JP7082531B2 - 輸送業務管理装置及び輸送業務管理方法 - Google Patents
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Description
各前記施設での輸送対象物受け入れ予定を示す情報である受け入れ予定情報と、各前記施設に設けられる前記共用設備の能力による制限条件を示す情報である共用設備制限情報とに少なくとも基づいて各前記施設の前記共用設備の稼働予定を示す情報である稼働計画情報を作成する稼働計画立案部と、
各前記施設を巡回しながら輸送対象物を搬入する輸送業者毎に作成された各前記施設の巡回予定を含む情報である輸送計画情報と、各前記施設についての前記稼働計画情報と、前記共用設備制限情報とに基づいて、各前記輸送計画情報について各前記施設の前記共用設備が利用可能であるかを判定し、利用可能であると判定された前記輸送計画情報による各前記施設での前記共用設備の利用予定に関する情報である利用計画情報を作成する利用計画立案部と、
を備えている輸送業務管理装置である。
なお、上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
まず、本発明に係る輸送業務管理装置、及び輸送業務管理システムの実施例について図面を用いて説明する。本実施例では、輸送業務管理装置、及び輸送業務管理システムは、それぞれ配送計画立案装置、及び配送計画立案システムとして実現されている。図1に、配送計画立案システム1の機能ブロックの一例を示している。
本実施例の配送計画立案システム1は、配送計画立案装置100と、配送業者端末200と、店舗担当者端末300と、施設管理者端末400と、管理データベース500とを備えている。配送計画立案装置100、配送業者端末200、店舗担当者端末300、施設管理者端末400、及び管理データベース500は、通信ネットワーク600によって、相互に通信可能に接続されている。
る機能を有する。この機能は、店舗担当者端末300に実装されたコンピュータプログラムによって実行させることができる。
次に、図1を参照して本実施例の配送計画立案装置100の構成例について説明する。配送計画立案装置100は、前記のように通信ネットワーク600を通じた通信機能を備えている情報処理装置であり、具体的にはPC又はサーバーコンピュータ等として構成される。配送計画立案装置100は、各配送業者から受け付ける配送計画情報に基づいて、配送先の施設で配送業者が共通して利用する設備である共用設備についての効率的な利用計画を作成し、さらに、実際の配送状況に応じて配送計画を調整・更新する機能を備えている。
予定情報131、配送計画情報132(輸送計画情報)、稼動計画情報133、利用計画情報134、施設移動時間情報135、共用設備制限情報136、稼動状況情報137、及び交通情報138を、データテーブルの形式で記憶している。なお、図1で主記憶装置120に格納されている稼動計画立案部121、利用計画立案部122、配送計画調整部123、及び利用計画調整部124は、補助記憶装置130に記憶させておき、演算部110が実行時に補助記憶装置130から主記憶装置120に読み出すようにすることができる。
入出力装置140は、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク等の入力デバイスと、モニタディスプレイ、プリンタ、スピーカ等の出力デバイスとを含む。
次に、図2、図3を参照して、本実施例の配送計画立案システム1で実行されるデータ処理シーケンスの例を説明する。本実施例は、ショッピングモール、百貨店等、複数の大型商業施設に入居している店舗に対し、それら商業施設を巡回しながら配送業者が商品(輸送対象物)を納品していく輸送業務を想定している。
まず図2に、本実施例において配送先での管理対象となる共用設備の稼動計画と、共用設備の利用計画の作成シーケンスの例を示す。なお、図2、図3の中で、Sを付した符号
は、各データ処理ステップを表す識別符号である。
納品先施設内での到着から納品先店舗へ移動するまでの移動時間を表す情報である。図8の施設移動時間情報135は、施設、納品先、施設階、店舗階、乗車時間、フロア移動時間、店舗滞在時間の項目に対応するデータを保持している。施設、納品先は、納品予定情報131と同様である。施設階は、配送車両が到着して荷下ろしを行う施設の階層を示す。店舗階は、納品先の店舗がある階層を示している。乗車時間は、施設階から店舗階までの業務用エレベータの乗車時間を分単位で示す。フロア移動時間は、業務用エレベータを降りてから納品先の店舗まで移動するのに要する時間を分単位で示す。店舗滞在時間は納品先店舗での納品作業のため該当店舗に滞在している時間を分単位で示す。図8の構成例の先頭レコードは、「施設Xの店舗1に納品する場合、配送車両は1階に到着し、店舗がある7階まで業務用エレベータに2分間乗車し、降車後店舗1まで5分で移動し、その後5分間かけて納品作業を行う」ことが示されている。
