JPS5917315A - 折りたたみ式椅子 - Google Patents

折りたたみ式椅子

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JPS5917315A
JPS5917315A JP57127201A JP12720182A JPS5917315A JP S5917315 A JPS5917315 A JP S5917315A JP 57127201 A JP57127201 A JP 57127201A JP 12720182 A JP12720182 A JP 12720182A JP S5917315 A JPS5917315 A JP S5917315A
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seat
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D1/00Children's chairs
    • A47D1/02Foldable chairs
    • A47D1/023Foldable chairs of high chair type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D1/00Children's chairs
    • A47D1/002Children's chairs adjustable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D1/00Children's chairs
    • A47D1/002Children's chairs adjustable
    • A47D1/004Children's chairs adjustable in height

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、折りたたみ式椅子に関し、特に、「ハイチ
ェア」として一般的に呼ばれている子供用椅子に有利に
適用される折りたたみ構造の改良に関する。
「ハイチェア」は、その座席部分が比較的高い位置に形
成され、ここに子供を坐らせることにより、大人用のテ
ーブル等の高さに適合する位置にまで子供を持ち上げる
ことを行なう。したがって、この「ハイチェア」を用い
ることにより、子供は、大人と同じテーブルで食事など
を行なうことが可能となる。
「ハイチェア」は、文字どおり、大きな高さ寸法を有す
るものであり、一般に、その高さ寸法は、水平方向の寸
法に比べて大きい設計とされるのが通常である。
折りたたみ式椅子は、それが不要となったとき、コンパ
クトに収納できる点で有利である。折りたたみ式椅子の
典型的な折りたたみ構造は、たとえば「パイプ椅子」な
どに見られるようなものであり、その折りたたみ後の状
態では、前後方向の寸法が縮められ、比較的薄い板状の
折りたたみ後の形態を与える。このような「パイプ椅子
」に採用されている折りたたみ構造を、「ハイチェア」
にほぼそのまま適用して、この「ハイチェア」を折りた
たみ可能としたものもある。しかしながら、前述したよ
うに、「ハイチェア」は、水平方向寸法に比べて、むし
ろ高さ方向寸法が大きいものであるので、「パイプ椅子
」のように前後方向寸法を縮めるような折りたたみ状態
が得られたとしても、かさばりはそれほど減少させるこ
とができない。すなわち、このような「ハイチェア」に
おいては、その折りたたみ動作は、高さ方向寸法を減少
させる方向に進むことが望まれ、これによってよりコン
パクトな折りたたみ後の状態が得られることになる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、折りたたみ動作
において、高さ方向寸法を充分に減少させ、コンパクト
な折りたたみ後の状態が得られる折りたたみ式椅子を提
供することである。
この発明の他の目的は、折りたたみ操作の簡単な折りた
たみ式椅子を提供することである。
この発明は、要約すれば、次のような構成を含む折りた
たみ式椅子である。すなわち、(a)比較的前方の左右
にそれぞれ位置する1対の前方枢支部および比較的後方
の左右にそれぞれ位置する1対の後方枢支部を有す脚座
;(b)前記脚座の上方に、この脚座とほぼ平行に配置
さる座部を有する座席部分; (c)前記各前方枢支部から上方へ延び各前方枢支部に
よって前後方向に回動可能に設けられる1対の前脚; (d)前記各後方枢支部から上方へ延び各後方枢支部に
