JP3237551U - 折り畳み椅子 - Google Patents

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Abstract

Figure 0003237551000001
【課題】二次折り畳みが行われて、折り畳まれた後の体積が比較的に小さく、通常に使用される時に安定性がよい折り畳み椅子を提供する。
【解決手段】折り畳み椅子は、二つの支持アセンブリ100、前支持ロッド60、後支持ロッド70、第1の位置決めロッド12、第2の位置決めロッド22、及び第3の位置決めロッド14を含む。折り畳む時に、先ず、二つの支持アセンブリを折り畳んで収縮し、そして、1回目の折り畳みを行い、そのうちの一つの支持アセンブリを前支持ロッドと後支持ロッドに対して閉合させて、さらに、2回目の折り畳みを行い、もう一つの支持アセンブリを前支持ロッドと後支持ロッドに対して閉合させる。そして、折り畳み椅子が通常に使用される時、第1の位置決めロッドによって二つの第1の取付けロット11を位置決めし、第2の位置決めロッドによって二つの第2の取付けロット21を位置決めする。
【選択図】図1

Description

本考案は、折り畳み椅子に関する。
折り畳み椅子は、軽便且つ折り畳まれて配置することができる椅子として、人々の日常生活で広く使われており、折り畳み椅子は移動されることが容易だけではなく、スペースを節約することができ、特に屋外で使用されることに適する。
現在の折り畳み椅子を折り畳む時、通常、先ず、シートと背凭れ部を収縮して、そして、折り畳み椅子の左右の両部分を折り畳んで収縮する。つまり、折り畳み椅子は一度だけ折り畳むことができるので、折り畳み椅子は折り畳まれた後の体積が比較的に大きく、そして、折り畳み椅子の折り畳みを容易にするために、現在の折り畳み椅子は通常に使用される時に安定性が悪い。
本考案が解決しようとする課題は、二次折り畳むことができるため、折り畳まれた後の体積が比較的に小さく、そして、通常に使用される時に安定性が良い折り畳み椅子を提供することである。
上記課題を解決するために、本考案による折り畳み椅子は、
それぞれ前脚、後脚、第1の取付けロット及び第2の取付けロットを含み、二つの第1の取付けロットの間にシート面としての第1の柔生地が接続され、二つの第2の取付けロットの間に背凭れ面としての第2の柔生地が接続される二つの支持アセンブリと、
両端がそれぞれ二つの前脚の下部に回動可能に接続される一つの前支持ロッドと、
両端がそれぞれ二つの後脚の下部に回動可能に接続される一つの後支持ロッドと、
両端がそれぞれ二つの第1の取付けロットの一方端に着脱可能に接続される一つの第1の位置決めロッドと、
両端がそれぞれ二つの第2の取付けロットの上端に着脱可能に接続される一つの第2の位置決めロッドとを含み、
各支持アセンブリはいずれも展開状態と折り畳み収縮状態を有し、二つの支持アセンブリがいずれも展開状態にある時、第1の柔生地と第2の柔生地は相対的に展開し、二つの支持アセンブリがいずれも折り畳み収縮状態にある時、第1の柔生地と第2の柔生地は相対に閉合し、前支持ロッドと後支持ロッドは互いに接近し、前支持ロッドの両端の回動軸線は、それぞれ後支持ロッドの両端の回動軸線に重ね合わせる。
好ましくは、各支持アセンブリは、アームレストロッド、第1の接続材及び第2の接続材をさらに含み、各支持アセンブリの構造は以下の通りであり、
前脚、後脚及びアームレストロッドの三者間は回動可能に接続され、前脚は第2の接続材に回動可能に接続され、第2の接続材は、第1の取付けロットの中央部に固定して接続され、アームレストロッドの後端は、第2の取付けロットに回動可能に接続され、第2の取付けロットの下部は、それぞれ第1の接続材の上端と第1の取付けロットの後部に回動可能に接続され、第1の接続材の下端は、後脚に回動可能に接続される。
