JPH10258261A - 遮水シート保護用緩衝マットの施工方法 - Google Patents
遮水シート保護用緩衝マットの施工方法Info
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- JPH10258261A JPH10258261A JP8458897A JP8458897A JPH10258261A JP H10258261 A JPH10258261 A JP H10258261A JP 8458897 A JP8458897 A JP 8458897A JP 8458897 A JP8458897 A JP 8458897A JP H10258261 A JPH10258261 A JP H10258261A
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- JP
- Japan
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- mat
- cushioning
- protecting
- water barrier
- barrier sheet
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/30—Landfill technologies aiming to mitigate methane emissions
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば廃棄物処分場等に配設される遮水シー
ト保護用の緩衝マットの施工方法に係り、その緩衝マッ
トを容易・迅速かつ良好に敷設することができると共
に、作業性のよい施工方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 廃棄物処分場A等に配設される遮水シー
ト2の裏面または表裏両面に敷設される遮水シート保護
用の緩衝マット3の施工方法であって、所定の大きさに
形成した緩衝マット3の縁部3aを順次重ね合せて敷設
するに当たり、その重ね合せ縁部3aを、基布40の表
裏両面に雄状突起41を有する面ファスナ4を用いて接
合するようにしたことを特徴とする。
ト保護用の緩衝マットの施工方法に係り、その緩衝マッ
トを容易・迅速かつ良好に敷設することができると共
に、作業性のよい施工方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 廃棄物処分場A等に配設される遮水シー
ト2の裏面または表裏両面に敷設される遮水シート保護
用の緩衝マット3の施工方法であって、所定の大きさに
形成した緩衝マット3の縁部3aを順次重ね合せて敷設
するに当たり、その重ね合せ縁部3aを、基布40の表
裏両面に雄状突起41を有する面ファスナ4を用いて接
合するようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば廃棄物処分
場等に配設される遮水シート保護用の緩衝マットの施工
方法に関する。
場等に配設される遮水シート保護用の緩衝マットの施工
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような廃棄物処分場等において
は、例えば図6に示すように処分場Aの基盤1の略全面
を、合成樹脂シートや各種積層シート等よりなる遮水シ
ート2で覆うことによって、その処分場に堆積させた廃
棄物H中の有害物質が地中内に浸透して汚染されるのを
防ぐようにしている。
は、例えば図6に示すように処分場Aの基盤1の略全面
を、合成樹脂シートや各種積層シート等よりなる遮水シ
ート2で覆うことによって、その処分場に堆積させた廃
棄物H中の有害物質が地中内に浸透して汚染されるのを
防ぐようにしている。
【0003】また上記基盤1の表面に凹凸等があると、
遮水シートが破損するおそれがあり、それを防ぐために
従来は、例えば図6および図7に示すように遮水シート
2の裏面、すなわち遮水シート2と前記基盤1との間
に、遮水シート保護用の緩衝マット3を配設するように
している。
遮水シートが破損するおそれがあり、それを防ぐために
従来は、例えば図6および図7に示すように遮水シート
2の裏面、すなわち遮水シート2と前記基盤1との間
に、遮水シート保護用の緩衝マット3を配設するように
している。
【0004】その緩衝マット3としては、例えばポリエ
ステルやポリプロピレン等の合成繊維よりなる不織布
を、所定幅の長尺マット状に成形したもの等が用いら
れ、遮水シート2を敷設する前に予め基盤表面に、例え
ば図8に示すように順次敷き詰めて行く。そのとき、隣
接する緩衝マット3は縁部を互いに重ね合わせて接合さ
せるもので、その接合させる手段としては、従来は例え
ば緩衝マットの縁部同士を熱風溶着機等により溶着した
り、粘着テープ等により接合している。
ステルやポリプロピレン等の合成繊維よりなる不織布
を、所定幅の長尺マット状に成形したもの等が用いら
れ、遮水シート2を敷設する前に予め基盤表面に、例え
ば図8に示すように順次敷き詰めて行く。そのとき、隣
接する緩衝マット3は縁部を互いに重ね合わせて接合さ
せるもので、その接合させる手段としては、従来は例え
