JPH10254964A - 配送計画システム - Google Patents

配送計画システム

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JPH10254964A
JPH10254964A JP6031597A JP6031597A JPH10254964A JP H10254964 A JPH10254964 A JP H10254964A JP 6031597 A JP6031597 A JP 6031597A JP 6031597 A JP6031597 A JP 6031597A JP H10254964 A JPH10254964 A JP H10254964A
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Shiyouhachi Sugimoto
昇八 杉本
Akihiko Kojima
昭彦 小島
Sakae Obara
栄 小原
Hidesuke Ueda
秀介 上田
Isamu Takeda
勇 竹田
Hiroyuki Mizuno
裕之 水野
Koichi Shibusawa
高一 渋沢
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の配送計画システムでは、同一納入先か
ら異なる納入締め切り日で物品納入要求がされた場合、
それぞれの納入締め切り日に配送を行うように配送スケ
ジュールを計画していた。このため、配送を行う配送手
段の使用効率が悪くなるという問題がある。 【解決手段】 配送計画システム1は、納入締め切り日
より所定の期間遡って納入を可能とする配送可能実施期
間を算出する配送可能期間算出部81と上記所定の期間
を記憶する配送可能期間記憶部15とを備え、納入要求
毎の配送可能実施期間を算出する。そして、同日配送計
画部82により、納入要求毎の配送可能実施期間を比較
し重複する期間があれば重複する期間の中の1日に同一
納入先への配送件数をまとめて1件になるように配送ス
ケジュールを計画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は納入先からの物品
納入要求に基づいて、1日当たりの配送能力が充分生か
されるような配送スケジュールを計画する配送計画シス
テムに関する。また、納入先からの物品回収要求に基づ
いて1日当たりの配送能力に余裕があれば、回収スケジ
ュールを計画する。或いは、回収先と同じ納入先への配
送スケジュールが計画されていれば、配送と同時に回収
を行うように回収スケジュールを計画する配送計画シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.本発明の配送計画システムに類似する従来例
に「特開平6−290185」の「ダイナミック型自動
配車装置」や、「特開平7−53018」の「物流シス
テム」又「特開平1−231200」の「配車計画方
法」等がある。上記従来の発明は、荷主からの荷物の配
送要求を受け、荷物の届先に対し車両を配車する発明で
ある。特に、「特開平6−290185」の発明は、刻
時変化する道路状況等の動的な変化情報を入力し、上記
変化情報をふまえて配送計画を行うことを特徴としてい
る。また、「特開平7−53018」の発明は、配送セ
ンターに入荷された商品を入荷仮置き場にあふれさせな
いために、トラックからの荷降ろしを行った後に迅速に
仕分けゾーンに振り分けるように、出荷先別の仕分け計
画処理を行う。さらに、出荷検品ゾーンである出荷平置
き場を出荷すべき商品の入った梱包容器、或いは、かご
車であふれさせないために、商品の入った梱包容器、或
いは、かご車が仕分けゾーンから到着すると同時に出荷
方面別にトラックへ載せる車載処理を迅速に行うよう
に、配車計画を行うことを特徴としている。また、「特
開平1−231200」の発明は、車両に積載する貨物
を決定する時の貨物の組合せにおける制約条件や使用で
きる車種の制約条件を考慮して配車計画を行うことを特
徴としている。
【0003】従来例2.また、従来の配送計画システム
は、納入要求がなされたら既日に配送を実行するように
計画している。このため、予定の配車では配送が不可能
な場合は、別の車をチャーターして既日配送を実現して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の発明
は、渋滞を避けいかに速く配送を行うかを計画したり、
トラックに効率よく荷物を積載することを計画したり、
入荷された商品を検品してから出荷先別に仕分けを行
い、トラックに積載するまでの処理を迅速に行うように
計画していた。このため、上記した従来の発明には、納
入期限という概念がなく、納入期限を考慮した上で1日
の配送先件数を平準化することができないという問題が
ある。また、平準化できないということは、予定してい
た配送手段、例えば、車による配送能力を超えた配送ス
ケジュールが計画されることになる。このときには、配
送手段を別に用意して対応することになり、配送コスト
が高くなるという問題がある。また、従来例には1日当
たりの配送能力という概念がなく、複数の納入先からの
納入希望日が重なると、予定していた配車では配送しき
れなくなるので、予定外の配送手段を別に用意すること
になり、配送コストが高くなるという問題がある。ま
た、定期的な配送サイクルに従い、納入を行っている納
入先であっても従来例では配送サイクルという概念がな
いため、配送サイクル以外の日にも、配送が行われるよ
うになり、配送コストが高くなるという問題がある。
【0005】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたもので、以下のことを目的としている。納入
期限を考慮し、1日の配送先件数を平準化する。また、
1日当たりの配送能力を考慮し、配送能力内で配送スケ
ジュールを計画する。また、定期的な配送サイクルと合
わせて配送スケジュールを計画する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る物品の納
入先からの物品納入要求情報を入力する納入要求情報入
力部を備え、上記物品納入要求情報に従い配送スケジュ
ールを計画する配送計画システムは、以下の要素を有す
ることを特徴とする。 (a)配送サイクル情報記憶部が、納入先毎に定められ
た定期的な配送スケジュールを配送サイクル情報として
記憶し、(b)配送計画部が、上記納入要求情報入力部
が入力した物品納入要求情報と上記配送サイクル情報記
憶部に記憶されている配送サイクル情報に基づいて物品
の配送スケジュールを計画し、(c)配送スケジュール
記憶部が、上記配送計画部が計画した配送スケジュール
を記憶し、(d)配送スケジュール出力部が、上記配送
スケジュール記憶部が記憶している配送スケジュールを
取り出して出力する。
【0007】また、上記配送計画システムが備える配送
サイクル情報設定部が、上記配送サイクル情報を設定
し、設定した配送サイクル情報を上記配送サイクル情報
記憶部に記憶させることを特徴とする。
【0008】また、上記物品納入要求情報が、少なくと
も納入先情報と納入締め切り日と納入物品情報とにより
構成されていることを特徴とする。
【0009】また、この発明に係る少なくとも納入先情
報と納入締め切り日と納入物品情報とにより構成されて
いる物品納入要求情報を入力する納入要求情報入力部を
備え、上記物品納入要求情報に従い配送スケジュールを
計画する配送計画システムは、以下の要素を有すること
を特徴とする。 (a)配送可能期間設定部が、予め所定の日数を配送可
能期間として定め、(b)配送可能期間記憶部が、上記
配送可能期間設定部が定めた配送可能期間を記憶し、
(c)配送計画部が、上記配送可能期間記憶部に記憶さ
れている配送可能期間と上記物品納入要求情報の納入締
め切り日とにより同一納入先からの所定の物品納入要求
と別の物品納入要求とをまとめて配送件数を1件とする
ように配送スケジュールを計画し、(d)配送スケジュ
ール記憶部が、上記配送計画部が計画した配送スケジュ
ールを記憶する、(e)配送スケジュール出力部が、上
記配送スケジュール記憶部が記憶している配送スケジュ
ールを取り出して出力する。
【0010】また、上記配送計画部が備える配送可能期
間算出部が、上記配送可能期間記憶部より配送可能期間
を取り出し、上記配送可能期間と上記物品納入要求情報
の納入締め切り日とにより上記納入締め切り日が上記配
送可能期間に含まれるように配送可能実施期間を求め、
上記配送計画部が備える同日配送計画部が、上記配送可
能期間算出部が求めた同一納入先からの所定の物品納入
要求に対する配送可能実施期間と、別の物品納入要求に
対する配送可能実施期間を比較して重複する配送可能日
を求め、所定の物品と別の物品とをまとめて配送件数を
1件とするとともに、上記重複する配送可能日の所定の
1日を同時配送する配送日として配送スケジュールを計
画することを特徴とする。
【0011】また、上記配送計画システムが、1日当た
りに所定の配送能力を有し、上記納入要求入力部が、複
数の納入先からの物品納入要求情報を入力し、上記配送
計画部が備える配送可能期間算出部が、上記配送可能期
間記憶部より配送可能期間を取り出し、上記配送可能期
間と上記複数の納入先からの物品納入要求情報の納入締
め切り日とにより上記納入締め切り日が上記配送可能期
間に含まれるように納入先毎に配送可能実施期間を求
め、上記配送計画部が備えるまとめ配送計画部が、上記
配送可能期間算出部が求めた納入先毎の配送可能実施期
間を比較して重複する配送可能日を求め、上記重複する
配送可能日より上記配送能力を越えない範囲で複数の納
入先への配送日を計画することを特徴とする。
【0012】また、上記配送計画システムが備える未計
画情報記憶部が、上記配送スケジュールに組み込むこと
ができない物品納入要求情報を記憶し、上記配送計画シ
ステムが備える再調整可能期間記憶部が、上記配送計画
部が計画した上記配送スケジュールを再調整することが
できる再調整可能期間を記憶し、上記配送計画システム
が備える再調整可能期間設定部が、上記再調整可能期間
を設定し設定した再調整可能期間を上記再調整可能期間
記憶部に記憶し、上記配送計画部が備える未計画情報出
力部が、上記配送スケジュールに組み込むことができな
い上記物品納入要求情報を上記未計画情報記憶部に記憶
