JP3297509B2 - 出隅角用または入隅角用成型キャント防水材 - Google Patents

出隅角用または入隅角用成型キャント防水材

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、防水工事における出隅角用また
は入隅角用成型キャント防水材に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】防水工法には、施工現場で固型
のアスファルトを釜で溶かして、それを接着材としてア
スファルトルーフィングを複数枚貼り重ねて防水層を形
成させるアスファルト防水熱工法、自着層つきアスファ
ルトルーフィングを複数枚貼り重ねて防水層を形成させ
るアスファルト防水冷工法、加硫ゴムシートを、シート
面・下地面の両方に接着材を塗り、シート一枚のみで仕
上げるシート防水工法、ウレタン塗膜材を2度以上塗り
重ねて仕上げるウレタン塗膜防水工法等がある。一般に
屋上・室内などの防水工事は平面部と立上り部に分けら
れ、平面部については作業者の行動を妨げる要因は殆ど
ないため前記各防水工法においてそれなりの効率的な作
業ができ、しかも高い作業精度が得られ、防水面からも
又外観仕上り面からも満足の行く防水工事が達成され
る。ところが、立上り部と水平面との境部分の工事にお
いては防水シートを折り曲げ、かつ比較的高さの低い垂
直面に防水材を施工するため非常に作業しずらく、作業
能率は1/5以下に低下してしまう。とりわけ、図7に
示すように建物の出隅角Aや入隅角Bは防水施工が一層
困難であり、いちじるしい手間と特別の熟練を必要とし
ており、出隅角や入隅角を迅速、的確に防水処理できる
技術の出現が望まれている。
【0003】
【目的】本発明の目的は、建物の出隅角や入隅角の防水
施工を迅速かつ確実に行うことができるような出隅角用
または入隅角用の成型キャント防水材を提供する点にあ
る。
【0004】
【構成】本発明の第一は、(1)(イ)立上り部分1ま
たは21、コーナー部材接着部分2または22およびス
カート部分3または23よりなる一枚の成型キャント防
水部材と(ロ)立上り部分4または24、コーナー部材
接着部分5または25およびスカート部分6または26
よりなる他の一枚の成型キャント防水部材とを、(2)
前記2つの成型キャント防水部材を一方の成型キャント
防水部材におけるコーナー部材接着部分から張り出して
設けられたのりしろ部分7または27においてのみ接着
されて一体化された2つの成型キャント防水部材の前記
コーナー部材接着部分2または22と5または25に断
面直角三角形状のまたはその頂部を切欠きした形のコー
ナー部材10が接着されていることを特徴とする出隅角
用または入隅角用成型キャント防水材に関する。本発明
の第二は、2枚の成型キャント防水部材上のそれぞれの
コーナー部材は、コーナー部材同士がコーナー部材全体
としてみたときほぼ直角に対面できる形でカットされて
いるものである請求項1記載の出隅角用または入隅角用
成型キャント防水材に関する。本発明の第三は、コーナ
ー部材が存在しない部分の成型キャント防水部材の裏面
には露出した自己粘着層12が、さらにその上には剥離
層13が設けられている請求項1または2記載の出隅角
用または入隅角用成型キャント防水材に関する。
【0005】2枚の成型キャント防水部材の形状とその
組合せは、図1の(a)で示される形状の成型キャント
防水部材と(b)で示される形状の成型キャント防水部
材との組合せ、図4の(a)で示される形状の成型キャ
ント防水部材と(b)で示される形状の成型キャント防
水部材との組合せ、図5の(a)で示される形状の成型
キャント防水部材と(b)で示される形状の成型キャン
ト防水部材との組合せ、あるいは図6の(a)で示され
る形状の成型キャント防水部材と(b)で示される形状
の成型キャント防水部材との組合せなどを例示すること
ができる。成型キャント防水部材に接着(固着)するコ
ーナ部材は、図1の場合は(a)成型キャント防水部材
の符号2の部分、(b)成型キャント防水部材の符号5
の部分に接着される。そして符号1、3、4、6、7の
部分には固着材料が設けられており、のりしろ部分に当
る符号7の部分のみは、図1の(a)の側と(b)の側
とを結合するために用いられ、結合部分は、図1の
