JPH10252514A - エンジンのトルク制御装置 - Google Patents

エンジンのトルク制御装置

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JPH10252514A
JPH10252514A JP6110497A JP6110497A JPH10252514A JP H10252514 A JPH10252514 A JP H10252514A JP 6110497 A JP6110497 A JP 6110497A JP 6110497 A JP6110497 A JP 6110497A JP H10252514 A JPH10252514 A JP H10252514A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターンマップを用いることなく燃料供給再
開に伴う駆動系のねじり振動を抑制して、製造コストの
低減と運転性の向上を両立させる。 【解決手段】 エンジンの運転条件を検出する運転状態
検出手段100と、エンジンの運転条件に応じて各気筒
に対する燃料の供給量を制御する燃料供給制御手段10
1と、所定の運転条件において燃料供給を停止する燃料
供給停止手段102と、前記燃料供給停止手段102の
作動から非作動への切り換えから燃料供給再開を検出す
る燃料供給再開検出手段103と、燃料供給再開の検出
に基づいて燃料供給再開後の駆動系のねじり振動が第1
回目のピークに達する直前に燃焼する予定の気筒への燃
料供給を停止する燃料供給再開制御手段104とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料の供給停止状
態からの供給再開時に発生する車両の前後振動を抑制す
るエンジンのトルク制御装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両の走行中に特定の条件、例えば、車
速あるいはエンジン回転数が所定値以上で運転者がアク
セル開度がゼロの惰性走行時等では、エンジンへの燃料
供給を停止して、無駄な燃料の消費を防止し、さらには
エンジンブレーキの効きを高めたりしている。そして、
このような燃料供給停止状態から運転者がアクセルを踏
み込んだり、エンジン回転数が所定の下限値よりも低く
なると、エンジンへの燃料供給が再開される。
【0003】ところで、この燃料供給の再開に伴って、
エンジンの出力はステップ状に大きくなり、特に手動変
速機や惰性走行時にロックアップクラッチを締結する自
動変速機を備えた車両では、このトルク変動に伴って駆
動系にねじり振動が発生し、これが車両の前後方向の振
動、つまりトルクショックとなって乗員に不快感をもた
らす。
【0004】このような不都合を解消するため、本願出
願人は、特開平8−177564号公報や特開平8−2
8322号公報を提案しており、これらは、燃料供給再
開時に、上記車両の前後振動を減衰させるのに必要な気
筒パターンに従って燃料供給を休止させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエンジンのトルク制御装置にあっては、燃料供給を
休止させる気筒の判別を、予め設定したパターンによっ
て行っていたため、例えば、車速とエンジン回転数に応
じた格子状のパターンマップなどを実験などにより作成
する必要があり、このパターンマップの作成に多大な労
力を要するという問題があり、また、このパターンマッ
プをエンジン制御コントローラに格納するためには、大
きな記憶容量を必要とするため製造コストが上昇すると
いう問題があった。
【0006】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、パターンマップを用いることなく燃料供給
の再開に伴う駆動系のねじり振動を抑制して、製造コス
トの低減と運転性の向上を両立させることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図5に示
すように、エンジンの運転条件を検出する運転状態検出
手段100と、エンジンの運転条件に応じて各気筒に対
する燃料の供給量を制御する燃料供給制御手段101
と、所定の運転条件において燃料供給を停止する燃料供