随時、管理データベース500へ登録する。図5に配送計画情報132の構成例を示している。配送計画情報は、本配送計画立案システム1を利用している各配送業者が、配送先の施設への訪問予定を記録した情報である。図5の構成例では、配送業者、施設、納品先、荷量、エレベータ利用時刻、及び店舗到着時刻の項目に対応するデータが記録されている。配送業者は対応する配送計画を登録した配送業者を一意に特定する識別符号である。施設、納品先、荷量は図4の納品予定情報131と同様である。エレベータ利用時刻は対応する施設での業務用エレベータを利用する予定時刻を示す。店舗到着時刻は対応する納品先の店舗に到着する予定時刻を示す。例えば図5の先頭レコードでは、「業者Aが施設Xの店舗1に荷量10の荷物を納品する予定があり、その際、共用設備である業務用エレベータを9時に利用して店舗1に9時7分に到着する予定である」ことが示されている。
図7に利用計画情報を記録している利用計画情報134の構成例を、図10に共用設備の稼働状況を記録している稼働状況情報137の構成例を示している。
次に、前記のように作成された各施設の共用設備の稼働状況に基づく配送計画・利用計画調整シーケンスについて説明する。図3に、共用設備の稼働状況を考慮した配送計画・利用計画調整シーケンスの例を示している。まず配送業者は、配送業者端末200を用いて配送計画調整実行命令を配送計画立案装置100に送信する(S301)。前記命令を受け付けた配送計画立案装置100は、共用設備の利用計画情報と、各配送業者の配送計画情報と、交通情報とを管理データベース500に要求して取得する(S302, S303)。配送計画立案装置100は、取得した前記情報を利用して配送計画のルート調整を行い、配送時間がより短くなる配送計画を立案する(S304)。配送計画立案装置100は、立案した配送計画を配送業者へ送信する(S305)。
利用計画及び共用設備の稼働状況情報を更新し(S312)、更新結果を管理データベース500に登録する(S313)。管理データベース500は、登録が完了すると、配送計画立案装置100に処理が完了したことを通知する(S314)。これを受けて配送計画立案装置100は、該当する施設管理者端末400へ処理が完了したことを通知する(S315)。
なお、以上説明した配送計画立案システム1で作成され、また利用される納品予定情報131、配送計画情報132等のデータは、日ごとに作成してもよいし、一回作成した情報を一定期間(例えば繁忙期)にわたって継続して使用してもよい。
次に、図2、図3を参照して説明した配送計画全体処理の中に含まれる配送計画立案装置100の主要部の動作について説明する。
(稼働計画立案処理)
まず、稼働計画立案部121について説明する。図11に、共用設備の稼動計画立案部121の処理フロー例を示している。
品予定情報と施設移動時間情報と共用設備制限情報とを取得する(S1101)。次に、稼働
計画立案部121は、S1101にて取得した納品予定情報に基づいて、施設別、停車階別、
時刻別に納品予定量を計算する(S1102)。
ベータを使用した納入予定量のバラつきが小さくなるように停車階を決定することにより、エレベータを効率的に使用することができる。稼働計画立案部121は、全エレベータについての停止階決定を、対象となる全稼働時間帯Tについて実行したか判定し(S1104
)、実行していない時間帯tがあると判定した場合(S1104, No)、S1103の処理に戻る。対象となる全稼働時間帯について実行したと判定した場合(S1104, Yes)、S1105の処理
に移行する。
1は、S1103の処理に戻る。全施設について処理が実行されたと判定した場合(S1105, Yes)、稼働計画立案部121は、稼働計画立案処理を終了する(S1106)。
できる。
次に、配送計画立案装置100の利用計画立案処理について説明する。図12は、配送計画立案装置100にある共用設備の利用計画立案部122の動作フロー例である。
から共用設備の稼動計画情報と、配送計画情報と、共用設備制限情報とを取得する(S1201)。利用計画立案部122は、取得した配送計画を各共用設備のある時間に割付け、共
用設備の利用計画を作成する(S1202)。この割付けは、共用設備の稼動計画に従って行
う必要がある。割付けの方法としては、例えば、施設毎に荷量が大きい順に、且つ、停車階が少ない共用設備から順に配送計画を割付けることで利用計画を作成するといった手順が考えられる。
