JPH0520203Y2 - - Google Patents

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JPH0520203Y2
JPH0520203Y2 JP1988067397U JP6739788U JPH0520203Y2 JP H0520203 Y2 JPH0520203 Y2 JP H0520203Y2 JP 1988067397 U JP1988067397 U JP 1988067397U JP 6739788 U JP6739788 U JP 6739788U JP H0520203 Y2 JPH0520203 Y2 JP H0520203Y2
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frame
seat plate
vertical rod
rod portion
rod
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は使用時に安定した三点接地型でかつ
不使用時には平坦に折り畳むことが可能なパイプ
製フレームの椅子に関する。
従来技術とその課題 パイプ製フレームを用いた折り畳み椅子として
は、上部に背もたれを取付けた上向きコ字形の前
脚フレームと同様コ字形の後脚フレームとから脚
部が構成され、座板を背もたれ側に引き起こすこ
とによつて両脚フレームが重合した折り畳み形態
となるものが汎用されているが、四点接地型であ
ることから床面状態によつては脚部が不安定でガ
タ付きを生じるという欠点があり、また構造上の
制約からデザイン的変化に乏しく講演会場や会議
場等で簡易に利用する椅子としてのイメージが定
着している。
課題を解決するための手段 この考案は、上述の状況に鑑みてなされたもの
で、三点接地型の安定した使用形態となり、かつ
パイプ製フレームを用いた折り畳み椅子として従
来にない斬新なデザイン構成が可能であり、しか
も構造的に極めて簡単な椅子を提供することを目
的としている。
すなわち、この考案に係る折り畳み椅子は、上
記目的を達成するために、下向きコ字形をなし両
側縦杆部の一方の下端が該下端に取付けられた接
床片を介して接地するパイプ製の第1フレーム
と、上向きコ字形をなし横杆部がその両端部に取
付けられた左右1対の接床片を介して接地すると
共に両側縦杆部の一方が第1フレームの他方の縦
杆部に同軸状に相対回転自在に連結された第2フ
レームと、第1フレームの横杆部に下面側の縁寄
り位置で起伏自在に枢着された座板と、該座板の
下面側中央寄り位置に一端が枢着連結されて他端
が第2フレームの他方の縦杆部に枢着連結された
受け杆とからなる構成を採用したものである。
そして、この考案では、上記第2フレームにお
ける非連結側の縦杆部の上部が座面よりも高位置
でその横杆部と略同方向の水平に延出されて背も
たれを構成するものを好適態様としている。
作 用 この考案の折り畳み椅子では、使用形態におい
て、第1フレームの一方の縦杆部下端と第2フレ
ームの横杆部両側との三点で接地し、座板は第1
フレームの横杆部と受け杆つまり第2フレームの
縦杆部とによつて略水平な倒伏状態で安定に支承
される(第1図参照)。そして不使用時に折り畳
む際には両フレームを両者の連結した縦杆部を中
心として閉じる方向に回動させる。この回動によ
つて座板の第1フレーム枢着位置と受け杆の第2
フレーム枢着位置とが接近するから、座板は受け
杆にて押し上げられ起立回動し(第2図参照)、
両フレームの重合状態で座板が略垂直状態となつ
た平坦な折り畳み形態となる(第3図参照)。無
論、上記とは逆に座板を引き起こして両フレーム
を重合させてもよい。
また、第2フレームにおける非連結側の縦杆部
の上部は、座面よりも高位置で横杆部と略同方向
に水平に延出することにより、第1フレームの接
地縦杆部が前方となる使用形態の背もたれとな
り、折り畳み形態では横杆部と平行で垂直状態の
座板と重合する。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基いて説明す
る。
図において、1は横杆部1aとその両側より垂
下する長尺の接地縦杆部1bおよび短尺の連結縦
杆部1cとで構成される下向きコ字形の第1フレ
ーム、2は横杆部2aとその両側より立ち上がる
長尺の座受け縦杆部2bおよび短尺の連結縦杆部
2cとで構成される上向きコ字形の第2フレーム
であり、両フレーム1,2は共に一本の丸パイプ
材からなつている。そして、両フレーム1,2の
連結縦杆部1c,2cは、第4図で示すように、
端部内面にそれぞれ鋲止めされたブシユ3,3と
その内側に両縦杆部1c,2c間にわたり挿嵌さ
れたパイプ製の内軸4とを介して、同軸状に相対
回転自在に連結されている。4aは内軸4の両側
に固着した抜け止めカラーである。
第2フレーム2の座受け縦杆部2bは、上方へ
延出され、かつ横杆部2aと略同方向に水平に曲
折されて前面側に凹となる弯曲状の背もたれ5を
構成している。また第1フレーム1の接地縦杆部
1bの下端と第2フレーム2の横杆部2aの左右
両端部の下面とに、それぞれゴム材等からなる接
床片6a,6b,6bが固着されている。
7は円板状で下向き突周縁7aを備えた座板で
あり、その下面側の縁寄り位置に固設されたコ字
状取付金枠8aと第1フレーム1の横杆部1aに
固設されたコ字状取付金枠8bとの両側片重合部
をピン8c,8cにて枢着することにより、該横
杆部1aに起伏回動自在に連結されている。
9は帯板状の受け杆であり、一端側に穿設され
た長孔9aに挿通した枢支ピン10を座板7の下
面中央部に固着されたコ字状金具10aに軸支す
ることによつて該座板7に枢着される一方、く字
状に曲折した他端側において第2フレーム2の座
受け縦杆部2b内に配されたナツト11aとボル
ト型ピン11bとの螺合を介して該縦杆部2bに
枢着されている。12はL字状の位置決め金具で
あつて、座板7の倒伏状態において立ち上げ片に
設けた切欠部12aに受け杆9を係嵌するように