し、上記配送計画部が備える配送再計画部が、上記配送
スケジュールの計画終了後、上記未計画納入要求情報が
存在する場合、上記再調整可能期間において1日当たり
の配送能力に余裕がある日を検索し、上記未計画情報記
憶部より物品納入要求情報を取り出し、上記配送能力に
余裕がある日に上記物品納入要求情報の配送スケジュー
ルを計画することを特徴とする。
【0013】また、上記納入要求情報入力部が、少なく
とも回収先情報と回収依頼日とを物品回収要求情報とし
て入力し、上記配送計画部が備える回収計画部が、上記
配送スケジュールの計画終了後、上記回収依頼日以降に
上記回収先の配送スケジュールが計画されている所定の
日を検索し、上記所定の日に上記物品回収要求情報の回
収スケジュールを計画し、上記配送計画システムが備え
る未計画回収情報記憶部が、上記回収スケジュールに組
み込むことができない物品回収要求情報を記憶し、上記
配送計画部が備える未計画回収情報出力部が、上記回収
スケジュールに組み込むことができない物品回収要求情
報を上記未計画回収情報記憶部に記憶することを特徴と
する。
【0014】また、上記回収計画部が備える同日回収再
計画部が、上記回収依頼日以降に上記1日当たりの配送
能力を越えない日が発生した場合、上記未計画回収情報
記憶部より物品回収要求情報を取り出し、上記1日当た
りの配送能力を越えない日に上記物品回収要求情報の回
収スケジュールを計画することを特徴とする。
【0015】さらに、上記回収計画部が備えるまとめ回
収再計画部が、上記回収先に対する物品の配送スケジュ
ールが上記回収依頼日以降の所定の日に計画された場
合、上記未計画回収情報記憶部より物品回収要求情報を
取り出し、上記所定の日に上記物品回収要求情報の回収
スケジュールを計画することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.実施の形態1では、事業所単位に配送サ
イクルが決められており、配送サイクルと納入締め切り
日に基づいて配送スケジュールを計画する配送計画シス
テムについて以下に説明を行う。
【0017】始めに、図面の説明を行う。図1は、実施
の形態1における配送計画システムのシステム構成図の
一例である。図1において、1は配送計画システムであ
る。2は物品納入要求情報であり、物品納入要求情報2
は、少なくとも納入先情報と納入締め切り日と納入物品
情報とにより構成されている。4は納入要求情報入力部
であり、物品納入要求情報2を配送計画システム1に入
力する。3は配送サイクル情報であり、この実施の形態
1では事業所ごとに配送サイクルが決められており、事
業所ごとの配送サイクルを配送サイクル情報3として配
送計画システム1に入力する。6は配送サイクル情報設
定部であり、7は配送サイクル情報記憶部である。配送
サイクル情報設定部6が配送サイクル情報3を配送計画
システム1に入力し、入力した配送サイクル情報3を配
送サイクル情報記憶部7に格納する。8は配送計画部で
あり、納入要求情報入力部4より入力した物品納入要求
情報2と配送サイクル情報記憶部7に記憶されている配
送サイクル情報3に基づいて、配送スケジュールを計画
する。9は配送スケジュール記憶部であり、配送計画部
8が計画した配送スケジュールを記憶する。10は配送
スケジュール出力部であり、配送スケジュール記憶部9
に保管されている配送スケジュールを出力する。11は
配送スケジュールであり、配送スケジュール出力部10
より出力される。
【0018】図2は、実施の形態1における配送計画シ
ステムのネットワーク構成図である。図2において、2
00は配送センターであり、図1に示した配送計画シス
テム1は、配送センター200に設置されているものと
する。また、配送センター200は、A事業所201、
B事業所202、C事業所203をネットワークで接続
している。201から203の各事業所は、配送センタ
ー200の配送計画システム1に対して物品納入要求情
報2を送信する。配送サイクル情報3は、配送センター
200において入力する情報である。また、配送センタ
ー200の配送計画システム1からは、配送スケジュー
ル11が201から203の各事業所に配信される。ま
た、A事業所201の配送サイクルは毎週月曜日であ
り、B事業所202の配送サイクルは毎週水曜日と金曜
日であり、C事業所203の配送サイクルは毎日とす
る。配送サイクル情報記憶部7には、上記で説明した各
事業所201から203の配送サイクルが格納されてい
る。
【0019】図3は、実施の形態1における配送スケジ
ュールの計画手順の一例を示す流れ図である。図4は、
従来の計画手順を実行した一具体例を示す図である。図
5は、図3の計画手順を実行した一具体例を示す図であ
る。
【0020】次に、図3の流れ図に従い、図5の具体例
について説明を行う。始めに、納入要求情報入力部4
は、201から203の各事業所より物品納入要求情報
2を入力する(S1)。そして、配送計画部8が納入要
求情報入力部4より物品納入要求情報2を受け取り、物
品納入要求情報2の納入先情報を参照して配送サイクル
情報記憶部7より該当する事業所の配送サイクル情報を
取得する(S2)。例えば、納入要求情報入力部4が入
力した物品納入要求情報2は、B事業所202からの物
品納入要求情報であるとする。また、4件の物品納入要
求情報が入力されたとして、それぞれの納入締め切り日
は、10/9(水),10/11(金),10/16
(水),10/17(木)であるとする。B事業所20
2の配送サイクルは、図5に示すように、毎週/水・金
である。配送計画部8は、上記納入締め切り日と配送サ
イクルと受注日を比較して、直近の納入予定日を求める
(S3)。尚、受注日は、物品納入要求情報2が配送計
画システム1に入力された日付であり、この実施の形態
1では、受注日を10/1とする。10/9(水)と1
0/11(金)と10/16(水)の納入締め切り日で
ある物品納入要求は、配送サイクルと一致するため、配
送計画部8は、10/9と10/11と10/16にそ
れぞれ配送スケジュールを計画する。しかし、10/1
7(木)の物品納入要求は、配送サイクルと一致しない
ため、配送計画部8は、納入締め切り日よりも前の日付
で、かつ、配送サイクルと一致する納入予定日を検索す
る(S4)。その結果、10/16の納入予定日が求め
られるので、配送計画部8は、10/17の納入締め切
り日である物品納入要求に対して、図5に示すように、
10/16に配送スケジュールを計画する(S5)。上
記例では、受注日を10/1としていた。このため、受
注日から納入締め切り日までは、かなり日数的に余裕が
あった。しかし、受注日と納入締め切り日に余裕がない
と、納入締め切り日と受注日との間に、配送サイクルと
一致する日が存在しない場合がある(S4)。この場合
は、納入締め切り日に配送手段を別途チャーターし、配
送サイクルに組み込む(S6)。
【0021】図4に、従来の配送計画システムによって
計画された配送スケジュールを示す。従来では、配送計
画システムに配送サイクルという概念がないため、納入
締め切り日に配送スケジュールを計画する。このため、
10/17が納入締め切り日である物品納入要求は、そ
のまま10/17に配送スケジュールが計画される。図
4と図5の10/7の週と10/14の週の2週間の配
送スケジュールを比較すると、1日の配送を1台のトラ
ックで行うとすると、従来は1台のトラックを4日使用
していた。しかし、この発明の配送計画システムでは、
1台のトラックを3日使用する。このため、トラックの
使用率を25%削減できる。
【0022】実施の形態2.実施の形態2では、同一の
納入先からの物品納入要求ごとに納入締め切り日からあ
る所定の数日間を遡って配送実施可能な期間を求める。
そして、物品納入要求ごとに求めた配送実施可能期間を
比較し、重複する日を求める。求めた重複する日の所定
の1日に、複数の物品をまとめて納入する配送計画シス
テムについて以下に説明を行う。尚、上記納入締め切り
日から遡るある所定の数日間を配送可能期間とする。
【0023】図6は、実施の形態2における配送計画シ
ステムの構成図である。図6において、13は配送可能
期間情報である。配送可能期間情報13は、図2に示す
配送センター200において入力する情報である。この
実施の形態2では、配送可能期間はすべての事業所につ
いて同じ期間を設定する。しかし、各事業所ごとに配送
可能期間が異なっていても構わない。各事業所ごとに配
送可能期間が異なる場合は、各事業所ごとに配送実施可
能期間を求める。この実施の形態2では、配送可能期間
は、全事業所共通で5日間とする(5日間の中に納入締
め切り日も含める)。14は配送可能期間設定部であ
り、配送可能期間情報13を入力する。15は配送可能
期間記憶部であり、配送可能期間設定部14は、入力し
た配送可能期間情報13を配送可能期間記憶部15に記
憶する。また、配送計画部8は、配送可能期間算出部8
1と同日配送計画部82を備える。配送可能期間算出部
81は、配送可能期間記憶部15より配送可能期間を取
り出し、物品納入要求情報の納入締め切り日と上記配送
可能期間より物品納入要求に対する配送可能実施期間を
求める。同日配送計画部82は、同一納入先からの複数
の物品納入要求の配送可能実施期間をそれぞれ比較し
て、1日でも重複する日があれば、同一納入先からの別
々の物品納入要求を同じ日にまとめて納入するように配
送スケジュールを計画する。図6における他の符号につ
いては、図1の同一の符号と同じ機能を有するため説明
は省略する。図7は、実施の形態2における同日配送計
画の計画手順を示す流れ図である。図8は、従来の配送
計画システムによって配送スケジュールを計画した一具
体例を示す図である。図9は、実施の形態2における図
7の計画手順を実行した一具体例を示す図である。
【0024】次に、図7の流れ図に従い、図9の具体例
について説明を行う。尚、実施の形態2では、実施の形
態1と同様に、配送計画システムは、図2に示したネッ
トワーク構成をしている。そして、図2には図示してい
ないが、201から203の各事業所には、それぞれ複
数の現場が配置されているものとする。物品納入要求が
発生すると事業所は、配送センター200に対して物品
納入要求情報2を送信する。納入要求情報入力部4は、
物品納入要求情報を入力し、配送計画部8に送信する。
配送可能期間算出部81は、物品納入要求情報の納入締
