JPH10251508A - 軟質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

軟質ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH10251508A
JPH10251508A JP9078894A JP7889497A JPH10251508A JP H10251508 A JPH10251508 A JP H10251508A JP 9078894 A JP9078894 A JP 9078894A JP 7889497 A JP7889497 A JP 7889497A JP H10251508 A JPH10251508 A JP H10251508A
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foam
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mass
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Jun Takagi
潤 高木
Takahiro Ishida
崇裕 石田
Masahiro Matsuoka
正弘 松岡
Kunikiyo Yoshio
邦清 吉尾
Hajime Akiyama
一 秋山
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全密度50Kg/m3 以下で反発弾性率が7
9%以上の、成形性良好な軟質ポリウレタンフォームを
製造する。 【解決手段】 ポリオールと有機ポリイソシアネートと
を、水を発泡剤に用いて、架橋剤、触媒および整泡剤の
存在下で反応させて軟質ポリウレタンフォームを製造す
る方法において、ポリオールとして、分子量分布(Mw
/Mn)が1.4以下、官能基数が3〜4、平均活性水
素当量が2300〜3000、末端オキシエチレン基含
量が5〜25質量%であるポリエーテルポリオールを用
い、さらにアスペクト比が50以上のガラスカットファ
イバーを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軟質ポリウレタンフ
ォームの製造方法に関する。さらに詳しくは反発弾性率
の高いHRシートクッションフォームを製造する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軟質ポリウレタンフォームの反発
弾性率を高める方法としては、フォーム密度を高くする
方法、ポリマー分散ポリオールからなるポリマー微粒子
の配合割合を低くする方法、ポリオールの活性水素当量
を大きくする方法等が知られている。しかし、フォーム
密度を高める方法はコストが高くなるので好ましくな
い。またポリマー微粒子の配合割合を低くする方法はシ
ートクッションフォームに必要とされる硬さが得られな
い。他方、ポリオールの活性水素当量を大きくする方法
は、汎用ポリオールでは活性水素当量が2000に至る
までは順当に反発弾性率が増加するが、2000を越え
てからは反発弾性率が増加しなくなる。このような問題
を改善することを目的として、総不飽和度を少なくした
高分子量ポリオールを用いることで反発弾性率の高いの
ポリウレタンフォームを得る方法(特開平3−1481
2号公報)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平3−148
12号公報の実施例では、密度50Kg/m3 以下、硬
さ(25%−ILD)20kgf以上、反発弾性率が7
9%以上となる実施例が開示されているが、用いられて
いるポリオールは官能基数が3〜4、活性水素等量が3
300〜5600であり、必要に応じてアクリロニトリ
ルのポリマー分散ポリオールを併用させている。このよ
うなポリオールは粘度が従来に比べて非常に高く、25
℃で3500mPa・s以上となる。ポリオール粘度が
高いと配合や移送が困難になり、また水やイソシアネー
トとの混合性が低下して、発泡倍率や成形性が低下する
という問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
問題点を解決する軟質ポリウレタンフォームの製造方法
について鋭意検討した結果、ポリマー微粒子の代わりに
特定のアスペクト比(長さと太さの比)のファイバーを
用いることで、ポリオールの活性水素当量が2300〜
3000の範囲であっても全密度50Kg/m3 以下、
硬さ(25%−ILD)20kgf以上、反発弾性が7
9%以上の軟質ポリウレタンフォームが得られ、また必
要量のファイバーを分散させたポリオールの粘度も高く
ならない事を見いだし本発明に到達した。
【0005】すなわち本発明は、ポリオール(A)と有
機ポリイソシアネート(B)とを、水を発泡剤に用いて
架橋剤(C)、触媒(D)、整泡剤(E)およびファイ
バー(F)の存在下で反応させて軟質ポリウレタンフォ
ームを製造する方法において、ポリオール(A)とし
て、分子量分布(Mw/Mn)が1.4以下、官能基数
が3〜4、平均活性水素当量が2300〜3000、末
端オキシエチレン基含量が5〜25質量%であるポリエ
ーテルポリオールを用い、ファイバー(F)としてアス
ペクト比が50以上のファイバーを用い、かつ得られる
ウレタンフォームが全密度50Kg/m3 以下、硬さ
(25%−ILD)が20kgf以上、反発弾性率が7
9%以上であることを特徴とする軟質ポリウレタンフォ
ームの製造方法である。
【0006】
【作用】反発弾性は外部応力によるウレタンフォームの
変形が回復した際に損失された運動エネルギーが少ない
ほど高くなる。運動エネルギーの損失はウレタン樹脂骨
格中のダッシュポットや独立気泡セルによる空気抵抗が
