JPH10252011A - タイヤローラ - Google Patents

タイヤローラ

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JPH10252011A
JPH10252011A JP9057971A JP5797197A JPH10252011A JP H10252011 A JPH10252011 A JP H10252011A JP 9057971 A JP9057971 A JP 9057971A JP 5797197 A JP5797197 A JP 5797197A JP H10252011 A JPH10252011 A JP H10252011A
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tire
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hydraulic motor
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propeller shaft
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Seiji Tamura
誠二 田村
Morio Oshina
守雄 大科
Takeshi Takayama
剛 高山
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C19/00Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving
    • E01C19/22Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving for consolidating or finishing laid-down unset materials
    • E01C19/23Rollers therefor; Such rollers usable also for compacting soil
    • E01C19/27Rollers therefor; Such rollers usable also for compacting soil with elastically-deformable rolling elements, e.g. pneumatic tyres

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転圧仕上げ路面にキックバックによる皺や凹
凸を生じさせないで発進や停止が行え、かつ、チェーン
の張り調整を要しないタイヤローラを提供する。 【解決手段】 原動機2と、原動機2で駆動される可変
容量形のHST用の油圧ポンプ3及びこの油圧ポンプ3
の圧油で駆動されるHST用の油圧モータ4を有し油圧
ポンプ3の圧油の吐出容量を変えることにより油圧モー
タ4の回転数を変化させることのできるHSTの変速手
段とを備え、油圧モータ4の回転を減速して駆動軸タイ
ヤ列7に伝達させるようにしたタイヤローラにおいて、
油圧モータ4にプロペラシャフト12を減速手段を介在
させることなく連結してプロペラシャフト12を高速、
低トルクで回転させるようにすることにより、プロペラ
シャフト12を細くして駆動軸タイヤ列7のタイヤ間の
狭い間隙に通せるようにするとともに、油圧モータ4の
回転をプロペラシャフト12の出力側で減速して、回転
トルクを増加した状態で駆動軸タイヤ列7に伝達できる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスファルト等の
舗装面を、車輪をなすゴムタイヤで転圧して舗装面の仕
上げを行うタイヤローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤローラは、ゴムタイヤを有し、ア
スファルトの舗装面をそのゴムタイヤで転圧する建設用
車両である。アスファルト舗装をする場合、まず、アス
ファルト舗装をする前の路床を、鉄輪を有する建設用車
両で転圧して荒仕上げを行い、しかる後、その路床上に
アスファルトの舗装面を形成するが、タイヤローラは、
こうした舗装面をゴムタイヤで転圧して舗装面の仕上げ
を行う。本発明は、こうしたタイヤローラについて、走
行装置に改善を加えようとするものである。そこで、本
発明の理解を容易にするため、従来の一般的なタイヤロ
ーラの基本的な技術内容を図9及び図10を用いて説明
する。図9は、従来の一般的なタイヤローラの全体像を
