JPH10259767A - 内燃機関の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

内燃機関の蒸発燃料処理装置

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JPH10259767A
JPH10259767A JP9084737A JP8473797A JPH10259767A JP H10259767 A JPH10259767 A JP H10259767A JP 9084737 A JP9084737 A JP 9084737A JP 8473797 A JP8473797 A JP 8473797A JP H10259767 A JPH10259767 A JP H10259767A
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Kenichi Murakami
賢一 村上
Satomi Wada
里美 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、内燃機関の蒸発燃料処理装置にお
いて、アイドル回転速度制御弁にパージ制御弁の機能を
もたせて部品数を減らし装置を簡素化することを課題と
する。 【解決手段】 本発明は、内燃機関1の蒸発燃料処理装
置において、スロットル弁7の上流側をアイドル回転速
度制御弁29の流入側ポートを介してロータ室33に連通さ
せるとともにスロットル弁7の下流側をアイドル回転速
度制御弁29の流出側ポートを介してロータ室33に連通さ
せる。キャニスタ5をパージ通路4に配設されたチェッ
クバルブ12、アイドル回転速度制御弁29のキャニスタ側
ポートを介してロータ室33に連通させ、ロータ室33内に
回転自在に配設された弁体によって流入側ポート及び流
出側ポートの開口率を調整可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の蒸発燃
料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、車両等に用いられる従来の内燃
機関の蒸発燃料処理装置(例えば、特開平8−1776
51号公報参照)を示す。図4の装置では、フューエル
タンク11で発生する蒸発燃料の大気中への放出による大
気汚染を防止するため、蒸発燃料をいったんキャニスタ
(吸着手段)5に吸着させ、この吸着燃料を内燃機関1
の運転中にキャニスタ5からパージ(脱離)させたパー
ジガス(パージ燃料と、パージのときにキャニスタに導
入される外気との混合気)を吸入空気中に導入させて処
理(パージ処理)している。
【0003】フューエルタンク11の上部空間とキャニス
タ5とを連通する蒸発燃料通路13には、フューエルタン
ク11からキャニスタ5の方向にだけパージ燃料の流れを
許し、その反対方向の流れを阻止するチェックバルブ12
が配設されている。吸気通路2のスロットル弁7の上流
には制御弁8が配設され、制御弁8のバイパス通路9と
パージ通路4との接続部にベンチュリ6が設けられてい
る。パージ通路4の他端はキャニスタ5に接続され、パ
ージ通路4にはパージ制御弁3が配設されている。内燃
機関1のマニホールド部分には気筒毎にインジェクタ
(燃料噴射弁)14が配設され、フューエルポンプ16から
圧送された燃料が燃料供給通路18を通り、プレッシャレ
ギュレータ17で所定の圧力に調整されてインジェクタ14
に供給され、余剰燃料はリターン燃料通路19を介してフ
ューエルタンク11に戻されるようになっている。なお、
10はエンジンコントロール用コンピュータ(コントロー
ルユニット)であり、15は排気通路である。
【0004】フューエルタンク11の上部空間に溜まる蒸
発燃料は、チェックバルブ12を介装した蒸発燃料通路13
を通ってキャニスタ5に導かれる。キャニスタ5内に一
時的に吸着された蒸発燃料は、所定の運転条件でパージ
制御弁3を介装したパージ通路4を経て、スロットル弁
7の上流のバイパス通路9に導入される。吸入空気は制
御弁8により吸気通路2側とバイパス通路9側とに振り
分けられる。制御弁8は、運転状態(機関負荷や回転速
度等)に応じて開度制御されるようになっているが、こ
の制御は例えばアクセルペダルやスロットル弁とリンク
機構を介して連動して行ってもよいし、ステップモータ
等により駆動制御するようにしてもよい。吸入空気流量
が小さい低負荷時には、吸気通路2内の制御弁8を閉
じ、バイパス通路9側に吸気を通過させベンチュリ6の
負圧発生作用によって、パージ通路4内に負圧を導き、
パージガスを効率よく吸気通路2に吸引させる。吸入空
気量が大きい高負荷時には、制御弁8を開き通路面積を
拡大して、所望の吸入空気流量が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関の蒸発
燃料処理装置においては、パージ制御弁とアイドルスピ
ードコントロール用の制御弁(アイドル回転速度制御
