JPS6312775Y2 - - Google Patents

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JPS6312775Y2
JPS6312775Y2 JP1982199330U JP19933082U JPS6312775Y2 JP S6312775 Y2 JPS6312775 Y2 JP S6312775Y2 JP 1982199330 U JP1982199330 U JP 1982199330U JP 19933082 U JP19933082 U JP 19933082U JP S6312775 Y2 JPS6312775 Y2 JP S6312775Y2
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seat
backrest holding
rods
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Priority to DE19833346489 priority patent/DE3346489A1/de
Priority to CA000444191A priority patent/CA1184841A/en
Priority to IT8324379A priority patent/IT1218359B/it
Priority to ES1983276554U priority patent/ES276554Y/es
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Publication of JPS6312775Y2 publication Critical patent/JPS6312775Y2/ja
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D1/00Children's chairs
    • A47D1/02Foldable chairs
    • A47D1/023Foldable chairs of high chair type

Description

【考案の詳細な説明】 考案の分野 この考案は、折りたたみ式椅子に関し、特に、
たとえば「ハイチエア」として一般的に呼ばれて
いる子供用椅子に有利に適用される折りたたみ構
造の改良に関する。
先行技術の説明 「ハイチエア」は、その座席部分が比較的高い
位置に形成され、ここに子供を坐らせることによ
り、大人用のテーブル等の高さに適合する位置に
まで子供を持ち上げることを行なう。したがつ
て、この「ハイチエア」を用いることにより、子
供は、大人と同じテーブルで食事などを行なうこ
とが可能となる。
「ハイチエア」は、文字通り、大きな高さ寸法
を有するものであり、一般に、その高さ寸法は、
水平方向の寸法に比べて大きい設計とされるのが
通常である。
折りたたみ式椅子は、それが不要となつたと
き、コンパクトに収納できる点で有利である。折
りたたみ式椅子の典型的な折りたたみ構造は、た
とえば「パイプ椅子」などに見られるようなもの
であり、その折りたたみ後の状態では、前後方向
の寸法が縮められ、比較的薄い板状の折りたたみ
後の形態を与える。このような「パイプ椅子」に
採用されている折りたたみ構造を「ハイチエア」
にほぼそのまま適用して、この「ハイチエア」を
折りたたみ可能としたものもある。しかしなが
ら、前述したように、「ハイチエア」は、水平方
向寸法に比べて、むしろ高さ方向寸法が大きいも
のであるので、「パイプ椅子」のように、単に前
後方向寸法を縮めるような折りたたみ状態が得ら
れたとしても、かさばりはそれほど減少させるこ
とができない。すなわち、このような「ハイチエ
ア」においては、その折りたたみ動作は、むしろ
高さ方向寸法を減少させる方向に進むことが望ま
れ、これによつて、よりコンパクトな折りたたみ
後の状態が得られることになる。
考案の目的 それゆえに、この考案の主たる目的は、折りた
たみ動作において、高さ方向寸法を十分に減少さ