は、共用設備に割付済みの配送計画の、他の共用設備へ再割付けを試行する(S1209)。S1209の結果、再割付が可能であると判定した場合(S1210, Yes)、利用計画立案部122は、S1202の処理に戻り、割付けが済んでいない配送計画について割付けを試みる。
判定した場合(S1210, No)、利用計画立案部122は、その未割付の配送計画を、未割
付配送計画リストに記録する(S1211)。
案部122は、所定の配送計画についての処理が終了したかを、処理した配送計画の数pが、全配送計画の数P以上となったかを基準として判定する(S1204)。所定の配送計画
についての処理がまだ終了していないと判定した場合(S1204, No)、利用計画立案部1
22は、S1202の処理に戻る。所定の配送計画についての処理が終了したと判定した場合
(S1204, Yes)、利用計画立案部122は、S1205で所定の施設についての処理が終了し
たかを、処理した施設の数fが、全施設の数F以上となったかを基準として判定する。所定の施設についての処理がまだ終了していないと判定した場合(S1205, No)、利用計画
立案部122は、S1202の処理に戻る。所定の施設についての処理が終了したと判定した
場合(S1205, Yes)、利用計画立案部122は、処理した施設の全共用設備に関して稼働状況情報を作成する(S1206)。
に対して、該当する未割付配送計画リストと共用設備の稼働状況情報とを送付して(S1207)、処理を終了する(S1208)。
次に、配送計画立案装置100の配送計画調整処理について説明する。配送計画調整処理は、配送計画立案装置100の配送計画調整部123により実行され、いったん立案された利用計画について、配送ルート上の交通事情による配送車両の遅延など、後発的な条
件変化に基づく配送計画の調整を実行する。図13は、配送計画調整部123による配送計画調整処理の動作フロー例である。
報と、配送計画情報と、交通情報とを取得する(S1301)。
体例については後述する。
間で配送が完了する配送計画を選択する(S1303)。なお、最短時間の他、最短距離、最
短費用(燃料費、有料道路料金等)などの他の選択指標を採用してもよい。次いで配送計画調整部123は、作成した配送計画を該当する配送業者へ送信し、更新の有無を確認して処理を終了する(S1304, S1305)。更新された配送計画は、管理データベース500へ登録される。
ここで、配送計画の調整処理について、具体例に則して説明する。まず、図14に、本配送計画立案システム1を利用しているある配送業者Fについて作成された配送計画情報の一例を示している。図中、太字下線により注目箇所を示している(図15、図16においても同じ)。図14の例では、配送業者Fの配送ルートは、配送基地(以下「デポ」と略称)を出発してから、施設V、施設W、施設X、施設Yの順に立ち寄り、その後デポに戻るように構成されている。ここで、配送業者Fの配送車両が、施設Wの店舗W2までの配送を完了し、次の配送先である施設Xに向かっていると仮定する。そして、配送車両がそこで交通渋滞に遭遇し、施設Xでの共用設備利用時刻として配送計画に設定している9:30までに施設Xに到着することができないと判定されたと仮定する。このような状況は、配送車両のドライバーからデポへの連絡、デポで配送車両の運行状況を別途ビーコン等で随時補足している場合には、その運行状況と交通事情とに基づく運行状況変化予測等により配送業者において知得することができる。
者Fの当初の配送計画(図5の業者Fに関する配送計画情報を参照されたい)について配送計画の調整が試行される。
分に施設Xに到着したとすると、9時54分に運転終了予定の、エレベータID「1」で特定されるエレベータを使用可能であることが分かる。したがって、施設Xでは共用設備であるエレベータの利用について競合が生じることはなく、施設Xで遅延が増すことはない。同様に、次に立ち寄る施設Yでもエレベータ利用の競合が生じないと仮定すると、配送業者Fの配送車両は、当初配送計画に対して24分の遅れでデポに帰着することになる。
ベース500に登録されている配送計画が更新される。なお、配送計画修正案の選択は、最も速く配送可能な配送ルートを選択するなど、あらかじめ、変更後の配送計画の評価基準が定められている場合、図17に例示する変更内容確認画面を経ることなく、配送計画調整処理を自動的に実行させることも可能である。
次に、本実施例の配送計画立案装置100が行う利用計画調整処理について説明する。図18は、配送計画立案装置100に設けられている共用設備の利用計画調整部124の処理フロー例である。利用計画調整処理は、配送計画調整部123によって修正された配送計画を、各施設の共用設備について作成されている利用計画情報134、稼働状況情報に反映させるために実行される処理である。
