JP3509925B2 - 微細セル構造ポリウレタンエラストマー - Google Patents

微細セル構造ポリウレタンエラストマー

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、微細セルにより構成さ
れた、比較的低発泡のポリウレタンエラストマーに関す
る。本発明の微細セル構造ポリウレタンエラストマー
(以下、エラストマーということもある。)は、機械的
強度が大きく、且つ、大荷重を繰り返し受けた時の動的
特性、特に疲労破壊やヘタリ等における耐久性に優れる
ため、自動車などの補助スプリングの緩衝材等として利
用される。 【0002】 【従来の技術】微細セル構造を有するポリウレタンエラ
ストマーは、従来より防振材、衝撃吸収材等に用いられ
ている。そのようなエラストマーは、従来、例えば、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブ
チレングリコール、グリセリン及びトリメチロールプロ
パン等に、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド
及び1,4−ブチレンオキサイド等のアルキレンオキサ
イドを付加させたもの1種又は2種以上と、マロン酸、
マレイン酸、アジピン酸及びテレフタル酸等の有機酸類
の1種又は2種以上とを縮重合させて得られる、数平均
分子量が1000〜3000のポリエステルポリオール
(以下、ポリオールということもある。)と、2,4−
トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシ
アネート及びそれらの混合物、ジフェニルメタン−4,
4’−ジイソシアネート(MDI)、ナフタレン−1,
5−ジイソシアネート(NDI)、3,3’−ジメチル
−4,4’−ビフェニレンジイソシアネート(TOD
I)などのポリイソシアネートとを反応させて得られる
イソシアネート末端プレポリマー(以下、NCO末端プ
レポリマーという。)と、水、触媒及び整泡剤などから
なる発泡成分とを、混合攪拌して反応させることにより
得られている。 【0003】上記のようにして得られるエラストマーの
中で、特にポリイソシアネート成分としてNDIを使用
した場合は、機械的強度に優れ、また、高荷重を繰り返
し受けても破壊し難い、ヘタリ量も少ない等耐久性にも
優れるため、自動車の補助スプリング等の緩衝材などと
して有用である。しかし、NDIは医薬品、染料などを
合成するための中間原料であって、生産量が少なく、市
場も狭いため高価であり、また、ポリオールとNDIと
の反応により得られるNCO末端プレポリマーは、その
粘度が高く、発泡成分と混合、攪拌して発泡硬化させる
際の作業性に劣るという問題がある。一方、汎用のポリ
イソシアネート成分であるMDIは安価であり、また、
得られるNCO末端プレポリマーの粘度が低く、エラス
トマー製造時の作業性も良好であるが、機械的強度、耐
久性等の点で十分な性能を有するエラストマーを得るこ
とができない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の微
細セル構造ポリウレタンエラストマーの欠点を克服する
ものであり、ポリイソシアネート成分として安価なMD
Iを使用し、粘度の低いNCO末端プレポリマーを得、
且つ、NDIを使用した場合と同等の機械的強度、耐久
性等を有するエラストマーを提供することを目的とす
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】発明の微細セル構造ポ
リウレタンエラストマーは、イソシアネート末端プレポ
リマー、水酸基末端プレポリマー及び発泡成分を混合、
攪拌し、発泡硬化させて得られる微細セル構造ポリウレ
タンエラストマーにおいて、上記イソシアネート末端プ
レポリマーは、数平均分子量が1000〜3000のポ
リエステルポリオールと、ジフェニルメタン−4,4’
−ジイソシアネートとを、1:0.2〜0.6の重量比
で反応させて得られ、上記水酸基末端プレポリマーは、
上記ポリエステルポリオール1モルに対して、TODI
を0.05〜0.5モル反応させたものであり、上記水
酸基末端プレポリマーは、上記イソシアネート末端プレ
ポリマー生成のために使用されるポリエステルポリオー
ルを100重量部とした場合に0.1〜1.0重量部使
用され、また、上記発泡成分は主たる発泡剤として水を
含むものであることを特徴とする。また、発明の微細
