JPH10252160A - 外周基礎の防風防水構造 - Google Patents

外周基礎の防風防水構造

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JPH10252160A
JPH10252160A JP6039997A JP6039997A JPH10252160A JP H10252160 A JPH10252160 A JP H10252160A JP 6039997 A JP6039997 A JP 6039997A JP 6039997 A JP6039997 A JP 6039997A JP H10252160 A JPH10252160 A JP H10252160A
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Tadao Azuma
忠雄 東
Junji Iguchi
潤二 井口
Makoto Haneda
誠 羽田
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Sekisui House Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外周基礎と壁軸組との隙間を通して室内側に浸
入しようとする風や湿気を確実に防止する。 【解決手段】外周基礎Fの上面に載置された水平片2
1、壁軸組10の室内側側面下端縁部に添着された垂直
上片22および外周基礎Fの室内側側面上端縁部に添着
された垂直下片23からなるスペーサ本体2と、スペー
サ本体2の垂直上片22に間隔をおいてそれぞれ固定さ
れたクリップ3および押圧片4とから構成され、押圧片
4が外周基礎Fと壁軸組10との間に挿入され、また、
クリップ3が壁軸組10のリップ部10aに係合され、
さらに、スペーサ本体2が内壁枠下地材131を介して
外周基礎Fと壁軸組10との間を密封する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外周基礎の防風
防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、家屋を建築する場合、外周基礎
などのコンクリート基礎に根太掛や土台を固定するとと
もに、束に大引を固定し、次いで、これらの根太掛や土
台あるいは大引などの間に、間隔をおいて配設された複
数本の根太およびその上面に固定された床パネルからな
る床パネルユニットを順次載置し、この床パネルユニッ
トの上面に床板もしくは畳を敷設するようにしている。
また、外周基礎には、ベースプレートを介して壁軸組を
立設固定し、この壁軸組の室外側に外壁を、また、その
室内側に内壁をそれぞれ取り付けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したコ
ンクリート基礎と壁軸組との間には、ベースプレートの
厚みだけ隙間が形成されていることから、外壁の下端縁
から入り込んだ風や湿気が前述したコンクリート基礎と
壁軸組との隙間を通り、外周基礎上に載置された床パネ
ルユニットとの間隙を経て室内側に浸入し、冷暖房効果
を損なったり、根太などの耐久性を低下させるという問
題があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、外周基礎と壁軸組との隙間を通して室内側
に浸入しようとする風や湿気を確実に防止することので
きる外周基礎の防風防水構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周基礎の上
面に載置される水平片、外周基礎に立設固定された壁軸
組の室内側側面下端縁部に添うように水平片の一端から
上方に向けて垂設された垂直上片および外周基礎の室内
側側面上端縁部に添うように水平片の他端から下方に向
けて垂設された垂直下片からなるスペーサ本体と、この
スペーサ本体の垂直上片に間隔をおいてそれぞれ固定さ
れた複数個のクリップおよび押圧片とから構成され、押
圧片が壁軸組と外周基礎との間に挿入されるとともに、
クリップが壁軸組のリップ部に係合され、さらに、スペ
ーサ本体が内壁枠下地材を介して外周基礎と壁軸組との
間を密封することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて説明する。
【0007】図1には、本発明の外周基礎の防風防水構
造が示されており、この防風防水構造は、外周基礎Fお
よび外周基礎F上に立設固定された壁軸組10とにわた
って防風防水スペーサ1を配設して構成されている。こ
の防風防水スペーサ1は、図2に示すように、外周基礎
Fの上面に載置される水平片21、この水平片21の一
端から上方に向けて垂設された垂直上片22および水平
片21の他端から下方に向けて垂設された垂直下片23
からなるスペーサ本体2と、このスペーサ本体2の垂直
上片22の上端部近傍および下端部近傍にそれぞれ間隔
をおいて固定された複数個のクリップ3および押圧片4
と、から構成され、後述するように、スペーサ本体2の
垂直上片22は、壁軸組10の室内側側面下端縁部に添
うように配設され、また、垂直下片23は、外周基礎F
の室内側側面上端縁部に添うように配設されるものであ
る。
【0008】そして、スペーサ本体2は、弾性部材、具
体的には、EPDMスポンジで形成され、前述したクリ
ップ3および押圧片4を固定するため、その垂直上片2
2の上端部近傍および下端部近傍には、2個の穴が複数
対間隔をおいて形成されている。また、スペーサ本体2
の垂直下片23の下端には、上方に向けて折り返し片2
4が形成されており、後述するように、根太掛11に載
置された床パネルユニット12の端縁部が押圧するよう
になっている。
【0009】一方、これらのクリップ3および押圧片4
は合成樹脂で形成され、それぞれ背面に2個の突起3
1,41(図1参照)が突出して形成されており、前述
したスペーサ本体2の垂直上片22に形成された穴に差
し込むことができるようになっている。そして、それら