せ、コンパクトな折りたたみ後の状態が得られる
折りたたみ式椅子を提供することである。
この考案の他の目的は、折りたたみ操作の簡単
な折りたたみ式椅子を提供することである。
考案の概要 この考案は、要約すれば、次のような構成を含
む折りたたみ式椅子である。すなわち、 (a) 座部および背もたれ部を有する座席部分; (b) 前記座部の各側部の比較的後方に位置する第
1枢支点において回動可能に枢支され、かつ第
1枢支点から上方および下方の双方に所定の長
さだけ延び、その上方部分において背もたれ部
を保持する1対の背もたれ保持棒; (c) 前記各背もたれ保持棒の下方部分の比較的上
部において前方へ突出する1対のブラケツト; (d) 前記各ブラケツト上に位置する第2枢支点に
おいて回動可能に枢支され、かつ前記各背もた
れ保持棒と同一側面上に位置され、前記各背も
たれ保持棒と整列して回動範囲の一方終端が規
定されることによつてこの整列した状態から前
方へのみ回動するように選ばれた1対の前脚; (e) 前記各背もたれ保持棒の下方部分の比較的下
部の側面に対して第3枢支点において回動可能
に枢支される1対の連結プレート; (f) 前記各連結プレートによつてその上端部の側
面が連結され、かつ前記各背もたれ保持棒の後
方であつて各背もたれ保持棒と同一側面上に位
置され、その上端部が各背もたれ保持棒の後面
に当接して回動範囲の一方終端が規定されるこ
とによつて前記各背もたれ保持棒から斜め下方
へ延びる状態から前方へのみ回動するように選
ばれた1対の後脚; (g) 前記各前脚の前記第2枢支点より下方に位置
する第4枢支点と前記座部の各側部の比較的前
方に位置する第5枢支点との間に連結される1
対の座部支持棒;および (h) 前記各前脚と前記各背もたれ保持棒との整列
状態を維持し前記各前脚が前記各背もたれ保持
棒に対して前方へ回動することを選択的に禁止
するロツク手段; を備えるものである。
考案の作用および効果 上述の構成に基づき、ロツク手段が、各前脚と
各背もたれ保持棒とを互いに整列した状態に維持
しているとき、この折りたたみ式椅子の開いた状
態が確立される。この状態において、座部はほぼ
水平状態に保たれ、1対の座部支持棒は、このよ
うな座部の姿勢を保持するのに役立つている。各
前脚は、各背もたれ保持棒と整列した状態で、こ
の折りたたみ式椅子のほぼ中央部分から前下方に
延びている。各後脚は、この折りたたみ式椅子の
ほぼ中央部分から後下方に延びている。
このように開いた状態において、ロツク手段を
解除すれば、各前脚と各背もたれ保持棒との整列
状態を解くことができる。したがつて、第2枢支
点を中心に各前脚が前方へ回動し、この回動が、
ほぼ180度に達したとき、各背もたれ保持棒とほ
ぼ平行な状態にされる。これに応じて、座部支持
棒を介して座部も回動させられ、この座部もまた
背もたれ保持棒とほぼ平行な状態にされる。各後
脚は、第3枢支点を中心に前方へ回動し、この回
動がほぼ180度に達したとき、前脚および背もた
れれ保持棒とほぼ平行な状態にされる。このよう
に、前述の各要素がほぼ平行にされたとき、この
折りたたみ式椅子の閉じた状態が得られる。
開いた状態において折りたたみ式椅子の高さ方
向寸法を決定するのは、実質的に、背もたれ保持
棒の上端から前脚または後脚の各下端までの距離
である。ここで、背もたれ保持棒は、前脚に対し
ては第2枢支点を介して、および後脚に対しては
第3枢支点を介して回動可能に連結されていて、
この回動の結果、背もたれ保持棒と前脚および後
脚とは互いに折り重なるようにもたらされるの
で、閉じた状態においては、長手の各要素の幅方
向寸法の積み重ね分のみが高さ方向寸法を規定す
るものとして現われる。したがつて、高さ方向寸
法を、閉じた状態において、十分に減少させるこ
とができる。また、閉じた状態での水平方向寸法
について言えば、開いた状態での最も長い寸法で
ある背もたれ保持棒の上端から前脚または後脚の
各下端までの距離が、これらの要素の二つ折りに
より、約半分にされるので、この閉じた状態での
水平方向寸法も十分に減少させることができる。
