JP3050487U - 折畳み椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 展開後の状態が安定して容易に揺動せず、使
用上安全な折畳み椅子を提供する。 【解決手段】 両座桿（２）の間に可撓性材料からなる
シート座（３）を張設して、該両座桿（２）の前後端に
それぞれ前，後部ジョイント（４，５）を嵌設して椅子
両側の肘掛け（６）を枢設し、且つ各後部ジョイント
（５）を左，右斜め向き対応する挟持溝（５３）を突設
して、該両肘掛け（６）間に展開すれば背凭れでき、或
はシート座（３）向きに折り合わせ得る背凭れ（７）を
組立てると共に、該両座桿（２）下端に互いに筋交い枢
接する両Ｕ字形状レッグ枠（８）を設けて、該両レッグ
枠（８）の上向き延伸する両支脚部（８２）をそれぞれ
第２の枢軸（８４）により肘掛け（６）に枢着させ、更
に両レッグ枠（８）の筋交い接触部位上方にそれぞれ展
開した該両レッグ枠（８）の展開角度を保持するトグル
アーム（９）を架設して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は折畳み椅子に関し、特に構成部材の枢接態様を変えて、構成部材であ るジョイントの挟付溝との組合せで予期しない崩れ落ち現象が生じるのを防止し 、展開後の安定性を向上させた折畳み椅子に関する。

【０００２】

【従来の技術】

図６に示すのは、従来例のディレクターチェアーと呼ばれる折畳み椅子の立体 図で、折畳み椅子１は、互いに平行する両座桿１１、該両座桿１１間に張設され るズック類のシート１２、各座桿１１の前，後端に嵌設されるジョイント１３、 及び４つのジョイント１３下端に設けられて互いに筋交う両Ｕ字型レッグ枠１４ を含み、該両レッグ枠１４は前，後側の互いに交差する部位を枢支軸１４０によ り枢支されて、各レッグ枠１４は該枢支軸１４０によって枢支されたそれぞれ枢 支部位から上へと延伸する支脚部１４１を具え、同一レッグ枠１４の前，後両支 脚部１４１先端は同一側のそれぞれ前，後部ジョイント１３に固定される。これ らジョイント１３はそれぞれ適当な間隔で下向きに延伸する両翼片１３１を具え て、同一側の各ジョイント１３の両翼片１３１に枢支軸１３０によりそれぞれ長 軸状の肘掛け１５の一端を枢支し、左，右両肘掛け１５後端側にそれぞれ枢支軸 １６０により枢着座１６を枢設して、該左，右両枢着座１６にそれぞれ直立桿１ ７を枢接し、該両直立桿１７間に背凭れ部１８を張設する。そして、展開した状 態の下では、該レッグ枠１４の両支脚部１４１上端縁が該肘掛け１５の両下端内 側面に当接して、該両肘掛け１５が両左，右直立桿１７の引っ張りで適当な間隔 に平行保持され、該折畳み椅子１の各桿体が展開した状態を保持して座れる状態 を呈する。

【０００３】 図７，８に示すのは、それぞれ図６の折畳み椅子の折合せ過程表示図および折 畳んだ状態表示図で、該従来の折畳み椅子１を折畳む時は、両側の枢支軸１６０ を支点として左，右両枢着座１６、両直立桿１７及び背凭れ部１８を該肘掛け１ ５に前倒しに重ね合わせ、次に両手で該両肘掛け１５を相対向きに押寄せると、 枢支軸１４０を支点として該両レッグ枠１４を折合わせることができ、しかる後 に、枢支軸１３０を支点として前とは逆方向の外向きに該両肘掛け１５を押圧回 動させて該両レッグ枠１４側辺に畳合せると、折畳み椅子１を図８が示す扁平状 態に折畳んで携帯や収蔵するのが便利になる。また、展開する時は、まず両肘掛 け１５を上向きに回動させてから、該両筋交いのレッグ枠１４を展開させ、更に 直立桿１７及び背凭れ部１８を後向きに直立回動させて、該背凭れ部１８の展開 により全体の展開角度を保持するのである。

