にのびる下開放の溝型材からなる補強材21aを配した略矩形の周囲枠21にネット材22を張設することにより、マットの半分である各寝具2A,2Bを載置できる。前記ベッド中心線Xとは、図1、図2に示されるように、第1の載置枠3Aの巾方向中央、および第2の載置枠3Bの巾方向中央を連続して貫き、第1の載置枠3Aの一端S1側と第2の載置枠3Bの一端S1側との間でのびる仮想線をいう。また前記周囲枠21の側枠部21bの前記各一端S1側(支脚部4が取り付けられる側であって、ときに各後側と称する)の近傍に、それぞれ前記第1,2の支脚部4A,4Bを枢着している(なお、ベッド中心線Xの両側方向を左右ということがある)。なお周囲枠21の各後端の後枠部21cには宮状枠21dを立ち上げている。
【0016】
この第1,2の支脚部4A,4Bは、垂直な支柱部24aとその下端で一端S1側にのびかつ先端にキャスタを設けた延長部24bとからなる左右のL字枠を継ぎ材23で連結し、かつ継ぎ材23に他端S2側(前側)に小長さで折れ曲りかつキャスタを具えた補助材25を設けた支柱基体を具える。
【0017】
また前記各支柱部24aの上端には、図4に示すように、該支柱部24aの外側面で取り付く上取付部26と、内側面で取り付く下取付部27とを具える取付金具28が固着される。上取付部26、下取付部27は三角状をなして前記一端S1側、即ち後側に突出しており、上取付部26の突出端で、前記各左右の側枠部21bの内面をピンpを用いて傾動可能に枢着している。
【0018】
また前記第1,2の載置枠3A,3Bの前記他端S2側には図5に示すように、前記側枠部21bを延長し、該載置枠3の他端S2側を通る前枠部21eよりも突出する突出部21fを形成している。またこの各載置枠4の突出部21f,21fは、間隙を隔てて向き合うとともに、前記継ぎ部材8は、本形態では、前記向き合う突出部21f,21fを枢着する両側(左右)の連結金具29、29と、その間を継ぐ結合軸30と、該結合軸30から垂下する前記中間支脚部7とを有する。
【0019】
又、この中間支脚部7は、図1に示すように、両側の支柱部32,32間を、中央で上に折れ曲がる隆起部33を有する脚台枠部34により連結している。なお前記隆起部33は、床面から中間支脚部7の高さの1/3〜2/3倍程度の高さに位置する。
【0020】
図5に示すごとく、前記連結金具29は底片29a両側の側片29b,29bの前後端間で前記突出部21f,21fを枢着し、かつ底片29aには前後端を切欠き、該突出部21f,21fを垂直に下に折り曲げるための切欠き部29a1を前後端に形成している。なお連結金具29はカバー35によって覆うことにより見栄えと安全性とを向上する。
【0021】
さらに本形態では、中間支脚部7の上方(床面から該中間支脚部7の高さの1/2〜3/4程度の高さ)に前後にのび前記第1,2の支脚部4A,4Bの下取付け部27(図4)の突端の透孔37aと同高さに透孔37bを有する取付け金具36を設けている。なお、透孔37a,37bは、それぞれベッド展開状態において、載置枠3と支脚部4との枢支点、及び載置枠3と継ぎ部材8との枢支点のそれぞれ垂直面(前記中心線Xと直交する)内の直下に位置し、しかも透孔37a,37b間を連結ロッド19により連結することにより、第1,2の載置枠3A,3Bにおいて、平行クランク機構を形成している。これにより、図8,9に示すように、中間支脚部7、支脚部4の向きを一定、例えば垂直に保持しつつ折畳みできる。
【0022】
なお、図10に示すように、第1,又は第2の載置枠3A,3Bの一方のみを平行クランク機構とすることができ、他方は例えば図13の第2の載置枠d2,第2の支脚部b2の構造とすることができる。
【0023】
前記引起こし手段11は、図1〜3に略示するように、本形態では第1、第2のベッド枠体5A,5Bにともに設けられている。この引き起こし手段11は、図6(a)に示すように、前記載置枠3の前記補強材21aで固定され、前記他端S2から離れて固定されるとともに、前記ベッド中心線Xの方向に対して直角方向を向く枢支軸を有する軸受け金具の前記枢支軸によって枢支される前記滑車10を具える。なお滑車10は載置枠3の直下、即ち、ベッドの側面から視認され難い高さ位置に設けられ、かつ前記引起こし手段11は、前記中間支脚部7の前記隆起部33に一端が固定されかつ前記滑車10上面に巻掛されるひも状体12と、このひも状体12の他端に結合されるコイルバネ(ゴム体など他の弾性材も利用できる)などの弾性材13とからなる引張部材14を有し、この引張部材14の端部は載置枠3の適所で固定される。
