JP3087852B1 - 足置付き折り畳み椅子 - Google Patents
足置付き折り畳み椅子Info
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- JP3087852B1 JP3087852B1 JP11257916A JP25791699A JP3087852B1 JP 3087852 B1 JP3087852 B1 JP 3087852B1 JP 11257916 A JP11257916 A JP 11257916A JP 25791699 A JP25791699 A JP 25791699A JP 3087852 B1 JP3087852 B1 JP 3087852B1
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- leg
- footrest
- chair
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C4/00—Foldable, collapsible or dismountable chairs
- A47C4/28—Folding chairs with flexible coverings for the seat or back elements
- A47C4/283—Folding chairs with flexible coverings for the seat or back elements foldable side to side only
Landscapes
- Special Chairs (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】従来、キャンプ用のテーブルを子供が使用する
場合、大人用の折畳み椅子に子供を座らせていたが、椅
子の座面は布地を張設しただけであり、足を地面に着け
ないと安定した着座姿勢を採ることができないため、前
方に足置き用の箱や台を置いていた。 【解決手段】椅子幅方向へ折畳む構成の折り畳み椅子に
おいて、側脇枠体(1)の前位脚足(12a)の下部の
所定高さ位置に棒状の足置(5)を架け渡し状に配置
し、該足置はその一端側を脚足(12)に回動自在に軸
支し、かつ他端部を対向脚足で受け支持すると共に、そ
の中程において座面枠体(2)の平行杆(21a)で吊
支持する。あるいは側脇枠体の前位脚足の下部付近に棒
状の足置(6)を架設状に配置し、該足置は、その両端
を前位脚足(12a)の下部の所定高さ位置で軸支する
と共に、折畳みに従ってその略中央部が上方へ中折れす
る構成とする。
場合、大人用の折畳み椅子に子供を座らせていたが、椅
子の座面は布地を張設しただけであり、足を地面に着け
ないと安定した着座姿勢を採ることができないため、前
方に足置き用の箱や台を置いていた。 【解決手段】椅子幅方向へ折畳む構成の折り畳み椅子に
おいて、側脇枠体(1)の前位脚足(12a)の下部の
所定高さ位置に棒状の足置(5)を架け渡し状に配置
し、該足置はその一端側を脚足(12)に回動自在に軸
支し、かつ他端部を対向脚足で受け支持すると共に、そ
の中程において座面枠体(2)の平行杆(21a)で吊
支持する。あるいは側脇枠体の前位脚足の下部付近に棒
状の足置(6)を架設状に配置し、該足置は、その両端
を前位脚足(12a)の下部の所定高さ位置で軸支する
と共に、折畳みに従ってその略中央部が上方へ中折れす
る構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャンプやレジャ
ー等に用いられる折り畳み携帯性を備えた折り畳み椅子
の技術分野に属し、特に、子供用の足置を備えた足置付
き折り畳み椅子に関する。
ー等に用いられる折り畳み携帯性を備えた折り畳み椅子
の技術分野に属し、特に、子供用の足置を備えた足置付
き折り畳み椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】キャンプ等用の折り畳み椅子としては、
従来から種々のものが提案されてきたが、最近の国内に
おけるいわゆるアウトドア指向の高まりを受け、使いや