【０００４】 上記従来例の折畳み椅子１は、レッグ枠１４を床面に突っ張らせて垂直荷重が かかると、上端側に張設されたシート１２の長さに制限されるまで左右へ開く傾 向が生じて、上記各枠ロッドの組立態様および直立桿１７の支持により、展開後 の角度を保持されるのであるが、展開後の各枠ロッド間に定位手段が欠けている ため、荷重を積載するとシート１２の内外引っ張り作用から各部材間で不安定な 揺動が生じ、同時に折畳み椅子１全体が背凭れ部１８により両肘掛け１５の平行 を保たれていると共に、レッグ枠１４上端により肘掛け１５内側面に当接させて 全体展開状態を保持しているので、該背凭れ部１８がかなり大きい引張り力を長 期に受ける状態の下で、背凭れ部１８が切断する恐れがあって、該背凭れ部１８ が不注意から切断でもすると、レッグ枠１４が当接支承している両肘掛け１５も 直ちに下向きに回動して、折畳み椅子１全体が崩れ落ちる恐れがあり、このよう に、従来の折畳み椅子１の展開した状態は、不安定で容易に揺動する上、安全上 においても危険性を孕んでいる。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の折畳み椅子における問題点に鑑み、本考案は、展開後の状態が安定 して容易に揺動せず、使用上安全な折畳み椅子を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、本考案は、適当な間隔に水平配列されて、それぞれ が前向き開口の前端孔と後向き開口の後端孔を具えた両座桿と、 可撓性材質によって造られて、両側端辺部がそれぞれ上記両座桿に張架される シート座と、 それぞれが各座桿の前端孔に挿着する挿込部及び上記前端孔より露出するヘッ ド部を具えて、各ヘッド部に上向き開口の挿着孔を開設した両前部ジョイントと 、 それぞれが上記各座桿後端の後端孔に挿着する挿込部及び該後端孔から露出す るヘッド部を具えて、各ヘッド部に上向き開口の挿着孔を開設し、各ヘッド部側 辺を更に延伸して斜め開口の挟持溝を形成した両後部ジョイントと、 ともにほぼ逆Ｕ字形状を呈して、それぞれが水平延伸する肘載部及び該肘載部 両端より下向き延伸する両延伸部を具え、該両延伸部下端をそれぞれ同じ側の前 ，後部ジョイントの挿着孔に嵌挿させる両肘掛けと、 両枢着座と左，右両直立桿及び背凭れシートを含んで、該両枢着座がそれぞれ 第１の枢軸により両肘掛けの肘載部後端に枢設されて、上記両直立桿がそれぞれ 上記枢着座に挿着固定して上記背凭れシートを張設するに用いられる背凭れと、 それぞれがＵ字形状を呈して、互いに筋交い枢接され、ともに地面に支承する 支承段部及び該支承段部の前，後端より上向きに延伸する両支脚部を具えて、各 支脚部の上端をそれぞれ第２の枢軸により肘掛けの上記各延伸部側辺に枢接し、 折畳み椅子が完全展開した際に、各後支脚部上端部がそれぞれの対応する上記両 後部ジョイントの挟持溝内に係着する両レッグ枠と、 それぞれ両レッグ枠の支脚部間に架設される両トグルアームと、 を含んで構成される。

【０００７】 そして、上記両レッグ枠の各支脚部上端にそれぞれ軸スリーブを嵌設して、各 軸スリーブの肘掛け向き片側に円柱状の凸起パッドを突設し、該凸起パッドを介 して該軸スリーブと肘掛けとの間を第２の枢軸により枢接するようにすることが 好ましい。