(c)における網点で埋められた三角形の部分である。
図4、図5、図6におけるコーナー部材の接着(固着)
個所、のりしろ部分の関係も、図1の場合と同様であ
る。
【0006】図1の(a)で示される形状の成型キャン
ト防水部材と(b)で示される形状の成型キャント防水
部材のそれぞれに接着(固着)されているコーナー部材
同士の対向面は、出隅角や入隅角の角度に合わせた形状
にすることが好ましい。当然ながら出隅角や入隅角の角
度は90°や270°であるから、これにほぼぴったり
合う角度で出隅角または入隅角用成型キャント防水材と
するためには、図8や図9に示すコナー部材の形状とす
ることが求められる。
【0007】コーナー部材が存在しない部分の成型キャ
ント防水部材裏面には自己粘着層を、さらにその上には
剥離層を設けることができる。本発明品の建物への固着
手段は、前記自己粘着層による手段のほか、他の固着手
段たとえば面ファスナーや両面粘着テープの使用も可能
である。これらの固着手段の適用は、全面でも部分的で
も良い。これらの固着手段について以下に詳述する。 (1)前記成型キャント防水部材裏面に設けた自己粘着
層を利用して建物の出隅角部または入隅角部に全面的に
または部分的に接着する。 (2)面ファスナーの一方を本発明の出隅角用または入
隅角用成型キャント防水部材裏面に、全面的にまたは部
分的に設け、一方、建物の対応する個所に、対応する面
ファスナーの一方を固定しておく。 (3)両面粘着テープまたは両面粘着シート(表面は剥
離テープ又はシートで覆われている。)をあらかじめ建
物の出隅角部または入隅角部に適用しておく。
【0008】成型キャント防水部材の積層構造例を外側
から順次示すと、 (1)合成樹脂フィルム/改質アスファルト層/基材/
改質アスファルト層/粘着層 (2)合成樹脂フィルム/改質アスファルト層/基材/
粘着層 (3)合成樹脂フィルム/改質アスファルト層/基材/
改質アスファルト層/粘着防止合成樹脂フィルム層 などが挙げられる。なお、粘着層は前記(3)のタイプ
の接着手段を用いる場合には存在させる必要はない。こ
の場合、コーナー部材の接着と2枚の成型キャント防水
部材の接着は、別途接着剤を適用する必要がある。合成
樹脂フィルムの他に砂粒、鉱物粉粒や金属箔フィルム
(アルミ、銅、ステンレス等)などをもちいることがで
きる。外側の合成樹脂フィルムは、好ましくはフッ素樹
脂フィルム、アクリルシリコーン樹脂フィルム、アクリ
ル系樹脂フィルム等である。内側の粘着防止合成樹脂フ
ィルム層は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹
脂フィルムを用いる。改質アスファルト層は、耐久性の
点でSBS、アタクテイックポリプロピレン、SBRな
どの改質剤でアスファルトを改質した改質アスファルト
である。
【0009】コーナー部材は、合成樹脂、または合成ゴ
ム、それらの発泡体、金属、木材、コンクリートなどに
より形成することができるが、発泡体を用いるのが軽量
であり取扱いやすくなるので最も好ましい。コーナー部
材の断面形状を直角三角形状、または直角三角形の頂部
を切欠きした状態のものとしているのは、建物の立上り
部と水平面(スラブ面)との接線部分における成型キャ
ント防水部材が余り鋭角に曲げなくともすむようにする
ためであり、コーナー部材の頂部に切欠きを設けたの
は、立上がり部と水平面との接線部分の施工の際に発生
した凹凸に影響を受けないようにするためである。
【0010】自己粘着層は、それ自体で他物に接着でき
る性能をもつ層であれば、その使用材料に格別の制限は
ないが、好ましくはアスファルト系のもの、とくに好ま
しくはゴム変性アスファルトである。
【0011】自己粘着層を一時的に保護しておくための
剥離シートは、剥離紙が最も一般的であるが、紙に限る
ことなく粘着面に不活性の層をもつ合成樹脂シートや金
属シートであることができる。
【0012】自己粘着層に使用する粘着材には、とくに
制限はなく、合成樹脂や合成ゴム、天然ゴム、再生ゴム
等を主原料として調合された汎用の粘着材のうちでコン
クリート等下地材との接着性が良く耐アルカリ水性に富
んでいれば採用できる。なお本発明はアスファルト防水
に関することからアスファルトに前述のような合成高分
子物質を添加して得られる粘着材が好ましい。粘着材の