後部を破断して示す側面図、図10は、図9のタイヤロ
ーラの左側半分の背面図である。
【0003】図9及び図10において、1はゴムタイヤ
で自走する自走車体としてのタイヤローラ本体、2はこ
のタイヤローラ本体1の動力源となる原動機、3はこの
原動機2で駆動されるHST用の油圧ポンプ、4は油圧
ポンプ3の圧油で駆動される走行用モータとしてのHS
T用の油圧モータ、5はこの油圧モータ4の出力軸に連
結されその回転を減速して回転トルクを増加させる減速
手段としての減速機、6は入力側の小径のスプロケット
と出力側の大径のスプロケットとこれらに掛け回された
無端状のチェーンとからなり減速機5の回転を後記駆動
軸タイヤ列7の駆動軸に伝達するチェーン伝動機構、7
は油圧モータ4の回転がチェーン伝動機構6を通じて伝
達されて駆動される後輪をなす駆動軸タイヤ列、8は前
輪をなす遊動軸タイヤ列である。なお、HSTは、変速
機の一種であるハイドロ・スタティック・トランスミッ
ションの略称であり、静油圧変速機とも称する。
【0004】油圧ポンプ3は、圧油の吐出容量を変える
ことのできる可変容量形の両傾転の油圧ポンプであり、
プラス、マイナスの両領域に斜板を作動させて圧油を正
逆何れの方向にも吐出させることができる。油圧モータ
4は、可変容量形の油圧ポンプ3の圧油の吐出容量を変
えることにより、回転数を無段階に連続的に変化させる
ことができる。その場合、油圧ポンプ3が両傾転のもの
であるため、タイヤローラを無段変速しながら前進、後
退させることができる。この油圧モータ4は、従来のタ
イヤローラではその出力軸を駆動軸タイヤ列7と平行の
水平方向に向けて長手方向が左右方向を向くように配置
されている。HST(ハイドロ・スタティック・トラン
スミッション)は、これら可変容量形の油圧ポンプ3と
油圧モータ4との組合せで構成されている。減速機5
は、タイヤローラの車重が一般車両に比べて著しく重い
ことから、その重いタイヤローラを走行させることがで
きるように回転トルクを増加させ、タイヤローラの走行
に支障が生じないようにするために設けられている。チ
ェーン伝動機構6は、軸受6aを立設してそのスプロケ
ットの回転軸が支持されるようにするとともに、駆動軸
タイヤ列7における隣接するタイヤ間の狭い間隙内に配
置されるようにしている。
【0005】駆動軸タイヤ列7及び遊動軸タイヤ列8の
各タイヤは、何れも、ゴムタイヤで形成されて、タイヤ
ローラ本体1を走行することにより、アスファルトの舗
装面を転圧して仕上げることができるようになってい
る。また、駆動軸タイヤ列7及び遊動軸タイヤ列8は、
広幅タイヤなら3本、幅狭タイヤなら4、5本というよ
うに駆動軸及び遊動軸に多数のタイヤを取り付けて、タ
イヤ列をなすように構成されている。図10には、駆動
軸タイヤ列7の左側半分だけが示されており、右側半分
は図示されていないが、右側半分にも図10と同様の駆
動軸タイヤ列7が設けられている。したがって、この従
来例では、左右別々設けた駆動軸タイヤ列7の駆動軸に
それぞれ2個ずつタイヤが取り付けられており、合計4
本のタイヤ列をなすように設計されている。タイヤロー
ラ本体1には、以上述べた原動機2、油圧ポンプ3、油
圧モータ4、減速機5、さらには燃料タンク、作動油タ
ンク等が設置されているが、これらが設置されていない
残存空間、例えば遊動軸タイヤ列8の上方部位の空間等
を利用して、各所に水タンク(図示せず)が設置されて
いる。この水タンクは、こうした残存空間を仕切ること
により形成され、車重を重くして転圧時の接地圧を増加
する働きをする。そのため、水タンクは、例えばタイヤ
ローラーの全装備重量が15トンのときに4〜5トンに
するというようにタイヤローラ本体1の容積のかなりの
部分を占めている。
【0006】従来のタイヤローラは、このような構造を
採用しているので、原動機2を駆動して油圧ポンプ3を
駆動すると、その油圧の吐出容量が操作レバーの操作量
に応じて調節され、油圧モータ4が油圧ポンプ3の吐出
容量に応じて所望の回転数で回転駆動される。そうする
と、この油圧モータ4の回転は、減速機5により回転ト
ルクを増加させた状態でチェーン伝動機構6を通じて駆
動軸タイヤ列7の駆動軸に伝達され、タイヤローラを所
望の速度で支障なく走行させることができる。また、遊
動軸タイヤ列8をハンドルで操作することにより、タイ
ヤローラの走行方向をコントロールすることができる。
タイヤローラは、こうして、往来のために路上を走行し
たり、舗装面を走行して転圧したりすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来のタイヤローラにあっては、油圧モータ4の回転を駆