【０００８】 上記のように構成された本考案の折畳み椅子は、展開した時は、前，後両トグ ルアームの突張りにより、両レッグ枠が所定の筋交い角度に保持されて、レッグ 枠と枢接した両肘掛けも直立した状態を呈し、両座桿の間に張設されたシート座 及び背凭れの背凭れシートも人が座れる背凭れる状態に展開すると共に、両レッ グ枠後端の支脚部が丁度左，右両側の後部ジョイントの挟持溝内にそれぞれ係着 するので、展開した折畳み椅子全体を牢固に揺動させずに保持することができる 。また、折畳む時は、まず該両背凭れを前向きにシート座に折り合わせて、次に トグルアームの両関節板の枢接部位をやや上向きに引上げれば、該両肘掛けを内 向きに折り合わせることができ、両レッグ枠後側の支脚部もそれぞれ挟持溝から 離脱して、さらに、両手で該両座桿を握り、且つ該両座桿を寄り合わせると、元 来展開していた両レッグ枠がだんだんと寄り合い、最後に完全に畳合わせた状態 を呈して、シート座底面に固設された両手提バンドにより、該折畳み椅子を手軽 に持上げて容易に持ち運べる。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下、本考案を実施の形態例に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの例 のみに限定されない。 図１，２に示す如く、本考案の折畳み椅子の比較的好ましい実施例は、両座桿 ２、シート座３、両前部ジョイント４、両後部ジョイント５、両肘掛け６、背凭 れ７、両レッグ枠８及びトグルアーム９からなり、 上記両座桿２は、適当な間隔に互いに平行に水平配列されて、各桿体はそれぞ れ開口前向きの前端孔２１と開口後向きの後端孔２２を有する。

【００１０】 上記シート座３は、可撓性材質によって造られて、人が座る座席部３１を具え 、該座席部３１両側にそれぞれ管状挿設部３２を設けて、上記両座桿２を貫挿さ せ、且つ該座席部３１下端両側にそれぞれ手提バンド３３を取付けてある。

【００１１】 上記両前部ジョイント４は、それぞれ座桿２の前端に装設されて、各前部ジョ イント４は座桿２の前端孔２１に挿着する挿込部４１及び該前端孔２１前端より 露出するヘッド部４２を具え、更に該ヘッド部４２に開口上向きの挿着孔４２１ 及び水平向きの定位孔４２２が開設されている。

【００１２】 上記両後部ジョイント５は、それぞれ座桿２の後端に嵌設されて、各後部ジョ イント５は座桿２の後端孔２２に挿着する挿込部５１及び該後端孔２２から露出 するヘッド部５２を具え、該ヘッド部５２は開口上向きの挿着孔５２１及び水平 向きの定位孔５２２が開設されていると共に、各ヘッド部５２の側辺を更に延伸 して斜め開口の挟持溝５３を形成し、左，右両挟持溝５３を互いに相対させる。

【００１３】 上記両肘掛け６は、ともにほぼ逆Ｕ字形状を呈して、水平延伸する肘載部６１ 及び該肘載部６１両端より下向きに延伸する両延伸部６２を具え、そのうちの前 側延伸部６２下端が上記前部ジョイント４の挿着孔４２１に嵌挿して、後側延伸 部６２下端が上記後部ジョイント５の挿着孔５２１に嵌挿し、且つより牢固に安 定挿着させるためそれぞれの定位孔４２２，５２２にねじ６３を螺定して、肘掛 け６の両延伸部６２を上記前，後部ジョイント４，５に固定される。

【００１４】 上記背凭れ７は、両枢着座７１、左，右両直立桿７２及び背凭れシート７３を 含み、そのうち、該両枢着座７１はともに中空管状の連接部７１１及び該連接部 ７１１下端の両側面で延伸する両翼片７１２を具えて、各両翼片７１２はそれぞ れ第１の枢軸７１３により肘掛け６の肘載部６１後端に枢設され、該両直立桿７ ２はそれぞれの対応する枢着座７１の連接部７１１に挿着固定して、該両直立桿 ７２の間に上記背凭れシート７３を張設し、該背凭れシート７３は背中を支承す る背凭れ部７３１及び両側が中空状の各直立桿７２が貫挿する嵌挿部７３２を有 する。

