JPH10249978A - バリア性積層体 - Google Patents

バリア性積層体

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JPH10249978A
JPH10249978A JP6435497A JP6435497A JPH10249978A JP H10249978 A JPH10249978 A JP H10249978A JP 6435497 A JP6435497 A JP 6435497A JP 6435497 A JP6435497 A JP 6435497A JP H10249978 A JPH10249978 A JP H10249978A
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JP
Japan
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moisture
oxygen barrier
layer
oxygen
proof
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JP6435497A
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English (en)
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Shinichi Koga
慎一 古賀
Takashi Kawakou
隆 河向
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた防湿性能、及び酸素バリア性能を併せ
持ち、且つ古紙として再生可能なバリア性積層体を提供
する。 【解決手段】 紙支持体A、防湿層B、酸素バリア層C
を順次積層させて成るバリア性積層体であって、前記積
層体の、JIS Z0208 B法による透湿度の値は
40g/m2・24hr・atm以下、及びJIS K7126
B法による酸素透過度の値は100cc/m2・24hr・atm以
下であり、且つ古紙として離解・再生が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種フレキシブル
包装用途、または紙器用途等に用いる基材として、高い
酸素バリア性、及び優れた防湿性を併せ持ち、且つ離解
可能なバリア性積層体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、包装材料は単に物を包むという機
能だけではなく、例えば各種鮮度保持包装材料や、常温
流通が可能なレトルト殺菌包装材料等のような、プラス
αの高い機能を持たせた包装材料が次々と開発上市され
ている。これら包装材料に求められる機能は多岐にわた
るが、とりわけ内容物が食品や医療品等である場合に
は、その品質の劣化防止のために高い防湿性、または高
い酸素バリア性が重要となってくる。
【0003】通常、このようなバリア性基材は、ポリ塩
化ビニリデン樹脂やエチレン−ビニルアルコール共重合
体、ポリアクリロニトリル等のガスバリア性樹脂を、ポ
リオレフィン系フィルムやポリエステルフィルム等の基
材上に塗工、またはラミネートしたものや、フィルム同
士を貼合したもの、またはこれらを共押し出しフィルム
として複合化したもの等が使用されている。
【0004】中でも特にポリビニルアルコールやエチレ
ン−ビニルアルコール共重合体等は水素結合による強い
分子間凝集力によって極めて高い酸素バリア性を示すう
えに塩素フリーであるため、汎用的なバリヤ性を要する
包装材料には最も適した素材である。しかしこれらビニ
ルアルコール系樹脂は高湿度下におかれた場合、樹脂中
の親水性基に水分が吸着し、分子間凝集力が弱まること
によって酸素バリア性が大幅に低下してしまうと言う欠
点もある。このことから通常、これらビニルアルコール
系樹脂を包装材料として用いる場合には、前述の如く水
蒸気透過性の低いポリオレフィン等と多層化し、ビニル
アルコール系樹脂表面の水蒸気分圧を低下させ、湿度の
影響を少なくさせて用いられている。
