JPH0719337Y2 - 反転腕付きハンガー - Google Patents
反転腕付きハンガーInfo
- Publication number
- JPH0719337Y2 JPH0719337Y2 JP1991013163U JP1316391U JPH0719337Y2 JP H0719337 Y2 JPH0719337 Y2 JP H0719337Y2 JP 1991013163 U JP1991013163 U JP 1991013163U JP 1316391 U JP1316391 U JP 1316391U JP H0719337 Y2 JPH0719337 Y2 JP H0719337Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- shoulder
- hanging
- reversing
- shoulders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は反転腕付きのハンガーに
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】ハンガーに例えば洗濯したシャツなどを
かけて乾かす場合、シャツ等の肩幅とハンガーの幅が殆
んどかわらないため両袖が脇の下から垂れ下がる状態と
なる。その結果、脇の下の乾燥が遅れる問題が生じる。
この点の解決のためには、両袖を或る程度左右へ伸ばせ
るようにすれば良い。
かけて乾かす場合、シャツ等の肩幅とハンガーの幅が殆
んどかわらないため両袖が脇の下から垂れ下がる状態と
なる。その結果、脇の下の乾燥が遅れる問題が生じる。
この点の解決のためには、両袖を或る程度左右へ伸ばせ
るようにすれば良い。
【０００３】このような場合に利用可能なハンガー構造
としては、実公昭３９−２７３３６号のものの如く、掛
杆の断面を略Ｕ字型として上向きの溝を形成し、その中
に収まる補助掛杆を反転可能に軸支したものが公知であ
る。
としては、実公昭３９−２７３３６号のものの如く、掛
杆の断面を略Ｕ字型として上向きの溝を形成し、その中
に収まる補助掛杆を反転可能に軸支したものが公知であ
る。
【０００４】しかし、この考案の場合、Ｕ字型の溝に汚
れがたまり易い問題があり、また補助掛杆を外方へ反転
させたとき、端部の突き合わせで反転状態に保つため上
からの荷重に弱い欠点がある。また補助掛杆を内側へ畳
んだときに、端部が掛杆上へ突出し、そのままでは使用
しにくい問題もある。
れがたまり易い問題があり、また補助掛杆を外方へ反転
させたとき、端部の突き合わせで反転状態に保つため上
からの荷重に弱い欠点がある。また補助掛杆を内側へ畳
んだときに、端部が掛杆上へ突出し、そのままでは使用
しにくい問題もある。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記のような
点に鑑みなされたもので、その課題とするところは、シ
ャツなどの両袖を或る程度左右へ伸ばして掛けることが
でき、また反転腕を畳んだ時にもそのまま使用できるよ
うにすることにある。
点に鑑みなされたもので、その課題とするところは、シ
ャツなどの両袖を或る程度左右へ伸ばして掛けることが
でき、また反転腕を畳んだ時にもそのまま使用できるよ
うにすることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、竿、紐等へかけるフック１を上部に有する吊
具２と、衣類等をかけるために左右側方へ伸びた一対の
肩部３、４を有し、全体として略枠状に形成された掛枠
６と、前記肩部３、４の左右両側部に軸支することによ
り、各肩部３、４の上へ重なりかつそこから左右外側方
へ、軸支点を中心に反転可能に取付けられ、側方反転
時、本体上部に係止する係止部９を有する左右一対の反
転腕１１、１２とからなり、各反転腕１１、１２は平面
長Ｕ字型に形成し、その一端部の幅方向に設けた支軸１
０により反転腕をハンガー本体へ反転可能に取付けるた
め、支軸１０を嵌合させる軸受２０、２０を外方寄りの
肩部３、４の下部に設け、それより内方の肩部３、４
に、反転腕１１、１２のＵ字型の先端部２３、２３を係
入させる内側凹部２５、２５を設けるという手段を講じ
たものである。
本考案は、竿、紐等へかけるフック１を上部に有する吊
具２と、衣類等をかけるために左右側方へ伸びた一対の
肩部３、４を有し、全体として略枠状に形成された掛枠
６と、前記肩部３、４の左右両側部に軸支することによ
り、各肩部３、４の上へ重なりかつそこから左右外側方
へ、軸支点を中心に反転可能に取付けられ、側方反転
時、本体上部に係止する係止部９を有する左右一対の反
転腕１１、１２とからなり、各反転腕１１、１２は平面
長Ｕ字型に形成し、その一端部の幅方向に設けた支軸１
０により反転腕をハンガー本体へ反転可能に取付けるた
め、支軸１０を嵌合させる軸受２０、２０を外方寄りの
肩部３、４の下部に設け、それより内方の肩部３、４
に、反転腕１１、１２のＵ字型の先端部２３、２３を係
入させる内側凹部２５、２５を設けるという手段を講じ
たものである。
【０００７】前記の反転腕１１、１２はハンガー本体７
の左右両側部に軸支されているので、外方へ反転させる
ことにより左右の肩部３、４のさらに左右外側方へ延伸
部分が形成され、そのとき反転腕１１、１２は本体上部
に係止するから、多少重いものをかけてもその荷重に充