原因であり、いずれも摩擦熱となる。従来のポリマー分
散ポリオールに含まれるポリマー微粒子は平均粒径が
0.1〜10ミクロン、球状形状、組成はアクリロニト
リルまたはアクリロニトリル/スチレン重合体が一般で
ある。これら球状微粒子はウレタン樹脂骨格中では分散
して存在するため、ウレタン樹脂中ではダッシュポット
として作用し、運動エネルギーの損失を招く。よってポ
リマー微粒子の存在割合が少ない程、反発弾性は向上す
るが、当然ながら所望の硬さは得られない。そこでポリ
マー微粒子よリも少量で大きな硬さの得られる添加剤が
所望される。この球状のポリマー微粒子の代わりに本発
明では高アスペクト比のファイバーを使用することによ
り、球状のポリマー微粒子に比べて少ない配合割合で所
望の硬さが得られ、同じ硬さでの反発弾性は向上する。
これは応力変形に際して、球状よりも高アスペクト比の
ファイバー状の方が長軸方向の曲げ応力が発生すること
で硬度発現に有利な為である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の方法におけるポリオール
(A)としては、例えば、アルコール類、アミン類、ア
ンモニア等の活性水素含有化合物のアルキレンオキシド
付加物が挙げられる。アルコール類としては、3価アル
コール類(グリセリン、トリメチロールプロパン等)、
4価アルコール類(ペンタエリスリトール、メチルグル
コシド等)等が挙げられる。アミン類としては、3官能
アミン類(モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン
等)、4官能アミン類(エチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン等)等が挙げられる。アルキレンオキシド
付加の方法としては、プロピレンオキシド(以下POと
略記)、1,2−、1,4−または2,3−ブチレンオ
キシドおよびこれらを2種以上併用して付加し(併用す
る場合はエチレンオキシドを用いてもよい)、次いで末
端にエチレンオキシド(以下EOと略記)を付加する。
これらのうち好ましいものはPO付加体の末端オキシエ
チレン基変性物である。
【0008】上記(A)のMw/Mn(ゲルパーミエー
ションにより重量平均分子量[Mw]と数平均分子量
[Mn]を測定し、その比から求めたもの)は通常1.
4以下、好ましくは1.3以下である。Mw/Mnが
1.4を越えると、目的とする反発弾性率が79%以上
のフォームが得られない。該Mw/Mnが1.4以下の
ポリエーテルポリオールは、たとえば水酸化セシウムを
触媒に用いることにより得られる(例えば米国特許第
3、393、243号明細書)。
【0009】上記(A)の平均活性水素当量は通常23
00〜3000であり、反発弾性率の点からは2600
〜3000が好ましく、粘度の点からは2300〜26
00が好ましい。平均活性水素当量が2300未満では
得られるポリウレタンフォームの反発弾性率が低下し、
3000を超えるとポリオール粘度が高くなり、取り扱
い作業性が悪くなって実用性に欠ける。該(A)の官能
基数(活性水素数)は通常3〜4であり、特に好ましく
は3である。活性水素数が3未満では圧縮残留歪率およ
び湿熱残留歪率が増加して反発弾性率が低下し、4を超
えると伸びが低下する。該(A)の末端オキシエチレン
基含量は通常5〜25質量%、好ましくは12〜16質
量%である。5質量%未満では得られたウレタンフォー
ムのセルが不安定となり、25質量%を越えるとフォー
ムの通気性が低下して反発弾性率が低下する。
【0010】有機ポリイソシアネート(B)としては、
ポリウレタンに通常使用される公知のもの、例えば炭素
数(NCO基中の炭素数を除く)6〜20の芳香族ポリ
イソシアネート[2,4−もしくは2,6−トリレンジ
イソシアネート(TDI)、粗製TDI、2,4’−も
しくは4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、粗製MDI、ポリアリールポリイソシアネ
ート(PAPI)等];炭素数2〜18の脂肪族イソシ
アネート(ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジ
イソシアネート等);炭素数4〜15の脂環式ポリイソ
シアネート(イソフォロンジイソシアネート、ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート等);これらのポリイ
ソシアネートの変性物(ウレタン基、カルボジイミド
基、アロファネート基、ウレア基、ウレトジオン基、ビ
ュウレット基、ウレトンイミン基、イソシアヌレート
基、オキサゾリドン基含有変性物等);特開昭61−7
6517号公報に記載の上記以外のポリイソシアネー
ト;およびこれらの2種以上の併用が挙げられる。
【0011】これら(B)として例示したもののうち好
ましいものは、TDI単独またはTDIと変性MDIお
よび/または粗製MDIとの混合物であってTDI含量
が70質量%以上のものであり、特に好ましいものはT
DIと粗製MDIとの混合物であってTDI含量が80
質量%以上のものである。
【0012】(A)と(B)とを反応させて発泡させる
際のイソシアネート指数[ポリオール成分の活性水素基
1当量に対する(B)のイソシアネート基の当量×10
0]は通常90〜110、好ましくは95〜105であ
る。イソシアネート指数が90未満ではフォームの通気
性が低下して反発弾性率が低下し、また発泡倍率が低下
する。一方イソシアネート指数が110を越えるとキュ
アー性が悪化する。
【0013】発泡剤として用いる水は、全密度50Kg
/m3 以下のフォームを得るために、ポリオール(A)
100質量部に対して、通常少なくとも3.0質量部、
好ましくは3.2〜3.8質量部、特に好ましくは3.