ば緩衝マットの縁部同士を熱風溶着機等により溶着した
り、粘着テープ等により接合している。
【0005】ところが、上記前者のように融着して接合
するには、溶着機や、それを駆動するための電源等が必
要で、それらを現場で用意するのは大変面倒であり、し
かも溶着する際には微妙な温度調整等が必要で作業に熟
練を要すると共に、溶着作業に多大な時間と労力を必要
とする。また前記後者のように粘着テープ等で接合する
場合には、粘着テープが手や手袋などに付着して作業が
しずらく、しかも粘着テープの表面にほこりやゴミが付
くと粘着性が損なわれて良好に接合できなくなる等の不
都合がある。
するには、溶着機や、それを駆動するための電源等が必
要で、それらを現場で用意するのは大変面倒であり、し
かも溶着する際には微妙な温度調整等が必要で作業に熟
練を要すると共に、溶着作業に多大な時間と労力を必要
とする。また前記後者のように粘着テープ等で接合する
場合には、粘着テープが手や手袋などに付着して作業が
しずらく、しかも粘着テープの表面にほこりやゴミが付
くと粘着性が損なわれて良好に接合できなくなる等の不
都合がある。
【0006】一方、上記以外の接合方法として、面ファ
スナを用いることも行われているが、従来は基布の片面
にのみ雄状突起を有する、いわゆる片面ファスナが用い
られているため、予め工場等で緩衝マットの縁部に縫着
もしくは接着剤等で取付けておかなければならない。そ
のため、準備に多大な時間と労力を要すると共に、現場
で接合する際に、基盤の凹凸等によって隣接する緩衝マ
ットの重ね合せ部にずれが生じた場合には、ファスナの
取付け位置をずらすことができず、良好に接合できない
等の問題があった。
スナを用いることも行われているが、従来は基布の片面
にのみ雄状突起を有する、いわゆる片面ファスナが用い
られているため、予め工場等で緩衝マットの縁部に縫着
もしくは接着剤等で取付けておかなければならない。そ
のため、準備に多大な時間と労力を要すると共に、現場
で接合する際に、基盤の凹凸等によって隣接する緩衝マ
ットの重ね合せ部にずれが生じた場合には、ファスナの
取付け位置をずらすことができず、良好に接合できない
等の問題があった。
【0007】また一般に廃棄物処分場等において、緩衝
マットの上に遮水シートを敷設する場合には、その遮水
シートを継ぎ目なく接合して状態で敷設していくこと
が、極めて重要な作業となるため、上記のように緩衝マ
ットの敷設に不都合があると、遮水シートの敷設作業に
支障が生じ、要求される遮水性が十分に得られないとい
うおそれがある。
マットの上に遮水シートを敷設する場合には、その遮水
シートを継ぎ目なく接合して状態で敷設していくこと
が、極めて重要な作業となるため、上記のように緩衝マ
ットの敷設に不都合があると、遮水シートの敷設作業に
支障が生じ、要求される遮水性が十分に得られないとい
うおそれがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みて提案されたもので、遮水シート保護用の緩衝マ
ットを容易・迅速かつ良好に敷設することができると共
に、作業性のよい施工方法を提供することを目的とす
る。
に鑑みて提案されたもので、遮水シート保護用の緩衝マ
ットを容易・迅速かつ良好に敷設することができると共
に、作業性のよい施工方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による遮水シート保護用緩衝マットの施工方
法は、以下の構成としたものである。
めに本発明による遮水シート保護用緩衝マットの施工方
法は、以下の構成としたものである。
【0010】即ち、廃棄物処分場等に配設される遮水シ
ートの裏面または表裏両面に敷設される遮水シート保護
用緩衝マットの施工方法であって、所定の大きさに形成
した緩衝マットの縁部を順次重ね合せて敷設するに当た
り、その重ね合せ縁部を、基布の表裏両面に雄状突起を
有する面ファスナを用いて接合するようにしたことを特
徴とする。
ートの裏面または表裏両面に敷設される遮水シート保護
用緩衝マットの施工方法であって、所定の大きさに形成
した緩衝マットの縁部を順次重ね合せて敷設するに当た
り、その重ね合せ縁部を、基布の表裏両面に雄状突起を
有する面ファスナを用いて接合するようにしたことを特
徴とする。
【0011】
【作用】上記のように互いに接合すべき緩衝マットの縁
部を、表裏両面に雄状突起を有する面ファスナを用いて
接合するようしたから、前記従来のように面ファスナを
予め工場等で縫合もしくは接着等で取付けておく必要が
なく、しかも現場の状況等に応じて接合位置を任意に調
整することが可能となる。
部を、表裏両面に雄状突起を有する面ファスナを用いて
接合するようしたから、前記従来のように面ファスナを
予め工場等で縫合もしくは接着等で取付けておく必要が
なく、しかも現場の状況等に応じて接合位置を任意に調
整することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による遮水シート保
護用緩衝マットの施工方法を、図に示す実施形態に基づ
いて具体的に説明する。
護用緩衝マットの施工方法を、図に示す実施形態に基づ
いて具体的に説明する。
【0013】図1(a)は前記の廃棄物処分場等の基盤