動軸タイヤ列7に伝達する場合、減速機5で減速した高
トルクの回転を伝動手段で伝達しなければならず、しか
も、タイヤ列で車輪を構成するという特質上、その伝動
手段を、駆動軸タイヤ列7における隣接するタイヤ間の
狭い間隙内に配置する必要があるため、伝動手段とし
て、通常チェーン伝動機構6が用いられていた。しかし
ながら、こうしたチェーン伝動機構6は、そのチェーン
に弛みが生じることが不可避であるため、その弛みによ
りタイヤローラの発進時や停止時に駆動軸タイヤ列7に
キックバックが発生して転圧仕上げ路面に皺や凹凸が生
じた。そのため、そのキックバックで生じた皺や凹凸を
人手により手直するのに多大の手間を要したり、転圧仕
上げ路面の仕上がり精度が不完全であったりするという
問題があった。こうした問題は、特に、坂道での転圧仕
上げ工事を実施する場合や長期に稼動したタイヤローラ
を用いて転圧仕上げをする場合に助長された。また、従
来のタイヤローラは、転圧車両であるという特質上、一
般車両に比べて車重を著しく重くしているため、一定期
間使用するとチェーンに伸びが生じ、チェーンの張り調
整をすることを要した。このチェーンの張り調整は、重
く大きなチェーンを切り詰めたり、あるいは、こうした
チェーンが掛け回されたスプロケットを持ち上げてその
取付位置を移動させることによりチェーンに張力を付与
する作業であり、きわめて難作業であった。
【0008】本発明は、従来のタイヤローラにみられる
こうした問題を解消しようとするものであって、その技
術課題は、転圧仕上げ路面にキックバックによる皺や凹
凸を生じさせないように発進や停止をさせることがで
き、かつ、チェーンの張り調整を要しないタイヤローラ
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のこうした技術課
題は、原動機と、この原動機により駆動される可変容量
形油圧ポンプ及び可変容量形油圧ポンプの圧油で駆動さ
れる油圧モータを有し可変容量形油圧ポンプの圧油の吐
出容量を変えることにより油圧モータの回転数を変化さ
せることのできる変速手段と、油圧モータの回転を減速
してその回転トルクを増加させる減速手段とを備え、こ
の減速手段の回転を駆動軸タイヤ列の駆動軸に伝達させ
るようにしたタイヤローラにおいて、「変速手段の油圧
モータの出力側にプロペラシャフトの入力側を連結して
プロペラシャフトを駆動軸タイヤ列における隣接するタ
イヤ間の間隙に通すとともに、プロペラシャフトの出力
側に減速手段を設け、プロペラシャフトにより伝達され
る油圧モータの回転を減速手段で減速して駆動軸タイヤ
列の駆動軸に伝達するようにした」ことにより達成され
る。
【0010】本発明のタイヤローラは、以上のような技
術手段を採用しているので、原動機を駆動して、変速手
段の油圧ポンプを通じて変速手段の油圧モータを回転駆
動すると、その油圧モータの回転は、プロペラシャフト
に伝達されてプロペラシャフトを高速、低トルクで回転
させ、しかる後、プロペラシャフトの出力側の減速手段
で減速されて、回転トルクを増加した状態で駆動軸タイ
ヤ列の駆動軸に伝達され、車重の重いタイヤローラを支
障なく走行させることができる。その場合、油圧モータ
の回転を駆動軸タイヤ列に伝達する伝動手段として、従
来用いられていたチェーン伝動機構は用いないでプロペ
ラシャフトを用いるようにしたので、タイヤローラの発
進や停止時に転圧仕上げ路面にキックバックによる皺や
凹凸を生じさせるようなことはなく、チェーンの張り調
整も要しない。また、プロペラシャフトを、従来用いら
れていたチェーン伝動機構とは異なり、高速、低トルク
で回転させるようにしているので、プロペラシャフト
は、細く小型化することができて、駆動軸タイヤ列にお
ける隣接するタイヤ間の狭い間隙に無理なく配置するこ
とが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明が実際上どのように
具体化されるのかを示す具体化例を図1乃至図8に基づ
いて説明することにより、本発明の実施の形態を明らか
にする。図1は、本発明の具体化例のタイヤローラの全
体像を後部を破断して示す側面図、図2は、図1のタイ
ヤローラの左側半分の背面図、図3は、本発明の具体化
例のタイヤローラの要部を破断して示す背面図、図4
は、図3の矢印A方向からみた矢視図、図5は、図3の
B部を拡大して示したプロペラシャフトの部分拡大図、
図6は、本発明の実施の際に使用可能なプロペラシャフ
トの他の例を示す側面図、図7は、本発明の具体化例の