してある。
上記構成によれば、使用形態では第1,5図で
示すように、両フレーム1,2の横杆部1a,2
aが平面視で略正三角形の二辺をなすように開い
て配置し、第1フレーム1の接地縦杆部1b下端
と第2フレーム2の横杆部2a両端部との三点に
おいてそれぞれ接床片6a,6b,6bを介し
て、三角形の各頂点をなす位置で接地するので、
床面状態に影響されず脚部が安定し、座板7は第
1フレーム1の横杆部1aと受け杆9つまり第2
フレーム2の座受け縦杆部2bとによつて略水平
な倒伏状態で支承される。そして、この時、座板
7の下面にある位置決め金具12に受け杆9が係
嵌しているため、両フレーム1の開き角度変化な
らびに座板7の位置変化が防止され、図示形態で
安定に保持される。
この椅子を折り畳む場合、座板7の後部を持ち
上げて受け杆9を位置決め金具12から離脱さ
せ、第2図の如く座板7を更に引き起こすか両フ
レーム1,2を閉じる方向に回動させれば、第3
図の如く両フレーム1,2が重合して起立した座
板7が背もたれ5と重合した平坦な折り畳み形態
となる。
考案の効果 この考案の折り畳み椅子では、三点接地型の安
定な使用形態と収納および持ち運びに便利な平坦
な折り畳み形態とに転換でき、しかもこの転換操
作は2本のパイプ製フレームの連結部を中心とし
た開閉と座板の起伏とが連動するために非常に容
易に行なえ、また構造的に極めて簡素であつて従
来にないシンプルで斬新なデザイン構成が可能で
あり、製作も容易である。
そして、一方のフレームの縦杆部の上部を座面
よりも高位置でその横杆部と略同方向の水平に延
出して背もたれを構成すれば、該背もたれは折り
畳み形態での平坦化に支障を生じず、使用形態で
は非常にユニークな面白い椅子外観が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は椅子全体の使用形態の斜視図、第2
図は形態転換途中の斜視図、第3図は折り畳み形
態の斜視図、第4図は第1フレームと第2フレー
ムとの連結部の要部破断側面図、第5図は第1図
の−線の矢視断面図、第6図は第5図の−
線の矢視断面図である。 1……第1フレーム、1a……横杆部、1b…
…接地縦杆部、1c……連結縦杆部、2……第2
フレーム、2a……横杆部、2b……座受け縦杆
部、2c……連結縦杆部、5……背もたれ、7…
…座板、9……受け杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下向きコ字形をなし両側縦杆部の一方の下端
    が該下端に取付けられた接床片を介して接地す
    るパイプ製の第1フレームと、上向きコ字形を
    なし横杆部がその両端部に取付けられた左右1
    対の接床片を介して接地すると共に両側縦杆部
    の一方が上記第1フレームの他方の縦杆部に同
    軸状に相対回転自在に連結されたパイプ製の第
    2フレームと、第1フレームの横杆部に下面側
    の縁寄り位置で起伏自在に枢着された座板と、
    該座板の下面側中央寄り位置に一端が枢着連結
    されて他端が第2フレームの他方の縦杆部に枢
    着連結された受け杆とからなる折り畳み椅子。 (2) 第2フレームにおける非連結側の縦杆部の上
    部が座面よりも高位置でその横杆部と略同方向
    の水平に延出されて背もたれを構成する請求項
    (1)記載の折り畳み椅子。
JP1988067397U 1988-05-20 1988-05-20 Expired - Lifetime JPH0520203Y2 (ja)

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JP1988067397U JPH0520203Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20

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JP1988067397U JPH0520203Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20

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Publication Number Publication Date
JPH01171247U JPH01171247U (ja) 1989-12-04
JPH0520203Y2 true JPH0520203Y2 (ja) 1993-05-26

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JP1988067397U Expired - Lifetime JPH0520203Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7079009B2 (ja) * 2019-10-02 2022-06-01 オンウェー株式会社 折り畳みフレームおよび折り畳み椅子

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607812A (ja) * 1983-06-15 1985-01-16 クツシユ・ウント・コンパニ−・ジツツメ−ベルウエルケ・コマンデイトゲゼルシヤフト 折たたみ椅子

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JPS607812A (ja) * 1983-06-15 1985-01-16 クツシユ・ウント・コンパニ−・ジツツメ−ベルウエルケ・コマンデイトゲゼルシヤフト 折たたみ椅子

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JPH01171247U (ja) 1989-12-04

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