セル構造ポリウレタンエラストマーは、上記NCO末端
プレポリマーの粘度が2500センチポイズ以下であ
り、上記エラストマーの耐久性試験における耐久回数が
50万回以上、ヘタリ量が10%以下とすることができ
。 【0006】上記「ポリエステルポリオール」として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4−ブチレングリコール、グリ
セリン及びトリメチロールプロパン等に、エチレンオキ
サイド、ジエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド
及び1,4−ブチレンオキサイド等のアルキレンオキサ
イドを付加させたもの1種又は2種以上と、マロン酸、
マレイン酸、アジピン酸及びテレフタル酸等の有機酸類
の1種又は2種以上とを縮重合させて得られる、数平均
分子量が1000〜3000のものを使用できる。 【0007】上記「MDI」は純MDIである。純MD
Iは官能基数が2であり、上記ポリオールとの反応で生
成するNCO末端プレポリマーが鎖構造となり、得られ
るエラストマーが優れた耐久性を持つものとなる。純M
DI以外の、例えば、粗MDI、カルボジイミド変性M
DIは平均官能基数が2〜3であり、NCO末端プレポ
リマーが網状構造となって得られるエラストマーは伸び
が小さく、特に大荷重が繰り返し加わった時の疲労破壊
等の耐久性に劣ったものとなる。 【0008】上記「NCO末端プレポリマー」は、上記
ポリエステルポリオールと上記MDIを1:0.2〜
0.6の重量比で反応させて得られる。MDIがポリオ
ール1に対して0.2未満では、NCO末端プレポリマ
ー中のフリーのMDI含有量が少なくなり、NCO末端
プレポリマー生成時の液の粘度が上昇して作業性が低下
する。また、0.6を越える場合は、NCO末端プレポ
リマー中のフリーのMDIの含有量が多くなり、発泡剤
との反応が速く、セル径及びその形状等が不均一とな
る。更に、エラストマーの機械的強度及び耐久性等が低
下する。 【0009】水酸基末端プレポリマー(以下、OH末端
プレポリマーという。)を形成するための上記「ポリイ
ソシアネート」としては、前記の2,4−トリレンジイ
ソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート及び
それらの混合物、MDI、NDI等を特に制限されるこ
となく使用できる。ポリイソシアネートとしては、TO
DIが特に好ましく、より優れた耐久性を有するエラス
トマーを得ることができる。また、ポリエステルポリオ
ールはNCO末端プレポリマーを形成する場合と同一の
ものであってもよいし、数平均分子量が1000〜30
00の他のポリエステルポリオールを使用してもよい。 【0010】OH末端プレポリマーは、ポリオール1モ
ルに対してポリイソシアネートを0.05〜0.5モル
混合攪拌し、反応させて得られる。ポリイソシアネート
が0.05モル未満では、エラストマーの耐熱性が低下
し、耐久性が劣るものとなり、0.5モルを越える場合
は、等量に近づくにつれOH末端プレポリマーの粘度が
上昇し、水との親和性が悪くなって層分離し易くなる。
また、NCO末端プレポリマーとの反応が不均一とな
り、得られるエラストマーの耐熱性が低下する。OH末
端プレポリマーは、NCO末端プレポリマー生成のため
に使用されるポリエステルポリオールを100重量部と
した場合に0.1〜1.0重量部使用される。この使用
量が0.1重量部未満では、全体に占めるTODI等の
ポリイソシアネートの含有率が小さいため、得られるエ
ラストマーの耐熱性が低下し、耐久性の劣ったものとな
る。また、1.0重量部を越える場合は、OH末端プレ
ポリマーが水に十分均一に混ざらなくなる。その結果、
NCO末端プレポリマーとの反応が不均一となり、生成
するエラストマーの耐久性が低下する。それとともにT
ODI等の含有率の上昇に伴いエラストマーが硬くなり
好ましくない。 【0011】上記「発泡成分」は、水を主発泡剤として
含むものであり、その他に触媒、整泡剤等を加えたもの
である。発泡成分中の水の量比は特に限定はされない
が、発泡剤であるとともに架橋剤としても作用する水の
量比が、発泡成分の全量1に対して0.5以上であれ
ば、得られるエラストマーが、機械的強度及び特に大荷
重を繰り返し受けた時の疲労破壊やヘタリにおける耐久
性に優れたものとなり好ましい。 【0012】本発明では、NCO末端プレポリマー、O