め切り日を取得する(S10)。次に、配送計画期間を
配送可能期間記憶部15より取得する(S11)。この
実施の形態2では、すべての事業所について配送可能期
間を同じにする。例えば、配送可能期間を5日とする。
事業所ごとに配送可能期間が異なっている場合、配送可
能期間算出部81は、事業所別に配送可能期間を配送可
能期間記憶部15より取り出して配送可能実施期間を求
める。配送可能期間算出部81は、納入締め切り日と配
送可能期間とにより配送可能実施期間開始日と配送可能
実施期間終了日を求める(S12)。図9によると、A
現場からの物品納入要求が、10/7(月),10/9
(水),10/11(金)をそれぞれ納入締め切り日と
して3件入力されている。尚、図9では、A現場から物
品納入要求情報が配送センター200へ入力されること
を示している。ここでは、各現場から物品納入要求情報
を直接配送センターへ入力しているが、各現場から事業
所経由で物品納入要求情報を配送センターへ入力しても
構わない。また、配送可能期間は事業所ごとに定めるこ
ともできると説明したが、現場ごとに定めることも可能
である。現場ごとに配送可能期間を定めた場合、配送可
能期間算出部81は、配送可能期間記憶部15より現場
ごとの配送可能期間を取り出し、納入締め切り日と配送
可能期間とに基づいて、配送可能実施期間を算出する。
配送可能期間算出部81は、納入締め切り日を含んで、
納入締め切り日から配送可能期間を遡って配送可能実施
期間を算出する。但し、配送センター及び事業所、現場
は土曜日と日曜日は休日となるため、土曜、日曜を除い
て配送スケジュールを計画する。図9によると、物品a
に対する配送可能実施期間は、10/1(火)〜10/
7(月)となる。同日配送計画部82は、配送可能期間
算出部81より物品aの配送可能実施期間を受け取る。
同日配送計画部82は、先行の納入要求の中にA現場を
納入先とする物品納入要求が存在するかを確認する(S
13)。この例では、先行の納入要求の中にA現場を納
入先とする物品納入要求が存在しないため、10/7
(月)をA現場への納入予定日として配送スケジュール
を計画する(S16)。
【0025】続いて、納入要求情報入力部4は、A現場
を納入先とする物品納入要求情報(物品b)を入力す
る。納入要求情報入力部4は、物品納入要求情報を配送
計画部8に送る。配送可能期間算出部81は、上記で説
明した物品aと同様に物品bの配送可能実施期間を算出
する。図9によると、物品bの配送可能実施期間は、1
0/3(木)〜10/9(水)となる。先行の納入要求
の中にA現場を納入先とする納入要求(物品aの納入要
求)が存在するので(S13)、物品bに対する配送可
能実施期間と先行納入要求に対する配送可能実施期間を
比較する(S14)。物品aと物品bのそれぞれの配送
実施可能期間は、10/3(木)〜10/7(月)の3
日間が重複している。このため、この例では、物品aと
物品bの納入予定日は、10/7(月)に配送スケジュ
ールを計画する(S15)。さらに、A現場からの物品
cの納入要求を納入要求情報入力部4が入力する。配送
計画部8は、納入要求情報入力部4より物品納入要求情
報を受け取る。配送可能期間算出部81は、物品a及び
物品bと同様に物品cについても、配送可能実施期間を
算出する。図9によると、物品cの配送可能実施期間
は、10/7(月)〜10/11(金)となる。先行す
る納入要求の中にA現場を納入先とする納入要求(物品
aと物品bの納入要求)が存在するので(S13)、物
品cに対する配送可能実施期間と先行する物品aと物品
bのそれぞれの配送可能実施期間を比較する(S1
4)。比較した結果、物品aと物品bと物品cは、10
/7(月)に配送可能実施期間が重なる。このため、同
日配送計画部82は、物品a、物品b、物品cに対する
配送スケジュールを10/7(月)に組み入れるように
計画する(S15)。
【0026】図8に、従来の配送計画システムに物品a
と物品bと物品cの物品納入要求を入力した場合の配送
スケジュールの計画結果を示す。従来の配送計画システ
ムには、配送可能期間という概念がないため、それぞれ
の納入要求情報の納入締め切り日が納入日となるように
配送スケジュールを計画する。その結果、物品aは10
/7(月)に配送スケジュールが計画され、物品bは1
0/9(水)に、また、物品cは10/11(金)にそ
れぞれ配送スケジュールが計画される。この結果、A現
場に対する配送は3回になる。しかし、この発明におけ
る配送計画システムでは、物品a、物品b、物品cはと
もに、10/7(月)にA現場へ配送スケジュールが計
画されているため、複数の納入要求された物品が1回の
配送で同時に納入できる。このように、この発明の配送
計画システムを用いれば、配送回数を削減することがで
き、配送手段、例えば、トラックなどの使用効率をあげ
ることができる。また、配送手段の利用コストを減らす
ことができる。
【0027】尚、上記物品a、物品b、物品cは、それ
ぞれの配送可能実施期間に重なる日が存在していた。し
かし、例えば、物品cの配送可能実施期間が物品aや物
品bと重なる日が存在しない場合は、物品cの納入締め
切り日に配送を行うよう同日配送計画部82は、配送ス
ケジュールを計画する。
【0028】実施の形態3.実施の形態3では、配送計
画システムに、予め1日当たりの配送能力を設定する。
そして、同一納入先への同日配送スケジュールを計画し
た後で(同日配送スケジュールは、実施の形態2におい
て説明を行った)、異なる納入先への配送スケジュール
を計画する場合、1日の納入先件数が配送能力を超えな
い範囲で計画する配送計画システムについて以下に説明
を行う。
【0029】図10は、実施の形態3における配送計画
システムの構成図である。図10において、物品納入要
求情報2は複数の事業所、或いは、複数の現場からの物
品納入要求情報を入力する。このため、納入要求情報入
力部4も複数の事業所、或いは、現場からの物品納入要
求情報を入力する。配送計画部8は、配送可能期間算出
部81の他に、まとめ配送計画部84を備える。配送可
能期間算出部81は、納入要求情報入力部4が複数の事
業所、或いは、複数の現場からの物品納入要求情報を入
力するため、納入先ごとの配送可能実施期間を算出す
る。尚、実施の形態3では、配送可能期間記憶部15に
記憶している配送可能期間は、すべての事業所及びすべ
ての現場について同一の配送可能期間を記憶している。
しかし、事業所ごと、或いは、現場ごとに配送可能期間
が異なっていても構わない。この場合、配送可能期間算
出部81は、該当する事業所、或いは、現場の配送可能
期間を配送可能期間記憶部15より取り出し、配送可能
期間と納入締め切り日に基づいて配送可能実施期間を算
出する。まとめ配送計画部84は、1日当たりの配送能
力の範囲内において複数の事業所、或いは、現場に物品
を配送する配送スケジュールを計画する。まとめ配送計
画部84の詳細な動作については、後で説明を行う。そ
の他の符号については、上記実施の形態2と同様である
ため説明を省略する。
【0030】図11は、実施の形態3における配送スケ
ジュールの計画手順を説明する流れ図である。図12か
ら図16は、実施の形態3における配送スケジュールの
計画過程を具体的に説明する図である。図17は、従来
の配送計画システムにおいて計画した配送スケジュール
を示す図である。
【0031】次に、図11の流れ図に従い、図12から
図16を用いてまとめ配送計画部における配送スケジュ
ールの計画手順を説明する。図11のS20〜S24
は、上記実施の形態2の図7のS10〜S14と同様の
処理である。図12に、納入先から入力された物品納入
要求情報より配送可能期間算出部81が算出した配送可
能実施期間を示す。尚、実施の形態3では、実施の形態
2と同様に、配送可能期間を5日とする。例えば、A現
場からは、10/11を納入締め切り日とする納品10
0aと、10/14を納入締め切り日とする物品101
aと10/10を納入締め切り日とする納品102aが
入力されている。配送可能期間算出部81は、上記実施
の形態2と同様に、配送可能期間記憶部15より取りだ
した配送可能期間(5日間)と物品100a,101
a,102aのそれぞれの納入締め切り日をもとに、配
送可能実施期間を算出する(S20〜S22)。物品1
01aに対する配送可能実施期間は、図12の期間10
0である。また、物品101aに対する配送可能実施期
間は、図12の期間101である。さらに、物品102
aに対する配送可能実施期間は、図12の期間102で
ある。以下、同じようにB現場、C現場、D現場、E現
場からそれぞれ入力された物品納入要求情報の納入締め
切り日と配送可能期間とにより、それぞれの物品に対す
る配送可能実施期間を算出する。図12に示す期間10
4,105,107,108,109,111,11
2,114,115が配送可能期間算出部81が算出し
た配送可能実施期間である。尚、事業所及び各現場は、
土曜日、日曜日は休日とするため、土曜日と日曜日は配
送期間に含めず、配送可能実施期間を算出する。
【0032】次に、まとめ配送計画部84が、先行の物
品納入要求の中に同じ納入先からの物品納入要求がある
か確認する(S23)。同じ納入先からの物品納入要求
がある場合は、配送可能期間算出部81が算出したそれ
ぞれの物品納入要求に対する配送可能実施期間を比較す
る。比較した結果、重複する期間があれば、重複する期
間の1日に複数の物品納入要求を1件にまとめて配送す
るように配送スケジュールを計画する(S24,S2
5)。例えば、A現場からの物品100a,101a,
102aの納入要求に対する配送可能実施期間の重複す
る期間は、重複期間103である。また、重複期間10
6は、B現場からの物品104a,105aの物品納入
要求に対する重複期間である。同じように、C現場にお
ける重複期間は重複期間110であり、D現場における
重複期間は重複期間113であり、E現場における重複
期間は重複期間116である。続いて、まとめ配送計画
部84は、各現場への配送スケジュールを1日当たりの
配送能力を考慮して計画する(S26)。この実施の形
態3では、1日当たりの配送能力を1日の保有トラック
数1台、1台のトラックが配送可能な納入先件数は3件
とする。つまり、1日の配送件数は最大3件までとな
る。このため、まとめ配送計画部84は、配送スケジュ
ールを決定する際、1日の納入先件数が3件以内になる
