JP3064499U - ハンドキャリ― - Google Patents
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- JP3064499U JP3064499U JP1999003881U JP388199U JP3064499U JP 3064499 U JP3064499 U JP 3064499U JP 1999003881 U JP1999003881 U JP 1999003881U JP 388199 U JP388199 U JP 388199U JP 3064499 U JP3064499 U JP 3064499U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 取っ手を引っ張ったり収縮させたりするだけ
で荷台部分およびキャスタ据付部が開閉するハンドキャ
リーを提供する。 【解決手段】 本体1、取っ手棒2、荷台3、キャスタ
据付部4、キャスタ5、伸縮連接棒および支台7を備え
る。本体1と取っ手棒2とをスライド可能な状態で嵌合
し、本体1の中段箇所に支台7を枢着し、本体1下段に
はキャスタ5を枢着したキャスタ据付部4を枢着し、本
体1下端は荷台3に枢着する。荷台3にはキャスタ据付
部4を連結し、取っ手棒2の棒体端部間には伸縮連接棒
の一端を固着し、伸縮連接棒のもう一端は荷台3内側中
央に固着する。荷台3およびキャスタ据付部4にはそれ
ぞれ制御板体34を設ける。取っ手棒2を操作すると伸
縮連接棒が連動し、荷台3およびキャスタ据付部4を動
かして開閉させる。また、荷台3に物を載せたときにキ
ャスタ据付部4およびキャスタ5が内側に移動するのを
防止する。
で荷台部分およびキャスタ据付部が開閉するハンドキャ
リーを提供する。 【解決手段】 本体1、取っ手棒2、荷台3、キャスタ
据付部4、キャスタ5、伸縮連接棒および支台7を備え
る。本体1と取っ手棒2とをスライド可能な状態で嵌合
し、本体1の中段箇所に支台7を枢着し、本体1下段に
はキャスタ5を枢着したキャスタ据付部4を枢着し、本
体1下端は荷台3に枢着する。荷台3にはキャスタ据付
部4を連結し、取っ手棒2の棒体端部間には伸縮連接棒
の一端を固着し、伸縮連接棒のもう一端は荷台3内側中
央に固着する。荷台3およびキャスタ据付部4にはそれ
ぞれ制御板体34を設ける。取っ手棒2を操作すると伸
縮連接棒が連動し、荷台3およびキャスタ据付部4を動
かして開閉させる。また、荷台3に物を載せたときにキ
ャスタ据付部4およびキャスタ5が内側に移動するのを
防止する。
Description
【0001】
本考案は、ハンドキャリーに関する。
【0002】
運搬用ハンドキャリーは、収納が簡単で、携帯に便利かつ折り畳み式であると いう形態が必要条件である。しかしながら、従来の運搬用ハンドキャリーは、使 用者が逐一各部を折り畳み操作しなければならなかったため、そのあと、従来品 の欠点を改良したものが出現した。改良品は、特に取っ手を使って相対する支え 棒を開いたり折り曲げたりする形態であり、連動する多くの棒体がキャスタを内 側に納めたり外側に出したりする。
【0003】
しかしながら、この種のハンドキャリーは、支え棒底端に枢着した荷台部分は 手動で広げなければならず、取っ手やキャスタに連動する構造ではない。それゆ え、構造上、基本的には従来品に比べて便利になったが、荷台部分は手動式では ないので不便である。 したがって、本考案の目的は、使用時または収納時に、取っ手棒を動かすだけ で荷台およびキャスタ部分を連動させて開閉し、また荷台に物を載せたときにキ ャスタ据付部およびキャスタが内側に移動するのを防止するハンドキャリーを提 供することにある。
【0004】
上記課題を解決するための本考案の請求項1記載のハンドキャリーは、本体、 取っ手棒、荷台、キャスタ据付部、キャスタ、伸縮連接棒および支台を備える。 そのうち本体は、その上方の左右棒体が取っ手棒左右の各棒体とスライド可能な 状態で嵌合し、本体左右の中段箇所には支台の左右端がそれぞれ枢着され、本体 左右下段にはそれぞれキャスタ据付部が枢着される。キャスタ据付部にはキャス タを枢着し、本体左右下端は荷台の左右端にそれぞれ枢着する。荷台の左右端に はそれぞれ歯型を設け、キャスタ据付部にもまたそれに対応する歯型を設け、荷 台の歯型とキャスタ据付部の歯型とはそれぞれ噛合するものとする。また、取っ 手棒左右の棒体端部間には伸縮連接棒の一端を固着し、伸縮連接棒のもう一端は 荷台内側中央に固着する。これにより、取っ手棒を操作すると伸縮連接棒が連動 し、更に荷台をも動かし、同時にキャスタ据付部を動かして開閉させる。