【００１５】 上記両レッグ枠８は、それぞれＵ字形状を呈して、互いに筋交い状に枢設され 、各レッグ枠８は共に地面に支承する支承段部８１及び該支承段部８１の前，後 端より上向きに延伸する両支脚部８２を具えて、各支脚部８２の上端にそれぞれ 軸スリーブ８３を嵌設し、該軸スリーブ８３の肘掛け６向き片側に円柱状の凸起 パッド８３１を突設して、該凸起パッド８３１を介して該軸スリーブ８３と肘掛 け６との間を第２の枢軸８４により枢接し、上記両レッグ枠８の前，後支脚部８ ２の互いに筋交い接触する中段部位をそれぞれ第３の枢軸８５により枢接する。 そして、本考案の折畳み椅子が完全展開した際に、両レッグ枠８のそれぞれ後支 脚部８２の上端部は、それぞれの対応する上記両後部ジョイント５の左，右挟持 溝５３内に係着して固持される。

【００１６】 上記両トグルアーム９は、それぞれ両レッグ枠８の前端両支脚部８２間及び後 端両支脚部８２間における第３の枢軸８５上方に架設されて、各トグルアーム９ はともに両関節板９１，９２と、該両関節板９１，９２の交接部位に枢挿する第 ４の枢軸９３と、一方の関節板９１上端縁から延伸して他方の関節板９２の上端 縁に当接係止させる抵触縁９１１とを含む。

【００１７】 本実施例は展開した状態の下では、前，後側に設置された両トグルアーム９の 突張りにより、互いに筋交う両レッグ枠８を所定の交差角度に保持することがで きて、第２の枢軸８４によりレッグ枠８と枢接した両肘掛け６も直立した状態を 呈し、両座桿２の間に張設されたシート座３及び背凭れ７の背凭れシート７３も 展開して人が座れる背凭れる状態に展開し、展開後は両レッグ枠８後端の支脚部 ８２が丁度左，右両側の後部ジョイント５の挟持溝５３内にそれぞれ係着するこ とから、展開した折畳み椅子全体を牢固に揺動させずに保持することができる。

【００１８】 また、図１，３に示す如く、折畳む時は、まず両第１の枢軸７１３を支点とし て背凭れ７を前向きに折り合わせ、次にトグルアーム９の両関節板９１，９２の 枢接部位をやや上向きに引上げると、第２の枢軸８４を支点として該両肘掛け６ を内向きに折り合わせることができ、この時、両レッグ枠８後側の支脚部８２も それぞれ挟持溝５３から離脱して図３の状態を呈する。

【００１９】 更に、図３，４，５に示すように、該両肘掛け６を内向きに折り合わせた後、 両手で上記両座桿２を握り、且つ第３の枢軸８５を支点として該両座桿２を寄り 合わせると、元来展開していた両レッグ枠８がだんだんと寄り合い、図３の状態 から図４の状態に移り、最後に図５の完全に畳合わせた状態になり、その完全に 折畳んだ折畳み椅子をシート座３底面に固設された両手提バンド３３により、手 軽に持上げて容易に運ぶことができる。

【００２０】 また、設計上、前部ジョイント４に後部ジョイント５の挟持溝５３如きを延設 して、レッグ枠８前後の支脚部８２を抱え挟持させるようにしてもよい。

【００２１】

【考案の効果】

上記のように、本考案は前，後部ジョイントを利用して左，右両肘掛けを両側 の座桿上方に枢接し、且つ第２の枢軸により両レッグ枠上端を肘掛け前，後端に 枢接して、両レッグ枠の筋交い接触部位上方にトグルアームを架設しているので 、折畳み椅子を折り合わせる過程で、まず、トグルアームを上向きに引上げてか ら両肘掛けを内向きに折り合わせることができ、したがって、折畳み椅子が自ら 不当に折り合わせることを防止できると共に、展開した時の両レッグ枠後側の支 脚部がそれぞれの対応する後部ジョイントの挟持溝に係着するので、展開した折 畳み椅子全体の各枠ロッドは動揺させることなく、牢固な安定状態を保持して使 用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案における比較的好ましい実施例の斜視
図。

