JPH10252332A - 錠装置のキーレバー取り付け機構 - Google Patents

錠装置のキーレバー取り付け機構

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Publication number
JPH10252332A
JPH10252332A JP9054351A JP5435197A JPH10252332A JP H10252332 A JPH10252332 A JP H10252332A JP 9054351 A JP9054351 A JP 9054351A JP 5435197 A JP5435197 A JP 5435197A JP H10252332 A JPH10252332 A JP H10252332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key lever
key
rotation
lock
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP9054351A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tosaka
由之 登坂
Isao Miyaie
勲 宮家
Kiyotaka Kato
清高 加藤
Nobumasa Tamura
宣政 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Information Systems Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9054351A priority Critical patent/JPH10252332A/ja
Publication of JPH10252332A publication Critical patent/JPH10252332A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー操作時の操作感を充分確保しながら、キ
ーレバーの回転角を小さくして錠装置の小型化を図ると
共に、ロックレバーをなくして部品数を減少し、一層の
コンパクト化とコスト低減を実現できる、錠装置のキー
レバー取り付け機構を提供する。 【解決手段】 解錠時はキーによりキーレバー9を回転
して解錠し、施錠時はキーを用いず扉1を閉じることに
より自動施錠できる錠装置において、錠3のキーレバー
取り付け部6に対し、上記キーレバー9を上記キーの抜
き差し位置の両側に回転方向の回転不感応域13を設定
して取り付けた錠装置のキーレバー取り付け機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣自動取引装置
や自動販売機等の扉に使用され、解錠時はキーを差し込
み、同キーを回転してキーレバーを回転することにより
解錠し、施錠時はキーを用いることなく扉を閉じること
により、自動施錠できる錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣自動取引装置や自動販売機等
の扉に使用されている錠装置は、解錠時はキーによりキ
ーレバーを回転して解錠し、施錠時はキーを用いず扉を
閉じることによって、自動施錠されるよう構成されてい
る。図7及び図8はその一例を示すもので、錠21のキ
ーレバー取り付け部の先端軸部にキーレバー22が取り
付けられ、この錠21に図示されていないキーを差し込
み、図7に示す位置から図8に示す位置へ時計方向に回
転すると、回転の途中でキーレバー22がロックレバー
23の一端突出部24に当接されるようになっている。
【0003】この状態から更にキーレバー22が時計方
向に回転されると、図8に示すようにロックレバー23
がリセットスプリング25に抗して反時計方向へ回転
し、ロックレバー23先端の引っ掛け部26とフレーム
27との係合が外れ、これによって解錠されるように構
成されている。なお、28は錠装置のカバーである。
【0004】一方、施錠時は、キーを差し込み位置に戻
して引き抜き、この状態で扉を閉じると、先ずリセット
スプリング25の作用により施錠状態位置に復帰されて
いたロックレバー23先端の引っ掛け部26の斜面がフ
レーム27に当たり、ロックレバー23がリセットスプ
リング25に抗して反時計方向に回転される。更に扉が
閉じられると、ロックレバー23先端の引っ掛け部26
がフレーム27に係合されるため、キーを用いずに自動
施錠することができる。
【0005】しかしながら、上記のような構成の錠装置
では、キーレバー22の回転角が比較的大きく、またロ
ックレバー23を別に設ける必要があるため、錠装置の
外形寸法が大きくなり、部品数も多く、コスト高となる
問題があった。なお、キーレバー22の回転角を小さく
すれば、ある程度の小型化は可能ではあるが、キー操作
時の操作感を得るためには、キーレバー22の回転角を
60〜90°程度に設定することが望ましく、上記のよ
うな構成ではキーレバー22の回転角を小さくすること
による小型化には限界があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、キー
操作時の操作感を充分に確保しながら、キーレバーの回
転角を小さくして錠装置を小型化できる、錠装置のキー
レバー取り付け機構を提供することにある。本発明のも
う一つの課題は、ロックレバーをなくして部品数を減少
することにより、より一層のコンパクト化を図って、小
スペースでの取り付けを可能にすると共に、コスト低減
を図ることができる、錠装置のキーレバー取り付け機構
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明にかかる錠装置のキーレバー取り付け機構
は、解錠時はキーによりキーレバーを回転して解錠し、
施錠時はキーを用いず扉を閉じることにより自動施錠で
