JP3058875U - 折り畳みベッド - Google Patents

折り畳みベッド

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JP3058875U
JP3058875U JP1998008676U JP867698U JP3058875U JP 3058875 U JP3058875 U JP 3058875U JP 1998008676 U JP1998008676 U JP 1998008676U JP 867698 U JP867698 U JP 867698U JP 3058875 U JP3058875 U JP 3058875U
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bed
handle
folded
folding
carriers
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JP1998008676U
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Inventor
耕蔵 芝田
Original Assignee
有限会社天美製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】厚みの厚いベッドにおいても折り畳み状態を確
実に保持でき、取扱いを容易にすること。 【解決手段】回動可能に連結された2つの板状のベッド
担体2,3の中間部を引き上げて上記各ベッド担体2,
3を山形に折り畳めるように構成した折り畳みベッド1
であって、折り畳んだ時に相対向する対向面間に、折り
畳み状態を保持するロック手段(ハンドル23、係止部
材24)を設けた構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、家具の技術分野に属し、より詳しくは、折り畳んでコンパクト化 が図れる折り畳みベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
折り畳みベッドには、大きく分けて山形に折り畳むものとV字形に折り畳むも のとがあり、山形に折り畳むものでは折り畳み動作を円滑にするとともに折り畳 んだ状態を保持するため、裏面にバネを張架している。
【0003】 しかし、折り畳まれるベッド担体の厚みが厚いベッドでは、バネだけで折り畳 み状態を保持するのは難しい。けだし、バネを強くすればベッド担体をのばした 使用状態で不都合が生じるのであまり強くできないにもかかわらず、ベッド担体 の重量が重いからである。
【0004】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、折り畳み状態を確実に保持でき、扱いが容易であるような 折り畳みベッドの提供を課題とする。
【0005】 そのための手段は、回動可能に連結された2つの板状のベッド担体の中間部を 引き上げて上記各ベッド担体を山形に折り畳めるように構成した折り畳みベッド であって、折り畳んだときに相対向する対向面間またはその近傍に、折り畳み状 態を保持するロック手段を設けた折り畳みベッドであることを特徴とする。
【0006】 また、前記各ベッド担体のうちの一方のベッド担体の裏面の側部に、引き上げ 用のハンドルを設けるとともに、他方のベッド担体の上記ハンドル対向部位に、 折り畳んだ時にハンドルを係止する係止部材を設けて、上記ハンドルを前記ロッ ク手段に利用するとよい。
【0007】 別の手段は、回動可能に連結された2つの板状のベッド担体の中間部を引き上 げて上記各ベッド担体を山形に折り畳めるように構成した折り畳みベッドであっ て、前記ベッド担体のうちの一方のベッド担体の裏面の側部に、引き上げ用のハ ンドルを枢着し、他方のベッド担体の上記ハンドル対向部位に、折り畳んで上記 ハンドルを対向側に回動したときに該ハンドルを係止する係止部材を設けた折り 畳みベッドであることを特徴とする。
【0008】 前記ベッド担体の厚みは、ベッド上面までの高さの半分より厚く設定するもよ い。
【0009】
【作用及び効果】
すなわち、上述の構成によれば、折り畳んだときに相対向する対向面間または その近傍に、折り畳み状態を保持するロック手段を設けたので、確実に折り畳み 状態を保持できる。このため、不測に開いてしまうようなことはなく、また、移 動するときには開くのを押さえたりする必要はなく、扱いが容易である。