【0005】 本考案の請求項2記載のハンドキャリーは、請求項1記載のハンドキャリーで あって、前記本体はU型棒、固着体、支え棒、嵌合体、第1横棒およびスプリン グを含む。そのうちU型棒の両側下端には固着体の一端を連結し、固着体のもう 一端は支え棒に固着する。支え棒内側にはスプリングを設け、スプリングの一端 は支え棒に、ならびにもう一端は支台の一端に固着する。固着体の一方の内側に は枢着棒を設け、U型棒上部には嵌合体を設け、嵌合体間には第1横棒を設ける 。
【0006】 本考案の請求項3記載のハンドキャリーは、請求項1記載のハンドキャリーで あって、前記伸縮連接棒は、外管、内管、滑止体およびフック体を含む。外管に は内側にスライド可能な内管を嵌入し、その内管上端には滑止体を固着する。滑 止体の外径は内管の外径より若干大きめかつ外管の内径より若干小さめとし、滑 止体上には断面がC型の嵌合溝を設ける。外管の下端近くには内側に向かって突 出した突出部を設け、フック体を固着した内管下端は荷台前方中央に枢着する。
【0007】 本考案の請求項4記載のハンドキャリーは、請求項2記載のハンドキャリーで あって、前記取っ手棒は逆U型であり、スライド体、第2横棒、第1ロック体、 ねじりスプリングおよび第2ロック体を有する。そのうち、取っ手棒の二つの直 棒は本体の嵌合体に差し込み、取っ手棒の二つの直棒端部にはそれぞれスライド 体を固着し、スライド体をU型棒の直棒に差し込むことにより、取っ手棒は本体 に対してスライド可能状態となる。また、スライド体間には第2横棒を設け、第 2横棒中央には第1ロック体を固着し、第1ロック体にはさらにねじりスプリン グおよび第2ロック体を枢着する。第2ロック体上方には斜面があるため、ねじ りスプリングを内側に固定させることができる。
【0008】 本考案の請求項5記載のハンドキャリーは、請求項2記載のハンドキャリーで あって、前記荷台の前側両端にはそれぞれ垂直突起状の軸体を設けており、各軸 体は二つの支え棒下端に枢着する。また各軸体は歯型を有しており、キャスタ据 付部は支え棒下段に嵌合し、そのキャスタ据付部にも荷台の歯型に対応する箇所 に歯型を設け、この二つの歯型が噛合する。
【0009】 本考案の請求項6記載のハンドキャリーは、請求項4記載のハンドキャリーで あって、前記第1ロック体の上方には外側方向に突出した制御体を設け、また第 2ロック体下方の左右前面にも制御体を設ける。第2ロック体後方に向かって回 し閉めた第2ロック体の制御体と第1ロック体の制御体とが適度な角度を形成す る場合、第2ロック体の制御体は滑り止めとなって第2ロック体を位置決めさせ る。
【0010】 本考案の請求項7記載のハンドキャリーは、本体、取っ手棒、荷台、キャスタ 据付部、キャスタ、伸縮連接棒および支台を備える。本体上方の左右棒体と取っ 手棒左右の各棒体とをスライド可能な状態で嵌合し、本体左右の中段箇所に支台 の左右端をそれぞれ枢着し、本体左右下段にはそれぞれキャスタ据付部を枢着す る。キャスタ据付部にはキャスタを枢着し、本体左右下端には荷台の左右端を枢 着する。また、荷台の後方両側に設けた制御板体は斜面を有し、斜面下端に隣接 する箇所には垂直の制御面を設ける。キャスタ据付部下方にも斜面を有する制御 板体を設け、その斜面下端に隣接する箇所には垂直の制御面を設け、その下に突 出体を設ける。これにより、ハンドキャリーを開いた場合、荷台下方の制御板体 の斜面はキャスタ据付部下方の制御板体斜面に隣接し、ならびに制御面と制御面 とが互いに密着して固定する力が働くため、荷台に荷物を載せてキャスタを地面 に接触させているとき、キャスタ据付部およびキャスタが内側に折り畳まれるこ とがない。一方、荷台に荷物を載せておらず上向きに折り畳む場合は、キャスタ 据付部の制御板体の突出体は荷台の制御板体の斜面をスライドし、内側に折り畳 まれる。