H末端プレポリマー及び発泡成分は、NCO末端プレポ
リマーのイソシアネート当量と、OH末端プレポリマー
及び発泡成分の合計水酸基当量とが、0.9〜1.2の
範囲となるように混合され、使用される。また、必要に
応じてその他の助剤を使用することもできる。そのよう
な助剤としては、エラストマー原料の粘度を低下させ、
攪拌混合を容易にするための各種の液状難燃剤、希釈剤
或いは酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤などのその他
の添加剤等が挙げられる。それらの使用量は得られるエ
ラストマーの性能を著しく損ねない限り特に限定はされ
ない。 【0013】 【作用】本発明では、安価であって、エラストマー製造
時の作業性に優れたMDIを使用しており、これまでの
技術では、得られるエラストマーは耐久性、特に大荷重
を繰り返し受けるような場合の性能が劣ったものである
ことが知られている。しかし、本発明では、NCO末端
プレポリマーにOH末端プレポリマー及び主たる発泡剤
として水を含む発泡成分を組み合わせることにより、耐
熱性がやや低いMDIの欠点を補うものであり、特に耐
熱性の高いTODI等のポリイソシアネートをOH末端
プレポリマーの成分として使用することにより、発熱を
伴う耐久性試験において、MDIを用いたにもかかわら
ず、ポリイソシアネートとしてNDIを使用したNCO
末端プレポリマーの場合と同等の優れた性能を有するエ
ラストマーを得ることができる。 【0014】 【実施例】以下、実施例、比較例によって本発明を詳し
く説明する。 (1) 使用原料 (a) ポリイソシアネート 純MDI:日本ポリウレタン社製、商品名「ミリオ
ネートMT」 NDI:三井東圧社製、商品名「コスモネートN
D」 (b) ポリオール ポリエチレンアジペートポリエステルポリオール:
大日本インキ社製、商品名「ODX−102」(数平均
分子量;2000、水酸基価;56) ポリ(エチレン/ブチレン)アジペートポリエステ
ルポリオール:大日本インキ社製、商品名「ODX−1
05」(数平均分子量;2000、水酸基価;56) ポリエチレンアジペートポリエステルポリオール:
大日本インキ社製、商品名「ODX−286」(数平均
分子量;1000、水酸基価;112) 【0015】(c) OH末端プレポリマー 上記ポリオール1モルに対してTODIを0.3
モル反応させて得られたプレポリマー 上記ポリオール1モルに対してTODIを0.3
モル反応させて得られたプレポリマー 上記ポリオール1モルに対してTODIを0.4
モル反応させて得られたプレポリマー 上記ポリオール1モルに対してTODIを0.4
モル反応させて得られたプレポリマー 尚、TODIはいずれも日本曹達社製、商品名「TOD
I」 【0016】(d) 発泡剤 水を主体とした混合物:住友バイエル社製、商品名「ア
ディティブSM」 (e) 触媒 トリエチレンジアミン(主成分):三共エアプロダクツ
社製、商品名「DABCO 33LV」 (f) 整泡剤 シリコーン系:東レ・ダウコーニング・シリコーン社
製、商品名「SF−2962」 【0017】(3) 各物性の測定方法 実施例及び比較例で得られた微細セル構造ポリウレタン
エラストマーについて以下の方法により性能試験を行っ
た。 (a) 密度:試片(寸法;120×100×3mm)の重
量を、その体積で除する。 (b) 引張強度及び破断時伸び:JIS K 6301に
準拠、3号試験片を使用 (c) 引裂強度:JIS K 6301に準拠、B型試験
片を使用、引張速度;500mm/分 (d) イソシアネート末端プレポリマーの粘度:粘度計;
B型(トキメック社製)、ローター回転数;30rp
m、ローターNo;No.3、測定温度;80℃ (e) 耐久性(耐久回数):試片に4.75kNの負荷を
2Hzの周期で繰り返し加え、破壊に至るまでの回数を
記録する。50万回負荷を加えても破壊しないことを目
標とする。 (f) ヘタリ量:上記耐久回数測定前の試片の高さから測
定後の試片の高さを減じた値を、測定前の試片の高さで
除して100倍(%)して表す。 【0018】(3) 実施例、比較例のエラストマー原料の
組成 実施例1〜4及び比較例1〜2のエラストマー原料の組
成をそれぞれ表1に示す。表1中の各成分の割合は全て
ポリオールを100重量部とした場合の重量部で表され
ている。 【0019】 【表1】 【0020】実施例1〜4及び比較例1〜2 表1のプレポリマーの項に示すポリオールとポリイソシ