よって前後方向に回動可能に設けられ前記前脚より短い
寸法とされる1対の後脚;(e)前記各前脚と前記各後
脚とが互いに寄り合った状態で、前記各後脚の上方端付
近と前記各前脚の中間部とを連結して前脚および後脚の
脚座に対する各角度を固定する着脱自在のロック手段; (f)前記座部の各側部の比較的前方部に一方端が回動
可能に連結され前記各前脚の上方端から下方へ所定の距
離を隔てた位置に他方端が回動可能に連結される1対の
前方連桔棒; (g)前記座部の各側部の比較的後方部に一方端が回動
可能に連結され前記各後脚の上方端に他方端が回動可能
に連結される後方連結棒;および (h)前記各前脚の上方端に一方端が回動可能に連結さ
れ前記各後方連結棒の中間部に他方端が固定的に連結さ
れるアーム; を備えるものである。
この発明によれば、座席部分を脚座に対して連結する手
段が、それぞれ、前脚とこれに回動可能に連結される前
方連結棒、および後脚とこれに回動可能に連結される後
方連結棒というように、折り曲げ可能な構成とされてい
るので、この折り曲げを利用しての折りたたみを行なえ
ば、座席部分と脚座との間隔を折りたたみ後の状態にお
いて小さくすることができ、高さ方向寸法を充分に減少
させることができる。したがって、「ハイチェア」など
のように、脚座から座席部分までの高さが比較的ある椅
子に対して適用すれば、その開いた状態での寸法が大き
い部分での寸法減少を図れるので、より効率的に折りた
たみ状態のコンパクト化を図ることができる。また、こ
のような折りたたみ式椅子に含まれる各要素間の回動可
能な連結は、互いにほぼ平行に並ぶ回動の軸線を有して
いるので、開いた状態から閉じた状態への操作または閉
じた状態から開いた状態への操作は、一方向の動作をも
って連動させることができる。そのため、開いた状態か
ら閉じた状態への、および閉じた状態から開いた状態へ
の各操作に、2以上の操作手順を伴わず、両者とも一連
の動作で達成することができる。
好ましい実施例では、座席部分は、座部のたとえば後方
端から上方へ延び座部に対して回動可能に設けられる背
もたれ部と、背もたれ部の中間部からたとえば前方へ延
び背もたれ部に対して回動可能に設けられる肘掛部とを
備える。そして、後方連結棒の前記一方端は、さらに延
長部を含み、この延長部の先端に肘掛部が回動可能に連
結される。これによって、座席部分における背もたれ部
および肘掛部の折りたたみも、前脚、後脚、前方連結棒
および後方連結棒の折りたたみ動作とともに達成される
。また、ロック手段は、好ましくは、後脚の上方端に回
動可能に連結されかつ下方に開いた係合凹部を有する係
合部材と、前脚に固定的に設けられかつ係合凹部に受け
入れられる係合軸とを含んで構成される。この係合凹部
に係合軸を受け入れられている状態がロック状態に相当
する。
また、剛性のリンクまたはばねなどの手段によって、係
合部材は下方へ垂れ下がらないように保持される。これ
によって、椅子が閉じた状態から開いた状態にされる途
中において、係合部材の姿勢がやや上向きに保持され、
特に係合部材に手を加えることなく、椅子を開いた状態
にしたときには、係合軸がそのまま係合凹部に受け入れ
られる状態にもたらすことができ、ロック操作が簡単に
なる。
なお、この係合部材は、平板状をなし、それによって足
台を兼ねるように構成するのも好ましい。
この発明のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなろう。
第1図はこの発明の一実施例の外観を示す斜視図である
。第2図は第1図の折りたたみ式椅子の右側面図である
。第2A図は第2図の一部を拡大して示す。これらの図
面には、折りたたみ式椅子の開いた状態が示されている
これらの図面に示される折りたたみ式椅子を大きく把握
すれば、地面または床面上に置かれる脚座1と、この脚
座1の上方に配置される座席部分2と、これら脚座1お
よび座席部分2の間を連結する連結部分とを備えている
ということになる。
脚座1は、たとえばU字状に形成された1本のパイプ等
から構成される。もちろん、このt¥ような構成に限ら
ず、複数本のパイプを接合して得たものでも、また板状
のものであってもよい。この脚座1には、その比較的前
方の左右にそれぞれ位置する1対の前方枢支部3と、そ
の比較的後方の左右にそれぞれ位置する1対の後方枢支
部4とが形成される。図示の例では、前方枢支部3は、
脚座1の前方端に固定されたブラケット5に保持された