のクリップ3および押圧片4は、スペーサ本体2の垂直
上片22の背面側からあてがわれたリテーナ5をそれら
の突起31,41に差し込むことにより固定されるもの
である。
【0010】なお、壁軸組10は、リップ溝形鋼からな
る上弦材、下弦材および左右の縦柱などを枠組して形成
された従来公知のものである。
【0011】また、外周基礎Fには、内壁枠下地材13
1が載置され、壁軸組10の室内側側面に取り付けられ
た内壁枠13を支持している。さらに、14は、内壁枠
13に貼着された石膏ボード、15は、床パネルユニッ
ト12上に敷設された畳である。
【0012】次に、防風防水スペーサ1を取り付ける場
合について説明すると、まず、外周基礎Fに壁軸組10
を図示しないベースプレートを介して立設固定する。一
方、スペーサ本体2の垂直上片22にそれぞれリテーナ
5を介してクリップ3および押圧片4を固定した後、ス
ペーサ本体2の水平片21を外周基礎Fの上面に載置
し、押圧片4を壁軸組10と外周基礎Fとの隙間に挿入
し、その弾性を利用してスペーサ本体2を保持する。次
いで、クリップ3を壁軸組10を構成する下弦材のリッ
プ部10a(図1参照)に係合させることにより、スペ
ーサ本体2を取り付ける。この際、図3に示すように、
スペーサ本体2は、その垂直上片22が壁軸組10の室
内側側面下端縁部に、また、その垂直下片23が外周基
礎Fの室内側側面上端縁部にそれぞれ添って配設される
ものである。
【0013】その後、外周基礎Fに固定された根太掛1
1や図示しない土台あるいは大引などとの間に床パネル
ユニット12を載置し、さらに、壁軸組10の室内側に
内壁枠下地材131を介して内壁枠13を取り付ければ
よい。この場合、スペーサ本体2の水平片21および垂
直上片22は、内壁枠下地材131によって外周基礎F
との間および壁軸組10との間で押圧され、外周基礎F
および壁軸組10との間をそれぞれ密封することにな
る。
【0014】この結果、図示しない外壁の下端縁から回
り込んだ風および湿気は、外周基礎Fの上面と壁軸組1
0の下端面との隙間を通って室内側に浸入しようとする
ものの、スペーサ本体2が外周基礎Fと内壁枠下地材1
31との間および壁軸組10と内壁枠下地材131との
間を密封していることから、それ以上風や湿気が室内側
に浸入することを確実に防止することができる。
【0015】また、スペーサ本体2の折り返し片24が
床パネルユニット12の端縁部によって押圧されること
により、垂直下片23は外周基礎Fの室内側側面上端縁
部に密着するよう付勢され、外周基礎Fとの間を密封す
るものである。したがって、床下空間に浸入した風や湿
気についても、スペーサ本体2の垂直下片23が、外周
基礎Fの室内側側面上端縁部と床パネルユニット12の
端縁部との間を密封するものである。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外周基礎
の上面に載置される水平片、外周基礎に立設固定された
壁軸組の室内側側面下端縁部に添うように水平片の一端
から上方に向けて垂設された垂直上片および外周基礎の
室内側側面上端縁部に添うように水平片の他端から下方
に向けて垂設された垂直下片からなるスペーサ本体と、
このスペーサ本体の垂直上片に間隔をおいてそれぞれ固
定された複数個のクリップおよび押圧片とから構成さ
れ、押圧片が壁軸組と外周基礎との間に挿入されるとと
もに、クリップが壁軸組のリップ部に係合され、さら
に、スペーサ本体が内壁枠下地材を介して外周基礎と壁
軸組との間を密封することにより、外周基礎と壁軸組と
の隙間を通して室内側に浸入しようとする風や湿気を確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外周基礎の防風防水構造を一部省略し
て示す断面図である。
【図2】図1の外周基礎の防風防水構造を構成する防風
防水スペーサを一部省略して示す斜視図である。
【図3】図2の防風防水スペーサを取り付ける場合の説
明図である。
【符号の説明】
1 防風防水スペーサ 2 スペーサ本体 21 水平片 22 垂直上片 23 垂直下片 24 折り返し片 3 クリップ 4 押圧片 5 リテーナ 10 壁軸組 10a リップ部 11 根太掛 12 床パネルユニット 13 内壁 131 内壁枠下地材 F 外周基礎
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽田 誠 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周基礎の上面に載置される水平片、外
    周基礎に立設固定された壁軸組の室内側側面下端縁部に
    添うように水平片の一端から上方に向けて垂設された垂
    直上片および外周基礎の室内側側面上端縁部に添うよう
    に水平片の他端から下方に向けて垂設された垂直下片か
    らなるスペーサ本体と、このスペーサ本体の垂直上片に
    間隔をおいてそれぞれ固定された複数個のクリップおよ
    び押圧片とから構成され、押圧片が壁軸組と外周基礎と
    の間に挿入されるとともに、クリップが壁軸組のリップ
    部に係合され、さらに、スペーサ本体が内壁枠下地材を
    介して外周基礎と壁軸組との間を密封することを特徴と
    する外周基礎の防風防水構造。
  2. 【請求項2】 前記スペーサ本体の垂直下片の下端に
    は、上方に向けて折り返し片が形成され、床パネルユニ
    ットの端縁部によって押圧されることを特徴とする請求
    項1記載の外周基礎の防風防水構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009197496A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Sekisui House Ltd 防水スペーサ、及び基礎上防水構造

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