弁)を別個に設けている。そして、キャニスタに吸着さ
れている蒸発燃料量を推定し、この推定結果に基づいて
パージ制御弁の開度を制御し、続いてアイドルスピード
コントロール用の制御弁(吸入空気量を制御する制御
弁)の開度に応じてパージ制御弁の開度を補正してい
る。本発明は、内燃機関の蒸発燃料処理装置において、
アイドル回転速度制御弁にパージ制御弁の機能をもたせ
て部品数を減らし装置を簡素化することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、フューエルタ
ンクで発生した蒸発燃料をキャニスタ内で吸着させて貯
留し、貯留された蒸発燃料を脱離してスロットル弁のバ
イパス通路を通して吸気通路に流入させる内燃機関の蒸
発燃料処理装置において、スロットル弁の上流側をアイ
ドル回転速度制御弁の流入側ポートを介してロータ室に
連通させるとともにスロットル弁の下流側をアイドル回
転速度制御弁の流出側ポートを介してロータ室に連通さ
せ、キャニスタをパージ通路に配設されたチェックバル
ブ、アイドル回転速度制御弁のキャニスタ側ポートを介
してロータ室に連通させ、ロータ室内に回転自在に配設
された弁体によって流入側ポート及び流出側ポートの開
口率を調整可能としたことを第1の構成とする。本発明
は、第1の構成において、アイドル運転領域ではアイド
ル回転速度制御弁の流出側ポートの開口率を調整して吸
入空気量制御を行い、それ以外の領域ではアイドル回転
速度制御弁の流入側ポートの開口率を調整してパージ流
量を制御することを第2の構成とする。本発明は、第1
の構成又は第2の構成において、高負荷運転領域ではア
イドル回転速度制御弁の流入側ポートを全閉にしてパー
ジ流量を最大となし、パーシャル運転領域では空燃比に
応じて流入側ポートの開口率を調整してパージ流量を制
御することを第3の構成とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の内燃機関
の蒸発燃料処理装置の実施の形態を示す。実施の形態の
説明において、図4と同じ部材には図4と同一の符号を
付し、その説明は簡略にする。吸入空気は、不図示のエ
アクリーナからスロットルボデーのスロットル弁7を通
り、サージタンク22、各気筒の吸気通路2を通って内燃
機関1に吸入される。スロットル弁7はアクセルペダル
と連動して吸入空気量を制御し、サージタンク22によっ
て吸気の脈動が防止されるとともに各気筒の吸気通路2
に吸入空気が分配され、マニホールド部分に配設された
気筒毎の電磁式のインジェクタ14により燃料が吸気中に
噴射される。
【0008】スロットル弁7の開度はスロットルポジシ
ョンセンサ23により検出され、スロットル弁7の全開及
び全閉の信号をライン50、51を通してエンジンコントロ
ール用のコンピュータ24に伝送する。サージタンク22内
の吸気はガスフィルタ26を介して圧力センサ27に流れ、
圧力センサ27によって検出されたサージタンク22の圧力
信号はライン52を通ってコンピュータ24に伝送される。
フューエルタンク11中の燃料はフューエルポンプ16によ
り吐出され、燃料供給通路18を通ってインジェクタ14に
送られ、インジェクタ14から噴射される燃料と空気は混
合して内燃機関1に吸入される。プレッシャレギュレー
タ17によって、インジェクタ14から噴射される燃料の圧
力は一定値となるように調整され、コンピュータ24から
ライン53をとおして伝送される信号に従って燃料が噴射
される。
【0009】図1及び図2に示すように、スロットル弁
7のバイパス通路9にはロータリ式のアイドル・スピー
ド・コントロール・バルブ(アイドル回転速度制御弁,
R−ISCV)29が配設されている。アイドル回転速度
制御弁29の弁ボディ30には円筒状のロータ室33があり、
ロータ室33の中心線上に回転軸31が回転自在に配設され
ている。回転軸31には弁体32が固定され、回転軸31の一
端は弁ボディ30外に延びてステップモータ38の出力軸に
連結されている。弁体32は断面扇形で軸方向に所定長さ
を有し(ショートケーキのような形状)、回転軸31の回
転により、弁体32の円弧の部分が円筒の内面に沿って移
動するように形成されている。弁ボディ30の円筒状面に
は流出側ポートA、流入側ポートB、及びキャニスタ側
ポートCが開口されており、ポートAとポートBとは比
較的接近して形成され、ポートCはポートBからやや離
れた位置に形成されている。スロットル弁7の上流側は
バイパス通路9b 及び流入側ポートBを介してアイドル
回転速度制御弁29のロータ室33に連通され、スロットル
弁7の下流側はバイパス通路9a 及び流出側ポートAを
介してアイドル回転速度制御弁29のロータ室33に連通さ
れている。キャニスタ側ポートCはパージ通路4を介し
てチェックバルブ12の流出側に連通されている。流出側
ポートA及び流入側ポートBは弁体32により別々に開口
率を調整(全開、全閉、部分閉)され、キャニスタ側ポ
ートCは開放の儘とされる。
【0010】フューエルタンク11の上壁にはカットオフ