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1のとおり、本考案の一実施例によるハンドキャリーは、本体1、取っ手棒 2、荷台3、キャスタ据付部4、キャスタ5、伸縮連接棒6および支台7等の部 材で構成される。その部材の組立形態については、本体1上方の左右棒体と取っ 手棒2左右の各棒体とをスライド可能な状態で嵌合し、本体1左右の中段箇所に 支台7の左右端をそれぞれ枢着し、本体1左右下段にはそれぞれキャスタ据付部 4を枢着し、各キャスタ据付部4にはそれぞれキャスタ5を枢着し、ならびに荷 台3は、各キャスタ据付部4を挟持する形状とする。また、取っ手棒2左右の棒 体端部間には伸縮連接棒6の一端を固着し、伸縮連接棒6のもう一端は荷台3内 側中央に固着する。これにより、取っ手棒2を操作すると伸縮連接棒6が連動し 、さらに荷台3およびキャスタ据付部4を動かして開閉させる。
【0012】 その詳細構造は、次のとおりである。本体1は、U型棒11、固着体12、支 え棒13、嵌合体14、横棒15およびスプリング16等の部材を含む。U型棒 11の両側下端には固着体12の一端を連結し、各固着体12のもう一端は支え 棒13にそれぞれ固着する。また、支え棒13内側にスプリング16を嵌入し、 固着体12の一側には枢着棒121、U型棒11上部には嵌合体14、ならびに 嵌合体14間には横棒15を設ける。
【0013】 取っ手棒2は逆U型であり、二つのスライド体21、横棒22、第1ロック体 23、図2に示すねじりスプリング24および第2ロック体25等の部材からな る。取っ手棒2の二つの直棒は本体1の嵌合体14に差し込み、取っ手棒2の二 つの直棒端部にはそれぞれスライド体21を固着し、またスライド体21をU型 棒11の直棒に差し込むことにより、取っ手棒2は本体1に対してスライド可能 な状態となる。スライド体21間には横棒22を設け、横棒22中央には第1ロ ック体23を固着する。
【0014】 図2および図3に示すとおり、第1ロック体23は、横向きの管体235を有 し、また管体235両端の上方および下方には、それぞれ板状体を延伸させてお り、管体235下方の板状体には貫通孔を横向きに開けており、定位軸231は 伸縮連接棒6の外管61上端に嵌入固定させる。管体235上方の板状体には外 向きに突出した制御体232および二つの穿孔233、234を設け、またねじ りスプリング24は、コイルを有しているという特徴のほか、その両端には突出 した軸棒241を有し、中央箇所には垂直に曲げられて逆U形状を呈する引掛け 部242が形成されている。第2ロック体25は、その上方前側に斜面251を 、ならびに中段後方に窪み252を具えており、下方左右両側にはそれぞれ孔2 54を設け、孔254の前方には制御体253を設ける。ねじりスプリング24 は、その軸棒241を穿孔233に差し込み、枢着軸243を穿孔234および ねじりスプリング24のコイル中央に貫通させることにより、第1ロック体23 に固定される。第2ロック体25は、孔254で第1ロック体23の管体235 を挟み込み、横棒22を貫通させる。ねじりスプリング24の引掛け部242は 、第2ロック体25の窪み252に嵌入されるとともに、制御体232と第2ロ ック体25後方に向かって回し閉めた制御体253とが適度な角度をなす場合、 滑り止めとなって第2ロック体25を位置決めする。
【0015】 荷台3は、板体前側両端にそれぞれ垂直突起状の軸体31を設ける。各軸体3 1は、平行である二つの片体311からなる。二つの片体311間には本体1の 二つの支え棒13下端を差し込んで軸棒32を貫通させ、また、各軸体31の一 片体311は歯型312を有しており、荷台3の底には骨体33を設けて荷物を 置いたあとにその荷物を支える役割を果たす。また、図8および図10に示すと おり、荷台3後方両側においてキャスタ据付部4の下方に当たる箇所には、制御 板体34を設ける。制御板体34には斜面341を設け、斜面341下端に隣接 する箇所には垂直の制御面342を設ける。