ビンによって達成され、後方枢支部4、脚座1に直接保
持されたビンによって達成される。
座席部分2は、脚座1とほぼ平行に配置される座部6を
備える。座部6の後方端にはブラケット7が設けられ、
ここを通るピン8によって、背もたれ部9が座部6に対
して前後方向に回動可能に設けられる。背もたれ部の中
間部から前方へ延びて肘掛部10が、ピン11を介して
背もたれ部9に対して回動可能に保持される。
脚座1にある各前方枢支部3には、それぞれ前脚12が
、各前方枢支部3から上方へ延びて、前後方向に回動可
能に設けられる。脚座1の後方枢支部4には、そこから
上方へ延びて、後脚13が前後方向に回動可能に設けら
れる。後脚13は、前脚12より短い寸法とされる。1
対の後脚13間には、X字状に交差する1対の交差棒1
4が連結されてもよい。交差棒14は、補強のために設
けられるものである。
この椅子の開いた状態において、前脚12と後脚13と
が互いに寄り合った状態で、後脚13の上方端付近と前
脚12の中間部とを連結すれば、前脚12および後脚1
3の脚座1に対する各角度が固定される。このことを行
なうために、ロック手段が設けられる。図示の実施例で
は、1対の後脚13の各上方端間に連結されたシャフト
15によって回動可能に保持された足台16が、このロ
ック手段の一部を兼ねる。足台16の下面には、下方に
開いた係合凹部17が形成される。1対の前脚12の各
中間部間には、係合軸18が連結され、係合凹部17に
よって受け入れられる。このように、係合凹部17に係
合軸18が受け入れられたとき、このロック手段のロッ
ク状態が得られる。
第2A図によく示されているように、足台16の各側面
には、シャフト15を中心とする円弧を描く長穴19が
形成される。長穴19には、剛性のリンク20の一方端
の屈曲された折り曲げ部分21が受け入れられる。リン
ク20の他方端において屈曲された折り曲げ部分22は
、たとえば第1図に示されるように、脚座1に回動可能
に保持される。このリンク20は、後述する折りたたみ
動作の過程において、足台16の姿勢を制御するための
ものである。
前脚12の上方端部には、2個のピン23、24が上下
方向に並んで図示されている。このうち、下にあるビン
24を介して、前方連結棒25の下方端が前脚12に対
して回動可能に連結される。
前方)i連結棒25の上方端は、ピン26を介して座6
の側部の比較的前方部に回動可能に連結される。
座部6の側部の比較的後方部には、ピン27が設けられ
、これによって後方連結棒28が回動可能に保持される
。後方連結棒28の下方端には、前述のシャフト15が
通り、これによって、後方連拮棒28は後脚13の上方
端に対しても回動可能に連結される。
後方連結棒28の中間部には、前方に突出するアーム2
9が固定的に設けられる。アーム29の前方端は、前述
の前脚12の上方端と前方連結棒25の下方端との間に
配置され、ここにおいて、前述のピン23によって前脚
12を回動可能に保持する。
上術のアーム29に対する前方連結棒25と後方連結棒
28との位置関係を考察すれば明らかなように、前方連
結棒25の外側面は、後方連結棒28の内側面より内側
に位置している。したがって、後方連結棒28の内側面
と座部6の側面との間には、前方連結棒28の厚さ寸法
を受け入れる程度のすき間が形成されている。このこと
は、後述する折りたたみ状態をよりコンパクトにするよ
うに作用する。そして、この折りたたみ状態において、
ピン27を受け入れ前方連結棒25をより水平状態に近
づけるように前方連結棒25には、切欠30が形成され
ている。
前述した肘掛部10の下面には、ブラケット31が設け
られ、このブラケット31内に、後方連結棒28の上方
への延長部が受け入れられる。そして、ここにおいて、
ピン32によって、肘掛部10が後方連結棒28に対し
て回動可能に連結される。
第1図、第2図および第2A図に示す開いた状 態にある折りたたみ式椅子は、次のようにして、その開
いた状態が維持されている。まず、各前脚12と各後脚
13とが互いに寄り合った状態で、各後脚13の上方端
付近と各前述脚12の中間部とを連結するように、足台
16および係合軸18を含むロック手段が働いているこ
とにより、前脚12および後脚13の脚座位置に対する
各角度が固定される。したがって、前脚12上にあるピ
ン23、24および後脚13上にあるシャフト15は、
それぞれ、固定点となる。したがって、固定点となるピ
ン23とシャフト15とによって保持される後方連結棒