バルブ35が配設され、フューエルタンク11の上部空間は
カットオフバルブ35、蒸発燃料通路13を介してキャニス
タ5と連通されている。キャニスタ5とアイドル回転速
度制御弁29のキャニスタ側ポートCとを連通させるパー
ジ通路4には、キャニスタ5からポートCの方向にだけ
パージ燃料の流れを許し、その反対方向の流れを阻止す
るチェックバルブ12が配設されている。チェックバルブ
12として、図1にはチェックボールを用いたものが示さ
れているが、不図示の傘型のポペットを用いたもので
も、他の構造のものでもよい。内燃機関1のスパークプ
ラグ37は点火コイル(IGコイル)36及びライン54を介
してコンピュータ10に接続され、内燃機関1の水温セン
サ39及び排気通路15のO2センサ40はライン56及び57を
介してコンピュータ10にそれぞれ接続されている。フュ
ーエルポンプ16はライン55を介してコンピュータ10に接
続されている。
【0011】フューエルタンク11の上部空間に溜まる蒸
発燃料は、カットオフバルブ35及び蒸発燃料通路13を通
ってキャニスタ5に導かれ、キャニスタ5内に吸着され
る。キャニスタ5の流出口はチェックバルブ12を介装し
たパージ通路4を通り、キャニスタ側ポートCを経てア
イドル回転速度制御弁29のロータ室33に連通されてお
り、ロータ室33内の負圧に応じてキャニスタ5内に吸着
された蒸発燃料が脱離される。パージ通路4に介装され
たチェックバルブ12により、ロータ室33からキャニスタ
5への流体の逆流が防止され、パージ作動負圧の設定が
可能となる。
【0012】内燃機関の蒸発燃料処理装置の制御につい
て、図1・図2及び図3のフローチャートを参照して説
明する。プログラムがスタートすると、先ずスロットル
ポジションセンサ23によりアイドル運転領域(スロット
ル弁7が全閉)か否かを検出し、コンピュータ10で判断
する(ステップS1)。ステップS1においてアイドル
運転領域と判断された場合には、ステップS3でアイド
ル回転速度制御弁(R−ISCV)29による空気量制御
を行う。この空気量制御において、コンピュータ10から
の出力信号がライン58を通ってステップモータ38に入力
され、図2(a)に示すように、弁体32によって流出側ポ
ートAの開口率が調整され、流入側ポートBは全開とさ
れる。吸気はスロットル弁7の上流側からバイパス通路
9b、流入側ポートBを通ってロータ室33に流入し、流
出側ポートAで流量を調整されてバイパス通路9aを通
り吸気通路2のスロットル弁7の下流側に流れる。この
とき、ロータ室33内の負圧は低いのでキャニスタ5から
の蒸発燃料の流入はない。こうしてステップS3が実行
されるとステップS1に戻る。
【0013】ステップS1においてアイドル運転領域で
はないと判断された場合には、R−ISCVによるパー
ジ流量の制御に移行し、ステップS2で高負荷運転領域
(スロットル弁7が所定開度以上、例えば50deg)
か否かの検出と判断が行われる。スロットルポジション
センサ23によりスロットル弁7が所定開度以上を検出し
たときは、コンピュータ10で高負荷運転領域と判断され
(ステップS2)、パージ流量が最大にされる(ステッ
プS5)。高負荷運転領域において、コンピュータ10か
らの信号によりステップモータ38が制御され、図2(c)
に示すように、弁体32によって流出側ポートAを全開に
し、流入側ポートBを全閉とされる。流入側ポートBの
全閉により吸気はロータ室33に流入することがなく、ロ
ータ室33内の負圧により、キャニスタ5内に吸着された
蒸発燃料が脱離され、チェックバルブ12、パージ通路4
を通ってロータ室33に流入し、さらに流出側ポートA、
バイパス通路9aを通り吸気通路2のスロットル弁7の
下流側に流れる。こうしてステップS5が実行されると
ステップS1に戻る。
【0014】スロットルポジションセンサ23によりスロ
ットル弁7の所定開度を検出しないときは、コンピュー
タ10で高負荷運転領域ではないと判断され(ステップS
2)、パージ流量が適切であるか否かの判断が行われる
(ステップS4)。この領域は、アイドル運転領域でも
なく高負荷運転領域でもない領域であり、図2(b) に示
すようにパーシャル運転領域と称することとする。そし
て、パージ流量が適切であるか否かの判断は、O2セン
サ40の出力信号から現在の空燃比(A/F)を検出し、
現在の空燃比が適量範囲(例えば13〜16)に属する
か否かによって行う。ステップS4における判断の結
果、パージ流量が適切であると判断されるとステップS
1に戻る。
【0015】ステップS4における判断の結果、パージ
流量が適切でないと判断されると、空燃比がリッチ(濃
い)か否か判断が行われる(ステップS6)。空燃比が
リッチか否かの判断はパージ流量が適切でないときに行
われるので、空燃比がリッチの場合は空燃比が前記適量
範囲を越える場合であり、空燃比がリッチでない(リー
ン、薄い)場合は空燃比が前記適量範囲未満の場合であ
る。