したがつて、「ハイチエア」などのように、高さ
方向寸法が比較的大きい椅子に対してこの考案を
適用すれば、より効率的に閉じた状態のコンパク
ト化を図ることができる。また、座部は、前脚で
はなく、この前脚より開いた状態でさらに上まで
延びる背もたれ保持棒に枢支される。したがつ
て、座部の高さは、前脚の上端部の高さ以上に高
めることができ、「ハイチエア」としてより適し
た構造であると言える。また、このような折りた
たみ式椅子に含まれる各要素間の回動可能な連結
は、互いにほぼ平行に並ぶ回動の軸線を有してい
るので、開いた状態から閉じた状態への操作また
は閉じた状態から開いた状態への操作は、一方向
の動作をもつて連動させることができる。そのた
め、開いた状態から閉じた状態への操作、および
閉じた状態から開いた状態への操作には、2以上
の操作手順を伴わず、両者とも一連の動作で達成
することができる。
さらに、開いた状態において、背もたれ保持棒
と前脚とは、所定の長さにわたつて整列した状態
で延び、また、後脚の上端部は、背もたれ保持棒
の後面に直接当接している。これら整列した状態
ないしは当接した状態は、椅子に荷重がかかれば
かかるほど、強められる。したがつて、椅子の開
いた状態は強固に維持されることができる。
実施例の説明 この考案の上述の目的およびその他の目的、特
徴ならびに作用効果は、以下に図面を参照して行
なう実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
第1図はこの考案の一実施例の外観を示す斜視
図である。第2図は第1図の折りたたみ式椅子の
右側面図である。第3図はロツク手段が設けられ
た部分を拡大して示す。これらの図面には、折り
たたみ式椅子の開いた状態が示されている。
この折りたたみ式椅子の座席部分1には、座部
2、背もたれ部3および1対の肘掛け4を備えて
いる。座部2の各側部の比較的後方に位置する枢
支ピン5によつて、1対の背もたれ保持棒6が回
動可能に枢支される。この背もたれ保持棒6は、
枢支ピン5の位置から上方および下方の双方に所
定の長さだけ延びるものである。背もたれ保持棒
6の上方部分おいて、背もたれ部3が保持され
る。また、背もたれ保持棒6の上方部分に位置す
る枢支ピン7を介して肘掛け4が回動可能に枢支
される。肘掛け4は、枢支ピン7から前方へ延
び、この肘掛け4の前方部分は、枢支ピン8を介
して肘掛け支持棒9の上端と回動可能に連結され
る。肘掛け支持棒9の下端は、座部2の各側部の
比較的前方に位置する枢支ピン10を介して座部
2と回動可能に連結される。なお、肘掛け4は下
方に向く開口を有する容器状になつており、肘掛
け支持棒9の上端はこの肘掛け4内に受入れられ
ている。第2図によく示されるように、座部2、
背もたれ保持棒6、肘掛け4および肘掛け支持棒
9は、ほぼ平行四辺形のリンクを形成している。
背もたれ保持棒6の下方部分の比較的上部に
は、ブラケツト11が、固定ピン12によつて取
付けられる。ブラケツト11には、枢支ピン13
が設けられ、これによつて前脚14が回動可能に
枢支される。1対の前脚14は、各背もたれ保持
棒6の前方であつて各背もたれ保持棒6と同一側
面上に位置される。これによつて、各前脚14と
各背もたれ保持棒6とが互いに当接する状態が得
られ、このことが、前脚14の回動範囲の一方終
端を規定する。すなわち、各前脚14は、各背も
たれ保持棒6と整列した状態から前方へのみ回動
するように選ばれている。
各背もたれ保持棒6の下方部分の比較的下部に
位置する枢支ピン15を介して、1対の後脚16
が回動可能に枢支される。この枢支部分をより詳
細に見れば、各後脚16は、その上端部の側面か
ら延びる連結プレート17を有している。そし
て、実際には、この連結プレート17を、枢支ピ
ン15が通る。このような連結状態によれば、各
後脚16は、各背もたれ保持棒6の後方であつて
各背もたれ保持棒6と同一側面上に位置される。
そして、各後脚16の上端部18が各背もたれ保
持棒6の後面に当接する状態が得られ、このこと
が後脚16の回動範囲の一方終端を規定する。す