3〜3.5質量部を用いる。
【0014】架橋剤(C)としては、ポリウレタンに通
常使用できるものが用いられ、具体例としてはエチレン
グリコール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、グリセリン、トリメチロールプロパン、D−ソルビ
ット等および/またはこれらのアルキレンオキシド付加
物が挙げられる。架橋剤(C)の使用量は、ポリオール
(A)100質量部に対して通常0.1〜10質量部、
好ましくは0.5〜5質量部である。
【0015】触媒(D)としては、ポリウレタンに通常
使用される公知のもの、例えばカルボン酸の金属塩(酢
酸ナトリウム、オクチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、ナフテ
ン酸コバルト、スタナスオクトエート等);アルカリ金
属もしくはアルカリ土類金属のアルコキシドもしくはフ
ェノキシド(ナトリウムメトキシド、ナトリウムフェノ
キシド等);3級アミン類(トリエチルアミン、トリエ
チレンジアミン、N−メチルモルホリン、ジメチルアミ
ノメチルフェノール、ピリジン等);4級アンモニウム
塩(テトラエチルヒドロキシルアンモニウム等);イミ
ダゾール類(イミダゾール、2−エチル−4−メチルイ
ミダゾール等);並びに、スズ、アンチモン等の金属を
含有する有機金属化合物(テトラフェニルスズ、トリブ
チルアンチモンオキサイド等)等が挙げられる。これら
のうち好ましいものは3級アミン類である。触媒(D)
の使用量は、ポリオール(A)100質量部に対して通
常0.1〜7質量部、好ましくは0.5〜5質量部であ
る。
【0016】整泡剤(E)としては、ポリウレタンに通
常使用できるものが用いられ、具体例としては、日本ユ
ニカー(株)製の「L−3601」、「SZ−130
6」、「L−5309」および「L−5366」;トー
レシリコン(株)製の「SRX−274C」等のジメチ
ルシロキサン系整泡剤が挙げられる。整泡剤(E)の使
用量は、ポリオール(A)100質量部に対して通常
0.1〜5質量部、好ましくは0.5〜2質量部であ
る。
【0017】ファイバー(F)としては、R−RIM等
に通常使用でき、かつアスペクト比(長さと太さの比)
が50以上のグラス、カーボン、アラミド繊維等のファ
イバーが用いられ、具体例としては、富士ファイバーグ
ラス(株)製のガラスカットファイバー「FESS−0
15]が挙げられる。これらの中では、使用量に対する
硬度発現への寄与が大きいことから、ガラスカットファ
イバーが好ましい。ファイバー(F)の使用量は、ポリ
オール(A)100質量部に対して通常0.2〜15質
量部、好ましくは0.5〜10質量部である。ファイバ
ー(F)を含むポリオール(A)の粘度は必要量のファ
イバーを分散させた状態でも低粘度であり、配合や移送
の容易さや、水やイソシアネートとの混合性の点で好ま
しい、25℃で3000mPa・s(ブルックフィール
ド粘度計による)以下の粘度とすることが可能である。
【0018】(A)、(C)、水、(D)、(E)およ
び(F)の各成分を混合したものと、(B)とを通常の
方法により攪拌混合し、発泡させることにより、全密度
50Kg/m3 以下、硬さ(25%−ILD)が20k
gf以上、反発弾性率が79%以上であることを特徴と
する軟質ポリウレタンフォームが得られる。
【0019】本発明の方法を用いた軟質ポリウレタンフ
ォームの生産方式としては、従来公知の方式、例えばス
ラブ方式、ホットキュアー方式、コールドキュアー方式
等のいずれの方式でもよいが、コールドキュアー方式が
特に好ましい。
【0020】以下、実施例により本発明をさらに説明す
るが、本発明はこれにより限定されるものではない。な
お、実施例および比較例中の発泡処方欄の数値は質量部
を示す。
【0021】
【実施例】
実施例1〜3および比較例1〜3 表1に示した発泡処方に従って、ポリウレタンフォーム
を発泡し、一昼夜放置後ポリウレタンフォームを切断し
て、その物性を測定した。その結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】(使用原料の記号の説明) ・ポリエーテルポリオール(A) (A):グリセリンに水酸化セシウムを触媒としてPO
を付加し、ついでEOを付加し、その後触媒成分を常法
により除去したもの。末端オキシエチレン基含量16質
量%、活性水素当量=2350、Mw/Mn=1.3