施設に設置されている共用設備の利用計画情報、配送計画情報、及び共用設備の稼動状況情報を取得する(S1801)。利用計画調整部124は、配送計画の変更内容を施設の共用
設備利用計画と共用設備の稼動状況情報に反映する(S1802)。S1803で、利用計画調整部124は、配送計画の変更が利用計画等に反映された施設の数fが、配送計画が変更された施設の数Fc以上であるか判定する(S1803)。f≧Fcが成立していれば(S1803, Yes)、利用計画調整部124は、配送計画が変更されたすべての施設の利用計画及び稼働
状況情報についてその配送計画の変更が反映されたと判定して処理を終了する(S1804)
。f≧Fcが成立していない場合(S1803, No)、利用計画調整部124は、配送計画の
変更が反映されていない施設があると判定してS1802の処理に戻る。
実施例1では、各施設での共用設備を業務用エレベータであると想定して配送計画調整システム1の構成例等につき説明した。本実施例では、共用設備として、配送車両用駐車スペース、トラックや船などの荷役バースを想定した場合を示す。
理フローは、実施例1の場合と同様であるから説明を省略する。本実施例の利用計画調整処理によれば、各施設の共用設備制限情報と、各配送業者の配送計画とに基づいて、各施設にある具体的な共用設備の稼働状況を示す稼働状況情報が作成され、各共用設備の余剰能力を知ることができる。また、利用計画立案処理によって割付けることができなかった配送計画について、該当配送業者に通知されるので、該当配送業者は配送計画の見直しを行う契機となる。
いる。この項目は、駐車スペースを利用することができる車両の許容サイズを示しており、図22の例では10又は5の数値が記録されている。この数値は、駐車可能な車両の全長、車両高さなど必要な制約条件を設定すればよく、あるいは大型、小型と行った車種等を記録するようにしてもよい。
100 配送計画立案装置、
110 演算部
120 主記憶装置
121 稼動計画立案部
122 利用計画立案部
123 配送計画調整部
124 利用計画調整部
130 補助記憶装置
131 納品予定情報
132 配送計画情報
133 稼動計画情報
134 利用計画情報
135 施設移動時間情報
136 共用設備制限情報
137 稼動状況情報
138 交通情報、
140 入出力装置
150 通信制御装置
200 配送業者端末
300 店舗担当者端末
400 施設管理者端末
500 管理データベース
600 通信ネットワーク
Claims (13)
- 配送車両で複数の施設を巡回しつつ、各前記施設に設けられている共用設備を利用して輸送対象物を各前記施設に搬入する業務を管理するための輸送業務管理装置であって、
各前記施設での輸送対象物受け入れ予定を示す情報である受け入れ予定情報と、各前記施設に設けられる前記共用設備の能力による制限条件を示す情報である共用設備制限情報とに少なくとも基づいて各前記施設の前記共用設備の稼働予定を示す情報である稼働計画情報を作成する稼働計画立案部と、
各前記施設を巡回しながら輸送対象物を搬入する輸送業者毎に作成された各前記施設の巡回予定を含む情報である輸送計画情報と、各前記施設についての前記稼働計画情報と、前記共用設備制限情報とに基づいて、各前記輸送計画情報について各前記施設の前記共用設備が利用可能であるかを判定し、利用可能であると判定された前記輸送計画情報による各前記施設での前記共用設備の利用予定に関する情報である利用計画情報を作成する利用計画立案部と、
を備えている輸送業務管理装置。 - 請求項1に記載の輸送業務管理装置であって、
いずれかの前記輸送業者の前記輸送計画情報が変更された場合、当該変更後の輸送計画情報と、当該輸送計画情報に対応する前記利用計画情報とに基づいて、各前記施設における前記共用設備を他の前記輸送業者との競合なしに利用可能である条件で各前記施設の巡回順を変更しつつ所定の条件を満足する前記輸送計画情報を作成する輸送計画調整部を備えている輸送業務管理装置。 - 請求項2に記載の輸送業務管理装置であって、
前記輸送計画調整部が作成した前記輸送計画情報を、前記巡回順変更後の各前記施設の前記利用計画情報に反映して該当する利用計画情報を変更する利用計画調整部を備えている輸送業務管理装置。 - 請求項1に記載の輸送業務管理装置であって、
前記利用計画立案部は、前記稼働計画情報に基づいて、いずれかの前記輸送計画情報についていずれかの前記施設の前記共用設備の利用を割付けることができないと判定した場合、該当する輸送計画情報を対応する前記輸送業者に通知する、輸送業務管理装置。 - 請求項2に記載の輸送業務管理装置であって、