すさを追求したもの等が数多く提案されていた。これら
椅子の座面は布地を張設しただけのものであり、足を地
面に着けることで安定した着座姿勢を採るものであっ
た。そのため、近年は子供用の折畳み椅子として座面が
低く小型のものも各種出回っていた。
従来から種々のものが提案されてきたが、最近の国内に
おけるいわゆるアウトドア指向の高まりを受け、使いや
すさを追求したもの等が数多く提案されていた。これら
椅子の座面は布地を張設しただけのものであり、足を地
面に着けることで安定した着座姿勢を採るものであっ
た。そのため、近年は子供用の折畳み椅子として座面が
低く小型のものも各種出回っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャン
プ用のテーブルを大人と一緒に使用する場合、そのよう
な座面の低い子供用のものをそのまま使用するには不都
合があった。そのため大人用の折畳み椅子に座らせて前
方に足置き用の箱や台などを置いて急場を凌ぐこともあ
ったが、このことは、何時も適当な足置き台などが見つ
かる訳ではなく、また常時持ち歩くと言うのも荷物にな
り煩わしいものであった。
プ用のテーブルを大人と一緒に使用する場合、そのよう
な座面の低い子供用のものをそのまま使用するには不都
合があった。そのため大人用の折畳み椅子に座らせて前
方に足置き用の箱や台などを置いて急場を凌ぐこともあ
ったが、このことは、何時も適当な足置き台などが見つ
かる訳ではなく、また常時持ち歩くと言うのも荷物にな
り煩わしいものであった。
【0004】
【目的】そこで本願発明は、このような観点からテーブ
ル面に合わせた座面高を持ち、かつ子供にとっても安定
した着座姿勢を確保できる足置きを備え、かつ折畳み収
納性を備えた新規な足置付き折り畳み椅子を提供するも
のである。
ル面に合わせた座面高を持ち、かつ子供にとっても安定
した着座姿勢を確保できる足置きを備え、かつ折畳み収
納性を備えた新規な足置付き折り畳み椅子を提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明の足置付き折り畳み椅子は、以下のように
構成される。なお、本明細書において、符号を付して説
明することがあるが、これにより本発明を限定するもの
ではない。
め、本願発明の足置付き折り畳み椅子は、以下のように
構成される。なお、本明細書において、符号を付して説
明することがあるが、これにより本発明を限定するもの
ではない。
【0006】すなわち、管状、棒状等の杆材から成る矩
形状枠体を、椅子の幅間隔をもって立設かつ対面配置
し、上位水平杆を肘掛(11)とし、かつ立設杆を脚足
(12)とした一対の側脇枠体(1)と、2本の平行杆
(21a)とその一方端を横杆(21b)で結んで成る
コ字状杆体(21)の2個を、各平行杆(21a)の上
端付近で側脇枠体(1)の肘掛(11)から所定距離下
がった位置にそれぞれリンク支持し、各平行杆(21
a)を正面視X字状にして交差部を軸支すると共に、そ
の下端部を対向する脚足(12)に軸支させて前記側脇
枠体(1)の間に架設配置して構成した座面枠体(2)
と、該座面枠体(2)の対向する横杆(21b)に可撓
性シート材を張設してなる座面(3)と、肘掛(11)
の後端付近に立設した背当取付杆(41)に可撓性シー
ト材を張設してなる背当(4)と、からなり、各連結部
の回動により対向する側脇枠体(1)を接近させて幅方
向へ折畳む構成の折り畳み椅子において、前記側脇枠体
(1)の前位脚足(12a)の下部の所定高さ位置に棒
状の足置(5)を架け渡し状に配置し、該足置(5)
は、その一端側を脚足(12)に回動自在に軸支し、か
つ他端部を対向脚足で受け支持されると共に、その中程
において座面枠体(2)の平行杆(21a)で吊支持す
る構成としたことを特徴とする。
形状枠体を、椅子の幅間隔をもって立設かつ対面配置
し、上位水平杆を肘掛(11)とし、かつ立設杆を脚足
(12)とした一対の側脇枠体(1)と、2本の平行杆
(21a)とその一方端を横杆(21b)で結んで成る
コ字状杆体(21)の2個を、各平行杆(21a)の上
端付近で側脇枠体(1)の肘掛(11)から所定距離下