なわち、1対の後脚16は、各背もたれ保持棒6
から斜め下方へ延びる状態から前方へのみ回動す
るように選ばれている。
各前脚14の枢支ピン13より下方に位置する
枢支ピン19によつて、1対の座部支持棒20の
各下端が回動可能に連結される。各座部支持棒2
0の上端は、座部2の各側部の比較的前方におい
て回動可能に枢支される。この目的のために、た
とえば、前述の枢支ピン10が、座部支持棒20
を枢支するためのピンを兼ねる。座部2の下面に
は、座部支持棒20の上端部を受入れる開口が形
成されており、その受入れ状態において、枢支ピ
ン10が座部支持棒20の上端部を通る。
各前脚14と各背もたれ保持棒6との整列状態
を維持するために、ロツク手段が設けられる。第
1図および第3図に示されるように、ロツク手段
は、係合具21と係合ピン22との組合わせから
なる。係合具21は、前述の枢支ピン15を利用
して背もたれ保持棒6の下端部に回動可能に取付
けられる。係合ピン22は、前脚14側に設けら
れる。なお、第2図には、係合具21の図示が省
略されている。係合具21には、係合ピン22を
受入れる凹部23が設けられる。また、第3図に
示されるように、係合具21の操作を容易にする
ため、係合具21には、第3図に紙面から手前方
向に突出する操作片24が設けられてもよい。こ
の係合具21と係合ピン22とが設けられる位置
は逆にされてもよい。
各前脚14の中間部と、各後脚16の中間部と
を連結するように、1対の脚連結棒25が設けら
れる。各脚連結棒25の前方端は、枢支ピン26
によつて前脚14に回動可能に連結される。各脚
連結棒25の後方端は、横棒27を枢支軸として
後脚16に回動可能に連結される。横棒27は、
1対の後脚16の間を連結するように設けられ
る。この横棒27は1対の後脚16間の距離を一
定に保ち、後脚16の補強を行なうとともに、左
右の後脚16が折りたたみ動作において同時に回
動されることを助ける。1対の脚連結棒25の各
前方端間を連結して、足台28が設けられる。足
台28は、前述の枢支ピンン26と、この枢支ピ
ン26より脚連列棒25のさらに前方にある固定
ピン29とによつて、1対の脚連結棒25と固定
的に取付けられる。この足台28は、左右の前脚
14間の距離を一定に保ち、左右の前脚14が折
りたたみ動作中において同時に回動することを助
ける。もちろん、この足台28は、座席部分1に
坐つている子供などの足を載せる台となるもので
ある。
次に、この折りたたみ式椅子の開閉操作および
開閉動作について説明する。
第1図および第2図に示す開いた状態におい
て、背もたれ保持棒6と前脚14とは、係合具2
1が係合ピン22に係合していることによつて、
その整列状態が維持され、前脚14が背もたれ保
持棒6に対して前方に回動することが禁止されて
いる。また、後脚16は、その上端部18が背も
たれ保持棒6の後面に当接していることで、枢支
ピン15を中心として後方へ回動することが禁止
されている。これによつて、各前脚14と各後脚
16との開き角度が固定されることになる。な
お、好ましい実施例では、1対の脚連結棒25が
設けられているので、これもまた、前脚14と後
脚16との開き角度を固定するのに役立つてい
る。座部2は、座部支持棒20によつて、そのほ
ぼ水平状態が維持された状態で固定されている。
また、肘掛け4も、肘掛け支持棒9によつて、ほ
ぼ水平状態に保たれて固定されている。
上述のような開いた状態から閉じた状態にする
には、まず、係合具21を操作して、係合ピン2
2から外すことが行なわれる。これに応じて、背
もたれ保持棒6と前脚14との整列状態を解くこ
とが可能となる。以下、閉じる動作は、第4図お
よび第5図に示す姿勢を経て、最終的に第6図に
示すような閉じた状態が得られる。
第4図を参照して、たとえば、前脚14の下端
を宙に浮かせながら、背もたれ保持棒6に持ち上
げる方向の力を加えれば、枢支ピン13を中心と
する回動が生じ、背もたれ保持棒6と前脚14と
の整列状態が解かれ、逆に、背もたれ保持棒6と
後脚16とがほぼ整列する状態となる。また、前
脚14の回動に伴つて、座部支持棒20を介し