好ましくは、前記折り畳み椅子は、一つの第3の位置決めロッドをさらに含み、第3の位置決めロッドの両端は、それぞれ二つの第1の取付けロットの他端に回動可能に接続される。
好ましくは、前記第1の位置決めロッドの両端は、それぞれ二つの第1の取付けロットに挿着され、第2の位置決めロッドの両端はそれぞれ二つの第2の取付けロットに挿着される。
好ましくは、前記第1の位置決めロッドの両端はいずれも円弧状となり、第1の位置決めロッドの両端にいずれも第1の挿着部が設置され、二つの第1の挿着部は、それぞれ二つの第1の取付けロットの前端に挿着し嵌合され、
前記第2の位置決めロッドの両端はいずれも円弧状となり、第2の位置決めロッドの両端にいずれも第2の挿着部が設置され、二つの第2の挿着部は、それぞれ二つの第2の取付けロットの前端に挿着し嵌合される。
以上の構造を採用した場合、従来技術に比べて、本考案は以下の利点を備える。
本考案の折り畳み椅子を折り畳む時、先ず、二つの支持アセンブリを折り畳んで収縮し、そして、1回目の折り畳みを行い、そのうちの一つの支持アセンブリを前支持ロッドと後支持ロッドに対して閉合させて、さらに、2回目の折り畳みを行い、もう一つの支持アセンブリを前支持ロッドと後支持ロッドに対して閉合させる。このように、本考案の折り畳み椅子は二次折り畳みが行われて、折り畳まれた後の折り畳み椅子の体積が比較的に小さく、収容と携帯が容易である。
そして、本考案の折り畳み椅子が通常に使用される時、第1の位置決めロッドによって二つの第1の取付けロットを位置決めし、第2の位置決めロッドによって二つの第2の取付けロットを位置決めすることによって、折り畳み椅子が通常に使用される時、シート面と背凭れ面はいずれも比較的に安定であるため、折り畳み椅子が通常に使用される時に安定性が良い。
本考案の折り畳み椅子の構造概略図である。 二つの支持アセンブリはいずれも折り畳まれて収縮した後の折り畳み椅子の構造概略図である。 折り畳み椅子は1回目の折り畳みが行われた状態図である。 折り畳み椅子は2回目の折り畳みが行われた状態図である。
以下は、添付図面と具体的な実施の形態を結び付けながら、本考案をさらに詳細に説明する。
図1に示すように、本考案の折り畳み椅子は、二つの支持アセンブリ100、一つの前支持ロッド60、一つの後支持ロッド70、一つの第1の位置決めロッド12、一つの第2の位置決めロッド22及び一つの第3の位置決めロッド14を含む。
各支持アセンブリ100はいずれも前脚30、後脚40、第1の取付けロット11及び第2の取付けロット21を含み、二つの第1の取付けロット11の間にシート面としての第1の柔生地が接続され、二つの第2の取付けロット21の間に背凭れ面としての第2の柔生地が接続される。
前支持ロッド60の両端は、それぞれ二つの前脚30の下部に回動可能に接続される。
後支持ロッド70の両端は、それぞれ二つの後脚40の下部に回動可能に接続される。
第1の位置決めロッド12の両端は、それぞれ二つの第1の取付けロット11の一方端に着脱可能に接続される。
第2の位置決めロッド22の両端は、それぞれ二つの第2の取付けロット21の上端に着脱可能に接続され、第1の位置決めロッド12と第2の位置決めロッド22は互いに平行する。
各支持アセンブリ100はいずれも展開状態と折り畳み収縮状態を有し、図1を参照して、二つの支持アセンブリ100はいずれも展開状態にある場合、第1の柔生地と第2の柔生地は相対的に展開し、この時、折り畳み椅子に人が着席することができ、第1の柔生地をシート面とし、第2の柔生地を背凭れ面とする(第1の柔生地と第2の柔生地は図面に示されていない)。図2を参照して、二つの支持アセンブリ100はいずれも折り畳み収縮状態にある時、第1の柔生地と第2の柔生地は相対的に閉合し(第1の柔生地と第2の柔生地は図面に示されていない)、前支持ロッド60と後支持ロッド70は互いに接近し、前支持ロッド60の両端の回動軸線は、それぞれ後支持ロッド70の両端の回動軸線に重ね合わせる。
