JP2003259941A - 折畳みベッド - Google Patents

折畳みベッド

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JP2003259941A JP2002064072A JP2002064072A JP2003259941A JP 2003259941 A JP2003259941 A JP 2003259941A JP 2002064072 A JP2002064072 A JP 2002064072A JP 2002064072 A JP2002064072 A JP 2002064072A JP 2003259941 A JP2003259941 A JP 2003259941A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間支脚部に一端を取り付けられかつ載置枠
に設けた滑車に案内されるひも状体と、弾性材とからな
る引張部材を具えることにより、円滑に折畳み可能とし
た折畳みベッドを提供する。 【解決手段】 寝具を載置する第1の載置枠の一端側に
第1の支脚部を設けた第1のベッド枠体、寝具を載置す
る第2の載置枠の一端側に第2の支脚部を設ける第2の
ベッド枠体、及び第1の載置枠と第2の載置枠との向き
合う他端を、該第1,第2の載置枠が展開される展開状
態と、第1,2の支脚部が近づき逆V字状の垂直状態と
の間で折り畳み展開可能に継ぎかつ中間支脚部を有する
継ぎ部材からなるベッド基体を具えるとともに、前記第
1の載置枠、又は第2の載置枠に、前記中間支脚部から
前記一端側に離れて滑車を設け、しかも前記中間支脚部
に取付けられかつ前記滑車に案内されるひも状体と、弾
性材とからなる引張部材を、前記第1又は第2の載置枠
の前記一端側に取付けた引起こし手段を具えることを特
徴とする折畳みベッドである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間支脚部に一端
を取り付けられかつ載置枠に設けた滑車に案内されるひ
も状体と、弾性材とからなる引張部材を具えることによ
り、円滑に折畳み可能とした折畳みベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図14に示すように、逆V字状
に、例えば布団、その他の寝具sを敷いたまま折畳みし
移動可能とする折畳みベッドが知られている。この折畳
みベッドは、図13に例示するように、一方、他方の寝
具(マット)の半体a1,a2をそれぞれ載置しかつ各
一端側に支脚部b1,b2を設けた載置枠を有する第
1,2のベッド枠体d1,d2の他端側を、中間支脚部
eを具備する継ぎ部材fにより連結したベッド基体gを
具える。
【0003】なお図示例では、前記第1のベッド枠体d
1の支脚部b1は載置枠に固着され、第2のベッド枠体
d2の支脚部b2は第2の載置枠に傾動可能に枢着され
る。また各支脚部b1,b2は車輪kを具えた移動脚で
あり、しかも支脚部b2は移動方向前後に車輪k1,k
2を有することにより、各支脚部b1,b2を近づける
方向に折り畳むことによって、図14のように折畳みベ
ッドは寝具sとともに逆V字状に折り畳まれる。
【0004】他方、折畳みベッドは重量体であるため
に、ベッド及び寝具の重量により常にベッドを水平に展
開する力が作用しているために、折畳みのために人力に
よる持上げに際に大きな力を必要とし、かつ展開状態か
ら逆V字状の垂直状態までかかる持ち上げ作業を連続し
て行わなければならず、老人などの弱力者には折畳み、
乃至展開作業に困難を伴う。
【0005】その補助のために、従来、図13に略示す
るように、水平展開状態において中間で荷重を支持する
支脚となる前記中間支脚部eの下端と、第1,2の載置
枠の前記一端側との間に、引きバネなどの引張部材wを
それぞれ介装してベッド枠体d1,d2に引起こしモー
メントを生じさせていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の前記引張部材wでは、例えば図11
(a)に示すように、前記引きバネによるベッド枠体d
1,d2を引き起こすモーメント(以下引起こしモーメ
ントM1という)は、引張部材wのバネ力Tを仮に一定
としたとき、前記載置枠の水平な展開状態からの起きあ
がりの角度をα、引張部材wの水平状態からの傾斜角を
β(下向きを正)とし、かつ載置枠の長さをA、中間支
脚部eが垂直状態を保持されるとするとき、概略的に、
M1=TAsin(α+β)(αを折畳み角度という)と