アネートとを反応器中へ投入して、反応させNCO末端
のプレポリマーを得る。一方、前記(1) 使用原料、(c)
OH末端プレポリマーの項に記載のポリオールとポリイ
ソシアネートとを使用し、上記と同様にして製造したO
H末端プレポリマー、発泡剤、触媒及び整泡剤を混合
し、均一に攪拌する。上記NCO末端プレポリマーと発
泡成分とをそれぞれ所定の温度に調整し、NCO末端プ
レポリマーのイソシアネート当量と、OH末端プレポリ
マー及び発泡成分の合計水酸基当量の比が1.1になる
割合で混合、攪拌した後、金型中へ注型し、比較的低発
泡のポリウレタンエラストマーを得た。得られたエラス
トマーの物性を上記方法に従って測定した。その結果を
表2に示す。 【0021】 【表2】【0022】表2の結果によれば、OH末端プレポリマ
ーと、主たる発泡剤として水を含む発泡成分を使用した
実施例1〜4では、得られたエラストマーは、OH末端
プレポリマーの製造に使用したポリエステルポリオール
の種類にかかわりなく、優れた引張強度、引裂強度等を
有し、且つ、耐久性試験の結果ではいずれも50万回の
繰り返し荷重の負荷の後も疲労破壊を生ずることがな
く、またヘタリ量も5〜6%程度で非常に優れた耐久性
を有することが分かる。更に、NCO末端プレポリマー
の粘度も1800〜2400センチポイズと取り扱い易
い範囲となっている。 【0023】一方、OH末端プレポリマーを使用しなか
った以外は、実施例1と同様にしてエラストマーを得た
比較例1では、引張強度、引裂強度及びNCO末端プレ
ポリマーの粘度では、各実施例と殆ど同等の性能を示し
ているが、耐久性試験では10万回の繰り返し負荷で試
片が疲労破壊し、従ってヘタリ量の測定はできなかっ
た。また、NCO末端プレポリマーを形成するためのポ
リイソシアネートとしてNDIを使用した比較例2で
は、機械的強度及び耐久性は各実施例と同等であり優れ
ているが、NCO末端プレポリマーの粘度が各実施例の
倍程度になっており、この点において非常に劣っている
ことが分かる。尚、本発明においては、前記具体的実施
例に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の
範囲内で種々変更した実施例とすることができる。 【0024】 【発明の効果】発明の微細セル構造ポリウレタンエラ
ストマーは、ポリイソシアネートとしてMDIを使用し
た場合の、NCO末端プレポリマーの粘度が低く取り扱
い易いという長所を維持しつつ、且つ、従来その欠点と
されていた大荷重を繰り返し受けた場合の疲労破壊或い
はヘタリが改良され、その耐久性がポリイソシアネート
としてNDIを使用した場合と同等のエラストマーであ
る。また、OH末端プレポリマーを形成するためのポリ
イソシアネートとして、TODIを使用することによ
り、特に優れた耐久性を有するエラストマーが得られ
る。更に、発明では、上記NCO末端プレポリマーの
粘度が2500センチポイズ以下であって、エラストマ
ー製造時の作業性に優れ、且つ、エラストマーの耐久性
試験における耐久回数が50万回以上、ヘタリ量が10
%以下である微細セル構造ポリウレタンエラストマーを
得ることができる。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 イソシアネート末端プレポリマー、水酸
    基末端プレポリマー及び発泡成分を混合、攪拌し、発泡
    硬化させて得られる微細セル構造ポリウレタンエラスト
    マーにおいて、 上記イソシアネート末端プレポリマーは、数平均分子量
    が1000〜3000のポリエステルポリオールと、ジ
    フェニルメタン−4,4’−ジイソシアネートとを、
    1:0.2〜0.6の重量比で反応させて得られ、上記
    水酸基末端プレポリマーは、上記ポリエステルポリオー
    ル1モルに対して、3,3’−ジメチル−4,4’−ビ
    フェニレンジイソシアネートを0.05〜0.5モル反
    応させたものであり、上記水酸基末端プレポリマーは、
    上記イソシアネート末端プレポリマー生成のために使用
    されるポリエステルポリオールを100重量部とした場
    合に0.1〜1.0重量部使用され、また、上記発泡成
    分は主たる発泡剤として水を含むものであることを特徴
    とする微細セル構造ポリウレタンエラストマー。
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