JPH10258687A - 自動車用ルーフボックス - Google Patents

自動車用ルーフボックス

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JPH10258687A
JPH10258687A JP8603097A JP8603097A JPH10258687A JP H10258687 A JPH10258687 A JP H10258687A JP 8603097 A JP8603097 A JP 8603097A JP 8603097 A JP8603097 A JP 8603097A JP H10258687 A JPH10258687 A JP H10258687A
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JP
Japan
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roof box
roof
mounting
front side
automobile
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JP8603097A
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Yoshibumi Asahina
義文 朝比奈
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Autobacs Seven Co Ltd
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Autobacs Seven Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R9/00Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
    • B60R9/04Carriers associated with vehicle roof
    • B60R9/055Enclosure-type carriers, e.g. containers, boxes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長寸のルーフボックスをルーフに対して前後
方向に偏ることなく搭載しても、ハッチバックの全開を
可能にして、ハッチバック装備車種に対するルーフボッ
クスの搭載制限をなくすとともに、ウインドガラスに沿
って上昇する気流によるルーフボックスの前側を押し上
げるように作用する力を半減して、走行時の搭載安定性
の低下を避ける。 【解決手段】 ルーフボックスRBの後側縦面13を蓋
体部3の上端部3Aから本体部2の下端部2Bにかけて
前側に食い込む面によって形成し、ハッチバック11の
開き方向への回動量を拡大して全開させるとともに、、
自動車Aの走行時にウインドガラス12に沿って上昇す
る気流を、尖った流線形船首型2Aに形成されている本
体部2の前側により幅方向に二分して滑らかに後方へ流
下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アウトドア・スポ
ーツ用品あるいはアウトドア・レジャー用品などを格納
した状態で、自動車のル−フに搭載して搬送する自動車
用ルーフボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スキー用具やスノーボードの
ようなアウトドア・スポーツ用品あるいはキャンプ用具
やフィッシング用具のようなアウトドア・レジャー用品
などを格納した状態で、自動車のル−フに搭載して搬送
する自動車用ルーフボックス(以下、ルーフボックスと
いう)はよく知られている。
【0003】図3および図4に示すように、ルーフボッ
クスRBは、上端を開口1した本体部2と、この本体部
2に取付けられて開口1を開閉する蓋体部3とを備えて
おり、1対のシステムキャリア4,4それぞれのロード
バー4Aを介して自動車AのルーフRに着脱可能に搭載
される。
【0004】ルーフボックスRBは、自動車Aの走行時
における高い安定性を確保して搭載することが要求され
る。高い安定性を得るためには、ルーフRに対するロー
ドバー4A,4Aの取付位置および前後方向の間隔(ス
パン)と、ロードバー4A,4Aに対するルーフボック
スRBの取付位置などが関係する。すなわち、ルーフR
に対して前後方向に偏ることなくかつ前後方向に適正な
スパンでロードバー4A,4Aを取付けるとともに、こ
れらロードバー4A,4Aの幅方向中央部に沿って前後
方向に偏ることなくルーフボックスRBを取付ける必要
がある。
【0005】一方、ロードバー4A,4Aの前後方向の
スパンは、図5に示すように、たとえば、最小スパンS
1=600mm、中間スパンS2=700mm、最大ス
パンS3=800mmなどで設定することが適正である
とされている。したがって、本体部2の底には、あらか