して求めうる。なお引張部材が取り付く中間支脚部eは
前記のように垂直に保持されるとし、かつ載置枠の折畳
み角度αは水平状態を0度、垂直状態を90度としてい
る。
【0007】この式から引き起こしモーメントM1を前
記折畳み角度αを0〜90゜の角度で求めると、図12
の破線M1となり、折畳み角度αが0゜(水平状態)か
ら略35度程度までの間は、前記引起こしモーメントM
1はある程度の値が保持されるが、35度付近をこえ、
折畳みの垂直状態に近くなるに伴い、引張部材wが載置
枠と実質的に平行となることによって、引起こしモーメ
ントM1は徐々に減少して(α+β)が実質的に0゜
(α=90゜、β=−90゜)となる折畳み状態では引
起こしモーメントM1は0に近づく。
【0008】勿論、前記のようにベッドには重力が作用
し、このベッド折畳みのための負のモーメントは水平な
展開状態からの引き上げ初期が最大となり、しかもバネ
力Tは一定ではなく、折畳みとともにバネ長さが減少し
てバネ力が低減する結果、かかる従来のバネ構造では手
による負担をある程度改善しうるとはいえ、特に折畳み
角度αが大になるに従い、載置枠の手による引き寄せが
必要となった。
【0009】さらにバネによる引起こしモーメントM1
が小となる折畳み状態での保持のためには、図14に示
すごとく、第1の支脚部b1の車輪kを、折畳み状態に
おいて、垂直な第2のベッド枠体d2の載置枠をこえて
後方に位置させるなどにより、第1、第2のベッド枠体
d1,d2の自由開きを防止する工夫も必要となった。
なおこのとき、展開のために車輪k2が第2のベッド枠
体d2の載置枠下方を通過するための持ち上げ力が必要
となる。
【0010】さらに従来の折畳みベッドにおいては、引
張部材のバネ力などを有効に利用するために、引張部材
wを中間支脚部eの下部に取付けている。これにより、
特にベッド側面から、引張部材wが視認されやすく美観
的に劣る他、清掃に際しても引張部材wが障害物となり
やすいなどの解決すべき課題があった。
【0011】本発明は、載置枠に取付ける滑車を用いて
バネ力の作用点を、ベッド枠体の枢着位置に近づけるこ
とを基本として、ベッドの折畳みを円滑にしかつ見栄え
を向上しうる折畳みベッドの提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、寝具を載置する第1の載置枠の一端側に第
1の支脚部を設けた第1のベッド枠体、寝具を載置する
第2の載置枠の一端側に第2の支脚部を設ける第2のベ
ッド枠体、及び第1の載置枠と第2の載置枠との向き合
う他端を、該第1,第2の載置枠が展開される展開状態
と、第1,2の支脚部が近づき逆V字状の垂直状態との
間で折り畳み展開可能に継ぎかつ中間支脚部を有する継
ぎ部材からなるベッド基体を具えるとともに、前記第1
の載置枠、又は第2の載置枠に、前記中間支脚部から前
記一端側に離れて滑車を設け、しかも前記中間支脚部に
取付けられかつ前記滑車に案内されるひも状体と、弾性
材とからなる引張部材を、前記第1又は第2の載置枠の
前記一端側に取付けた引起こし手段を具えることを特徴
とする折畳みベッドである。
【0013】請求項2に係る発明は、前記引起こし手段
が、第1、第2の載置枠にともに取り付けられることを
特徴とし、かつ請求項3に係る発明は、前記ベッド基体
が、前記展開状態で、前記第1の載置枠と第1の支脚部
と、若しくは前記第2の載置枠と第2の支脚部との少な
くとも一方、又は第1の載置枠と第2の載置枠との少な
くとも一方と前記中間支脚部とを回動不可に固定しうる
浮上がり防止手段を具えることを特徴とし、かつ請求項
4に係る発明は、前記第1、第2の支脚部の少なくとも
一方と、その一方側の第1,第2の載置枠と、前記中間
支脚部とともに平行クランク機構を形成する連結ロッド
を、前記前記第1、第2の支脚部の前記少なくとも一方
と、前記中間支脚部との間で連結したことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1〜3において、本発明の折畳み
ベッド1は、第1の載置枠3Aの一端に第1の支脚部4
Aを設けた第1のベッド枠体5A、第2の載置枠3Bの
一端に第2の支脚部4Bを設ける第2のベッド枠体5
B、及び第1の載置枠3Aと第2の載置枠3Bとの向き
合う他端を折り畳み可能に継ぎかつ中間支脚部7を有す
る継ぎ部材8からなるベッド基体9を具えるとともに、
前記中間支脚部7に取付けられかつ滑車10に案内され
る引張部材14を有する引起こし手段11を具備してい