【0024】
なお本形態では、ひも状体12は、図7に示すように、前記隆起部33を貫通してその上下でナット止めされるアイボルト状の取付け金具15で固定ボルトにより固定される。なお種々の方法により取り付けでき、かつ引張部材14が第1,2の載置枠3A,3Bに設けるときは、ルーズとすることもできる。又ひも状体12を、前記取付け金具15の孔を通して1周巻きすることによって固定することもできる。
【0025】
なお滑車10は、前記ひも状体12の一端を、前記隆起部33に取付けることにより該ひも状体12の垂直に対してなす角度θが、展開状態において、ベッドを側面視して30〜60゜、好ましくは40〜55゜程度、本形態では約45゜となるように位置決めしている。またひも状体12は前記滑車10を後方に過ぎた位置で前記弾性材13が結合され、前記ひも状体12及び弾性材13は図6(b)に示すように補強材21aの溝部を通ることにより、視野から隠し、見栄えを高めうる。
【0026】
このような引起こし手段11は、例えば図11(b)に示すように、α、βを図11(a)の場合と同様に設定し、かつ載置枠3の前端と滑車10との間の距離をBとしたとき、引起こしモーメントM2はM2=TBsin (α+β)であり、折畳み角度αが0゜(水平状態)から徐々に増大し、ひも状体12と載置枠3と が実質的に直角となるαが90度となる折畳み状態では、βは0、即ちsin (α+β)が1に近づき、結果的に、図12(定性的に示している。)の実線で示すごとく、折畳み角度が増すに従い引起こしモーメントM2が増加することとなる。
【0027】
なおこのような引張部材14は、第1、第2の載置枠3A,3Bの双方にともに設ける場合の他、一方にのみ設けることもでき、また図10のように、第1、第2の載置枠3A,3Bの一方のみが平行クランク機構をなす場合には、その機構を有する側に配置する。
【0028】
このように滑車10を用いる引起こし手段11においては、作動初期は勿論、折畳み状態においても比較的大きい引起こしモーメントM2を発揮できる。従って、折畳み状態を確実に保持しうるとともに、前記弾性材13の設定を自由化して折畳みの間の人力を低減して円滑な折畳み作業をなしうることとなる。また選択により展開、折畳みの間のバネ伸び量を低下させることも可能となり、バネコストの低減にも役立つ。さらに、弾性材13長さの低減などにより、初期張力の大きなバネの採用も可能となり、ベッド展開状態において、実質的にすでに折畳み力を付与させておくことができる。
【0029】
このためには、本形態においては、図4に示すように、第1の載置枠3Aと第1の支脚部4Aとの枢支部近傍に、第1、第2の載置枠3A,3Bが水平に展開された状態で保持する浮上がり防止手段16を設けている。
【0030】
この浮上がり防止手段16は、前記周囲枠21の側枠部21bと前記取付け金具28の上取付部26とを貫通する挿通部42、及び前記支柱部24aに穿設され展開状態において該挿通部42に同芯となる係止部43からなる孔状の位置合わせ部44、並びに展開状態において該位置合わせ部44を通りうる係止金具45を有し、該係止金具45を挿通することにより、第1、第2の載置枠3A,3Bを水平に展開された状態で保持させうる。なお係止金具45は吊下げ具46を用いて適宜吊下される。
【0031】
なお、浮上がり防止手段16は、載置枠3と支脚部4とを展開状態で拘束するものであれば種々なものが採用でき、かつ前記第1の載置枠3Aと第1の支脚部4Aの他、前記第2の載置枠3Bと第2の支脚部4B、又は第1の載置枠3Aと第2の載置枠3Bとの少なくとも一方と前記中間支脚部7とを回動不可に固定するものなど多種のものを選択できる。このように本発明は種々変形しうる。
【0032】
【発明の効果】
上述したように、請求項1記載の発明では、滑車を載置枠に設けて引張部材により引張する引起こし手段を具えるため、ベッド折畳みのための引起こしモーメントが折り畳み状態で0になるのを防止して、折畳み作業を容易とし取り扱い性を向上できる。
【0033】