分に耐えられる。
の左右両側部に軸支されているので、外方へ反転させる
ことにより左右の肩部３、４のさらに左右外側方へ延伸
部分が形成され、そのとき反転腕１１、１２は本体上部
に係止するから、多少重いものをかけてもその荷重に充
分に耐えられる。
【０００８】また反転腕１１、１２は畳むと各肩部３、
４に重なるので変に突出せず、そのため反転腕を畳むと
通常のハンガーとして問題なく使用することができる。
４に重なるので変に突出せず、そのため反転腕を畳むと
通常のハンガーとして問題なく使用することができる。
【０００９】
【実施例】以下図面を参照して説明する。
【００１０】吊具２は、左右２部材１３、１４を中間の
軸１５により開閉可能に組合わせた構造を有し、一方の
部材１３に設けられたフック１は他方の部材１４により
閉じられるようにトーションばね１６が軸部に設けられ
ている。
軸１５により開閉可能に組合わせた構造を有し、一方の
部材１３に設けられたフック１は他方の部材１４により
閉じられるようにトーションばね１６が軸部に設けられ
ている。
【００１１】 全体として略枠状の掛枠６は、左右側方
へ伸びた一対の肩部３、４と、それらの下部に位置し前
記肩部３、４の外側端部に両側で結束された横杆５を有
し、肩部３、４は直線状で中央が高く、外側が低く傾斜
しており、横杆５は概ね水平状に形成されている。１
７、１８は肩部と横杆の結合部であり、掛杆６に可撓性
を与えている。
へ伸びた一対の肩部３、４と、それらの下部に位置し前
記肩部３、４の外側端部に両側で結束された横杆５を有
し、肩部３、４は直線状で中央が高く、外側が低く傾斜
しており、横杆５は概ね水平状に形成されている。１
７、１８は肩部と横杆の結合部であり、掛杆６に可撓性
を与えている。
【００１２】取付手段８は吊具２と掛枠６とを取付ける
ための手段であるが、実施例のものは、前記両肩部３、
４の内側の自由端に形成した鉤部２１を、吊具２の下端
に形成した軸部２２に嵌合させることにより掛枠６を着
脱可能とする構成をとっている。該手段８により吊具２
と掛枠６からなるハンガー本体７が形成される。
ための手段であるが、実施例のものは、前記両肩部３、
４の内側の自由端に形成した鉤部２１を、吊具２の下端
に形成した軸部２２に嵌合させることにより掛枠６を着
脱可能とする構成をとっている。該手段８により吊具２
と掛枠６からなるハンガー本体７が形成される。
【００１３】 反転腕１１、１２は平面長Ｕ字型を有
し、両肩部３、４の長さよりも短か目に形成され、Ｕ字
の開放端部の幅方向に、ハンガー本体７への軸支のため
の支軸１０が設けられている。この支軸１０を嵌合させ
る軸受２０は、掛枠６を構成する肩部３、４の外方端部
近くに下向きに形成されている。反転腕１１、１２の各
支軸１０を前記軸受２０へ嵌めるために、前述の取付手
段８を着脱させる訳である。
し、両肩部３、４の長さよりも短か目に形成され、Ｕ字
の開放端部の幅方向に、ハンガー本体７への軸支のため
の支軸１０が設けられている。この支軸１０を嵌合させ
る軸受２０は、掛枠６を構成する肩部３、４の外方端部
近くに下向きに形成されている。反転腕１１、１２の各
支軸１０を前記軸受２０へ嵌めるために、前述の取付手
段８を着脱させる訳である。
【００１４】 反転腕１１、１２は左右側方へ展張した
とき、各肩部３、４の直線状をそのまま延長したように
するために（図２）、本体上部に係止する係止部９の係
止位置と前記軸支点の位置が決められる。
とき、各肩部３、４の直線状をそのまま延長したように
するために（図２）、本体上部に係止する係止部９の係
止位置と前記軸支点の位置が決められる。
【００１５】反転腕１１、１２を各肩部３、４へ重ねた
ときに凹凸が生じないように、反転腕１１、１２の先端
部２３と前記係止部９とを受け入れるための２箇所の凹
部２４、２５が各肩部３、４に設けられる。
ときに凹凸が生じないように、反転腕１１、１２の先端
部２３と前記係止部９とを受け入れるための２箇所の凹
部２４、２５が各肩部３、４に設けられる。
【００１６】以上の如く構成された反転腕付きハンガー
は略全体を合成樹脂により形成することができる。また
本考案に於るハンガー本体７は通常のハンガーと同程度
の大きさを有し、反転腕１１、１２は衣類の脇の下を十
分伸ばせる程度、好ましくは肘に達する長さを有するの
が良い（図４参照）。
は略全体を合成樹脂により形成することができる。また
本考案に於るハンガー本体７は通常のハンガーと同程度
の大きさを有し、反転腕１１、１２は衣類の脇の下を十
分伸ばせる程度、好ましくは肘に達する長さを有するの
が良い（図４参照）。
【００１７】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成されているの
で、シャツなどの両袖を伸ばし、脇の下を開いて、かけ
ることができ、そのため洗濯後の乾燥がむらなく、早く
進み、また畳んだ反転腕１１、１２は本体７に重なるの
で通常のハンガーとしても全く支障なく使用出来る等顕
著な効果を奏する。特に本考案では反転腕１１、１２を
平面長Ｕ字型に形成し、一端部の支軸１０は肩部３、４
の下部に設けた軸受２０に嵌合し、展張時、一端寄りの
係止部９が肩部３、４に係止して各肩部３、４の直線状
そのままに延長され、途中に段や曲がりがないため、か
けた衣類などにくせをつけることがなく、また折り畳み
時、肩部３、４の上に重なる反転腕１１、１２の先端部