給停止手段102とを備えたエンジンにおいて、前記燃
料供給停止手段102の作動から非作動への切り換えに
基づいて燃料供給の再開が行われたことを検出する燃料
供給再開検出手段103と、前記燃料供給再開の検出に
基づいて、燃料供給再開後の駆動系のねじり振動が第1
回目のピークに達する直前に燃焼する予定の気筒への燃
料供給を停止する燃料供給再開制御手段104とを備え
る。
【0008】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記燃料供給再開制御手段104は、車速とエン
ジン回転数から燃料供給再開後の駆動系のねじり振動が
第1回目のピークに達する時間の直前に燃焼する予定の
気筒を演算する非噴射気筒演算手段105と、この気筒
への燃料供給を停止するねじり振動抑制手段106から
なる。
【0009】また、第3の発明は、前記第2の発明にお
いて、前記非噴射気筒演算手段105は、エンジン回転
数の2乗に所定の定数を乗じた値を車速で除して、この
値を超えない最大の自然数を演算する。
【0010】また、第4の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記燃料供給再開検出手段104はアイドルスイ
ッチまたはスロットル開度からの信号に基づいて燃料供
給の再開が行われたことを検出する。
【0011】
【発明の効果】したがって、第1の発明は、燃料供給停
止状態から燃料供給の再開が検出されると、燃料供給再
開後の駆動系のねじり振動が第1回目のピークに達する
直前に燃焼する予定の気筒への燃料供給が停止されるた
め、駆動系のねじり振動を抑制しながらも、前記従来例
のように燃料噴射のパターンマップを用いることなく、
燃料供給の再開に伴う駆動系のねじり振動を容易に抑制
することが可能となって、前記従来例のようなパターン
マップを作成するための実験工程を省略することで、開
発期間及びコストの低減を図るとともに、エンジン制御
コントローラに必要な記憶容量をパターンマップの容量
に応じて低減して直接的な製造コストの低減を実現しな
がらも、前記従来例と同様に運転性を確実に確保するこ
とが可能となるのである。
【0012】また、第2の発明は、駆動系のねじり振動
が第1回目のピークに達する時間を車速とエンジン回転
数に基づいて演算し、この時間の直前に燃焼する予定の
気筒をエンジン回転数から容易に求めることができ、こ
の気筒を非噴射気筒とすることで、駆動系のねじり振動
を確実に抑制することができる。
【0013】また、第3の発明は、エンジン回転数の2
乗に所定の定数を乗じた値を車速で除して、この値を超
えない最大の自然数から非噴射気筒を容易かつ迅速に求
めることができ、前記従来例のように噴射、非噴射のパ
ターンマップを用いることなく、確実にねじり振動を抑
制して車体の前後振動を防止することができる。
【0014】また、第4の発明は、燃料供給の再開をア
イドルスイッチまたはスロットル開度からの信号に基づ
いて容易かつ迅速に検出して、燃料噴射再開の制御を容
易かつ正確に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0016】図1は、マイクロコンピュータを主体に構
成された燃料噴射制御装置2の概略を示し、車両の運転
状態を検出する各種センサとして、エンジン回転数セン
サ1A、車速センサ1B、吸気量センサ1C、アイドル
スイッチ1D、スロットル開度センサ1Eからの信号が
入力される。
【0017】燃料噴射制御装置2は、上記センサからの
信号に基づいてエンジンの燃料噴射量を制御しており、
基本的には、エンジン回転数Ne、吸入空気量Qaに基
づいて、各気筒の吸気ポートにそれぞれ設けた燃料噴射
弁6から供給する燃料噴射量を演算し、所定のタイミン
グで燃料噴射信号を出力する燃料制御回路3を備えてい
る。燃料噴射弁6は、この噴射信号に基づいて開閉動作
し、エンジン回転に同期して燃料を噴射供給する。
【0018】また、この燃料噴射制御装置2には、エン
ジン回転数が所定値以上でかつスロットル開度TVOが
全閉の惰性走行時など、燃料噴射弁6からの噴射を停止
させる燃料供給停止回路4と、この燃料供給停止が解除
されたときにアクセル開度が所定値を超えたことを条件
に、一定の期間だけ、所定の燃料噴射パターンにしたが
って燃料の噴射を休止するトルク回復制御回路5とを備
