JP3365918B2 - 室内用ブランコ - Google Patents

室内用ブランコ

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JP3365918B2
JP3365918B2 JP34303096A JP34303096A JP3365918B2 JP 3365918 B2 JP3365918 B2 JP 3365918B2 JP 34303096 A JP34303096 A JP 34303096A JP 34303096 A JP34303096 A JP 34303096A JP 3365918 B2 JP3365918 B2 JP 3365918B2
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pipe
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Inventor
弘 中村
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株式会社 キョ−ワ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば屋内や庭
等において幼児の遊戯に使用されるような折り畳み自在
なブランコに関する。
【0002】
【従来の技術】図1に従来の室内用ブランコの斜視図を
示すと、座席の取り付けられた吊下げ材2は支柱3によ
って支持された上枠4に懸吊されている。従って、吊下
げ材2及びこれに取り付けられた座席は支柱3よりも低
い位置を支点として左右に揺動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】室内用ブランコは室内
やベランダ、庭等の限られた遊戯スペ−スで使用される
ため小型で、折り畳み可能なうえ保管スペ−スも取らな
い等の制約が課される。
【0004】そこでブランコ全体の大きさを決める支柱
の高さも限られたものとなり、これに伴い座席が取り付
けられた吊下げ材の長さも短くならざるを得ず、ブラン
コ本来の楽しさであるところのゆったりとした大きな揺
れを楽しむことができない。
【0005】そこで本発明では、吊下げ材の揺動支点を
支柱より高い位置に設定することで室内用ブランコであ
りながら屋外ブランコ同等又はそれ以上の長さに吊下げ
材を形成した、ゆったりと大きく揺れる室内用ブランコ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】支柱の支点よりも高い位
置から座席の取り付けられた吊下げ材を懸吊する。
【0007】
【発明の実施の形態】図2は本発明に係るブランコの斜
視図である。
【0008】このブランコは一対の脚パイプ5−5とこ
の両端を連結する一対の櫓パイプ6−6、吊下げ材とな
る振り子パイプ7−7を介して吊り下げられた一対の椅
子型シ−ト8−8と、相対する両シ−ト8−8間の下方
に位置し、振り子パイプを連結する足置き台9、さらに
振り子パイプを脚パイプに取り付ける一対のワンタッチ
パイプ10−10とこれを固定するロック機能を奏する
固定金具11とキャラクタ−12により構成される。
【0009】図3及び図4において上記の脚パイプ5は
略U字形に屈曲されたパイプ材よりなり、両端には脚パ
イプよりやや径の小さなコ字形のパイプ材からなる櫓パ
イプ6の両端が挿入されネジ止めされている。こうして
形成した一対の支柱となるパイプを櫓パイプが隣接する
ように正面視において三角形状に枠組みする。
【0010】一方、座席8が取り付けられた振り子パイ
プ7はU字形に屈曲されたパイプであって、足置き台9
の下面に形成された溝9aに振り子パイプ7の下方を嵌
合して足置き台9と一対の振り子パイプ7−7を連結す
る。振り子パイプ7−7の両端には振り子パイプをワン
タッチパイプ10に揺動可能に枢支する懸け具13が取
り付けられている。
【0011】図5及び図6において一対のワンタッチパ
イプ10−10が正面視において逆三角形となるように
枠組されており、先端を扁平にした両端10a−10a
はそれぞれに穿たれた係止孔14−14に挿通した係合
ピン15により連結されると共に固定金具11とも連結
されている。
【0012】また、ワンタッチパイプ10を上方に支持
すべく両端近くに穿たれた穴10bと、脚パイプ5とこ
れに挿入した櫓パイプ6の両方に穿設した穴16とを重
ねて係合ピン17を挿通し、固着する。
【0013】固定金具11には補強のためのリブ11a
を設けると共に、一端が上方に屈折したL型溝11bを
穿設する。左右の固定金具11の溝11bの該屈折部を
重ね合せて係合ピン15で係止させてロック機構を形成
すると共に固定金具の11の一端を脚パイプ5に固定ピ
ン18で固着するのである。
【0014】このブランコを折り畳んで収納する際には
図7aのように溝11bに嵌合された係合ピン15を上
方に押し上げてロックを解除し7bの状態とし、係合ピ
ン15を溝11bに沿って摺動させ、ワンタッチパイプ
10−10及び脚パイプ5−5を折り畳むのである。
【0015】図8において鼠のキャラクタ−12の手足
19、20の各々の付け根を胴体21に回動自在にビス
22で取付け、それぞれの他端を振り子パイプ7にビス
23で固着する。
【0016】振り子パイプ7の揺れに合せて鼠の手足1
9、20が左右に揺れ、あたかも鼠がブランコを漕いで
いるように見えるのである。
【0017】
【発明の効果】
1、振り子を枢支する支点を高くして振り子の長さを従
来の屋外ブランコよりもさらに50m/m長くすること
で狭い場所で使用する室内ブランコの短所の一つであっ
た短い振り子による小さな揺動を解消し、ゆったりと大
きく揺れる室内用ブランコを充分楽しむことができる。 2、固定金具のロック機構によりワンタッチでロックを
施錠・解除でき、組み立て、固定が簡単にでき、不使用
時に簡便に折り畳んで収納可能である。 3、キャラクタ−の手足が振り子パイプの揺れに合せて
左右に揺れ、あたかもキャラクタ−がブランコを揺らし
ているように見え、幼児用又は子供用ブランコとして楽
しみが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の室内用ブランコの斜視図。
【図2】 本発明に係る室内用ブランコの斜視図。
【図3】 同、正面図。
【図4】 同、左側面図。
【図5】 本発明に係る室内用ブランコの部分拡大右側
面図。
【図6】 同、正面図。
【図7】 a 固定金具でロックした状態を示す説明
図。b 固定金具のロックを解除した状態を示す説明
図。
【図8】 振り子パイプに取り付けるキャラクタ−の拡
大正面図。
【符号の説明】
5、脚パイプ 6、櫓パイプ 7、振り子パイプ
8、座席 9、足置き台 10、ワンタッチパイ
プ 11、固定金具 12、キャラクタ− 14、係止孔 15、17、係合ピン 18、固定
ピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端を横杆で連結した一対の台形枠形の支
    柱を横杆同士を接するようにして立設すると共に下部に
    座席シ−トを取り付けた吊下げ材を支柱より高い位置で
    支持する横杆を折り畳み自在にロック機構を備えた固定
    金具で当該支柱と連結させたことを特徴とする室内用ブ
    ランコ。
  2. 【請求項2】上端を横杆で連結した一対の台形枠形の支
    柱を横杆同士を接するようにして立設すると共に下部に
    座席シ−トを取り付けた吊下げ材を支柱より高い位置で
    支持する横杆を折り畳み自在にロック機構を備えた固定
    金具で当該支柱と連結させたブランコであって手足の基
    端を胴体に枢着した動物等のキャラクタ−の手足の先端
    を吊下げ材に枢着したことを特徴とする室内用ブラン
    コ。
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