【0005】このような問題点を持つポリビニルアルコ
ール系樹脂をうまく応用した包装材料としては、例えば
紙支持体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、ポリオレフ
ィン系樹脂フィルムの順で積層させた多層フィルム(特
公昭52−24948号公報)や、合成樹脂フィルム/
エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物/ポリオレフィン
フィルムの順で積層させ、各層間に吸水性樹脂を含有さ
せた接着剤層を設けたもの(特開昭63−120643
号公報)、エチレン−酢酸ビニル共重合ケン化物に遷移
金属化合物等の酸化触媒を添加し、これをポリオレフィ
ン樹脂等と混合して溶融射出成形したもの(特開平4−
211444号公報)等が多数開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしいずれもプラス
チックフィルムとの積層構造や、その混合物として溶融
射出成形されたものがほとんどであり、またビニルアル
コール系樹脂単独で用いられる場合でも、高湿度下にお
ける酸素バリア性は未だ満足のいくレベルには至ってい
ない。またこのような包装材料において、例えば積層構
造を用いる場合、貼り合わせの際にはフィルムに傷がつ
いたり、ピンホールができないように注意する必要があ
り、またバリア層を溶液状で加工、またはラミネートす
る際には被着体へのぬれ性等が問題となってくる。
【0007】さらにここ数年、地球規模での環境問題が
深刻化する中、包装廃棄物の処理が社会的問題として取
り上げられ、業界としてもその対応を迫られるようにな
ってきている。前述の如き包装材料は、いずれも防湿性
/酸素バリア性には優れているものの、それ自体のリサ
イクル性については何等配慮されたものではなかった。
この様な社会的動向を背景に、容易に離解することがで
き、従って古紙として再生可能な防湿性/酸素バリア性
に優れた包装材料に対する研究開発の推進は、依然とし
て強く望まれているのが現状である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等はかかる現状
に鑑み、高い防湿性/酸素バリア性を併せ持つリサイク
ル可能な基材について鋭意検討を行った結果、以下の構
成を取ることによって上記の課題を解決できることを見
いだした。すなわち、本発明の第一は、紙支持体A、防
湿層B、酸素バリア層Cから成る積層構造を有する積層
体であって、前記積層体の、JIS Z0208 B法
による透湿度が40g/m2・24h・atm以下、及びJIS
K7126 B法による酸素透過度が100cc/m2・24h
・atm以下であり、且つ離解が可能であることを特徴とす
るバリア性積層体である。
【0009】本発明の第二は、防湿層Bが、フィロケイ
酸塩化合物と合成樹脂ラテックスから構成されているこ
と特徴とするバリア性積層体である。
【0010】本発明の第三は、酸素バリア層Cが、エチ
レン含有率25〜55モル%、ケン化度90%以上のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、またはケン化度
90%以上のポリビニルアルコール、多糖類から選択さ
れる少なくとも1種類から構成されることを特徴とする
バリア性積層体である。
【0011】本発明の第四は、酸素バリア層Cにフィロ
ケイ酸塩化合物が含まれていることを特徴とするバリア
性積層体である。本発明の第五は、防湿層B、及び/ま
たは酸素バリア層Cに含有されるフィロケイ酸塩化合物
が、カップリング剤で処理されていること特徴とするバ
リア性積層体である。
【0012】本発明の第六は、防湿層B、及び/または
酸素バリア層Cに水素結合性基用架橋剤が含まれている
ことを特徴とするバリア性積層体である。
【0013】
【発明実施の形態】
【0014】以下本発明について詳述する。本発明は、
積層体の透湿度はJIS Z0208 B法で測定した
値が40g/m2・24h・atm以下、及び酸素透過度はJIS
K7126 B法で測定した値が100cc/m2・24h・a