える。
【0019】このトルク回復制御回路5は、燃料供給の
停止状態からの再開時に、再開が判断された直後に最初
に燃焼する気筒を先頭として、再開に伴って発生する車
両駆動系のねじり振動を打ち消すようなエンジントルク
を発生させるべく、後述するように、車速VSPとエン
ジン回転数Neから燃料非噴射気筒を演算し、演算した
燃料噴射パターンにしたがって、各気筒に対する燃料の
供給を停止することにより、加速性能を損なうことな
く、燃料供給再開時のトルクショックを短時間に吸収す
るもので、特に本発明ではこのトルク回復制御への移行
を、予め設定したパターンマップから燃料非噴射気筒を
求めるのではなく、車両の運転状態から演算すること
で、振動特性に合わせた最適なタイミングでトルク低減
制御を行い、緩加速、急加速などあらゆる条件下でトル
クショックを効果的に抑制する。
【0020】次に、燃料噴射制御装置2で行われる制御
の一例を、図2、図3に示すフローチャートを参照しな
がら詳述する。図2の制御ルーチンは、アイドルスイッ
チのオン、オフに基づいて燃料噴射停止状態から燃料噴
射状態への移行を判断するものであり、例えば10msec
ごとに実行される。まず、ステップS21では、例えば
アイドルスイッチからの信号に基づいて実行される燃料
供給の停止状態にあるかどうかを判断し、アイドルスイ
ッチがON、すなわち燃料供給停止状態にあるときはス
テップS22へ進んでその他のジョブを実行した後、こ
の制御ルーチンを終了する一方、アイドルスイッチがO
FFの場合には、ステップS23へ進む。
【0021】ステップS23では、燃料噴射が停止され
ているか否かを吸気量センサ1Cから検出された吸入空
気量Qaに基づいて判断する。燃料噴射が停止されてい
ない場合、ステップS22においてその他のジョブを実
行した後、この制御ルーチンを終了する。
【0022】上記ステップS23において燃料噴射が停
止されていると判断された場合は、ステップS24へ進
んで、燃料噴射開始フラグFsに1をセットするととも
に燃料噴射制御開始後の経過時間を計測する燃料噴射開
始カウンタCNTに初期所定値TIMPSRを設定し、
制御対象気筒を示すカウンタmを0に初期化する。
【0023】そして、ステップS25では、燃料噴射再
開直後に燃料噴射される第1の気筒から数えて非噴射と
するn番目の気筒を次式に基づいて演算する。
【0024】
【数1】
【0025】ただし、Cは所定の定数、Neはエンジン
回転数、VSPは車速で、[ ]はガウスの記号を示す。
【0026】これら燃料噴射開始フラグFsの設定と非
噴射気筒nの演算を行った後は、上記と同様にステップ
S22でその他のジョブを実行し、この制御ルーチンを
終了する。
【0027】ここで、非噴射気筒nの演算について、図
4を参照しながら説明する。
【0028】いま駆動系のドライブシャフトに発生する
駆動トルクをTo、エンジントルクをTeとすると、ス
ロットル開度TVO=0/8となるアクセルを離した状
態から、図中時間T0で運転者がアクセルを踏み込んで
スロットル開度TVOが増大すると、アイドルスイッチ
がOFFとなって燃料噴射停止制御が終了し、燃料噴射
制御が再開される。
【0029】このとき、エンジントルクTeがステップ
状に増大するため、駆動系のドライブシャフトをバネと
するねじり振動が発生してトルクToは図示のように変
動する。
【0030】ここで、燃料噴射制御を再開した時間T0
から駆動トルクToが第1のピークPに到達するまでの
時間をtとし、エンジン回転数Neから決まる燃焼間隔
をΔtとすると、この第1ピークP直前に燃焼するn番
目の気筒の燃料噴射を停止すれば、駆動系のねじり振動
は図中破線のグラフから実線のように低減することがで
きる。したがって、非噴射気筒nは、次式で表される。
【0031】
【数2】
【0032】駆動系ねじり固有値fは、次式のように表
現される。
【0033】
【数3】
【0034】ただし、i;駆動系総減速比 K;ドライブシャフトバネ定数 ip;エンジン回転慣性 C1;ドライブシャフトバネ定数Kとエンジン慣性ip
から決まる定数 である。第1ピークPまでの時間tは駆動系ねじり振動
周期(1/f)の1/2であるから、 t = 1/2f =C1/2・i ………(4) となる。
【0035】さらに駆動系総減速比iは、次式で表され