タイヤローラのアクスル部分を拡大して示す平面図、図
8は、本発明の具体化例のタイヤローラのアクスル部分
を拡大して示す横断面図である。図1乃至図8におい
て、すでに述べた図9及び図10と同一の符号を付けて
部分は、これら両図と同等の部分を表すので詳述しな
い。
【0012】本発明の各具体化例のタイヤローラは、図
9及び図10に示した従来のタイヤローラと同様、タイ
ヤローラー本体1と、原動機2と、この原動機2により
駆動される可変容量形のHST用の油圧ポンプ3及びこ
の油圧ポンプ3の圧油で駆動されるHST用の油圧モー
タ4を有し可変容量形の油圧ポンプ3の圧油の吐出容量
を変えることにより油圧モータ4の回転数を変化させる
ことのできる変速手段としてのHSTと、油圧モータ4
の回転を減速してその回転トルクを増加させる減速手段
と、駆動軸タイヤ列7と、遊動軸タイヤ列8とを備え、
その減速手段の回転を駆動軸タイヤ列7の駆動軸に伝達
させるようにしていて、基本的な構造については、従来
のものと変わらない。また、駆動軸タイヤ列7は、図3
によく表されているように、左右別々設けたその駆動軸
にそれぞれ2個ずつタイヤを取り付けて4本のタイヤ列
をなすように設計されており、この点においても従来の
タイヤローラと変わらない。
【0013】そこで、図1乃至図8を用いて、以下に、
本発明の具体化例のタイヤローラの特徴的な技術内容に
ついて説明する。これらの図において、11は油圧モー
タ4を取り付けるための油圧モータ用のブラケット、1
2は油圧モータ4の回転を駆動軸タイヤ列7の駆動軸へ
等速を保った状態で伝達するための等速ジョイントとし
てのプロペラシャフト、13は油圧モータ用のブラケッ
ト11の内部空間に配置されてプロペラシャフト12の
入力側の軸継手部を構成するダイヤフラムカップリン
グ、14はプロペラシャフトの中間部を構成するスプラ
イン軸、15はプロペラシャフト12の出力側の軸継手
部を構成するダイヤフラムカップリング、16は駆動軸
タイヤ列7の駆動軸を内蔵するアクスル、17はタイヤ
ローラ本体1の後部に設けたアクスル取付用のブラケッ
トである。本具体化例では、油圧モータ4は、従来のタ
イヤローラとは異なり、その出力軸が垂直方向に下方を
向くように配置されており、これに伴って、プロペラシ
ャフト12も垂直方向に下方を向くように配置される。
プロペラシャフト12のダイヤフラムカップリング13
は、油圧モータ4の出力軸とスプライン結合され、ダイ
ヤフラムカップリング15は、駆動軸タイヤ列7の駆動
軸に回転動力を伝達するためのアクスル16の入力部に
連結される。
【0014】次に、図5を用い、こうしたダイヤフラム
カップリング13,15の詳細を、ダイヤフラムカップ
リング15を例にして説明する。図に示すように、ダイ
ヤフラムカップリング15は、大別すると、上側連結部
21aと、これに付設した上側取付部材21と、下側連
結部22aと、これに付設した下側取付部材22と、上
側取付部材21及び下側取付部材22の間に配置された
ダイヤフラム23とで構成される。上側連結部21a
は、略円筒状をしていて、その内周部に、スプライン軸
14の下端外周に設けたスプラインと噛み合うことがで
きるスプラインが形成されいる。スプライン軸14は、
この上側連結部21aにスプライン結合するように挿通
されて連結されるため、上側連結部21aから出没して
その突出長さを調節することができる。一方、下側連結
部22aは、アクスル16の入力部に連結する。
【0015】図5には明示していないが、上側取付部材
21及び下側取付部材22は、何れも、略長方形状なし
て、その短辺の幅が連結部21aの円筒部の外径とほぼ
同じかそれよりも若干幅広になるように形成され、十字
状に交差するように配置される。ダイヤフラム23は、
可撓性を有する薄い金属板で略正方形状に形成され、そ
の正方形の対角線は、上側取付部材21や下側取付部材
22の長辺の長さとほぼ同じ寸法になるようにしてい
る。ダイヤフラム23を上側取付部材21と下側取付部
材22との間に配置する場合、十字状に交差する上側取
付部材21及び下側取付部材22がそれぞれ正方形状の
ダイヤフラム23の交差する対角線上に位置するように
配置する。そして、その一方の対角線上の二つの角部に
おいて、上側取付部材21とダイヤフラム23とをボル
ト24及びナット25で締結し、他方の対角線上の二つ
の角部において、下側取付部材22とダイヤフラム23
とをボルト26及びナット27で締結する。図5には、
こうして締結された上側取付部材21とダイヤフラム2
3のボルト24とナット25による締結部及び下側取付
部材22とダイヤフラム23のボルト26とナット27