よう計画する。計画する途中で1日当たりの納入先件数
が3件以上になるような場合は、納入先ごとの重複する
期間内で配送スケジュールの日にちを変更する。
【0033】図13に、まとめ配送計画部84が1日当
たりの配送能力を考慮する前の各現場への配送スケジュ
ールを示す。A現場を例にすると、図12よりA現場の
重複期間103は、10/8(火)〜10/10(木)
であった。このため、まとめ配送計画部84は、図13
に示すように、A現場への納入予定日117aを重複期
間の最終日である10/10(木)に仮決定する。同じ
ように、B現場、C現場、D現場、E現場についても図
13に示すように、納入予定日118a,119a,1
20a,121aを重複期間の最終日に仮決定する。図
13に示した各現場への配送スケジュールを、1日当た
りの配送能力と比較すると、配送能力の範囲内で納入が
行えるように計画されている。但し、図13では、10
/9(水)にB現場のみに納入を行うスケジュールにな
っている。また、10/14(月)には、E現場のみに
配送スケジュールが計画されている。各現場の配送スケ
ジュールを変更することにより、さらに、トラックの使
用回数を減らすことができる。このため、まとめ配送計
画部84は、1日当たりの配送能力を考慮して、再度配
送スケジュールの計画を行う。
【0034】図14に、再度行った配送スケジュールの
計画結果を示す。図14によると、10/9(水)に
は、A現場とB現場への配送スケジュールを計画してい
る。また、10/10(木)には、C現場、D現場、E
現場への配送スケジュールを計画している。図13と図
14の配送スケジュールを比べると、図13では、トラ
ックを3日間使用してA,B,C,D,E現場への配送
を行っていた。しかし、図14では、トラックを2日間
使用してA,B,C,D,E現場への配送を行うように
計画している。また、再計画後の配送スケジュールは、
1日当たりの配送能力内になるように計画されている。
【0035】さらに、F現場からの物品納入要求情報が
配送計画システム1に入力される。F現場からの物品納
入要求情報の納入締め切り日は、10/10(木)であ
るものとする。配送可能期間算出部81は、F現場から
の納入締め切り日と配送可能期間とをもとに、配送可能
実施期間を算出する(S20〜S22)。
【0036】図15に、F現場の物品122aに対する
配送可能実施期間を示す。F現場の配送可能期間は、期
間122である。先行の物品納入要求情報の中にF現場
からの物品納入要求が存在しないため、S24とS25
の処理は行わない。まとめ配送計画部84は、1日当た
りの配送件数が3件を超えないように、F現場への配送
スケジュールを決定する。例えば、F現場からの物品納
入要求情報の納入締め切り日は、10/10(木)であ
る。図14を見ると、10/10(木)には、すでにA
現場とC現場とD現場への3件の配送スケジュールが計
画されていて、配送能力に余裕がない。このため、F現
場への配送スケジュールは、10/10(木)に組み入
れることができない。まとめ配送計画部84は、F現場
の配送可能実施期間である期間122の内、10/10
(木)を除いた日の1日に配送スケジュールを計画す
る。まとめ配送計画部84は、これまで計画した配送ス
ケジュールを検索し、10/4〜10/9の間で、1日
の配送件数が3件に満たない日を検索する。図14によ
ると、10/9(水)は、A現場とB現場への2件の配
送スケジュールが計画されていて、配送能力に余裕があ
るる。このため、まとめ配送計画部84は、F現場への
配送スケジュールを10/9(水)に決定する。
【0037】図16に、まとめ配送計画部84が計画し
たA現場からF現場への配送スケジュールを示す。図1
6によると、10/9(水)と10/10(木)は、と
もに1日の配送件数が3件である。
【0038】図17は、従来の配送計画システムによっ
て、A現場〜F現場の物品納入要求に基づいて計画した
配送スケジュールを示している。図17によると、10
/9(水)にはA現場とB現場への配送スケジュールが
計画されている。また、10/10(木)には、C現場
とD現場とE現場への配送スケジュールが計画されてい
る。さらに、F現場から物品納入要求情報が入力される
と、従来の配送計画システムでは、10/10(木)に
配送スケジュールを計画する。但し、1日の配送能力は
3件であるため、F現場への納入は別のトラックをチャ
ーターして行うようになる。このため、従来の配送計画
システムでは、10/10(木)に2台のトラックを用
いるため、トラックの使用コストが高くなる。しかし、
この発明における配送計画システムでは、まとめ配送計
画部が納入先ごとの配送可能実施期間を求め、配送可能
実施期間内で1日当たりの配送能力の範囲内になるよう
に、配送スケジュールを計画する。このため、従来より
も配送手段、例えば、トラックの使用効率が良くなり、
また、使用コストを抑えることができる。
【0039】また、上記説明においてまとめ配送計画部
84は、配送計画システム1に入力された物品納入要求
情報ごとに配送可能実施期間を求め、さらに、同一の納
入先への配送スケジュールが計画されている場合は、配
送可能実施期間内で同じ日に同一の納入先へ納入が行わ
れるように、重複する配送可能実施期間を求めていた。
しかし、この機能は、上記実施の形態2で説明した同日
配送計画部82が有している機能である。このため、同
一納入先における配送可能実施期間の重複する期間を求
める処理までは(図11のS20〜S22の処理)、同
日配送計画部82によって処理を行うようにしても構わ
ない。
【0040】実施の形態4.実施の形態4では、上記実
施の形態3において説明したまとめ配送計画部84によ
る配送スケジュールの計画を行った後、1日の配送件数
が配送能力を超えてしまう場合に、配送能力を超える物
品納入要求を保管しておき、所定のタイミングで上記配
送能力を超える物品納入要求の配送スケジュールを再計
画する配送計画システムについて以下に説明を行う。
【0041】図18は、実施の形態4における配送計画
システムの構成図である。図18において、85は未計
画情報出力部である。また、19は未計画情報記憶部で
ある。未計画情報出力部85は、まとめ配送計画部84
において、配送スケジュールの計画を行った結果、1日
の配送能力を超えるために配送スケジュールに組み込む
ことができない物品納入要求情報を、未計画情報記憶部
19に出力する。未計画情報記憶部19は、未計画情報
出力部85によって出力された物品納入要求情報を記憶
する。16は再調整可能期間情報である。再調整可能期
間情報16は、まとめ配送計画部84によって配送スケ
ジュールの計画が行われた結果、1日の配送能力を超え
るために配送スケジュールに組み込むことができなかっ
た物品納入要求情報の配送計画を再度行うために、再計
画が可能である期間を指定する情報である。17は再調
整可能期間設定部であり、再調整可能期間情報16を入
力する。18は再調整可能期間記憶部であり、再調整可
能期間設定部17によって入力された再調整可能期間情
報16を記憶する。この実施の形態4では、再調整可能
期間情報は配送計画システムにおいてただ1つとする。
つまり、すべての事業所及びすべての現場について、同
一の再調整可能期間情報を有するものとする。尚、再調
整可能期間情報は事業所、或いは、現場によってそれぞ
れ異なる期間を設定することもできる。この場合、配送
スケジュールの再計画を行うときに、算出する再調整可
能期間(配送スケジュールの再調整を行う対象期間)
は、事業所単位又は現場単位に設定された再調整可能期
間情報を用いて算出する。86は配送再計画部である。
配送再計画部86は、まとめ配送計画部84によって配
送スケジュールの計画が行われた後、未計画情報が存在
する場合、再調整可能期間情報を再調整可能期間記憶部
18より取得し、再調整可能期間を求める。そして、求
めた再調整可能期間の範囲において、未計画情報を再度
配送スケジュールに組み込むことを計画する。他の符号
については、上記実施の形態3と同様であるため説明は
省略する。
【0042】図19は、実施の形態4の配送スケジュー
ルの再計画手順を示す流れ図である。図20は、未計画
情報を具体例を用いて説明する図である。図20におい
て、130は未計画情報である。実施の形態4では、実
施の形態3と同様に1日の保有トラック数を1台とし、
1台のトラックで配送可能な件数は3件とする。このた
め、10/10(木)の配送件数が4件であるため、4
件目の物品納入要求情報が未計画情報130となって、
未計画情報出力部85によって未計画情報記憶部19に
出力されている。図21は、再調整可能期間を具体的に
説明する図である。実施の形態4では、再調整可能期間
情報を5日と設定する。再調整可能期間は、配送スケジ
ュールの再調整を行う日の翌日を含めて5日先の期間と
する。しかし、土曜日、日曜日は事業所、或いは、現場
が休日のため再調整可能期間には含まない。例えば、再
計画を行う当日が火曜日である場合は、翌日の水曜日か
ら次の週の木曜日までを再調整可能期間とする。また、
図中○印は異なる事業所、或いは、異なる現場への配送
スケジュールを示す。図22は、従来の配送計画システ
ムにおいて計画された配送スケジュールを示す図であ
る。
【0043】次に、図19の流れ図に従い、図20,図
21を用いて配送スケジュールの再計画手順を以下に説
明する。図19のS30の処理を開始する前に、まとめ
配送計画部84によって配送スケジュールの計画を行っ
た後、1日当たりの配送能力を超えるために配送スケジ
ュールに組み込むことができない物品納入要求情報は、
未計画情報として、未計画情報出力部85により未計画
情報記憶部19に記憶されているものとする。また、配
送再計画部86による配送スケジュールの計画は、事業
所及び現場からの物品納入要求情報2の受信処理が終了
した後、行うものとする。
【0044】図19において、配送再計画部86は未計
画情報が存在するか確認する(S30)。未計画情報が
存在しない場合は、そのまま処理を終了する。未計画情
報が存在する場合は、再調整可能期間記憶部18より再
調整可能期間情報を取得する(S31)。そして、取得
した再調整可能期間情報と本日の日付をもとに、再調整
開始日及び再調整終了日を算出する(S32)。例え
ば、本日の日付が10/4(金)である場合、再調整可
能期間は翌日を含めて5日間先となるため、再調整開始