る(なお第1,第2と区別するときにはA,Bを数字末
尾に付し、区別する必要のないときは数字末尾のA,B
を省略する)。
【0015】前記第1,2の載置枠3A,3Bは、パイ
プ材からなりかつベッド中心線X方向にのびる下開放の
溝型材からなる補強材21aを配した略矩形の周囲枠2
1にネット材22を張設することにより、マットの半分
である各寝具2A,2Bを載置できる。また前記周囲枠
21の側枠部21bの前記各一端S1側(支脚部4が取
り付けられる側であって、ときに各後側と称する)の近
傍に、それぞれ前記第1,2の支脚部4A,4Bを枢着
している(なお、ベッド中心線Xの両側方向を左右とい
うことがある)。なお周囲枠21の各後端の後枠部21
cには宮状枠21dを立ち上げている。
【0016】この第1,2の支脚部4A,4Bは、垂直
な支柱部24aとその下端で一端S1側にのびかつ先端
にキャスタを設けた延長部24bとからなる左右のL字
枠を継ぎ材23で連結し、かつ継ぎ材23に他端S2側
(前側)に小長さで折れ曲りかつキャスタを具えた補助
材25を設けた支柱基体を具える。
【0017】また前記各支柱部24aの上端には、図4
に示すように、該支柱部24aの外側面で取り付く上取
付部26と、内側面で取り付く下取付部27とを具える
取付金具28が固着される。上取付部26、下取付部2
7は三角状をなして前記一端S1側、即ち後側に突出し
ており、上取付部26の突出端で、前記各左右の側枠部
21bの内面をピンpを用いて傾動可能に枢着してい
る。
【0018】また前記第1,2の載置枠3A,3Bの前
記他端S2側には図5に示すように、前記側枠部21b
を延長し、該載置枠3の他端S2側を通る前枠部21e
よりも突出する突出部21fを形成している。またこの
各載置枠4の突出部21f,21fは、間隙を隔てて向
き合うとともに、前記継ぎ部材8は、本形態では、前記
向き合う突出部21f,21fを枢着する両側(左右)
の連結金具29、29と、その間を継ぐ結合軸30と、
該結合軸30から垂下する前記中間支脚部7とを有す
る。
【0019】又、この中間支脚部7は、図1に示すよう
に、両側の支柱部32,32間を、中央で上に折れ曲が
る隆起部33を有する脚台枠部34により連結してい
る。なお前記隆起部33は、床面から中間支脚部7の高
さの1/3〜2/3倍程度の高さに位置する。
【0020】図5に示すごとく、前記連結金具29は底
片29a両側の側片29b,29bの前後端間で前記突
出部21f,21fを枢着し、かつ底片29aには前後
端を切欠き、該突出部21f,21fを垂直に下に折り
曲げるための切欠き部29a1を前後端に形成してい
る。なお連結金具29はカバー35によって覆うことに
より見栄えと安全性とを向上する。
【0021】さらに本形態では、中間支脚部7の上方
(床面から該中間支脚部7の高さの1/2〜3/4程度
の高さ)に前後にのび前記第1,2の支脚部4A,4B
の下取付け部27(図4)の突端の透孔37aと同高さ
に透孔37bを有する取付け金具36を設けている。な
お、透孔37a,37bは、それぞれベッド展開状態に
おいて、載置枠3と支脚部4との枢支点、及び載置枠3
と継ぎ部材8との枢支点のそれぞれ垂直面(前記中心線
Xと直交する)内の直下に位置し、しかも透孔37a,
37b間を連結ロッド19により連結することにより、
第1,2の載置枠3A,3Bにおいて、平行クランク機
構を形成している。これにより、図8,9に示すよう
に、中間支脚部7、支脚部4の向きを一定、例えば垂直
に保持しつつ折畳みできる。
【0022】なお、図10に示すように、第1,又は第
2の載置枠3A,3Bの一方のみを平行クランク機構と
することができ、他方は例えば図13の第2の載置枠d
2,第2の支脚部b2の構造とすることができる。
【0023】前記引起こし手段11は、図1〜3に略示
するように、本形態では第1、第2のベッド枠体5A,
5Bにともに設けられている。この引き起こし手段11
は、図6(a)に示すように、前記載置枠3の前記補強
材21aで固定され、前記他端S2から離れて固定され
た軸受け金具で枢支される前記滑車10を具える。なお
滑車10は載置枠3の直下、即ち、ベッドの側面から視
認され難い高さ位置に設けられ、かつ前記引起こし手段
11は、前記中間支脚部7の前記隆起部33に一端が固
定されかつ前記滑車10上面に巻掛されるひも状体12
と、このひも状体12の他端に結合されるコイルバネ
(ゴム体など他の弾性材も利用できる)などの弾性材1
3とからなる引張部材14を有し、この引張部材14の
端部は載置枠3の適所で固定される。
