JP3393746B2 - 車両におけるテールゲートおよびリアバンパ支持構造 - Google Patents

車両におけるテールゲートおよびリアバンパ支持構造

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JP3393746B2 JP03333896A JP3333896A JP3393746B2 JP 3393746 B2 JP3393746 B2 JP 3393746B2 JP 03333896 A JP03333896 A JP 03333896A JP 3333896 A JP3333896 A JP 3333896A JP 3393746 B2 JP3393746 B2 JP 3393746B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車体の後部に設け
られる開口部の下縁を形成するリアバンパが車体の下部
に取付けられ、前記開口部を覆うテールゲートが車体の
上部に開閉可能に取付けられる車両において、テールゲ
ートおよびリアバンパを車体に支持するための構造に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来、かかる車両は、たとえば実公平4
−52120号公報および実公平5−9250号公報等
で開示されるように、良く知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、テールゲー
トは、開口部の上部で車体にヒンジ結合され、テールゲ
ートの閉鎖時には開口部の下部の略中央部のロック機構
で車体に固定的に連結される構成となっている。すなわ
ちテールゲートは、その閉鎖時に開口部の上部で車体に
ヒンジ支持され、開口部の下部の略中央部で車体に固定
的に連結される構成となっており、テールゲートの左右
両側は車体に連結されていない。そのため、車体の左右
両側への変形に対してテールゲートは剛性部材として有
効に機能しておらず、テールゲートを有効に利用して車
体剛性を高めることが望まれる。 【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、リアバンパを車体に取付けるための部材を活
用してテールゲート閉鎖時に該テールゲートを車体の剛
性部材として有効に機能せしめるようにした車両におけ
るテールゲートおよびリアバンパ支持構造を提供するこ
とを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車体の後部に設けられる開口部の下縁を
形成するリアバンパが車体の下部に取付けられ、前記開
口部を覆うテールゲートが車体の上部に開閉可能に取付
けられる車両において、リアバンパの左右両端部には、
上方に延設されて開口部の両側縁下部を形成する上方延
出部がそれぞれ設けられ、その左右の上方延出部を固定
的に支承する左右のブラケットが車体に固着され、それ
らブラケットにそれぞれ対応する位置でテールゲートの
左右両側部には、縦断面形状が略U字状のストッパ主部
を有するストッパが固着され、テールゲートの閉鎖時に
前記ストッパ主部と嵌合して前記ストッパの上下方向位
置を規制するストッパ受けが前記ブラケットに設けら
れ、前記ストッパ主部内には、そこに前記ストッパ受け
が嵌合したときに該ストッパ受けに当接する弾性材が嵌
入されることを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。 【0007】図1ないし図5は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は車両の後部斜視図、図2は図1の2
矢視部を前方側から見た拡大分解斜視図、図3はブラケ
ットをその後方側から見た一部切欠き正面図、図4はテ
ールゲート閉鎖状態での要部横断平面図、図5は図4の
5−5線断面図である。 【0008】先ず図1において、車両Vは、その車体6
の後部に開口部7を有するものであり、該開口部7の下
縁を形成するリアバンパ8が車体6の下部に取付けら
れ、開口部7を覆うテールゲート9は、車体6の上部に
開閉可能にヒンジ結合される。 【0009】図2を併せて参照して、リアバンパ8は、
略U字状の横断面形状を有して車両Vの左右方向に延び
るバンパ主部8aと、略U字状の横断面形状を有してバ
ンパ主部8aの両端からそれぞれ上方に延設される上方