28およびアーム29からなる構造物の姿勢は固定され
る。このことから、後方連結棒28上にあるピン27、
32は固定点となる。
ピン27が固定点であり、前述のようにピン24が固定
点であるので、座部6および前方連結棒25は、ともに
その姿勢が固定される。座部6が固定された姿勢をとる
ことから、ピン8もまた固定点となり、かつ前述のよう
にピン32もまた固定点であるので、背もたれ部9およ
び肘掛部10は、それらの姿勢が固定される。このよう
にして、ロック手段が働いている間は、この椅子に含ま
れる各要素は、それぞれの姿勢を維持し得る。
次に、上述のように説明した開いた状態にある折りたた
み式椅子の閉じるための操作および動作について説明す
る。折りたたみ式椅子を閉じるためには、まずロック手
段のロック作用の解除を行なわなければならない。この
ため、たとえば第2A図に示すように、足台16の前方
端を矢印33方向に持ち上げることを行なう。これによ
って、係合軸18が係合凹部17から外れ、後脚13の
上方端が前脚12から自由に離れ得る状態となる。
なお、係合軸18が係合凹部17から外れ得る程度の足
台16の回動は、リンク20の折り曲げ部分21を受け
入れる長穴19の長手方向の寸法によって許容される。
第3図は第1図の折りたたみ式椅子の折りたたみ途中の
状態の右側面図である。ロックが前述のように解除され
た後の状態において、たとえば背もたれ部9の上端部付
近を前方に押し込めば、第3図のような状態が得られる
。すなわち、背もたれ部9や、前方連結棒25や、後方
連結棒28は、第3図において左上方から右下方へ延び
る姿勢となり、前脚12や、後脚13は、左下方から右
上方へ延びる姿勢となっている。そして、座部6は、脚
座1に近づいてくる。なお、足台16は、リンク20に
よって支えられているので、下方へ垂れ下がることはな
い。
第4図は折りたたみ後の状態の右側面図である。
第5図および第6図は第4図の状態にある折りたたみ式
椅子に含まれる特定の要素の姿勢を図解的に示したもの
である。第3図の折りたたみ途中の状態がさらに進行す
れば、第4図の状態が得られる。すなわち、概略的に言
えば、座部6、背もたれ部9、肘掛部10、前脚12、
後脚13、足台16、前方連結棒25および後方連結棒
28の各要素が、それぞれ脚座1に対してほぼ平行な状
態となって互いに近づきまたは重なり合った状態となる
。第4図の状態から明らかなように、その高さ方向の寸
法は、極端に縮められている。この折りたたみ後の状態
におけるいくつかの特定の要素に着目すれば、まず、前
方連結棒25は、第5図に示すように、座部6と部分的
に重なり、その切欠30にピン27を受け入れている。
また、第4図および第5図から明らかなように、肘掛部
10は背もたれ部9と一部重なり合いながら一直線上に
並び、座部6は、背もたれ部9のすぐ下に位置し、座部
6の一部と重なり合って後方連結棒28が座部6とほぼ
平行に並ぶ。また、前脚12は、脚座1のすぐ上で脚座
1と平行に並び、かつ後方連結棒28と脚座1との間に
位置する。また、第5図と第6図とをともに参照すれば
明らかなように、足台16は、後脚13とほぼ平行に並
ぶとともに、座部6の下方にその一部が位置する。
このような閉じた状態から、再び開いた状態にするには
、たとえば第4図の状態における背もたれ部9の左端す
なわち上方端を持ち上げればよい、これに応じて、第3
図の状態を経由して、第1図および第2図に示すような
開いた状態となる。このような閉じた状態から開いた状
態への途中においても、たとえば第3図に示すように、
リンク20の作用で、足台16は下方に垂れ下がらない
状態に維持される。このことは、閉じた状態から開いた
状態への過程において、足台16が係合軸18を避けて
その上に有利にもたらされることを可能にする。したが
って、たとえば第2図に示すような開いた状態とされた
ときには、足台16の下面に形成された係合凹部17が
係合軸18のすぐ上に位置されることができる。ここで
、係合軸18を係合凹部17に係合させて、ロック状態
を得るためには、足台16を下方へ押し込むだけでよい
。このようにして、再び開いた状態が得られ、その状態
がロックされることにより確実に維持される。
以上述べた実施例では、足台16の垂れ下がりを防止す
るために、剛性のリンク20を用いた。
しかしながら、これに限ることなく、以下に述べるよう
な簡易な手段に代えることもできる。
第7図はこの発明の他の実施例の開いた状態の部分右側
面図であり図解上の便宜のため、一部切欠かれて図示さ