じめ、前記3段階のスパンS1、S2、S3に対応する
複数個の取付用貫通孔5,5…が形成されている。
【0006】このため、ロードバー4A,4Aのスパン
S1、S2、S3に対応する取付用貫通孔5,5…を選
択し、かつ図6に示すU字状の取付金具6、板状の取付
ステー7、締結用の取付ノブ8、ベルト9などを使用
し、かつ図7に示すパッド10を使用することによっ
て、ルーフボックスRBはロードバー4A,4Aの幅方
向中央部に沿って前後方向に偏ることなく取付けられ
る。
【0007】ルーフボックスRBの全長は数段階に分類
されているものの、2,300mmにもおよぶ長寸のも
のが複数種類存在する。このような長寸のルーフボック
スRBを前後方向に偏ることなく搭載すると、図3に示
すように、ルーフボックスRBの前部および後部がルー
フRよりも比較的大きくはみ出すことになる。特に、後
方へ比較的大きくはみ出すと、ハッチバック(リアゲー
ト)11を装備している車種においては、後方へのはみ
出し部分が邪魔になって、ハッチバック11の開き方向
への回動量が小さく制約され、ハッチバック11の中間
開度でルーフボックスRBの後部に干渉して全開が妨げ
られる。このような干渉を避けて、ハッチバック11を
全開させるためには、ルーフボックスRBを前方に移動
して取付ければよい。しかし、ルーフボックスRBの前
方への偏りは、自動車Aの走行時における安定性を低下
させることになるので実行できない。このため、ハッチ
バック11装備車種に対する長寸のルーフボックスRB
の搭載が制限される。また、車種によっては、トランク
の全開が妨げられる場合もある。
【0008】他方、従来のルーフボックスRBは、本体
部2の前側が平らな船首型に形成されている。これによ
り、長寸のルーフボックスRBでは、自動車Aの走行時
にウインドガラス12に沿って上昇する気流(図3の矢
印Y)が本体部2の平らな前側下面に衝突してルーフボ
ックスRBの前側を押し上げるように作用し、高速走行
時の搭載安定性を低下させる難点をも有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のルー
フボックスでは、ハッチバック装備車種に対する長寸の
ルーフボックスの搭載が制限される。また、長寸のルー
フボックスでは、自動車の走行時にウインドガラスに沿
って上昇する気流が本体部の平らな前側下面に衝突し
て、ルーフボックスの前側を押し上げるように作用し、
走行時の搭載安定性を低下させる。そこで、本発明は、
自動車の走行時における高い安定性を確保するために、
長寸のルーフボックスをルーフに対して前後方向に偏る
ことなく搭載しても、ハッチバックの全開を可能にし
て、ハッチバック装備車種に対するルーフボックスの搭
載制限をなくすとともに、ウインドガラスに沿って上昇
する気流によるルーフボックスの前側を押し上げるよう
に作用する力を半減して、走行時の搭載安定性の低下を
避けることができる自動車用ルーフボックスの提供を目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、上端を開口した本体部と、この本体部に
取付けられて前記開口を開閉する蓋体部とを備え、自動
車のルーフに着脱可能に搭載される自動車用ル−フボッ
クスにおいて、前記本体部の前側が尖った流線形船首型
に形成されているとともに、前記蓋体部で前記開口を閉
塞した施蓋状態でのルーフボックスの後側縦面が上側か
ら下側にかけて前側に食い込む面によって形成されてい
ることを特徴としている。本発明によれば、ルーフボッ
クスの後側縦面を上側から下側にかけて前側に食い込む
面によって形成してあるため、長寸のルーフボックスを
前後方向に偏ることなく搭載しても、ハッチバックの開
き方向への回動量を拡大して全開させることができる。
また、自動車の走行時にウインドガラスに沿って上昇す
る気流を、尖った流線形船首型に形成されている本体部
の前側により幅方向に二分して滑らかに後方へ流下させ
ることができるので、ルーフボックスの前側を押し上げ
るように作用する力が半減される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は長寸のルーフボックスを
搭載した状態を示す側面図、図2は図1の部分正面図で
ある。なお、前記図3ないし図7の従来例と同一もしく
は相当部分には同一符号を付して説明する。図1および
図2において、ルーフボックスRBは、上端を開口1し
た本体部2と、この本体部2に取付けられて開口1を開
閉する蓋体部3とを備えており、1対のシステムキャリ
ア4,4それぞれのロードバー4Aを介して自動車Aの
ルーフRに着脱可能に搭載される。
【0012】本体部2の前側は尖った流線形船首型2A
に形成されている。つまり、幅方向の中央部で上下方向
にのび、かつ上端から下端にかけて後退する中心縦部2
a1と、この中心縦部2a1を対称軸として幅方向の両
側で上向きに拡がるとともに、この拡がりが後方へ移行
するのにつれて漸増する斜面2a2,2a2とを備えた
流線形船首型2Aに形成されている。