tm以下である。本発明において、紙支持体上に第1層目
として、それ自体は水蒸気や酸素を通さない平板状の顔
料の顔料であるフィロケイ酸化合物を合成樹脂ラテック
スと混合して防湿層を形成させたところ、平面的には水
蒸気の透過面積が小さくなること、また厚み方向では平
板状顔料が塗工層表面に対して平行に配列して積層する
ため、塗工層中の水蒸気は平板状顔料を迂回しながら透
過する結果、水蒸気の所要透過距離が大となること等の
理由から、大幅に防湿性能が向上することを見いだした
(特開平9−21096号公報)。
【0015】本発明で使用するフィロケイ酸塩化合物
(層状構造を有する層状ケイ酸塩化合物)は平板状顔料
である。フィロケイ酸塩化合物に属するものは板状また
は薄片状であって明瞭な劈開を有し、カオリナイト(カ
オリン鉱物)、雲母族、脆雲母族、パイロフィライト、
タルク、スメクタイト、バーミキュライト、緑泥石、セ
プテ緑泥石、蛇紋石、スチルプノメレーン、モンモリロ
ナイト等がある。これらの中でも雲母族、タルクが好ま
しい。雲母族には、白雲母(マスコバイト)、絹雲母
(セリサイト)、金雲母(フロコパイト)、黒雲母(バ
イオタイト)、フッ素金雲母(人造雲母)、紅マイカ、
ソーダマイカ、バナジンマイカ、イライト、チンマイ
カ、パラゴナイト、ブリトル雲母等が挙げられる。
【0016】これらのフィロケイ酸塩化合物のうち、白
雲母、絹雲母が粒子径の大きさ、アスペクト比(平均直
径を厚さで除した数値)などの点から好適である。本発
明では平板性(平板状)が保持されている顔料であれば
よいが、より好ましい平均粒子径範囲として、防湿層に
用いる場合は1μm〜100μm、さらに好ましい平均
粒子径範囲としては5μm〜50μm である。
【0017】平均粒子径が1μm 未満のものは塗工層
中での平板状顔料の配向が支持体に対して平行になりに
くく、また100μmを超えて大きくなると平板状顔料
の一部が塗工層から突き出たり、平板状顔料の厚みが数
μm程度となるに伴い、配向した平板状顔料の塗工層中
における層数が少なくなってしまうために防湿性能向上
効果が減少する。
【0018】またこれらフィロケイ酸塩化合物を酸素バ
リア層に用いる場合は、平均粒子径が0.1μm〜30
μm、さらに好ましくは0.5μm〜20μmの範囲で
ある。この範囲を越える粒子径のものに関しては、前述
と同様の理由により酸素バリア性向上効果が減少するた
め、本発明には適さない。
【0019】またいずれの層に用いる場合も、好ましい
アスペクト比は5以上であり、特に好ましくはアスペク
ト比が10以上の平板状顔料である。アスペクト比が5
未満のものは塗工面に対して平行に配向できなくなるた
め防湿/酸素バリア性能が劣る。アスペクト比は大きい
ほど平板状顔料の塗工層中における層数が大きくなるた
め高い防湿/酸素バリア性能を発揮する。
【0020】本発明の防湿層に用いられる合成樹脂ラテ
ックスは、スチレン−ブタジエンラテックス(SB
R)、アクリル−スチレンラテックス、メタクリレート
−ブタジエンラテックス、アクリルニトリル−ブタジエ
ンラテックスなどが挙げられるが、耐水性が良好で、伸
びがよく折割れによる塗工層の亀裂が生じにくいために
スチレン−ブタジエンラテックスが好適である。またス
チレン−ブタジエンラテックスは(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリロニトリ
ル、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル
酸アミド、(メタ)アクリルグリシジルエーテルなどで
変性されたスチレン−ブタジエンラテックス(変性SB
R)を使用しても構わない。
【0021】また、本発明においては、第2層目とし
て、前記防湿層上にケン化度90%以上のポリビニルア
ルコール、またはケン化度90%以上のエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物、または多糖類を塗工して酸素
バリア層を形成させたところ、原紙面が高湿度中にさら
されても酸素バリア性の大幅な低下は見られず、またこ
のような極性基を持つポリマーは塗工後の乾燥工程にお