きる錠装置において、錠のキーレバー取り付け部に対
し、上記キーレバーを上記キーの抜き差し位置の両側に
回転方向の回転不感応域を設定して取り付けたことを特
徴とするもので、錠のキーレバー取り付け部とキーレバ
ー間に回転不感応域を設定することにより、キー操作時
の操作感を充分に確保しながら、キーレバーの回転角を
充分に小さくして施錠、解錠することができると共に、
この回転不感応域の存在によりキーレバーを直接フレー
ムに係合させるようにしても、自動施錠機能を保持する
ことができるため、ロックレバーを不要にすることが可
能となる。
【0008】また、本発明にかかる錠装置のキーレバー
取り付け機構は、上記した錠装置のキーレバー取り付け
機構において、上記キーレバー取り付け部の先端軸部に
平行な偏平面部を形成すると共に、上記キーレバーの上
記偏平面部に嵌合される嵌合穴に上記回転不感応域を設
定し、この回転不感応域のエンドに上記偏平面部が接す
る当接部を設けたことを特徴とするもので、錠のキーレ
バー取り付け部の先端軸部とキーレバーの嵌合穴の形状
を工夫するだけの極めて簡単な構成により、容易に上記
の回転不感応域を設定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
乃至図6に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態
にかかる錠装置のキーレバー取り付け機構の構成を示す
横断面図、図2はその縦断面図、図3はキーレバーの施
錠時の状態を示す横断面図、図4はキーレバーの解錠時
の状態を示す横断面図、図5はキーレバーの嵌合穴形状
の詳細図、図6はキーレバー取り付け部の先端軸部の詳
細図である。
【0010】1は錠装置を取り付ける紙幣自動取引装置
や自動販売機等の扉であり、2はそのフレームである。
扉1には、錠3を設置する錠カバー4が内部側からビス
止め等により取り付けられている。錠3は、外部側に図
示されていないキーの差し込み穴5を有すると共に、内
部側にキーレバー取り付け部6を有している。
【0011】キーレバー取り付け部6の先端軸部7に
は、図6に示すように平行な偏平面部8が形成されてお
り、このキーレバー取り付け部6の先端軸部7にキーレ
バー9が回転可能にスナップ止めされるようになってい
る。キーレバー9には、一端側にフレーム2の引っ掛け
穴部10に対する引っ掛け部11が設けられていると共
に、他端側にキーレバー取り付け部6の先端軸部7に嵌
合する嵌合穴12が設けられている。
【0012】キーレバー9の嵌合穴12は、キーレバー
取り付け部6の先端軸部7が嵌合可能で、かつ先端軸部
7の偏平面部8が嵌合された状態で、その回転方向に所
定角度の回転不感応域13が設定されるよう形成されて
おり、この回転不感応域13のエンドに先端軸部7の偏
平面部8が接する当接部14が設けらけている。また、
キーレバー9と錠カバー4との間には、キーレバー9を
常に反時計方向に回転させ、施錠位置に位置するよう押
圧付勢するリセットスプリング15が介装されている。
【0013】図1、3はキーレバー9がリセットスプリ
ング15によって押圧付勢され、施錠時の位置にある状
態を示し、図4はキーレバー9がリセットスプリング1
5に抗して回転され、解錠されるときの状態を示してい
る。しかして、上記した実施形態において、先ず図1、
3に示す施錠状態から解錠するときの動作を説明する。
【0014】図示されていないキーを錠3のキー穴5に
差し込み、一般の錠装置と同様に時計方向に回転する
と、錠3は回転しはじめるが、錠3が回転してもキーレ
バー9は、嵌合穴12に設けられている回転不感応域1
3の存在によって、キーレバー取り付け部6の先端軸部
7の偏平面部8が、回転不感応域13のエンドに設けら
れている当接部14に接するまでは施錠位置に止まって
いる。
【0015】錠3を更に回転されると、その先端軸部7
の偏平面部8がキーレバー9の嵌合穴12の当接部14
に接し、この状態からキーレバー9は錠3の回転に伴わ
れ、リセットスプリング15に抗して時計方向に回転さ
れるため、図4に示すようにキーレバー9の引っ掛け部
11とフレーム2の引っ掛け穴部10との係合が外され
る。これによって解錠状態となり、扉1を図2、4の矢
印Y方向に動かすことによって開放することができる。
【0016】次に、解錠された状態から施錠する場合に
ついて説明する。扉1を開いたままの状態でキーを反時
計方向に回転させて引き抜く。この状態でキーレバー9
は、リセットスプリング15によって反時計方向に回転
され、図1、3に示す施錠状態位置に復帰されている。
扉1を図2、4に示した矢印Y方向と逆の方向に移動さ
せて閉成すると、先ずキーレバー9の引っ掛け部11の
先端斜面がフレーム2に当たり、これによってキーレバ
ー9はリセットスプリング15に抗して時計方向に回転
される。
【0017】このとき、図3に示すように先端軸部7の
偏平面部8と嵌合穴12との間に隙間Sが生ずるように
回転不感応域13が設定されているため、錠3に回転力
が伝達されることはない。扉1が更に閉じられ、フレー
ム2の引っ掛け穴部10にキーレバー9の引っ掛け部1
1が対応すると、キーレバー9はリセットスプリング1
5の押圧力により反時計方向に回転され、その引っ掛け
部11がフレーム2の引っ掛け穴部10に係合して施錠
状態となり、キーを用いないで施錠できる、いわゆる自
動施錠を実現することができる。なお、キーを用いて施
錠できることは勿論のことである。
【0018】このように、錠3のキーレバー取り付け部
6の先端軸部7とキーレバー9の嵌合穴12との間に回
転方向の回転不感応域13を設定して、キーレバー9を
キーレバー取り付け部6に取り付けることによって、キ
ーレバー9の回転角度を小さく設定しても、キーの回転
角度を充分に大きく取り、キー操作時の操作感が充分に
得られるようにすることができると共に、キーレバー9
を直接フレーム2に係合させるようにしても、キーを用