がった位置にそれぞれリンク支持し、各平行杆(21
a)を正面視X字状にして交差部を軸支すると共に、そ
の下端部を対向する脚足(12)に軸支させて前記側脇
枠体(1)の間に架設配置して構成した座面枠体(2)
と、該座面枠体(2)の対向する横杆(21b)に可撓
性シート材を張設してなる座面(3)と、肘掛(11)
の後端付近に立設した背当取付杆(41)に可撓性シー
ト材を張設してなる背当(4)と、からなり、各連結部
の回動により対向する側脇枠体(1)を接近させて幅方
向へ折畳む構成の折り畳み椅子において、前記側脇枠体
(1)の前位脚足(12a)の下部の所定高さ位置に棒
状の足置(5)を架け渡し状に配置し、該足置(5)
は、その一端側を脚足(12)に回動自在に軸支し、か
つ他端部を対向脚足で受け支持されると共に、その中程
において座面枠体(2)の平行杆(21a)で吊支持す
る構成としたことを特徴とする。
【0007】あるいは、上記の折り畳み椅子の足置
(5)に替えて、前記側脇枠体(1)の前位脚足(12
a)の下部付近に棒状の足置(6)を架設状に配置し、
該足置(6)は、その両端を前位脚足(12a)の下部
の所定高さ位置で軸支すると共に、折畳みに従ってその
略中央部が上方へ中折れする構成としたことを特徴とす
る。
(5)に替えて、前記側脇枠体(1)の前位脚足(12
a)の下部付近に棒状の足置(6)を架設状に配置し、
該足置(6)は、その両端を前位脚足(12a)の下部
の所定高さ位置で軸支すると共に、折畳みに従ってその
略中央部が上方へ中折れする構成としたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】上記構成により、本願発明に係る足置付き折り
畳み椅子は、通常の方法で折り畳み椅子を展開するだけ
で足置が略水平に保持されるのでそのまま使用に供し、
収納する際には、椅子を折り畳むことで足置が吊り上げ
られて収納される。
畳み椅子は、通常の方法で折り畳み椅子を展開するだけ
で足置が略水平に保持されるのでそのまま使用に供し、
収納する際には、椅子を折り畳むことで足置が吊り上げ
られて収納される。
【0009】請求項2の構成を採用した場合には、通常
の方法で折り畳み椅子を展開するだけで足置が略水平に
保持されるのでそのまま使用に供し、収納する際には足
置の略中間部を上方へ中折れさせて、椅子幅方向に縮小
すれば足置が収納される。
の方法で折り畳み椅子を展開するだけで足置が略水平に
保持されるのでそのまま使用に供し、収納する際には足
置の略中間部を上方へ中折れさせて、椅子幅方向に縮小
すれば足置が収納される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本願発明に係る足置付き
折り畳み椅子の具体的な実施形態例について、図面に基
づき詳細に説明する。図1は本実施形態の足置付き折り
畳み椅子の全体斜視図であり、図2は本実施形態の足置
の折り畳み機構を示す要部説明図である。
折り畳み椅子の具体的な実施形態例について、図面に基
づき詳細に説明する。図1は本実施形態の足置付き折り
畳み椅子の全体斜視図であり、図2は本実施形態の足置
の折り畳み機構を示す要部説明図である。
【0011】本実施形態の足置付き折り畳み椅子C(以
下、「椅子」と省略する。)は、主に、側脇枠体1、座
面枠体2、座面3、背当4、及び足置5とから構成され
るものである。
下、「椅子」と省略する。)は、主に、側脇枠体1、座
面枠体2、座面3、背当4、及び足置5とから構成され
るものである。
【0012】側枠部材1は、主に金属製又は樹脂製から
成る管状又は棒状の杆材を矩形状の枠体に成形したもの
であり、椅子幅方向に所定間隔をもって立設かつ対面さ
せた状態で配置し、上位水平杆を肘掛11、立設杆を脚
足12としている。
成る管状又は棒状の杆材を矩形状の枠体に成形したもの
であり、椅子幅方向に所定間隔をもって立設かつ対面さ
せた状態で配置し、上位水平杆を肘掛11、立設杆を脚
足12としている。
【0013】座面枠体2は、対面させた2個の側脇枠体
1、1の間に架設状に配置されるものであり、2本の平
行杆21aとその一方端を横杆21bで結んで成るコ字