による締結部がそれぞれ下側取付部材22及び上側取付
部材21の背後から一部見えるように表されている。こ
のように、上側取付部材21及び下側取付部材22を、
ダイヤフラム23に対してその各対角線上で別々に取り
付けたことにより、これらの取付部材21,22を互い
に、ダイヤフラム23の可撓性の働きで任意の方向に傾
動させることができる。
【0016】以上、ダイヤフラムカップリング15につ
いて述べたが、ダイヤフラムカップリング13も、ダイ
ヤフラムカップリング15と同様、上側下側の連結部、
取付部材やダイヤフラムで構成されている。その場合、
上側連結部には、油圧モータ3の出力軸外周のスプライ
ンと噛み合うことのできるスプラインが形成され、下側
連結部には、スプライン軸14の上端外周のスプライン
と噛み合うことのできるスプラインが形成されている。
プロペラシャフト12は、その入力側及び出力側にそれ
ぞれ以上述べたような構造のダイヤフラムカップリング
13及びダイヤフラムカップリング15を備えているた
め、油圧モータ3の出力軸の軸心とアクスル16の入力
部の軸心との間にずれがある場合でも、これらの軸心を
平行にした状態において、両ダイヤフラムカップリング
13,15にスプライン軸14を傾けて連結することに
より、油圧モータ3の回転をアクスル16の入力部に等
速性を維持しながら支障なく伝達することができる。
【0017】このように、プロペラシャフトは、出力部
の回転を入力部にシャフトで伝達する手段であって、そ
のシャフトを出力部及び入力部と相対的に傾動可能に連
結するようにした回転力の伝達手段である。本発明を実
施する場合、こうしたプロペラシャフトであれば、ダイ
ヤフラムカップリング13,15を用いたものに限ら
ず、自在継手型(ユニバーサルジョイント型)のプロペ
ラシャフト等他のタイプのものを用いることができる。
そこで、プロペラシャフトの他の例として、自在継手型
のプロペラシャフトを図6に基づいて説明する。この自
在継手型のプロペラシャフト12aは、そのシャフト1
4aの両端部と油圧モータ4の出力軸及びアクスル16
の入力部とをそれぞれユニバーサルジョイント13a,
15aで連結して任意の方向に相対的に傾動できるよう
にしたものである。その場合、シャフト14aは、互い
に嵌合する二つの軸で構成され、これらの軸は、嵌合部
14bで出没自在にスプライン結合されている。したが
って、プロペラシャフトに、こうした自在継手型のプロ
ペラシャフト12aを用いても、油圧モータ3の出力軸
の軸心とアクスル16の入力部の軸心との間にずれがあ
る場合に、前記のダイヤフラム型のものを用いたときと
同様、油圧モータ3の回転をアクスル16の入力部に等
速性を維持しながら支障なく伝達することができる。プ
ロペラシャフトのうちダイヤフラム型のものは、回転部
分に給脂を必要としないという利点があり、自在継手型
のものは、出力部及び入力部とシャフトの間の各傾動角
度をダイヤフラム型のものより大きくすることができる
という利点がある。
【0018】アクスル16は、アクスル取付用のブラケ
ット17に締結ボルト18で固定することにより、タイ
ヤローラ本体1の後部に取り付けている。このアクスル
16は、ケーシング内に駆動軸タイヤ列7の駆動軸やそ
の軸受等を内蔵し、その駆動軸の左右両端部にタイヤ装
着用のリム19を取り付けたもので、これらの部品の集
合体として構成されている。本具体化例では、アクスル
16内に、こうした駆動軸や軸受のほか、油圧モータ4
の回転を減速してその回転トルクを増加させるための減
速手段を配置するようにしている。このように、本具体
化例では、減速手段をプロペラシャフト12の出力側に
配置することにより、プロペラシャフト12を高速、低
トルクで回転させ、プロペラシャフト12の後段におい
て減速手段で回転トルクを増加させるようにしたため、
減速手段をプロペラシャフト12の入力側に配置した場
合に比べてプロペラシャフト12を細く小型化すること
ができる。その結果、プロペラシャフト12を駆動軸タ
イヤ列7における隣接するタイヤ間の狭い間隙に無理な
く配置することができる。なお、このプロペラシャフト
12に対応する伝動手段である従来のタイヤローラのチ
ェーン伝動機構6は、高速、低トルクで駆動するのに適
していないため、すでに述べたように、減速手段として
の減速機5を入力側に設けている。従来のタイヤローラ
は、こうしたことに起因して、減速手段の配置が本具体
化例のものと相違している。
【0019】次に、本具体化例における減速手段につき
図7及び図8を用いて説明する。図において、31はプ