れている。この実施例では、ばね34が用いられる。こ
のばね34は、足台16と後脚13との間に連結される
。ばね34は、後脚13の長さ方向にほぼ整列する方向
に延び、足台16に対して引張り力を与える。
第8図は第7図の折りたたみ式椅子の折りたたみ途中の
状態を示す。第8図から明らかなように、ばね34の作
用により、足台16は、後脚13に対してほぼ一定の角
度に保たれる。したがって、足台16は下方へ垂れ下が
ることはない。
第9図は第7図の折りたたみ式椅子の折りたたみ後の状
態を示す。第9図の状態において、足台16は、椅子の
折りたたみ過程において上方から降りてきた座部6の下
面に当接して、ばね34を引き伸ばした状態で、後脚1
3にほぼ沿った状態で収納される。
この実施例において、閉じた状態から開いた状態になる
場合でも、座部6が足台16に接触しなくなったときに
は、たとえば第8図に示すように、足台16は後脚13
に対してほぼ一定の角度で交差する姿勢となる。そして
、第7図の状態では、係合凹部17と係合軸18との位
置が合い、足台16をそのまま押し込むことにより、係
合軸18の係合凹部17に対する係合が実現される。
以上述べた各実施例においては、足台16が、ロック手
段の一部を構成する係合部材をも兼ねるように構成され
た。しかしながら、足台16は、それ本来の機能を持つ
ものとして、たとえば前脚12から前方へ突出するよう
に取り付けられてもよい。また、このような足台は、必
要に応じて、前脚12に沿って折りたたまれることがで
きるように構成してもよい。そのため、ロック手段の一
部を構成する係合凹部17に相当の係合凹部を有する係
合部材が別の部品として取り付けられていてもよい。
また、前述した各実施例においては、座席部分2の一部
を構成する背もたれ部9および肘掛部10もまた、後方
連結棒28の動作に連動して折りたたまれるように構成
された。しかしながら、これに限ることなく、背もたれ
部9および肘掛部10は、単独で折りたたまれるように
構成してもよい。
このようなこの発明における種々の実施例を考慮したと
き、この発明にとって必須の要素は、次のようにとらえ
ることができる。
第10図はこの発明の必須の要素を図解的に示した線図
である。第10図において、前述した各実施例において
用いた参照番号を、相当の部分に用いている。
すなわち、前方枢支部3と後方枢支部4とを有する脚座
1が第1の必須の要素となる。次に、脚座1の上方に、
この脚座とほぼ平行に配置される座部6が必須の要素と
なる。そして、前方枢支部3から上方へ延びこの前方枢
支部3によって前後方向に回動可能に設けられる前脚1
2、および後方枢支部4から上方へ延びこの後方枢支部
4によって前後方向に回動可能に設けられ前脚12より
短い寸法とされる後脚13が必須である。そして、前脚
12と後脚13とが互いに寄り合った状態で、後脚13
の上方端付近と前脚12の中間部とを連結して前脚12
および後脚13の脚座位置に対する各角度を固定する着
脱自在のロック手段35が必須となる。このロック手段
35は、前述した実施例における足台16、係合凹部1
7および係合軸18などに相当するものである。また、
座部6の比較的前方部にあるピン26などによって一方
端が回動可能に連結され前脚12の上方端から下方へ所
定の距離を隔てた位置にあるピン24などによって他方
端が回動可能に連結された前方連結棒25が必須となる
。また、座部6の比較的後方部にあるビン27などによ
り一方端が回動可能に連結され後脚13の上方端にある
シャフト15などにより他方端が回動可能に連結された
後方連結棒28が必須の要素を構成する。そして、前脚
12の上方端にあるピン23などにより一方端が回動可
能に連結され後方連結棒28の中間部に他方端が固定的
に連結されるアーム29が必須の要件として把握するこ
とができる。
なお、第10図を用いての説明から明らかなように、こ
の明細書中において用いた「前・後」のような方向を示
す言葉は、説明の便宜上のものであり、あくまでも各要
素の相対的な位置関係を容易に理解できるようにするた
めのものであり、必ずしも椅子に坐る人間にとっての前
後とは一致しない場合もあり得ることを指摘しておく。
したがって、たとえば、第10図に示す座部6において
、その左端から立上がって背もたれ部が形成されてもよ
いことを付け加えておく。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の外観を示す斜視図である