２３、２３は内側凹部２５、２５に係入し突出しないの
で、通常サイズのハンガーと全く変わらずに使用するこ
とができる。
で、シャツなどの両袖を伸ばし、脇の下を開いて、かけ
ることができ、そのため洗濯後の乾燥がむらなく、早く
進み、また畳んだ反転腕１１、１２は本体７に重なるの
で通常のハンガーとしても全く支障なく使用出来る等顕
著な効果を奏する。特に本考案では反転腕１１、１２を
平面長Ｕ字型に形成し、一端部の支軸１０は肩部３、４
の下部に設けた軸受２０に嵌合し、展張時、一端寄りの
係止部９が肩部３、４に係止して各肩部３、４の直線状
そのままに延長され、途中に段や曲がりがないため、か
けた衣類などにくせをつけることがなく、また折り畳み
時、肩部３、４の上に重なる反転腕１１、１２の先端部
２３、２３は内側凹部２５、２５に係入し突出しないの
で、通常サイズのハンガーと全く変わらずに使用するこ
とができる。
【図１】斜視図である。
【図２】一部省略正面図である。
【図３】同上の平面図である。
【図４】使用状態の説明図である。
１ フック ２ 吊具 ３、４ 肩部 ５ 横杆 ６ 掛杆 ７ ハンガー本体 ８ 取付手段 ９ 係止部 １１、１２ 反転腕
Claims (3)
- 【請求項１】 竿、紐等へかけるフック１を上部に有す
る吊具２と、衣類等をかけるために左右側方へ伸びた一
対の肩部３、４を有し、全体として略枠状に形成された
掛枠６と、前記肩部３、４の左右両側部に軸支すること
により、各肩部３、４の上へ重なりかつそこから左右外
側方へ、軸支点を中心に反転可能に取付けられ、側方反
転時、本体上部に係止する係止部９を有する左右一対の
反転腕１１、１２とからなり、各反転腕１１、１２は平
面長Ｕ字型に形成し、その一端部の幅方向に設けた支軸
１０により反転腕をハンガー本体へ反転可能に取付ける
ため、支軸１０を嵌合させる軸受２０、２０を外方寄り
の肩部３、４の下部に設け、それより内方の肩部３、４
に、反転腕１１、１２のＵ字型の先端部２３、２３を係
入させる内側凹部２５、２５を設けたことを特徴とする
反転腕付きハンガー。 - 【請求項２】 軸受２０は、両肩部３、４の外方端部近
くに下部に形成されており、係止部９を係止する外側凹
部２４が軸受２０と内側凹部２５、２５との間の肩部
３、４の上側に設けられている請求項第１項記載の反転
腕付きハンガー。 - 【請求項３】 掛枠６を吊具２に取付ける取付手段８が
着脱可能であり、反転腕１１、１２の支軸１０が掛枠６
に内側に軸支されている請求項第１項記載の反転腕付き
ハンガー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991013163U JPH0719337Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 反転腕付きハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991013163U JPH0719337Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 反転腕付きハンガー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059374U JPH059374U (ja) | 1993-02-09 |
| JPH0719337Y2 true JPH0719337Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=11825507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991013163U Expired - Fee Related JPH0719337Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 反転腕付きハンガー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719337Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101880366B1 (ko) * | 2016-11-01 | 2018-07-19 | 홍승우 | 삼면 옷걸이 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5215329U (ja) * | 1975-07-21 | 1977-02-03 | ||
| JPS60195588U (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-26 | キンシ化学工業株式会社 | ハンガ− |
| JPH063200U (ja) * | 1991-11-04 | 1994-01-18 | 昭三 石神 | 接着剤付き便座ペーパー |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1991013163U patent/JPH0719337Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH059374U (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |