JP3059433U - 折り畳みベッド - Google Patents

折り畳みベッド

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JP3059433U
JP3059433U JP1998009390U JP939098U JP3059433U JP 3059433 U JP3059433 U JP 3059433U JP 1998009390 U JP1998009390 U JP 1998009390U JP 939098 U JP939098 U JP 939098U JP 3059433 U JP3059433 U JP 3059433U
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bed
support leg
leg plate
folding
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JP1998009390U
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Inventor
耕蔵 芝田
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有限会社天美製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】厚みの厚い山折り形の折り畳みベッドにおい
て、折り畳み動作や伸ばす動作が、床や畳を傷付けるこ
となく行なえるようにすること。 【解決手段】前後2つのベッド担体2,3の骨となる基
枠4,4と、これら基枠4,4を回動可能に支持する中
間支持脚8と、上記各基枠4,4の反中間支持脚8側に
回動可能に枢着した支持脚板13と、該支持脚板13と
上記中間支持脚8とをつなぐ連結杆17とで四連リンク
機構を形成して折り畳み可能にした折り畳みベッド1で
あって、前記支持脚板13におけるベッドの長さ方向の
内側下部に、該コーナ部分を切欠く面取部13aを形成
し、該面取部13aに折り畳み方向に回動する車輪18
を装着した構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、家具の技術分野に属し、より詳しくは折り畳んでコンパクト化を 図ることができるような折り畳みベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
2つ折りのベッドでは、前後2つのベッド担体の底面をつけるように山形に折 り畳む山折りと、ベッド担体の表面同士をつけるように折り畳むV字折りとがあ るが、前者の山折りのほうが、布団を乗せたままでも折り畳め、また折り畳んだ ときにベッド担体の裏側が露出しないので需要が高い。
【0003】 そしてこのような山折りタイプのベッドについて、図7に示したようにベッド 担体の厚みを厚く設定して、主として意匠に工夫を凝らしたものが案出された( 実願平10−6964号)。このベッド101は、ベッド担体102,102の 骨となる前後2つの基枠103,103を、中間支持脚104で回動可能に支持 するとともに、各基枠103,103の反中間支持脚104側には支持脚板10 5を回動可能に枢着して支持させ、この支持脚板105と中間支持脚104とを 連結杆106で連結して折り畳み構造としている。ベッド担体102,102の 厚みを厚くする分、ベッド担体102,102を支持する中間支持脚104と支 持脚板105とは高さを低くしなければならず、特に支持脚板105はどうして も幅の広い形状にならざるを得ない。このため、図7に示したように支持脚板1 05はベッドの長さ方向の内側下部が当然のように角張った形に形成されている 。
【0004】 しかし、ベッドを伸ばしたり折り畳んだりする際に、例えば図8に示したよう にその動作が期せずして前後で不均等になる事がある。このような時には、本来 常に水平を維持するはずの支持脚板105なのだが連結杆106の押しにより傾 けられ、支持脚板105の内側下部の角105aを床や畳に当てて傷付けてしま うことが、極まれではあるが考えられる。
【0005】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、上述のように不測に床や畳を傷付けてしまうこと未然に防 ぐことができるような技術の提供を課題とする。
【0006】 そのための手段は、前後2つのベッド担体の骨となる基枠と、これら基枠を回 動可能に支持する中間支持脚と、上記各基枠の反中間支持脚側に回動可能に枢着 した支持脚板と、該支持脚板と上記中間支持脚とをつなぐ連結杆とで四連リンク 機構を形成して折り畳み可能にした折り畳みベッドであって、前記支持脚板にお けるベッドの長さ方向の内側下部に、該コーナ部分を切欠く面取部を形成した折 り畳みベッドであることを特徴とする。
【0007】 なお、前記面取部に、ベッドの長さ方向に回動する車輪を装着するもよい。
【0008】 また、ベッド担体の厚みをベッドの上面までの高さの半分より厚く設定し、前 後2つのベッド担体の骨となる基枠と、これら基枠を回動可能に支持する中間支 持脚と、上記各基枠の反中間支持脚側に回動可能に枢着した支持脚板と、該支持 脚板と上記中間支持脚とをつなぐ連結杆とで四連リンク機構を形成して折り畳み 可能にした折り畳みベッドであって、前記支持脚板におけるベッドの長さ方向の 内側下部に、該コーナ部分を切欠く面取部を形成し、該面取部に、ベッドの長さ 方向に回動する車輪を装着した折り畳みベッドであることを特徴とする。