。第2図は第1図の折りたたみ式椅子の右側面図である
。第2A図は第2図の一部を拡大して示す。第3図は第
1図の折りたたみ式椅子の折りたたみ途中の状態の右側
面図である。第4図は第1図の折りたたみ式椅子の折り
たたみ後の状態の右側面図である。第5図および第6図
は第4図の状態にある折りたたみ式椅子に含まれる特定
の要素の姿勢を図解的に示した図である。第7図はこの
発明の他の実施例の開いた状態の部分右側面図であり、
一部切欠かれて図示されている。第8図は第7図の折り
たたみ式椅子の折りたたみ途中の状態を示す。第9図は
第7図の折りたたみ式椅了の折りたたみ後の状態にある
折りたたみ式椅子に含まれる特定の要素の姿勢を図解的
に示したものである。第10図はこの発明の必須の要素
を図解的に示した線図である。 図において、1は脚座、2は座席部分、3は前方枢支部
、4は後方枢支部、6は座部、12は前脚、13は後脚
、15はシャフト、16は足台、17は係合凹部、18
は係合軸、23、24、26、27はピン、25は前方
連結棒、28は後方連結棒、29はアーム、35はロッ
ク手段である。 特許出願人 葛西株式会社 代理人 弁理士 深見久郎 (ほか2名)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比較的前方の左右にそれぞれ位置する1対の前方
    枢支部および比較的後方の左右にそれぞれ位置する1対
    の後方枢支部を有する脚座と、前記脚座の上方に、この
    脚座とほぼ平行に配置される座部を有する座席部分と、 前記各前方枢支部から上方に延び各前方枢支部によって
    前後方向に回動可能に設けられる1対の前脚と、 前記各後方枢支部から上方へ延び各後方枢支部によって
    前後方向に回動可能に設けられ前記前脚より短い寸法と
    される1対の後脚と、 前記各前脚と前記各後脚とが互いに寄り合った状態で、
    前記各後脚の上方端付近と前記各前脚の中間部とを連結
    して前脚および後脚の脚座に対する各角度を固定する着
    脱自在のロック手段と、前記座部の各側部の比較的前方
    部に一方端が回動可能に連結され前記各前脚の上方端か
    ら下方へ所定の距離を隔てた位置に他方端が回動可能に
    連結される1対の前方連結棒と、 前記座部の各側部の比較的後方部に一方端が回動可能に
    連結され前記各後脚の上方端に他方端が回動可能に連結
    される後方連結棒と、 前記各前脚の上方端に一方端が回動可能に連結され前記
    各後方連結棒の中間部に他方端が固定的に連結されるア
    ームとを備える、折りたたみ式椅子。
  2. (2)前記座席部分は、前記座部の前後方向での一方端
    から上方へ延びる背もたれ部と、前記背もたれ部の中間
    部から前後方向での他方向へ延びる肘掛部とを備える、
    特許請求の範囲第1項記載の折りたたみ式椅子。
  3. (3)前記背もたれ部は前記座部に対して回動可能に設
    けられ、前記肘掛部は前記背もたれ部に対して回動可能
    に設けられる、特許請求の範囲第2項記載の折りたたみ
    式椅子。
  4. (4)前記後方連桔棒の前記一方端は、さらに延長部を
    含み、この延長部の先端に前記肘部が回動可能に連結さ
    れる、特許請求の範囲第3項記載の折りたたみ式椅子。
  5. (5)前記ロック手段は、前記後脚の上方端に回動可能
    に連結されかつ下方に開いた係合凹部を有する係合部材
    と、前記前脚に固定的に設けられかつ前記係合凹部に受
    け入れられる係合軸とを含む、特許請求の範囲第1項な
    いし第4項のいずれかに記載の折りたたみ式椅子。
  6. (6)前記係合部材を、下方へ垂れ下がらないように保
    持する保持手段を含む、特許請求の範囲第5項記載の折
    りたたみ式椅子。
  7. (7)前記保持手段は、前記係合部材と前記脚座との間
    に連結される剛性のリンクを含む、特許請求の範囲第6
    項記載の折りたたみ式椅子。
  8. (8)前記保持手段は、前記係合部材と前記後脚との間
    に連結されるばねを含む、特許請求の範囲第6項記載の
    折りたたみ式椅子。
  9. (9)前記係合部材は、平板状をなし、それによって足
    台を兼ねる、特許請求の範囲第5項ないし第8項のいず
    れかに記載の折りたたみ式椅子。
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