また請求項2に係る発明においては、前記引起こし手段を前記第1、第2の載置枠に設けているため、引起こしモーメントの設定を容易とし、さらに折畳み作業性の改善に役立つ。
【0034】
請求項3に係る発明において、展開状態での浮き上がりを防止する浮上がり防止手段を具えるため、引張部材による引起こしモーメントを大とすることができ、折畳み作業に際して人力を低減しうることとなる。
【0035】
請求項4の発明において、載置枠を平行クランク機構として構成することにより、第1、第2の支脚部、中間支脚部の向きを一定としつつ折畳みでき、折畳みに際しての載置枠の移動を円滑にしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態を例示する斜視図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】載置枠と支脚部との取付け状態、及び浮き上がり防止手段を例示する斜視図である。
【図5】載置枠と中間支脚部との枢着状態を例示する斜視図である。
【図6】(a)は滑車の取付け状態を例示する断面図、(b)は補強材を通る弾性材を例示する断面図である。
【図7】ひも状体の取付け状態を例示する断面図である。
【図8】折畳みの途中の状態を例示する側面図である。
【図9】折畳み状態を例示する側面図である。
【図10】他の形態を例示する線図である。
【図11】(a)は従来の折畳みベッドの引張部材を例示する線図、(b)は本発明の引張部材を例示する線図である。
【図12】図11(a)、(b)の引張部材による引起こしモーメントを例示する線図である。
【図13】従来の折畳みベッドを例示する斜視図である。
【図14】その折畳み状態を例示する側面図である。
【符号の説明】
2A,2B 寝具
3 載置枠
3A 第1の載置枠
3B 第2の載置枠
4 支脚部
4A 第1の支脚部
4B 第2の支脚部
5A 第1のベッド枠体
5B 第2のベッド枠体
7 中間支脚部
8 継ぎ部材
9 ベッド基体
10 滑車
11 引起こし手段
12 ひも状体
13 弾性材
14 引張部材
16 浮上がり防止手段
19 連結ロッド

Claims (4)

  1. 寝具を載置する第1の載置枠の一端側に第1の支脚部を設けた第1のベッド枠体、寝具を載置する第2の載置枠の一端側に第2の支脚部を設ける第2のベッド枠体、及び第1の載置枠と第2の載置枠との向き合う他端を、該第1,第2の載置枠が展開される展開状態と、第1,2の支脚部が近づき逆V字状の垂直状態との間で折り畳み展開可能に継ぎかつ中間支脚部を有する継ぎ部材からなるベッド基体を具えるとともに、前記第1の載置枠、又は第2の載置枠に、第1の載置枠の巾方向中央、および第2の載置枠の巾方向中央を連続して貫き、第1の載置枠の一端側と第2の載置枠の一端側との間でのびる仮想線であるベッド中心線Xと同じ方向にのびる補強材を配し、かつこの補強材に、前記ベッド中心線Xの方向に対して直角方向を向く枢支軸によって枢支されるとともに前記中間支脚部から前記一端側に離れて滑車を設け、しかも前記中間支脚部に取付けられかつ前記滑車に案内されるひも状体と、弾性材とからなる引張部材を、前記第1又は第2の載置枠の前記一端側に取付けた引起こし手段を具えることを特徴とする折畳みベッド。
  2. 前記引起こし手段は、第1、第2の載置枠にともに取り付けられることを特徴とする請求項1記載の折畳みベッド。
  3. 前記ベッド基体は、前記展開状態で、前記第1の載置枠と第1の支脚部と、若しくは前記第2の載置枠と第2の支脚部との少なくとも一方、又は第1の載置枠と第2の載置枠との少なくとも一方と前記中間支脚部とを、孔状の位置合わせ部に係止金具を挿通することにより回動不可に固定し、第1、第2の載置枠を水平に展開された状態で保持させうる浮上がり防止手段を具えることを特徴とする請求項1又は2記載の折畳みベッド。
  4. 前記第1、第2の支脚部の少なくとも一方と、その一方側の第1,第2の載置枠と、前記中間支脚部とともに平行クランク機構を形成する連結ロッドを、前記前記第1、第2の支脚部の前記少なくとも一方と、前記中間支脚部との間で連結したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の折畳みベッド。
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