【0016】 キャスタ据付部4は、それ自身にキャスタ5を枢着し、支え棒13下段に嵌合 する。キャスタ据付部4は、荷台3の歯型312に対応する箇所にやはり歯型4 1を有し、二つの歯型312、41が噛合して荷台3が水平から垂直、あるいは 垂直から水平方向へと動く場合、キャスタ据付部4は水平面に対して左右に移動 する。また、図8および図10に示すとおり、キャスタ据付部4の下方箇所には 制御板体42を設ける。制御板体42は斜面421を有し、斜面421下端には 垂直の制御面422を隣接させ、制御面422下には突出体423を設け、制御 板体42、34は互いに対応するものとする。
【0017】 伸縮連接棒6は、外管61、内管62、滑止体63およびフック体64を含む 。外管61には内側にスライド可能な内管62を嵌入し、その内管62上端には 滑止体63を固着する。滑止体63の外径は内管62の外径より若干大きめであ って、外管61の内径より若干小さめである。滑止体63上には断面がC型の嵌 合溝631を設け、外管61の下端近くには内側に向かって突出した突出部61 1を設け、フック体64を固着した内管61下端は荷台3前方中央に枢着する。
【0018】 支台7は板状体であり、その両側の適当箇所にはU型に近い定位棒71の両端 を枢着し、開いたときに定位棒71の中央をフック体64にはめ込む。支台7両 端は固着体12の端部内側の軸棒121に枢着し、スプリング16の一端は支台 7端部に固定し、もう一端は支え棒13下端箇所に軸体32で固定し、これによ り支台7は弾力で戻って折り畳む力が働く。 本実施例のハンドキャリーの収納操作の仕組みは、図4および図5に示すとお り、連動操作を主特徴とし、取っ手棒2を収縮することにより、荷台3およびキ ャスタ据付部4を連動させて一緒に折り畳むものである。二つ目の特徴は、支台 7の操作である。これは毎回必要な操作ではないので、個別操作を維持する。実 際の連動操作は、まず図1に示す状態から始め、支台7の定位棒71をフック体 64より外すと、支台7はスプリング16の影響を受けて図1のような形態に戻 る。続いて図5に示すとおり、本体1に相対する取っ手棒2を縦方向にまっすぐ 押し入れ、その全長を縮める。取っ手棒2を適当な長さに押し入れると、それに 伴い伸縮連接棒6の外管61および内管62もまた縮み、伸縮連接棒6の内管6 2上端の滑止体63の嵌合溝631に第1ロック体23の定位軸231がはめ込 まれたあと、取っ手棒2をさらに押し縮めると、収縮して嵌合されている伸縮連 接棒6により荷台3が上に持ち上げられる。荷台3が持ち上げると、軸体31の 歯型312と歯型41とが噛み合い、キャスタ据付部4を適度に連動して本体1 に収納する。図4は最終的な折り畳み状態である。
【0019】 また、逆にハンドキャリーを開きたい場合は図5に示すとおりであり、取っ手 棒2を引っ張ると、伸縮連接棒6もそれに従い引っ張られ、図6に示すとおり、 伸縮連接棒6の外管61および内管62が極限まで延びるが、図7に示すとおり 、内管62の滑止体63が外管61の突出部611で止まり、この状態において さらに取っ手棒2を引っ張ると、伸縮連接棒6の動きにより連動された荷台3が 開かれ、また同時に軸体31の歯型312と歯型41とが噛み合っているので、 連動するキャスタ据付部4も外側に開かれ、図1のようになる。本体1に相対す る取っ手棒2を引っ張って位置決めする場合は、第1ロック体23上の第2ロッ ク体25を本体1の横棒15にはめ込むと、取っ手棒2はロックされて収縮移動 が不可能となる。
【0020】 また、図8および図9に示すとおり、支台7を開いてフラット状態とした場合 、軸端にあるスプリング16は引っ張られ、定位棒71の下端を伸縮連接棒6下 端のフック体64に嵌合すると、支台7はスプリング16の作用を受けて自動的 に元に戻ることもなく、また定位棒71に支えられた支台7には重い物を載せる ことができる。 図8および図10に示すとおり、ハンドキャリーを開いた場合、荷台3下方の 制御板体34の斜面341は、キャスタ据付部4下方の制御板体42の斜面42 1に隣接し、ならびに制御面342、422が互いに密着して固定する力が働く ため、荷台3に荷物を載せて下向きの力が働いている状態でキャスタ5を地面に 接触させている場合、キャスタ据付部4およびキャスタ5が内側に折り畳まれる ことはない。荷台3に荷物を載せていない状態で上向きに折り畳む場合は、キャ スタ据付部4の制御面422の突出体423は、制御板体34の斜面341をス ライドし、内側に折り畳まれる。