【0013】また、蓋体部3で開口1を閉塞した施蓋状
態でのルーフボックスRBの後側縦面13は、蓋体部3
の上端部3Aから本体部2の下端部2Bにかけて前側に
食い込む傾斜面によって形成されている。なお、後側縦
面13は、前記傾斜面のみに限定されるものではなく、
蓋体部3の上端部3Aから本体部2の下端部2Bにかけ
て前側に食い込む曲面または蓋体部3の上端部3Aから
本体部2の下端部2Bにかけて前側に食い込む傾斜面と
曲面との複合面などによって形成してもよい。
【0014】前記構成において、ルーフボックスRBの
後側縦面13を蓋体部3の上端部3Aから本体部2の下
端部2Bにかけて前側に食い込む面によって形成してあ
るため、自動車Aの走行時における高い安定性を確保す
るために、長寸のルーフボックスRBを前後方向に偏る
ことなく搭載して、蓋体部3の後部上側がルーフRより
も比較的大きくはみ出しても、後方へのはみ出し部分が
邪魔にならず、ハッチバック11の開き方向への回動量
を拡大して全開させることができる。このため、ハッチ
バック装備車種に対する長寸のルーフボックスRBの搭
載制限をなくすことができる。勿論、車種の如何を問わ
ずトランクの全開が可能になる。
【0015】一方、自動車の走行時にウインドガラス1
2に沿って上昇する気流は、図1および図2の矢印Yで
示すように、中心縦部2a1を対称軸として幅方向に二
分され、幅方向の両側で上向きに拡がるとともに、この
拡がりが後方へ移行するのにつれて漸増する斜面2a
2,2a2に沿って滑らかに後方へ流下することになる
ので、ルーフボックスRBの前側を押し上げるように作
用する力が従来例と比較して半減される。したがって、
走行時の搭載安定性の低下を避けることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、長寸の
ルーフボックスを、自動車の走行時における高い安定性
を確保するためにルーフに対して前後方向に偏ることな
く搭載しても、ハッチバックの全開が可能になるので、
ハッチバック装備車種に対するルーフボックスの搭載制
限をなくすことができる。しかも、ウインドガラスに沿
って上昇する気流によるルーフボックスの前側を押し上
げるように作用する力が従来例と比較して半減されるの
で、走行時の搭載安定性の低下を避けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】長寸のルーフボックスを搭載した一実施の形態
を示す側面図である。
【図2】図1の部分正面図である。
【図3】従来例の側面図である。
【図4】蓋体部の開放状態を示す斜視図である。
【図5】ロードバーの前後方向のスパンと取付用貫通孔
との関係を示す平面図である。
【図6】ロードバーと取付部材との関係を示す分解斜視
図である。
【図7】ロードバーへの取付完了前段状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 開口 2 本体部 2A 本体部の尖った流線形船首型 2B 本体部の下端部 3 蓋体部 3A 蓋体部の上端部 13 後側縦面 A 自動車 R 自動車のル−フ RB ル−フボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端を開口した本体部と、この本体部に
    取付けられて前記開口を開閉する蓋体部とを備え、自動
    車のルーフに着脱可能に搭載される自動車用ル−フボッ
    クスにおいて、前記本体部の前側が尖った流線形船首型
    に形成されているとともに、前記蓋体部で前記開口を閉
    塞した施蓋状態でのルーフボックスの後側縦面が上側か
    ら下側にかけて前側に食い込む面によって形成されてい
    ることを特徴とする自動車用ルーフボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103118901A (zh) * 2010-06-07 2013-05-22 胡布科汽车有限公司 锁定机构
US9290131B2 (en) 2012-07-30 2016-03-22 Yakima Products, Inc. Carrier for a vehicle
DE102016224140A1 (de) * 2016-12-05 2018-06-07 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug mit Heckklappe und Dachbox

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DE102016224140A1 (de) * 2016-12-05 2018-06-07 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug mit Heckklappe und Dachbox

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