前記輸送計画調整部が作成した前記輸送計画情報を、当該輸送計画情報に係る前記輸送業者に提示し、当該輸送業者が選択可能とする、輸送業務管理装置。 - 請求項2に記載の輸送業務管理装置であって、
前記輸送計画調整部は、外部装置から各前記輸送計画情報に設定されている前記輸送業者の巡回経路上の交通状況に関する情報である交通情報を取得し、当該交通情報に基づいて前記巡回経路における前記施設の巡回順を変更する、輸送業務管理装置。 - 請求項3に記載の輸送業務管理装置であって、
各前記施設に設置されている各前記共用設備は、複数の前記輸送業者による同時利用が可能であり、
前記利用計画立案部は、各前記共用設備について、各当該共用設備を利用する前記輸送業者毎の利用態様、利用時間帯、及び前記輸送対象物の量を対応づけて前記利用計画情報に記録し、
前記利用計画調整部は、前記輸送計画情報の変更に従って、いずれかの前記共用設備で複数の前記輸送業者の利用が競合する場合、前記競合を解消すべく競合する前記輸送業者
の同時利用を前記共用設備制限情報が規定する範囲内で許容する、輸送業務管理装置。 - 請求項3に記載の輸送業務管理装置であって、
各前記施設に設置されている各前記共用設備は、一の前記輸送業者が使用することで当該輸送業者に占有されるものであり、
前記利用計画立案部は、各前記共用設備について、各当該共用設備を利用する前記輸送業者毎の利用時間帯、及び前記輸送対象物の量を対応づけて前記利用計画情報に記録し、
前記利用計画調整部は、前記輸送計画情報の変更に従って、いずれかの前記共用設備で複数の前記輸送業者の利用が競合する場合、前記競合を解消すべくいずれかの前記輸送業者の利用時間帯を移動させる、輸送業務管理装置。 - 請求項1に記載の輸送業務管理装置であって、
いずれかの前記施設に設置されているいずれかの前記共用設備が使用することができない状態となった場合、前記輸送計画情報と前記利用計画情報とに基づいて、使用することができない状態となっている前記共用設備を除外する条件で各前記施設の巡回順を変更しつつ所定の条件を満足する前記輸送計画情報を作成する輸送計画調整部を備えている輸送業務管理装置。 - 請求項1に記載の輸送業務管理装置であって、
前記稼働計画立案部が省略されており、
前記利用計画立案部が、前記受け入れ予定情報と、前記共用設備制限情報と、前記輸送計画情報とに基づいて、各前記輸送計画情報について各前記施設の前記共用設備が利用可能であるかを判定し、利用可能であると判定された前記輸送計画情報による前記輸送対象物の各前記施設での前記共用設備の利用に対応づけて示す情報である利用計画情報を作成する、輸送業務管理装置。 - 配送車両で複数の施設を巡回しつつ、各前記施設に設けられている共用設備を利用して輸送対象物を各前記施設に搬入する業務を管理するための輸送業務管理方法であって、
プロセッサとメモリとを備えたコンピュータが、
各前記施設での輸送対象物受け入れ予定を示す情報である受け入れ予定情報を当該輸送対象物の受け入れ先に設置されている受け入れ先端末から受領して格納し、各前記施設を巡回しながら輸送対象物を搬入する輸送業者毎に作成された情報である輸送計画情報を各前記輸送業者に設置されている輸送業者端末から受領して格納する処理と、
管理データベースから取得した前記受け入れ予定情報と、各前記施設に設けられる前記共用設備の能力による制限条件を示す情報である共用設備制限情報とに少なくとも基づいて各前記施設の前記共用設備の稼働予定を示す情報である稼働計画情報を作成する処理と、
各前記施設についての前記稼働計画情報と、前記共用設備制限情報とに基づいて、前記管理データベースから取得する各前記輸送計画情報について各前記施設の前記共用設備が利用可能であるかを判定し、利用可能であると判定された前記輸送計画情報による各前記施設での前記共用設備の利用予定に関する情報である利用計画情報を作成する処理と、
を実行する輸送業務管理方法。 - 請求項11に記載の輸送業務管理方法であって、前記コンピュータが、
いずれかの前記輸送業者の前記輸送計画情報が変更された場合、当該変更後の輸送計画情報と、当該輸送計画情報に対応する前記利用計画情報とに基づいて、各前記施設における前記共用設備を他の前記輸送業者との競合なしに利用可能である条件で各前記施設の巡回順を変更しつつ所定の条件を満足する前記輸送計画情報を作成する処理を実行する輸送業務管理方法。 - 請求項12に記載の輸送業務管理方法であって、前記コンピュータが、
前記作成した前記輸送計画情報を、前記巡回順変更後の各前記施設の前記利用計画情報に反映して該当する利用計画情報を変更する処理を実行する輸送業務管理方法。
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