状杆体21の2個を、各平行杆21aの上端付近で側脇
枠体1の肘掛11から所定距離下がった位置にそれぞれ
リンク材22を介してリンク支持し、各平行杆21aを
正面視X字状にして交差部を軸支すると共に、その下端
部を対向する脚足12にピン材23を介して回動可能に
して取付けることにより構成している。
1、1の間に架設状に配置されるものであり、2本の平
行杆21aとその一方端を横杆21bで結んで成るコ字
状杆体21の2個を、各平行杆21aの上端付近で側脇
枠体1の肘掛11から所定距離下がった位置にそれぞれ
リンク材22を介してリンク支持し、各平行杆21aを
正面視X字状にして交差部を軸支すると共に、その下端
部を対向する脚足12にピン材23を介して回動可能に
して取付けることにより構成している。
【0014】座面3は、前記横杆21bの間に、例え
ば、帆布や樹脂布で形成される可撓性シート材を張設す
ることにより形成している。
ば、帆布や樹脂布で形成される可撓性シート材を張設す
ることにより形成している。
【0015】また背当4は、側脇枠体1の肘掛11の後
端付近に、上方に立設かつ前倒可能に構成した背当取付
杆41を取付け、これに前記座面3と同様な可撓性シー
ト材を張設することにより形成している。
端付近に、上方に立設かつ前倒可能に構成した背当取付
杆41を取付け、これに前記座面3と同様な可撓性シー
ト材を張設することにより形成している。
【0016】かかる構成により、椅子Cは各連結部を回
動させて側脇枠体1の間隔を縮小させる方向で折り畳ん
でコンパクト化させるものである。なお、上記構成まで
の折り畳み椅子は、従来から広く知られたものであるた
め、これ以上の詳細な説明は省略する。また、本願発明
の実施形態に用いる折畳み椅子の構成はこれに限定する
ものではなく、少なくとも立設して前後に略平行配置さ
れた脚足を有する折り畳み椅子であればよい。
動させて側脇枠体1の間隔を縮小させる方向で折り畳ん
でコンパクト化させるものである。なお、上記構成まで
の折り畳み椅子は、従来から広く知られたものであるた
め、これ以上の詳細な説明は省略する。また、本願発明
の実施形態に用いる折畳み椅子の構成はこれに限定する
ものではなく、少なくとも立設して前後に略平行配置さ
れた脚足を有する折り畳み椅子であればよい。
【0017】次に、本願発明の特徴となる足置5につい
て説明する。本実施形態の足置5は、椅子の前位脚足1
2a間に取り付けて子供用の足載せとして機能するもの
であり、主に横置部材51、連結部材53および補助脚
54とからなる。
て説明する。本実施形態の足置5は、椅子の前位脚足1
2a間に取り付けて子供用の足載せとして機能するもの
であり、主に横置部材51、連結部材53および補助脚
54とからなる。
【0018】横置部材51は、前位の2本の脚足12
a、12aの間に架け渡す程度の長さを有する断面矩形
状の金属管等からなる杆体であり、一端部を正面視左側
の前位脚足12aの下端から所定の高さ(実施例では約
15cm程度)の前方側に回動可能に軸支すると共に、
他端部を略水平位置で右側の前位脚足12aに固定され
た略U字状の受け部材52で受け支持するようにしてい
る。
a、12aの間に架け渡す程度の長さを有する断面矩形
状の金属管等からなる杆体であり、一端部を正面視左側
の前位脚足12aの下端から所定の高さ(実施例では約
15cm程度)の前方側に回動可能に軸支すると共に、
他端部を略水平位置で右側の前位脚足12aに固定され
た略U字状の受け部材52で受け支持するようにしてい
る。
【0019】連結部材53は金属製の棒材からなり、そ
の上端側は正面視左側の前位の平行杆21aの交差部よ
りも上位に回動可能に連結し、下端側は垂下させて横置
部材51の中程と可動可能に連結して吊支持している。
の上端側は正面視左側の前位の平行杆21aの交差部よ
りも上位に回動可能に連結し、下端側は垂下させて横置
部材51の中程と可動可能に連結して吊支持している。
【0020】補助脚54は、前位脚足12aの下端から
横置部材51の下側までの間の前側に取り付けた金属柱
体であり、前位脚足12aよりも前方に位置させること
で子供が足置5に乗っても椅子Cが前方へ転倒すること