各支持アセンブリ100は、アームレストロッド50、第1の接続材80及び第2の接続材90をさらに含み、第1の接続材80は、鈍角をなす二つの第1のロッド部を含み、第2の接続材90は、鈍角をなす二つの第2のロッド部を含み、各支持アセンブリ100の構造は以下の通りである。
前脚30、後脚40及びアームレストロッド50の三者間は互いに回動可能に接続され、前脚30は第2の接続材90の一つの第2のロッド部に回動可能に接続され、第2の接続材90のもう一つの第2のロッド部は第1の取付けロット11の中央部に固定して接続され、アームレストロッド50の後端は第2の取付けロット21に回動可能に接続され、第2の取付けロット21の下部は、それぞれ第1の接続材80の一つの第1のロッド部と第1の取付けロット11の後部に回動可能に接続され、第1の接続材80のもう一つの第1のロッド部は後脚40に回動可能に接続される。このように、支持アセンブリ100を折り畳んで収縮する時、前脚30、後脚40、アームレストロッド50、第1の取付けロット11及び第2の取付けロット21は、相互間の回動によって収縮することができる。
二つの支持アセンブリ100の構造は同じである。
第3の位置決めロッド14の両端は、それぞれ二つの第1の取付けロット11の他端に回動可能に接続され、このように、第3の位置決めロッド14は、二つの第1の取付けロット11を位置決めすることができ、それによって、二つの第1の取付けロット11の相互間の位置決めはより安定である。
前記第1の位置決めロッド12の両端は、それぞれ二つの第1の取付けロット11に挿着され、第2の位置決めロッド22の両端は、それぞれ二つの第2の取付けロット21に挿着される。
前記第1の位置決めロッド12の両端はいずれも円弧状となり、第1の位置決めロッド12の両端にいずれも第1の挿着部121が設置され、二つの第1の挿着部121は、それぞれ二つの第1の取付けロット11の前端に挿着し嵌合される。このように、第1の位置決めロッド12と第1の取付けロット11との間の接続と取り外しが容易である。
前記第2の位置決めロッド22の両端はいずれも円弧状となり、第2の位置決めロッド22の両端にいずれも第2の挿着部221が設置され、二つの第2の挿着部221は、それぞれ二つの第2の取付けロット21の前端に挿着し嵌合される。このように、第2の位置決めロッド22と第2の取付けロット21との間の接続と取り外しが容易である。
本考案は、折り畳み椅子の折り畳み方法をさらに提供する。この方法は、
第1の位置決めロッド12と二つの第1の取付けロット11を分離させて、第2の位置決めロッド22と二つの第2の取付けロット21を分離させることと、
図2を参照して、二つの支持アセンブリ100を折り畳んで収縮し、この時、第1の柔生地と第2の柔生地は相対的に閉合し、支持アセンブリ100における前脚30、後脚40、アームレストロッド50、第1の取付けロット11及び第2の取付けロット21は相互間の回動によって収縮して、前支持ロッド60、後支持ロッド70及び第3の位置決めロッド14は互いに接近し、前支持ロッド60の両端の回動軸線、後支持ロッド70の両端の回動軸線及び第3の位置決めロッド14の両端の回動軸線はそれぞれ重ね合わせて、このように、折り畳んで収縮した後の二つの支持アセンブリ100はいずれも前支持ロッド60と後支持ロッド70に対して回動することができることと、
図3を参照して、そのうちの一つの支持アセンブリ100を前支持ロッド60と後支持ロッド70に対して閉合させることと、
図4を参照して、もう一つの支持アセンブリ100を前支持ロッド60と後支持ロッド70に対して閉合させることとを含む。
以上は、本考案の好ましい実施例のみを説明したが、特許請求の範囲に対する制限として理解されるべきではなく、本考案の構造は他の変化を有することができ、上述した構造に限らない。つまり、本考案の独立請求項の保護範囲内になされた様々な変化はいずれも本考案の保護範囲に含まれる。