【0010】 請求項2や請求項3の構成によれば、折り畳むときの動作である引き上げを行 なうためのハンドルを設けているので、折り畳み動作が容易である。その上、そ のハンドルは折り畳み状態を保持するロック手段としても利用しているので、構 造が簡素であり、コストを抑えることもできる。
【0011】 請求項4のようにベッド担体の厚みを厚く構成した折り畳みベッドでは、安定 感のよい木製のベッドと同様に重厚感と暖かさがあり、折り畳みベッドとは思え ない意匠感を得られる折り畳みベッドになるとともに、上述のような効果を有効 に享受することができる。
【0012】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は折り畳みベッド1の内部構造を示した斜視図であり、2つの板状のベッ ド担体2,3からなり、これらを山折りできるように構成している。また、この 折り畳みベッド1は、ベッドの上面の高さは普通求められるように37cm程度で あるが、ベッド担体2,3の厚みをベッド上面の高さの半分よりも厚く設定して 、折り畳み式でない木製のベッドと同様に重量感と暖かさのある意匠感をえられ るようにしている。
【0013】 図2は折り畳みベッドをのばした状態、図3は折り畳んだ状態の側面図であり 、図2に仮想線で示したように一方のベッド担体2を上方へ引き上げると折り畳 みができるように構成している。
【0014】 ベッド担体2,3は、金属パイプからなる基枠4の上に発泡スチロール等の軽 量の材料からなる芯材5と、スポンジ等からなるクッション材6とを重合して、 表地7で覆って構成している。そして上記基枠4には、2つのベッド担体2,3 を所定高さに支持するのに必要な部材と、折り畳んだ状態を保持するロック手段 を装着している。
【0015】 すなわち、2つの基枠4は、これらを山折り可能に連結する中間支持脚8と、 各基枠4の端部側の下に2個ずつ枢着した合計4個の支持脚9…で支持している 。支持脚は9…ベッドの長さ方向で相対回動する。
【0016】 基枠4は、断面方形の金属製パイプを平面視方形状に形成したもので、ベッド の長さ方向に複数本の桟部材4a…を架設するとともに、ベッドの端部における 左右両側には、略逆U字状の連結部材10,10を配設している。この連結部材 10,10を配設した位置が前記支持脚9を枢着する箇所であり、各連結部材1 0,10の近傍に、断面ハット形で連結部材10よりも小規模の固定金具11を 固定している。固定に当っては、固定金具11の下端の水平な固定片11aを、 連結部材10の幅に対応させて固定した上記桟部材4aの下面に対して一体化す る。固定金具11をこのように固定するので基枠4の強度は高い。なお固定金具 11は、上面をベッドの端部相当位置側ほど高くなるように傾斜させた側面視台 形であり、内側が、後述する収納部11bである。
【0017】 そしてこの固定金具11の内部には、図4、図5に示したように枢支金具12 を介して上記支持脚9の一部をなす支持脚部材13を枢着している。
【0018】 枢支金具12は金属板を折曲して形成し、平らな固定片12aから2枚の枢支 片12b,12cを平行に立設したもので、固定片12aを、固定金具11の天 井面に固定する。
【0019】 支持脚部材13も金属板を折曲して形成し、下側が水平な側面視多角形状であ る。周囲は内側に折り返して強度の向上を図っている。そして上端部を上記枢支 金具12の枢支片12b,12c間に枢着するが、この時、内側の枢支片12c との間に円筒形のスペーサ14を介装する。なお、上記枢着に当っての枢着点は 、支持脚部材13の枢着点から支持脚9の下端までの高さが、基枠4における枢 着点位置から端縁までの長さよりも長くなるように設定している。
【0020】 また、支持脚部材13の下端におけるベッドの端部側には、ストッパ付きのキ ャスタ15を取付けており、またその反対側には左右に対向する支持脚9,9同 士を連結する第1連結杆16の端部を固定している。さらに、この第1連結杆1 6の下側の部位には、第2連結杆17の端部を回動自在に取付けている。この第 2連結杆17は、図1、図2、図3に示したように、前記中間支持脚8との間で 突っ張るもので、他端を中間支持脚8に枢着している。図中18は、ベッドの長 さ方向のみに回動する車輪である。
【0021】 中間支持脚8は、基枠4の幅に略対応する長さの棒状体8aの左右両側部に支 持部8cを立設した形に形成し、これら支持部8b,8bの上端に枢着片8cを 形成した構成である。枢着片8cは、基枠4の下面に対して固定した枢着金具1 9を挟むように保持し、前述のごとく基枠4を山折り可能に連結する。上記第2 連結杆17の他端を枢着する位置は上記支持部8bの下部である。