いて塗膜の結晶化が促進され易く、ピンホール等も発生
しにくいことからラミネート加工や共押し出し加工時よ
りもさらに薄い膜厚(3〜4μm)にて同等の酸素バリ
ア性が得られることから廃棄後の離解も可能となること
を見いだした。
【0022】本発明の酸素バリア層に使用される樹脂と
しては、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニ
リデンと塩化ビニルまたはアクリル酸メチルとの共重合
体、ポリアクリロニトリル、ポリアクリル酸及びそのエ
ステル、ポリアクリロニトリルとアクリル酸エステルと
の共重合体、ポリエチレン−イソフタレート共重合体、
多糖類、液晶ポリエステル等が挙げられるが、高い酸素
バリア性を有し、且つ塩素フリーで溶液状加工が可能な
ポリビニルアルコール、またはエチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物、多糖類が中でも好適である。
【0023】特に本発明において使用するポリビニルア
ルコール、及びエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
のケン化度は90%以上であり、いずれも好ましくは9
5%以上である。またエチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物については、そのエチレン含有率が25〜55モ
ル%の範囲にあることが好ましい。この場合、ポリビニ
ルアルコール、またエチレン−酢酸ビニル共重合体のケ
ン化度が90%以下、またはエチレン含有率が55モル
%以上になると、分子間凝集力の低下や、ぬれ性の低下
等の理由より、十分な酸素バリア性や印刷適性等の塗膜
物性が劣化してしまう恐れがある。
【0024】また本発明において使用する多糖類として
は、澱粉またはその変性物、デキストラン、キチン、キ
トサン、グリコーゲン、マンナン、グルコマンナン、ペ
クチン、セルロースまたはその変性等が挙げられる。前
記酸素バリア性樹脂はいずれも溶液状であることが好ま
しく、本発明においてはポリビニルアルコール、及び多
糖類の場合はその水溶液が、またエチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物の場合は、水/プロピルアルコールや
水/ブチルアルコール等、すでにエチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物の溶媒として公知のものに溶解させた
ものが使用される。
【0025】また、防湿層、酸素バリア層を構成する混
合塗料中に、架橋剤もしくはカップリング剤を添加する
ことによって、さらなる防湿性能の向上が望めることも
判った。この場合、架橋剤は合成樹脂ラテックスの架橋
密度を上げることにより、またカップリング剤は合成樹
脂ラテックスと平板状顔料との親和性を高めて両者の界
面における微少な空隙を減少させることにより、水蒸気
の透過を阻害して防湿性能が大幅に向上するものと思わ
れる。
【0026】また前記酸素バリア層に、平板状顔料や架
橋剤、またはカップリング剤等を併用するとによって、
前記防湿層の場合と同様の効果から酸素バリア性のさら
なる向上が可能であり、同時に平板状顔料の配合によっ
て塗膜の連続性が低下することから基材の離解性も向上
する。
【0027】本発明において、フィロケイ酸塩化合物の
表面処理に使用されるカップリング剤としては、親水基
部分にSiを含むシランカップリング剤、親水基部分に
Tiを含むチタネートカップリング剤、親水基部分にA
lを含むアルミニウムカップリング剤等が挙げられる。
このようなカップリング剤には、γ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−
アミノプロピルメチルジメトキシシラン、イソプロピル
トリ(N−アミノエチル)チタネート等が挙げられる。
カップリング剤の構造は、フィロケイ酸塩化合物のよう
な無機化合物と相互作用する親水基と、樹脂のような有
機化合物と相互作用する疎水基に大別され、特にその親
水基部分はTi、Al等の金属元素やSiに結合したア