を防止するものである。
横置部材51の下側までの間の前側に取り付けた金属柱
体であり、前位脚足12aよりも前方に位置させること
で子供が足置5に乗っても椅子Cが前方へ転倒すること
を防止するものである。
【0021】
【本実施形態の作用】上述した構成の本実施形態は、以
下のように作用するものである。椅子Cは、椅子幅方向
に広げることで使用可能な状態となり(図1)、折り畳
むことにより携帯運搬性、収納性が向上するものであ
る。前記構成の足置5は、折畳み又は展開に従動(他の
部材の動きに従って連係移動すること)して収納又は設
置が行なわれる(図3)。
下のように作用するものである。椅子Cは、椅子幅方向
に広げることで使用可能な状態となり(図1)、折り畳
むことにより携帯運搬性、収納性が向上するものであ
る。前記構成の足置5は、折畳み又は展開に従動(他の
部材の動きに従って連係移動すること)して収納又は設
置が行なわれる(図3)。
【0022】すなわち足置5の横置部材51は、連結部
材53と連係しているため、椅子Cの折り畳み過程では
座面枠体の横杆21b側が上方に移動するに従って吊り
上げられ、その左側端部を回動軸として右側端部が受け
部材52から離れて上方へ回転移動する。また、展開時
においては、上記と逆の動きをして、下方へ回転移動し
て右側端部が受け部材52と係合して略水平となる。
材53と連係しているため、椅子Cの折り畳み過程では
座面枠体の横杆21b側が上方に移動するに従って吊り
上げられ、その左側端部を回動軸として右側端部が受け
部材52から離れて上方へ回転移動する。また、展開時
においては、上記と逆の動きをして、下方へ回転移動し
て右側端部が受け部材52と係合して略水平となる。
【0023】
【他の実施形態例】本願発明の目的を達成するため上記
実施形態の他に次ぎの構成としてもよい。すなわち、本
実施形態では右側の補助脚54の上面に、右側の受け部
材52を配置しているが、これに限らず、受け部材52
を補助脚54と別体に形成するようにしても良い。
実施形態の他に次ぎの構成としてもよい。すなわち、本
実施形態では右側の補助脚54の上面に、右側の受け部
材52を配置しているが、これに限らず、受け部材52
を補助脚54と別体に形成するようにしても良い。
【0024】さらに、この補助脚54は、足置5に子供
が立った状態での重心の垂下点が、椅子の後位脚足と補
助脚54とで区画される領域内に位置させるものである
ため、この要件を満たすものであるかぎり、他の構成と
しても良い。
が立った状態での重心の垂下点が、椅子の後位脚足と補
助脚54とで区画される領域内に位置させるものである
ため、この要件を満たすものであるかぎり、他の構成と
しても良い。
【0025】また、図4に示すように、足置6の横置部
材61を前位脚足12aの間の前側に略水平に架け渡
し、その両端側を前位脚足12aに軸支するとともに、
該横置部材61の略中央部を上方へのみ中折れ可能な構
成とする。すなわち、図示するように、中折れ部62の
回動軸63を横置部材61の下面側に設け、左右部材を
突き当てて回動軸63の下方移動を阻止して上面側を略
水平に維持する構成としてもよい。
材61を前位脚足12aの間の前側に略水平に架け渡
し、その両端側を前位脚足12aに軸支するとともに、
該横置部材61の略中央部を上方へのみ中折れ可能な構
成とする。すなわち、図示するように、中折れ部62の
回動軸63を横置部材61の下面側に設け、左右部材を
突き当てて回動軸63の下方移動を阻止して上面側を略
水平に維持する構成としてもよい。
【0026】さらに、必要に応じて正面視右側(又は左
側)の横置部材61の中折れ部62付近から地面まで垂
下した補助脚64を取り付けるようにしてもよく、足置
6に子供が立った状態での重心の垂下点を、椅子の後位
脚足と補助脚64とで区画される領域内に位置させるよ
うにしてもよい。
側)の横置部材61の中折れ部62付近から地面まで垂
下した補助脚64を取り付けるようにしてもよく、足置
6に子供が立った状態での重心の垂下点を、椅子の後位
脚足と補助脚64とで区画される領域内に位置させるよ
うにしてもよい。