【0024】なお本形態では、ひも状体12は、図7に
示すように、前記隆起部33を貫通してその上下でナッ
ト止めされるアイボルト状の取付け金具15で固定ボル
トにより固定される。なお種々の方法により取り付けで
き、かつ引張部材14が第1,2の載置枠3A,3Bに
設けるときは、ルーズとすることもできる。又ひも状体
12を、前記取付け金具15の孔を通して1周巻きする
ことによって固定することもできる。
【0025】なお滑車10は、前記ひも状体12の一端
を、前記隆起部33に取付けることにより該ひも状体1
2の垂直に対してなす角度θが、展開状態において、ベ
ッドを側面視して30〜60゜、好ましくは40〜55
゜程度、本形態では約45゜となるように位置決めして
いる。またひも状体12は前記滑車10を後方に過ぎた
位置で前記弾性材13が結合され、前記ひも状体12及
び弾性材13は図6(b)に示すように補強材21aの
溝部を通ることにより、視野から隠し、見栄えを高めう
る。
【0026】このような引起こし手段11は、例えば図
11(b)に示すように、α、βを図11(a)の場合
と同様に設定し、かつ載置枠3の前端と滑車10との間
の距離をBとしたとき、引起こしモーメントM2はM2
=TBsin (α+β)であり、折畳み角度αが0゜(水
平状態)から徐々に増大し、ひも状体12と載置枠3と
が実質的に直角となるαが90度となる折畳み状態で
は、βは0、即ちsin(α+β)が1に近づき、結果的
に、図12(定性的に示している。)の実線で示すごと
く、折畳み角度が増すに従い引起こしモーメントM2が
増加することとなる。
【0027】なおこのような引張部材14は、第1、第
2の載置枠3A,3Bの双方にともに設ける場合の他、
一方にのみ設けることもでき、また図10のように、第
1、第2の載置枠3A,3Bの一方のみが平行クランク
機構をなす場合には、その機構を有する側に配置する。
【0028】このように滑車10を用いる引起こし手段
11においては、作動初期は勿論、折畳み状態において
も比較的大きい引起こしモーメントM2を発揮できる。
従って、折畳み状態を確実に保持しうるとともに、前記
弾性材13の設定を自由化して折畳みの間の人力を低減
して円滑な折畳み作業をなしうることとなる。また選択
により展開、折畳みの間のバネ伸び量を低下させること
も可能となり、バネコストの低減にも役立つ。さらに、
弾性材13長さの低減などにより、初期張力の大きなバ
ネの採用も可能となり、ベッド展開状態において、実質
的にすでに折畳み力を付与させておくことができる。
【0029】このためには、本形態においては、図4に
示すように、第1の載置枠3Aと第1の支脚部4Aとの
枢支部近傍に、第1、第2の載置枠3A,3Bが水平に
展開された状態で保持する浮上がり防止手段16を設け
ている。
【0030】この浮上がり防止手段16は、前記周囲枠
21の側枠部21bと前記取付け金具28の上取付部2
6とを貫通する挿通部42、及び前記支柱部24aに穿
設され展開状態において該挿通部42に同芯となる係止
部43からなる孔状の位置合わせ部44、並びに展開状
態において該位置合わせ部44を通りうる係止金具45
を有し、該係止金具45を挿通することにより、第1、
第2の載置枠3A,3Bを水平に展開された状態で保持
させうる。なお係止金具45は吊下げ具46を用いて適
宜吊下される。
【0031】なお、浮上がり防止手段16は、載置枠3
と支脚部4とを展開状態で拘束するものであれば種々な
ものが採用でき、かつ前記第1の載置枠3Aと第1の支
脚部4Aの他、前記第2の載置枠3Bと第2の支脚部4
B、又は第1の載置枠3Aと第2の載置枠3Bとの少な
くとも一方と前記中間支脚部7とを回動不可に固定する
ものなど多種のものを選択できる。このように本発明は
種々変形しうる。
【0032】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の発明で
は、滑車を載置枠に設けて引張部材により引張する引起
こし手段を具えるため、ベッド折畳みのための引起こし
モーメントが折り畳み状態で0になるのを防止して、折
畳み作業を容易とし取り扱い性を向上できる。
【0033】また請求項2に係る発明においては、前記
引起こし手段を前記第1、第2の載置枠に設けているた
め、引起こしモーメントの設定を容易とし、さらに折畳
み作業性の改善に役立つ。
【0034】請求項3に係る発明において、展開状態で
の浮き上がりを防止する浮上がり防止手段を具えるた
め、引張部材による引起こしモーメントを大とすること
