JP2722360B2 - 直押式車両用ロック装置 - Google Patents

直押式車両用ロック装置

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JP2722360B2
JP2722360B2 JP2568492A JP2568492A JP2722360B2 JP 2722360 B2 JP2722360 B2 JP 2722360B2 JP 2568492 A JP2568492 A JP 2568492A JP 2568492 A JP2568492 A JP 2568492A JP 2722360 B2 JP2722360 B2 JP 2722360B2
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亮 坂本
仁 辻
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直押式車両用ロック装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、車体側に固定したストライカと、扉
側に固定した前記ストライカと係合して回転するラッチ
および該ラッチに係合して逆転を防止するラチェットお
よび該ラチェットを前記ラッチより離脱させるオープン
レバーとを持つロック装置本体と、扉側に固定したアウ
タハンドルとからなり、該アウタハンドルを開扉操作す
るとその取付柄の回動端によりロッド等を介さずに前記
オープンレバーを直接押して開扉するようにした直押式
車両用ロック装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、扉
にアウタハンドルと車両用ロック装置を取付ると、1台
ごとに僅かずつ寸法が異なってくるから、アウタハンド
ルの取付柄と車両ロック装置のオープンレバーの間隙は
微調節しなくてはならない。したがって、従来から前記
間隙調節の方法については、種々工夫されていたが、本
発明は、一層容易な方法について工夫したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車体
側に固定したストライカ9と、扉側に固定した前記スト
ライカ9と係合して回転するラッチ5および該ラッチ5
に係合して逆転を防止するラチェット6および該ラチェ
ット6を前記ラッチ5より離脱させるオープンレバー2
1とを持つロック装置本体と、扉側に固定したアウタハ
ンドル59とからなり、該アウタハンドル59を開扉操
作するとその取付柄60の回動端62により前記オープ
ンレバー21を直接押して開扉するようにした車両用ロ
ック装置において、前記取付柄60の回動端62とオー
プンレバー21との当接部には、ドライバ操作により回
転させることが可能な偏心カム63と、回転させた前記
偏心カム63を固定する固定手段とを設けた直押式車両
用ロック装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は扉に取付けた合成樹脂ボディであり、合成樹脂ボデ
ィ1の表面側には金属板のカバープレート2を、合成樹
脂ボディ1の裏面側には金属板のバックプレート3を取
付け、数本のネジ4により扉に固定する。合成樹脂ボデ
ィ1の表面側には凹部を形成し、該凹部内にラッチ5を
軸7により軸止し、また、ラチェット6を軸8により軸
止する。
【0006】9は車体側のストライカ、10はラッチ5
の外周に形成したストライカ9の係合溝、11は同ハー
フ係合段部、12は同フル係合段部、13は合成樹脂ボ
ディ1とカバープレート2に形成したストライカ9の進
入溝である。合成樹脂ボディ1とバックプレート3との
間には、各レバー類を収容する空間14を形成する。前
記軸7、8の後端は合成樹脂ボディ1を貫通させ、バッ
クプレート3に形成したネジ筒15、16に螺合させ
る。前記軸7の空間14に臨む部分には、キーまたはシ
ルノブ操作でロック位置とアンロック位置の間回動変位
するロックレバー17を枢着し、ロックレバー17には
上端部に係合突起18を有する回動片19の下端部を軸
止する。
【0007】前記軸8の空間14に臨む部分には回転レ
バー20とオープンレバー21を枢着する。前記回転レ
バー20は、ラチェット6を回転させるもので、ラチェ
ット6に一端を固定したピン23の他端を回転レバー2
0に固定し、回転レバー20が回転するとラチェット6
が回転するようにする。前記オープンレバー21の先部
には、偏心カム63を取付ける。59は扉に固定したア
ウタハンドル、60はその取付柄であり、取付柄60は
軸61により軸止され、その回動端62によりオープン
レバー21を直接押して回動させるが、前記回動端62
とオープンレバー21とは、1個ごとに僅かずつずれる
ので、微調節をする必要があり、偏心カム63を取付け
る。偏心カム63はオープンレバー21と挟持板64と
の間に挟持され、オープンレバー21に形成した軸孔と
挟持板64に形成した軸孔66に偏心軸67が軸止され
る。挟持板64と偏心カム63の間にはコイルバネ68
が設けられ、偏心カム63をオープンレバー21に弾着
させる。軸孔65より長く突出た偏心軸67の頭の部分
にはプラス溝75を刻設し、プラスドライバ69を係合
させて偏心カム63を回転させる。オープンレバー21
側の偏心カム63には、偏心軸67を中心とする数個の
係合孔70が形成され、オープンレバー21に固定した
係合ピン71は係合孔70に選択係合する。72は偏心
カム63の外周を包囲するカラー、73は誘導ピン、7
4はネジである。
【0008】回転レバー20には、軸8から放射方向に
延びる長孔26が開口しており前記回動片19の係合突
起18を係合させる。前記ロックレバー17は、第2図
の位置に回動しているとアンロック位置であり、この状
態でアウタハンドル59を開扉操作して取付柄60の回
動端62で偏心カム63を下降させてオープンレバー2
1を回動させると、オープンレバー21の切欠部27に
臨んでいる係合突起18を介して回転レバー20を回動
させてピン23を介してラチェット6を回転させ、開扉
する。なお、図中、28はバックプレート3の一側に形