日は10/7(月)となり、再調整終了日は10/11
(金)となる。そして、配送再計画部86は、再調整開
始日から再調整終了日までの1日ごとに、以下に説明す
るS33からS40までの処理を繰り返し行う。S33
の処理では、配送再計画部86は、再調整日における納
入件数を取得する。そして、納入件数が配送能力よりも
小さい場合は、再調整日における配送能力に余裕がある
と判断し(S34)、未計画情報記憶部19より未計画
情報を取り出し、再調整日に新たな配送スケジュールを
組み込む。但し、未計画情報記憶部19より未計画情報
を取り出す場合、再調整日までに納入締め切り日が到来
していない未計画情報を取り出す。特に、納入締め切り
日が再調整日以降である未計画情報が複数ある場合は、
最も納入締め切り日が小さい未計画情報を優先して取得
する(S35)。未計画情報の取得ができた場合は(S
36)、再調整日に新たな配送スケジュールを追加する
(S37)。そして、配送再計画部86は、配送スケジ
ュールに組み込むことができた未計画情報を未計画情報
記憶部19より消去する(S38)。その後、再度S3
3の再調整日における納入件数を取得する。ここで、取
得する納入件数には、直前に組み込んだ配送スケジュー
ルが加えられている。納入件数が配送能力を上回ってい
る場合は、配送能力に余裕がないため再調整日を1日先
に進める(S39)。このとき、土曜日及び日曜日は事
業所、或いは、現場の休日であるため、この実施の形態
4では、土曜日及び日曜日を除いて再調整日を1日先に
進める。上記で説明したように、S33〜S40の処理
は、再調整日が再調整終了日を超えるまで繰り返し行う
(S41)。例えば、図21は、配送スケジュールの再
調整を行う翌日の日付が10/7(月)である場合の配
送スケジュールを示している。図21では、翌日の日付
が10/7であるため、再調整開始日は10/7(月)
となり、再調整終了日は10/11(金)となる。そし
て、配送再計画部86が10/7から順に1日ごとに1
0/11を超えるまで、図19のS33〜S40の処理
を繰り返し行う。再調整開始日である10/7では、納
入件数が配送能力と同じであるため(S34)、再調整
日を1日先に進め10/8とする(S39)。図21に
よれば、10/8の納入件数は2件であるため、配送能
力に余裕がある(S34)。このため、配送再計画部8
6は、未計画情報記憶部19より再調整日以降に、納入
締め切り日が到来する物品納入要求情報を取得する。例
えば、未計画情報130が未計画情報記憶部19より取
り出され、図21に示すように、10/8(火)の配送
スケジュールに追加する。
【0045】図22に、従来の配送計画システムにおけ
る配送スケジュールの例を示す。図22では、10/1
0(木)に配送能力を超える物品納入要求情報が存在し
ている(この発明の配送計画システムでは、配送能力を
超える物品納入要求情報は未計画情報130とする)。
従来の配送計画システムでは、未計画情報130を、別
の配送手段であるトラックをチャーターして10/10
(木)に別のチャーターしたトラックによって納入を行
うように配送スケジュールを計画する。このため、10
/10(木)では、2台のトラックで納入を行うことに
なる。しかし、この発明における配送計画システムを用
いれば、未計画情報となった物品納入要求情報は、未計
画情報記憶部に一時保管され、所定のタイミングで再調
整可能期間内の配送能力を確認し、配送能力に余裕があ
る日が存在すると、未計画の物品納入要求情報を配送能
力に余裕がある日の配送スケジュールに組み込む。この
ため、配送手段、例えば、トラックは1日1台で配送を
行うことができる。
【0046】また、別の例として図23は、まとめ配送
計画部84における配送スケジュールを計画した後、未
計画情報131として、10/9(水)には未計画情報
131a,131b、10/10(木)には未計画情報
131cが存在していることを示している。本日日付が
10/4(金)である場合は、再調整可能期間は、10
/7(月)〜10/11(金)となる。配送再計画部8
6は、上記再調整可能期間において配送能力に余裕のあ
る日が存在するか確認する。図23によると、10/7
に配送能力に余裕があることがわかる。未計画情報13
1aと131bは、納入締め切り日が10/9(水)で
ある。また、未計画情報131cは、10/10(木)
が納入締め切り日である。配送再計画部86は、未計画
情報記憶部より10/7以降の納入締め切り日であり、
10/7に最も近い納入締め切り日を持つ未計画情報を
取得する。このため、配送再計画部86は、未計画情報
131aを未計画情報記憶部19より取り出し、図24
のように、10/7(月)の配送スケジュールに組み込
む。10/7の配送件数は、これにより3件になるため
配送能力に余裕がなくなる。続いて、次の10/8
(火)の配送件数を確認すると、図23によると、1件
分の余裕がある。このため、配送再計画部86は、未計
画情報記憶部19より未計画情報131bを取得し、1
0/8の配送スケジュールに組み込む。これで10/8
の配送件数は3件になるため、他の配送スケジュールを
入れることはできない。続いて、配送再計画部86は、
10/9,10/10,10/11の順に1日の配送件
数を確認する。10/11に1件分の余裕があるが未計
画情報記憶部19に記憶されている未計画情報131c
は納入締め切り日が10/10であるため10/11に
配送スケジュールを組み込むことができない。ここで
は、未計画情報131cを未計画のまま未計画情報記憶
部19に記憶していた。しかし、納入締め切り日が到来
する前に、別の配送手段をチャーターして納入を行うよ
うに計画するものである。
【0047】実施の形態5.実施の形態5では、物品の
配送スケジュールを計画するとともに、物品の回収スケ
ジュールを計画する配送計画システムについて以下に説
明を行う。
【0048】図25から図28は、実施の形態5におけ
る配送計画システムの構成図である。図25において、
20は物品回収要求情報である。物品回収要求情報20
は、各事業所、或いは、各現場より入力される情報であ
る。物品回収要求情報20は、少なくとも回収先情報と
回収日を指定する回収依頼日情報と回収を希望する物品
を指定する回収物品情報より構成される。納入要求情報
入力部4は、物品納入要求情報2の他に物品回収要求情
報20を新たに入力する。納入要求情報入力部4が入力
した物品納入要求情報2及び物品回収要求情報20は、
配送計画部8に送る。87は回収計画部であり、納入要
求情報入力部4より渡された物品回収要求情報20をも
とに、回収スケジュールを計画する。88は未計画回収
情報出力部である。21は未計画回収情報記憶部であ
る。回収計画部87によって回収スケジュールが決定さ
れなかった物品回収要求情報20は、未計画回収情報出
力部88によって未計画回収情報記憶部21に出力され
る。他の符号については、上記実施の形態4において説
明した符号と同様であるため説明は省略する。
【0049】図25は、上記実施の形態4において説明
した配送計画システムの配送計画部8が回収計画部87
と未計画回収情報出力部88を備え、配送計画システム
1が未計画回収情報記憶部21を新たに備えた配送計画
システムの構成図である。また、図26は、上記実施の
形態3において説明した配送計画システム1の配送計画
部8が回収計画部87と未計画回収情報出力部88を備
え、配送計画システム1が未計画回収情報記憶部21を
備えた配送計画システムの構成図を示している。また、
図27は、上記実施の形態2において説明した配送計画
システム1の配送計画部8が回収計画部87と未計画回
収情報出力部88を備え、配送計画システム1が未計画
回収情報記憶部21を備えた配送計画システムの構成図
を示している。また、図28は、上記実施の形態1にお
いて説明した配送計画システム1の配送計画部8が回収
計画部87と未計画回収情報出力部88を備え、配送計
画システム1が未計画回収情報記憶部21を備えた配送
計画システムの構成図を示している。この実施の形態5
では、特に上記実施の形態4で説明した配送計画システ
ム1が回収計画部87を備えた例について説明を行う。
上記実施の形態1から実施の形態3において説明した配
送計画システム1が回収計画部87を備える場合も、回
収計画部87の動作は、これから説明する図25におけ
る回収計画部87と同様の動作を行うものとする。ま
た、未計画回収情報出力部88と未計画回収情報記憶部
21についても同様に、図26から図28の未計画回収
情報出力部88と未計画回収情報記憶部21は、図25
の同じ符号のそれと同様の動作をするものとする。
【0050】図29は、実施の形態5における回収スケ
ジュールの計画手順を示す流れ図である。図30は、物
品回収要求情報の発生例を示す図である。図30におい
て、140はC場所からの物品回収要求である。また、
□、△、○はまとめ配送計画部84、配送再計画部86
が既に計画したA場所、B場所、C場所に対する配送ス
ケジュールを示している。図31は、回収計画部87に
よる回収スケジュールの計画過程の一例を説明する図で
ある。図31では、回収要求140はC場所であるた
め、既に配送スケジュールとして計画されているC場所
への配送スケジュールと同じ10/10(木)に回収を
行うことができることを示している。
【0051】次に、図29の流れ図に従い、図30と図
31を用いて回収スケジュールの計画手順について説明
する。尚、図29の処理を行う前に、すでにまとめ配送
計画部84と配送再計画部86によって図30に示す
□、△、○の配送スケジュールが計画されているものと
する。図29では、始めに、事業所、或いは、現場から
物品回収要求情報20が配送計画システム1に入力され
る(S50)。特に、ここでは回収日の指定がなされて
いる回収要求が発生しているものとする。しかし、S5
0には図示していないが、回収日の指定がされていない
回収要求も入力する。納入要求情報入力部4は、物品回
収要求情報20を入力し、配送計画部8に渡す。回収計
画部87は、納入要求情報入力部4より渡された物品回
収要求情報20の回収依頼日情報をもとに、すでに計画
されている配送スケジュールを検索し、指定されている
回収依頼日の配送スケジュールに回収先と同じ事業所、
或いは、場所の配送スケジュールが存在するか確認する
(S51)。例えば、図30のように、10/10