Claims (5)

  1. 折り畳み椅子であって、
    それぞれ前脚(30)、後脚(40)、第1の取付けロット(11)及び第2の取付けロット(21)を含み、二つの第1の取付けロット(11)の間にシート面としての第1の柔生地が接続され、二つの第2の取付けロット(21)の間に背凭れ面としての第2の柔生地が接続される二つの支持アセンブリ(100)と、
    両端がそれぞれ二つの前脚(30)の下部に回動可能に接続される一つの前支持ロッド(60)と、
    両端がそれぞれ二つの後脚(40)の下部に回動可能に接続される一つの後支持ロッド(70)と、
    両端がそれぞれ二つの第1の取付けロット(11)の一方端に着脱可能に接続される
    一つの第1の位置決めロッド(12)と、
    両端がそれぞれ二つの第2の取付けロット(21)の上端に着脱可能に接続される一つの第2の位置決めロッド(22)とを含み、
    各支持アセンブリ(100)はいずれも展開状態と折り畳み収縮状態を有し、二つの支持アセンブリ(100)がいずれも展開状態にある時、第1の柔生地と第2の柔生地は相対的に展開し、二つの支持アセンブリ(100)がいずれも折り畳み収縮状態にある時、第1の柔生地と第2の柔生地は相対的に閉合し、前支持ロッド(60)と後支持ロッド(70)は互いに接近し、前支持ロッド(60)の両端の回動軸線は、それぞれ後支持ロッド(70)の両端の回動軸線に重ね合わせる、折り畳み椅子。
  2. 各支持アセンブリ(100)は、アームレストロッド(50)、第1の接続材(80)及び第2の接続材(90)をさらに含み、各支持アセンブリ(100)の構造は以下の通りであり、
    前脚(30)、後脚(40)及びアームレストロッド(50)の三者間は回動可能に接続され、前脚(30)は第2の接続材(90)に回動可能に接続され、第2の接続材(90)は、第1の取付けロット(11)の中央部に固定して接続され、アームレストロッド(50)の後端は、第2の取付けロット(21)に回動可能に接続され、第2の取付けロット(21)の下部は、それぞれ第1の接続材(80)の上端と第1の取付けロット(11)の後部に回動可能に接続され、第1の接続材(80)の下端は、後脚(40)に回動可能に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み椅子。
  3. 前記折り畳み椅子は、一つの第3の位置決めロッド(14)をさらに含み、第3の位置決めロッド(14)の両端は、それぞれ二つの第1の取付けロット(11)の他端に回動可能に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み椅子。
  4. 前記第1の位置決めロッド(12)の両端は、それぞれ二つの第1の取付けロット(11)に挿着され、第2の位置決めロッド(22)の両端は、それぞれ二つの第2の取付けロット(21)に挿着される、ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み椅子。
  5. 前記第1の位置決めロッド(12)の両端は、いずれも円弧状となり、第1の位置決めロッド(12)の両端にいずれも第1の挿着部(121)が設置され、二つの第1の挿着部(121)は、それぞれ二つの第1の取付けロット(11)の前端に挿着し嵌合され、
    前記第2の位置決めロッド(22)の両端は、いずれも円弧状となり、第2の位置決めロッド(22)の両端にいずれも第2の挿着部(221)が設置され、二つの第2の挿着部(221)は、それぞれ二つの第2の取付けロット(21)の前端に挿着し嵌合される、ことを特徴とする請求項4に記載の折り畳み椅子。
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