具体例を示すと、つぎのような組成にすることができ
る。 SBS(スチレン・ブタジエン・スチレン・ ブロック共重合体) 20重量部 石油樹脂(粘着付与剤) 10重量部 アスファルト 40重量部 プロセスオイル 30重量部 粘着材の塗覆厚は、とくに制限はないが通常0.3〜
1.0mm程度である。
【0013】自己粘着層として面ファスナーを用いる場
合は、本発明の成型キャント防水部材側にとりつけるフ
ァスナー面は、ループ状係合素子を有する面が好ましい
が、フック状係合素子を有する面であってもよい。本発
明の前記成型キャント防水材を建物の出隅角部または入
隅角部に接着するにあたり、建物側には多数のフック状
又はループ状係合素子を有する面ファスナーを全面また
は部分的に貼着し、他方、本発明の成型キャント防水材
の裏面側には多数のループ状又はフック状係合素子を有
する面ファスナーを全面または部分的に貼着するととも
に、前記二つの面ファスナーが係合するように適用す
る。この防水工法においては、部分的に面ファスナー接
着をする場合には、前記成型キャント防水材の裏面側の
面ファスナーの存在する個所の面積とそれに対応する面
ファスナーが存在しない個所の面積の比は1以下、好ま
しくは1/3以下、とくに好ましくは1/4〜1/5で
ある。
【0014】ベース面に多数のフック状係合素子を有す
る面ファスナーとしては、ポリエステル・ポリアミド・
ポリオレフィン系エラストマー・ポリ塩化ビニル・ポリ
ウレタン、その他の可とう性熱可塑性樹脂などから選ば
れた合成樹脂を成形して得られた成形面ファスナー、或
はポリエステル・ポリアミド・ポリオレフィン・ポリ塩
化ビニル・アクリル系樹脂・ポリウレタン・再生セルロ
ースなどから選ばれた合成繊維・再生繊維を主体とした
繊維を製編織して得た編織面ファスナーである。該フッ
ク状係合素子はキノコ状・やじり状・傘状・鈎状等の形
状でありループ状係合素子と係合しやすい形状であれば
良い。これらフック状係合素子の高さは、通常0.5〜
6mm、好ましくは1.2〜2.5mmが適当である。
フック状係合素子を有する面ファスナーの1cm2あた
りの係合素子の数は10〜50本、好ましくは20〜3
0本であり、ループ状係合素子を有する面ファスナーの
1cm2あたりの係合素子の数は500〜10000
本、好ましくは1500〜7000本である。立上り部
などのコンクリート下地上に貼着されたフック状係合素
子を有する面ファスナーと係合するループ状係合素子を
有する面ファスナーは前記フック状係合素子と係合する
ものであればどのようなものでも用いることができ、ポ
リエステル・ポリアミド・アクリル系樹脂・ポリウレタ
ン・再生セルロース等から選ばれた合成繊維・再生繊維
を主体とした繊維を製編織して得られる面ファスナー
か、不織布とした面ファスナーである。該ループ状係合
素子の強度・密度は、フック状係合素子との係合強力が
十分大きくなるように密度と長さが調整される。ループ
状係合素子の長さはフック状係合素子の長さと同一か、
それ以上が望ましい。通常フック状係合素子の長さの1
〜2倍が適当である。厚さとしては1〜10mm、通常
2〜8mmで、幅は30〜900mmの不織布あるいは
編織成された生地が使用される。面ファスナーの貼着は
連続的ストライプ状、断続的ストライプ状、あるいは格
子状など任意であるが、下地に接着された成型キャント
防水材のラッチ方向接着力が2kg/cm2以上になる
よう面ファスナーの種類や面ファスナーの貼着面積等を
調整する。
【0015】また、両面粘着テープまたはシートをあら
かじめ成型キャント防水材を適用する予定の建物側に接
着しておき、接着材層(例えば自己粘着層)をもたない
成型キャント防水材を、前記両面粘着テープまたはシー
トにより接着することができる。また、前記両面粘着テ
ープの基材としては、布、不織布および合成樹脂などの
シートやフィルム等を挙げることができるが、とりわけ
躯体の凹凸を吸収するに充分なクッション性を有するも
のを使用することが好ましく、その例としては発砲シー
トや厚手の不織布などを挙げることができる。
【0016】自己粘着層、面ファスナー、両面粘着テー
プまたはシートを部分的に適用するやり方は、前記シー
トを連続的ストライプ状、断続的ストライプ状、あるい
は格子状など任意である。
【0017】
【実施例】実施例1 図1および図2を使用して実施例1を説明する。図1の