る。
【0036】
【数4】
【0037】ただし、r;タイヤ動半径 C2;タイヤ動半径から決まる定数 Ne;エンジン回転数 VSP;車速 である。
【0038】したがって、上記(1)〜(5)式より、
【0039】
【数5】
【0040】となり、この(6)式より駆動系のねじり
振動ピークPに到達するまでの時間tを求めることがで
きる。
【0041】そして、 Δt=C3/Ne ………(7) で表される。ただし、C3は定数。
【0042】したがって、上記(1)〜(6)式より、
非噴射気筒nは、
【0043】
【数6】
【0044】より、車速VSPとエンジン回転数Neに
基づいて演算することができる。なお、Cは所定の定数
であり、nは演算結果を超えない最大の自然数である。
【0045】上記(1)または(8)式によって、特別
なマップやテーブルを用いることなく、車速VSPとエ
ンジン回転数Neから燃料噴射再開直後に発生する駆動
系のねじり振動が第1回目のピークPを迎える直前に燃
焼する予定の気筒nを容易に演算することが可能となっ
て、燃料噴射再開後の最先の気筒からn番目の気筒を非
噴射とすることで、燃料噴射停止状態から燃料噴射再開
直後の駆動系のねじり振動を抑制することができるので
ある。
【0046】次に、図3は、上記ステップS25で求め
た燃料噴射再開直後に燃料噴射を停止するn番目の気筒
より、最先の気筒(n=1)から順次の気筒に燃料噴
射、非噴射の実行を直接行うフローチャートである。
【0047】まず、ステップS26において燃料噴射停
止状態から燃料噴射状態に移行したか否かすなわち燃料
噴射開始フラグFsの値が1であるか否かを判断する。
燃料噴射開始フラグFsの値が1でない場合、ステップ
S27において燃料噴射を停止し、その後ステップS2
8において燃料噴射開始フラグFs及び燃料噴射開始カ
ウンタCNTをすべて0にクリアしてこの制御ルーチン
を終了する。
【0048】一方、ステップS26において、燃料噴射
開始フラグFsの値が1であると判断された場合、ステ
ップS29において燃料噴射制御が所定時間行われたか
否かすなわち燃料噴射開始カウンタCNTの値が0であ
るか否かを判断する。CNT=0である場合には、ステ
ップS30において燃料噴射を実行し、その後ステップ
S28において燃料噴射開始フラグFs及び燃料噴射開
始カウンタCNTをすべて0にクリアしてこの制御ルー
チンを終了する。
【0049】さらに、ステップS29において燃料噴射
開始カウンタCNTの値が0でないと判断された場合、
ステップS31において燃料噴射開始カウンタCNTの
減算を行う(CNT=CNT−1)。
【0050】次にステップS32において、今回の制御
対象気筒m=m+1を演算してから、ステップS33で
現在の制御対象気筒mが上記ステップS25で求めた非
噴射気筒であるか否かを判定する。
【0051】そして、m=nの場合には、ステップS3
5へ進んで制御フラグF(C)を0として燃料噴射を停
止する一方、そうでない場合には、ステップS34へ進
んで制御フラグF(C)を1として燃料噴射を実行す
る。
【0052】上記図2、図3の制御を実行することによ
り、燃料噴射停止状態から燃料噴射再開状態への移行の
際には、燃料噴射再開時T0から所定の時間TIMPS
R内で、上記(1)または(8)式によって駆動系のね
じり振動が第1回目のピークPを迎える直前の気筒n
(ここでは、n=5)の燃料噴射を停止することで、図
4の破線に示すように、制御を行わない場合の駆動軸ト
ルク(図中破線)を本実施形態の制御による駆動軸トル
ク(図中実線)のようにねじり振動を抑制することがで
き、前記従来例のように燃料噴射のパターンマップを用
いることなく、燃料供給の再開に伴う駆動系のねじり振
動を容易に抑制することが可能となって、前記従来例の
ようなパターンマップを作成するための実験工程を省略
することで、開発期間及びコストの低減を図るととも
に、エンジン制御コントローラに必要な記憶容量を低減
して直接的な製造コストの低減を実現しながらも前記従
来例と同様に運転性を確実に確保することが可能となる
のである。
【0053】なお、上記実施形態において、燃料噴射停
止状態から燃料噴射状態への移行をアイドルスイッチの
オン、オフに基づいて判断したが、エンジン回転数の大
小や、ギヤ位置センサから検出される変速機のギヤ位置