ロペラシャフト12の出力側すなわちダイヤフラムカッ
プリング15の連結部22aに取り付けられた傘歯車状
のピニオン、32は遊星歯車減速装置の入力側に付設さ
れピニオン31が噛み合う傘歯車、33はリング状をな
し内周に歯を有するリングギヤ、34はリングギヤ33
の中心部に軸支され外周に歯を有するサンギヤ、35は
このサンギヤ34の歯及びリングギヤ33の歯と互いに
噛み合ってサンギヤ34の外周を自転しながら公転し得
るように支持された外周に歯を有するプラネタリギヤ、
36はサンギヤ34と同心的に回転軸を介して回転可能
に設けられプラネタリギヤ35を自転しながら公転し得
るように支持するアーム、37は駆動軸タイヤ列7の駆
動軸をなすアクスルシャフト、38はアクスル16をタ
イヤローラ本体1に取り付けるための取付部材である。
本具体化例における遊星歯車減速装置は、これらリング
ギヤ33とサンギヤ34とプラネタリギヤ35とアーム
36とで構成され、サンギヤ34が駆動側をなし、アー
ム36が従動側をなしてアクスルシャフト37に同心的
に取り付けられているとともに、リングギヤ33は、回
転しないように固定されている。傘歯車32は、サンギ
ヤ34の回転軸に回転中心が一致するように固定され、
その回転をサンギヤ34に伝達し得るようにしている。
本具体化例では、駆動軸タイヤ列7の駆動軸を左右一対
設けているため、油圧モータ4やプロペラシャフト12
のほか、遊星歯車減速装置も左右一対設けて、左右の駆
動軸タイヤ列7の駆動軸をこれらにより分担して回転駆
動するようにしている。
【0020】本発明の具体化例のタイヤローラは、この
ような構造を備えているので、油圧モータ4を駆動する
と、上下方向の軸を回転中心とする油圧モータ4の回転
は、そのままプロペラシャフト12に伝達されてこれを
高速、低トルクで回転させ、このプロペラシャフト12
を通じてアクスル16の入力部としてのピニオン31に
伝達される。そうすると、油圧モータ4の回転は、ピニ
オン31と傘歯車32とからなる歯車伝動機構により、
サンギヤ34に減速して伝達されるとともに、回転の軸
心が上下方向から左右方向すなわち駆動軸タイヤ列7の
駆動軸の方向を向くように変えられる。こうしてサンギ
ヤ34を回転駆動すると、リングギヤ33が固定されて
いるので、プラネタリギヤ35は、サンギヤ34と逆方
向に自転しながら公転するとともに、その公転時の回転
をアーム36に伝達する。その結果、アーム36もサン
ギヤ34と同方向に回転して、アーム36に取り付けら
れているアクスルシャフト37を駆動する。かくて、油
圧モータ4の回転は、ピニオン31及び傘歯車32で構
成された歯車伝動機構による変向手段兼減速手段と遊星
歯車減速装置による減速手段とにより二重に減速され
て、回転トルクを増加させた状態で駆動軸タイヤ列7の
駆動軸に伝達され、車重の重いタイヤローラを支障なく
走行させることができる。
【0021】このように、本具体化例では、油圧モータ
4の回転を駆動軸タイヤ列7に伝達する伝動手段とし
て、従来用いられていたチェーン伝動機構6は用いない
でプロペラシャフト12を用いるようにしたので、タイ
ヤローラの発進や停止時に転圧仕上げ路面にキックバッ
クによる皺や凹凸を生じさせるようなことはなく、チェ
ーンの張り調整も要しない。その場合、プロペラシャフ
ト12を、従来用いられていたチェーン伝動機構6とは
異なり、高速、低トルクで回転させるようにしているの
で、プロペラシャフト12は、細く小型化することがで
きて、駆動軸タイヤ列7における隣接するタイヤ間の狭
い間隙に無理なく配置することが可能になる。また、チ
ェーン伝動機構6を用いずプロペラシャフト12を用い
るようにしたことに伴い、市街地で問題になるチェーン
とスプロケット間の噛み合い音による騒音をなくせると
ともに、毎日行われるチェーンへの給脂も必要なくな
り、さらには、動力伝達効率の良くないチェーン伝動機
構6を用いた場合に比べて原動機2の動力を駆動軸タイ
ヤ列7に効率的に伝達できるようになり、原動機2の燃
料消費を節減することができる。
【0022】本具体化例では、油圧モータ4の回転を減
速手段で減速して駆動軸タイヤ列7の駆動軸に伝達する
場合に、駆動軸タイヤ列7の駆動軸を配設したアクスル
16を設けて、このアクスル16に減速手段をまとめて
配設するようにしたことにより、駆動軸タイヤ列7周辺
の機器を集めてコンパクトに配置することができ、タイ
ヤローラの限られた空間を有効に活用できるとともに保
守点検の便もよい。また、減速手段を、駆動軸タイヤ列
7の駆動軸と同心的に配置した遊星歯車減速装置と、こ
の遊星歯車減速装置の入力側に付設した傘歯車32とプ