て、座部2が枢支ピン5を中心に時計方向にわず
かに回動し、同じく、肘掛け4が、肘掛け支持棒
9を介して枢支ピン7を中心に時計方向に回動す
る。
第5図を参照して、背もたれ保持棒6と後脚1
6との屈曲方向が、第2図の場合とは逆にされ
る。すなわち、第4図の状態を通り過ぎたとき、
今度は、背もたれ保持棒6に下方向の力を加えれ
ばよい。なお、この力は、重力が自然に与えるこ
とになるので、特に人間が積極的に加える必要は
ない。第5図の状態において、前脚14、座部2
および肘掛け4の回動がさらに進む。
上述の回動が進んで、最終的には、第6図の状
態となる。この第6図に示す閉じた状態におい
て、背もたれ保持棒6、肘掛け4、肘掛け支持棒
9、座部2、前脚14、および後脚16は、互い
にほぼ平行な状態となる。すなわち、高さ方向寸
法は、極めて減少されている。そして、水平方向
寸法も、開いた状態でこの折りたたみ式椅子の高
さ寸法を決定する前脚14から背もたれ保持棒6
へ至る距離または後脚16から背もたれ保持棒6
へ至る距離が、それぞれ、約半分にされているの
で、水平方向寸法も減少されている。
なお、第4図ないし第6図においては、ロツク
手段としての係合具21や係合ピン22の図示は
全く省略されている。
第6図の閉じた状態から、第2図の開いた状態
にするには、前述の動作を逆に行なえばよい。す
なわち、たとえば、背もたれ保持棒6の上端を持
ち上げれば、第5図の状態となり、さらにこれが
進めば第4図の状態となり、この状態で、背もた
れ保持棒6の下端を前脚14の方へ近付ける力を
加えれば、第2図の状態となる。ここで、係合具
21を操作して、係合ピン22に係合させれば、
この開いた状態がロツクされる。
以上、この考案の好ましい実施例について説明
したが、この考案の範囲を逸脱することなく、他
の実施例も可能である。
たとえば、前脚14の背もたれ保持棒6に対す
る回動範囲の一方終端を規定するためには、前脚
14が背もたれ保持棒6に直接当接するように構
成するほか、これらのいずれか一方の部材にいず
れか他方が当接するような突起等を設けてもよ
い。このことは、後脚16と背もたれ保持棒6と
の間にも言えることである。
また、この考案において、肘掛け4は必須のも
のではない。そのため、肘掛け4および肘掛け支
持棒9のない実施例も可能である。
また、足台28は特に必要でなく、前述の1対
の枢支ピン26が、たとえば横棒27のような1
本のシヤフトによつて構成されてもよい。また、
このような足台28やシヤフトが全く設けられな
い実施例も可能である。同様に、1対の後脚16
間を連結する横棒27を全く含まない実施例も可
能である。
さらに、1対の脚連結棒25は、前脚14と後
脚16とを折りたたみ動作において連動させるの
に好都合であるが、特に設けられていなくても、
折りたたみ式椅子としての機能は十分果たされ
る。すなわち、開いた状態でこの折りたたみ式椅
子を持ち上げたとき、後脚16が下方へ垂れ下が
ることになるかもしれないが、少なくとも使用状
態においては、このことは全く問題とならない。
さらに、ロツク手段としては、前述の係合具2
1と係合ピン22との組合わせのほか、種々の変
形例が考えられる。たとえば、ロツク手段の機能
を考慮すれば、前脚と背もたれ保持棒との整列状
態を維持できればよいことになるので、背もたれ
保持棒と前脚とが重なり合つている部分に嵌まり
込むリング状部材に代えることもでき、このリン
グ状部材が前脚または背もたれ保持棒上でスライ
ドするように構成されていればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の外観を示す斜視
図である。第2図は第1図の折りたたみ式椅子の
右側面図である。第3図はロツク手段が設けられ
た部分を拡大して示す。第4図および第5図は、
第1図および第2図に示す折りたたみ式椅子の折
りたたみ途中の状態を示す右側面図である。第6
図は第1図および第2図に示す折りたたみ式椅子
の折りたたみ後の状態を示す右側面図である。 図において、1は座席部分、2は座部、3は背
もたれ部、5は第1枢支点としての枢支ピン、6