ルコキシ基を加水分解して得られる。
【0028】この親水基と無機化合物の反応性は無機化
合物がガラス、シリカ、アルミナ、タルク、クレー、マ
イカなどのように表面に水酸基を有する場合に高い。チ
タネートカップリング剤は無機化合物が炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、硫酸カルシウムでも反応性が高い。
一方、カップリング剤の疎水基部分については、疎水基
部分が有機オリゴマーである場合、無機化合物表面に高
分子有機質の被膜を形成し、表面を完全に疎水化して樹
脂マトリックスとの接着性を高める効果がある。また、
疎水基部分がエポキシ基、ビニル基、アミノ基等の反応
性有機官能基を有する場合、その官能基と樹脂マトリッ
クスの反応性官能基とが架橋し、より一層樹脂マトリッ
クスとの接着性が高まる。したがって、カップリング剤
の疎水基部分の組成は親和相手である樹脂との相溶性で
決まる。
【0029】カップリング剤の添加量はフィロケイ酸塩
化合物100重量部(固形分)に対して0.1〜5重量
部(固形分または有効成分)、好ましくは0.5〜2重
量部である。添加量が0.1重量部未満の場合、カップ
リング剤によるフィロケイ酸塩化合物表面の被覆が不十
分となるため好ましくなく、5重量部を越える場合、カ
ップリング剤の効果が頭打ちとなるため不経済である。
【0030】さらに本発明においては、防湿層、及び酸
素バリア層に含まれるカルボキシル基やアミド基、水酸
基等の水素結合性基と反応して樹脂を架橋、高分子化
(三次元網目構造)、あるいは疎水化し、塗膜物性(耐
水性、表面強度等)をさらに向上させることが好まし
い。このような水素結合性基用架橋剤としては、(1)
メチロール基を有し、水素結合性官能基と脱水反応を起
こすもの(メラミン−ホルムアルデヒド縮合反応生成物
など)、(2)アルデヒド基を有し、水素結合性官能基
と付加反応を起こすもの(グリオキザールなど)、
(3)エポキシ基を有し、水素結合性官能基と開環付加
反応を起こすもの(ポリグリシジルエーテル化合物な
ど)、(4)多価金属を有し水素結合性官能基と配位結
合および共有結合を形成するもの(炭酸ジルコニウムな
ど)、(5)溶液中でカチオン性を示しアニオン性官能
基とイオン結合を形成するもの(ポリアミドアミンポリ
尿素樹脂など)などがある。
【0031】水素結合性基用架橋剤の配合量は樹脂10
0重量部(固形分)に対して0.01〜10重量部(固
形分または有効成分)、好ましくは0.1〜5重量部が
望ましい。架橋剤の配合量が0.01重量部未満の場
合、架橋剤と水素結合性官能基との反応性が著しく低下
するため好ましくなく、10重量部を越えても透湿度や
酸素バリア性の向上が頭打ちとなったり、未反応の架橋
剤が析出するなどの問題が発生するため好ましくない。
【0032】以上の材料をそれぞれ配合したものを防湿
性/酸素バリア性塗料とするが、このとき必要とあら
ば、ポリカルボン酸などの分散剤、消泡剤、界面活性
剤、色合い調成剤を添加したりすることができる。次い
でこの塗料を常法により紙支持体上に順次塗工していく
ことによって防湿層、及び酸素バリア層を形成する。各
機能層の積層順は紙支持体/防湿層/酸素バリア層の構
成が最も好ましく、必要であればさらに酸素バリア層上
に本発明による防湿層を再度積層させたり、またはポリ
オレフィン樹脂やアクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル
共重合体部分ケン化物等で構成されるヒートシール層、
パラフィンワックスやモンタンワックス等から構成され
る撥水層等、必要に応じて各種機能層を設けても何等差
し支えはない。
【0033】また塗工設備として特に限定はしないが、
ブレードコーター、バーコーター、エアナイフコーター
などの塗工表面をスクレイプする塗工方式が、平板状顔
料を配合した場合、その配向を促す傾向があるので好ま
しい。防湿層の塗工量は固形分として15〜40g/
2、好ましくは20〜35g/m2であり、また酸素バ
リア層の塗工量は固形分として0.5〜10g/m2、好
ましくは2〜5g/m2である。
【0034】本発明に用いられる紙支持体は機械的離解
作用により水中で分散しやすいパルプを主成分とするも
のであれば特に制限はないが、包装用途として一般的に
用いられている晒または未晒クラフト紙(酸性紙または
中性紙)、またはダンボール用、建材用、白ボール用、
チップボール用等に用いられる板紙等が好適である。ま
た前記紙支持体は、いずれも古紙が配合されたものであ
っても何等差し支えはない。
【0035】以下に実施例を示し本発明を具体的に説明
する。特に断らない限り「部」及び「%」はそれぞれ
「重量部」及び「重量%」を表す。
【実施例】
<実施例1>50重量部の水に合成樹脂ラテックスHO
J4027(SBRラテックス、固形分48%:日本ゼ
オン(株)製)100重量部を加えて攪拌し、フィロケ
イ酸塩化合物マイカA21(白雲母、平均粒子径22μ
m、アスペクト比20〜30:山口雲母工業所(株)
製)50重量部を添加、攪拌して防湿性塗料を調整し、
晒クラフト紙(坪量70g/m2、厚さ100μm)にメ
イヤーバーを用いて手塗りにより固形分として30g/
2塗工後、145℃で乾燥させてまず防湿層を設け
た。
【0036】次いで、水/2−プロパノールが1:1の
混合比で調整された溶媒50重量部にエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物SoarnolD16(固形分1
6%、ケン化度90%以上、エチレン含有率29モル
%:日本合成化学工業(株)製)50重量部を加え、塗
料温度を50℃に保持した状態で攪拌を行った。得られ
た酸素バリア性塗料をメイヤーバーを用いて手塗りによ
り固形分として4g/m2塗工後、120℃で乾燥させて
酸素バリア層を設け、これよりバリア性積層体を得た。
得られた積層シートを用い、下記に示す試験方法にてシ
ートの離解性、透湿度、酸素透過度について試験し、そ
の評価を行った。
【0037】(1)離解試験 約3cm四方の防湿シート8gを500mlの水ととも
に家庭用ミキサー(刃は繊維を切らないようにヤスリで
削り落としたものを使用)で1分30秒間攪拌した。得
られたスラリーをフラットスクリーン(10カット)に
かけ、そのリジェクト分をパルプ濃度1.5%のスラリ
ーに再調整した後、150メッシュ金網を備えた実験室
用角型シートマシンにより、坪量70g/m2の手抄きシ
ートを作成した。未離解物(フィルム片、紙片等)の有
無を目視で評価し、未離解物を含まない物を○、含む物
を×とした。
【0038】(2)透湿度の測定 JIS Z0208 B法(カップ法)で塗工面を外側
にして測定を行った。
【0039】(3)酸素透過度の測定 JIS K7126 B法(等圧法)で塗工面を酸素検
出器側にして測定を行った。
【0040】<実施例2>50重量部の水にカップリン
グ剤KBM603(アミノシランカップリング剤、有効
成分98%以上:信越化学工業(株)製)を0.5重量
部添加、攪拌後、合成樹脂ラテックスHOJ4027
(SBRラテックス、固形分48%:日本ゼオン(株)
製)100重量部を加えて攪拌し、フィロケイ酸塩化合
物マイカA21(白雲母、平均粒子径22μm、アスペ
クト比20〜30:山口雲母工業所(株)製)50重量
部を添加、攪拌してこれを防湿性塗料としたこと以外は
実施例1と同様にしてバリア性積層体を得た。得られた
積層シートを用いて実施例1と同様にして試験し、品質
を評価した。
【0041】<実施例3>実施例1と同様に調整した防
湿性塗料100重量部に架橋剤デナコールEX614B
(ソルビトールポリグリシジルエーテル、有効成分98
%以上:ナガセ化成(株)製)1重量部を添加、攪拌し
たこと以外は実施例1と同様にしてバリア性積層体を得
た。得られた積層シートを用いて実施例1と同様にして
試験し、品質を評価した。
【0042】<実施例4>実施例1で得たバリア性積層
体の酸素バリア層上に、実施例1と同様に調整した防湿
性塗料を、メイヤーバーを用いて手塗りにより固形分と
して20g/m2塗工後、145℃で乾燥させることによ
ってさらに防湿層を設けたこと以外は実施例1と同様に
してバリア性積層体を得た。得られた積層シートを用い
て実施例1と同様にして試験し、品質を評価した。