(a)と(b)にそれぞれ示される形状に切り取った自
己粘着層12と剥離層13を有する2枚の成型キャント
防水部材のうち、図1の符号7に相当する個所の裏面に
ある剥離層のみを取り除き、(a)と(b)に示す2枚
の成型キャント防水部材を符号7で示す「のりしろ」部
分で接着する〔図1の(c)参照〕。ついで、符号2の
部分と符号5で示す個所の裏面の剥離層を除去し、その
自己粘着層を利用して、図2で示すようなコーナー部材
(発泡体製)10を出隅角部用成型キャント防水材に組
み立てたとき、2つのコーナー部材がうまく接合するよ
うな形状に端部を切断した後、成型キャント防水部材に
コーナー部材を接着する〔図1の(c)〕。つぎに、
「のりしろ」部分7の内側の境界ライン8に沿って成型
キャント防水部材を組立てることができる。組立ては施
工前にあらかじめ組立てておいてもよいが、現場で建物
の出隅角部に合わせて組立て、図1の(d)に示すよう
な形状の出隅角部用成型キャント防水材とすることもで
きる。符号3′は、符号3で示されるスカート部分を符
号6で示されるスカート部分の裏側に、符号4′は符号
4で示される立上り部分を符号1で示される立上り部分
の裏側に、それぞれ重なるようにし、剥離層13を除去
して組み立てと建物の出隅角部への接着を行う。なお、
成型キャント防水部材が重なりあう部分の形状は、防水
が完全に達成されるかぎり、どのような形状であろうと
任意である。また、コーナー部材の寸法、符号1と4で
示されている立上り部分への接着部分、符号2と5で示
されているコーナー部材接着部分、符号3と6で示され
ているスラブ面への接着部分であるスカート部分の寸法
も格別の制限はない。本実施例のものは、コーナー部材
は断面形状が台形で底辺7cm、上辺2cm、高さ2.
5cmのものであり、立上り部分の巾は13cm、コー
ナー部材接着部分の巾は7cm、スカート部分の巾は1
3cm、ライン8から左右の端部までの寸法は21cm
とした。符号4′で示す重なり合い部分の寸法は9cm
とした。図3は、施工により建物に接着された状態の断
面図を示すものであり、図7はその上方からみた断面図
であり31はスラブ、32は建物の立上り部である。な
お、図2と図3は各実施例いずれも共通である。
【0018】実施例2 実施例1と別の態様を図4に示す。「のりしろ」部分7
を実施例1のものと反対の(a)の成型キャント防水部
材に設けた以外は実施例1と同様である。
【0019】実施例3 本実施例は入隅角用成型キャント防水材であり、図5を
用いて説明する。(a)、(b)に示す2枚の成型キャ
ント防水部材を用いて実施例1と同様の要領で入隅角用
成型キャント防水材を組立てる。図中、21と24は立
上がり部分、22と25はコーナー部材接着部分、23
と26はスカート部分であり、27は「のりしろ」部分
である。
【0020】実施例4 実施例3と別の態様を図6に示す。「のりしろ」部分2
7を実施例3のものと反対の(a)の成型キャント防水
部材に設けた以外は実施例3と同様である。
【0021】
【効果】本発明の出隅角用または入隅角用成型キャント
防水材を用いることにより、建物の出隅角や入隅角の防
水施工を熟練を必要とすることなく、迅速かつ確実に行
うことができる。また、表面仕上げ材を成型キャント防
水材に組み込むことにより、一度の簡易な施工で美しい
仕上げをともなった出隅角や入隅角の防水が行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は一方の成型キャント防水部材の平面図
であり、(b)は、(a)の成型キャント防水部材と対
をなす成型キャント防水部材の平面図であり、(c)
は、前記2枚の成型キャント防水部材を「のりしろ」部
で接着して結合したときの平面図(コーナー部材を接着
していない側すなわち表側からみた平面図)であり、
(d)は、出隅角用成型キャント防水材として組立てた
ときの表側からみた斜視図である。
【図2】図1(a)のX−X線断面図である。
【図3】本発明の出隅角用または入隅角用成型キャント
防水材を施工したときの断面図である。
【図4】(a)は一方の成型キャント防水部材の平面図
であり、(b)は、(a)の成型キャント防水部材と対
をなす成型キャント防水部材の平面図であり、(c)
は、前記2枚の成型キャント防水部材を「のりしろ」部