いずに施錠できる自動施錠を実現することができるた
め、ロックレバーを不要にすることができる。
【0019】また、回転不感応域13の設定を錠3のキ
ーレバー取り付け部6の先端軸部7に嵌合するキーレバ
ー9の嵌合穴12の形状を工夫するだけの極めて簡単な
構成により、容易に設定することができる。従って、キ
ー操作時の操作感を充分に確保しながら、キーレバー9
の回転角度を最小限にすると共に、ロックレバーを不要
として錠装置の充分な小型化を図ることができ、小さな
スペースでの取り付けを可能にすることができる。ま
た、錠装置の充分な小型化と部品数を減少によって、大
幅なコスト低減を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
錠装置のキーレバー取り付け機構によると、錠のキーレ
バー取り付け部とキーレバー間に回転不感応域を設定す
ることにより、キー操作時の操作感を充分に確保しなが
ら、キーレバーの回転角を充分に小さくすることがで
き、しかもこの回転不感応域の設定によってキーレバー
を直接フレームに係合させるようにしても、自動施錠機
能を保持することができるため、ロックレバーを不要に
することができる。このため、簡単な構成により錠装置
の充分な小型化の達成と部品数の減少による大幅なコス
ト低減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる錠装置のキーレバー
取り付け機構の構成を示す横断面図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる錠装置のキーレバー
取り付け機構の構成を示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる錠装置のキーレバー
取り付け機構のキーレバーの施錠時の状態を示す横断面
図である。
【図4】本発明の実施形態にかかる錠装置のキーレバー
取り付け機構のキーレバーの解錠時の状態を示す横断面
図である。
【図5】本発明の実施形態にかかる錠装置のキーレバー
取り付け機構のキーレバーの嵌合穴形状の詳細図であ
る。
【図6】本発明の実施形態にかかる錠装置のキーレバー
取り付け機構のキーレバー取り付け部の先端軸部の詳細
図である。
【図7】従来の錠装置の施錠時の状態を示す横断面図で
ある。
【図8】従来の錠装置の解錠時の状態を示す横断面図で
ある。
【符号の説明】
1 扉 3 錠 6 キーレバー取り付け部 7 先端軸部 8 偏平面部 9 キーレバー 12 嵌合穴 13 回転不感
応域 14 当接部
フロントページの続き (72)発明者 加藤 清高 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 田村 宣政 群馬県高崎市乗附町2371−4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解錠時はキーによりキーレバーを回転し
    て解錠し、施錠時はキーを用いず扉を閉じることにより
    自動施錠できる錠装置において、 錠のキーレバー取り付け部に対し、上記キーレバーを上
    記キーの抜き差し位置の両側に回転方向の回転不感応域
    を設定して取り付けたことを特徴とする錠装置のキーレ
    バー取り付け機構。
  2. 【請求項2】 上記キーレバー取り付け部の先端軸部に
    平行な偏平面部を形成すると共に、上記キーレバーの上
    記偏平面部に嵌合される嵌合穴に上記回転不感応域を設
    定し、この回転不感応域のエンドに上記偏平面部が接す
    る当接部を設けたことを特徴とする請求項1記載の錠装
    置のキーレバー取り付け機構。
JP9054351A 1997-03-10 1997-03-10 錠装置のキーレバー取り付け機構 Pending JPH10252332A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9054351A JPH10252332A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 錠装置のキーレバー取り付け機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9054351A JPH10252332A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 錠装置のキーレバー取り付け機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10252332A true JPH10252332A (ja) 1998-09-22

Family

ID=12968220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9054351A Pending JPH10252332A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 錠装置のキーレバー取り付け機構

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JP (1) JPH10252332A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257534A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機の扉ロック装置
CN103021073A (zh) * 2011-09-22 2013-04-03 冲电气工业株式会社 锁定装置和收纳装置
CN114898500A (zh) * 2022-04-07 2022-08-12 湖南盛滔信息科技有限公司 一种自动售货机用的锁结构及控制方法

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