ができ、折畳み作業に際して人力を低減しうることとな
る。
【0035】請求項4の発明において、載置枠を平行ク
ランク機構として構成することにより、第1、第2の支
脚部、中間支脚部の向きを一定としつつ折畳みでき、折
畳みに際しての載置枠の移動を円滑にしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態を例示する斜視図であ
る。
【図2】その平面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】載置枠と支脚部との取付け状態、及び浮き上が
り防止手段を例示する斜視図である。
【図5】載置枠と中間支脚部との枢着状態を例示する斜
視図である。
【図6】(a)は滑車の取付け状態を例示する断面図、
(b)は補強材を通る弾性材を例示する断面図である。
【図7】ひも状体の取付け状態を例示する断面図であ
る。
【図8】折畳みの途中の状態を例示する側面図である。
【図9】折畳み状態を例示する側面図である。
【図10】他の形態を例示する線図である。
【図11】(a)は従来の折畳みベッドの引張部材を例
示する線図、(b)は本発明の引張部材を例示する線図
である。
【図12】図11(a)、(b)の引張部材による引起
こしモーメントを例示する線図である。
【図13】従来の折畳みベッドを例示する斜視図であ
る。
【図14】その折畳み状態を例示する側面図である。
【符号の説明】
2A,2B 寝具 3 載置枠 3A 第1の載置枠 3B 第2の載置枠 4 支脚部 4A 第1の支脚部 4B 第2の支脚部 5A 第1のベッド枠体 5B 第2のベッド枠体 7 中間支脚部 8 継ぎ部材 9 ベッド基体 10 滑車 11 引起こし手段 12 ひも状体 13 弾性材 14 引張部材 16 浮上がり防止手段 19 連結ロッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寝具を載置する第1の載置枠の一端側に第
    1の支脚部を設けた第1のベッド枠体、寝具を載置する
    第2の載置枠の一端側に第2の支脚部を設ける第2のベ
    ッド枠体、及び第1の載置枠と第2の載置枠との向き合
    う他端を、該第1,第2の載置枠が展開される展開状態
    と、第1,2の支脚部が近づき逆V字状の垂直状態との
    間で折り畳み展開可能に継ぎかつ中間支脚部を有する継
    ぎ部材からなるベッド基体を具えるとともに、 前記第1の載置枠、又は第2の載置枠に、前記中間支脚
    部から前記一端側に離れて滑車を設け、しかも前記中間
    支脚部に取付けられかつ前記滑車に案内されるひも状体
    と、弾性材とからなる引張部材を、前記第1又は第2の
    載置枠の前記一端側に取付けた引起こし手段を具えるこ
    とを特徴とする折畳みベッド。
  2. 【請求項2】前記引起こし手段は、第1、第2の載置枠
    にともに取り付けられることを特徴とする請求項1記載
    の折畳みベッド。
  3. 【請求項3】前記ベッド基体は、前記展開状態で、前記
    第1の載置枠と第1の支脚部と、若しくは前記第2の載
    置枠と第2の支脚部との少なくとも一方、又は第1の載
    置枠と第2の載置枠との少なくとも一方と前記中間支脚
    部とを回動不可に固定しうる浮上がり防止手段を具える
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の折畳みベッド。
  4. 【請求項4】前記第1、第2の支脚部の少なくとも一方
    と、その一方側の第1,第2の載置枠と、前記中間支脚
    部とともに平行クランク機構を形成する連結ロッドを、
    前記前記第1、第2の支脚部の前記少なくとも一方と、
    前記中間支脚部との間で連結したことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の折畳みベッド。
JP2002064072A 2002-03-08 2002-03-08 折畳みベッド Expired - Fee Related JP3814214B2 (ja)

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CN112107182A (zh) * 2020-09-28 2020-12-22 江西万友实业有限公司 一种学生公寓用可折叠便捷床

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