表面に本発明の施工方法により緩衝マットを敷設する状
態の一例を示す緩衝マット接合部の平面図、同図(b)
はその正面図、同図(c)はその拡大正面図である。ま
た図2(a)は本発明の施工方法に用いる面ファスナの
一例を示す斜視図、同図(b)はその正面図、図3は面
ファスナの他の例を示す正面図である。
表面に本発明の施工方法により緩衝マットを敷設する状
態の一例を示す緩衝マット接合部の平面図、同図(b)
はその正面図、同図(c)はその拡大正面図である。ま
た図2(a)は本発明の施工方法に用いる面ファスナの
一例を示す斜視図、同図(b)はその正面図、図3は面
ファスナの他の例を示す正面図である。
【0014】従来一般に用いられている面ファスナは、
雄片と雌片、すなわち雄状突起を多数植設したフックテ
ープまたはマッシュルームテープ等の雄片と、その雄状
突起に係合する雌状突起もしくは起毛を多数植設したル
ーピングテープまたはナッピングテープ等の雌片とを組
み合わせて用いるが、本発明においては雄片のみ、特に
例えば図2に示すように基布40の両面に雄状突起41
を設けた両面ファスナ4を、互いに接合すべき緩衝マッ
トの重ね合せ面に介在させて、上記ファスナ4の雄状突
起41を緩衝マットの繊維等に絡み付かせて接合するも
のである。
雄片と雌片、すなわち雄状突起を多数植設したフックテ
ープまたはマッシュルームテープ等の雄片と、その雄状
突起に係合する雌状突起もしくは起毛を多数植設したル
ーピングテープまたはナッピングテープ等の雌片とを組
み合わせて用いるが、本発明においては雄片のみ、特に
例えば図2に示すように基布40の両面に雄状突起41
を設けた両面ファスナ4を、互いに接合すべき緩衝マッ
トの重ね合せ面に介在させて、上記ファスナ4の雄状突
起41を緩衝マットの繊維等に絡み付かせて接合するも
のである。
【0015】上記図2の両面ファスナ4は、基布40の
表裏両面に雄状突起41を植設したものであるが、基布
の片面にのみ雄状突起を有する片面ファスナを2枚背中
合わせに重ねて接着剤等で貼り合せたものでもよい。ま
た雄状突起41は、図2のようなフック状突起(釣針状
パイル)に限らず、図3に示すようなマッシュルーム状
突起(きのこ状パイル)や、その他適宜である。
表裏両面に雄状突起41を植設したものであるが、基布
の片面にのみ雄状突起を有する片面ファスナを2枚背中
合わせに重ねて接着剤等で貼り合せたものでもよい。ま
た雄状突起41は、図2のようなフック状突起(釣針状
パイル)に限らず、図3に示すようなマッシュルーム状
突起(きのこ状パイル)や、その他適宜である。
【0016】上記の構成において、廃棄物処分場等の基
盤1の表面に遮水シート2を敷設するに当たっては、前
記従来例と同様に基盤1の表面に先ず緩衝マット3を敷
設する。その緩衝マット3としては、適宜な厚みと弾力
性があり、排水性、耐食性、耐候性等に優れたものが好
ましく、また原則的に前記両面ファスナ4の雄状突起4
1と絡み付くことができる材料、例えば前記のような不
織布、あるいは織布等を用いるとよく、特に繊維がルー
プ状に起毛しているものが望ましい。
盤1の表面に遮水シート2を敷設するに当たっては、前
記従来例と同様に基盤1の表面に先ず緩衝マット3を敷
設する。その緩衝マット3としては、適宜な厚みと弾力
性があり、排水性、耐食性、耐候性等に優れたものが好
ましく、また原則的に前記両面ファスナ4の雄状突起4
1と絡み付くことができる材料、例えば前記のような不
織布、あるいは織布等を用いるとよく、特に繊維がルー
プ状に起毛しているものが望ましい。
【0017】その緩衝マット3は、前記従来例と同様に
所定幅の帯状に形成されたものを前記図8のように端か
ら順に並べ、隣接するマット3の縁部3aを図1に示す
ように所定の幅Lだけ順次重ね合せて敷設していく。そ
の際、上記の重ね合せた縁部3a・3a間に、前記図2
もしくは図3に示すような面ファスナ4を所定の間隔を
おいて介在させる。その面ファスナ4は、上記のように
基布40の表裏両面に雄状突起41が設けられているの
で、上記の重ね合せた縁部3aを上方から押し付けるだ
けで雄状突起41が緩衝マット3の繊維や起毛等に絡み
付いて隣り合う緩衝マットを良好に接合できるものであ
る。
所定幅の帯状に形成されたものを前記図8のように端か
ら順に並べ、隣接するマット3の縁部3aを図1に示す
ように所定の幅Lだけ順次重ね合せて敷設していく。そ
の際、上記の重ね合せた縁部3a・3a間に、前記図2
もしくは図3に示すような面ファスナ4を所定の間隔を
おいて介在させる。その面ファスナ4は、上記のように
基布40の表裏両面に雄状突起41が設けられているの
で、上記の重ね合せた縁部3aを上方から押し付けるだ
けで雄状突起41が緩衝マット3の繊維や起毛等に絡み
付いて隣り合う緩衝マットを良好に接合できるものであ
る。
【0018】上記の面ファスナ4は任意の位置に配置で
きるので、例えば図4に示すように隣接する緩衝マット
3・3の縁部3a・3aがきれいに重ならなかった場合
にも、両方のマットの弛みや重ね代を適宜調節しながら
面ファスナ4を適切な位置に配置することによって両緩
衝マットを的確に接合することができる。
きるので、例えば図4に示すように隣接する緩衝マット
3・3の縁部3a・3aがきれいに重ならなかった場合
にも、両方のマットの弛みや重ね代を適宜調節しながら