【0021】 以上説明したように、本実施例のハンドキャリーは、取っ手棒2を収縮した り延伸させたりすることにより、荷台3およびキャスタ据付部4を連動させると いう特徴をもつ。それにより、連動された荷台3、キャスタ据付部4を一緒に折 り畳んだり開いたりすることができ、同時に荷台3に物を載せたときにキャスタ 据付部4およびキャスタ5が内側に移動するのを防止するのに効果的である。
【図1】本考案の実施例によるハンドキャリーの一部が
開いた状態を示す斜視図である。
開いた状態を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例によるロック体を示す分解斜視
図である。
図である。
【図3】本考案の実施例によるロック体を示す組立断面
図である。
図である。
【図4】本考案の実施例によるハンドキャリーの完全な
折り畳み状態を示す斜視図である。
折り畳み状態を示す斜視図である。
【図5】本考案の実施例によるハンドキャリーの折り畳
み操作の最終段階および開く操作の初期段階を示す斜視
図である。
み操作の最終段階および開く操作の初期段階を示す斜視
図である。
【図6】本考案の実施例によるハンドキャリーの開く操
作の中期段階を示す斜視図である。
作の中期段階を示す斜視図である。
【図7】図6のA部分を示す断面図である。
【図8】本考案の実施例によるハンドキャリーが開いた
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図9】本考案の実施例によるハンドキャリーが開いた
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図10】本考案の実施例による荷台の制御板体および
キャスタの制御板体を示す断面図である。
キャスタの制御板体を示す断面図である。
1 本体 2 取っ手棒 3 荷台 4 キャスタ据付部 5 キャスタ 6 伸縮連接棒 7 支台 41、312 歯型
Claims (7)
- 【請求項1】 左右上方が棒体をなす本体と、 左右が棒体をなし、その左右の棒体が前記本体の左右の
棒体と互いにスライド可能な状態で嵌合する取っ手棒
と、 前記本体の左右下端に左右端がそれぞれ枢着され、その
左右端にそれぞれ歯型が設けられる荷台と、 前記本体の左右下段に枢着され、歯型が設けられ、その
歯型は前記荷台の歯型に対応して噛合するキャスタ据付
部と、 前記キャスタ据付部に枢着されるキャスタと、 前記取っ手棒の左右の棒体端部間に一端が固着され、も
う一端が前記荷台の内側中央に固着される伸縮連接棒
と、 前記本体の左右の中段箇所に左右端がそれぞれ枢着され
る支台とを備え、 前記取っ手棒が操作されたとき、前記伸縮連接棒は連動
して前記荷台を動かし、さらに前記キャスタ据付部が動
かされて開閉することを特徴とするハンドキャリー。 - 【請求項2】 前記本体は、U型棒と、一方の内側に枢
着棒が設けられる固着体と、支え棒と、嵌合体と、第1
横棒と、スプリングとを有し、前記U型棒の両側下端に
前記固着体の一端が連結され、前記固着体のもう一端は
前記支え棒に固着され、前記支え棒の内側に前記スプリ
ングが設けられ、前記スプリングは一端が前記支え棒に
固着され、もう一端が前記支台の一端に固着され、前記
U型棒の上部に前記嵌合体が設けられ、前記嵌合体の間
に前記第1横棒が設けられることを特徴とする請求項1
記載のハンドキャリー。 - 【請求項3】 前記伸縮連接棒は、内側に向かって突出
した突出部を下端近くに有する外管と、スライド可能な
内管と、断面がC型の嵌合溝が形成される滑止体と、フ
ック体とを有し、前記外管は内側に前記内管が嵌入さ
れ、前記内管の上端に前記滑止体が固着され、前記滑止
体の外径は前記内管の外径よりやや大きくかつ前記外管
の内径よりやや小さく、前記内管の下端は前記フック体
が固着されかつ前記荷台の前方中央に枢着することを特
徴とする請求項1記載のハンドキャリー。 - 【請求項4】 前記取っ手棒は、逆U型であって、スラ
イド体と、第2横棒と、第1ロック体と、ねじりスプリ
ングと、上方に斜面を有する第2ロック体とを有し、前
記取っ手棒の左右の棒体が前記嵌合体に差し込まれ、前
記取っ手棒の左右の棒体端部に前記スライド体がそれぞ
れ固着され、ならびに前記スライド体が前記U型棒の直
棒部に差し込まれることにより、前記取っ手棒は前記本