(木)が回収日である回収依頼がC場所より発生したも
のとする。図30の配送スケジュールを見ると、10/
10(木)にはC場所への配送スケジュールが存在す
る。このため、回収要求140は、10/10(木)に
配送と同時に回収を行うようスケジュールに組み込む
(S52)。もし、すでに計画されている配送スケジュ
ールの中の回収依頼日に同一回収先(納入先)の配送ス
ケジュールが計画されていない場合は、別途配送手段を
確保し(例えば、配送手段はトラックとする)、回収を
行うよう回収スケジュールを10/10(木)の回収依
頼日に組み込む。しかし、物品の回収については、特に
回収日の指定がなくても物品の回収は行えるため、回収
日の指定のない物品回収要求情報20を配送計画システ
ム1に入力することも可能である。この場合、上記S5
3において、回収日の日付指定がなされていない回収要
求の場合は、未計画回収情報出力部88が未計画回収情
報記憶部21に未計画の物品回収要求情報を記憶させ
る。また、上記S51では、物品回収要求情報に回収日
の指定日がなされている場合、配送スケジュールの中に
同一の回収日(納入日)に同一回収先(納入先)が存在
するか検索を行っていた。しかし、回収日の指定がない
場合は、物品回収要求情報20を受け付けた日より将来
の日付において、配送スケジュールに同一の回収先(納
入先)の配送スケジュールがあるか検索を行い、同一の
回収先(納入先)の配送スケジュールが存在する場合
は、その日に回収スケジュールを組み込む。例えば、1
0/7(月)にC場所からの回収依頼が発生すると(本
日日付は10/7(月)とする)、回収計画部87は、
本日日付より将来の配送スケジュールを確認する。例え
ば、10/7(月)からの10/11(金)までのC場
所への配送スケジュールが計画されてなく、10/14
(月)にはC場所への配送スケジュールが計画されてい
ると、回収計画部87は、10/7(月)に受け付けた
回収依頼を図32のように、10/14(月)に回収ス
ケジュールを計画する。
【0052】図33に、従来の配送計画システムにおけ
る回収スケジュールの計画結果の一例を示す。図33に
示す配送スケジュールは、10/7から(月)から10
/11(金)の期間にC場所への配送スケジュールは計
画されていない。例えば、10/10(木)にC場所か
らの回収依頼が発生すると、回収要求141は10/1
0(木)にC場所への配送スケジュールが計画されてい
ないにも係わらず、10/10に配送要求141の回収
スケジュールを計画する。しかし、この発明における配
送計画システムでは、回収計画部87が回収スケジュー
ルよりも配送スケジュールを優先し、配送スケジュール
が計画されている日に回収スケジュールも同時に行うよ
うに、回収スケジュールの計画を行う。このため、図3
3の10/10(木)に発生した回収依頼は、この発明
における配送計画システムでは、未計画回収情報出力部
88によって未計画回収情報記憶部21に未計画の物品
回収要求情報20を記憶する。
【0053】実施の形態6.実施の形態6では、上記実
施の形態5において、未計画回収情報となった物品回収
要求情報の回収スケジュールを再計画する配送計画シス
テムについて以下に説明を行う。尚、実施の形態6で説
明する回収スケジュールの再計画の処理は、1日の業務
終了後、例えば、事業所、或いは、現場からの物品納入
要求情報及び物品回収要求情報の入力が終了した後に行
うものとする。
【0054】図34は、実施の形態6における配送計画
システムの構成図である。図34において、回収計画部
87は、同日回収再計画部89とまとめ回収再計画部9
0を備える。まとめ回収再計画部90は、未計画となっ
ている回収要求情報と同一回収先(納入先)の配送スケ
ジュールが計画された場合、上記配送スケジュールを計
画した日と同じ日に、未計画となっている物品回収要求
情報の回収スケジュールを計画する。また、同日回収再
計画部89は、すでに計画した配送スケジュール及び回
収スケジュールの中で1日当たりの配送能力に満たない
日が存在した場合、上記配送能力に満たない日に未計画
になっている物品回収要求情報の回収スケジュールを計
画する。他の符号については、上記実施の形態5と同様
とするため説明を省略する。尚、実施の形態6では、図
34のまとめ回収再計画部90についてその動作の説明
を行う。同日回収再計画部89については、別の実施の
形態において、その動作を詳細に説明する。図35は、
実施の形態6における回収スケジュールの再計画手順を
示す流れ図である。図36は、実施の形態6におけるま
とめ回収再計画部による回収スケジュールの再計画過程
を説明する図である。図36において、150及び15
1は回収要求を示している。回収要求150の回収依頼
日は10/10(木)である。また、回収要求151の
回収依頼日は、10/11(金)である。回収要求15
0,151が配送計画システムに入力され、回収計画部
87によって回収スケジュールを計画したが、回収依頼
日より前に同一回収先(納入先)への配送スケジュール
が存在しない、かつ、1日当たりの配送能力に余裕のあ
る日が存在しないため未計画回収情報となり、回収要求
150,151は、未計画回収情報記憶部21に記憶さ
れているものとする。未計画となった回収要求150,
151は、一定の期間が経過した後、回収先と同一場所
への配送スケジュールが計画されると、まとめ回収再計
画部90によって回収スケジュールが計画される。図3
7は、従来の配送計画システムにおける回収スケジュー
ルの計画結果を示す図である。
【0055】次に、図35の流れ図に従い、図36を用
いてまとめ回収再計画部90による回収再計画手順を説
明する。尚、まとめ回収再計画部90による回収再計画
は、事業所及び現場からの物品納入要求情報及び物品回
収要求情報の入力が終了した後行う処理である。始め
に、まとめ回収再計画部90は、未計画回収情報記憶部
21を参照し、未計画回収情報が存在するか確認する
(S60)。未計画回収情報が存在しない場合は、その
まま処理を終了する。未計画回収情報が存在する場合
は、未計画回収情報記憶部21より回収依頼日の小さい
回収要求情報から優先して取り出す(S61)。例え
ば、図36では、回収要求150と回収要求151が未
計画回収情報記憶部21に記憶されている。回収依頼日
は、回収要求150の方が小さいため、まとめ回収再計
画部90は回収要求150を優先して取り出す。次に、
まとめ回収再計画部90は、すでに計画済みの配送スケ
ジュールを確認し、同一回収先(納入先)への配送スケ
ジュールが計画されているかを確認する。回収要求15
0は、C場所の回収要求であるため、まとめ回収再計画
部90は、配送スケジュールの中にC場所への配送計画
があるか確認する。図36によると、10/7(月)と
10/8(火)にC場所への配送スケジュールが計画さ
れている。このまとめ回収再計画の処理を行っている当
日の日付が10/7(月)であるとすると、翌日以降に
回収スケジュールを再計画するため、まとめ回収再計画
部90は、回収要求150を10/8(火)に回収スケ
ジュールを計画する(S63)。このとき、1日当たり
の配送能力を計算する場合、すでに配送スケジュールが
計画されている同一納入先(回収先)への回収要求であ
るため、追加した回収スケジュールは件数に加算しな
い。もし、配送スケジュールの中に同一回収先(納入
先)への配送スケジュールが存在しない場合は、別途回
収(配送)手段、例えば、トラックをチャーターして回
収を実施するようにスケジュールする(S64)。その
後、回収スケジュールを追加した回収要求情報を、未計
画回収情報記憶部21より削除する(S65)。但し、
別途配送手段をチャーターして回収を実施するのは、回
収依頼日が指定されている回収要求である。回収依頼日
が指定されていない回収要求は、いつ回収を行っても構
わないので、回収先と同じ納入先への配送スケジュール
が発生するまで、未計画回収情報記憶部21に回収要求
情報を保管しておく。次に、まとめ回収再計画部90
は、回収要求151の回収スケジュールをS60〜S6
5の順で再計画する。回収要求151には、回収依頼日
が指定されている。まとめ回収再計画の処理を行ってい
る当日の日付が10/7(月)であるので、10/8
(火)以降10/11(金)までにC場所への配送スケ
ジュールがあるか確認する。10/8(火)に、C場所
への配送スケジュールが計画されている。このため、回
収要求151の回収スケジュールを10/8(火)に計
画する。また、回収要求150も10/8(火)に回収
スケジュールを計画したが、すでに10/8(火)には
C場所への配送スケジュールが計画されているため、配
送能力の件数は、回収スケジュールを追加しても3件の
ままである。また、図37に示した従来の配送計画シス
テムにおける回収スケジュールでは、10/10(木)
にC場所への配送スケジュールがないにも係わらず、回
収要求150の回収スケジュールを10/10(木)に
決定している。このため、例えば、1日当たりの配送能
力が3件である場合は、回収要求150を行うために別
途トラックなどの回収(配送)手段をチャーターして、
回収を行わなければならない。このため、この発明にお
ける配送計画システムに比べトラックを余分に保有して
いなくてはならなくなり、回収作業の経費が増えること
になる。
【0056】実施の形態7.実施の形態7では、図34
に示した同日回収再計画部89による回収スケジュール
の再計画手順について以下に説明を行う。図38は、実
施の形態7における回収スケジュールの再計画手順を示
す流れ図である。図39は、実施の形態7における同日
回収再計画部による回収スケジュールの再計画過程を説
明する図である。図39において、未計画回収情報記憶
部21には、上記実施の形態6で説明した図36と同様
に回収要求150と151が未計画の回収要求情報とし
て記憶されている。回収要求150と151は、まとめ
回収再計画部90による回収再計画を行ったとき、回収
スケジュールが計画できずに未計画となっているものと
する。同日回収再計画部89は、未計画回収情報記憶部
21に未計画の回収要求情報が存在することを確認する
と、すでに計画済みの配送スケジュールを確保して、1
日の配送能力に満たない日があると、その日に未計画の
回収情報の回収スケジュールを計画する。
【0057】次に、図38の流れ図に従い、図39を用
いて同日回収再計画部89による回収スケジュールの再