【0043】<実施例5>酸素バリア層に用いる酸素バ
リア性塗料をPVA117(ポリビニルアルコール、ケ
ン化度98.7%:(株)クラレ製)に変更したこと以
外は実施例1と同様にしてバリア性積層体を得た。得ら
れた積層シートを用いて実施例1と同様にして試験し、
品質を評価した。
【0044】<実施例6>酸素バリア層に用いる酸素バ
リア性塗料を澱粉(王子エースA:王子コーンスターチ
(株)製)に変更したこと以外は実施例1と同様にして
バリア性積層体を得た。得られた積層シートを用いて実
施例1と同様にして試験し、品質を評価した。
【0045】<実施例7>水/2−プロパノールが1:
1の混合比で調整された溶媒50重量部にエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物SoarnolD16(固形
分16%、ケン化度90%以上、エチレン含有率29モ
ル%:日本合成化学工業(株)製)50重量部を加え、
塗料温度を50℃に保持した状態で攪拌し、次いでフィ
ロケイ酸塩化合物マイカA11(白雲母、平均粒子径3
μm、アスペクト比20〜30:山口雲母工業所(株)
製)4重量部を添加、攪拌してこれを酸素バリア性塗料
とした。それ以外は実施例1と同様にしてバリア性積層
体を得た。得られた積層シートを用いて実施例1と同様
にして試験し、品質を評価した。
【0046】<実施例8>水/2−プロパノールが1:
1の混合比で調整された溶媒50重量部にエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物SoarnolD16(固形
分16%、ケン化度90%以上、エチレン含有率29モ
ル%:日本合成化学工業(株)製)50重量部を加え、
塗料温度を50℃に保持した状態で攪拌し、次いでカッ
プリング剤KBM603(アミノシランカップリング
剤、有効成分98%以上:信越化学工業(株)製)を
0.04重量部添加、攪拌後、フィロケイ酸塩化合物マ
イカA11(白雲母、平均粒子径3μm、アスペクト比
20〜30:山口雲母工業所(株)製)4重量部を添
加、攪拌してこれを酸素バリア性塗料とした。それ以外
は実施例1と同様にしてバリア性積層体を得た。得られ
た積層シートを用いて実施例1と同様にして試験し、品
質を評価した。
【0047】<実施例9>実施例1と同様に調整した酸
素バリア性塗料100重量部に架橋剤デナコールEX6
14B(ソルビトールポリグリシジルエーテル、有効成
分98%以上:ナガセ化成(株)製)0.08重量部を
添加、攪拌したこと以外は実施例1と同様にしてバリア
性積層体を得た。得られた積層シートを用いて実施例1
と同様にして試験し、品質を評価した。
【0048】<比較例1>晒クラフト紙(坪量70g/
2、厚さ100μm)にポリエチレンを片面20μm
ラミネートしたポリエチレンラミネート紙を酸素バリア
性防湿シートとし、得られたシートを用いて実施例1と
同様にして試験し、品質を評価した。
【0049】<比較例2>合成樹脂ラテックスHOJ4
027(SBRラテックス、固形分48%:日本ゼオン
(株)製)100重量部を防湿性塗料としたこと以外は
実施例1と同様にしてバリア性積層体を得た。得られた
シートを用いて実施例1と同様にして試験し、品質を評
価した。
【0050】<比較例3>実施例1において酸素バリア
層を設けなかったこと以外は実施例1と同様にして積層
シートを得た。得られたシートを用いて実施例1と同様
にして試験し、品質を評価した。
【0051】<比較例4>酸素バリア層に用いる酸素バ
リア性塗料をPVA217(ポリビニルアルコール、ケ
ン化度88%:(株)クラレ製)に変更したこと以外は
実施例1と同様にしてバリア性積層体を得た。得られた
積層シートを用いて実施例1と同様にして試験し、品質
を評価した。
【0052】<比較例5>厚さ50μmのポリエチレン
テレフタレート製フィルムにポリウレタン系接着剤を用
いて膜厚3μmのアンカーコート処理を施し、次いで実
施例1と同様の酸素バリア性塗料を調整した後、これを
前記アンダーコート層上にメイヤーバーを用いて手塗り
により固形分として4g/m2塗工後、120℃で乾燥さ
せることによって酸素バリア層を設けてバリア性積層体