面ファスナ4を適切な位置に配置することによって両緩
衝マットを的確に接合することができる。
【0019】また上記面ファスナ4の雄状突起41は緩
衝マット3の水平方向のずれに対しては強い抗力を発揮
するが、面方向には容易に剥がすことができるので、万
一隣接する緩衝マット3・3の重ね合わせ状態が悪かっ
たときには、剥がして貼り直すことによって、ファスナ
の配置位置や、緩衝マットの接合状態を適宜調整するこ
とができる。
衝マット3の水平方向のずれに対しては強い抗力を発揮
するが、面方向には容易に剥がすことができるので、万
一隣接する緩衝マット3・3の重ね合わせ状態が悪かっ
たときには、剥がして貼り直すことによって、ファスナ
の配置位置や、緩衝マットの接合状態を適宜調整するこ
とができる。
【0020】上記のようにして廃棄物処分場等の基盤表
面に緩衝マット3を敷設したところで、その上面に前記
図6〜図8のように遮水シート2を敷設するもので、そ
の際、隣接する緩衝マット3が良好に一体接合された状
態で敷設されているので、その上に遮水シート2を施工
性よく安定的に敷設することが可能となる。
面に緩衝マット3を敷設したところで、その上面に前記
図6〜図8のように遮水シート2を敷設するもので、そ
の際、隣接する緩衝マット3が良好に一体接合された状
態で敷設されているので、その上に遮水シート2を施工
性よく安定的に敷設することが可能となる。
【0021】なお、図5に示すように遮水シート2の上
面にも必要に応じて緩衝マット3を敷設するようにして
もよく、その場合にも上記と同様の要領で敷設すること
ができる。特に、本発明の施工方法によれば、遮水シー
ト2上で行われる緩衝マット3の敷設作業に熱溶着等の
加熱処理を伴わないので、遮水シート2の上に緩衝マッ
トを敷設する場合にも遮水シートが溶融して破損するよ
うなことがない。
面にも必要に応じて緩衝マット3を敷設するようにして
もよく、その場合にも上記と同様の要領で敷設すること
ができる。特に、本発明の施工方法によれば、遮水シー
ト2上で行われる緩衝マット3の敷設作業に熱溶着等の
加熱処理を伴わないので、遮水シート2の上に緩衝マッ
トを敷設する場合にも遮水シートが溶融して破損するよ
うなことがない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明による遮水シ
ート保護用緩衝マットの施工方法は、上記のように所定
の大きさに形成した緩衝マット3の縁部3aを順次重ね
て敷設する際に、その重ね合せ縁部3aを、基布40の
両面に雄状突起41を有する面ファスナ4を用いて接合
するようにしたから、前記従来の熱融着機等で融着する
場合のように機械や電源等の必要がなく、隣接する緩衝
マット3・3を現場で容易・迅速に接合することができ
ると共に、前記従来の粘着テープを用いる場合のように
手や手袋に粘着材が付着することがないので作業性がよ
い。また前記従来の片面ファスナを用いる場合のよう
に、予め工場等で緩衝マットにファスナを取付ける面倒
がなく、しかも本発明においては両面ファスナ4を施工
現場で緩衝マット3の所望の位置に配置して接合できる
ため、緩衝マットが多少ずれても施工可能であり、施工
の自由度を大幅に向上させることができると共に、必ず
しも熟練を要さないので、誰にでも容易に施工できる等
の効果がある。
ート保護用緩衝マットの施工方法は、上記のように所定
の大きさに形成した緩衝マット3の縁部3aを順次重ね
て敷設する際に、その重ね合せ縁部3aを、基布40の
両面に雄状突起41を有する面ファスナ4を用いて接合
するようにしたから、前記従来の熱融着機等で融着する
場合のように機械や電源等の必要がなく、隣接する緩衝
マット3・3を現場で容易・迅速に接合することができ
ると共に、前記従来の粘着テープを用いる場合のように
手や手袋に粘着材が付着することがないので作業性がよ
い。また前記従来の片面ファスナを用いる場合のよう
に、予め工場等で緩衝マットにファスナを取付ける面倒
がなく、しかも本発明においては両面ファスナ4を施工
現場で緩衝マット3の所望の位置に配置して接合できる
ため、緩衝マットが多少ずれても施工可能であり、施工
の自由度を大幅に向上させることができると共に、必ず
しも熟練を要さないので、誰にでも容易に施工できる等
の効果がある。
【図1】(a)は本発明の施工方法により緩衝マットを
敷設する状態の一部の平面図。(b)はその正面図。
(c)はその一部の拡大図。
敷設する状態の一部の平面図。(b)はその正面図。
(c)はその一部の拡大図。
【図2】(a)は本発明で用いる面ファスナの一例を示
す斜視図。(b)はその正面図。
す斜視図。(b)はその正面図。
【図3】本発明で用いる面ファスナの他の例を示す正面
図。
図。
【図4】緩衝マットの重ね合せ部にずれが生じたときの
接合状態を示す平面図。
接合状態を示す平面図。
【図5】遮水シートの表面にも緩衝マットを設けた例の
断面図。
断面図。
【図6】廃棄物処分場に遮水シートと緩衝マットを敷設
した状態の断面図。
した状態の断面図。
【図7】その一部の拡大断面図。
【図8】廃棄物処分場への遮水シートおよび緩衝マット
の施工要領を示す斜視図。
の施工要領を示す斜視図。
【符号の説明】 1 基盤 2 遮水シート 3 緩衝マット 4 面ファスナ 40 基布 41 雄状突起 A 廃棄物処分場 H 廃棄物