に基づく変速機の変速比の大小、車速センサから検出さ
れる車速VSPの大小、アクセル踏み込み速度の大小等
の運転条件の変化に基づいて適宜判断することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すエンジンの燃料供給
制御装置の概念図。
【図2】同じく燃料噴射停止状態から燃料噴射状態の移
行を判断するフローチャートである。
【図3】燃料噴射再開直後に燃料噴射される気筒を先頭
にして、順次の気筒へ燃料噴射、非噴射を行うフローチ
ャートである。
【図4】燃料噴射再開時における、ねじり振動と非噴射
気筒nの関係を示すグラフで、スロットル開度TVO、
エンジントルクTe、駆動トルクTo及び燃料噴射制御
フラグF(C)の状態と時間の関係を示す。
【図5】第1ないし第4の発明のいずれか一つに対応す
るクレーム対応図。
【符号の説明】
1A エンジン回転数センサ 1B 車速センサ 1C 吸気量センサ 1D アイドルスイッチ 1E スロットル開度センサ 2 燃料噴射制御装置 3 燃料供給制御手段 4 燃料供給停止手段 5 トルク回復制御手段 6 燃料噴射弁 100 運転状態検出手段 101 燃料供給制御手段 102 燃料供給停止手段 103 燃料供給再開検出手段 104 燃料供給再開制御手段 105 非噴射気筒演算手段 106 ねじり振動抑制手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの運転条件を検出する手段と、 エンジンの運転条件に応じて各気筒に対する燃料の供給
    量を制御する燃料供給制御手段と、 所定の運転条件において燃料供給を停止する燃料供給停
    止手段とを備えたエンジンにおいて、 前記燃料供給停止手段の作動から非作動への切り換えに
    基づいて燃料供給の再開が行われたことを検出する燃料
    供給再開検出手段と、 前記燃料供給再開の検出に基づいて、燃料供給再開後の
    駆動系のねじり振動が第1回目のピークに達する直前に
    燃焼する予定の気筒への燃料供給を停止する燃料供給再
    開制御手段とを備えたことを特徴とするエンジンのトル
    ク制御装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料供給再開制御手段は、車速とエ
    ンジン回転数から燃料供給再開後の駆動系のねじり振動
    が第1回目のピークに達する時間の直前に燃焼する予定
    の気筒を演算する非噴射気筒演算手段と、 この気筒への燃料供給を停止するねじり振動抑制手段か
    らなることを特徴とする請求項1に記載のエンジンのト
    ルク制御装置。
  3. 【請求項3】 前記非噴射気筒演算手段は、エンジン回
    転数の2乗に所定の定数を乗じた値を車速で除して、こ
    の値を超えない最大の自然数を演算することを特徴とす
    る請求項2に記載のエンジンのトルク制御装置。
  4. 【請求項4】 前記燃料供給再開検出手段は、アイドル
    スイッチまたはスロットル開度からの信号に基づいて燃
    料供給の再開が行われたことを検出することを特徴とす
    る請求項1に記載のエンジンのトルク制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007100661A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Nissan Motor Co Ltd 自動車用内燃機関の制御装置
JP2009057960A (ja) * 2007-08-04 2009-03-19 Nissan Motor Co Ltd エンジンの燃料噴射制御装置
JP2009097617A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Toyota Motor Corp ベルト式無段変速機の制御装置および制御方法
US8321121B2 (en) 2007-08-04 2012-11-27 Nissan Motor Co., Ltd. Engine fuel injection control apparatus

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