【0027】この補助脚64を取り付けた場合、右側
(又は左側)の横置部材61の折り畳みに伴い、補助脚
64は上方へ吊り上げられて収納される。なお、補助脚
64の長さを伸縮自在にして、椅子使用時には地面凹凸
に合わせた長さで固定し、収納時には補助脚64の収納
長を短縮してもよい(図示省略)。
(又は左側)の横置部材61の折り畳みに伴い、補助脚
64は上方へ吊り上げられて収納される。なお、補助脚
64の長さを伸縮自在にして、椅子使用時には地面凹凸
に合わせた長さで固定し、収納時には補助脚64の収納
長を短縮してもよい(図示省略)。
【0028】
【効果】上記のように構成しているため、本願にかかる
足置付き折り畳み椅子は、以下の効果を奏する。すなわ
ち、使用者は椅子を通常の動作で展開又は折畳みをする
ことで、従動的に足置を設置又は収納させることができ
る。
足置付き折り畳み椅子は、以下の効果を奏する。すなわ
ち、使用者は椅子を通常の動作で展開又は折畳みをする
ことで、従動的に足置を設置又は収納させることができ
る。
【0029】また、収納時には足置が折り畳み椅子と干
渉しないように収納できるため、足置の付加にもかかわ
らず、折り畳み椅子のみの場合と同等の収納性、及び携
帯運搬性を維持することが可能となるなど、本願発明は
折畳み椅子の利便性を向上させるものである。
渉しないように収納できるため、足置の付加にもかかわ
らず、折り畳み椅子のみの場合と同等の収納性、及び携
帯運搬性を維持することが可能となるなど、本願発明は
折畳み椅子の利便性を向上させるものである。
【図1】 本実施形態の椅子の使用状態を示す全体概略
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 本実施形態の足置を示す要部説明図である。
【図3】 本実施形態の椅子の折り畳んだ状態を示す全
体概略斜視図である。
体概略斜視図である。
【図4】 他の実施形態の足置を示す要部説明図であ
る。
る。
C 足置付き折り畳み椅子 1 側脇枠体 11 肘掛 12 脚足 12a 前位脚足 2 座面枠体 21 コ字状杆体 21a 平行杆 21b 横杆 22 リンク材 23 ピン材 3 座面 4 背当 41 背当取付杆 5 足置 51 横置部材 52 受け部材 53 連結部材 54 補助脚 6 足置(他の実施形態) 61 横置部材 62 中折れ部 63 回動軸 64 補助脚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 9/10 A47C 4/28 A47C 7/50 A47C 7/54
Claims (2)
- 【請求項1】管状、棒状等の杆材から成る矩形状枠体
を、椅子の幅間隔をもって立設かつ対面配置し、上位水
平杆を肘掛(11)とし、かつ立設杆を脚足(12)と
した一対の側脇枠体(1)と、 2本の平行杆(21a)とその一方端を横杆(21b)
で結んで成るコ字状杆体(21)の2個を、各平行杆
(21a)の上端付近で側脇枠体(1)の肘掛(11)
から所定距離下がった位置にそれぞれリンク支持し、各
平行杆(21a)を正面視X字状にして交差部を軸支す
ると共に、その下端部を対向する脚足(12)に軸支さ
せて前記側脇枠体(1)の間に架設配置して構成した座
面枠体(2)と、 該座面枠体(2)の対向する横杆(21b)に可撓性シ
ート材を張設してなる座面(3)と、 肘掛(11)の後端付近に立設した背当取付杆(41)
に可撓性シート材を張設してなる背当(4)と、 からなり、各連結部の回動により対向する側脇枠体
(1)を接近させて幅方向へ折畳む構成の折り畳み椅子
において、 前記側脇枠体(1)の前位脚足(12a)の下部の所定
高さ位置に棒状の足置(5)を架け渡し状に配置し、 該足置(5)は、その一端側を脚足(12)に回動自在
に軸支し、かつ他端部を対向脚足で受け支持されると共
に、その中程において座面枠体(2)の平行杆(21
a)で吊支持する構成としたことを特徴とする足置付き
折り畳み椅子。 - 【請求項2】管状、棒状等の杆材から成る矩形状枠体
を、椅子の幅間隔をもって立設かつ対面配置し、上位水
平杆を肘掛(11)とし、かつ立設杆を脚足(12)と