ロペラシャフト12の出力側に設けられその傘歯車32
と噛み合うピニオン31とからなる歯車伝動機構とで構
成し、この歯車伝動機構により、プロペラシャフト12
から駆動軸タイヤ列7の駆動軸に伝達される回転の軸心
を、その駆動軸の軸心方向を向くよう変向するようにし
たため、減速手段や変向手段を駆動軸タイヤ列7の駆動
軸の周囲の狭い空間に納まりよく配置することができ
る。
【0023】本具体化例では、油圧モータ4の出力軸が
下方を向くように配置し、これに伴って、プロペラシャ
フト12も下方を向くように配置するとともに、減速手
段をプロペラシャフト12の出力側に配置するようにし
たため、従来、長手方向が左右方向を向くように配置さ
れていた油圧モータ4を長手方向が上下方向を向くよう
に配置できて、タイヤローラ本体1における油圧モータ
4の周辺の有効スペースを拡大することができるととも
に、従来、油圧モータ4の周辺に設けていた減速機5や
軸受6aをその周辺には設けなくても済むようになる。
その結果、タイヤローラ本体1における油圧モータ4の
周辺にまとまった空間を確保できデッドスペースを少な
くすることができて、水タンクの容量を全体として増加
することができる。本具体化例では、油圧モータ4の出
力軸やプロペラシャフト12を上下方向を向くように配
置して、油圧モータ4の回転を上方から駆動軸タイヤ列
7の駆動軸に伝達するようにしているが、これらを前後
方向を向くように配置しプロペラシャフト12を後方に
突き出して、油圧モータ4の回転を前方から駆動軸タイ
ヤ列7の駆動軸に伝達するようにしてもよい。本具体化
例では、油圧モータ4やプロペラシャフト12や減速手
段を左右一対設けて、左右の駆動軸タイヤ列7をこれら
の機器や手段により分担して回転駆動するようにしてい
るが、設計条件さえ整えば、これらの駆動軸タイヤ列7
を一つの油圧モータ4やプロペラシャフト12等で回転
駆動するようにすることもできる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、原動機と、この原動機により駆動される可変容量形
油圧ポンプ及び可変容量形油圧ポンプの圧油で駆動され
る油圧モータを有し可変容量形油圧ポンプの圧油の吐出
容量を変えることにより油圧モータの回転数を変化させ
ることのできる変速手段と、油圧モータの回転を減速し
てその回転トルクを増加させる減速手段とを備え、この
減速手段の回転を駆動軸タイヤ列の駆動軸に伝達させる
ようにしたタイヤローラにおいて、「変速手段の油圧モ
ータの出力側にプロペラシャフトの入力側を連結してプ
ロペラシャフトを駆動軸タイヤ列における隣接するタイ
ヤ間の間隙に通すとともに、プロペラシャフトの出力側
に減速手段を設け、プロペラシャフトにより伝達される
油圧モータの回転を減速手段で減速して駆動軸タイヤ列
の駆動軸に伝達するようにしたようにした」ので、本発
明によれば、転圧仕上げ路面にキックバックによる皺や
凹凸を生じさせないように発進や停止をさせることがで
き、かつ、チェーンの張り調整を要しないタイヤローラ
が得られる。プロペラシャフトは、従来用いられていた
チェーン伝動機構とは異なり、高速、低トルクで回転さ
せるようにしているので、細く小型化することができ
て、駆動軸タイヤ列における隣接するタイヤ間の狭い間
隙に無理なく配置することができる。また、油圧モータ
の回転を駆動軸タイヤ列の駆動軸に伝達する手段にチェ
ーン伝動機構を用いずプロペラシャフトを用いるように
したことに伴い、市街地で問題になるチェーンとスプロ
ケット間の噛み合い音による騒音をなくせるとともに、
毎日行われるチェーンへの給脂も必要なくなり、さらに
は、動力伝達効率の良くないチェーン伝動機構を用いた
場合に比べて原動機の動力を駆動軸タイヤ列に効率的に
伝達できるようになり、原動機の燃料消費を節減するこ
とができる。本発明を具体化する場合、特に特許請求の
範囲の請求項2に記載の技術手段を採用すれば、こうし
た基本的な効果を奏することに加え、駆動軸タイヤ列周
辺の機器を集めてコンパクトに配置することができ、タ
イヤローラの限られた空間を有効に活用できるとともに
保守点検の便もよいという効果を併せ奏することができ
る。本発明を具体化する場合、特に特許請求の範囲の請
求項3に記載の技術手段を採用すれば、減速手段や変向
手段を駆動軸タイヤ列の駆動軸の周囲の狭い空間に納ま
りよく配置できるという効果を併せ奏することができ
る。本発明を具体化する場合、特に特許請求の範囲の請
求項4に記載の技術手段を採用すれば、タイヤローラ本
体における油圧モータ周辺にまとまった空間を確保でき
デッドスペースを少なくすることができて、水タンクの