Claims (1)
- 【請求項1】 廃棄物処分場等に配設される遮水シート
の裏面もしくは表裏両面に敷設される遮水シート保護用
の緩衝マットの施工方法であって、所定の大きさに形成
した緩衝マットの縁部を順次重ねて敷設するに当たり、
その重ね合せ縁部を、基布の表裏両面に雄状突起を有す
る面ファスナを用いて接合することを特徴とする遮水シ
ート保護用緩衝マットの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8458897A JPH10258261A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 遮水シート保護用緩衝マットの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8458897A JPH10258261A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 遮水シート保護用緩衝マットの施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10258261A true JPH10258261A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13834842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8458897A Pending JPH10258261A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 遮水シート保護用緩衝マットの施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10258261A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003001216A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-07 | Hazama Gumi Ltd | 廃棄物最終処分場、及び廃棄物最終処分場における漏水検知方法 |
JP2003070710A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-11 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 床清拭用具 |
JP2006000750A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Zenitaka Corp | 袋状型枠及び袋状型枠を使用した遮水工の構築方法 |
JP2016180214A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 株式会社田中 | 土木構造およびその形成方法 |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP8458897A patent/JPH10258261A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003001216A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-07 | Hazama Gumi Ltd | 廃棄物最終処分場、及び廃棄物最終処分場における漏水検知方法 |
JP2003070710A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-11 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 床清拭用具 |
JP2006000750A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Zenitaka Corp | 袋状型枠及び袋状型枠を使用した遮水工の構築方法 |
JP4592339B2 (ja) * | 2004-06-17 | 2010-12-01 | 株式会社錢高組 | 袋状型枠及び袋状型枠を使用した遮水工の構築方法 |
JP2016180214A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 株式会社田中 | 土木構造およびその形成方法 |
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Legal Events
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A521 | Request for written amendment filed |
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A02 | Decision of refusal |
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