【0009】
【作用及び効果】
すなわち、上述の構成によれば、支持脚板の内側下部の角を取る面取部を形成 しているので、床や畳への当りを阻止できる。このため、従来の構成では考えら れた不都合を回避でき、利用価値の高い折り畳みベッドを得ることができる。特 に請求項3のようにベッド担体の厚みを厚く設定したベッドでは、普通のベッド とは異なる趣によりソファーのようにも使用できるので、上記効果をより一そう 向上することになる。
【0010】 また、請求項2のように面取部に車輪を装着すると、不均等な開閉動作が起き た場合にその車輪が床や畳に接地して、動作方向に回動する。このため、開閉動 作は阻害されず直ちにその動作を正常な状態に戻すことができ、動作の円滑さを 得られる。
【0011】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は折り畳みベッド1の内部構造を示した斜視図であり、2つの板状のベッ ド担体2,3からなり、これらを山折りできるように構成している。また、この 折り畳みベッド1は、ベッドの上面の高さは普通求められるように37cm程度で あるが、ベッド担体2,3の厚みをベッド上面の高さの半分よりも厚く設定して 、折り畳み式でない木製のベッドと同様に重量感と暖かさのある意匠感をえられ るようにしている。
【0012】 図2は折り畳みベッドをのばした状態、図3は折り畳んだ状態の側面図であり 、図2に仮想線で示したように一方のベッド担体2を上方へ引き上げると折り畳 みができるように構成している。
【0013】 ベッド担体2,3は、金属パイプからなる基枠4の上に発泡スチロール等の軽 量の材料からなる芯材5と、スポンジ等からなるクッション材6とを重合して、 表地7で覆って構成している。そして上記基枠4には、2つのベッド担体2,3 を所定高さに支持するのに必要な部材と、折り畳んだ状態を保持するロック手段 を装着している。
【0014】 すなわち、2つの基枠4は、これらを山折り可能に連結する中間支持脚8と、 各基枠4の端部側の下に2個ずつ枢着した合計4個の支持脚9…で支持している 。支持脚は9…ベッドの長さ方向で相対回動する。
【0015】 基枠4は、断面方形の金属製パイプを平面視方形状に形成したもので、ベッド の長さ方向に複数本の桟部材4a…を架設するとともに、ベッドの端部における 左右両側には、略逆U字状の連結部材10,10を配設している。この連結部材 10,10を配設した位置が前記支持脚9を枢着する箇所であり、各連結部材1 0,10の近傍に、断面ハット形で連結部材10よりも小規模の固定金具11を 固定している。固定に当っては、固定金具11の下端の水平な固定片11aを、 連結部材10の幅に対応させて固定した上記桟部材4aの下面に対して一体化す る。固定金具11をこのように固定するので基枠4の強度は高い。なお固定金具 11は、上面をベッドの端部相当位置側ほど高くなるように傾斜させた側面視台 形であり、内側が、後述する収納部11bである。
【0016】 そしてこの固定金具11の内部には、図4、図5に示したように枢支金具12 を介して上記支持脚9の一部をなす支持脚板13を枢着している。
【0017】 枢支金具12は金属板を折曲して形成し、平らな固定片12aから2枚の枢支 片12b,12cを平行に立設したもので、固定片12aを、固定金具11の天 井面に固定する。
【0018】 支持脚板13も金属板を折曲して形成し、下側が水平な側面視多角形状である 。周囲は内側に折り返して強度の向上を図っている。そして上端部を上記枢支金 具12の枢支片12b,12c間に枢着するが、この時、内側の枢支片12cと の間に円筒形のスペーサ14を介装する。なお、上記枢着に当っての枢着点は、 支持脚板13の枢着点から支持脚9の下端までの高さが、基枠4における枢着点 位置から端縁までの長さよりも長くなるように設定している。
【0019】 また、支持脚板13の下端におけるベッドの端部側には、ストッパ付きのキャ スタ15を取付けており、またその反対側には左右に対向する支持脚9,9同士 を連結する第1連結杆16の端部を固定している。さらに、この第1連結杆16 の下側の部位には、第2連結杆17の端部を回動自在に取付けている。この第2 連結杆17は、図1、図2、図3に示したように、前記中間支持脚8との間で突 っ張るもので、他端を中間支持脚8に枢着している。
【0020】 そして、上記支持脚板13におけるベッドの長さ方向内側の下部には、角をと る面取部13aを形成し、この面取部13aに、ベッドの長さ方向のみに回動す る車輪を取付けている。
【0021】 中間支持脚8は、基枠4の幅に略対応する長さの棒状体8aの左右両側部に支 持部8cを立設した形に形成し、これら支持部8b,8bの上端に枢着片8cを 形成した構成である。枢着片8cは、基枠4の下面に対して固定した枢着金具1 9を挟むように保持し、前述のごとく基枠4を山折り可能に連結する。上記第2 連結杆17の他端を枢着する位置は上記支持部8bの下部である。
【0022】 また中間支持脚8の棒状体8aの左右方向の中間部には、フック8dを形成し 、折り畳み操作を円滑にする引っ張りばね20の一端を係止するようにしている 。引っ張りばね20の他端は、連結棒21を介して基枠4の下側に係止し、図2 に示したようにベッドを伸ばしたときにV字形に張るようにしている。連結棒2 1を係止するフック22は、基枠4の端部側における下面に対して固定している 。