成した立上片、29は立上片28に軸止したインナレバ
ー、30はインナレバー29の第三突片、31はインナ
レバー29の第一突片、32はインナレバー29の第二
突片である。前記第一突片31は前記回転レバー20の
先端34に当接する。また、36はアクチュエータの収
容部、40はモータ、41、42、43、44は歯車、
50は収容部の蓋、51は回転軸、52は切替レバー、
53は一端、54は突起である。
【0009】
【作用】次に作用を述べる。 (一般的作用)閉扉すると、車体側のストライカ9と扉
側のロック装置のラッチ5は係合してラッチ5は回転
し、フルロック位置では、フル係合段部12にラチェッ
ト6が係合してフルロックする。シルノブ操作してロッ
クレバー17を回転させ、回動片19を下降させて係合
突起18を切欠部27より離脱させると、ロックであ
り、アウタハンドル59を開扉操作して取付柄60の回
動端62で偏心カム63を下降させてオープンレバー2
1を回動させても空振であり、開扉しない。シルノブ操
作してロックレバー17を回転させ、回動片19を上動
させて係合突起18を切欠部27に臨ませると、アンロ
ックであり、アウタハンドル59を開扉操作して取付柄
60の回動端62で偏心カム63を下降させてオープン
レバー21を回動させると、オープンレバー21の切欠
部27に臨んでいる係合突起18を介して回転レバー2
0を回動させてピン23を介してラチェット6を回転さ
せ、開扉する。
【0010】(本発明の独自の作用)アウタハンドル5
9の取付柄60の回動端62とオープンレバー21の間
隙は1台ごとに微妙に相違するので微調節する必要があ
る。その調節は、 ネジ74を緩めて、挟持板64をスライドさせ、オ
ープンレバー21との間隔を広くする。 偏心カム63のオープンレバー21の軸孔65より
長く突出た偏心軸67の頭の部分に形成したプラス溝7
5にプラスドライバ69を当接させて強く押込み、コイ
ルバネ68の弾力に抗して偏心カム63を挟持板64側
に後退させ、偏心カム63の係合孔70と係合ピン71
の係合を解除する。 プラスドライバ69により偏心カム63を回転させ
て、偏心カム63と取付柄60の回動端62との間隙を
微調節する。 ネジ74を締めて、挟持板64を元にし、偏心カム
63の係合孔70と係合ピン71と係合させる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、車体側に固定したストライカ
9と、扉側に固定した前記ストライカ9と係合して回転
するラッチ5および該ラッチ5に係合して逆転を防止す
るラチェット6および該ラチェット6を前記ラッチ5よ
り離脱させるオープンレバー21とを持つロック装置本
体と、扉側に固定したアウタハンドル59とからなり、
該アウタハンドル59を開扉操作するとその取付柄60
の回動端62により前記オープンレバー21を直接押し
て開扉するようにした車両用ロック装置において、前記
取付柄60の回動端62とオープンレバー21との当接
部には、ドライバ操作により回転させることが可能な偏
心カム63と、回転させた前記偏心カム63を固定する
固定手段とを設けた直押式車両用ロック装置としたか
ら、扉にアウタハンドル59およびロック装置を組付
後、偏心カム63の偏心軸67のプラス溝75にプラス
ドライバ69を当接させて回転させるだけで微調節がで
き、調節後は自動的に偏心カム63の係合孔70が係合
ピン71に係合して固定されるから、取扱い容易である
ばかりでなく、寸法調整も容易である効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 取付状態図。
【図2】 全体正面図。
【図3】 全体背面図。
【図4】 全体側面図。
【図5】 要部分解図。
【図6】 要部断面図。
【図7】 調節状態図。
【符号の説明】
1…合成樹脂ボディ、2…カバープレート、3…バック
プレート、4…固定用のネジ、5…ラッチ、6…ラチェ
ット、7…ラッチの軸、8…ラチェットの軸、9…スト
ライカ、10…ストライカの係合溝、11…ハーフ係合
段部、12…フル係合段部、13…ストライカの進入
溝、14…合成樹脂ボディとバックプレートの間の空
間、15…ネジ筒、16…ネジ筒、17…ロックレバ
ー、18…係合突起、19…回動片、20…回転レバ
ー、21…オープンレバー、23…回転レバーとラチェ
ットを結合するピン、26…長孔、27…係合部、28
…立上片、29…インナレバー、30…第三突片、31
…第一突片、32…第二突片、34…回転レバーの先
端、36…アクチュエータの収容部、40…モータ、4
1、42、43、44…それぞれ歯車、50…収容部の
蓋、51…回転軸、52…切替レバー、53…切替レバ
ーの一端、54…ロックレバーの突起、59…アウタハ
ンドル、60…取付柄、61…軸、62…回動端、63
…偏心カム、64…挟持板、65…軸孔、66…軸孔、
67…偏心軸、68…コイルバネ、69…プラスドライ
バ、70…係合孔、71…係合ピン、72…カラー、7
3…誘導ピン、74…ネジ、75…プラス溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定したストライカ9と、扉側
    に固定した前記ストライカ9と係合して回転するラッチ
    5および該ラッチ5に係合して逆転を防止するラチェッ
    ト6および該ラチェット6を前記ラッチ5より離脱させ
    るオープンレバー21とを持つロック装置本体と、扉側
    に固定したアウタハンドル59とからなり、該アウタハ
    ンドル59を開扉操作するとその取付柄60の回動端6
    2により前記オープンレバー21を直接押して開扉する
    ようにした車両用ロック装置において、前記取付柄60
    の回動端62とオープンレバー21との当接部には、ド
    ライバ操作により回転させることが可能な偏心カム63
    と、回転させた前記偏心カム63を固定する固定手段と
    を設けた直押式車両用ロック装置。
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