延出部8b…と、略L字状の横断面形状を有してバンパ
主部8aの両端からそれぞれ前方に延設される前方延出
部8c…とを有して、合成樹脂により形成されるもので
あり、バンパ主部8aで開口部7の下縁を形成するよう
にして車体6の後部に取付けられる。 【0010】図3ないし図5を併せて参照して、リアバ
ンパ8の上方延出部8b…は、開口部7の両側縁下部を
それぞれ形成するようにしてブラケット10…に固定的
に支承されるものであり、該ブラケット10は、上方延
出部8b内に挿入されるようにして横断面略U字状に形
成される。しかもブラケット10には、複数たとえば3
つの挿通孔11…が設けられており、それらの挿通孔1
1…に挿通されるボルト12…により車体6に固着され
る。またブラケット10の上部には、上方延出部8bの
上端部に係合して上方延出部8bの位置決めを果す位置
決め突起13,14と、上方延出部8bの上端に設けら
れた嵌合孔17,18にそれぞれ嵌合して上方延出部8
bの位置決めを果す嵌合突起15,16とが設けられ
る。 【0011】上方延出部8bの内側部における上部およ
び下部には取付け孔19,20が設けられており、ブラ
ケット10には取付け孔19に対応する係止孔21が、
また車体6には取付け孔20に対応する係止孔22が設
けられる。而して取付け孔19および係止孔21に挿通
されるクリップ23で上方延出部8bの内側部における
上部がブラケット10に固定的に連結され、また取付け
孔20および係止孔22に挿通されるクリップ23で上
方延出部8bの内側部における下部が車体6に固定的に
連結される。 【0012】またリアバンパ8におけるバンパ主部8a
および前方延出部8c…も、上記クリップ23を用いて
車体6にそれぞれ固定的に連結される。 【0013】ところで、テールゲート9の両側部におい
てブラケット10に対応する位置には、ストッパ25…
が一対のボルト26,26によってそれぞれ固着され
る。このストッパ25は、車両Vの前方に向けて開口し
た略U字状の縦断面形状を有するように形成されたスト
ッパ主部25aと、該ストッパ主部25aに直角に連設
された一対のフランジ部25b,25bとを有するもの
であり、両フランジ部25b,25bがボルト26,2
6によりテールゲート9の側部に固着される。またスト
ッパ主部25aの前端開口部には、ストッパ主部25a
から離れるにつれて拡開するガイド部25c,25cが
一体に連設される。さらにストッパ主部25a内には弾
性材27が嵌入されている。 【0014】一方、ブラケット10には、ストッパ25
のストッパ主部25aを挿脱可能に嵌合せしめるととも
に嵌合時にはストッパ25すなわちテールゲート9の上
下方向位置を規制するストッパ受け28が設けられるも
のであり、リアバンパ8における上方延出部8bの内側
部には、ブラケット10に固着されたストッパ受け28
の主要部をテールゲート9側に突出せしめる窓29が設
けられる。 【0015】ストッパ受け28は、ストッパ25のスト
ッパ主部25aに嵌合して弾性材27に当接することを
可能として縦断面略U字状に形成されるストッパ受け主
部28aと、該ストッパ受け主部28aに直角に連設さ
れた一対のフランジ部28b,28bとを有するもので
あり、両フランジ部28b,28bに設けられた挿通孔
30,30にはボルト31,31が挿通され、これらの
ボルト31,31は、ブラケット10に固着されている
ナット32,32に螺合される。 【0016】次にこの実施例の作用について説明する
と、車体6の後部に設けられた開口部7の下縁を形成す
るリアバンパ8は、その左右両端から上方に延びる上方
延出部8b…を有するものであり、それらの上方延出部
8b…を固定的に支承するようにして車体6に固着され
たブラケット10…には、開口部7を開閉可能に閉じる
テールゲート9の両側部にそれぞれ設けられているスト
ッパ25…を挿脱可能に嵌合せしめるストッパ受け28
…が設けられる。而してストッパ受け28…は、テール
ゲート9の閉鎖時にストッパ25…すなわちテールゲー
ト9の両側下部の上下位置を規制するものである。した
がって、車体6に固着されたブラケット10…が、リア
バンパ8の上方延出部8b…を固定的に支承する機能
と、閉鎖状態に在るテールゲート9の両側下部の上下位
置を規制する機能とを果すことになり、閉鎖時のテール
ゲート9の両側下部と車体6とを固定的に連結すること
ができる。すなわちテールゲート9の閉鎖時には、車体
6に固着されたブラケット10、リアバンパ8およびテ