計画手順を説明する。尚、同日回収再計画部89による
回収スケジュールの再計画は、事業所及び現場からの物
品納入要求情報及び物品回収要求情報の入力が停止、終
了した後、かつ、まとめ回収再計画部90による回収ス
ケジュールの再計画を行った後、行うものとする。始め
に、同日回収再計画部89は、未計画回収情報が未計画
回収情報記憶部21に存在するか確認する(S70)。
未計画回収情報が存在しない場合は、処理を終了する。
未計画回収情報が存在する場合は、回収依頼日の小さい
回収要求情報を優先して、未計画回収情報記憶部21よ
り回収要求情報を取り出す。回収日の指定のない回収要
求については、回収依頼日の指定のある回収要求情報の
処理が終了してから取り出す(S71)。例えば、図3
9では、未計画回収情報記憶部21に回収要求150と
回収要求151が記憶されている。回収要求150に
は、回収依頼日が10/10(木)と指定されており、
回収要求151には回収依頼日が指定されていないもの
とする。同日回収再計画部89は、回収要求150を優
先して、未計画回収情報記憶部21より取り出す。次
に、同日回収再計画部89は、すでに計画を行っている
回収スケジュールの中に未計画となっている回収要求と
同じ回収先の回収スケジュールが計画されているか確認
する(S72)。同じ回収先への回収スケジュールが計
画されている場合は、計画済みの回収スケジュールと同
じ日に、別の回収要求の回収スケジュールを組み入れる
(S73)。このとき、1日当たりの配送能力を計算す
る場合は、新たに追加した回収スケジュールを件数に加
算しない。上記S72の処理で、同じ回収先(納入先)
への回収スケジュールが計画されていない場合は、同日
回収再計画部89は、当日日付より後の日の配送スケジ
ュールの中に、1日当たりの配送能力に満たない配送件
数である日が存在するかを確認する(S73)。配送能
力に満たない配送件数の日が存在する場合は、上記配送
能力に満たない日に回収スケジュールを計画する(S7
4)。例えば、1日当たりの配送能力を3件とする。ま
た、当日日付は、同日配送再計画処理を行っている日の
日付であり、10/7(月)とする。図39を見ると、
当日日付の翌日10/8(火)に配送件数が2件である
日が存在する。このため、同日回収再計画部89は、1
0/8(火)に回収要求150に対する回収スケジュー
ルを計画する。そして、同日回収再計画部89は、未計
画回収情報記憶部21より回収スケジュールの再計画を
行うことができた回収要求情報を消去する(S75)。
【0058】次に、同日回収再計画部89は、回収要求
151を未計画回収情報記憶部21より取り出す。そし
て、上記S74,S75の処理で10/8(火)に回収
要求150の回収スケジュールを計画したので、S7
2,S73の処理により回収要求151の回収スケジュ
ールを10/8(火)に計画することができる。
【0059】以上のように、実施の形態7では、回収ス
ケジュールを再計画する場合に、まず、同じ回収先への
回収スケジュールが計画されている日に、別の未計画に
なっている回収要求の回収スケジュールを組み込むこと
を優先している。もし、同じ回収先への回収スケジュー
ルが計画されていない場合は、さらに、1日当たりの配
送能力を計算し、1日当たりの配送能力に満たない配送
件数の日が存在する場合は、その日に回収スケジュール
を計画する。このため、図39で説明した例のように、
回収要求150と回収要求151が同じ回収先であるの
で、回収要求150の回収スケジュールを先に計画した
後で、同じに日に回収要求151の回収スケジュールを
計画できる。そして、同じ回収先なので、例えば、1台
のトラックで回収作業を2件行うことができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、この発明の配送計画シス
テムによれば、配送サイクル情報に合わせて配送スケジ
ュールを計画することができる。このため、配送サイク
ルを定期便による配送と考えると、定期便に配送スケジ
ュールを合わせることによって、配送手段、例えば、ト
ラックなどの使用効率を高めることができる効果があ
る。
【0061】また、配送可能期間に基づいて配送可能実
施期間を求め、同一納入先への配送スケジュールは、そ
れぞれの物品納入要求に対する配送可能実施期間の中の
重複する1日にまとめ配送を行うように計画する。この
ため、同一配送先への配送スケジュールは1つにまとめ
られるので、配送手段、例えば、トラックなどによる配
送を行う場合、従来の配送計画システムよりもトラック
を使用する回数を減らすことができる効果がある。
【0062】また、配送計画システムが1日当たりの配
送能力を有する場合、複数の納入先への配送スケジュー
ルは、配送可能実施期間内で1日当たりの配送件数を配
送能力ぎりぎりになるよう計画することができる。この
ため、1日当たりの配送手段、例えば、トラックなどの
使用効率を高めることができる効果がある。
【0063】また、一度計画した配送スケジュールに組
み込むことができなかった配送要求は、未計画配送要求
として保管しておくことができる。そして、一度配送ス
ケジュールを行った後、一定期間経過後再度再調整可能
期間において、配送スケジュールの再計画を行うことが
できる。さらに、配送スケジュールの再計画を行う場合
は、配送能力に余裕がある日に未計画となっている配送
要求の配送スケジュールを計画する。従って、配送要求
を受けた日に配送スケジュールが確定できなくても、後
日取消や変更の配送スケジュールが発生すると、それら
の変更状況に基づいて新たな配送スケジュールを追加す
ることができる。このため、一度計画した配送スケジュ
ールに変更が生じても自動的に配送状況を把握し、配送
スケジュールを再計画するので、最適な配送計画を常に
行うことができる効果がある。
【0064】また、配送スケジュールとともに回収スケ
ジュールも計画する。そして、回収スケジュールは、回
収先(納入先)と同じ回収先に配送スケジュールがある
場合、配送スケジュールと同じ日に回収を行うよう回収
スケジュールが計画される。このため、同一回収先への
回収は配送作業と同時に行われるため、配送手段、例え
ば、トラックなどの使用効率を高めることができる効果
がある。
【0065】さらに、回収スケジュールを計画したとき
に、同一回収先(納入先)への配送スケジュールが存在
しないために未計画となっている回収要求が存在してい
る場合、一度回収スケジュールの計画を行った後、再度
回収スケジュールを行う。再度の回収スケジュールで
は、配送能力に余裕がある日に回収スケジュールを計画
する。例えば、回収依頼日が指定されていない回収要求
である場合は、いつ回収作業を行ってもよいので、配送
能力に余裕がある日に回収スケジュールを計画すれば、
例えば、トラック等の配送手段を有効に使用できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における配送計画シ
ステムの構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1における配送計画シ
ステムのネットワーク構成図。
【図3】 この発明の実施の形態1における配送スケジ
ュールの計画手順の一例を示す流れ図。
【図4】 従来の計画手順を実行した一具体例を示す
図。
【図5】 図3の計画手順を実行した一具体例を示す
図。
【図6】 この発明の実施の形態2における配送計画シ
ステムの構成図。
【図7】 この発明の実施の形態2における同日配送計
画の計画手順を示す流れ図。
【図8】 従来の計画手順を実行した一具体例を示す
図。
【図9】 図7の計画手順を実行した一具体例を示す
図。
【図10】 この発明の実施の形態3における配送計画
システムの構成図。
【図11】 この発明の実施の形態3における配送スケ
ジュールの計画手順を説明する流れ図。
【図12】 この発明の実施の形態3における配送スケ
ジュールの計画過程を具体的に説明する図。
【図13】 この発明の実施の形態3における配送スケ
ジュールの計画過程を具体的に説明する図。
【図14】 この発明の実施の形態3における配送スケ
ジュールの計画過程を具体的に説明する図。
【図15】 この発明の実施の形態3における配送スケ
ジュールの計画過程を具体的に説明する図。
【図16】 この発明の実施の形態3における配送スケ
ジュールの計画過程を具体的に説明する図。
【図17】 従来の配送計画システムにおいて計画した
配送スケジュールを示す図。
【図18】 この発明の実施の形態4における配送計画
システムの構成図。
【図19】 この発明の実施の形態4における配送スケ
ジュールの計画手順を示す流れ図。
【図20】 この発明の実施の形態4における未計画情
報を具体例を用いて説明する図。
【図21】 この発明の実施の形態4における再調整可
能期間を具体的に説明する図。
【図22】 従来の配送計画システムにおいて計画され
た配送スケジュールを示す図。
【図23】 この発明の実施の形態4における未計画情
報を具体例を用いて説明する図。
【図24】 この発明の実施の形態4における再調整可
能期間を具体的に説明する図。
【図25】 この発明の実施の形態5における配送計画
システムの構成図。
【図26】 この発明の実施の形態5における配送計画
システムの構成図。
【図27】 この発明の実施の形態5における配送計画
システムの構成図。
【図28】 この発明の実施の形態5における配送計画
システムの構成図。
【図29】 この発明の実施の形態5における回収スケ
ジュールの計画手順を示す流れ図。
【図30】 この発明の実施の形態5における物品回収
要求情報の発生例を示す図。
【図31】 この発明の実施の形態5における回収計画
部による回収スケジュールの計画過程の一例を説明する
図。
【図32】 この発明の実施の形態5における回収計画
部による回収スケジュールの計画過程の一例を説明する
図。
【図33】 従来の配送計画システムにおける回収スケ
ジュールの計画結果の一例を示す図。
【図34】 この発明の実施の形態6における配送計画
システムの構成図。
【図35】 この発明の実施の形態6における回収スケ
ジュールの計画手順を示す流れ図。
【図36】 この発明の実施の形態6におけるまとめ回
収再計画部による再計画過程を説明する図。
【図37】 従来の配送計画システムにおいて計画され
た回収スケジュールを示す図。