体に対してスライド可能な状態となり、前記スライド体
の間に前記第2横棒が設けられ、前記第2横棒の中央に
前記第1ロック体が固着され、前記第1ロック体に前記
ねじりスプリングおよび前記第2ロック体が枢着され、
前記第2ロック体は前記斜面により前記ねじりスプリン
グを内側に固定させることを特徴とする請求項2記載の
ハンドキャリー。 - 【請求項5】 前記荷台は、垂直突起状かつ歯型を有す
る軸体が前後両端にそれぞれ設けられ、その軸体は前記
支え棒の下端に枢着され、 前記キャスタ据付部は、前記支え棒の下段に嵌合し、前
記キャスタ据付部の歯型は前記軸体の歯型に対応する箇
所に設けられ、前記軸体の歯型と噛合することを特徴と
する請求項2記載のハンドキャリー。 - 【請求項6】 前記第1ロック体は、外側方向に突出し
た制御体が上方に設けられ、前記第2ロック体は下方の
左右前面に制御体が設けられ、前記第2ロック体の制御
体は前記第2ロック体の後方に向かって回し閉められて
前記第1ロック体の制御体と適度な角度を形成すると
き、滑り止めとなって前記第2ロック体を位置決めさせ
ることを特徴とする請求項4記載のハンドキャリー。 - 【請求項7】 左右上方が棒体をなす本体と、 左右が棒体をなし、その左右の棒体が前記本体の左右の
棒体と互いにスライド可能な状態で嵌合する取っ手棒
と、 前記本体の左右下端に左右端がそれぞれ枢着され、斜面
とその斜面の下端に隣接した垂直の制御面とを有する制
御板体が後方両側に設けられる荷台と、 前記本体の左右下段に枢着され、斜面とその斜面の下端
に隣接した垂直の制御面とその制御面の下の突出体とを
有する制御板体が下方に設けられるキャスタ据付部と、 前記キャスタ据付部に枢着されるキャスタと、 伸縮連接棒と、 前記本体の左右の中段箇所に左右端がそれぞれ枢着され
る支台とを備え、 開かれた場合、前記荷台の制御板体の斜面は前記キャス
タ据付部の制御板体の斜面に隣接し、前記荷台の制御板
体の制御面と前記キャスタ据付部の制御板体の制御面と
は互いに密着して固定する力が働き、前記荷台に荷物が
載せられて前記キャスタを地面に接触させるとき、前記
キャスタ据付部および前記キャスタは内側に折り畳まれ
ることがなく、一方前記荷台に荷物が載せられておらず
上向きに折り畳まれる場合、前記キャスタ据付部の制御
板体の突出体は前記荷台の制御板体の斜面をスライド
し、内側に折り畳まれることを特徴とするハンドキャリ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003881U JP3064499U (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | ハンドキャリ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003881U JP3064499U (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | ハンドキャリ― |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3064499U true JP3064499U (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=43198153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999003881U Expired - Lifetime JP3064499U (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | ハンドキャリ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064499U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-06-02 JP JP1999003881U patent/JP3064499U/ja not_active Expired - Lifetime
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