【図２】 図１の座桿とその他関連部材との対応関係
図。

【図３】 図１において、肘掛けを折畳んだ状態の斜視
図。

【図４】 図３からの折畳み過程を示す側面図。

【図５】 完全に折畳んだ状態の側面図。

【図６】 従来例の折畳み椅子の展開した状態の斜視
図。

【図７】 図６において、折畳み過程を示す斜視図。

【図８】 完全に折畳んだ状態の斜視図。

【符号の説明】

２：座桿 ２１：前端孔 ２２：後端孔 ３：シート座 ４：前部ジョイント ４１：挿込部 ４２：ヘッド部 ４２１：挿着孔 ５：後部ジョイント ５１：挿込部 ５２：ヘッド部 ５２１：挿着孔 ５３：挟持溝 ６：肘掛け ６１：肘載部 ６２：延伸部 ７：背凭れ ７１：枢着座 ７２：直立桿 ７３：背凭れシート ８：レッグ枠 ８１：支承段部 ８２：支脚部 ９：トグルアーム

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 適当な間隔に水平配列されて、それぞれ
   が前向き開口の前端孔と後向き開口の後端孔を具えた両
   座桿と、 可撓性材質によって造られて、両側端辺部がそれぞれ上
   記両座桿に張架されるシート座と、 それぞれが各座桿の前端孔に挿着する挿込部及び上記前
   端孔より露出するヘッド部を具えて、各ヘッド部に上向
   き開口の挿着孔を開設した両前部ジョイントと、 それぞれが上記各座桿後端の後端孔に挿着する挿込部及
   び該後端孔から露出するヘッド部を具えて、各ヘッド部
   に上向き開口の挿着孔を開設し、各ヘッド部側辺を更に
   延伸して斜め開口の挟持溝を形成した両後部ジョイント
   と、 ともにほぼ逆Ｕ字形状を呈して、それぞれが水平延伸す
   る肘載部及び該肘載部両端より下向き延伸する両延伸部
   を具え、該両延伸部下端をそれぞれ同じ側の前，後部ジ
   ョイントの挿着孔に嵌挿させる両肘掛けと、 両枢着座と左，右両直立桿及び背凭れシートを含んで、
   該両枢着座がそれぞれ第１の枢軸により両肘掛けの肘載
   部後端に枢設されて、上記両直立桿がそれぞれ上記枢着
   座に挿着固定して上記背凭れシートを張設するに用いら
   れる背凭れと、 それぞれがＵ字形状を呈して、互いに筋交い枢接され、
   ともに地面に支承する支承段部及び該支承段部の前，後
   端より上向きに延伸する両支脚部を具えて、各支脚部の
   上端をそれぞれ第２の枢軸により肘掛けの上記各延伸部
   側辺に枢接し、折畳み椅子が完全展開した際に、各後支
   脚部上端部がそれぞれの対応する上記両後部ジョイント
   の挟持溝内に係着する両レッグ枠と、 それぞれ両レッグ枠の支脚部間に架設される両トグルア
   ームと、を含んでなる折畳み椅子。
2. 【請求項２】 上記両レッグ枠の各支脚部上端にそれぞ
   れ軸スリーブを嵌設して、各軸スリーブの肘掛け向き片
   側に円柱状の凸起パッドを突設し、該凸起パッドを介し
   て該軸スリーブと肘掛けとの間を第２の枢軸により枢接
   してなる請求項１に記載の折畳み椅子。