【0023】 前記ロック手段は、丸パイプ状のハンドル23と、このハンドル23を係止す る係止部材24とで構成している。ハンドル23は、一方のベッド担体2の基枠 4の裏面おける一側部の中間支持脚8側に、図1に示した真っ直ぐ下にさがった 状態と外側とに回動可能に枢着している。また、係止部材24は、金属や樹脂か らなるバネ性を有した断面略C状に形成され、他方のベッド担体3の基枠4の裏 面におけるハンドル23対向位置のうちハンドル23の下端部対応位置に装着し ている。ハンドル23と係止部材24との係止位置がベッドの中間支持脚8から 離れた位置であるので、係止状態の保持が強固である。このロック手段を設ける ことにより折り畳み状態を確実に保持することができる。
【0024】 すなわち、折り畳むときには図2に仮想線で示したようにハンドルを持って引 き上げると、引っ張りばねの作用によりベッドは折り畳まれ、ベッド担体はその 裏面同士を対向させた状態になる。この後、外側に向いているハンドルを内側に 回動して係止部材に係止し、折り畳まれた状態を保持する。このため、不測に開 いてしまうようなことはなく、また、移動するときには開くのを押さえたりする 必要はなく、扱いが容易である。
【0025】 しかも、そのロック手段を構成する一部材を、折り畳むときの動作である引き 上げを行なうためのハンドルで構成しているので、構造が簡素であり、コストを 抑えることもできる。
【0026】 また、支持脚板13には、その内側下部の角を取る面取部13aを形成してい るので、床や畳への当りを阻止できる。しかも、その面取部13aには車輪18 を装着しているので、不均等な開閉動作が起きた場合にその車輪18が床や畳に 接地して、動作方向に回動する(図6参照)。このため、開閉動作は阻害されず 直ちにその動作を正常な状態に戻すことができ、動作の円滑さを得られる。この ため、床や畳を傷付けるような万が一の不都合を回避でき、利用価値の高い折り 畳みベッドを得ることができる。特にベッド担体2,3の厚みを厚く設定したベ ッドであるので、折り畳みベッドとしては新奇な意匠感を得られ、普通のベッド とは異なる趣によりソファーのようにも使用できるので、上記効果をより一そう 向上することになる。なお、基枠4は隠蔽されているので、このことによっても 外観が良好になる。
【0027】 上記一実施例における第2連結杆17は、実用新案登録請求の範囲の連結杆に 対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 折り畳みベッドの内部構造を示す斜視図。
【図2】 折り畳みベッドの伸ばした状態の側面図。
【図3】 折り畳みベッドを折り畳んだ状態の側面図。
【図4】 支持脚の断面図。
【図5】 支持脚の正面図。
【図6】 作用状態の説明図。
【図7】 従来技術の側面図。
【図8】 従来技術の説明図。
【符号の説明】
1…折り畳みベッド 2,3…ベッド担体 4…基枠 8…中間支持脚 13…支持脚板 13a…面取部 17…第2連結杆 18…車輪

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後2つのベッド担体の骨となる基枠と、
    これら基枠を回動可能に支持する中間支持脚と、上記各
    基枠の反中間支持脚側に回動可能に枢着した支持脚板
    と、該支持脚板と上記中間支持脚とをつなぐ連結杆とで
    四連リンク機構を形成して折り畳み可能にした折り畳み
    ベッドであって、前記支持脚板におけるベッドの長さ方
    向の内側下部に、該コーナ部分を切欠く面取部を形成し
    た折り畳みベッド。
  2. 【請求項2】前記面取部に、ベッドの長さ方向に回動す
    る車輪を装着した請求項1記載の折り畳みベッド。
  3. 【請求項3】ベッド担体の厚みをベッドの上面までの高
    さの半分より厚く設定し、前後2つのベッド担体の骨と
    なる基枠と、これら基枠を回動可能に支持する中間支持
    脚と、上記各基枠の反中間支持脚側に回動可能に枢着し
    た支持脚板と、該支持脚板と上記中間支持脚とをつなぐ
    連結杆とで四連リンク機構を形成して折り畳み可能にし
    た折り畳みベッドであって、前記支持脚板におけるベッ
    ドの長さ方向の内側下部に、該コーナ部分を切欠く面取
    部を形成し、該面取部に、ベッドの長さ方向に回動する
    車輪を装着した折り畳みベッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020171401A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 桐建材株式会社 折りたたみ式ベッド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020171401A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 桐建材株式会社 折りたたみ式ベッド
JP7025030B2 (ja) 2019-04-09 2022-02-24 桐建材株式会社 折りたたみ式ベッド

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