【0016】ステップS6で空燃比がリッチと判断され
たときは、アイドル回転速度制御弁29の弁体32を制御し
て流入側ポートBの開口率を増やし、パージ流量を減ら
す(ステップS8)。次いで、コンピュータ10からの出
力信号によりインジェクタ14を制御し、パージ流量に応
じてインジェクタ14の燃料噴射量を増やす(ステップS
10)。こうしてステップS10が実行されるとステッ
プS1に戻る。
【0017】ステップS6で空燃比がリッチでないと判
断されたときは、アイドル回転速度制御弁29の弁体32を
制御して流入側ポートBの開口率を減らし、パージ流量
を増やす(ステップS9)。次いで、コンピュータ10か
らの出力信号によりインジェクタ14を制御し、パージ流
量に応じてインジェクタ14の燃料噴射量を減らす(ステ
ップS9)。こうしてステップS9が実行されるとステ
ップS1に戻る。
【0018】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成では、アイドル
回転速度制御弁のロータ室が、流入側ポートを介してス
ロットル弁の上流側に連通され、流出側ポートを介して
スロットル弁の下流側に連通され、キャニスタ側ポート
及びチェックバルブを介してキャニスタに連通され、弁
体によって流入側ポート及び流出側ポートの開口率が調
整され、キャニスタ側ポートが開口されている。このよ
うにして、アイドル回転速度制御弁にパージ制御弁の機
能をもたせて部品数を減らし装置を簡素化することがで
きる。本発明では、請求項2又は3に記載された構成に
より、アイドル運転領域、高負荷運転領域及びパーシャ
ル運転領域における制御をおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内燃機関の蒸発燃料処理装置の実施の
形態を示す全体構成図である。
【図2】本発明の内燃機関の蒸発燃料処理装置の実施の
形態の部分拡大図であり、図2(a) はアイドル運転領
域、図2(b) はパーシャル運転領域、図2(c) は高負荷
運転領域をそれぞれ示す。
【図3】本発明の内燃機関の蒸発燃料処理装置の実施の
形態の制御を実行するフローチャートを示す。
【図4】従来の内燃機関の蒸発燃料処理装置の全体構成
図である。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 吸気通路 4 パージ通路 5 キャニスタ 7 スロットル弁 9 バイパス通路 11 フューエルタンク 12 チェックバルブ 29 アイドル回転速度制御弁 33 ロータ室 A 流出側ポート B 流入側ポート C キャニスタ側ポート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フューエルタンクで発生した蒸発燃料を
    キャニスタ内で吸着させて貯留し、貯留された蒸発燃料
    を脱離してスロットル弁のバイパス通路を通して吸気通
    路に流入させる内燃機関の蒸発燃料処理装置において、
    スロットル弁の上流側をアイドル回転速度制御弁の流入
    側ポートを介してロータ室に連通させるとともにスロッ
    トル弁の下流側をアイドル回転速度制御弁の流出側ポー
    トを介してロータ室に連通させ、キャニスタをパージ通
    路に配設されたチェックバルブ、アイドル回転速度制御
    弁のキャニスタ側ポートを介してロータ室に連通させ、
    ロータ室内に回転自在に配設された弁体によって流入側
    ポート及び流出側ポートの開口率を調整可能とした内燃
    機関の蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 アイドル運転領域ではアイドル回転速度
    制御弁の流出側ポートの開口率を調整して吸入空気量制
    御を行い、それ以外の領域ではアイドル回転速度制御弁
    の流入側ポートの開口率を調整してパージ流量を制御す
    る請求項1記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  3. 【請求項3】 高負荷運転領域ではアイドル回転速度制
    御弁の流入側ポートを全閉にしてパージ流量を最大とな
    し、パーシャル運転領域では空燃比に応じて流入側ポー
    トの開口率を調整してパージ流量を制御する請求項1又
    は2記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006169969A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Nikki Co Ltd エンジンの燃料供給装置
WO2019163238A1 (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 株式会社ミクニ スロットル装置及び燃料蒸発ガス回収システム

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