【図38】 この発明の実施の形態7における回収スケ
ジュールの計画手順を示す流れ図。
【図39】 この発明の実施の形態7における同日回収
再計画部による回収再計画の計画過程を説明する図。
【符号の説明】
1 配送計画システム、2 物品納入要求情報、3 配
送サイクル情報、4納入要求情報入力部、6 配送サイ
クル情報設定部、7 配送サイクル情報記憶部、8 配
送計画部、9 配送スケジュール記憶部、10 配送ス
ケジュール出力部、11 配送スケジュール、13 配
送可能期間情報、14 配送可能期間設定部、15 配
送可能期間記憶部、16 再調整可能期間情報、17
再調整可能期間設定部、18 再調整可能期間記憶部、
19 未計画情報記憶部、20物品回収要求情報、21
未計画回収情報記憶部、81 配送可能期間算出部、
82 同日配送計画部、84 まとめ配送計画部、85
未計画情報出力部、86 配送再計画部、87 回収
計画部、88 未計画回収情報出力部、89同日回収再
計画部、90 まとめ回収再計画部、100,101,
102,104,105,107,108,109,1
11,112,114,115 期間、100a,10
1a,102a,104a,105a,107a,10
8a,109a,111a,112a,114a,11
5a 物品、103,106,110,113,116
重複期間、117,118,119,120,12
1,122 期間、117a,118a,119a,1
20a,121a,122a 納入予定日、117b,
118b,119b,120b,121b 配送スケジ
ュール、130,131,131a,131b,131
c 未計画情報、140,141,150,151 回
収要求、200 配送センター、201 A事業所、2
02 B事業所、203 C事業所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 昭彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小原 栄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 上田 秀介 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機ビルテクノサービス株式会社内 (72)発明者 竹田 勇 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機ビルテクノサービス株式会社内 (72)発明者 水野 裕之 東京都荒川区荒川七丁目19番1号 メルテ ック・ビジネス株式会社内 (72)発明者 渋沢 高一 東京都荒川区荒川七丁目19番1号 メルテ ック・ビジネス株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の納入先からの物品納入要求情報を
    入力する納入要求情報入力部を備え、上記物品納入要求
    情報に従い配送スケジュールを計画する配送計画システ
    ムにおいて、以下の要素を有することを特徴とする配送
    計画システム (a)納入先毎に定められた定期的な配送スケジュール
    を配送サイクル情報として記憶する配送サイクル情報記
    憶部、(b)上記納入要求情報入力部が入力した物品納
    入要求情報と上記配送サイクル情報記憶部に記憶されて
    いる配送サイクル情報に基づいて物品の配送スケジュー
    ルを計画する配送計画部、(c)上記配送計画部が計画
    した配送スケジュールを記憶する配送スケジュール記憶
    部、(d)上記配送スケジュール記憶部が記憶している
    配送スケジュールを取り出して出力する配送スケジュー
    ル出力部。
  2. 【請求項2】 上記配送計画システムは、更に、上記配
    送サイクル情報を設定し、設定した配送サイクル情報を
    上記配送サイクル情報記憶部に記憶させる配送サイクル
    情報設定部を備えたことを特徴とする請求項1記載の配
    送計画システム。
  3. 【請求項3】 上記物品納入要求情報は、少なくとも納
    入先情報と納入締め切り日と納入物品情報とにより構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の配送計画シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 少なくとも納入先情報と納入締め切り日
    と納入物品情報とにより構成されている物品納入要求情
    報を入力する納入要求情報入力部を備え、上記物品納入
    要求情報に従い配送スケジュールを計画する配送計画シ
    ステムにおいて、以下の要素を有することを特徴とする
    配送計画システム (a)予め所定の日数を配送可能期間として定める配送
    可能期間設定部、(b)上記配送可能期間設定部が定め
    た配送可能期間を記憶する配送可能期間記憶部、(c)
    上記配送可能期間記憶部に記憶されている配送可能期間
    と上記物品納入要求情報の納入締め切り日とにより同一
    納入先からの所定の物品納入要求と別の物品納入要求と
    をまとめて配送件数を1件とするように配送スケジュー
    ルを計画する配送計画部、(d)上記配送計画部が計画
    した配送スケジュールを記憶する配送スケジュール記憶
    部、(e)上記配送スケジュール記憶部が記憶している
    配送スケジュールを取り出して出力する配送スケジュー
    ル出力部。
  5. 【請求項5】 上記配送計画部は、 上記配送可能期間記憶部より配送可能期間を取り出し、
    上記配送可能期間と上記物品納入要求情報の納入締め切
    り日とにより上記納入締め切り日が上記配送可能期間に
    含まれるように配送可能実施期間を求める配送可能期間
    算出部と、 上記配送可能期間算出部が求めた同一納入先からの所定
    の物品納入要求に対する配送可能実施期間と、別の物品
    納入要求に対する配送可能実施期間を比較して重複する
    配送可能日を求め、所定の物品と別の物品とをまとめて
    配送件数を1件とするとともに、上記重複する配送可能
    日の所定の1日を同時配送する配送日として配送スケジ
    ュールを計画する同日配送計画部とを備えたことを特徴
    とする請求項4記載の配送計画システム。
  6. 【請求項6】 上記配送計画システムは、1日当たりに
    所定の配送能力を有し、 上記納入要求入力部は、複数の納入先からの物品納入要
    求情報を入力し、 上記配送計画部は、 上記配送可能期間記憶部より配送可能期間を取り出し、
    上記配送可能期間と上記複数の納入先からの物品納入要
    求情報の納入締め切り日とにより上記納入締め切り日が
    上記配送可能期間に含まれるように納入先毎に配送可能
    実施期間を求める配送可能期間算出部と、 上記配送可能期間算出部が求めた納入先毎の配送可能実
    施期間を比較して重複する配送可能日を求め、上記重複
    する配送可能日より上記配送能力を越えない範囲で複数
    の納入先への配送日を計画するまとめ配送計画部とを備
    えたことを特徴とする請求項4記載の配送計画システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記配送計画システムは、さらに、 上記配送スケジュールに組み込むことができない物品納
    入要求情報を記憶する未計画情報記憶部と、 上記配送計画部が計画した上記配送スケジュールを再調
    整することができる再調整可能期間を記憶する再調整可
    能期間記憶部と、 上記再調整可能期間を設定し設定した再調整可能期間を
    上記再調整可能期間記憶部に記憶する再調整可能期間設
    定部とを備え、 上記配送計画部は、 上記配送スケジュールに組み込むことができない上記物
    品納入要求情報を上記未計画情報記憶部に記憶する未計
    画情報出力部と、 上記配送スケジュールの計画終了後、上記未計画納入要
    求情報が存在する場合、上記再調整可能期間において1
    日当たりの配送能力に余裕がある日を検索し、上記未計
    画情報記憶部より物品納入要求情報を取り出し、上記配
    送能力に余裕がある日に上記物品納入要求情報の配送ス
    ケジュールを計画する配送再計画部とを備えたことを特
    徴とする請求項6記載の配送計画システム。
  8. 【請求項8】 上記納入要求情報入力部は、少なくとも
    回収先情報と回収依頼日とを物品回収要求情報として入
    力し、 上記配送計画部は、 上記配送スケジュールの計画終了後、上記回収依頼日以
    降に上記回収先の配送スケジュールが計画されている所
    定の日を検索し、上記所定の日に上記物品回収要求情報
    の回収スケジュールを計画する回収計画部を備え、 上記配送計画システムは、さらに、上記回収スケジュー
    ルに組み込むことができない物品回収要求情報を記憶す
    る未計画回収情報記憶部を備え、 上記配送計画部は、 上記回収スケジュールに組み込むことができない物品回
    収要求情報を上記未計画回収情報記憶部に記憶する未計
    画回収情報出力部を備えたことを特徴とする請求項1又
    は4〜7のいずれかに記載の配送計画システム。
  9. 【請求項9】 上記回収計画部は、上記回収依頼日以降
    に上記1日当たりの配送能力を越えない日が発生した場
    合、上記未計画回収情報記憶部より物品回収要求情報を
    取り出し、上記1日当たりの配送能力を越えない日に上
    記物品回収要求情報の回収スケジュールを計画する同日
    回収再計画部を備えたことを特徴とする請求項8記載の
    配送計画システム。
  10. 【請求項10】 上記回収計画部は、上記回収先に対す
    る物品の配送スケジュールが上記回収依頼日以降の所定
    の日に計画された場合、上記未計画回収情報記憶部より
    物品回収要求情報を取り出し、上記所定の日に上記物品
    回収要求情報の回収スケジュールを計画するまとめ回収
    再計画部を備えたことを特徴とする請求項8又は9のい
    ずれか記載の配送計画システム。
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