で接着して結合したときの平面図(コーナー部材を接着
していない側、すなわち表側からみた平面図)であり、
(d)は、出隅角用成型キャント防水材として組立てた
ときの表側からみた斜視図である。
【図5】(a)は一方の成型キャント防水部材の平面図
であり、(b)は、(a)の成型キャント防水部材と対
をなす成型キャント防水部材の平面図であり、(c)
は、前記2枚の成型キャント防水部材を「のりしろ」部
で接着して結合したときの平面図(コーナー部材を接着
していない側、すなわち表側からみた平面図)であり、
(d)は、入隅角用成型キャント防水材として組立てた
ときの表側からみた斜視図である。
【図6】(a)は一方の成型キャント防水部材の平面図
であり、(b)は、(a)の成型キャント防水部材と対
をなす成型キャント防水部材の平面図であり、(c)
は、前記2枚の成型キャント防水部材を「のりしろ」部
で接着して結合したときの平面図(コーナー部材を接着
していない側、すなわち表側からみた平面図)であり、
(d)は、入隅角用成型キャント防水材として組み立て
たときの表側からみた斜視図である。
【図7】建物の出隅角と入隅角を説明するための斜視図
である。
【図8】出隅角に本発明の出隅角用成型キャント防水材
を施工したときの上面図である。
【図9】入隅角に本発明の入隅角用成型キャント防水材
を施工したときの上面図である。
【符号の説明】
1 成型キャント防水部材の立上り部分 2 成型キャント防水部材のコーナー部材接着部分 3 成型キャント防水部材のスカート部分 4 成型キャント防水部材の立上り部分 5 成型キャント防水部材のコーナー部材接着部分 6 成型キャント防水部材のスカート部分 7 のりしろ部分 8 境界ライン 10 コーナー部材 11 成型キャント防水部材 12 自己粘着層 13 剥離層 14 自己粘着層が存在しない部分 21 成型キャント防水部材の立上り部分 22 成型キャント防水部材のコーナー部材接着部分 23 成型キャント防水部材のスカート部分 24 成型キャント防水部材の立上り部分 25 成型キャント防水部材のコーナー部材接着部分 26 成型キャント防水部材のスカート部分 27 のりしろ部分 31 スラブ 32 建物の立上り部 A 出隅角 B 入隅角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 貞雄 東京都足立区小台1丁目3番1号 田島 ルーフィング株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 5/00 - 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)(イ)立上り部分1または21、
    コーナー部材接着部分2または22およびスカート部分
    3または23よりなる一枚の成型キャント防水部材と
    (ロ)立上り部分4または24、コーナー部材接着部分
    5または25およびスカート部分6または26よりなる
    他の一枚の成型キャント防水部材とを、(2)前記2つ
    の成型キャント防水部材を一方の成型キャント防水部材
    におけるコーナー部材接着部分から張り出して設けられ
    たのりしろ部分7または27においてのみ接着されて一
    体化された2つの成型キャント防水部材の前記コーナー
    部材接着部分2または22と5または25に断面直角三
    角形状のまたはその頂部を切欠きした形のコーナー部材
    10が接着されていることを特徴とする出隅角用または
    入隅角用成型キャント防水材。
  2. 【請求項2】 2枚の成型キャント防水部材上のそれぞ
    れのコーナー部材は、コーナー部材同士がコーナー部材
    全体としてみたときほぼ直角に対面できる形でカットさ
    れているものである請求項1記載の出隅角用または入隅
    角用成型キャント防水材。
  3. 【請求項3】 コーナー部材が存在しない部分の成型キ
    ャント防水部材の裏面には露出した自己粘着層12が、
    さらにその上には剥離層13が設けられている請求項1
    または2記載の出隅角用または入隅角用成型キャント防
    水材。
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