は背もたれ保持棒、10は第5枢支点としての枢
支ピン、13は第2枢支点としての枢支ピン、1
4は前脚、15は第3枢支点としての枢支ピン、
16は後脚、19は第4枢支点としての枢支ピ
ン、20は座部支持棒、21は係合具、22は係
合ピンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 座部2および背もたれ部3を有する座席部分
    1と、 前記座部2の各側部の比較的後方に位置する
    第1枢支点5において回動可能に枢支され、か
    つ第1枢支点5から上方および下方の双方に所
    定の長さだけ延び、その上方部分において前記
    背もたれ部3を保持する1対の背もたれ保持棒
    6と、 前記各背もたれ保持棒6の下方部分の比較的
    上部において前方へ突出する1対のブラケツト
    11と、 前記各ブラケツト11上に位置する第2枢支
    点13において回動可能に枢支され、かつ前記
    各背もたれ保持棒6と同一側面上に位置され、
    前記各背もたれ保持棒6と整列して回動範囲の
    一方終端が規定されることによつてこの整列し
    た状態から前方へのみ回動するように選ばれた
    1対の前脚14と、 前記各背もたれ保持棒6の下方部分の比較的
    下部の側面に対して第3枢支点15において回
    動可能に枢支される1対の連結プレート17
    と、 前記各連結プレート17によつてその上端部
    の側面が連結され、かつ前記各背もたれ保持棒
    6の後方であつて各背もたれ保持棒6と同一側
    面上に位置され、その上端部が各背もたれ保持
    棒6の後面に当接して回動範囲の一方終端が規
    定されることによつて前記各背もたれ保持棒6
    から斜め下方へ延びる状態から前方へのみ回動
    するように選ばれた1対の後脚16と、 前記各前脚14の第2枢支点13より下方に
    位置する第4枢支点19と前記座部2の各側部
    の比較的前方に位置する第5枢支点10との間
    に連結される1対の座部支持棒20と、 前記各前脚14と前記各背もたれ保持棒6と
    の整列状態を維持し前記各前脚14が前記各背
    もたれ保持棒6に対して前方へ回動することを
    選択的に禁止するロツク手段21,22とを備
    える、折りたたみ式椅子。 (2) 前記座席部分1は、前記各背もたれ保持棒6
    の上方部分において回動可能に枢支されかつ前
    方へ延びる1対の肘掛け4と、この各肘掛け4
    の前方部分と前記座部2の各側部の前方部分と
    の間に連結される1対の肘掛け支持棒9とを、
    さらに備える、実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の折りたたみ式椅子。 (3) 前記ロツク手段は、係合具21とこの係合具
    21に係合する係合ピン22とからなり、 前記係合具21は、前記背もたれ保持棒6の
    下方部分または前記各前脚14のいずれか一方
    に回動可能に取付けられ、かつ、前記係合ピン
    22は、いずれか他方に設けられる、実用新案
    登録請求の範囲第1項または第2項記載の折り
    たたみ式椅子。 (4) 前記各前脚14の中間部において前方端が、
    および前記各後脚16の中間部において後方端
    が、それぞれ回動可能に連結される、1対の脚
    連結棒25を備える、実用新案登録請求の範囲
    第1項ないし第3項のいずれかに記載の折りた
    たみ式椅子。 (5) 前記1対の脚連結棒25の各前方端間を連結
    して、足台28が設けられる、実用新案登録請
    求の範囲第4項記載の折りたたみ式椅子。 (6) 前記1対の脚連結棒25の各後方端間を連結
    して、横棒27が設けられる、実用新案登録請
    求の範囲第4項または第5項記載の折りたたみ
    式椅子。
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