5、粘度=1450mPa・s ・ポリマー分散ポリオール(Ap) (Ap):A中でアクリロニトリルを重合して得たも
の、重合体含有量20質量%、平均粒径0.3ミクロ
ン、粒形は球状。 ・有機ポリイソシアネート(B) (B):日本ポリウレタン工業(株)製「コロネートC
E−729」(TDI/粗製MDI=80/20、NC
O%=44.7) ・架橋剤(C) (C1):ジエタノールアミン (C2):ソルビトールのEO付加物(水酸基価=12
47) ・触媒(D) (D1):活剤ケミカル(株)製「ミニコL−102
0」(トリエチレンジアミンの33質量%ジプロピレン
グリコール溶液) (D2):東ソー(株)製「TOYOCAT ET」
(ビス−N,N−ジメチルアミノエチルエーテルの70
質量%ジプロピレングリコール溶液) ・整泡剤(E) (E):日本ユニカー(株)製「L−3601」 ・ガラスカットファイバー(H) (F):富士ファイバーグラス(株)製「FESS−0
15」(太さ=10ミクロン、長さ=500ミクロン、
アスペクト比=50)
【0024】 (発泡条件) 金型寸法 :300mm×300mm×100mm 材質 :アルミニウム製 ミキシング方法 :ハンドミキシング ミキシング時間 :10秒 攪拌羽回転数 :5000回転/分 原料温度 :25±1℃ 金型温度 :60±2℃ 脱型時間 :6分後
【0025】(表1における物性欄の記号の説明) ・フォーム物性の測定方法および単位を以下に示す。 全密度 :JIS K6401に準拠、単位はkg/m3 硬さ(25%−ILD):JIS K6401に準拠、単位はkgf 反発弾性率 :JIS K6401に準拠、単位は%
【0026】
【発明の効果】本発明の方法を用いることにより、全密
度50Kg/m3 以下、硬さ(25%−ILD)20k
gf以上、反発弾性率が79%以上である軟質ポリウレ
タンフォームを、原料ポリオールの粘度が25℃におい
て3000mPa・s以下にて製造することが可能とな
る。このためポリオールの配合や移送が容易であり、ま
た水やイソシアネートとの混合性にも支障が無く、成形
性が良い。上記効果を奏することから、本発明の方法を
用いて得られる軟質ポリウレタンフォームは、乗りごこ
ちの優れた自動車シートクッション用に特に有用であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C08G 18/48 101:00) (72)発明者 吉尾 邦清 京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋 化成工業株式会社内 (72)発明者 秋山 一 京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋 化成工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオール(A)と有機ポリイソシアネ
    ート(B)とを、水を発泡剤に用いて架橋剤(C)、触
    媒(D)、整泡剤(E)およびファイバー(F)の存在
    下で反応させて軟質ポリウレタンフォームを製造する方
    法において、ポリオール(A)として、分子量分布(M
    w/Mn)が1.4以下、官能基数が3〜4、平均活性
    水素当量が2300〜3000、末端オキシエチレン基
    含量が5〜25質量%であるポリエーテルポリオールを
    用い、ファイバー(F)としてアスペクト比が50以上
    のファイバーを用い、かつ得られるウレタンフォームが
    全密度50Kg/m3 以下、硬さ(25%−ILD)が
    20kgf以上、反発弾性率が79%以上であることを
    特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
  2. 【請求項2】 ファイバー(F)がガラスカットファイ
    バーである請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 ファイバー(F)を含むポリオールの粘
    度が25℃で3000mPa・s以下である請求項1ま
    たは2記載の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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