ールゲート9を一体の剛性材として構成することが可能
であり、部品点数を増大することなく車体6の剛性を高
めることができる。 【0017】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。 【0018】たとえばブラケット10は車体6に溶接さ
れていてもよく、ストッパ受け28はブラケット10に
溶接されていてもよく、またストッパ25およびストッ
パ受け28は、ストッパ25およびストッパ受け28の
嵌合時にストッパ25の上下位置が規制されるものであ
ればよく,上記実施例の形状には限定されない。 【0019】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、リアバン
パの左右両端部には、上方に延設されて開口部の両側縁
下部を形成する上方延出部がそれぞれ設けられ、その左
右の上方延出部を固定的に支承する左右のブラケットが
車体に固着され、それらブラケットにそれぞれ対応する
位置でテールゲートの左右両側部には、縦断面形状が略
U字状のストッパ主部を有するストッパが固着され、テ
ールゲートの閉鎖時にストッパ主部と嵌合してストッパ
の上下方向位置を規制するストッパ受けがブラケットに
設けられるので、車体に固着されたブラケットが、リア
バンパを固定的に支承する機能と、閉鎖状態に在るテー
ルゲートの両側下部の上下位置を規制する機能とを果す
ことになり、テールゲートの閉鎖時に車体、ブラケッ
ト、リアバンパおよびテールゲートを一体の剛性材とし
て構成するようにして、部品点数を増大することなく車
体の剛性を向上することができる。また特に前記ストッ
パ主部内には弾性材が嵌入されており,この弾性材は,
上記テールゲートの閉鎖時に該ストッパ主部内に嵌合し
たストッパ受けに当接することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】車両の後部斜視図である。 【図2】図1の2矢視部を前方側から見た拡大分解斜視
図である。 【図3】ブラケットをその後方側から見た一部切欠き正
面図である。 【図4】テールゲート閉鎖状態での要部横断平面図であ
る。 【図5】図4の5−5線断面図である。 【符号の説明】 6・・・車体 7・・・開口部 8・・・リアバンパ 8a・・・上方延出部 9・・・テールゲート 10・・・ブラケット 25・・・ストッパ 28・・・ストッパ受け V・・・車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−26048(JP,A) 特開 昭57−18548(JP,A) 実開 昭56−39338(JP,U) 実開 昭62−145857(JP,U) 実開 昭63−100348(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/24 B62D 25/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車体(6)の後部に設けられる開口部
    (7)の下縁を形成するリアバンパ(8)が車体(6)
    の下部に取付けられ、前記開口部(7)を覆うテールゲ
    ート(9)が車体(6)の上部に開閉可能に取付けられ
    る車両において、リアバンパ(8)の左右両端部には、
    上方に延設されて開口部(7)の両側縁下部を形成する
    上方延出部(8b)がそれぞれ設けられ、その左右の上
    方延出部(8b)を固定的に支承する左右のブラケット
    (10)が車体(6)に固着され、それらブラケット
    (10)にそれぞれ対応する位置でテールゲート(9)
    の左右両側部には、縦断面形状がU字状のストッパ主
    部(25a)を有するストッパ(25)が固着され、テ
    ールゲート(9)の閉鎖時に前記ストッパ主部(25
    a)と嵌合して前記ストッパ(25)の上下方向位置を
    規制するストッパ受け(28)が前記ブラケット(1
    0)に設けられ、前記ストッパ主部(25a)内には、
    そこに前記ストッパ受け(28)が嵌合したときに該ス
    トッパ受け(28)に当接する弾性材(27)が嵌入さ
    れることを特徴とする、車両におけるテールゲートおよ
    びリアバンパ支持構造。
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