を得た。得られた積層シートを用いて実施例1と同様に
して試験し、品質を評価した。以上、実施例及び比較例
において得られた測定結果を表1及び表2に示す。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】表2から明らかなように、紙支持体上に合
成樹脂ラテックスとフィロケイ酸塩化合物の混合組成物
等から構成される防湿層、及びポリビニルアルコール系
樹脂、多糖類等から構成される酸素バリア層が順次積層
され、また必要に応じて各層にカップリング剤や架橋
剤、フィロケイ酸塩化合物等が配合されているバリア性
積層体は、防湿性、酸素バリア性が共に良好であり、且
つ離解性も良好であることが伺える(実施例1〜実施例
8)。
【0056】一方、ポリエチレンラミネート紙は酸素バ
リア性、及び離解性が(実施例1)、防湿層がラテック
スのみで構成されたものは防湿性が共に不十分である
(実施例2)。また酸素バリア層にケン化度の低いポリ
ビニルアルコールを用いた場合(実施例4)、さらには
酸素バリア層自体を設けなかった場合は当然のことなが
ら酸素バリア性は低い(実施例3)。基材にプラスチッ
クフィルムを使用し、かつフィルム表面のぬれ性を高め
た状態でポリビニルアルコール系樹脂を酸素バリア層と
して設けた場合は、非常に優れた防湿性、及び酸素バリ
ア性を示すが、離解できないためもはや古紙として再生
は不可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明は、紙支持体上に合成樹脂ラテッ
クスとフィロケイ酸塩化合物の混合組成物等から構成さ
れる防湿層、及びポリビニルアルコール系樹脂や多糖類
等から構成される酸素バリア層を順次積層させることに
よって、高い防湿性/酸素バリア性を併せ持ち、且つ離
解可能であり使用後に古紙再生できるバリア性積層体を
提供するという効果を奏する。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により作製された酸素バリア性防湿積層
体の断面図(1)
【図2】本発明により作製された酸素バリア性防湿積層
体の断面図(2)
【符号の説明】
1 紙支持体A 2 防湿層B 3 酸素バリア層C 4 その他の機能層(または2)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙支持体A、防湿層B、酸素バリア層C
    から成る積層構造を有する積層体であって、前記積層体
    のJIS Z0208 B法による透湿度が40g/m2
    ・24h・atm以下であり、JIS K7126 B法による
    酸素透過度が100cc/m2・24h・atm以下であり、且つ離
    解可能であることを特徴とするバリア性積層体。
  2. 【請求項2】 防湿層Bが、フィロケイ酸塩化合物と合
    成樹脂ラテックスから構成されていること特徴とする請
    求項1記載のバリア性積層体。
  3. 【請求項3】 酸素バリア層Cが、エチレン含有率25
    〜55モル%、ケン化度90%以上のエチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体ケン化物、またはケン化度90%以上のポ
    リビニルアルコール、多糖類から選択される少なくとも
    1種類から構成されることを特徴とする請求項1〜2記
    載のバリア性積層体。
  4. 【請求項4】 酸素バリア層Cにフィロケイ酸塩化合物
    が含まれていることを特徴とする請求項1〜3記載のバ
    リア性積層体。
  5. 【請求項5】 防湿層B、及び/または酸素バリア層C
    に含有されるフィロケイ酸塩化合物が、カップリング剤
    で処理されていること特徴とする請求項1〜4記載のバ
    リア性積層体。
  6. 【請求項6】 防湿層B、及び/または酸素バリア層C
    に水素結合性基用架橋剤が含まれていることを特徴とす
    る請求項1〜5記載のバリア性積層体。
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