【0022】 また中間支持脚8の棒状体8aの左右方向の中間部には、フック8dを形成し 、折り畳み操作を円滑にする引っ張りばね20の一端を係止するようにしている 。引っ張りばね20の他端は、連結棒21を介して基枠4の下側に係止し、図2 に示したようにベッドを伸ばしたときにV字形に張るようにしている。連結棒2 1を係止するフック22は、基枠4の端部側における下面に対して固定している 。
【0023】 前記ロック手段は、丸パイプ状のハンドル23と、このハンドル23を係止す る係止部材24とで構成している。ハンドル23は、一方のベッド担体2の基枠 4の裏面おける一側部の中間支持脚8側に、図1に示した真っ直ぐ下にさがった 状態と外側とに回動可能に枢着している。また、係止部材24は、金属や樹脂か らなるバネ性を有した断面略C状に形成され、他方のベッド担体3の基枠4の裏 面におけるハンドル23対向位置のうちハンドル23の下端部対応位置に装着し ている。ハンドル23と係止部材24との係止位置がベッドの中間支持脚8から 離れた位置であるので、係止状態の保持が強固である。
【0024】 このように構成した折り畳みベッドでは、折り畳んだときに相対向する対向面 間、すなわちベッド担体2,3の裏面に、折り畳み状態を保持するロック手段を 設けたので、確実に折り畳み状態を保持できる。
【0025】 すなわち、折り畳むときには図2に仮想線で示したようにハンドルを持って引 き上げると、引っ張りばねの作用によりベッドは折り畳まれ、ベッド担体はその 裏面同士を対向させた状態になる。この後、図6に示したように外側に向いてい るハンドルを仮想線で示したように内側に回動して係止部材に係止し、折り畳ま れた状態を保持する。このため、不測に開いてしまうようなことはなく、また、 移動するときには開くのを押さえたりする必要はなく、扱いが容易である。
【0026】 しかも、そのロック手段を構成する一部材を、折り畳むときの動作である引き 上げを行なうためのハンドルで構成しているので、構造が簡素であり、コストを 抑えることもできる。
【0027】 また、ベッド担体はその厚みを厚く形成しているので、折り畳みベッドとして は新奇な意匠感を得られるとともに、基枠4は隠蔽されているので外観が良好で ある。
【0028】 なお、以上の一実施例では2つのベッド担体を有する2つ折りの折り畳みベッ ドを例に説明したが、3つ折り、4つ折りの折り畳みベッドに採用するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】折り畳みベッドの内部構造を示す斜視図。
【図2】折り畳みベッドの延ばした状態の側面図。
【図3】折り畳みベッドを折り畳んだ状態の側面図。
【図4】支持脚の断面図。
【図5】支持脚の正面図。
【図6】要部の斜視図。
【符号の説明】
1…折り畳みベッド 2,3…ベッド担体 23…ハンドル 24…係止部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動可能に連結された2つの板状のベッド
    担体の中間部を引き上げて上記各ベッド担体を山形に折
    り畳めるように構成した折り畳みベッドであって、折り
    畳んだときに相対向する対向面間またはその近傍に、折
    り畳み状態を保持するロック手段を設けた折り畳みベッ
    ド。
  2. 【請求項2】前記各ベッド担体のうちの一方のベッド担
    体の裏面の側部に、引き上げ用のハンドルを設けるとと
    もに、他方のベッド担体の上記ハンドル対向部位に、折
    り畳んだ時にハンドルを係止する係止部材を設けて、上
    記ハンドルを請求項1記載のロック手段に利用した折り
    畳みベッド。
  3. 【請求項3】回動可能に連結された2つの板状のベッド
    担体の中間部を引き上げて上記各ベッド担体を山形に折
    り畳めるように構成した折り畳みベッドであって、前記
    ベッド担体のうちの一方のベッド担体の裏面の側部に、
    引き上げ用のハンドルを枢着し、他方のベッド担体の上
    記ハンドル対向部位に、折り畳んで上記ハンドルを対向
    側に回動したときに該ハンドルを係止する係止部材を設
    けた折り畳みベッド。
  4. 【請求項4】前記ベッド担体の厚みが、ベッド上面まで
    の高さの半分より厚い請求項1から請求項3のうちのい
    ずれか一項に記載の折り畳みベッド。
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