した一対の側脇枠体(1)と、 2本の平行杆(21a)とその一方端を横杆(21b)
で結んで成るコ字状杆体(21)の2個を、各平行杆
(21a)の上端付近で側脇枠体(1)の肘掛(11)
から所定距離下がった位置にそれぞれリンク支持し、各
平行杆(21a)を正面視X字状にして交差部を軸支す
ると共に、その下端部を対向する脚足(12)に軸支さ
せて前記側脇枠体(1)の間に架設配置して構成した座
面枠体(2)と、 該座面枠体(2)の対向する横杆(21b)に可撓性シ
ート材を張設してなる座面(3)と、 肘掛(11)の後端付近に立設した背当取付杆(41)
に可撓性シート材を張設してなる背当(4)と、 からなり、各連結部の回動により対向する側脇枠体
(1)を接近させて幅方向へ折畳む構成の折り畳み椅子
において、 前記側脇枠体(1)の前位脚足(12a)の下部付近に
棒状の足置(6)を架設状に配置し、 該足置(6)は、その両端を前位脚足(12a)の下部
の所定高さ位置で軸支すると共に、折畳みに従ってその
略中央部が上方へ中折れする構成としたことを特徴とす
る足置付き折り畳み椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11257916A JP3087852B1 (ja) | 1999-09-10 | 1999-09-10 | 足置付き折り畳み椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11257916A JP3087852B1 (ja) | 1999-09-10 | 1999-09-10 | 足置付き折り畳み椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3087852B1 true JP3087852B1 (ja) | 2000-09-11 |
JP2001078854A JP2001078854A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17312985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11257916A Expired - Fee Related JP3087852B1 (ja) | 1999-09-10 | 1999-09-10 | 足置付き折り畳み椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087852B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111134475A (zh) * | 2020-01-20 | 2020-05-12 | 华侨大学 | 一种带有腋下支撑装置的助力椅 |
CN112471804A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-03-12 | 深圳市格调家私有限公司 | 一种多功能的智能餐椅 |
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---|---|---|---|---|
KR200449737Y1 (ko) * | 2008-06-02 | 2010-08-05 | 이소승 | 헬스의자 |
-
1999
- 1999-09-10 JP JP11257916A patent/JP3087852B1/ja not_active Expired - Fee Related
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CN112471804A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-03-12 | 深圳市格调家私有限公司 | 一种多功能的智能餐椅 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001078854A (ja) | 2001-03-27 |
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