容量を全体として増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体化例のタイヤローラの全体像を後
部を破断して示す側面図である。
【図2】図1のタイヤローラの左側半分の背面図であ
る。
【図3】本発明の具体化例のタイヤローラの要部を破断
して示す背面図である。
【図4】図3の矢印A方向からみた矢視図である。
【図5】図3のB部を拡大して示したプロペラシャフト
の部分拡大図である。
【図6】本発明の実施の際に使用可能なプロペラシャフ
トの他の例を示す側面図である。
【図7】本発明の具体化例のタイヤローラのアクスル部
分を拡大して示す平面図である。
【図8】本発明の具体化例のタイヤローラのアクスル部
分を拡大して示す横断面図である。
【図9】従来の一般的なタイヤローラの全体像を後部を
破断して示す側面図である。
【図10】図9のタイヤローラの左側半分の背面図であ
る。
【符号の説明】
1 タイヤローラ本体 2 原動機 3 HST用の油圧ポンプ 4 HST用の油圧モータ 7 駆動軸タイヤ列 8 遊動軸タイヤ列 11 油圧モータ用のブラケット 12 プロペラシャフト 12a プロペラシャフト 13 ダイヤフラムカップリング 13a ユニバーサルジョイント 14 スプライン軸 14a シャフト 15 ダイヤフラムカップリング 15a ユニバーサルジョイント 16 アクスル 17 アクスル取付用のブラケット 19 タイヤ装着用のリム 21 上フランジ部材 22 下フランジ部材 23 ダイヤフラム 31 ピニオン 32 傘歯車 33 リングギヤ 34 サンギヤ 35 プラネタリギヤ 36 アーム 37 アクスルシャフト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機と、この原動機により駆動される
    可変容量形油圧ポンプ及び可変容量形油圧ポンプの圧油
    で駆動される油圧モータを有し可変容量形油圧ポンプの
    圧油の吐出容量を変えることにより油圧モータの回転数
    を変化させることのできる変速手段と、油圧モータの回
    転を減速してその回転トルクを増加させる減速手段とを
    備え、この減速手段の回転を駆動軸タイヤ列の駆動軸に
    伝達させるようにしたタイヤローラにおいて、変速手段
    の油圧モータの出力側にプロペラシャフトの入力側を連
    結してプロペラシャフトを駆動軸タイヤ列における隣接
    するタイヤ間の間隙に通すとともに、プロペラシャフト
    の出力側に減速手段を設け、プロペラシャフトにより伝
    達される油圧モータの回転を減速手段で減速して駆動軸
    タイヤ列の駆動軸に伝達するようにしたことを特徴とす
    るタイヤローラ。
  2. 【請求項2】 油圧モータの回転を減速手段で減速して
    駆動軸タイヤ列の駆動軸に伝達する場合に、駆動軸タイ
    ヤ列の駆動軸を配設したアクスルを設け、このアクスル
    に減速手段を配設するようにしたことを特徴とする請求
    項1のタイヤローラ。
  3. 【請求項3】 減速手段を、駆動軸タイヤ列の駆動軸と
    同心的に配置した遊星歯車減速装置と、この遊星歯車減
    速装置の入力側に付設した傘歯車とプロペラシャフトの
    出力側に設けられその傘歯車と噛み合うピニオンとから
    なる歯車伝動機構とで構成し、この歯車伝動機構によ
    り、プロペラシャフトから駆動軸タイヤ列の駆動軸に伝
    達される回転の軸心を、その駆動軸の軸心方向を向くよ
    う変向するようにしたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2のタイヤローラ。
  4. 【請求項4】 油圧モータをその出力軸が下方を向くよ
    うに配置し、これに伴って、プロペラシャフトを下方を
    向くように配置したことを特徴とする請求項1、請求項
    2又は請求項3のタイヤローラ。
  5. 【請求項5】 駆動軸タイヤ列の駆動軸を左右一対設け
    るとともに、油圧モータ、プロペラシャフト及び減速手
    段を各一対設けて、左右の駆動軸タイヤ列の駆動軸を、
    それぞれ、各一対の油圧モータ、プロペラシャフト及び
    減速手段により分担して回転駆動するようにしたことを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4
    のタイヤローラ。
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